659 :
名無しさん:
月末のある支店 フィューチャリング○○君
早朝7時50分
未達成収益が180万あり。朝から支店長は半狂い状態。収益にはハングリー!
朝から殺伐とした雰囲気。最悪のアトモスフィアー!フィアー!!!
メールを見るふりをし支店長は営業員全員を監視する。
ちゃんと案件表をまとめているか?やる気のなさそうな奴は居ないか?
監視をする目は今日も左右が違う方角を凝視する。テリー伊藤の目が
もっとひどくなったような状態を想像して欲しい。完全に狂っている。
営業員を視殺する目が一瞬止まる。○○の方を睨み付ける!
「タバコを吸いホンワカしてやがる!コイツを全員の前でツメ殺しにし
支店の士気をを上げる!ただ何のネタでツメ殺すとするか・・・。」
そんな支店長の思惑も知らず、二本目のタバコに火をつける○○。
660 :
名無しさん:04/06/07 23:12
(続き)
月末のある証券会社の支店
「おい!!!○○!!!オマエ何収益が出来てないのにヤニふかしてんだよ!
テメーが収益が出来ねーのは電話の件数が少ねーからだよ。ガムテープ、
持って来いやー!!」
ブルブル震える新人の男子社員に命じ、ガムテープを持ってこさせると
支店長が吠える。
「ゴラー!!月末ってことを忘れ、ホンワカ、フワフワなクソ野郎がどうなるか
よーくその目に焼き付けろ。正義!!!!」
ビリリリリリッ。○○を自分の席に座らせ電話の受話器を持たせるとガムテープ
で受話器とそれを握った手をグルグル巻きにした。
呆然と支店全員が○○と目が左右逆の方向を睨みながらガムテープを何重にも
巻きつける奇血害を見つめる。
「そこまでするかー?」「うわぁー、悲惨・・・」「ゼッテー、狂ってる」
下を向きうなだれる者。涙で目が充血している者。皆言葉を失う。
そしてこの後、更にこの奇血害から信じられない発言が飛び出す。
> タバコを吸いホンワカしてやがる!
なぜかワロタ
662 :
名無しさん:04/06/07 23:25
月末のある証券会社の支店
左手を受話器にグルグル巻きにされた○○。最悪の雰囲気が支店
の中を充満。更にここで奇血害支店長からきちがいコメントが出る。
「んんー。あー、便所行くのも申告制にしよう。おおー、それがいい。
もったいないのよ、時間が。」
「あのー、女性もでしょうか・・・・?」女性社員が聞く。
「当たり前。ションベンかウンコかも申告すべき!ウンコだと時間がかかるよ。
もーー、なーーー。ションベンは3分以内に戻れ。ウンコは5分以内。」
「・・・・・・・・・・。」皆、呆然。支店長の顔を見る。
笑ってやがる。ウヒヒヒヒヒヒヒ、これで収益達成!!っかんじのニヤニヤ。
セクハラ達成でニヤニヤではないのがある意味恐ろしい。
月末の支店はその奇血害雰囲気のために様々な奇怪な行動を支店長に取らせる。
まだ、朝だ!!!序の口だ!!!!
支店長の人格崩壊が始まる。
つづく
663 :
名無しさん:04/06/07 23:27
月末のある支店
前場が終わる。例のごとく会議室から怒声が響く。
そこへ内線。女子社員が取る。
「あっ、ぽんぽんさん。支店長ですか。会議中なんですが、
呼んできます。」
支店長がヨダレをたらしながら受話器を取る。その時にヨダレが
少し女子社員に掛かる。
「はい!代わりました。・・・・・。ヒィィィィィィイーー!
死刑執行役員がいらっしゃるんですかぁー!!いっ、いつ!?
えぇーーーーー!!もう着くころ!?」
受話器を置き、呆然とする支店長。
「いぎゃ嗚呼あああああああああああーーーーーーー!!!!
直さなくちゃ!収益ボードの数字!こんなんじゃマズイ!書き換える!」
低収益が書かれたボードに走りより各人の収益を書き換えていく!
それを唖然として見つめる営業員たち。「何を・・・・。そんなに出来ない。
そんなに書かれても・・・・・」
すべての収益の数字を20割増しにした支店長。両目が外側に寄り、
白目をむいている。ヨダレを垂らし恐ろしい笑顔を浮かべる。
「ヒヒヒヒヒヒヒヒ。月間収益達成!良かった。安心した。グエフェフェフェ」
つづく。
664 :
名無しさん:04/06/07 23:29
国際証券って、あの「死神証券」伝説のもとになった会社ですよね。
社員の方、乙です。
665 :
名無しさん:04/06/07 23:31
月末のある支店
水増しされた収益ボードを唖然と見つめる営業員。
支店長の奇声が飛ぶ。「ウリャアアー!!何、ボケェーとしてんだ!
早くハメろ!!時間がねーぞ!方法は問わねーー!!」
異様な満足げな薄ら笑いを浮かべる支店長。まるで前から殺したいと思ってた
ヤツをヒョンなことから絞殺してしまった時かのようなの表情である。
そこへ新人が走り寄る。「し、死刑執行役員がお見えになりました!」
「うわああああああーーー、は、早くお通ししろ!」
支店長は出迎えるため小走りで正面玄関にむかう。
「神が来る。神が降臨する。これで支店の士気があがる!ヒヒヒヒ!」
ゴォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーー!!!!!
666 :
名無しさん:04/06/07 23:35
月末のある支店
死刑執行役員のスピーチが終わる。延々と金融庁からの被害妄想と
手数料を稼げない人間への残酷な仕打ちを語った。
最後の一言が印象的だ。「あぁー、もー1回はいける!!えっ?
何かって?業務停止。だいじょぶっしょ。平気。平気。ヒャハハ!
潰せるわけが無い。それが分かってるトップセールスはもうがんばってるよ!
ドンドンやれ!ドンドンやれ!どーせ、捕まったらそいつのせいにしちゃうもん。
俺らは責任はヤだかんね。冗談じゃない。関与しない。関与してない。
まー、このスタンスで。」
死刑執行役員の隣で支店長が薄ら笑いを浮かべる。若干目が左右逆に寄っている。
「ホントかよ。こいつ本当なこんなこと考えてんかよ・・・・」
「こんなヤツが何で役員なんだ?」
「口がやたら臭い!!」
様々な営業員の思惑を残し、そして生ゴミのような口臭を残し死神は
帰っていった。
この後、営業員は水増しされた収益を埋めるため、すべての営業員が 行為
に手を染める事になる。
667 :
名無しさん:04/06/07 23:37
月末のある支店
死刑執行役員も去り、皆最後の収益稼ぎに取り掛かる。それに
してもエラい数字だ。とんでもない水増しをしてくれたものだ。
支店長はもう既に悠々と支店長室で惰眠を貪っていた。「だぁー!終わったぁー!!」次席が唸る。
「おおぉー、ちゅんと出来たぁー?ああん?」
支店長がノコノコと支店長室から出てきて収益ボードを確認し、コーヒーをすする。
月末の支店の夕方は比較的静かに暮れる。総務課長が最終日の手数料の明細を支店長に手渡す。
営業員は思い思いに来月(次の日)の案件表をまとめたり、
机を雑巾で拭いたり、談笑したりして過ごしている。時間は既に20時をまわっている。
ダッガーーーン!!!!!突然机が蹴り上げられる音!
「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァーーーーーー
ーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
支店長の奇声が響く。営業員が一斉に支店長を見る。
天を仰ぎ痙攣している支店長。ただならぬ状況である。一体何が起こったというのか。
「足りねー・・・。3万足りねー・・・。誰だ。未達カマしたのは
・・・。○○・・・。オメーか・・・。どうすんだ・・・。死刑執行役員に豪語しちまったんだぞ・・・。」
ぶるぶる震える○○。顔が青ざめている。
「きちがえる。」支店長が天を仰ぎながら呪文のように続ける。
「きちがえる。きちがえっていく。殺そう。そうしよう。しょうがない。奇血害になっても仕方が無い。」
キッと○○を睨みつける支店長は目が左右逆に寄りヨダレを垂れながしている。完全にキレている。
「イヒャァァァァァァァァァァァァァァァーーーー!!」
四季報を握り、振りかぶった瞬間に○○の右前頭部から血飛沫があがる。
「はえぇーーー!!」「で、デススロぉー!?」「キャー、○○さんっ!」
支店はたった3万の手数料のために収益達成に到らなかった。営業員全員は22時を回っても来月の予約を取らされるのであった。
犯罪者扱いの○○は暗い会議室に横たわっていた。
その左手には受話器がまるごとくくりつけられ、電話線から引きちぎられた電話機ごと放置されていた。
おわり。