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みんなでモナー日記を書こう!:
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| ういてるっつーの!
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8月 7日 晴れときどき抜け毛
今日は、友達とプールへ行った。
プールに入るとフサギコ君のまわりがみるみるうちに、抜け毛でいっぱいになった。
若ハゲだ。フサギコが若ハゲに侵されている。
まずいです。こもままではフサギコ君はただのギコになってしまいます。フサギコ君のアイデンティティ崩壊です。
「冬毛が抜けただけだよ!ゴルァ!」とフサギコ君は現実逃避していましたが、問題解決のためには現実を正視しなくてはなりません。ボク達はフサギコ君の言葉を無視することにしました。
まず、フサギコ君の抜け毛を集め、接着剤でくっつける事にしました。
みんなでせっせと毛をくっつけましたが、接着剤を使いすぎたせいで、なんだか透明なガムが全身にくっついているような状態になりました。
あまりにも見た目が酷いので、ボク達はフサギコ君についた接着剤を引き剥がしました。
ビリビリと、いう音と共に接着剤は引き剥がされました。フサギコ君は「ギャーーーー」と、叫びましたが、そんなことに心を配るほどボク達は人間ができていないので、無視しました。
接着剤を全て引き剥がすと、フサギコ君の毛は全て無くなっていました。どうやら残っていた毛が接着剤にくっつき、残った毛も一緒に抜いてしまったようです。
もはや、完全にフサギコ君はギコになってしまいました。
ボクは「例え毛が全てなくなっても、フサギコはフサギコのままさ。」と、詭弁を吐くと、フサギコ君は納得してくれました。責任回避ができました。これで一安心です。
その夜、フサギコ君が泣きながら僕の家にきました。
「お、お母さんが、お、お前誰だって。ヒック」
人生について一つ勉強になった日でした。