(=゚ω゚)ノ ぃょぅと語る、ぃょぅの部屋

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169( ´∀`)さん
それは、私が5年生のときの春休みのことでした。
そろばん塾からの帰り道、すっかり暗くなった道を急いでいると、
もう暖かくなってきたのにコートを着たおじさんが道の真ん中に 立っていました。
ちょっと気味が悪いので目を合わせないように通り過ぎようとしたら、突然
「お嬢ちゃん、いいものを見せてあげる」
と言って、私が返事をする間もなく、コートの前を広げました。
すると、コートの中にいましたよ!マララーが!
私はマララーが本当にいたとしたら、もっと大きいのかと思っていたので、思わず
「こんなに小さいの?!かわいい!」
と言ってしまったんです。
するとおじさんはすごく悲しそうか顔をしてコートを閉じてしまい、
マララーを隠したまま走って逃げてしまいました。
もっとマララーを見たかったのに・・・色々お話もしたかったのに。
あのおじさんは、それ以降会うことはできませんでした。
でも、これだけは言えます。
マララーはいます。