ギコモナ塾第二期開講

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18臨時軍ヲタ講師(ユルい)
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   |軍産複合体というのはまあ軍需産業のすごいヤツの事だ。
   |冷戦下のアメリカではソビエトという実際の脅威が
   |存在したため、軍事費は膨張の一途を辿った。
   |その利権を失わないために自然発生的に生じたものだ。
   |存在理由はゼネコンと変わらないが、予算規模が凄まじい
   |ので、やり口もそれに応じてすごいものがあった。
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   | / |軍需産業の利益構造
   V. .|・軍隊の装備品は税金で購入維持される
      |・装備品はどこかの企業が作り納入する。
      |・軍事予算の額の変化と、その企業の収益には
      | 密接な関係ができる
.   Λ Λ    。    。   Λ_Λ
   (@`@`゚Д゚)  /      \ (´∀` )
   /   つ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ⊂     )
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軍事予算は議会の承認を得ないと駄目なので企業による
活発なロビイ活動が現在も行われています。
軍事費として要求する予算案は国防省が作成するため、
国防省に対しては企業側から新規予算の獲得理由となる
新装備の研究、や既存装備の維持・改善などの提案が行われます。
軍産複合体は別に明文化された協定を作って共同体を
為しているわけではないので、企業同士は仲良くないです。
冷戦終結後、世論に勝てずアメリカは軍事予算を削減しましたが、
(それでも2@`888億ドル、約30兆円)そのあおりを受けて
企業の吸収合併などの再編が活発になっています。
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