--------本スレとは関わりをもつような、もたないような世界
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( ゚ω゚) <KOF3 さいてん、ほかんは↓から
。ノДヽ。
bb
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「どいてよ!」
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2
たくさんの小さな子どもが、男に言いました
「どいてよ!邪魔なんだ!」
「どこにいくの?」
「戦場さ」
「なにをしに」
「戦争を終わらせるためだよ」
./V\ ΛΛ
(,, ・−・) (゚ー゚*]
( £ ) ▲?▲ Λ_,,,)~
| | | (゚∀゚+) (゚∀~*Λ_Λ
(__)_) ( λ_λ ( (∀` ミ
(・∀・,,) ( )
( ) ∪∪
3
小さな子どもは、胸を張って言いました
「僕達が戦争を終わらせるんだ。それをがんばるんだ!」
「そう。君達で戦争が終わるの?」
「そうさ!そう言われてきたからね」
./V\ ΛΛ
(,, ・−) (ー゚*]
( £) ▲?▲ Λ_,,,)~
| | | E= (∀゚*) (∀~*Λ_Λ
(__)_) ( λ_λ( )(∀`*ミ
(∀・ *) ( )
( ) ∪∪
4
「へぇ。じゃあ、がんばってね」
「うん!」
たくさんの小さな子どもは、道を通って
遠くへ、遠くへ走って行きました
ΛΛ
[*゚ー゚)
▲?▲ Λ_,,,)~ /V\
(゚∀゚+) (゚∀~*Λ_Λ (・−・ ,,)) ))
( λ_λ ( 彡´∀∩ ( £/
(∀< ,,) ( ノ | | |
( ) ∪∪ (__)_)
5
男はそれを見送っていると
/V\
(・−・ ,,)
( £)
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(__)_)
6
疲れた様子の青年が、隣に
いるのに気がつきました
「どうしたんですか?」
「あんなことをいったがな」
/V\ λ_,,,
(,, ・−・) (,,´−)
( £) (;; ;;;|
| | |. |;; ;;;|
(__)_) ∪∪
7
青年は唐突に語りだしました
「戦争など、終わらない。誰が行ってもな」
「どうして?」
「全てが破壊されないと、終わらないんだ。それが戦争さ」
/V\ λ_,,,
(,, ・−・) (−`,,)
( £) |;;; ;;)
| | |. |;; ;;;|
(__)_) ∪∪
8
「でも、あの子達は終わると信じてたみたいですけど」
「俺がそういったんだ」
「なぜ?」
「それが、俺ににいわれたことだからだ」
青年はため息をついて
/V\ λ_,,,
(,, ・−) (ー`;)
( £) |;;; ;;)
| | |. |;; ;;;|
(__)_) ∪∪
9
「堂々巡りなんだよ。子ども達が行って、そして生き残ったものは
弱者とされ、そしてまた子ども達に
俺よりつよいのだから、お前達なら終わらせることが出来ると
それの繰り返しなんだ」
「ふぅん」
男は、頷きました
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| アパム!アパム!次の!次の捨て駒持ってこい!アパーーーム!
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/ ̄ ̄ \ジンインブソク
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/| ̄ ̄|\/_ ヽ |____ |∩(・∀・;||┘ | ̄ ̄| ̄ ̄|
/ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄| (´д`; ||┘ _ユ_II___ | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
/ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|( ” つつ[三≡_[----─゚  ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
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10
「なぁ、お前は助けてくれないか?」
「なにをですか?」
「もしかして、よそ者のお前なら終わらせることが出来るかもしれない
恩賞も与えよう。どうだ?」
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(,, ・−) (−`;)
( £) |;;; ;;)
| | |. |;; ;;;|
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11
「お断りします」
男は、微笑んだ
「別に、興味もないので」
「・・・・そうか」
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(,, ・ー) (ー`;)=3
( £) |;;; ;;)
| | |. |;; ;;;|
(__)_) ∪∪
12
青年は苦笑して、歩き出しました
「どこへ?」
「次の子どもを見つけなきゃならん」
「どうして」
「終わるまで、やりつづけるからさ」
λ_,,,
(ー`,,)
(;; ;;;|
|;; ;;;|
/V\ .し∪
(,, ・)
( )
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(__)_)
13
青年は、ゆっくりと歩いて行きました
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(,, ・)
( )
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男は、それをぼんやり眺めていました
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( £ )
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`i  ̄く^ | ̄ |
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| .|. | 『-----男は、それをぼんやり眺めていました』 │
| 男は、それをぼんやり眺めていました │. │. |
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| ---というお話だったのサ
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/ ~~~~"⌒ヽヽc っ/∪ ̄~~゙゙"⊂、 っ ̄"⌒"~~"⌒ ヽ、 [と;;; ;|
/ \  ̄~ヽっ ∪ ´ ヽ、. r;;; ;;/
,/  ̄ ̄ ̄ ヽ、とノT
/ ,_,.,_,., , ヽ
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川ヽ /|||
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・・・やれやれ、またお前が残ったか. |
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( ・・・・ねぇにいちゃん
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| ΛΛ Λ_Λ ▲?▲ Λ_,,, λ_λ | λ_,,,
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,/  ̄ ̄ ̄ ヽ、とノT_λ____
/ ,_,.,_,., , ヽ ( なんだ?
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川ヽ /|||
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どうして、戦争っておこるのかな?
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| ΛΛ Λ_Λ ▲?▲ Λ_,,, ;λ_λ; | λ_,,,
|([*~〜) ⌒(∀-*ミ゙゙゙ (-* )^(〜~*∩ ⌒^;(,, −);⌒) (−`;)
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/ \ c っ ∪ ´ ヽ、. r;;; ;;/
,/  ̄ ̄ ̄ ヽ、とノT
/ ,_,.,_,., , ヽ
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川ヽ /|||
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さあ・・・・どうしてだろうな
\さ、そろそろ寝るぞ。
 ̄ ̄ ̄Y ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
うん・・・・. |
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/ \ ccノ / ∪ ´ ヽ、 .∪;; ;|
,/  ̄ ̄ ̄ ヽ ととT
/ ,_,.,_,., , ヽ
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川ヽ /|||
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大人達のエゴ、見栄、欲望
子ども達には説明し辛い理由
| おやすみ
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・・・・おやすみなさい |
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| ΛΛ Λ_Λ ▲?▲ Λ_,,, λ_λ (ー`,,)
|([*~〜) ⌒(∀-*ミ゙゙゙ (Д-*(と ~* )⌒(,, ~ー)(;;; ;;ヽ
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/ ヽ、
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/ ,_,.,_,., , ヽ
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川ヽ /|||
 ̄~ ~~ ~~"""゙ ゙゙ ~~""" ~~~~'''' ー − ~~~ ~~~~゙゙゙`ー ´  ゙゙̄
こいつらはまだ知らなくていい世界
だけど、今の世界は、お前達にさえ厳しい
お前達に火の粉を浴びせるわけにはいかない
その時は、俺達が盾になろう
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( `´ |
ノ 幾多の銃は |
ヽ、 戦車の前に捻じ伏せられた |
| !
| クラスト著 i、
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| (つ旦と) |
| と_)_) |
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| || 魔法王国 ||. |
| 反戦思想の内容のため || ITURDOS||. |
| 本書の出版を禁ずる  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
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Not mission ・・・end