エイベ糞への抗議の手紙の文面を考えるスレ

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15( ´∀`)さん
○○新聞御中

突然のメール失礼します。
このたび、貴紙でとりあげていただきたいことがあり、このメールを送付させていただきました。
取り上げていただきたいことというのは、先ごろエイベックスより商品化された「のまネコ」の著作権の問題です。

同社は「恋のマイアヒ」という歌のプロモーションに、インターネット上で流行していたFlash作品を採用しました。
そのFlash作品に登場していたキャラクターを商品化したものが「のまネコ」です。
同社ではキャラクターは独自のものであり、著作権上何の問題も無いとしています。
ですがこれは以前から文字や記号を組み合わせて表現されるアスキーアート(以下AA)として
インターネット上で定着しているキャラクターが元になっているものです。
このことは同社もウェブサイト上で「モナー等アスキーアートにインスパイヤされて」と認めています
http://ecweb1.avexnet.or.jp/sa4web/050908noma.htm
また、「モナー」等AAキャラクターたちはAAという表現形式にとらわれることなく
Flashアニメ、TVアニメ、漫画、イラスト、フィギュア、ぬいぐるみ、着ぐるみ他いろいろな形式で
何年も前から使われ続けてきたものです。
それら諸作品の作者はそれぞれ別個に存在しており、「モナー」等AAキャラは無数の利用者によって
さまざまな肉付けがされて個性を持つにいたった、いわば無数の著作権者による共同著作物です。
インターネット利用者の間では、これらのAAキャラは共有(公有)の著作物として認知されておりました。
今回商品化された「のまネコ」はそれら既存のAAキャラをほぼそのまま使っており
既存のAAキャラと「のまネコ」を見分けることはほぼ不可能です。
エイベックスに電話等で「御社が加えたというオリジナリティとはどの部分か?」「どこで見分けたらいいか?」
と、問い合わせても明確な答えは返ってきません。つまり事実上同じものなわけです。

企業がAAキャラを商品化するだけなら問題は無いと思います(利用自由な公有著作物ですから)。
しかし、エイベックスは「のまネコ」を商標登録し、排他的独占利用をしようとしています。
このままでは「のまネコ」と見分けのつかないほど酷似している「モナー」等AAキャラは使えなくなってしまいます。
しかもエイベックスは他のAAキャラも「インスパイヤされたオリジナルキャラクター」として商品化しようとしています。
エイベックスは「AAの使用を制限しない」と公言していますが、「AAの使用」であって「AAキャラクター」ではありません。
「AAキャラのAA以外の媒体による利用も自由なのか?」という問いには明確な返答をしません。
「モナー」等AAキャラはインターネットを利用する創作活動家たちが生み育てました。
そして同じくインターネットで活躍する他の創作活動家の作品を援ける大事な財産です。
「モナー」等日本のAAキャラは海外でもFlash作品を通して人気を集めています。
欧米では一般にAAや顔文字は公有著作物として一企業が独占的に商品化するのはタブーとなっているようです。
もしAAキャラたちが一企業の利益のために独占され、使えなくなれば、インターネット文化は間違いなく衰退します。

インターネット上ではさまざまな人たちが危機感を覚え、エイベックスに対し抗議活動が行われています。
しかし、本件は未だ不明確な部分が多く、情報が錯綜しています。
エイベックスが本件を批判的に扱うサイトに圧力をかけて閉鎖に追い込み、揉み消しをしているという噂もあります。
事実、本件を扱うサイトが閉鎖された形跡はありますが、事実関係はよくわかりません。

貴紙におかれましては、事実関係を精査の上、本件を取り上げていただきたく存じます。