182 :
5/5:2006/01/31(火) 02:42:37 ID:Y4URTaGH0
断じて違う、断じて認めはしない。
───v────────────
ならば口付けを。
この身の青臭さが貴方を真実へと導くように。
────v────────────────
∧∧
(,, ゚−)つ ∧_∧
l J ( (∀・ )
────ヽ_ ヽ) ─ | と ヽ、
`J し(_(_つ
ゆんゆん。
でーんぱ ゆんゆん
∧_∧ )) (◯)
r-――( ・∀・)う‐-、 )) ヽ|〃 r‐r―,
r‐'、 と ノ ,-'、l )) /|/ヽ l |
| 冫て_ノ | | (∀` ) ノ
`u-――(__ノ ―-u'-u´ とと____ノ
でんーぱ ゆゆゆん
∧_∧
(゚д゚ ヽ に
ノ) l l ゅ
( (_ノ ヽ_)ヽ_) う
ヽ∧_∧ _ノ
/ ゚ー゚) ろ
/ (∧_∧ お
l (_/ (・∀・ ) で
ヽ_)、 ノ |ノ) ぃ
,-−、( ヽ_)(_ノノ ん
∠ ´ )っ(ヽ、 ぐ
ヽ、つ(ヽ、 ノ
ヽ、_ノ
186 :
1/9:2006/02/05(日) 23:19:08 ID:6hKWnHh00
こんにちは。
こんにちは。
ト_イ ナーオ ナーァオ
(,,゚−゚) ト__イ
ノ | (∀・ ) ̄`ヽo
( UU し-しー―し'
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄
187 :
2/9:2006/02/05(日) 23:20:22 ID:6hKWnHh00
心を齧らせてください。
飢えて涸れて今にも氏にそうです。
何を齧ると?
それはつまり何なのかね。
ヌァー
ト_イ ト__ イ
(,, ゚−) (∀・ )
ノ | | ヽ
( UU しし )
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄
188 :
3/9:2006/02/05(日) 23:21:22 ID:6hKWnHh00
心です。
僕の主食なんです。
そんなものその辺の生き物で十分だろう。
それとも畜生には心がないのかね。
ト_イ カシカシ ト__ イ
(,っ-゚) ナー (・∀・ )
ノ | | ヽ
( っU ( Jし )
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄
189 :
4/9:2006/02/05(日) 23:27:00 ID:6hKWnHh00
いえ、ですが意思の疎通ができないと口の中へは入りません。
僕は口付けをしたいのではないのです。
口の中で咀嚼し、のみこんで、消化したいのです。
煙ならば吸い込んで吐くだけ。
塩や砂糖ならば舐めとるだけで十分だ。
お前さんの言うそれはそんなにも肉厚なのかね。
胃腸の弱い方は注意したほうがいいでしょう。
ピンポーン<
ト_イ クワァ __ イ
(,,゚д゚) ∠、・∀) バッ
ノ | | ⌒ヽ
( UU U し' ノ
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄
190 :
5/9:2006/02/05(日) 23:27:34 ID:6hKWnHh00
ト_イ ト__ イ
(−゚ ,,) ( ・∀)
ノ | | ⌒ヽ
( UU U し' )
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄
191 :
6/9:2006/02/05(日) 23:28:06 ID:6hKWnHh00
そうかそうか、それでどうやって齧るのかね。
どのような味なのかね。
海のような生臭さえする塩辛さ。
飽和状態の砂糖水のような甘さ。
切り刻まれたかのような痛みを伴う酸味。
実際にやったことはありませんが苦虫を潰したような苦味。
ト_イ ナゥ ト__ イ
(゚д゚,,) ナァウ (∀・ )
ノ | アアーゥ | ヽ
( UU U し' )
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄
192 :
7/9:2006/02/05(日) 23:28:38 ID:6hKWnHh00
心を糧にするとはどういうことなのかね。
それは人それぞれの趣によって…。
さてもうそろそろ腹が膨れてきました。
感謝します。
何だって?
心の提供ありがとう。
イ、 アァーン ト__ イ
(,, ゚、。ア カシカシ (・∀・ )
ノ とヽ )) | ヽo
( UU ノ U し' ノ
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄
193 :
8/9:2006/02/05(日) 23:29:14 ID:6hKWnHh00
どこを齧ったのかわからない。
こんなものなのか?
こんなもの、なのか?
はい、心でないものなどありません。
畜生にも人形にも心はありましょう。
確かに齧らせていただきました、いただきました。
イ、 カシカシカシ ト__ イ
(゚、とヽ )) (・∀・ )
ノっ l γ⌒ |
( ノ ヽ つU-J
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄
194 :
9/9:2006/02/05(日) 23:29:46 ID:6hKWnHh00
ああ、都合のいいように捕まえては齧るのだな。
ト_イ ナーァゥ
(゚−゚,,)
ノ |
( UU )
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄
猫に萌えた。
腹は満たされてもまだまだ膨れていくから
どんどん好きな様に描いていってください。
足りない等とは思いもしませんが、
嬉しさに腹は満たされてゆきます。
196 :
-4/4:2006/02/10(金) 03:13:37 ID:hLtdHstp0
結論を先に言おう。
僕は偽者である。
A_A ∧_∧
( ・∀・) ( ∀ )
( つと )
| | | | | |
(__)_) (_(__)
197 :
-3/4:2006/02/10(金) 03:14:17 ID:hLtdHstp0
僕は偽者であると言える。
確実に、確定的に、確信を持って。
それは本物がいつも何処かにいるとわかっているからだ。
A_A ∧ _∧
( ・∀) (∀ )
( つと )
| || | | |
(__)__) (__(__)
198 :
-2/4:2006/02/10(金) 03:14:49 ID:hLtdHstp0
世界を閉じようと、世界を潰そうと。
僕は偽者であり続ける。
過去に、未来に、手の届かぬ現在に。
本物がいる、確かにいる、あり続ける。
ノ⌒ヽ A_A ∧ _∧ rー-――ォ-
彡シ''ヾ ゝ( ・∀) (∀ ..::)ノハヽ、、了´
彡ノルハイ´',( つと .:)γヾ|,ヘrヽ、
彡ハルレJ| || | | | J
し' (__)__) (__(__)
199 :
-1/4:2006/02/10(金) 03:15:20 ID:hLtdHstp0
僕は偽者である。
本物がひび割れ歪んだ鏡の向こうに見えるのだ。
確かに確かな本物がいるのだ。
例えその本物が何者であるかわからなくとも。
ヽゞ》ゞノ
A_A | 巛〈 .:::...::..
( ・∀) <《 巛| .: ∀ ::.
( つ )≫< :. .::
| || <≦〈 | :. : ::.
(__)__) |G》 ) :....::.....:::
ノヾゞヽ
|ヽ,、_,、ノ|
ニュ(゚ーロー゚)ディング
)つ う
と_u-、っつ
201 :
1/4:2006/02/10(金) 03:16:45 ID:hLtdHstp0
│…で、どうしてそんなことを信じているんだ。
│お前の代わりなどありはしないだろう。
│お前がお前であることは変わらない。
└──────v────────────
_ _ A_A A_A _ _ λ_
| | | ( ´ー) (∀・ ) | | ( `
| | | |し つ c凵 ) と|| | | つ
 ̄ ̄ | |  ̄ ̄|ヽ  ̄ ̄| ̄ ̄ / | ̄ ̄ | |  ̄ ̄
__ノ ヽ__/ J _|_ しヽ__ノ ヽ__
202 :
2/4:2006/02/10(金) 03:17:18 ID:hLtdHstp0
│本物がいるから、偽者がいる。
│本物が確かにいる。
│それは偽者がここにいるからだ。
┌──────‐└────────y──────
│理屈も何もあったもんじゃないな。
└─────v─────────
_ _ A_A A_A _ _ λ_
| | | ( ´〜) (∀・ ) | | (
| | | | 、ヽ() c凵 ) と|| | | J
 ̄ ̄ | |  ̄ ̄|ヽ  ̄ ̄| ̄ ̄ / | ̄ ̄ | |  ̄ ̄
__ノ ヽ__/ J _|_ しヽ__ノ ヽ__
203 :
3/4:2006/02/10(金) 03:17:50 ID:hLtdHstp0
│お前は偽者か?
└───────v──
┌───────────
│俺は今日も代理自殺だ。
│アレ等はいつもアレアレだ。
└─────v───────
_ _ A_A A_A _ _ λ_
| | | ( ´д) (イ・ )| | | (`ー
| | | | 、ヽ(つ凵 とと ヽ | | | | J
 ̄ ̄ | |  ̄ ̄|ヽ  ̄ ̄| ̄ ̄ / | ̄ ̄ | |  ̄ ̄
__ノ ヽ__/ J _|_ しヽ__ノ ヽ__
204 :
4/4:2006/02/10(金) 03:28:59 ID:hLtdHstp0
│今日も殺されるのか。
│明日も明後日も明々後日も。
┌──────‐└────────y──────
│昨日に生きているから平気だがな。
└───v─────────────
│奇麗事をぬかすな。
│殺されたなら死体のままでいろ。
┌──────‐└───────v───────
│…おまえなー。
└─────v────
_ _ A_A A_A _ _ λ_
| | | /つ´〜) ,-、 (∀・ )| | ( `
| | | ヽ 凵と) ヽ_  ̄,- と | | | | つと
 ̄ ̄ | |  ̄ ̄|ヽ  ̄ ̄| ̄ ̄/ | ̄ ̄ ||  ̄ ̄
__ノ ヽ__/ J _|_ し' ヽ__ノ ヽ__
205 :
夢見た先/4:2006/02/10(金) 03:30:49 ID:hLtdHstp0
A_A
____(・∀・ )、
\ U ̄U ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
\_____| | \
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |
/\/\ | |
/ / ヽ | | to be …
l ’ ) | | いや、やはり未来などない。
ヽ、 く | |
ノ ヽ | |
| |
__
now |oading
ト__ト
| |
207 :
1/4:2006/02/12(日) 16:16:47 ID:buv6elVx0
│お前は自分が道具であることを自覚したことはあるか。
└──────v────────────────────
│いいえ、御座いません、ご主人様。
└────────v───────
ノ二ヽ
| | | ∧_∧
| | | ( ・∀)
| | | / ( ∧_∧
| | | / , l | (ー゚ ,, )
| | | l ( ( | / ヽ
| ヘヽ ヽ  ̄ つ ── 、 | l
| 彡三三三三三三三三) ) lヽ ヽ l
| ノ / l ) / /ヽ
ヽ | / / ̄ し' )
ヽ_________| ヽ /(____ -、 '
|_| |_| \_) ヽ___,、_ヽ_)
208 :
2/4:2006/02/12(日) 16:17:21 ID:buv6elVx0
│ボクがお前の道具であることを自覚したことは。
└───────v─────────────────
│いいえ、いいえ、御座いません、ご主人様。
└────────v───────────
ノ二ヽ
| | | ∧_∧
| | | ( ・∀・)
| | | / ヽ ∧_∧
| | | / , l | (ー゚ ,, )
| | | l l ( | / ヽ
| ヘヽ ヽ `ー、 ─── 、 | _r'´) l
| 彡三三三三三三三三)) ヽ_ノ l
| ノ/ ) / /ヽ
ヽ |/ / ̄ し' )
ヽ_________|ヽ /(____ -、'
|_| |_|\_) ヽ___,、_ヽ_)
209 :
3/4:2006/02/12(日) 16:17:56 ID:buv6elVx0
│貴方様は私の命。
│貴方様は私の拙い過去。
│貴方様は私の輝きし未来。
│貴方様は私のご主人様。
└───────v─────
ノ二ヽ
| | | ∧_∧
| | | ( -∀)
| | | / ヽ ∧_∧
| | | / , l | (ー゚ ,, )
| | | l l ( | / ヽ
| ヘヽ ヽ `ー、 ─── 、 | _r'´) l
| 彡三三三三三三三三)) ヽ_ノ l
| ノ/ ) / /ヽ
ヽ |/ / ̄ し' )
ヽ_________|ヽ /(____ -、'
|_| |_|\_) ヽ___,、_ヽ_)
210 :
4/4:2006/02/12(日) 16:18:36 ID:buv6elVx0
│ボクは思うからな。
│何故ボクはお前に作られたのか疑問に思うからな。
└───────v──────────────
│ああ、素晴らしいことですご主人様。
│貴方様が感じるすべて、思考するすべてが私の喜び。
│私の成し得た痕跡、この歓喜を申し上げます。
└───────v────────────────
ノ二ヽ
| | | ∧_∧ 、-‐'`ヽ
| | | ( ・∀) `ー-、 ヽ、
| | | / ( \ \ ∧_∧
| | | / , ヽ \ (ー゚ * )
| | | l l と_)、 ヽ、 ヽ
| ヘヽ ヽ `ー、 ─── 、 l l
| 彡三三三三三三三三)) ヽ _ l
| ノ/ と__ノ ヽ
ヽ |/ / ̄ )
ヽ_________|ヽ /(____ -、´
|_| |_|\_) ヽ___,、_ヽ_)
ほ
保守
Nヽ
( Ow) LO ADING
( っ ) | ̄
と_)) < ̄
214 :
1/7:2006/02/27(月) 13:00:34 ID:v9zfQ/t30
帰りたいんだ。
もう思い出すことができないほど遠のいてしまったけれども。
返せと誰に言うんだ、何に言うんだ。
┏┓
┃┃ ∧/l lヽ∧
┃┃ (,,゚−゚)(゚ - ゚ )
┃┃ ) S (
┃┃ と_と_ノヽ_つつ
┗┻
215 :
2/7:2006/02/27(月) 13:01:29 ID:v9zfQ/t30
違うよ、僕が追い出したんだ。
返せといわれたいんだよ。
でも僕は持っていないんだ。
ならソックリに作ればいい。
それともまた奪ってくるか。
いやいや、心痛むのならば失くしたもの
そのものを探し出してみたっていい。
∧/l lヽ∧
(,,゚−゚)( ゚ - ゚)
)つ S (
┃ と_と_ノヽ_つつ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
216 :
3/7:2006/02/27(月) 13:02:21 ID:v9zfQ/t30
手を伸ばしても何にもたどり着かないんだ。
壁がほしいんだ、僕を覆うように包んでほしいんだ。
人はそれを閉じた環境、閉鎖空間と呼ぶ。
・
∧/l lヽ∧ ┃
(−゚ ,,)( - ゚ )つ ┃
) S 、( ┃
とと_ノと_ノ、_つ ┃
┃
217 :
4/7:2006/02/27(月) 13:02:55 ID:v9zfQ/t30
構いはしない、僕を包んでくれ、それが僕の皮膚となる。
返せ、返せ、お前の居る空間を、お前の奪う空間を、時間を。
ありとあらゆるものを解体し、お前の立てた前掛けを剥いでいけ。
涙と涎とが沁み込んだ皮膚など剥いでしまえ。
┏┓
┣┛ __,∧
┃ ∧_/lヽ ' -゚)
┃ ( ,,゚−)/ ノ
┃ ) τ ヽ
┃ と_し、_ノ`J'`J
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━
218 :
5/7:2006/02/27(月) 13:03:27 ID:v9zfQ/t30
僕はいない、何処にもいない。
追い出してくれ、僕というものがあるのなら。
薄皮からチリチリと音を立て青臭く香るお前が溢れていく。
凍えてしまえ、燃えてしまえ、塵になってでもまだ足りない。
匂い立つ、匂い立つ、据えたお前は饐えている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
∧_ lヽ∧ ┃
(゚−',,>-゚) ┃
( S ノ ┃
/ ノ ヽ ┃
しし' `J`J ┃
219 :
6/7:2006/02/27(月) 13:04:12 ID:v9zfQ/t30
帰りたい場所は何処だろう。
遠く懐かしいと思えるのなら、そこが僕の故郷だろうか。
帰りたいんだ、最初からなかったとしても、帰りたいんだ。
お前の足音が響くたび、全身を掻き毟って耐えている。
瞼を瞬かせ、睫毛を揺らすその挙動すら許し難い。
┃ ∧/l lヽ∧ ┃
┃ (゚−゚,,)( ゚ - ゚) ┃
┃ ( S ) ┃
┃ | ノヽ | ┃
┃ し'U U`J ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┫
220 :
7/7:2006/02/27(月) 13:04:44 ID:v9zfQ/t30
そう、だから。
帰りたいんだ。
お前自身が帰る場所になればいい。
そうとすれば、朽ち果てろ。
落ちていけ、果てなどない帰る場所へ向かえばいい。
そここそがお前のみの世界、お前のいない世界がそこにある。
そうだとしたら。
いいなあ。
┏━━━━━━ ∧/l lヽ∧━━━━━━━
┃ (,, ゚−)( - ゚ )
┗━━━━━━( S )━━━━┓
| ノヽ | ┃
しU U`J ┃
━━━━━━━━━━━━━━━━┛
小さな小さな天国の中からこんにちわ。
お元気でいますか、私はそれなりに死んでいます。
∧∧
(,,゚−゚)
/ φ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
そちらはどうでしょうか、季節は冬が終わろうとするころですね。
胸の奥に何かを押さえ込んでいるような春の雨が降っているでしょうか。
芽吹き始める時期が来たなら喜んでください。
麗かさに酔いながら憂鬱に浸っていたとしても、それでも春を喜んで。
喜ぶことが苦しむことであったとしても、私は何もないよりはいいと思っています。
'' ,, ,,ゞ
'ゞ ,、 ,, 、ゞ "ヾ ,'
`''゛冫,,、 ''゙ ヾ,, 、,,ゝ''゙
l _,,ゞ゙ ゛,, ,、,,ゞヾ"
レ'´rヾ,, ,,,、ゞヾ''"
ノ''´ ゙゛
/´ ∧∧
| ( ゚)
| | J
| | |
lヘ し`J
貴方に幸せでいてほしいけれど、季節の中ではまだ雨が滴るのでしょう。
辛いと思う気持ちを抱えていても、貴方の中に幸せがそっと芽吹きますように。
その幸せを感じられますように。
どうかお元気でいてください、私は幸せでいます。
∧∧
(,,゚−゚)
/ φ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧_∧ age
(・∀・∩)(∩・∀・) age
(つ 丿 ( ⊂) age
( ヽノ ヽ/ ) age
し(_) (_)J
保守
h
ほ
ほ
も
保
守