LineageRigelJP5Part50【しぃちゃん大好き】
43 :
( ´∀`)さん:
「お掃除の仕方。」
モララー小学校1年2組。次の科目は学活だ。
今は休み時間。チビモララー達は元気よく教室中を駆けまわっていた。
今日の学活は、「掃除のやり方」だ。
チャイムの音がして、先生がダンボールをいくつか持って入ってくる。
「はーい!みんな静かに!」
チビモララー達はきちんとイスに座って、先生の方に向き直る。
「今日みんなに覚えてもらうのは、お掃除の時に使うぞうきんの絞り方です!
今は、六年生のお兄さん、お姉さん達が、毎日この教室を掃除してくれていますが、
来週からは自分たちでこの教室を掃除してもらいます。」
先生が持ってきたダンボールを開けると、中からはベビしぃが出てくる。
「今から皆さんにベビしぃを配ります!」
先生は、前の席に座っている生徒の机の上にベビしぃを数体置いて、後ろの人に配らせる。
クラス全員にベビしぃが行き渡った。
ベビしぃはチィチィ言いながら、机の上で気持ちよさそうだ。
「それじゃぁ今から先生が見本を見せるので、よく見ててくださいね!」
先生はそう言うと、ダンボールに残っていたベビしぃを一匹掴みあげた。
「まずは、雑巾をぬらします!」
水のたっぷり入ったバケツにベビしぃの体を浸した。
「チィッ!?」
ベビしぃの体からポタポタと水滴がたれる。
「このままだと、使えないので、ちゃんと絞ります!」
そう言って、濡れたベビしぃの体を絞り上げだ。
「ヂィィィィィィィィィィィッ!?」
ベビしぃの体はバキバキっと言う音と共に、雑巾のようにねじられた。
小さなお口をだらしなく開けて、ヨダレと一緒に
ボタボタっと水滴がバケツの中に落ちていく。
「それじゃぁみんなも前に来てやってみましょう!」
手にベビしぃを持った生徒達が、バケツの所に群がった。
「そう!そう!みんな上手ねぇ!」
先生は生徒達を誉める。
「それじゃぁ次は、ほうきとちりとりの使い方を覚えましょうね。」
授業の後、教室のゴミ箱には雑巾のように絞られたベビしぃの死体が山のように詰め込まれている。
おしまい。