LineageRigelJP5Part50【しぃちゃん大好き】
40 :
( ´∀`)さん:
「チィチィチィ…」
「ベビチャン…?」
ちびしぃは自分の身の危険を忘れて、べびしぃをダッコする。
「お前のオカアサンをシメた時に出てきたんだYO!お前の妹だYO!」
そう言えば、オカアサンのお腹が大きかったことをちびしぃは思い出していた。
「シィノイモウト…。」
べびしぃはお姉ちゃんのちびしぃに抱かれて、嬉しそうにナッコ、ナッコとはしゃいでいる。
「そー言えばベビチャンダケハ助ケテェーーッ!とかなんとか言ってたYO!でもモララーはそんな事
知らないんだYO!」
「アッ!ヤメテ!」
ちびしぃの手からべびしぃを奪い取ったモララーは、勢いよくちびしぃの体を壁に向かって投げつける。
「ヂヂィィィィィーーーッ!?」
生まれたての柔らかなべびしぃの体は、バンっと言う音と共に壁にぶつかると、
しばらくしてボタリ…と落ちてきた。
白い壁に生々しい血痕が残る。
べびしぃは額から鮮血を流して、絶命していた。
モララーはちびしぃの方へと向き直った。
ちびしぃはその場にへたり込んで、呆然と転がっているべびしぃを見つめていた。
「さぁて…と…。」