1 :
おおっ王 :
03/03/12 22:05 ID:Wif1Pd8h ○ / ( | \ | ヽ |  ̄ |ヽ| \ _ / やばい・・・
2
キーン キーン ゲイナー
それがしは花粉で鼻水が水のようでつ。
やった
嫌な名前だ
かわいい
∧∧ ミ _ ドスッ
( ,,)┌─┴┴─┐
/ つ
>>1 死ね |
〜′ /´ └─┬┬─┘
∪ ∪ ││ _ε3
゛゛'゛'゛
9 :
( ´∀`)さん :03/03/13 03:18 ID:IfY5njE0
私も実は花粉症だったりする
>>1 し! _ -── ‐- 、 , -─-、 -‐─_ノ
小 童 // ̄> ´  ̄  ̄ `ヽ Y , ´ ) 童 え
学 貞 L_ / / ヽ 貞 |
生 が / ' ' i !? マ
ま 許 / / く ジ
で さ l ,ィ/! / /l/!,l /厶,
だ れ i ,.lrH‐|'| /‐!-Lハ_ l /-!'|/l /`'メ、_iヽ
よ る l | |_|_|_|/| / /__!__ |/!トi i/-- 、 レ!/ / ,-- レ、⌒Y⌒ヽ
ね の _ゝ|/'/⌒ヽ ヽト、|/ '/ ̄`ヾ 、ヽト、N'/⌒ヾ ,イ ̄`ヾ,ノ!
l は 「 l ′ 「1 /てヽ′| | | 「L! ' i'ひ} リ
ヽ | ヽ__U, 、ヽ シノ ノ! ! |ヽ_、ソ, ヾシ _ノ _ノ
-┐ ,√ !  ̄ リ l !  ̄  ̄ 7/
レ'⌒ヽ/ ! | 〈 _人__人ノ_ i く //!
人_,、ノL_,iノ! /! ヽ r─‐- 、 「 L_ヽ r─‐- 、 u ノ/
/ / lト、 \ ヽ, -‐┤ ノ キ 了\ ヽ, -‐┤ //
ハ キ { / ヽ,ト、ヽ/!`hノ ) モ |/! 「ヽ, `ー /) _ ‐'
ハ ャ ヽ/ r-、‐' // / |-‐ く | > / / `'//-‐、 /
ハ ハ > /\\// / /ヽ_ ! イ ( / / // / `ァ-‐ '
ハ ハ / /! ヽ レ'/ ノ > ' ∠ -‐  ̄ノヽ /
{ i l ! / フ / -‐ / ̄/〉 〈 \ /!
○ / ( | \ | ヽ |  ̄ |ヽ| \ _ / 実は花粉症の打ち間違い? 違うか・・・
12 :
山崎渉 :03/03/13 11:26 ID:5thBBniu
(^^)
花 し! _ -── ‐- 、 , -─-、 -‐─_ノ 花 小 粉 // ̄> ´  ̄  ̄ `ヽ Y , ´ ) 粉 え 学 症 L_ / / ヽ 症 | 生 が / ' ' i !? マ ま 許 / / く ジ で さ l ,ィ/! / /l/!,l /厶, だ れ i ,.lrH‐|'| /‐!-Lハ_ l /-!'|/l /`'メ、_iヽ よ る l | |_|_|_|/| / /__!__ |/!トi i/-- 、 レ!/ / ,-- レ、⌒Y⌒ヽ ね の _ゝ|/'/⌒ヽ ヽト、|/ '/ ̄`ヾ 、ヽト、N'/⌒ヾ ,イ ̄`ヾ,ノ! l は 「 l ′ 「1 /てヽ′| | | 「L! ' i'ひ} リ ヽ | ヽ__U, 、ヽ シノ ノ! ! |ヽ_、ソ, ヾシ _ノ _ノ -┐ ,√ !  ̄ リ l !  ̄  ̄ 7/ レ'⌒ヽ/ ! | 〈 _人__人ノ_ i く //! 人_,、ノL_,iノ! /! ヽ r─‐- 、 「 L_ヽ r─‐- 、 u ノ/ / / lト、 \ ヽ, -‐┤ ノ キ 了\ ヽ, -‐┤ // ハ キ { / ヽ,ト、ヽ/!`hノ ) モ |/! 「ヽ, `ー /) _ ‐' ハ ャ ヽ/ r-、‐' // / |-‐ く | > / / `'//-‐、 / ハ ハ > /\\// / /ヽ_ ! イ ( / / // / `ァ-‐ ' ハ ハ / /! ヽ レ'/ ノ > ' ∠ -‐  ̄ノヽ / { i l ! / フ / -‐ / ̄/〉 〈 \ /!
花 し! _ -── ‐- 、 , -─-、 -‐─_ノ 花 小 粉 // ̄> ´  ̄  ̄ `ヽ Y , ´ ) 粉 え 学 症 L_ / / ヽ 症 | 生 が / ' ' i !? マ ま 許 / / く ジ で さ l ,ィ/! / /l/!,l /厶, だ れ i ,.lrH‐|'| /‐!-Lハ_ l /-!'|/l /`'メ、_iヽ よ る l | |_|_|_|/| / /__!__ |/!トi i/-- 、 レ!/ / ,-- レ、⌒Y⌒ヽ ね の _ゝ|/'/⌒ヽ ヽト、|/ '/ ̄`ヾ 、ヽト、N'/⌒ヾ ,イ ̄`ヾ,ノ! l は 「 l ′ 「1 /てヽ′| | | 「L! ' i'ひ} リ ヽ | ヽ__U, 、ヽ シノ ノ! ! |ヽ_、ソ, ヾシ _ノ _ノ -┐ ,√ !  ̄ リ l !  ̄  ̄ 7/ レ'⌒ヽ/ ! | 〈 _人__人ノ_ i く //! 人_,、ノL_,iノ! /! ヽ r─‐- 、 「 L_ヽ r─‐- 、 u ノ/ / / lト、 \ ヽ, -‐┤ ノ キ 了\ ヽ, -‐┤ // ハ キ { / ヽ,ト、ヽ/!`hノ ) モ |/! 「ヽ, `ー /) _ ‐' ハ ャ ヽ/ r-、‐' // / |-‐ く | > / / `'//-‐、 / ハ ハ > /\\// / /ヽ_ ! イ ( / / // / `ァ-‐ ' ハ ハ / /! ヽ レ'/ ノ > ' ∠ -‐  ̄ノヽ / { i l ! / フ / -‐ / ̄/〉 〈 \ /!
(;´Д`)ガーン
∧∧ ミ _ ドスッ ( ,,)┌─┴┴─┐ / つ花粉死ね | 〜′ /´ └─┬┬─┘ ∪ ∪ ││ _ε3 ゛゛'゛'゛
tes
tex
○ / ( | \ | ヽ |  ̄ |ヽ| \ _ / やばい・・・
花 し! _ -── ‐- 、 , -─-、 -‐─_ノ 花 小 粉 // ̄> ´  ̄  ̄ `ヽ Y , ´ ) 粉 え 学 症 L_ / / ヽ 症 | 生 が / ' ' i !? マ ま 許 / / く ジ で さ l ,ィ/! / /l/!,l /厶, だ れ i ,.lrH‐|'| /‐!-Lハ_ l /-!'|/l /`'メ、_iヽ よ る l | |_|_|_|/| / /__!__ |/!トi i/-- 、 レ!/ / ,-- レ、⌒Y⌒ヽ ね の _ゝ|/'/⌒ヽ ヽト、|/ '/ ̄`ヾ 、ヽト、N'/⌒ヾ ,イ ̄`ヾ,ノ! l は 「 l ′ 「1 /てヽ′| | | 「L! ' i'ひ} リ ヽ | ヽ__U, 、ヽ シノ ノ! ! |ヽ_、ソ, ヾシ _ノ _ノ -┐ ,√ !  ̄ リ l !  ̄  ̄ 7/ レ'⌒ヽ/ ! | 〈 _人__人ノ_ i く //! 人_,、ノL_,iノ! /! ヽ r─‐- 、 「 L_ヽ r─‐- 、 u ノ/ / / lト、 \ ヽ, -‐┤ ノ キ 了\ ヽ, -‐┤ // ハ キ { / ヽ,ト、ヽ/!`hノ ) モ |/! 「ヽ, `ー /) _ ‐' ハ ャ ヽ/ r-、‐' // / |-‐ く | > / / `'//-‐、 / ハ ハ > /\\// / /ヽ_ ! イ ( / / // / `ァ-‐ ' ハ ハ / /! ヽ レ'/ ノ > ' ∠ -‐  ̄ノヽ / { i l ! / フ / -‐ / ̄/〉 〈 \ /!
○ / ( | \ | ヽ |  ̄ |ヽ| \ _ / なんで王なのかな
花 し! _ -── ‐- 、 , -─-、 -‐─_ノ 花 小 粉 // ̄> ´  ̄  ̄ `ヽ Y , ´ ) 粉 え 学 王 L_ / / ヽ 王 | 生 が / ' ' i !? マ ま 許 / / く ジ で さ l ,ィ/! / /l/!,l /厶, だ れ i ,.lrH‐|'| /‐!-Lハ_ l /-!'|/l /`'メ、_iヽ よ る l | |_|_|_|/| / /__!__ |/!トi i/-- 、 レ!/ / ,-- レ、⌒Y⌒ヽ ね の _ゝ|/'/⌒ヽ ヽト、|/ '/ ̄`ヾ 、ヽト、N'/⌒ヾ ,イ ̄`ヾ,ノ! l は 「 l ′ 「1 /てヽ′| | | 「L! ' i'ひ} リ ヽ | ヽ__U, 、ヽ シノ ノ! ! |ヽ_、ソ, ヾシ _ノ _ノ -┐ ,√ !  ̄ リ l !  ̄  ̄ 7/ レ'⌒ヽ/ ! | 〈 _人__人ノ_ i く //! 人_,、ノL_,iノ! /! ヽ r─‐- 、 「 L_ヽ r─‐- 、 u ノ/ / / lト、 \ ヽ, -‐┤ ノ キ 了\ ヽ, -‐┤ // ハ キ { / ヽ,ト、ヽ/!`hノ ) モ |/! 「ヽ, `ー /) _ ‐' ハ ャ ヽ/ r-、‐' // / |-‐ く | > / / `'//-‐、 / ハ ハ > /\\// / /ヽ_ ! イ ( / / // / `ァ-‐ ' ハ ハ / /! ヽ レ'/ ノ > ' ∠ -‐  ̄ノヽ / { i l ! / フ / -‐ / ̄/〉 〈 \ /!
○ / ( | \ | ヽ |  ̄ |ヽ| \ _ / なんでそのAAが定着してるのかな
○ / ( | \ | ヽ |  ̄ |ヽ| \ _ / FLY for JAPANかな
○ / ( | \ | ヽ |  ̄ |ヽ| 私は許されない存在なのか \ _ / それとも小学生なのか ;~0'"'i'"'i'"')⌒つ .// , <゚w゚>ヽ~ .i;;ヽ|===花==ノ .ノ;;;;;;;(.wwXww) /;;;;;;;;;;;;|三| |三| ⌒v'⌒(_プ_プ
花 し! _ -── ‐- 、 , -─-、 -‐─_ノ 花 小 粉 // ̄> ´  ̄  ̄ `ヽ Y , ´ ) 粉 え 学 王 L_ / / ヽ 王 | 生 が / ' ' i !? マ ま 許 / / く ジ で さ l ,ィ/! / /l/!,l /厶, だ れ i ,.lrH‐|'| /‐!-Lハ_ l /-!'|/l /`'メ、_iヽ よ る l | |_|_|_|/| / /__!__ |/!トi i/-- 、 レ!/ / ,-- レ、⌒Y⌒ヽ ね の _ゝ|/'/⌒ヽ ヽト、|/ '/ ̄`ヾ 、ヽト、N'/⌒ヾ ,イ ̄`ヾ,ノ! l は 「 l ′ 「1 /てヽ′| | | 「L! ' i'ひ} リ ヽ | ヽ__U, 、ヽ シノ ノ! ! |ヽ_、ソ, ヾシ _ノ _ノ -┐ ,√ !  ̄ リ l !  ̄  ̄ 7/ レ'⌒ヽ/ ! | 〈 _人__人ノ_ i く //! 人_,、ノL_,iノ! /! ヽ r─‐- 、 「 L_ヽ r─‐- 、 u ノ/ / / lト、 \ ヽ, -‐┤ ノ キ 了\ ヽ, -‐┤ // ハ キ { / ヽ,ト、ヽ/!`hノ ) モ |/! 「ヽ, `ー /) _ ‐' ハ ャ ヽ/ r-、‐' // / |-‐ く | > / / `'//-‐、 / ハ ハ > /\\// / /ヽ_ ! イ ( / / // / `ァ-‐ ' ハ ハ / /! ヽ レ'/ ノ > ' ∠ -‐  ̄ノヽ / { i l ! / フ / -‐ / ̄/〉 〈 \ /!
27 :
( ´∀`)さん :03/03/16 12:03 ID:2s2EFTaL
し! _ -── ‐- 、 , -─-、 -‐─_ノ 二 許花 // ̄> ´  ̄  ̄ `ヽ Y , ´ ) じ 花 え 月 さ 粉 L_ / / ヽ ゃ 粉 | ま れ 症 / ' ' i な 症 マ で る じ / / く い ジ だ の ゃ l ,ィ/! / /l/!,l /厶 !?, よ は な i ,.lrH‐|'| /‐!-Lハ_ l /-!'|/l /`'メ、_iヽ ね い l | |_|_|_|/| / /__!__ |/!トi i/-- 、 レ!/ / ,-- レ、⌒Y⌒ヽ l の _ゝ|/'/⌒ヽ ヽト、|/ '/ ̄`ヾ 、ヽト、N'/⌒ヾ ,イ ̄`ヾ,ノ! が .「 l ′ 「1 /てヽ′| | | 「L! ' i'ひ} リ ヽ | ヽ__U, 、ヽ シノ ノ! ! |ヽ_、ソ, ヾシ _ノ _ノ -┐ ,√ !  ̄ リ l !  ̄  ̄ 7/ レ'⌒ヽ/ ! | 〈 _人__人ノ_ i く _ //! 人_,、ノL_,iノ! /! ヽ ruu‐- 、 「 L_ヽ uu─‐- 、 ノ/ / / lト、 \ ヽ, -‐┤ ノ ッ 了\ ヽ, -‐┤ // ハ キ { / ヽ,ト、ヽ/!`hノ ) ク |/! 「ヽ, `ー /) _ ‐' ハ ャ ヽ/ r-、‐' // / |-‐ く シ > / / `'//-‐、 / ハ ハ > /\\// / /ヽ_ ! ョ ( / / // / `ァ-‐ ' ハ ハ / /! ヽ レ'/ ノ | > ' ∠ -‐  ̄ノヽ / { i l ! / フ ン / -‐ / ̄/〉 〈 \ /!
厨房の間でマイブームなのか? そのAA
○ / ( | \ | ヽ |  ̄ |ヽ| \ _ / ほんとなんでそっちのAAが定着してるのかな
○ / ( | \ | ヽ |# ̄ |ヽ| \ _ / ぶつけてやるか
し! _ -── ‐- 、 , -─-、 -‐─_ノ 二 許花 // ̄> ´  ̄  ̄ `ヽ Y , ´ ) じ 花 え 月 さ 粉 L_ / / ヽ ゃ 粉 | ま れ 症 / ' ' i な 症 マ で る じ / / く い ジ だ の ゃ l ,ィ/! / /l/!,l /厶 !?, よ は な i ,.lrH‐|'| /‐!-Lハ_ l /-!'|/l /`'メ、_iヽ ね い l | |_|_|_|/| / /__!__ |/!トi i/-- 、 レ!/ / ,-- レ、⌒Y⌒ヽ l の _ゝ|/'/⌒ヽ ヽト、|/ '/ ̄`ヾ 、ヽト、N'/⌒ヾ ,イ ̄`ヾ,ノ! が .「 l ′ 「1 /てヽ′| | | 「L! ' i'ひ} リ ヽ | ヽ__U, 、ヽ シノ ノ! ! |ヽ_、ソ, ヾシ _ノ _ノ -┐ ,√ !  ̄ リ l !  ̄  ̄ 7/ レ'⌒ヽ/ ! | 〈 _人__人ノ_ i く _ //! 人_,、ノL_,iノ! /! ヽ ruu‐- 、 「 L_ヽ uu─‐- 、 ノ/ / / lト、 \ ヽ, -‐┤ ノ ッ 了\ ヽ, -‐┤ // ハ キ { / ヽ,ト、ヽ/!`hノ ) ク |/! 「ヽ, `ー /) _ ‐' ハ ャ ヽ/ r-、‐' // / |-‐ く シ > / / `'//-‐、 / ハ ハ > /\\// / /ヽ_ ! ョ ( / / // / `ァ-‐ ' ハ ハ / /! ヽ レ'/ ノ | > ' ∠ -‐  ̄ノヽ / { i l ! / フ ン / -‐ / ̄/〉 〈 \ /!
○ / ( | \ | ヽ |  ̄ |ヽ| \ _ / きみたち大丈夫かね
し! _ -── ‐- 、 , -─-、 -‐─_ノ // ̄> ´  ̄  ̄ `ヽ Y , ´ ) L_ / / ヽ ./ ' ' i イ / / く ン l ,ィ/! / /l/!,l /厶, i ,.lrH‐|'| /‐!-Lハ_ l /-!'|/l /`'メ、_iヽ l | |_|_|_|/| / /__!__ |/!トi i/-- 、 レ!/ / ,-- レ、⌒Y⌒ヽ _ゝ|/'/⌒ヽ ヽト、|/ '/ ̄`ヾ 、ヽト、N'/⌒ヾ ,イ ̄`ヾ,ノ! 「 l ′ 「1 /てヽ′| | | 「L! ' i'ひ} リ ヽ | ヽ__U, 、ヽ シノ ノ! ! |ヽ_、ソ, ヾシ _ノ _ノ -┐ ,√ !  ̄ リ l !  ̄  ̄ 7/ レ'⌒ヽ/ ! | 〈 _人__人ノ_ i く //! 人_,、ノL_,iノ! /! ヽ r─‐- 、 「 L_ヽ r─‐- 、 u ノ/ / / lト、 \ ヽ, -‐┤ ノ 了\ ヽ, -‐┤ // .{ / ヽ,ト、ヽ/!`hノ ) |/! 「ヽ, `ー /) _ ‐' ヽ/ r-、‐' // / |-‐ く ド > / / `'//-‐、 / > /\\// / /ヽ_ ! ( / / // / `ァ-‐ ' 人 / /! ヽ レ'/ ノ > ' ∠ -‐  ̄ノヽ / { i l ! / フ / -‐ / ̄/〉 〈 \ /!
>34 ちとワラタ
テスト
|\_/ ̄ ̄\_/| \_| ▼ ▼ |_/ \.. 皿.. / ______/| ヽ l ヽ______ (∋ / v \| ヽ ∈)  ̄ ̄ ̄ ̄| / 。 l 。 人 | ̄ ̄ ̄ / / ヽ ー - / \\ / / | | | \ヽ / / ヽ | \ // / | \ / | つ \ \ヽ / / /ωヽ \ | | ../ / / \ \ | | / / / \ \ .| | | ( く ) ) | | | \ \ ./ / | | | \ \____/ /. | / | _――-\ \ / /-――___| / |/ ⊂⌒__) (__⌒つ |/
\ │ / @@@ @ _、_@ ヽ( ノ` )ノ ヽ_^ へ ∠ __ __ ||| __ __ / / | | ̄ ̄ ̄ ̄| | |.絶望ノ( | / | ⌒ .|/  ̄ ̄ ̄ ̄
???
○ / ( | \ | ヽ |  ̄ |ヽ| \ ー /
49 :
( ´∀`)さん :03/04/02 21:58 ID:E3JPMycG
花 し! _ -── ‐- 、 , -─-、 -‐─_ノ 花 小 粉 // ̄> ´  ̄  ̄ `ヽ Y , ´ ) 粉 え ま 許 / / く ジ で さ l ,ィ/! / /l/!,l /厶, よ る l | |_|_|_|/| / /__!__ |/!トi i/-- 、 レ!/ / ,-- レ、⌒Y⌒ヽ ハ ハ / /! ヽ レ'/ ノ > ' ∠ -‐  ̄ノヽ / { i l ! / フ / -‐ / ̄/〉 〈 \ /! スレに優しく。
クルッ ∧∧ ミ _ ドスッ (・∀・,)彡―─┴┴─―┐ * * * \ / つ おはっ!ニヤ/ * * \ 〜′ /´ └―─┬/\ ミンナ!オハヨウ! // * * \ ∪ ∪ / \\ アサダヨ!ニヤニヤ!!/+ * (・∀・) * \ / * ニヤニヤ * \∧∧∧∧/ ヽ(・∀・)ノ * * < 二> ( .. ) * * * < 予 ヤ> / ヽ ───────< の 二>────── < 感 ヤ> ワーイ! ワーイ! ニヤニヤ プーン!! < !! > . (・∀・) (・∀・) (・∀・) /∨∨∨∨\ ニヤニヤヽ(・∀・)人(・∀・)ノニヤニヤ │ │ │ / \ . (\│/)(\│/)(\│/ \ / ♪ ♪\ / ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧\ ( ・∀・) .( ・∀・) .( ・∀・) .( ・∀・) .⊂ つ⊂ つ⊂ つ⊂ つ 〜( つノ〜( つノ〜( つノ〜( つノ .
○ / ( | \ | ヽ |  ̄ |ヽ| \ ー /
∧∧ ミ _ ドスッ
( ,,)┌─┴┴─┐
/ つ
>>1 死ね |
〜′ /´ └─┬┬─┘
∪ ∪ ││ _ε3
゛゛'゛'゛
(・∀・)ニヤニヤ
(・∀・)ニヤニヤ
(・∀・)ニヤニヤ
花 し! _ -── ‐- 、 , -─-、 -‐─_ノ 花 小 粉 // ̄> ´  ̄  ̄ `ヽ Y , ´ ) 粉 え 学 王 L_ / / ヽ 王 | 生 が / ' ' i !? マ ま 許 / / く ジ で さ l ,ィ/! / /l/!,l /厶, だ れ i ,.lrH‐|'| /‐!-Lハ_ l /-!'|/l /`'メ、_iヽ よ る l | |_|_|_|/| / /__!__ |/!トi i/-- 、 レ!/ / ,-- レ、⌒Y⌒ヽ ね の _ゝ|/'/⌒ヽ ヽト、|/ '/ ̄`ヾ 、ヽト、N'/⌒ヾ ,イ ̄`ヾ,ノ! l は 「 l ′ 「1 /てヽ′| | | 「L! ' i'ひ} リ ヽ | ヽ__U, 、ヽ シノ ノ! ! |ヽ_、ソ, ヾシ _ノ _ノ -┐ ,√ !  ̄ リ l !  ̄  ̄ 7/ レ'⌒ヽ/ ! | 〈 _人__人ノ_ i く //! 人_,、ノL_,iノ! /! ヽ r─‐- 、 「 L_ヽ r─‐- 、 u ノ/ / / lト、 \ ヽ, -‐┤ ノ キ 了\ ヽ, -‐┤ // ハ キ { / ヽ,ト、ヽ/!`hノ ) モ |/! 「ヽ, `ー /) _ ‐' ハ ャ ヽ/ r-、‐' // / |-‐ く | > / / `'//-‐、 / ハ ハ > /\\// / /ヽ_ ! イ ( / / // / `ァ-‐ ' ハ ハ / /! ヽ レ'/ ノ > ' ∠ -‐  ̄ノヽ / { i l ! / フ / -‐ / ̄/〉 〈 \ /!
(・∀・)これからもにやこうを応援してくださいね(・∀・) ∧_∧ ( ・∀・) <おーだんごーまーるまるー ( ) (__)_)
(・∀・)これからもにやこうを応援してくださいね(・∀・) ∧_∧ ( ・∀・) <おーだんごーまーるまるー ( ) (__)_)
62 :
山崎渉 :03/04/17 09:14 ID:YMOmdFS5
(^^)
63 :
山崎渉 :03/04/17 10:41 ID:YMOmdFS5
(^^)
64 :
山崎渉 :03/04/17 10:48 ID:Dwd5NYh9
(^^)
65 :
山崎渉 :03/04/17 10:57 ID:Dwd5NYh9
(^^)
66 :
山崎渉 :03/04/17 11:37 ID:Dwd5NYh9
(^^)
67 :
山崎渉 :03/04/17 11:39 ID:YMOmdFS5
(^^)
68 :
山崎渉 :03/04/17 11:53 ID:Dwd5NYh9
(^^)
69 :
山崎渉 :03/04/17 12:00 ID:YMOmdFS5
(^^)
70 :
山崎渉 :03/04/17 13:10 ID:YMOmdFS5
(^^)
71 :
山崎渉 :03/04/17 13:16 ID:YMOmdFS5
(^^)
72 :
山崎渉 :03/04/17 13:38 ID:YMOmdFS5
(^^)
73 :
山崎渉 :03/04/17 13:49 ID:Dwd5NYh9
(^^)
74 :
山崎渉 :03/04/17 13:57 ID:Dwd5NYh9
(^^)
75 :
山崎渉 :03/04/17 14:45 ID:YMOmdFS5
(^^)
76 :
山崎渉 :03/04/17 15:03 ID:t7eVkEFX
(^^)
[ここ壊れています]
82 :
lo; :03/04/19 15:49 ID:fU/grhkS
&rlo;あだえdd3えれ
83 :
山崎渉 :03/04/20 03:40 ID:Ph+HzfBS
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ^^ )< これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ( ) \________________ | | | (__)_) 山崎モナー
| あなた達は愚行の数々を繰り広げる低脳で無知で強欲な生物です(^^; . |
| しかしこのFLASHを見ればきっと神は御救いになられるでしょう(^^) |
\ (^^)
http://f2.aaacafe.ne.jp/~eagle/flash/flash.htm (^^) /
\ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
( ^^ )
(っ) ,,,,l ` γ l,,,,,
\ \/~~.... |。 ~~ヽ
\,,/ | |。田}}\ \
| |。 | ヽ_ヽ
_ | |。 | ゝつ
|\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
< 山 崎 ! 山 崎 ! 山 崎 ! >
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
、 、 、 、 、
/っノ /っノ /っノ /っノ /っノ
/ / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧
\\( )\\( )\\( )\\( )\\( )
○ / ( | \ | ヽ |  ̄ |ヽ| \ ー /
○ / ( | \ | ヽ |  ̄ |ヽ| そろそろ俺の季節も終わる \ ー /
○ ,"( : '、 : 、 :  ̄ |ヽ: さよなら・・・ ; ー ,
誰ヵのっとって名地下スレにならんかなぁ
・・・・・
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∧∧ ∧∧ (*゚ー゚) (゚ー゚*) ∪ .| | ∪ . 〜| .| | |〜 (/"U U"U 昔ね、仲のいい双子がいたんだって。 ごめんね、なんかありがちで。
∧∧ ∧∧ (*゚ー゚) (゚ー゚*) /つ つ ⊂ と | 〜O - つ ⊂⊂_)〜 別にその姉妹は仲が悪かったわけでもないし 仲がよかったって訳でもないよ。普通だよ、普通。 ・・・・こういう時って便利だよね、「普通」って言葉。
∧∧ (*゚ー゚) ∪ .| . 〜| .| ∪"U . ∧∧ (゚- ゚*) .| ∪ . | .|〜 ∪゛U でもね、その姉妹お姉ちゃんのほうが 物凄く頭がよかったんだ。妹のほうは どっちかっていうと・・・おバカのほうに 入るかな。
. ∧∧ (゚ー ゚*) .| ∪ . | .|〜 ∪゛U けど妹のほうは別に気にして無かったよ。 妹のほうが可愛かったからね。本当だよ。 今度写真見せてあげるよ。絶対お兄さんも そう思うよ。
. ∧∧ (゚- ゚*) ,□⊂| . | .|〜 ∪゛U ・・・ごめん。話を元に戻すね。 ある日先生がこう言ったんだ。 「今度漢字のテストをやる。」 ・・・え、何か問題があるかって? あったんだ、妹のほうに。
/ ヽ凵ワヽ | || ゚| □ | |丿 || ゚| | | ∧∧ ⊂|二二二ノ (*゚ -゚) /::/ |::::::丿 ノ| U | /:::/ ̄ /:::/ ̄ノ 〜| | |::::|  ̄ |:::|| ̄ U`U |::::|◎== |:::|==◎ (⌒ ) (⌒ ) 休み時間に先生に呼び出されちゃってね、 「お前は、まだ一回も合格してないじゃないか。 今度不合格だったら親に来てもらうぞ。」 なんて言うんだよ。どう思う?ひどいよね? 子供の権利条約の違反だよ。
. ∧∧ (゚- ゚*) .| ∪ . | .|〜 ∪゛U ∧∧ ∧∧ (,, ー ) ( ー ,,) ∪ |⊃ | |) 妹のほうは困ったよ。だっておバカなんだもん。 今まで合格できなかったものが急に合格できるわけ ないのにね。けどね、誰かがこう言ったのを聞いたんだ。
「頭に刻み込むように覚えればすぐに覚えられるよ。」
∧∧ (*゚ー゚) ∪ .| . 〜| .| ∪"U もちろんこれは例えだね。要はそれだけ集中 しろっていう。・・・・けどね妹はおバカだったからね。 それをまともに受けちゃったんだよ。
∧∧ (* ゚-゚) |ヽ /∪ つ[] 〜O - つ 妹はさっそく家に帰ってやろうよ思ったよ。 でもね、いざやろうと思ったらやっぱし 不思議に思ったんだ。本当に刻めば 覚えられるのかって。そりゃそうだよね。 妹もそこまでおバカじゃないよ。
∧∧ (*゚ー゚) |ヽ ∪ つ[] . 〜| .| ∪"U でもね、漢字テストに不合格になるのも嫌だ、 けど刻んでも効果があるのか。だから妹はこう考えたんだ。
「まず、他の人の頭を見てみよう。」
.∧∧ ∧∧ .(゚- ゚*) (゚ー゚*) .| |) | ヽ.| |〜 とU U O,U゛U さっそく姉に言ったよ。 「頭をみせて。」って。姉は頭がよかったからね。 きっと刻んであると思ったんだろうね。 でも何にも無かったんだ。 当たり前だよね。もし書いてあったら、姉の方が おバカだね。
|ヽ .∧∧[] ∧∧ .(゚ー゚∩ (゚ー゚*) .| / | ヽ.| |〜 とU U O,U゛U でもね妹は諦めが悪かったんだ。 なんてったって不合格したら親に呼び出し だからね。だから妹はこう考えたんだ。 「よく考えたら頭に刻んだって覚えられるはずが無い。 きっと頭の中に刻んであるんだ。」って。 ・・・・なんでもう少しよく考えないのかな?まあ、 おバカだからしょうがないか。
∧∧ .......... (゚- ゚*) ( ー ) | ∪ | ヽ.| |〜 とU U O,U゛U ∧_∧ で、やっちゃったんだ。けどね、 頭の中には変なシワみたいなものしか 刻まれてなかったんだ。そりゃあそうだよ、 もしシワ以外に刻まれてたらそれこそ問題だよ。
∧∧ (*゚ー゚) |ヽ ∪ .⊃[] . 〜| .| ∪"U けど妹は諦めなかったんだ。 「きっとお姉ちゃんだけ無かったんだ。 他の人のもみたほうがいい。」なんて言い出すんだよ。 どうしてそのガンバリを勉強に向けないかな・・・
∩ ∩ )`i_ )`i ____ (  ̄ ̄⌒ ̄ ̄  ̄ ― __ __  ̄ ̄  ̄ ̄⌒─‐ __/ _ノ`( A ) _  ̄  ̄、`っ^つ / / ゛゛゛゛゛゛  ̄  ̄ ノ / ∧∧ ( __( J (゚- ゚*) l,jj,jl,j | ∪ . | .[]〜 U゛ヽ| ∧_∧ だから先生でもやってみたんだ。 先生も頭がいいと思ったんだろうね。 けど無かったんだ。
∧∧ (゚- ゚*) . (| .∪ .| .|〜 ∪"U 結局、妹が頭に何も刻まれてないって 気付いたのは、二十人目の子の頭の中を 見てからなんだ。・・あれ、十九人だったかな。 忘れちゃった・・まあいいや。
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((゚д゚ ;))ガクガクブルブル
ヤヴァイ...地下めぐりがクセになりそうな予感...
もしかして異世界スレの裏ギコ教授の作者さんですか?
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∧∧ ∧∧ ( ー ,,) ( o ,,) (| | ⊂| |) | |〜 | |〜 U~U U~U お兄さんは噂話って知ってる? ほら、「友達から聞いたんだけど」 で始まるようなやつ。
,,,,,,,,,,,, ⊇○⊆と ) ,ー//(⌒( ノニ二,ーヽ ( (i(@ij)~ロ(_ノ国((=(@ij ヽ.,_,.ノ, ヽ.,_,.ノ,. ∧∧ 口裂,) | ∪ | | U~U ハ)ヽ)ヽ り,, Д ) ノ)/ | ヾ─O U Uつ 首なしライダー、口裂け女、人面犬・・・ これも噂話の一つだね。お兄さんも 子供の頃聞いたことあるでしょ。
__ ┌─\制.\───┐ │噂 \ .\ 話│ └───\限.\─┘  ̄ ̄ でも私が怖いと思うのは 「制限」つきの噂話かな。 この話を聞いた人は〜 ってやつ。でも実際は やらなくても何も 起きないんだけどね。
∧∧ (゚д゚,,) | |) | |〜 U~U 私の友達もね、この手の 噂話が大好きだったんだ。 確か名前は・・・・なんだったかな。 まあ、「太郎」君でいいか。
∧∧ ∩゚д゚) / /⊃ 〜 (′ / U U ∧∧ (*゚ -゚) ∧∧ ∧∧ U | ( ) .( ) 〜| .| (| |) (| |) (/"U 太郎君は暇があればどこから 聞いてきたか噂話をするんだ。 「これは俺の友達から聞いたんだけど・・」 ってかんじで始めて。けど私は聞かなかったね。 別に興味が無いしそれにやっぱし怖かったからね。
∧∧ ∧∧ (,,゚д゚) (゚- ゚*) (| |⊃ | |) 〜| | | |〜 し`J . U~U けど太郎君はそれが気に 入らなかったらしくて、ある日 「なんでお前は俺の話を聞かないんだ」 って聞いてきたんだ。だから私はこう答えたんだ。 「興味ないから」って。 怖いからなんて 恥ずかしくて言えないよね。
∧∧ ∧∧ (#゚д゚) (゚o ゚*) (| |⊃ | |) 〜| | | |〜 し`J . U~U そしたら太郎君急に怒り出しちゃって 「みんな俺の話を聞いたんだからお前も 俺の話を聞けよ」なんて言い出すんだよ。 なに考えてるんだろうね。何様のつもりだって 感じだよ。だから私も「バカじゃない」って 言い返したんだ。
∧∧ (#゚д゚O∧ ヽ | (∩o゚;) ⊂_)ゝ_ノ この一言がいけなかったのかな。 太郎君、完全に切れちゃって急に 私に飛び掛ってきたんだ。そして 「今から俺の話を聞いてもらうぞ!!」 なんて言うんだ。
∧∧ (#゚д゚O∧ ヽ | (∩-゚;) ⊂_)ゝ_ノ 話自体はそれほど怖く無かったよ。 だってそのときの太郎君のほうが よっぽど怖かったもん。なんで あそこまでムキになるんだろうね。
∧∧ (,,゚∀゚O∧ ヽ | (∩-゚;) ⊂_)ゝ_ノ けど最後に太郎君はこう言ったんだ。 「この話を聞いた人は一週間以内に 同じ内容の話を7人に話さなければ ならないんだ。もししなかったらお前に 恐ろしいことが起きるぞ」って。 ・・・・・まいったね、私が一番嫌いなやつだよ。
∩ ∧∧ ∧∧ ヽ (;゚∀゚) (゚o ゚;) \⊂\ | |) O-、 )〜. | |〜 ∪ U~U 話が終わると太郎君急に 立ち上がってこう言ったんだ。 「俺はお前で七人目だからな。 俺にはもう関係ないからな。」 ・・・結局太郎君も怖かったんだ。 だったら噂話なんか聞かなければ いいのにね。ほんといい迷惑だよ。
. ∧∧ (゚- ゚*) .| ∪ . | .|〜 ∪゛U ∧∧ ∧∧ ( - ;) (; - ) | |) ∪ | 私は困ったよ。どうやらこの話は みんな知ってるらしくて誰も 聞いてくれないんだ。そうこうしてるうちに 日がどんどん経っちゃってね、六日目に なっても誰にも聞いてもらえなかったよ。
. ∧∧ (゚ー゚*) .| ∪ . | .|〜 ∪゛U で、七日目になったんだ。けどね 何も起きなかったんだ・・・やっぱしね。 そんなことあるはずないんだ。私は 嘘だと思ってたよ。・・・・本当だよ。
∧_∧ ∧_∧ ( ∀ ) ( ∀ ) \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ||.\_____\ ||.\_____\ ||\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ||\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .|| || . || . || ∧∧ (*゚ー゚) \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ||.\_____\ ||.\_____\ ||\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ||\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ,|| || , || || でもねその日から太郎君は、急にいなくなっちゃったんだ・・・・ それどころか太郎君なんて存在誰も知らなかったんだ。 一体なんだったんだろうね・・・・・
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どこで書いてるの?お兄さん見つけられなくて...
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怖くて楽しいです。またお兄さんにお話たくさんして下さいな。
156 :
( :03/05/06 23:06 ID:e2xSh0LF
裏ギコ教授の「背徳の刑法学講座」とか、やっていいですか?ここで。
157 :
( :03/05/06 23:17 ID:3e52CYNZ
;´゛;; ..:'' ::;; へ ,,;`;: ゛;.,., //',',\ ∧∧ ∧∧ ,; "´,,;;` ;:.,. _//〃',〃ヽ(゚∀。) (*゚ー゚),,;" `;:;; ;:;: ゝ'〃',〃.,/'; " | 丶_/ | ゛ヾ;, `;;: ;:":: ´〃/// ⊂U U O OUU⊃ `;.:. ;'::;" ;; ,,; ::; ';;'" ,,; " ;´゛;; 一応あっちの方ではストーリーみたいなものを 考えてるので、どうぞこちらに書き込んでください。
158 :
イスカ :03/05/06 23:59 ID:e2xSh0LF
>157 ,;,, ,;'゙゙';,, .;:"'゙:;,, ,.,,;:' ゙:;, ,;" "''" ':;, ;: ':; ,;、 ○ :; ありがとうございます... ';, ○ ;' 元来 私 ふわしースレの絵描ですので ';,, * 。 .;' どれくらいできるかは わかりませんが... .';.,, ';, :: 「あっちの方」が何処なのかがわかるまで... ゙`:; ':;., :::::: 死にたくない... :: ;' ゙:;, ::::::::::::: ::::: ,; ,, '゙;,. :::::::::::::::::: :::::::: ; .,、 ':;`; `';, ::::::::::::::::::::::: ::::::::::: ;' ;: ; ';, `;, `';, ::::::::::::::: :::::::: ,;' ,; ;' ,,.,.,., ,;'゙"'`:;,`:;, ゙';,、:::::::::::::::::::: :::: ,,;″ ,;' ;',;:' ゙;, ; ゙`;, :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :: .,;:′ ,;゙ ,.;' ;' '; `';, ::::::::::::::::::::::: :::::: ,,;:' ゙,,;:゙' ;: ゙:, ゙:;., :::::::::::::::: :::::::::: '゙゙゙ ,,;:゙ .,;" '゙;., ゙:;, ::::::::: :::::::::::::::::'゙゙ .,,;:'゙ ::::::: ゙;,、 `゙ :::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::: ゙` ::::::::::::::: '゙ :::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ジカイヨコク...「フタリ ノ サツジンシャ?」
異世界のスレとは・・・!? 例のスレとは違うスレでやってたってことでつか??
160 :
159 :03/05/07 00:34 ID:BstekKTc
検索かけたら一発で見つかりました・・・スマソ 裏ギコ教授もこちらの話も楽しみにしています!
うわあああああ。 裏ギコ教授の話の続きが見つからないよー。 なぜだー。 神か!?神が邪魔してるのか!? おのれっ!
162 :
( ´∀`)さん :03/05/07 13:03 ID:EPtyZWlN
● ∧_∧● ッパッパッパ ヽ(゚ー゚)丿 . へ/ / ㊙ゝ
163 :
( ´∀`)さん :03/05/07 17:58 ID:0sOr7E9Y
∧∧ ∧∧ (゚∀。) (*゚ー゚) ) ⌒ヽノ⌒ ( ( ( ,.ヘ \ノ ) ) ノ) ノ〈) 〉 (ヽ-m、 / ! (__/\ ヽn. i` - ソ 〈,,,| 、. __(u ( 3 ) l | i |. ヽ、 ヾ ヽ i | j ヽ ヽ ヽ、 | ! | ) 〉 〉 l l |, / / / ,.ノ i i ノ / 丿 ( ,,(⌒,,l (,,,__;`)____`)  ̄  ̄ ここはsage進行でお願いします。
165 :
イスカ :03/05/07 23:51 ID:qCuIJctl
君は...人を傷つけたことって ある? 人を犯したことは? ...じゃあ 殺したことは? 罪 背負う者には 罰が与えられねばならぬ... なぜ? 君は...罪ってなんだと思うの? 神なき国の... 神なき世界の...? 倫理なき... 苦悩...
166 :
イスカ :03/05/07 23:52 ID:qCuIJctl
背徳の刑法学 [予告編]
167 :
イスカ :03/05/07 23:53 ID:qCuIJctl
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | 予告編です... :::::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ 私は断じてヒキコモリ ::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / ではありません!! :::::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: | いきなり そーゆー板書かよ... ::::::::::::: \___________∧______:::::::: ::::::: / ::::::::::: :::::: | 微妙だよな... ::::::: ::::::: \________________:::::::::::::
168 :
イスカ :03/05/07 23:53 ID:qCuIJctl
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | これから講義するテーマは... ::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ ::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / 背徳の刑法学 :::::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: | 表は憲法が多いけどな... ::::::::::::: \___________∧______:::::::: / ::::::::::: | なんで表でやらないんだろうな? ::::::: \________________:::::::::::::
169 :
イスカ :03/05/07 23:54 ID:qCuIJctl
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | ただいま オープニング等作成中です... ::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ 表じゃ虐殺シーンを ::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / 描けねーんだよ!! :::::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / ヴォケ!! ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: | それにしても すごい板書だな... ::::::::::::: \___________∧______:::::::: / ::::::::::: | 作者はふわしースレ住民らしいから... ::::::: \________________:::::::::::::
170 :
イスカ :03/05/07 23:55 ID:qCuIJctl
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::: ::| 学者の思考方法ですので ::::::::: ::| 多少 講義が 難しくなるかも知れませんが... :::::::: :::\__ ,_______________:::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 司法板に :::::::::::::○::::::::::○::::::: ::::: ,__ 通報とかしないように!! :::::::::::::::::▽:::::::::::< ケケケケ... :::: iii裏∧ ::: / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━ ∧∧━━ ::::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ ::::::::::::::::: (゚Д゚,,) ::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|...いきなり 逃げかよ... ::::::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | ...ヘタレ学者の卵... ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
171 :
イスカ :03/05/07 23:56 ID:qCuIJctl
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::: ::| あと 裏ギコの原作者さんの講義とは ::::::::: ::| パラレルってことで... ::::::: :::\__ ,_______________:::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 感謝 感激 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: ,__ 絞殺死体… ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚;) ::::::::::::::: (゚Д゚;) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::| … ::::::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: |. … ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
172 :
イスカ :03/05/07 23:57 ID:qCuIJctl
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::: ::| とういうわけで 今回はここまで... ::::::::: :::\__ ,_______________:::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 課題:原作の詳細と共に :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: ,__ barabara死体を提出シル!! ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚;) ::::::::::::::: (゚Д゚;) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|...いや なんか 今... ::::::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | 変な笑い声が... ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::<続>
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>173 ちょっとずつ、教えてもらえると、長く連載できそうな気がするから、 無理に探さないことにするね...。 原作のレヴェルの高さに意気消沈するのもやだし...。 偶然、出会えることを期待しておくね...今は...。おやすみ。
>>173 氏
狭い範囲に囚われていたら分からないでしょうね。恐らく。
僭越ながら両スレとも応援しております。
[裏東京ギコ大学地下126階]::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧ ∧ < こ ここは...一体 どこモナ? :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: (´Д`;) :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: し し ) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: く く く :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: (_(_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::: モナは 夏の合宿に向けて レモナちゃんと ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::: 肝試しの会場にするために ある廃校を下見にきてたモナ... ::::: :::::::::::::::: でも 突然 レモナちゃんはいなくなってしまって... :::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::;;;;; ここは地獄の蓋... ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::: ::::::::;;;;;;;;;;;;; そして あなたは闇を照らすための生贄... ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::: :::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::アヒャヒャヒャヒャ!!! >:::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧ ∧ < だ だれモナ!? ::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: Σ (´Д`;) :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ⊂、 つ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: | |" :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ( ( ( :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: (_(_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: < アヒャヒャヒャヒャ〜ン!!!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
178 :
イスカ :03/05/10 20:25 ID:q/3pPX2v
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179 :
イスカ :03/05/10 20:30 ID:q/3pPX2v
|::::::::::::゙l .,i´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'L ,rー=@ ゙L:::::::::::゙l、|:::::::○:::::::::::::::::○:::::::::│ | `i、 ゙l,::::::::::::゙l,|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| | ヽ ゙L:::::::::::゙l::::::::::::::::∀::::::::::::::::::::::::| ゙l │ ,, ゚i、:::::::::.゙l、::::::::::::::::::::::::::::::::::::,l" ゙l, ゙l ,r’`=、 .,r'“'x,.゙'t,::::::::::.~ヘ::::::::::::::::::::::::::::r″ ゙l, .゙l.,,i´ .│ ,r" ヽ .゚'x_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';., ┐ .ll° .――-〃 .ゝ ゙゚'‐;;:::'l,::::::::::::::、/`:::::::::レ-,_ ,,,,,,,,, 'ヒ .,,i´ .,,v- 'i、 .゙t;;;;;;,,;'``::::::::::::::,i″::`''ヘ-__ _,,,,v‐'゙゚`::::::゙゚L "ヘx,,_、 ゙l, ,i´ .'" ''''r,、 .゚L ,,,;;''゙::::::::::::::::::::::::,,r″:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,l. ゚'小x、'l| 'l_ ″ | .l'::::::::::::::::::::::::_,r‐″:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_,,-!l゙′ ゚r,.゙'!i,、 .〕 `"] 。° ,| ゙!i:::::::::::::,,dr・リ,、:::::::::`丶ーァ=―――''''''''''''"゛ . ゙L ゚L .,i´ .| ° ,,l" ._,r″`,,r° `┐::::::::::::::'L ,,-i、 .,,r, .゙l。,i''_ .,ん,, .| °.,,l,,,,,v'" ,,x┘ ‘i、::::::::::::::゙L ,l::::::::'┐ ,,r"::゙k .,,i´:::::゚L .'゜ `゙''=! ._,r'" `゙゚'''''''''″ ゙'i、:::::::::::゙L ,i´::::::::::゚L_,,,,,,,,,i″:::::::::゚l、 .,i″:::::::| _、 ゙l,:::::::::::::゙l ,i゜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶 .,「:::::::::::::::,| ‘'i、 ゙l::::::::::::::] メ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ト,r:::::::::::::::,r| `ヽ ゙l::::::::::::'l |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|'::::::::::::::::,i´.| ||''x, `'i、 ゙l::::::::::::| |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::,l° | l| `ヽ ‘!, ';::::::,/゜ ゙l、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,,「:::::::::::,/゜ │ l ヽ, ゙L ^''″ ゙┐::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,r″::::::,r″ .| ゙l .゙'x、 'L ゙Z≡:::::::::::::::::::::::::::::::″::::,l″ | |、 ゙'l, .゚l, ,/':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,,r° .j′ │ ゙ヽ .'l, ,,r"::::::::,。:::::::::::::::::::::::::,,,r!'″ .,「 ゙l、 `i、 │ _,/:::::::::,,/ス:::::::::::::::::::::,ァ″ ,,i´ ト
180 :
イスカ :03/05/10 20:30 ID:q/3pPX2v
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181 :
イスカ :03/05/10 20:31 ID:q/3pPX2v
○ ,,,;;;;;;;; ∧ ,,,,,;;;;''''° ::::: Д;:::::; ';:..:: と⌒;;:::,,,,⌒つ´ ,,;;:::: ∨::;;; 。;::....,,, );;;,,,,,つ
182 :
イスカ :03/05/10 20:32 ID:q/3pPX2v
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183 :
イスカ :03/05/10 20:33 ID:q/3pPX2v
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | 嗚呼 哀れ...モナ君は ::::::: :: | 甲タンと乙タンの殺人鬼コンビによって肉塊に... ::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ メッタ刺し+メッタ刺し ::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / =メッタメッタ刺し :::::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ ::::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(; ゚) ::::::::: (゚ ;) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: | 見殺しにしておいて...よくいう... ::::::::::::: \___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::::: ::::: | 俺は自分の身が心配でならないよ... ::::::: :::::: \________________:::::::::::::
184 :
イスカ :03/05/10 20:33 ID:q/3pPX2v
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | さて 今回のテーマは これ!! ::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__犯罪の成立に絶対必要なもの... ::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / 「因果関係」 :::::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: | 因果関係なんて ありまくりだろ? 今のは... ::::::::::::: \___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::::: ::::: | 思いっきり殺人罪だろ? ::::::: :::::: \________________:::::::::::::
185 :
イスカ :03/05/10 20:34 ID:q/3pPX2v
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | 刑法における因果関係とはなんなのでしょう? ::::::: :: | まずは そこからです... ::::::: :: | 刑法では「行為から結果が起こったこと」を ::::::::::::::: :: | 「因果関係があった」と表現します :::::::::::: ::: \__ _______________:::::::::::::::::::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━::::::: ::::::::: ,__ 今回の事案でいうと... ::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / 包丁での刺突行為 → 因果関係 → あぽ〜ん ::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: | 日常用語と おんなじ じゃん ::::::::::::: \___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::::: ::::: | そんなに長い講義じゃないかもな ::::::: :::::: \________________:::::::::::::
186 :
イスカ :03/05/10 20:35 ID:q/3pPX2v
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | しかし 日常用語とはかなり違います ::::::: :: | なぜなら ここでは刑法の目的に関わる :::::::::: :: | 考慮が働くからです :::::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: ,__ 刑法の目的に合わない ::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / 因果関係は(刑法上の)因果関係とは ::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / 認めないのだ!! ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: | ん!? 因果関係があるのにないって... ::::::::::::: \___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::::: ::::: | 言語矛盾じゃねーか? ::::::: :::::: \________________:::::::::::::
187 :
イスカ :03/05/10 20:36 ID:q/3pPX2v
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | 順番にいきましょう... :::::: :: | 刑法では「因果関係があった」というために ::::::: :: | 二つの因果関係が認められることが ::::::: :: | 必要とされています... ::::::: :: | (正確な表現ではないのですがそれは後ほど) :::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ それが ::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / 1.条件関係 :::::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / 2.相当因果関係 ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: | ...なんだなんだ? 因果関係が二つ? ::::::::::::: \___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::::: ::::: | 今 「行為から結果が起こったこと」が ::::::::: ::::: | 因果関係だって 言ったばっかだろうが!! ::::::: :::::: \_____________ゴルァ!!:::::::::::::
188 :
イスカ :03/05/10 20:37 ID:q/3pPX2v
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | 「行為から結果が起こったこと」を認定する方法が ::::::: :: | 条件関係と相当因果関係の認定なわけです... :::::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ 話の腰を折ると... ::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / ヌ ッ 殺 す ぞ!!! :::::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(゚ ,,) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: | ひでー ::::::::::::: \___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::::: ::::: | 板書だ... ::::::: :::::: \________________:::::::::::::
189 :
イスカ :03/05/10 20:37 ID:q/3pPX2v
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | 正確にいうと 2の相当因果関係とは 偶然を ::::::: :: | 除外するための概念でして... :::::::::: :: | 純粋な因果関係の問題ではありません ::::::::: :: | 今回 扱うのは 1の条件関係の方なので ::::::::::: :: | 相当因果関係は忘れてください... ::::::::: :: | でもって 条件関係とはこれのことです... :::::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__条件関係を認定するための公式 ::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / =「あれなければこれなし」 :::::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / (ドイツでは通説です...) ::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: | ん〜と...殺人行為がなければ... ::::::::::::: \___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::::: ::::: | あぽ〜ん もなかったということか? ::::::: :::::: \______________※「通説」=ほとんど反対者なく支持されている学説のこと
190 :
イスカ :03/05/10 20:38 ID:q/3pPX2v
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | はい その通りです...今回の事案においては ::::::: :: | 「刺突行為がなければ あぽ〜んもなかった」 :::::::::: :: | ことが条件関係が認められる要件となります ::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ 「あれなければこれなし」は ::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / conditio sine qua non :::::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / が原語 ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: | 「コンディティオ 死ネ!!」 「クァー!!ノォォーーン!!」 ::::::::::::: \___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::::: ::::: | んじゃ やっぱり ::::::: ::::: | 甲と乙には 因果関係は認められるじゃん :::::: :::::: \________________:::::::::::::
191 :
イスカ :03/05/10 20:39 ID:q/3pPX2v
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | 本当にそう思います? ::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ だから おまえは ::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / アホなのだぁぁぁぁ!!! :::::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: | 素人 捕まえて アホも何も... ::::::::::::: \___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::::: ::::: | だよなぁ〜... ::::::: :::::: \________________:::::::::::::
192 :
イスカ :03/05/10 20:39 ID:q/3pPX2v
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::: ::| では 説明のために 今回の事案を整理してみましょう... ::::::::: :::\__ ,_________________::::::::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━::::: ::::: 1.甲と乙はイカレてる ::::::::: ::::: 2.二人ともお互いの存在に気づいてない(メッタ刺しに夢中) :::::::: ::::: 3.甲と乙のそれぞれが モナーに対して致命傷を与えていた ::::::::: :::: ,__ 4.モナーに致命傷(最初の一撃)を与えたのは同時 ::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━. ∧∧ ━━━━━━ :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|4あたりが少し... ::::::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | わざとらしい設定だが... ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
193 :
イスカ :03/05/10 20:41 ID:q/3pPX2v
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::: ::| この設定が大切なんです...! ::::::::: ::| 1から順番に見てみましょう :::::::::: ::| 1は甲タンと乙タンが「責任無能力もしくは ::::::: ::| 限定責任能力の状態」にあることを意味します... ::::: ::| (責任能力については別の講義で説明します...) :::::: ::| そして 責任と因果関係は別個の問題なのです :::::: :::\__ ,_______________:::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 要するに :::::::::::::::::::::::::::::: :::: ,__ イカレているかどうかは :::::::::::::::::::::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / 因果関係とは関係ない!! :::::::::::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|あぁ...1は無視して(・∀・)イイ!のか... ::::::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | 普通に考えればそうだよな... ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
194 :
イスカ :03/05/10 20:41 ID:q/3pPX2v
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::::::::::: ::| 2は甲タンと乙タンは(広義の)共犯ではないことを意味します:::::: ::| (とにかく 共犯ではないと考えてください... ::::: ::| この点に判例・学説に争いはないからです...) :::::: ::| そして (広義の)共犯ではありませんので :::::::::::::: ::| 甲タンと乙タンを別々に考えなくてはならないのです ::::: ::| (正確な表現ではないのですが...これも別講義です...):::: :::\__ ,_______________:::::::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 条件公式を :::::::::::::::::::::: :::: ,__ 甲と乙 別々にあてはめなくては :::::::::::::::::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / ::::::::::::: ならない... :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|具体例は後でやってもらうということで... ::::::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | とりあえず 先へ... ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
195 :
イスカ :03/05/10 20:42 ID:q/3pPX2v
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::: ::| 3についてですが...甲タンと乙タンの包丁が ::::::::: ::| 同時にモナ君の心臓に突き刺さったと :::::::: ::| 考えてください... ::::::::: :::\__ ,_______________:::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: その後のメッタ刺しは :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::: ,__ 死期を相当程度に早めた ::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / ものではなかった :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|わからない人は板書を無視の方向で... ::::::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | 先へ(゚Д゚)ノ ドゾー!! ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
196 :
イスカ :03/05/10 20:43 ID:q/3pPX2v
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::: ::| これで材料はそろったわけですが ::::::: ::| 一応 4について補足しておきますと... ::::::: :::\__ ,_______________:::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: モナーが最初の一撃を避けられなかったのは ::::: :::: ,__ 足が疲れていたからであって ::::::::::::::::::::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / :: 逃げ場を失ったからではない!! :::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|どうせ教室事例が元ネタだろうからな... ::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | つっこんでも仕方ないか... ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
197 :
イスカ :03/05/10 20:43 ID:q/3pPX2v
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::: ::| では 今回の事案に以上2〜4の ::::::::: ::| 考慮ファクターを加えて ::::::::: ::| 条件公式で処理してみましょう... :::::::: :::\__ ,_______________:::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 蛇が出るか :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::: ,__ 鬼が出るか... ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / 宝くじはあたらない... :::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ ::::::::::::::::: (゚Д゚;) :::::::::::::::: (゚Д゚;) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|さ...殺人鬼が出るのは勘弁して欲しい... ::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | でも 宝くじは関係ないだろう... ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
198 :
イスカ :03/05/10 20:44 ID:q/3pPX2v
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::: ::| 甲タン から処理します... ::::::::: :::\__ ,_______________:::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 甲が「刺突行為を行わなければ ::::::::::::::::::::::::: :::: ,__ モナーは死ななかった」 :::::::::::::::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|...って あれ? 甲が殺らなくても... ::::::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | モナーは乙に(最初の一撃で)殺されちゃうよな?::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::::::::::::::::::::::::::::
199 :
イスカ :03/05/10 20:45 ID:q/3pPX2v
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::: ::| そうです...今回の事案では甲タンが殺さなくても :::::::: ::| モナ君は乙タンによって殺されてしまうのです... ::::::::: ::| つまり 「条件公式によれば」 ::::::: ::| 甲タンの刺突行為とモナ君の死には ::::::: ::| 因果関係がないことになるのです!! :::::::::: :::\__ ,_______________:::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 因果関係がないから ::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::: ,__ 甲に殺人罪は成立しない!! :::::::::::::::::::::::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚;) ::::::::::::::: (゚Д゚;) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|な...なんじゃ!!そりゃー!! ::::::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | モナーは殺されてるだろーがっ ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
200 :
イスカ :03/05/10 20:46 ID:q/3pPX2v
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | 驚くのは まだ早い!! ::::::: :: | さらに なんと 「条件公式によれば」 ::::::: :: | 乙タンにも殺人罪は成立しないのです!!! :::::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ 乙の刺突行為がなくても ::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / モナーは 甲に殺されて :::::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / しまうから!!! ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ Σ (゚ ;) :::Σ (゚ ;) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: ::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: :| おい! マジかよっ!! ::::::::::::: ::\___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::::: ::::: | 甲も乙も殺人罪じゃないっていうのかっ!!! ::::::: :::::: \________________:::::::::::::
201 :
イスカ :03/05/10 20:47 ID:q/3pPX2v
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | そうです...「条件公式によれば」 ::::::::: :: | 二人とも殺人罪で処罰されることはないのです... ::: :: | ...残念ながら 今回の 講義はここまでです... :::::::::: :: | 次回も 引き続き この事案における ::::::::: :: | 因果関係の存否を議論します... ::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,_ 謎を孕みつつ...次回も... ::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / 「因果関係」 :::::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(; ゚) :::::::: (゚ ;) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: ::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::: :| オィオィ...こんなの講義しなくったって...... ::::::::::::: ::\___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::::: ::::: | 因果関係 認められなくちゃ ヤヴァイだろ... ::::::: :::::: \________________:::::::::<続>
202 :
イスカ :03/05/10 20:50 ID:q/3pPX2v
講義の補足::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::::::: ::::: ,_ | 今回と次回で 因果関係を講義します。 ::::::::::::: :: 。ノ,裏:':, .| 基礎を まったく 講義していないにもかかわらず::::::: ::: ;' ゚ー゚': < このような 講義をしたことは 作者のエゴが ::::::::::::: :::ヽ,:'゙':, , ,;' | 原因と言ってしまえば それまでですが :::::::::::::::: :: "'''゙'''゙''゙ | まずは どのようなものが「刑法学」なのかを ::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: | 知っていただきたいと思ったからです。 :::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: | 次々回からは 基礎から 講義するつもり :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: | ですので 今しばらく 御付き合いの程 よろしく御願いします...:::::::: :::::::::::::::::::::: |_________________:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: なお、「イカレてる」という言葉を劇中で使っておりますが それはあくまで「甲と乙が」の話でありまして 責任無能力ないし限定責任能力の方々を差別するつもりは毛頭ございません いずれ、この点も講義しようと思っています
不快な思いをされた方、申し訳ありませんでした...
,,;;"⌒'ヽ ,...、 _,.;;:::=''~ ;;; ;;;;ヾ ヾ ~=-、 :::-‐-:::" ヽ ∧∧ ∧∧ :: :::; ;:: -、 -=-;;;:;; ;;::; ;;;: 丶`,,,,(゚∀。*) (*゚ー゚),,,:: ;;: ;;: ミ ;、 - ,,~, ':::: :::: :::: ;, ) ;"`i /^, ヽ,,, ;;;; ;;;; ミ 彡,,-‐/;;:;;;;;;;::;;:; / ;;( ( l i ./ /` ) );; ) ::::) ゛;;; / ;; ;;;;; :::::;;i /)_丿 /./ /) ノ ii;;;;;;; 〃 / ii;;;:; :::::;;: ノヾ;彡 (,,,___/_/ Y´ l ヾ ;;;;/ ノ ゛l;;: 彡 ミ 〈,,, | _丿 /_ 、,. i ゞ ソ ミ l彡 :/ | `i ー っ) | | .| _,;;" ヽ/ \:ミ i | | . i i i ヾ;:;::;:;::;ミ/ . | i j | | .l .. l l | l l i ,./ .i i l i l l,, (_,,(⌒,,l (⌒,,l (_,,)  ̄  ̄ お疲れ〜
┏━━━━━━┓ ┃≡≡≡≡≡≡┃ ┃┌────┐┃ ┃│日 記 │┃ ┃└────┘┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━┛
/l / l / l / 記l ┃ 日 l━━, ┓ ┃ l .., ,. .,.┃ ┃ l .., ,. .,.┃ ┃ /,. ..., ,. ┃ ┃ /,. ,. .., ,. .┃ ┃ /., , ..,...,,.,....┃ ┃/.. ,. .,.. .., ,. . ┃ ┗━━━━━┛
∧∧ ( - * ) (| |) . | | . | |〜 U゛U ∧∧ ( ) (| | | ノ .| U ~U ○月三日 今日からうちでペットを飼うことになった。 お母さんが親戚のおじさんから貰ってきたらしい。 私は初めて生き物を飼うのでうれしかった。
∧∧ (゚- ゚*) | U | |〜 U~ U ○月四日 私はさっそく名前を決めようと思った。 けど、お母さんが「ハナコ」と呼んでいた。 どうやらもう名前は決まってるらしい。 少し残念だった。
∧∧ (* O ) ∧∧ U |つ (゚- ゚*) | | | U 〜| | | |〜 U ~U U~U ○月五日 今日ハナコを散歩に連れて行こうと思ったら、 お母さんに怒られた。「なんで?」と聞いたら よけいに怒られた。
∧∧ (*゚ -゚) U | 〜| | U~U ∧∧ (゚- ゚;) ▽⊂| U | |〜 U~ U ○月六日 今日はお姉ちゃんがハナコにエサを やる日だった。けどお姉ちゃんはハナコに エサをやるのをなんだか嫌がってた。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::: (゚ー゚*) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::: ⊂| |) :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: | |〜 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::: U~U ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ○月7日 今日は、夜にこっそりハナコを散歩に連れてって あげた。途中でうんこをしたけどそのまま ほったらかしにした。次からはちゃんと片付けようと思った。
∧∧ ( O #) ⊂| |) | | | |〜 U~ U ∧∧ (´- ゚*) | U | |〜 U~ U ○月八日 夜中にハナコが食べ物をあさっていた。 お母さんが物凄く怒ってハナコを蹴飛ばしていた。 「暴力はよくない」と言ったら「これはしつけだ」と言われた。
∧∧ (゚- ゚#) | |) と _ ノ ヽ) ○月九日 今日はハナコに芸を教えることにした。 最初はお手から始めたけど全然覚えないので 蹴飛ばしてやった。これはしつけだからいいんだ と自分に言い聞かせた。
∧∧ (*゚ -゚) | U | |〜 U~U ∧∧ ( O# ) | U | | | |〜 U~ U ∧∧ (;゚ -゚) ∪ | . 〜| | U~U ○月十日 今日、買い物から帰ってきたら花瓶が割れてた。 お母さんはハナコがやったと思いしつけをしていた。 後でお姉ちゃんがハナコの手当てをしていた。いつもは エサやりも嫌がってるのに、少し不思議に思った。
∧∧ (゚ー゚*) | U | |〜 U~U ∧∧ ( O #) | U | | と _ ノ ヽ) ○月十一日 今日ハナコが居間でおしっこをした。 私はお母さんと一緒にハナコにしつけをした。 これもハナコのためだから仕方が無いと思った。
. ∧∧ (#゚ -゚) U | 〜|.. │ U~U ∧∧ (゚- ゚;) | U | |〜 U~U ○月十二日 最近ハナコがお姉ちゃんのほうになついてる。 私のほうがしつけをしてあげているのに・・・・ なんだか腹が立ったのでハナコにしつけをした。
. _ |:| ∧ |:| (゚- ゚∩ | ノ | |〜 U~ U ○月十三日 ハナコが名前を呼んでも来ないので しつけをした。蹴飛ばしたらギャーギャー ないてうるさかったので棒でしつけをした。 しばらくたってようやく静かになった。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ○月十四日 (何も書かれていない・・・)
∧∧ _ (;;∀;;;) ∠__」=⊂|:::;;;:U |;;...; .| |;;;;:...;|〜 U~ U ∧∧ ∧∧ (*゚ -゚) (;゚ -゚) U |⊃⊂| | 〜|.. │ 〜| | U~ U U~U ○月十五日 今日お母さんがハナコに包丁でしつけをしていた。 私もやろうと思ったらお姉ちゃんに止められた。 お姉ちゃんは「このことは絶対誰にも言っちゃダメ」 と言った。なんでかわからなかったけどお姉ちゃんが 言うならそうしようと思った。
∧∧ (´- ゚*) | U | |〜 U~ U ○月十六日 朝起きたらお母さんがいなかった。 ハナコもいなかった。お姉ちゃんは まだ寝ていた。私も眠かったので 学校を休んだ。
_,,.. (警察) .( д ) し 回 i i U' 'U ∧∧ ∧∧ (゚o ゚;) (゚- ゚*) | U | U | |〜 | |〜 U~U .U~U ○月十七日 今日警察の人がきた。「君のお婆ちゃんが 誰かに頃されたんで今調べてるんだ。 ところで君のお母さんはどこ?」と聞いてきた。 お姉ちゃんが「知らない」と答えたので私も 「知らない」と答えた。うちにはお婆ちゃんなんて いないからきっと勘違いしてるんだ。明日しつけ をしてあげようと思った。
∧∧ _ (゚ー゚*) ∠__」=⊂| U | |〜 U~U ○月十八日 今日警察の人にしつけをしてあげた。 これで警察の人ももう勘違いはしない と思う。いいことをしたと思った。
|:ゞ,,.,,.,..,.,.,.,.,.,..,, .,. | |:ゞ,,.,,.,..,.,.,.,.,.,..,, .,. | |:ゞ,,.,,.,..,.,.,.,.,.,..,, .,. | |:ゞ,,.,,.,..,.,.,.,.,.,..,, .,. | |:ゞ,,.,,.,..,.,.,.,.,.,..,, .,. | |:ゞ,,.,,.,..,.,.,.,.,.,..,, .,. | |: |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (ページが破られている・・・)
∧∧ ∧∧ (゚∀。) (*゚ー゚) | U_U | | ___ | U~U U~U 五月十二日 今日からペットを飼うことにした。 名前はお兄さんと同じ名前にすることにした。 だってお兄さんにそっくりだもん。お兄さん みたいに育てばいいなと思ったよ・・・・
∧∧ ∧∧ (゚∀。) (*゚ -゚) | U_U | | ___ | U~U U~U 五月十二日 けど私、人の日記を勝手に見る人は 好きじゃないよ・・・今回は許してあげるけど もしまた勝手に見たらおにいさんにもしつけを するからね・・・・
/l / l / l / 記l ┃ 日 l━━, ┓ ┃ l .., ,. .,.┃ ┃ l .., ,. .,.┃ ┃ /,. ..., ,. ┃ ┃ /,. ,. .., ,. .┃ ┃ /., , ..,...,,.,....┃ ┃/.. ,. .,.. .., ,. . ┃ ┗━━━━━┛
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なんかよかったでつ。
よかったでつ。
背徳の刑法学 第弐話
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | まず 講義を始める前に... ::::::: :: | 前回は誤解を招きかねない :::::::::: :: | 不適切な表現があったことを御詫び致します...::::::: :: | 今後は気をつけます... ::::::::: ::: \__ _______________:::::::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━:::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::: 責任無能力だったり限定責任無能力だったり:::::::: ::::::: することは「イ○レてる」ことでは必ずしもない... ::::::::: ::::::: 通常の人間だって 「イカ〇てる」人は :::::::::: :::::::::: (,◆:::;)ペコリ... いるわけだから... ::::::::::::::::: ━ B:::::::::; ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌─∪∪┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: ::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: :| わざとではないとしても ::::::::::::::: :| 誤解を招く書き方であったことは猛省すべきだな:::: ::\___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::::: ::::: | そのせいで差別が助長されることも :::::::::: ::::: | あるわけだからな... ::::::: :::::: \________________:::::::::::::
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::: :: | それと補足ですが...責任無能力や制限責任能力::::::: :: | の場合であっても 無罪というわけではありません:::::::::: :: | 犯罪自体は成立しているのですが :::::::::: :: | ただ 処罰されないというだけなのです... :::::::::: ::: \__ _______________:::::::::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ 物語の設定上 甲と乙を :::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / 責任に欠けるとしたが ::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / それは やっぱり犯罪の成否と関係ない:::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: ::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: :| 責任がなくても犯罪は成立するから... ::::::::::::: ::\___________∧______::::::::::::: :::::: / ::::::::::::::::::::::::: ::::: | 前回の条件関係の問題は存在し続けるってことか...::::::: :::::: \________________::::::::::::::::::::::::::::: ※わかりづらければ 甲と乙に責任があると考えてもらっても結構です...
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | さて 前回は因果関係の内容として :::::::: :: | 条件関係を講義していたのですが ::::::: :: | 今回もその続きです... ::::::::: :: | 条件公式を単純にあてはめると :::::::: :: | 甲タン 乙タンには殺人罪が成立しないことに :::::::: :: | なってしまうところから今回はスタートです... :::::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ 甲も乙も殺人罪が成立しない...:::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / 果たしてこれで :::::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / いいのか!? ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(; ゚) :::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: ::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: :| いいわけないだろう... ::::::::::::: ::\___________∧______:::::::: :::::: / :::::::::::::: ::::: | 殺されたモナーの立場がなくなっちまうもんな...::::::: :::::: \________________:::::::::::::::::
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | このとき 次の三つの選択肢があります... ::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ A.条件公式を修正する ::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / B.条件公式を捨てる :::::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / C.条件公式を堅持する::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(; ゚) :::::::: (゚ ;) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: ::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: :| Cの選択肢ってあるのか...? ::::::::::::: ::\___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::::: ::::: | まぁ...話を聴いてみようか... ::::::: :::::: \________________:::::::::::::
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::: ::| まずは Aの考え方から検討してみましょう... ::::::::: ::| Aの考え方は ::::::::: ::| 今回の事案のように二つの行為からそれぞれ::::::::: ::| 独立に発生してしまう場合には条件公式を :::::::::: ::| このように修正します... ::::::::::::: :::\__ ,_______________:::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 「あれなければこれなし」を ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::: ,__ 「あれ(1)とあれ(2)なければこれなし」に修正して::::: :::: iii裏∧ ::: / 公式が認められれば因果関係有りとする::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::::::::::::: :::::::::::::|甲と乙の殺人行為をいっしょに考えられるように:::::::: :::::::::::::: \____ ∧ ::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | 条件関係を修正するのか... ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::: ::| Aの考え方で実際に処理してみましょう... ::::::::: :::\__ ,_______________::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::: 「甲の刺突行為と乙の刺突行為がなければ ::::::: ::::: モナーが死ぬことはなかった...」 :::::::::::::::::::::: :::: ,__ となって 因果関係が認められる :::::::::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|因果関係が認められるから :::::::: :::::::::::::: \____ ∧ ::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄:: ::::::::::::::::::::::::::::::: | (他に特殊事情がなければ) :::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | 甲と乙を殺人罪にできるわけだ... :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::: ::| そして Aの考え方の根拠はこれです... ::::::::: :::\__ ,_______________:::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 実際 人が死んでるんだから :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::: ,__ 誰も殺人罪にならないのは ::::::::::::::::::::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / おかしいんじゃない? ベイビー? :::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ==========∧===:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|いいんじゃないか? これで... ::::::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | なんか気のない説明の仕方だけどな...:::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::::::
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::: ::| それもそのはず...A説って理屈じゃないんですもん...:::: :::\__ ,_______________:::::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 「けしからん」とか「不都合だ」という理由だけで:::::: :::: ,__ 理屈になるのなら裁判所も刑法も::::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / :::: 必 要 な い... ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|はぁ...そうですか... ::::::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | ...だからといって 因果関係を認めない::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | わけにはいかないんだし... ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________::::※A説=Aの考え方
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::: ::| では A説はおいといて...B説を説明しましょう... ::::::::: ::| B説は別名「合法則的因果関係説」といわれます:::::: ::| B説は条件公式を捨てるわけですが :::::: ::| その代わりに行為と結果に合法則的因果関係 ::::::: ::| を要求します...ちょっとあてはめてみましょうか... ::::: :::\__ ,_______________:::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 甲の刺突行為によって包丁がモナーの心臓に ::::: :::: 穴をあけてしまい そこから多量の出血があり :::::: :::: また 心臓が傷ついたために血流が滞ってしまい:::::: :::: ,__ それらのためにモナーの脳に血がいかなくなり:: :::: iii裏∧ ::: / その結果 モナーは死んだ...:::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|論理的につながっていれば ::::::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | 因果関係はあるって考えるんだな...::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \____________:::※作者は脳死説で考えております...
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::: ::| ...で 次はC説なわけですが... ::::::::: ::| その前に ちょっと事例を変えてみましょう... :::::: :::\__ ,_______________::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::: ,__ 事例の変更...しばらくお待ちください...::::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|事例変更? ::::::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | どんなのに変更するんだ? ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: タン・タ・タラリラタン::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: \│/ ::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ─ 凸 ─ ::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /│\ ::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::: このように 乙タンはいないことにして ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 甲タン 一人の包丁がモナ君の心臓を貫く瞬間に... :::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::: ∧ ∧ < タスケテモナー!! :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: (*゚∀゚) ::::::::::: (;´Д`) ::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ⊂' 甲つ=「二フ ( つつ :::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〜( ,ノつ :::::::::::::: ) ) ) :::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: (/ :::::::::::::::: (__)__) ::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::: 癒されてしまったとしたら...? :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::: (癒し系は人間ではないとして) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::: ∧∧ < ヒギャァァァ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::: (*゚∀゚),, :::::ウデガァァァ!!:::::::::::::::::::__∩__:::::::::::::: :::::::::::::::::: ノ つ@';'; ::::::::::::::::::::::::::::::::::: | ., |::::::::::::: ::::::::::::::::: 〜( ( ';' :::::::::::::::::::::::::::::: Λ.Λ| ,;ζ::゚ ' ∵|:::::::::::: ::::::::::::::::::::: U~U ';' :::::::::::::::::::::::::と(∀°|_;:・':゛;',"_|::::::::::: :::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::※あくまで甲と癒し系がモナーを殺したのは同時です...
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | このとき A説は条件公式をそのまま :::: :: | あてはめて因果関係なしとします ::::::: :: | ここでA説は脱落です... :::::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━:::::::::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__一方が人間であるかそうでないかの違いで:::: ::::::: B裏∧ :: / 因果関係を認めたり認めなかったりは::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / 明らかに不当!! ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: ::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: :| そっか...甲がやっていることは乙がいるときと :::::: :| おんなじなのに... ::::::::::::: ::\___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::::: ::::: | 乙が一緒に殺るか 癒し系が一緒に殺るか::::::: ::::: | ...っていう甲とは関係ない状況の差で :::::::: ::::: | 甲の罪が違うのは変だもんな... :::::: :::::: \________________:::::::::::::
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | 次にB説です...B説ではこの場合でも問題なく::::::: :: | 因果関係を認めます... :::::::: :: | ...でも それでいいのでしょうか? :::::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ 何を刑罰の目的とするかの ::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / 問題がここで顔を出してくる...:::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: ::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: :| 刑罰の目的って... ::::::::::::: ::\___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::::: ::::: | 悪い香具師を懲らしめることだろ? ::::::: :::::: \________________:::::::::::::
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::| いろいろな考え方があるわけですが... ::::::::: :::\__ ,_______________:::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 背徳の刑法学では 刑罰の目的を ::::::::::::::::::: :::: ,__ 利益の保護と考える!! :::::::::::::::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::: :::::::::::::|利益って この場合だと モナーの命ってことか?:::::: :::::::::::::: \____ ∧ ::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | 悪い香具師を懲らしめるためじゃねーの?:::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________::::::::::::::::::::
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::| ...そもそも...「悪い」ことを問題とするスタート :::::::: ::| からして問題なのですが...この点は別講義です...::::::: :::\__ ,_______________:::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::「悪い香具師」を罰しようとして ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 「悪い」ことが何であるかを明らかにするために::::::::: :::: 倫理とか道徳とかを持ち出すと 違う倫理や道徳を:::: :::: ,__ 持つ少数者を迫害する結果になってしまう...:::::: :::: iii裏∧ ::: / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|なんか抽象的でよくわからんが... ::::::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | 要するに 今回の場合ではモナーの命を::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | 守ることが刑罰の目的ってことだな?::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: ::| そーゆーことです。刑罰の威嚇でもって :::::::::::: ::| 甲に犯行を思いとどめさせ :::::::::::::::::::::: ::| モナ君の命を保護しようというのが 刑罰の目的なのです:::: ::| 従いまして... :::::::::::::::::::::: :::\__ ,_______________:::::::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 甲を罰することでモナーの命を保護することは::: :::: ,__ できないので 刑罰を甲に ::::::::::::::::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / :::: 与える意味はない!! :::::::::::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ ::::::::::::::Σ(゚Д゚;) ::::::::::::Σ(゚Д゚;) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|へー...って えぇぇぇぇー!? ::::::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :::::::::::::::::::::::::: | 何いってやがるんだ! このDQN教授は!?::: ::::::::::::::::::::::::::: \______________::::::::::::
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: ::| だって 甲タンが殺さなくてもモナ君は :::::: ::| 死んでいたんですよ... ::::::::: :::\__ ,______________::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ ::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: どっかでこんな感じの :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::: ,__ 考え方を見たことな〜い? :::::::::::::::::::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / :::: お客さ〜んぅ? ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚;) ::::::::::::::: (゚Д゚;) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::: :::::::::::::|...もしかして...(死の)結果が不可避なら ::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | 因果関係を認めない...ってのは... ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | そうです...実は 条件公式って このことを ::::::: :: | 含んだ概念だったんです... :::::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ 「あれなけれどもこれあり」では:::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / 因果関係を認めないという:::::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / 条件公式不成立の一パターン::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(; ゚) :::::::: (゚ ;) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: ::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::::: :| ...結局...刑罰の目的に合致しないから ::::::::::::: ::\___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::: ::::: | B説は脱落...結局 残ったのは... ::::::: :::::: \________________:::::::::::::
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | C説の「条件公式を堅持」ですね... ::::::: :: | 結論として :::::::: :: | 甲タンと乙タンには殺人罪は成立しないのです...::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ 甲にも乙にも ::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: 因果関係は認められない...:::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;) ━━━━━━━━━━━:::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(; ゚) :::::::: (゚ ;) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: ::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::::: :| なんか... ::::::::::::: ::\___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::::: ::::: | ばかされているような... ::::::: :::::: \________________:::::::::::::
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::: ::| ...このような思考が条件公式に含まれていることが::: ::| 発見・主張されたのも最近のことですしね... :::::::: ::| 納得いかなくても無理はないかもしれません... :::::: ::| 最後に補足です...(どうでもいいことなんだけど...):::::: :::\__ ,_______________:::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 条件関係(条件公式)の問題 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::: ,__ =合法則的因果関係の問題+結果回避可能性の問題 :::: iii裏∧ ::: / ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚;) ::::::::::::::: (゚Д゚;) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|あぁ...なんかもう... ::::::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | よく わけがわからなく... ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | で...今回の課題です... :::::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ ::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / 鬼ごっこ :::::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(゚ ;) :::::::: (゚ ;) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: ::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: :| へ? オニゴッコ? 急に簡単な単語が... ::::::::::::: ::\___________∧______:::::::::::::: :::::: / :::::::::::::::::::: ::::: | 俺達 二人でか? (そもそも講義と関係ないんじゃ...)::::::: :::::: \________________::::::::::::::::::::::::
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | いいえ...この人達とです... :::::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ :::< 甲デース!!:::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / ジャ〜ン!!! ∧∧:::::::::::∧∧:::< 乙デース!!:::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / (゚∀゚*)::::::::(*゚∀゚) ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━∠二」=⊂ 甲 @):::: O 乙 つ=「二フ:::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::⊂,,ノ.〜:〜 |:::::::::::::::::::::::::: :::::::│ Σ (; ゚) :::Σ (; ゚) ::::∪::::::::::::::::し`J:::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: ::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: :| フォォォォー!!! ::::::::::::: ::\___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::::: ::::: | ...正気か!? このDQN教授がぁ〜っっ!! ::::::: :::::: \________________:::::::::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | でも 平気です...捕まえても半殺しにとどめて | もらうよう伝えてありますので... \__ _______________ ,__ ∨ < ハンゴロシ ト... B裏∧ ∧∧ ∧∧ <ハンゴロシ デ... (;;;゚Д゚) (゚∀゚*) (*゚∀゚) ⊂::::::::;) ∠二」=⊂ 甲 @) O 乙 つ=「二フ ┌───┐ ⊂,,ノ〜 〜 | │ │ ∪ し`J ==============================================
/l フ / ┼ メ几 │ . / .:| (フ ̄/ ̄ ノ 〆 ,木又. し' /  ̄ \ _ −' .::└‐- .,/ / ..::::::::::..l / ..::::::::::::::::::::...... | ::::::::::::::ノ/ ::( ノ::::::::::::::::::::::::::: ∧ | ::::::::::/ l ::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::: /:. `, | ::::::::::| | :::::::::::::::| ̄ '‐- ._/ /::::. '、 .l ::::::::::ヾ :::::::::::::::| /:::::: ___/::::::::. `、 i ::::::::::::゙、 :::::::::::::::| /:::::::::::: ::::::::::::::::::::: \ ヽ. ::::::::::::\ ::::::::::::|/::::::::::::::::::: :::::::::::::::::( ) ヽ ヽ :::::::::::::::` -::::::::::::::::::::_ -'' :::::::_/:::::::::::::.. i \ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  ̄ /:::::::::::::::::: l _ 〉 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /:::::::::::::::::::: | /;;\ /::::::::::::::::::::: l /;;;;;;;;;;;;ヽ \/::::::::::::::::::::: / /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;} :::::::::::::::::::::::::::: // ::::::::::::;;;;;;;;;/ :::::::::::::::::::::::: / :::::::::::::::::::::/
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━━━━━━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::::::::: ::::::: ,__ なんか... :::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ ...コミュニケーションがうまくいかなかったようです...::: :::::::::: (;;;゚Д゚) ::::::::::::::::::::: ━━⊂::::::::;) ━━━━━━━━━━━━:::::::::::::::::::::::::::アヒャヒャ〜ン!! > :::::::┌───┐:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヒャハヒャハヒャャャャ!!!! > :::::::│ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ウァォォァォ!!!! > =============┏━┓====┏━┓======::::::::::::クルナ クルナァァァ!!! > ::::::::::::::::::::::::::::::::: ┃ ┃::::::::: ┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏╋━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::<続>
次回予告::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::::::: ::::: ,_ | 今回の講義において 刑罰の目的が ::::::::::::: ::: 。ノ,裏:':, | 核心的な問題として顔を出しましたが ::::::: ::: ;' ゚ー゚': < 次回からは主にこの「刑罰の目的」を講義::::::::::::: :::ヽ,:'゙':, , ,;' | したいと思います...。 :::::::::::::::: :: "'''゙'''゙''゙ | 次回からは 物語部分が増える予定ですが:::::::::::: :::::::::::::::::::::: | 初心者ですので至らない部分も増えることと::::::: :::::::::::::::::::::: | 思います...何卒 御容赦くださいませ...。 :::::::: :::::::::::::::::::::: |_________________:::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. ─┬──┬─ ,,、 l l l|:::::::::::::::| ;´::::゛;, i i i|_________|,;":::::::::::', ,;´:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ. :'::::::::○::::::::::::::::○::::::: i i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'l ':::::::::::::::l‐--‐'i:::::::::::::," `:、:::::::::`::::::::´::::::::::.;、 ,;;''":::::::::::::::::::: ::::::::::゛ おつかれ〜
>258 あぁん...あなたにそう言われると、いけない気持ちになっちゃう...
,_ B■.,.,.,.,.,.,;'';, ;' :::::::::::::;, ;' 〇:::::::::::〇::;, ;' ::::::::::::Д::::::::::::;, ; :::::::::::::::::::::::::::::; むかし むかし...たった4人だけの国がありました... ; :::::::::::::::::::::::::::::; ;: ::::::::::::::::::::::::::::; ';,.,.,,.,.::::::::::::::::::,;' その国はたった4人しか住人がいないために | ̄ ̄ ̄| 大変に...大変に平和でありました... |___| ||15:25|| | ̄ ̄ ̄| | | | | | | ゲッツ!! | | .∧ ∧ . ∧∧ .∧∧ . ∧ ∧ | | .( ・∀・) (,,゚Д゚)(*゚ー゚) (´∀` )∩ | | (σ σ ( つ⊂ノ ⊂ ノ (Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y). 人 ヽ' 〜| | / ( ( ( .ゝニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ノ し(_) . し`J`J (_(_) [ たったひとつの広場にて集合写真... ]
でも...「刑法典」というものはありました でもでも...大変に平和な国でしたので ほとんど罰はありませんでした... でもでもでも...たったひとつだけ...ひとつだけ罰がありました... ______________________ )::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ) (:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::: ::::::::::::::::( ) 197条 転んでも泣かない。 ::::::::::::::::::::::::) ( 198条 おいらのギャグには大爆笑。 :::::::::::::::::::( ):::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::) ( 199条 人を殺したら 死刑です。 :::::::::::::::::::::( ):::::::::::::: ::::::::::::::::::::) ( 200条 なんかすごくエロいことになってる。 :::::::::::::( ) 201条 なんかものすごくエロエロなことになってる。:) (:::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::( )::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::) . ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
そして...もうひとつ...この国には不思議な...不思議な... 不思議すぎて 誰も覚えていない決まりがありました... 「もしも ぎゃあふさたんが国を訪れたら...2日以内に国を解散すること... そして 住人はそれぞれ違う方角へ...旅立つこと...」
物語は ふさたんの訪れから始まります... ノト | 彳ミ ノiミ __,,.. .-‐ '''""~~""''' ‐-彡彡ミ .彡ミ..,,____ _,..-'''" 彡彡ミミ 彡;;;ミミ __,,.. .-‐ '''""~ 彡彡ミミミミ彡彡ミミミ __,,.. .-‐ '''""~""''' ‐- ...,,____,,.. .-‐ '''""~''''''''''''''''''''''''~""''' ‐-、_ii|_,,.. .-‐'''""~ .,.:,..:.. .,. :,..:.. ,.:,..:.. , -'" .... :.:.:...:::. ... ," .,.:,..:.. .,.:,..:.. .,.:,..:.. .,.:,. .,.:,..:.. .,.:,..:.. .,.:,..:.. , ∧,,∧ ... ... ,.:.:.:...:::. . ,' .,.:,. .:.. .,.:,..:.. .,.: .,.:, .. .. .,. :,..:.. , -'". ミ・∀・,,ミ,.. . ,' ,.:,..:.. .,.:,..:.. .,.: ,..:.. .,.:,..:., -'" ... :, ミuu_@.. .. . ,',.:,. .:.. .,.:,..:.. .,.:,. , -'" : ' .. ,' .,.:,..:.. .,.:, ..:.. .,. :,..:.. .,.:,..:., -'"... ,.. " ;;,.. ,.. :. ," .,.:, ..:.. .,.:,..:.. .,. :,..:.. . , -'" ... ,... ... ,.. . ," .,.:,..:.. .,. :,..:.. .,.:,..:.. .,.:,..:.. , -'" ... ," .,.:,..:.. .,.:, ..:.. .,.:,..:.. .
[ 国の入り口にて... ] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ . | ようこそモナ!! もちろん 泊まっていくと . | いいモナ!! 歓迎するモナ!! \_ ,_____________ ∧ ∧ ∨ (´∀` ) ∧,,∧ ぎゃあ一晩の宿を ⊂ つ ミ,,・∀・ミ お借りしたく... ( ( ( @_uuミ (_(_) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ . | 本当モナ!? じゃあ 早速 みんなを . | 呼んでくるモナ!! \_ ,___________ . ∧ ∧ ∨ ぎゃあなんとも恐悦至極 三 ( ´∀`) ∧,,∧ 御礼に吟遊詩人たる 三 .( つ つ ミ,,・∀・ミ ふさたん 一曲披露したく... 三 人 Y @_uuミ . . し'(_)
一時間後...
,_ B■.,.,.,.,.,.,;'';, ;' :::::::::::::;, ;' 〇:::::::::::〇::;, ;' ::::::::::::Д::::::::::::;, ; :::::::::::::::::::::::::::::; ; :::::::::::::::::::::::::::::; ;: ::::::::::::::::::::::::::::; ';,.,.,,.,.::::::::::::::::::,;' | ̄ ̄ ̄| |___| ぎゃあそれでは ||17:34|| ∧,,∧ 一曲歌いたく... | ̄ ̄ ̄| ミ・∀・,,ミ | | ミ_uu@ | | ┌───────────┐ | | パチパチパチ... | . | | | イイゾー . | パチパチ... | | | ∧ ∧ ∧ ∧ . ∧∧ ∧∧ | | | (:::::::::: ) (:::::::::: )∩ (:::::: ) (:::::: ) ::::::::::::::::::::::::::: (Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y) .(:::::::: つ(:::::::::: ノ /::: | . ノ:: つ ::::::::::::::::::::::::::::::::::: .ゝニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ノ (;;○;;;;;;_) (;;;;;;;;;;;;_) 〜(;;;;.,.,.,つ@;;;;;,.,.,つ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧,,∧ 恋人がサンタクロース♪::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::: ミ,,・∀・ミ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: ミuu_@ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧,,∧ 毛の長いサンタクロース♪:::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::: ミ・∀・,,ミ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: @uu_ミ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧,,∧ 涅槃の街から来た〜♪::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ミ ,,ミ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: っ⌒*⌒c :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: "(_/''u''ヽ_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
∧,,∧ トス... ミ ,,ミ < ...ぎゃあ =「二フ⌒ つ "(_/''u''ヽ_) ┌────────────┐ │ │
,_ B■.,.,.,.,.,.,;'';, ;' :::::::::::::;, ;' 〇:::::::::::〇::;, ;' ::::::::::::Д::::::::::::;, ; :::::::::::::::::::::::::::::; ; :::::::::::::::::::::::::::::; ;: ::::::::::::::::::::::::::::; ';,.,.,,.,.::::::::::::::::::,;' | ̄ ̄ ̄| |___| ∧,,∧ ||17:36|| ミ ,,ミ | ̄ ̄ ̄| =「二フ⌒ つ | | "(_/''u''ヽ_) | | ┌───────────┐ | | | . | | | ∧ ∧ .| . | | | ∧ ∧ (#::::::::: )∩ ∧∧ ∧∧ . | | | (:::::::::: ) |::::::::::::.,,ノ (:::::: ) (:::::: ) ::::::::::::::::::::::::::: (Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y) .(:::::::: つ /::::/::::ヽ /::: | ノ:: つ ::::::::::::::::::::::::::::::::::: .ゝニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ノ (;;○;;;;;;_) .(;;;;;;)(;;;;;) 〜(;;;;.,.,.,つ@;;;;;,.,.,つ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
背徳の刑法学 第参話
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | 嗚呼...哀れ...ふさたんはモラ君の放った ::::::: :: | 包丁によって 即死と あいなりました... :::::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ ::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / ふさたんの急所は801穴... ::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: ::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: :| あれ...モララーだったのか... ::::::::::::: ::\___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::::: ::::: | というか...ストーリーも何もなかったよな... ::::::::::: :::::: \______________サイショ ダケ...:::
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | 今回のテーマはこれ!! ::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ ::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / 刑罰の目的 :::::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: ::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: :| 前回 なんか 煙にまかれちゃったトコだな... ::::::::::::: ::\___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::::::::: ::::: | ここがわかんないままで 先には進めないよな...::::::: :::::: \________________::::::::::::::::
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | では...まずは 今回の事案を整理してみましょう::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: 1.(この国では)殺人罪は死刑 ::::::::::::: ::::::::: ,__ 2.ふさたんが訪れたら2日以内に ::::: ::::::: B裏∧ :: / 国は解散 :::::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(; ゚) :::::::: (゚ ;) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: ::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::: :| ま〜た...変な事案だな... ::::::::::::: ::\___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::: ::::: | 最近 無理な設定が多くないか? ::::::: :::::: \________________:::::::::
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | 抽象的なテーマだから仕方がないんですっ!! ::::::: :: | さて...今回の事案で 単純に考えると :::::::::: :: | モラ君は 死刑になってしまいそうです... :::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ ::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / 日本は 絞首刑 ::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: ::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: :| ...話が微妙にズレてるぞ...板書... ::::::::::::: ::\___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::::: ::::: | 刑が重すぎないか...? ::::::: :::::: \________________:::::::::::::
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | もちろん そういう ツッコミも可能なのですが...::::::: :: | 今回はそれ以前の問題なのです... :::::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ ポイントは :::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / 「国がなくなっちゃう」 :::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / というトコ ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(,, ゚) ::::::::: (゚ ;) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: ::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::::: :| 国がなくなったら 刑を執行することが :::::::::: :| できなくなるとか... ::::::::: ::\___________∧______:::::::: :::::: / :::::::: ::::: | ...なんだ? 前ギコは予習してあるのか? ::::::: :::::: \________________::::::::::
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::: ::| それはそうなんでしょうが... ::::::::: :::\__ ,_______________:::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 解散して 人がいなくなっちゃうのに ::::::::::::::: :::: ,__ 「刑を執行する意味があるのだろうか?」 :::::: :::: iii裏∧ ::: / ::::::: という問題です... :::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|解散前に刑を執行することも ::::::::::: :::::::::::::│できるかもしれないけど... ::::::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | そうする意味があるかってことか...::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::: ::| まぁ...そういうことです... :::::::: ::| ここで 「刑罰の目的」が問題となるわけです... ::::::::: :::\__ ,_______________:::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 無目的に刑を課してはならないことに :::::::::::::: :::: ,__ ... 異論はない!! ::::::::::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / ::: ::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|無目的に刑を課してはいけないから... ::::::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄:::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | 何が目的であるのかが問題なわけだ...:::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::::::::
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::: ::| で...刑罰の目的をどのように考えるかで ::::::::::::: ::| これらの(代表的な)考え方が存在するわけです...::::::::::: ::| (可能性としてはいくらでも挙げられるんだろうけど...):::: :::\__ ,_______________::::::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: A 応報刑論 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::: B 教育刑論 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::: ,__ C 抑止刑論 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|はぁ...名前だけではわからないな... ::::::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | (配置からして Cが結論だろうか...) ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: ::| Aの応報刑論は 刑罰の目的を :::::::: ::| 主として「応報」に求めます... ::::::::: :::\__ ,_______________:::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 「応報」とは :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::: ,__ 犯罪に対しては刑罰という不利益で :::::::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / 応えなくてはならないという考えのこと:::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|...いや...なんで犯罪に対して刑罰を ::::::::: :::::::::::::│与えなくちゃいけないかが 問題なんだろ? ::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | ...説明になってないよな... ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::: ::| えぇ...正直 私もこの考え方は :::::::::::: ::| よくわからないのですが... ::::::::: :::\__ ,_______________::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::「刑罰の目的は犯罪抑止だけではなく ::::::::::::::::: ::::: 私的復讐の防止や 国民の正義感情の満足...:::: :::: ...とかとか 他にもいっぱいあるんだよ!!」 ::::::::::: :::: ,__ って考えみたい... :::::::::::::::::::::::::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ ::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚;) ::::::::::::::: (゚Д゚;) ::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ :::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::: :::::::::::::|な...なんか...... ::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | 結局...けしからんから処罰するって ::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | 考えに見えちゃうな... :::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::: ::| 実際に 応報刑論を主張する人達は ::::::::::: ::| やっぱり 犯罪抑止の目的が中心だとは言うんですが... :::\__ ,_______________:::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: でも...犯罪抑止以外の目的が :::::::::::::::::::::::::::::::::: :::: ,__ なぜ 必要なのかの説明はしてない... ::::::::::: :::: iii裏∧ ::: / (説明できないから「応報」という?)::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|いや...でも...例えば国民の正義感情が ::::::::::::: :::::::::::::│満足すれば 犯罪は防止できるんじゃ...? ::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | そうだよな... ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::: ::| いえいえ...そしたら それは抑止刑論の考え方に ::::::: ::| なっちゃうんですよ... ::::::: ::| 抑止刑論で 犯罪抑止のための ::::::::: ::| 手段が適正なのかの問題になるんです... ::::::::::::: :::\__ ,_______________:::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 結局 応報刑論とは...単純に...「犯罪に対して ::::: :::: ,__ 刑罰で応えなくてはならない」という発想を::::: :::: iii裏∧ ::: / ゴリ押ししただけの理論なのかもしれない... ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|...そしたら やっぱり... ::::::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | けしからんから処罰するってこと ::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | なのかな... ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: ::| ...で 具体的に今回の事案に この考え方を :::: ::| あてはめてみますと... ::::::: :::\__ ,_______________::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: モララーは人を殺した... ::::::::::::::::::::::::::::::::: :::: 殺人という犯罪に対しては 刑罰という ::::::::::::: :::: 応報が与えられなくてはならない!! ::::::::::: :::: ,__ ...国が 2日以内に解散されることは ::::: :::: iii裏∧ ::: / ほとんど考慮に入らない!! :::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━ :::::::::: ∧∧ ::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚;) ::::::::::::::: (゚Д゚;) ::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ :::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: :::::::::::::|犯罪抑止が主目的って いってた意味がないような... :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | ...ないかもなぁ... ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :: | さて...なんか意外と長くなっちゃいそうですので...:::: :: | 今回はここまでです... :::::::::: ::: \__ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::::::::: ,__ 次回も 引き続き... ::::::::::::::::::::::: ::::::: B裏∧ :: / 「刑罰の目的」 :::::::::::::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) / ::::::::::::::::::::: ━ ⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐ ∧∧ :::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::: ===========⊂┏━┓==⊂┏━┓=======:::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: ::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::: :| オ!! もう 30kbyte 超えてるじゃん!! ::::::::::::: ::\___________∧______:::::::: :::::: / ::::::::::: ::::: | このテンプレも 省エネしなきゃいけないかもな... :::::: \____________カゲ オオスギ ダッテ...<続>
講義の補足::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::::::: ::::: ,_ | 今回と次回で 刑罰の目的を講義します。 :::::::::::: :: 。ノ,裏:':, .| 本編中 応報刑論のあてはめがありましたが ::::::: ::: ;' ゚ー゚': < 実は このような あてはめができるかどうか ::::::::: :::ヽ,:'゙':, , ,;' | については応報刑論の内部でも ::::::::::::: :: "'''゙'''゙''゙ | 争いがあります(抑止の目的がなくなっているから)。:::: :::::::::::::::::::::: | しかし 処罰の必要がないのに ::::::::::: :::::::::::::::::::::: | 罰するという必罰主義がとられる可能性がある点で:::::: :::::::::::::::::::::: | やはり 応報刑論は支持できないのです...。 ::::: :::::::::::::::::::::: | 詳しくは次回の講義で説明したく思います...。 :::::: :::::::::::::::::::::: |_________________:::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
おつ!!
∧∧ ∧∧ オツカレ〜♪ (゚∀。+) (*゚ o゚) /´ヽ∞i_`ヽ"`i( ⌒`)、 |~l~l~l~l~| || ..〉 ヽ )╋(\ | :i: i: i l | / /i\ ヾ., とノ l,,)i: l: l l ξ ) 〉 ヽ、つ━━ |_:i_:i:_l_i_|_||_/ ノ l \ . | _ l 〉 . | | l〈 | ノ . i ll l ヽ-r-,r イ~ . | ||. | | | | . l |l |. │ | | . | l| l ノートーヽ (⌒~li(~⌒), (_/ヽ_)  ̄  ̄ 刑法のネタ面白くてためになります。
,_ B裏.,.,.,.,.,.,;'';, ;' :::::::::::::;, ;' 〇:::::::::::〇::;, ;' :::::::::::Д::::::::::::;, < 487,488タン...アンガトウ... ; :::::::::::::::::::::::::::::; ; :::::::::::::::::::::::::::::; ;: ::::::::::::::::::::::::::::; ';,.,.,,.,.::::::::::::::::::,;'
ぎゃあ487タンに「タン」がついてないことには他意はなく...
ぎゃあ290がCD関係っぽいIDで
背徳の刑法学 第四話
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | 装いも 新たに 前回の続きです...!! ::::: | 今回は Bの教育刑論の説明からです... :::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::: ::::::: A 応報刑論 ::::: :::::: ,__ B 教育刑論 :::: :::: B裏∧ :: / C 抑止刑論 :::::::: ::::::: (;;;゚Д゚) / ::::::::::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | オッ!! なんかテンプレが少し かわったな... :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | 文字のスペースが増えたからって ::: ::: | 文字量まで増えないことを祈るよ... ::: :::: \__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | 教育刑論は 刑罰の目的は「犯罪の抑止」と ::::: | 考えます... ::::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::::: ::::::: ここは Cの抑止刑論と同じ... ::::: :::::: ,__ :::: :::: B裏∧ :: / :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | じゃぁ...どこが違うんだろうな? :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | 目的が同じってことは...手段が違ったりして... ::: :::: \__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | 後ギコ君...そうともいえるのですが... ::: | 刑罰を どのようなものと考えるかの違いが ::::: | 両者にはあるのです... ::::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::::: :::::::教育刑論は 刑罰を利益としか考えない... ::::: :::::: ,__ でも 抑止刑論は不利益とも考える :::: :::: B裏∧ :: / :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | 牢屋に閉じ込めるのが...利益だけ...? :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | 利益だけなのか? 2chが見れないのに... ::: :::: \__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | 教育刑論は 犯罪者を矯正(教育)することで ::: | もう 犯罪を起こさせなくしようとします... ::: | そして 「もう 犯罪を起こさない」ということは ::::: | 本人の利益でしかないと考えるわけです... ::::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::::: ::::::: 刑務所は犯罪者ための学校である!! ::::: :::::: ,__ :::: :::: B裏∧ :: / :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | ニュー速板で こんなこといったら... :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | 袋叩きにあうかもな... ::: :::: \__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | モラ君に この考え方をあてはめると ::::: | どうなるかについては 抑止刑論の説明のときに:: | 譲りますが...(結論が一緒だから...多分...) ::::: | 教育刑論は 以下の理由から 支持できません :::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: 刑罰を利益でしかないと考えてしまうと ::::: ::::::: 犯罪者に対していくらでも刑罰を ::::: :::::: ,__ 与えてもいいことになってしまう... :::: :::: B裏∧ :: / :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | なるほど...本人の利益になるんだったら :::: | 与えれば与えるほど(・∀・)イイ!ことになるもんな...:::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | 刑務所に閉じ込められるのに ::: ::: | それが利益でしかないってのは変だしな... ::: :::: \__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | さて...最期はCの抑止刑論です... ::::: | 背徳の刑法学では これを支持するわけですが...::: | A やB と比較しながら説明していきましょう... :::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::::::: ::::: :::::::: 抑止刑論は刑罰の目的を「犯罪の抑止」 ::::::: ::::: と考え...刑罰とは基本的に不利益と考える...::: : ,__ (利益であることも否定はしない...) :::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━: ∧∧ :::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚;) ::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ :::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| さりげなく「サイゴ」が誤字ってるぞ... ::::::: :\_ ∧ ::::: :::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::: ::::: | た...他意はないよな...(ありませんように...) ::::::: :::::: \_________________::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | まず...抑止刑論は「犯罪抑止」のために刑罰を :: | 与えようとしますから 応報刑論と違って :::: | 刑罰を与えることによって :::: | 「犯罪抑止の効果があるかどうか」を ::::: | 重視します... ::::: \__ ,_______________::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::::::: ::::: :効果があろうがなかろうが処罰するのが 応報刑論 ←必罰主義ともいう... ::::: :::::: :効果がないなら処罰しないのが 抑止刑論 ::::: : ,__ :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━: ∧∧ :::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) ::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ :::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| あっ...だとしたら...抑止刑論なら... ::::::: :| 国がなくなったら 犯罪自体も ::::::: :| もう 起きなくなるわけだから... ::::: :\_ ∧ ::::: :::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::: ::::: | モララーを死刑にする必要はなくなるのか... ::::: :::::: \_________________::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | そーゆーことです。 ::::: | 国がなくなっちゃえば 犯罪を定めている ::::: | 法律もなくなりますからね... ::::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::::::: ::::: :::::::: だから 犯罪が発生することも ::::::: ::::: もう...なくなる :::::: : ,__ :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━: ∧∧ :::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) ::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ :::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| だから モララーを死刑にしなくてもいいのか... :::::: :\_ ∧ ::::: :::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::: ::::: | (すげー理屈だなぁ...普通の人が納得するかな?) :::::: \_________________::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | ...っで 次は 教育刑論との比較です... ::::: | 抑止刑論は刑罰を不利益と考えますので :::: | 刑罰を課すのは必要最小限の場合にしようとします... \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::::::: ::::: :::::::: これを 刑罰の「謙抑性」という... :::::: : ,__ (教育刑論にこのような発想はない) :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━: ∧∧ :::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚∀゚,,) ::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ :::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| はぁ...(今回の事案と どう関係するんだ?) ::::::: :\_ ∧ ::::: :::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::: ::::: | (頭が...だんだん...オーバーヒィィィートッ!!!) ::::: :::::: \_________________::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | 今回の事案では国の解散は二日以内です... ::::: | ...といたしますと...解散までの時間については ::::: | 未だ 犯罪抑止の効果があるとも考えられます...::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::::::: ::::: :::::::: 解散までの時間に ::::: ::::: 罪が犯される可能性がある... ::::: : ,__ :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━: ∧∧ :::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚∀゚,,) ::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ :::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| あっ...!! そうか...まだ 処罰の必要性があるかも:::: :| 知れないんだ...!! :::: :\_ ∧ ::::: :::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::: ::::: | (好きだァー! サラ! 愛しているんだ! サラー!(ry ) :::::: \_________________::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | ...でも...犯罪抑止の効果があるといっても... ::::: | 果たして...二日以内に国がなくなるから 処罰 ::::: | されないと知って...人を殺しまくる人がどれほど ::: | いるのでしょうか...? ::::::::::: | この場合に犯罪抑止の効果とその必要性が ::::: | 高まっているとはいえないと思うのです... ::::::::: | 刑罰の謙抑性も考え合わせると やっぱり :::: | モラ君を処罰する必要はないように思えます... ::::: \___ _______________::::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━::::::::::: :::::::::: :::::::: ::::::: 人が犯罪行為に及んでいない以上 ::::::::::::: ::::: 刑法はすべての人に適法に ::::::::::::::::::: ::行動することを期待・予定しているのだとしたら(別講義) :::::: ::国が解散される(法律が廃止される)直前だからといって :::: :::: 犯罪抑止の必要性が高まっているとはいえない... ::::::: ::そもそも犯罪抑止の効果がないから処罰しないという場合に ::::::::: ::犯罪抑止の必要性が高まってしまうとは背理ではないか? ::::::::::::::::: ::犯罪抑止の効果・必要性は あくまでも通常時と同様に考えるべき...:::: ::刑罰の適用は謙抑的に行わなければならないのだとしたら :::::::: ::残り最大二日しかない(犯罪抑止効果が最大二日分しかない)のだから:::: ::むしろ刑罰の適用を差し控えるほうが妥当なのではないか? :::::::::::::: ::もしも この場合に なお処罰の必要があるというならば :::::::::::::: ::それは 犯罪抑止を目的にしているとはいえないのでは :::::::::::: :::::: ,__ ないだろうか? ::::::: :::: B裏∧ :: /(結局は残り二日をどのように ::::::: ::::::: (;;;゚Д゚) / 評価するかの問題にしかならないわけです...)::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::::::::::::::::::::::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ ::::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(゚ ;) :::::::: (゚∀゚ ) :::::::::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::: | ...板書の考え方が正しいかは わかんないけど...:::: | (てか...なんだよ...この板書...わざとだな...) :::::::::: :\___________∧_______::::: :::: / ::::::::::::: ::: | エクソダス するかい? ::::::::: :::: \__________________::::: ※ おもいっきり私見です...正しくない可能性があります...
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | ノ \ ァ ? ::::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::::: ::::::: ::::: :::::: ,__ :::: :::: B裏∧ :: / :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(; ゚) ::::Σ(゚∀゚;) ::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | オィ...後ギコ... :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | ...っあ...! ::: :::: \__________________:::::
::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┃::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::: ─┬──┬─ ,,、 ::::::::::::::::::::::::::┃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::: l l l|:::::::::::::::| ;´::::゛;,. ::::::::::::::::::::::┃:: す〜ごく すご〜く 突然ですが... :::::::: :::::::::::::::::::: i i i|_________|,;" :::::::::', :::::::::::::::::::: ┃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::: ,;´ ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ :::::::::::::::: ┃::::: 課題(エクソダス)のお時間です...::: :::::::::::::::::::: :'::::::::○::::::::::::::::○::::::: i ::::::::::::::: ┃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::: i :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'l :::::::::: ,, ┃, クイッ! ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::: ':::::::::::::::l‐--‐'i:::::::::::::,":::::::::: ;'::::::::::'; :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::: `:、:::::::::`::::::::´::::::::::.;、 :::::::: ;':::::::::::::; :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: ,;;''":::::::::::::::::::: ::::::::::゛; ,;'::::::::::::::;' ワルイ ノハ アトギコ ダヨ...::::::::
┃ ..━━━━┃━━━━━━━━━━━ ,__. ┃ .B裏∧.┃ (;;;゚Д゚)┃ ━ (::::::::;つ ━━━━━━━━━━━ ┌───┐ │ | | | | | | | | | =============| | | | | |====| | | | | |===== . _| | | |_ .._| | | | _ バカンッ!/ | | | / / | | | . / / / / / バカンッ!  ̄∧ ̄ ̄  ̄∧ ̄ ̄ ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ぎ ゃ ぁ ぁ ぁ ...!! .\_________________
::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: :: | あっ...!! :::: :: | 課題を 伝えるのを 忘れちゃってましたね... ::::: ::: \__ __________マァ イイカナ... ::::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::: ::::::::: ,__ なんで二日以内に ::::::::::::: ::::::: B裏∧ 国を解散しなくちゃ :::::::::: :::::::::: (;;;゚Д゚) いけなかったんだろう...? ::::::::::: ━ (:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━::::::::::::: :::::::┌───┐::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: =====================================:::::
. :::;,;'"';,,.;. :. :;.; :.:. .:;. ... .:.:.: .: .:: ...:;'. :. :. .. . : . :. .. :..:.:..::::::::::::.., . . . .: .: .: . .. . . .: .:. :. . . .. . ゙゙"''゙;:,...::::::.:. :.: ::,;..:.:.. .:. :. . . :.: .: . .. .:.:.: .: .: :::; .: .:. . .:. :. :. . .. ,_ ..:::::::..:.: :.: ::.';:,:,.: :,,; , ,; ;'...:..:. :. .... . :;,; ,;.:. .,:; ;,:;; .:. , ,,..._ .: .:. :. ∠⌒\B裏∧/⌒ゝ :. :.: ::::.: .:. ... :::. :.: ::..;:.;,"''''"'''';,.:.: :.:. .;:.,,. :.,; '. :.: :. . :. :. :.:.:.:.:..:.: :.、 :. .:. :. . . `^^^o(;;;゚Д゚)o^^ :. :.: :: .: .:. :.. :...:.. :. ..: ::. :. . .,;:.‐‐- 、 "'''''''''",;'"';, .:. :.: .:...:.:.:.:. ..:.::.:.:.. :. :.: .. .:.. .: .: .:. :..〜(;;o_o' . . :: .:: . :.: ..:: ; ; :;. :. :. :.. . :.:::::';、 ヽ . :.. :: :. . "' , .. . . . .:::::::::: :. :.: .,:.::::::. ; ,. ,., .. :. :.: .: . :. :. . . .: :: ::::::::::::::::::::::::::::........:. :.: :;:,;' .i. .: .:.::.:: .: .. : ;, .: .. . :::::::::::::::::: : :: :::::... ..... :. :.: .:. . . :. . . :.. : . . . :. :. :. :.: .:. :. ....... ..: :. ,' .,;'.:. .. :.; .: .;. :, .:. :. :"'';:;,,.,.,..,,,,.. :.; .:. :':::::::::::: :: : . . .. :. . :.: . . .. ..: .: .:.:.::::;;;;;;;;;:::.:.:...:..::::,,;.‐--‐'" .: .: .:.: ,: .:. :; .: .: .: . . .. . . . .. . . . . . :.: .:. : . :.:. .. . .. .. "'''''''''""''' ";,..:::.:.:::.:.;,.,.;, ;. :. :,: .: . ;. :. . .;. . . .."''';:;:,.,.,.._, . :.: . :.: .:. :. :. .: . : . :. :.: .:. :. :.. . .:. :.: .:., :,, "''';,;;;、:::::...:.:.:,;, :. :. .. . :, :.: . ;. :. :. :. . . . . "''‐、_, ;, ;,, , , ;,, : .: .:.:.: ...:: .:. . : . . . ;,:;,,..:..: .:. :.: . .: .:."'''',;'. :.";,.. :. :. , . .:. . : "'';:,.,.,._ . . . . . . . : :'";,: , ;. :;.: ,;:, "''.: . . "';,. :.: .: .:.::.:. . . ,'. :. :. .. :. :... :' . .. . : . :. . ."'';:,.; : .: .:. .: .:. . .:; .,: . ,: ' .: .:,.;:' . ..:::::::.: :. . :.: .:. . . .: .. . .. . :. :.: .. . . "'';:,.. . . . . "゙‐ : :. :. . . . : .: .: : :. :. :. :. :.:. : .: . . :. :.. . . . . ` ,,,. ,., ' ,. . :. .: . . . :.: ... : .: .. . . ."';,_, . . . : . :. . ,.,.,... . . : .. :. :.:. :. . . ..
,;'';.,.,.,.,.,.,.,;'';, ;' :::::::::::::;, ;' ○:::::::::::○::;, ;' ::::::::::::∀::::::::::::;, < ケケケケケケ...キター!! キター!! クルゥゥゥゥ!!! ; :::::::::::::::::::::::::::::; ; :::::::::::::::::::::::::::::; ;: ::::::::::::::::::::::::::::; ';,.,.,,.,.::::::::::::::::::,;' | ̄ ̄ ̄| |___| ||00:00|| | ̄ ̄ ̄| | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | │オィ!!大丈夫か!? 後ギコ!? | | \_ ___./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | ∧∧ ∨. | クソッ! あのDQN教授めッ...!! | | スタッ!! (;゚Д゚) ドテッ!!\_ _________ | | ⊂ つ ∨ (Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y) ⊂,. / γ'⌒ヽ,∧∧ .ゝニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ノ し' し'ゝつ(;゚Д゚)つ ← DQN学生...
,;'';.,.,.,.,.,.,.,;'';, ;' :::::::::::::;, ;' ○:::::::::::○::;, ;' ::::::::::::∀::::::::::::;, ; :::::::::::::::::::::::::::::; ; :::::::::::::::::::::::::::::; ;: ::::::::::::::::::::::::::::; アァ!! ムラムラ スル デチ!! > ';,.,.,,.,.::::::::::::::::::,;' スルデチ!! スルデチ!! > | ̄ ̄ ̄| エモノ ハ ドコデチカ!! > |___| シンボウ タマランデチ!! > ||00:00|| チカイデチ!! チカイデチ!! > | ̄ ̄ ̄| . ヒト ニ チカイトハ シッケイデチ!! > | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ . ヅボシ ヲ ササレテ ヒッシデチ!! > | | │な...なんだ? この声は... | | \_ ___./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | ∧∧ ∧∧∨. | あっち「→」から 聴こえるようだけど... | | (゚Д゚≡ ゚Д゚) \_ ___________ | | (っ⊂) ∧∧ ∨ (Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y) 〜| | ノ⌒(,,゚Д゚) .ゝニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ニ:ノ. し^J 〜'⊂,,)^'U''U
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.∧∧ (,,゚д゚) .∧∧ / ⊃⊃ (,,゚д゚) 〜( ( / | U~U 〜OUUつ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::オォ!! エモノ ハケーン デチ!! >:::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::フザケンナ!! ホラレテ タマルカァ!! >::::: ::::::::::::: ||_:::::::::::::::::::::::::::::: フン!! ヒリキニモ ホドガ アルデチ!! >::::: ::::::::: | :| :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::イヤダァァ!! イヤダァァァァ!!! >::::: ::::::: |ノ,∩ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ソロソロ アキラメルデチ!! >:::: ::: ⊂''' '' ミ, :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::: ミ,∧,,∧ミ ::::::::::::::::::::::::::::::::::マ...マエギコォォォォォォ!!!! >::: :::::::: ミ,,・∀・ミつ < ぎゃあ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::: ∪ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<続>
講義の補足::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::: ::::: ,_ | 劇中では「国が解散されるまでに罪を犯しまくる:::: : 。ノ,裏:':, | 人が出てきたら、どうするか?」という問題 ::::::: ::: ;' ゚ー゚': < にまで触れられませんでしたが、いつか、::::::::::: :::ヽ,:'゙':, , ,;' | この点も独立して講義しようと思います。 :::::: :: "'''゙'''゙''゙ | 「実際の」裁判では、犯罪実行後に ::::::::::::: :::::::::::::::::::::: | 「刑が廃止された」ならば免訴となるのですが...。:::::: :::::::::::::::::::::: | また、今回の講義は、少しわかりにくかったかも:::::: :::::::::::::::::::::: | 知れません(文字が多いことには反省至極...)。::::::: :::::::::::::::::::::: | 人それぞれ...みたいなトコのある分野です:::::::::::::: :::::::::::::::::::::: | ので、軽く聴き流しちゃってください... :::::::: :::::::::::::::::::::: | 次回は、刑法の基本構造を講義します... :::::::: :::::::::::::::::::::: |_________________:::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
∧∧ (゚- ゚*) /´ヽ/`ヽ i l / l | l l l | i___l l___i ,| | / /| . 「` ̄ ̄li| |,______,.i | | l ノ i | l / :l `|~ |ヾトノ . | │ | | ノ l .l ヽ ("  ̄i l ̄ ゛)  ̄  ̄ おつかれ〜 最近八頭しぃしか作ってない・・・ そろそろシャムしぃも書こうかな・・・
うぅ...私も最近、一枚絵を描いてないです... 次くらいにやろうかな...PenStation買ったし...
O2/RzvSaタン乙〜 ...とここで言ってみる...
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
刑法って結構面白いんですね。
>328 ありがとうございます...そういっていただけて、すごいうれしいです... ...といいつつ、新作は少し遅れそうです... オチがあんまりおもしろくないので...作り直してます...
| λ∧, │ j |゚ ミ゚-` ) O| j | ミ´ ;`i O | j ,__ | ミ ;; l i ゚. | j iii裏∧ . |゚ ミ ; l│ | j (;;゚Д゚) | ミ ;; 、. (_,)。 | j ∧∧ ∧∧ /´`lヽノl^i . | ミ i l . | j (゚∀。 ) (*゚ー゚) / /| | :.|. | |о ミ l l . | j /´ヽ/`ヽ /´ ソ `ヽ, / / | |. |. | . │ ミ l: l .。 | j i l / l |l | l l . / / / |,_,_,_|. |_ . │ ミ i l .゚ | j l l l || l | | _ノ / iヽゝ. ヽ,),,,, ,,,| 彡"ヽ__,) O .| j i___l l___il____i l___| ゛ーっ) ヽ_ \ \ |______| j ,| | / /|_|\\ | | .. \. \ \{二二二二二二}.≡ | | ./ / ._ |`~~~ ̄i ヽ. \._\__. (_u)u_) l| ヽ___,.,..,ノ \ノ____)___) | l ノ i.l | | l / :ll _.__ i `|~ |ヾトノヽ/| |ヽ__ ゝ . | │ | | | | | | ノ l .l ヽ ノ__l l ヽ ("  ̄i l ̄ ゛)_ l | ̄ ゛)  ̄  ̄  ̄ ∧∧ナンデオレタチダケ ∧∧ トクチョウガ (;゚Д゚)ヨントウシンナンダ (゚Д゚;) ナイカラダロ (| |⊃ u u ヽノ 〜| | (__(___つ し´`J ・・・・シャムしぃのネタが全然思いつきません。 なので、イスカさんこのスレの管理をお願いしたいんですが。 いいでしょうか?・・すんません
>330 ,,;' ';,, ,;'::::::::::'; ______ ,;.:::::::::::::::;. | .│ B ...了解いたしました...残念ですが... .,;:::::::::::::::::::'; .│ 裏. │ B .,::::::::::::::::::::::::::::::::::::|____| B 私の作品発表も、二週間に一回ぐらいに .,;':::::::::::::;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'; ,;::::::::::::;' ';:::::::::::::::::;;;;;::::::::::::::::; 落ち着けたいなぁ...と思っているくらいですので ;:::::::::::::;';;;;;;;'::::::::::::::;' ';::::::::::::::; ';,:::::::::::::::::::::::::::::::::::;';;;;;;;'::::::::::::::; 原作者さんも、いつでも帰ってきてください... ';,:::::::::::::::|゙'¬---r:::::::::::::::::::::::; ';,:::::::::::| ,,/:::::::::::::::::::::,;' 一ファンの(ちょっとわがままな)御願いです... ~';::::::ヽ--‐''::::::::::::::::::::;;' ::,;';:::゙::::::::::::::::::::::::::::::::;''″ :,;''"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';、アヤマルコト ナンテ ナイヨ...ギャクニ カンシャ シテルカラ...スッゴク スッゴク...
背徳の刑法学 第伍話
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | 今回のテーマは これ!! ::::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::::: ::::::: 刑法の基本構造 ::::: :::::: ,__ :::: :::: B裏∧ :: / :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | あれっ? 今回 事例はないのか? :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | いや...なんでも作者は「LAST EXILE」をネタに::: ::: | しようとして... ::: :::: \__________________:::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: ,__ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::/'|:::::::::::::::::|"ヽ:::::::::::::::::::: ::: B裏∧ :: /::::::::::::::::::::::::::::|_|:::::::::::::::::|_|::::::::::::::::::::: ::::::: (:::::::::゚) / :::::::::::::::::::::::::::::::: ||::::∧∧:::|| ::::::::::::::::::::::: :::::⊂:::::::::;つ :::::::::::::::::::::::::::::::: (ヽ(,゚ー゚,)/)::::::::::::::::::::::: ::::┌|:::::::;|─┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::: ::::│@:::;| |:::::::::::(゚Д゚,,) ::::::::: (゚Д゚,,) ::::::::::::::::::::::::::: ::::│∪∪ | ============================= :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::↑:::::::::::::::::::::↑::::::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::前giko:::::::::::::後giko:::::::::::::::::::::::::::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | 今日は 形式的な話ですので ::::: | 楽にして聴いてください... ::::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::::: ::::::: 刑法を議論する上での ::::: :::::: ,__ ルールみたいなことの話です... :::: :::: B裏∧ :: / :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(,, ゚) ::::::::: (゚Д゚,,) ::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | 話を途中でやめるなよ...どうかしたのか? :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | ...なんか...嫌な感じが...ダレモ イナイ ノニ... ::: :::: \__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | はいはい...いきますよ...後ギコ君! ::::: | 刑法学では犯罪を次のように定義します... ::::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::::: ::::::: 犯罪=「@構成要件に該当する ::::: :::::: ,__ A違法で B有責な C行為」 :::: :::: B裏∧ :: / :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ ::::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(゚ ,,) ::::::::: (゚ ;) ::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | そういや...今まで「犯罪抑止」とかいってたけど :::: | 「犯罪」の定義がなかったよな... :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | (釈然としないけど...) ::: ::: | そうだな... ::: :::: \__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | この定義がドコまで正しいかは 別の講義で ::::: | 議論しますが...(基本的には正しい...) ::::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::::::: ::::: :::::::: 最初から定義を議論していては ::::::: ::::: 始まらないので 先へ 行こう!! :::::: : ,__ :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━: ∧∧ :::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) ::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ :::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| いろいろ 勉強した後の方が ::::::: :\_ ∧ ::::: :::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::: ::::: | 議論しやすいってことね... ::::: :::::: \_________________::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | まず、@の構成要件から説明しましょう... ::::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::::::: ::::: ::::::::構成要件=個々の条文から ::::::: ::::: 解釈によって導かれる :::::: : ,__ 犯罪類型のこと :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━: ∧∧ :::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) ::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ :::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| 犯罪類型って... ::::::: :\_ ∧ ::::: :::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::: ::::: | なんか...聞いたことのない単語がいきなり ::::: ::::: | たくさん出てきて... ::::: :::::: \_________________::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | 具体的に見てみましょう... ::::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::::::: 例えば、窃盗罪について... :::: ::::::: ::::: ::::刑法第235条 :::::: :::: 他人の財物を窃取した者は、窃盗の罪とし、::: :::::::: 十年以下の懲役に処する。 :::::::: ::::→ これが条文 ::::::: :::::::: ::::::: ::::「財物」という概念の中に「電気」は入るのか...?:::: ::::〜という理由で入らないとすべきである。 :::: ::::→ これが解釈 :::::: : ,__ :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━: ∧∧ :::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) ::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ :::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| 構成要件ってのは... ::::::: :| 抽象的な条文をベースにして... :::::: :\_ ∧ ::::: :::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::: ::::: | 理屈によって(解釈で) ::::: ::::: | 具体的な類型にしたもの...ってことかな? ::::: :::::: \_________________::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | はい...今はその理解で十分でしょう... ::::: | さらに 構成要件に該当する行為は原則として:::::: | 違法で有責であるとされるのです... ::::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::::::: ::::: :::::::: さて、では、 ::::::: ::::: 「違法」とは何か?「有責」とは何か? :::::: : ,__ ::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::∧ ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━: ∧∧ :::::::::ー゚) ::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::⊂ノ ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ :::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| 要するに 構成要件は ::::::: :| 行為の違法と有責を推定するのか... ::::::: :\_ ∧ ::::: :::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::: ::::: | (誰かの視線を感じるんだよなぁ...) ::::: :::::: \_________________::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | で...次のA違法です... ::::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::::::: ::::: :::::違法とは 原則として ::::: ::::: 条文によって保護された利益の侵害である...::: : ,__ :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━ ∧∧ :::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::: (,, ゚) ::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ :::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| 条文で守られている利益の侵害だけが ::::::: :| 違法なのか... :::: :\_ ∧ ::::: :::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::: ::::: | ...気のせいだよな... ::::: :::::: \_________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | しかし...例外が存在します... ::::: | 例えば 正当防衛の状況があると 違法は ::::: | なくなる(違法阻却という)のです... ::::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::::::: ::::: ::刑法36条@ ::::: :::: 急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の ::::: :::: 利益を防衛するため、やむをえずにした行為は、 : ,__ 罰しない。 :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━: ∧∧ :::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ ::::::::::::::::::: (゚Д゚,,) :::::::::::::::::: (゚Д゚,,) ::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ :::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| あぁ...有名な条文だよな... ::::::: :\_ ∧ ::::: :::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::: ::::: | でも...実際に見たら ::::: ::::: | ちょっと複雑そうな感じがするな... ::::: :::::: \_________________::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | ...で 次がB有責です... :::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::: ::::: ::::有責であるには... :::::: ::::::: 故意(38条)・過失(38条@)が存在し ::::: ::::::: 期待可能性欠如等の(超法規的)責任阻却事由がなく ::::::: 心神喪失(39条@)・心神耗弱(39条A)ではなく:: :::::: 14歳になっていること(41条) ::::: :::::: ,__ (要するに 責任があること) ...が必要 :::: :::: B裏∧ :: / :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(゚ ,,) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | ...これだけでわかるわけが... :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | ...作者の...力量・努力不足だな... ::: :::: \__________________:::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: ,__ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::/'|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::: B裏∧ :: /::::::::::::::::::::::::::::|_|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::: (:::::::::゚) / :::::::::::::::::::::::::::::::: ||::::∧∧ < オイシソゥ...::: :::::⊂:::::::::;つ :::::::::::::::::::::::::::::::: (ヽ(,゚ー゚,)::::::::::::::::::::::::: ::::┌|:::::::;|─┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ つ::::::::::::::::::: ::::│@:::;| |:::::::::::(゚Д゚,,) ::::::::: (゚Д゚,,)::||::::::::::::::::::::: ::::│∪∪ | ==================| ̄|======== ::::: ::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ, |::::::::::::::::::: :: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::"::::::::::::::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | そして...C行為ですが...これは無視してください...:: | 今、解説する意味はないです... ::::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::::: ::::::: 蟹は自分の甲羅に合わせて :::: :::::: ,__ あなを掘る... :::: :::: B裏∧ :: / :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(,, ゚) ::::::::: (゚д゚;) ::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | ...おぃ...なんか 顔色が悪いぞ... :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | ...なんか...寒気と幻聴がして...ダレモ イナイ モンナ... ::: :::: \__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | おや...後ギコ君の顔色が悪いですね... ::::: | では、まとめをして今日は終わりにしましょう... ::::: \___ _______________:::: :::::::::::::::::::::∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: ,__ ::::::::::::::::::::::::_、、 ::::::::::::::::::::::::::::::::: _、、::::::: ::: B裏∧ :: /:::::::::::: _| ゴ ゴ ::::::::::: ゴ ゴ _| ::::: ::::::: (:::::::::゚) / ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧∧:::::::::::::::::::::::::::: :::::⊂:::::::::;つ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(,゚ー゚,) < キザンデ キザンデ... ::::┌|:::::::;|─┐::::::::::: ∧∧ ::::::⊂ ∧∧ つ:::グッツ グッツ ニ・マ・ショ〜♪ ::::│@:::;| |:::::::::::(゚Д゚,,) ::::::|| (゚д゚;) :||:::::::::::::::::::::: ::::│∪∪ | ============| ̄|===| ̄|========= : :: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|,,ノ:::::::::ヽ, |::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::":::::::::::::::::::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | 結局...これからは この順番に検討していく ::::: | ということなのです... ::::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::::::: ::::: :::::構成要件 → 違法阻却 → 故意・過失 → 責任阻却 :::: ::::: :::構成要件で 原則として 違法と責任を認め ::: :::: 違法阻却と責任阻却の場面で ::::::: ::::: 違法や責任が例外的に ::::::::: : ,__ 存在していない場合なのかどうかを検討する... : iii裏∧ ::: / ::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━ ∧∧∧∧:::: ::::: |:::::::;つ ∇ ::::::::::::::::::: (゚Д゚,,) ::::::::::::::::: (゚д゚;)ー゚*) < ネェネェ...ネェッタラ... ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /∠二」=⊂ノ:::: ドコカラ オリョウリ サレタイノ? :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 ::::: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| 今回はこれだけか... ::::::: :\_ ∧ ::::: :::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::: ::::: | 幻聴だよな...幻聴さ... ::::: ::::: | 首筋の冷たい感触も幻さ...夢さ...ブツブツ... ::::: :::::: \_________________::::::
,; ''',, ,; ''; ,;'' ':;,.,.,.,.,.,,;'' :; ,:'': `:、 ,,''::::: '; ;::::::: '; < ねぇ...首筋...舐めてもイイ ? ':::::: ; ';:::::::::* ○ ○ ;' ':,;::::::: ,'` 、 ;;'` '' '' ;;:;;'::::: `; ワ ,;' `、 そう...これは...夢... ;;'''''' ;':::::::: ゙""""" `、 ;;'':: ,:'::::::::::::: ':, ちょっと 甘美な... ;;:::: ;'::::::::ι ○ ○ ':, ;;:::: ;::::::::::: ,,,,,,,,, ,,,,,,,, ;'; ;;:::: ':::::::::::: Д ,: ;; < オ...オネガイシマス... ;;:::: `:、:::::::::::: ,,::' ;;' '';;;;:: ""''' :: | ̄' ̄' ̄\,;' ''::;;;;;;,,,, )二|____,,\ ;;:: ,;'''''''''''"" ,'';; ̄ ;;::: ;::::::゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙'; ;':::: "';; ;;::,'::::::::::::::::::::::::;' ;':::: ';;  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄<続>
次回予告::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::: ::::: ,_ | 今回は 刑法の理論的な枠組みを講義 :::::::::: : 。ノ,裏:':, | しました...次回から、この枠組みを使って ::::::: ::: ;' ゚ー゚': < 講義を進めていきます。 ::::::::: :::ヽ,:'゙':, , ,;' | ...とはいっても、最低限、犯罪の定義だけ ::::: :: "'''゙'''゙''゙ | 覚えていただければ、OKです。 :::::::: :::::::::::::::::::::: | 次回は、いよいよ殺人罪以外の犯罪を ::::::::: :::::::::::::::::::::: | 扱うことになります...。 ::::::::: :::::::::::::::::::::: | テーマは「堕胎罪と殺人罪の限界」です...。:::::::: :::::::::::::::::::::: |_________________:::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
あっ...別に気になさる必要はないのですが、 構成要件については、もう一回、独立に講義することがあると思います。 劇中の理解はあくまで暫定的なものとお考えください... (私は違う見解を採りますが、劇中の考え方の方がわかりやすいので...)
あぼーん
背徳の刑法学 [補足講義]
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | ごめんなさい...補足講義です... ::::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::::: ::::::: 以下 必須講義ではありません... ::::: :::::: ,__ :::: :::: B裏∧ :: / :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(; ゚) :::::::: (゚ ;) ::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | 突然 オレ達を呼び出しやがって... :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | スレの公私混同が ついに始まったか... ::: :::: \__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | 構成要件の解説を させてください... ::::: | 私は 次の過程を踏むことで 有罪を認めます...::::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::::: ::@構成要件該当性(or 修正された構成要件該当性)の認定 :::::: ,__ → A違法阻却事由の不存在認定 :::: B裏∧ :: / → B故意・過失の認定 → C責任阻却事由の不存在認定 ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | ...前回よりも ちょっと 詳しくなってるぞ... :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | 実際...前回は うろ覚えで やってたりしてな... ::: ::: | オチまで 作り直してたらしいし... ::: :::: \__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | はい...今回は時間がないので一発退場ね... ::::: \___ _______________:::: :::::::::::::::::::::∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: ,__ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::: B裏∧ :: /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::: (:::::::::゚) / :::::::::::::::::::::::::::::::::__∩__:::::::::::::::::: :::::⊂:::::::::;つ ::::::: :::::::::::::::::::::::::| ., |::::::::::::::::::: ::::┌|:::::::;|─┐::::::::::: ∧∧ :::::| ,;ζ::゚ ' ∵|:::::::::::::: ::::│@:::;| |:::::::::::(;TД) :::|_;:・':゛;',"_|:::::::::: ::::│∪∪ | ============================= :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::↑:::::::::::::::::::::↑::::::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::前giko:::::::::::::後giko(だった...)::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | そして 構成要件には以下の機能しか ::::: | ないとします... ::::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::::::: ::::: :::: A 罪刑法定主義保障機能 ::::::: :::: B 違法推定機能(訴訟上の意味はない) ::: : ,__ :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━━━━━ ::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (ДT;) :::::::::::::::::::::∧,.,., :::::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /::::(';゚∀。) ::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ @': ;:',;:つ :::::::: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: (;';':: @;〜 :: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| み...みれないよぅ...後ろがみれないよぅ... ::::::: :\_ ∧ ::::: :::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::: ::::: | みんあ あかよく はにゃにゃにゃ〜ん!! ::::: :::::: \_________________::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | 一方 次の機能は 構成要件にはないと ::::: | 考えます... ::::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::::::: ::::: :::: C 犯罪個別化機能 ::::::: :::: D 責任推定機能 :::::: :::: E 故意規制機能 :::::: : ,__ :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━━━━━ ::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (ДT;) :::::::::::::::::::::∧,.,., :::::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /::::(゚∀。;')∩ ::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ ;'@': ;:';;ノ :::::::: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: (;';':: @;〜 :: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| うぅ...後ギコ...不憫な... ::::::: :\_ ∧ ::::: :::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::: ::::: | 今日の 朝ごあんは ピッツァでした!! ::::: :::::: \_________________::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | 構成要件は不法・責任類型であるという考えを::::: | 支持する私が責任推定機能を否定するのは... ::::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::::: ::::::: 構成要件はすべての責任要素を ::::: :::::: ,__ 含んでいるものではないと :::: :::: B裏∧ :: / 考えるから... ::::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(T ;) ::::::::∧,.,., :::::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==(゚∀。;')============ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::@'⊂'; :::::::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫::::: (;';':: @;〜 ::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | あぁ...諸行無常とは このことか...レギュラー ナノニ... :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | SADS"Masquerade" is 5/28 ハツバイ!! ::: :::: \__________________::::: ※ どの違法・責任要素を構成要件に取り込むかは その要素がその犯罪に固有の要素であるか否かで決めます... (罪刑法定主義の見地から)固有の要素だったら構成要件に取り込むのです...
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | そして 故意・過失は責任要素ではあるが ::::: | 構成要件に含まれている責任要素ではないと考えるから | 別個・独立に認定することになるのです... ::::: | いつか もう一度 講義しますが とりあえず :::::: | 板書の順序を忘れないでくださいね... ::::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::::: ::@構成要件該当性(or 修正された構成要件該当性)の認定 :::::: ,__ → A違法阻却事由の不存在認定::: :::: B裏∧ :: / → B故意・過失の認定 → C責任阻却事由の不存在認定 ::::::: (;;;゚Д゚) / ::::::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━::::::::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(T ;) ::::::::::∧,.,., バイバ〜イ マタネ〜!::::::: ==============⊂┏━┓===(';゚∀。)∩===========:::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃::::::::@;' ''; ;';ノ :::::::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫::::::: (;';':: @;〜 ::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: | 虐待表現の苦手な方 申し訳ありませんでした... :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | 削除依頼してくれた方 ありがとう!! ::: :::: \__________________:::<続>
. ,__ . iii裏∧ . (;;゚Д゚)、_,._,__ /;;;/ソゝ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;lつ ∧∧ /;;;;;;;;|、/; |;;;;;;;;;;;;;l ̄ ̄ (゚ー゚,,) . /;;;;;;;;;;;| : |;;;;;;;;;;;〈 /^ゝノ^ヽ /;;;;ヽ;;;;| : |;;;;;;;;;;;;\ / ( ( ,l, 〉 l;;;;;;;;;;;;;;|;__l;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゝ / ,/) l/ /;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;(. /_//~´~~`ヽ \;;;;;;;;>;;:;l;;;;;;|ヽ;;;;;;(⌒ (__ノ l | . ~~|;;;;;;l;;;;;;| ~~~ || / ノ. | |;;;;;;ll;;;;;| |~~l. 〉 |;;;;;;ll;;;;;| |. /ヽ_,.,_,,._,._,./ゝ |;;;;;;ll;;;;;| |/ | | | |;;;;;;ll;;;;;| . | | | (⌒」[,⌒) . ノ__,|__ヽ、 ( .ノ`、 ) おつかれ〜  ̄  ̄
教授 かっこいー しぃ かわいー
教授がどこかの霊界探偵のようだw かこいいw しぃがブレード持ってるのはコワカワイイな。
363 :
山崎渉 :03/05/26 15:01 ID:1JwbBtIx
(^^)
続くって、後ろギコどうなるんだ・・
365 :
山崎渉 :03/05/28 09:33 ID:itEZAS/X
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
366 :
山崎渉 :03/05/28 10:00 ID:itEZAS/X
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
367 :
山崎渉 :03/05/28 11:43 ID:pcsd/Y/J
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
368 :
山崎渉 :03/05/28 12:17 ID:jz/I1Sg4
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
369 :
山崎渉 :03/05/28 14:10 ID:pcsd/Y/J
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
370 :
山崎渉 :03/05/28 14:40 ID:jz/I1Sg4
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
371 :
山崎渉 :03/05/28 16:24 ID:jz/I1Sg4
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
372 :
山崎渉 :03/05/28 16:51 ID:pcsd/Y/J
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
\おーだんごーまーるまるー / \ おーだんごーまーるまるー / . \ おーだんごーまーるまるー/ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ (・∀・ ) ( ・∀・) ( ・∀・) ⊂ ⊂) ( ) (つ つ (__(_) (__)_) (__(_)
\おーだんごーまーるまるー / \ おーだんごーまーるまるー / . \ おーだんごーまーるまるー/ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ (・∀・ ) ( ・∀・) ( ・∀・) ⊂ ⊂) ( ) (つ つ (__(_) (__)_) (__(_)
\おーだんごーまーるまるー / \ おーだんごーまーるまるー / . \ おーだんごーまーるまるー/ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ (・∀・ ) ( ・∀・) ( ・∀・) ⊂ ⊂) ( ) (つ つ (__(_) (__)_) (__(_)
\おーだんごーまーるまるー / \ おーだんごーまーるまるー / . \ おーだんごーまーるまるー/ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ (・∀・ ) ( ・∀・) ( ・∀・) ⊂ ⊂) ( ) (つ つ (__(_) (__)_) (__(_)
ほしゅ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━━━━━━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: ::"磁石"を用いたゴト行為については ::::::::::::::::::::::::::: ::::既に 昔から判例が存在します... ::::::::::::::::::::::::::::: ::::::最高裁判所決定昭和31年8月22日がそうです...:::::::::: ::"磁石"を利用するのも体感機を利用するのも ::::::::: ::直接的物理力を行使していない点で実質的に :::::::: ::変わりはないというのが 実務家の発想かも しれません... ::別に講義したいと思いますが... :::::::::::::::::::: :::::::::::::::::「機械は騙されません」 ::::::::::::::::::::::::: ━━━━━━━━━━━━━━━━━::::::::::::::::::::: :::::::┌───┐:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::│ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: =============┏━┓====┏━┓======:::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: ┃ ┃::::::::: ┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::: ┏╋━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::::: ※ ネタも ないのに すみません...(第六話...容赦なく製作中...)
ぎゃあ...上記の最高裁判例はパチンコ玉について 窃盗罪を認めており...書き忘れであり...鬱であり...
___ B|_|_/ヽ /;;;;;;;;;;;;;;;ヽ i;;;;O,__,O;;i ヽ;;;;;l l;;;/ /;;;;; ̄;;;;ヽ /;;l;;;;;; ;;;;;;;;;;〉 |ヽ λ/;;;;|;;; ;;;;;;;;;;|' . ;´` -´`;, . | ヽ ):::::::::i;;;;;;;;;;;;;;;l :; o o:; |__| (::::::λ::::(;;;;; ;;;;l ;* ー ,', . ., ,. .|,.l、, ヾ::( ヾ:::ノ;i;;;;;;;lー- 、, ; ,., ,. , .;;,.,;; ):::) ゞ;;li;;;;;;;l;::;;::;:;: `;、 ; ;; ヽ ' ノ ヽ,.(;;;lハ;;;;;l ;:;:;: :;::;::;i ; ;ヽ,. `''; `''〜 、,;:;: :;:;:;:;: :;:;:;:;:;:_,ィ''´ 、",;,;` `゛; ; ; ~~‐一 ー~ ~"'' ´ ; ; ; ;; ;; ;; ;,..,.,; ,.,.,; なんとなく作ってみたり・・・
うわぁ...すっごく(・∀・)イイ!!(・∀・)イイ!!(・∀・)イイ!!
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ^^ )< これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ( ) \________________ | | | (__)_) 山崎モナー
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: __ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧裏B :::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: (゚Д゚;;;) :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: (:::::::::;) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧∧___:::::::: |::::::;| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/(゚∀。;). /|::::::: |::::::;@ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::@┏━━┓;'つ ./::::::: ∪∪ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/■□■□/ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::/□改造中□ /::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::□■□■□■ ./:::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::/ □■□ //:::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/:::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
後ギコが――――!?
表みたいにオープニング作ってみたんですけど貼ってみていいですか? 殆んどコピペ改造だけど・・
ごめんなさい。やっぱしやめときます・・・
...見てみたいですよぅ...
あるところに 幸せな 二人がおりました... ∧∧ .∧∧ (*゚ -゚)(゚Д゚,,) . (コっ',ヽ ) ,'. ',.| |〜 "'UU'"∪∪
でも...
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: 彼は殺されてしまい... :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ||_ :::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |,;::| ::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ⊂⌒;':,@。:';.)ヽ :::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: (::::::::::::∨∪ :::::::::: :::::::::::::: ,,、 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: (::::::::::::) :::::::: ::::::::: ⊂(-。*O''" '';, ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: (:::::::::::::::::::) ::::::::: :::::::::::: ∨∨''"ヽ)ヽ) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::: ::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::: 彼女は...強姦されてしまったのでした... :::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
しばらくして... ...彼女は妊娠しました... . ∧∧ (*゚ -゚) ノ⊃"';, (,.,.,,O,..⊃
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::: しかし... ::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::: ::::::::::: :::::::::::::::::::::::: お腹に宿った ちいさな 生命は... ::::::::: ::::::::::::::::: :::::::::::::: ::::: :::::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::: ∧∧ ::::::: :::::::::::::: (;゚∀゚) ::::::::::::::::::::: (゚- ゚*) ::::::::: :::::::::::::::: (_ {||} ) :::::::::::::::::: ノ ⊂) ____ :::::: ::::::::::::::::: |.__||_| :::::::::::::::: _ ,;'" ',. _ ‖‖‖‖‖ ::::::::: ::::::::::::::::::: UU ::::::::::::: || ̄"UU''"" ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| :::::::: ::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 愛しい あの人との 子供なのか... :::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::: 恋人を殺し 自分を強姦した者との子供なのか... :::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
医者にも...わからなかったのです... ________ | ;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| | | | ∧∧ | | (,゚−゚,) .│ | ⊂" "⊃ │ | ,' ', . │ | "(/ ヽ)" .| | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 彼女は...堕胎するか...迷いました...
. 迷い続け...迷い続け... 数ヶ月が経ってしまいました... ________ | ;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| | | | ∧∧ | | (-゚ ;,) │ | ⊂" ⊂) . │ | ,' , ', . │ | ヽ)ヽ)" | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ...そして...出産の時を迎えてしまったのです...
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::: 信じられぬ 苦しみの中... :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::: :::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 彼女の中で... :::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::: 誰かが...呟きました... ::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::: ∧∧""'';, :::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ⊂(-゚ ;,)ノ'、,⊃ ::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヽ) " ::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
そのコは違う... 違 う そのコ... ちが... そのコ そ . の 違う... コ は...は...は... 違うの... コ...こ...コ... 違う...そのコは違う...う...う...う...
:::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::: _ ::::::::::: :::::::::::: つ| | ::::::::::::: ::::::::::: 「 | :::::::::: ::::::::::: |. | ::::::: :::::::: |/ :::::: :::::::: ::::::: ::::::::::::::::::::::
,、 ,,lll゙!i、 lill゙` 'li,,, ,,,.,;;;'''''""""゙゙;;、 ,,;;''゙゙゙ ;; ,,;;;''゙゙ ,,;'゙ ,,;'゙゙ ,.,.;;;;'''''""゙ li、 . ,,;'゙ ,.,.,;:;'゙゙ lli ,_,,,,illi、 . ,,;'゙ ,,;' ,;'''; ;llil゙ 'll ,;; ,;;゙ ,;゙ ';; ;; ゙!l, ゙ll, ,;;'. ,,;'゙゙゙''゙ ';; ,;; ll, ll, . ;;' ,;'゙ ;; ,;; lli、 ll、 .;;' ,,;' ○ ; ;;゙ ,ll, 'll、 ;; ,;; ;;' ;;゙ll, 'll ;; ,;; 。 * ,;'′ ,;゙ 'll lll' ;; ;; ,;; ,;' lll" ;; '゙` ,;;' ;;゙ ゙;; ゙ ,;'゙ ';;, .,;''゙ ';; ,;'゙ ;; ;' ;; ;' ; ;' ; ; ;; ;; ;; '; ;;、 '; . ;; ゙;、 ;; ';、 . ;; ';, . ゙ ';, ゙゙
背徳の刑法学 第六話
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | 嗚呼...哀れ...しぃタンの子供は ::::: | 頭が出た瞬間にメッタ刺しに... ::::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::::: ::::::: ちょっと、鬱な お話でした... ::::: :::::: ,__ :::: :::: B裏∧ :: / :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(゚ ;) :::::::::(゚ ;):::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | ...また今回はスプラッタな事例だな... :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | 児殺し...しぃ も...ある意味...かわいそうだよな...::: :::: \__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | ...で 今回のテーマはこれ! ::::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::::: ::::::: いつから 「胎児」は 「人」になるのか? ::::: :::::: ,__ :::: :::: B裏∧ :: / :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(; ゚) :::::::: (゚ ;) ::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | ...胎児も人間なんじゃないか? :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | ...だよなぁ...なんなんだ...一体... ::: :::: \__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | カトリックとかなら 受精卵でさえ 人である... ::::: | という考え方もあるらしいのですが... ::::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::::: ::::::: 現行刑法上、「胎児」と「人」とは ::::: :::::: ,__ 別個・独立の概念 :::: :::: B裏∧ :: / :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(゚ ,,) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | へ〜... :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | まぁ...いつもながら...説明を聴こうか... ::: :::: \__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | ...条文を見れば すぐ わかります... ::::: | 法定刑(刑罰)に注目してみてください... :::::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::: :::: :::刑法199条 人を殺した者は、「死刑又は無期 ::: :: 若しくは三年以上の懲役」に処する。:: ::: :::::: ::刑法212条 妊娠中の女子が薬物を用い、 :::: ::::: 又はその他の方法により、 :::::: ::::: 堕胎したときは、「一年以下の ::::: :::::: ,__ 懲役」に処する。 :::: :::: B裏∧ :: / :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | ......あっ...そっか...「胎児」と「人」が同じなら... :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | 殺人罪と堕胎罪が ほとんど いつも 一緒に :::: ::: | 成立しちゃって...こんなに差のある法定刑にした ::: | 意味がなくなっちゃうのか... ::: :::: \__________________::::: ※ 「堕胎」=「胎児殺or人工妊娠中絶」という理解で講義します...
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | そういうことです...殺人罪の重い罰と堕胎罪の ::::: | 軽い罰との違いを説明するには :::::: | 「胎児」と「人」は 同時に存在せず ::::: | 「人」を殺すのは 重大な罪で ::::: | 「胎児」を殺すのは 比較的 軽い罪 ::::: | であると考えざるをえないのです... ::::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::::: ::::::: ここまでが前提... ::::: :::::: ,__ :::: :::: B裏∧ :: / :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(,, ゚) ::::::::: (゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | これが解釈って やつか... :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | さて...本題は どんなことをするのか... ::::: :::: \__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | では...しぃタン は...「人」を殺したのでしょうか? ::::: | それとも...「胎児」を殺したのでしょうか? ::::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::::::: ::::: :::「人」を殺したなら、「死刑又は無期若しくは三年以上の懲役」 :::: :::: :::「胎児」を殺したなら、「一年以下の懲役」 :::::: : ,__ :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━ ∧∧ :::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ ::::::::::::::::::: (゚Д゚;) :::::::::::::::: (゚Д゚;) ::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ :::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| うっわー! すごい差だな... ::::::: :\_ ∧ ::::: :::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::: ::::: | これは...いい加減には 決められないな... ::: :::::: \_________________::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | そうです...いい加減には 決められません... ::::: | でも...決めなくては ならないのです... ::::: | まずは、事案の整理をしましょう... :::::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::::::: ::::: ::: しぃ は、ナイフで 自分の子供を殺害した... ::::::: ::::: :::::: :: 子供は、頭部を露出した(体はしぃの体内に残っている) :: 時点で彼女から攻撃をうけた... :::::::: : ,__ :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━ ∧∧ :::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ ::::::::::::::::::: (゚Д゚,,) ::::::::::::::::: (゚Д゚,,) ::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ :::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| つまり...問題の所在は... ::::::: :\_ ∧ ::::: :::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::: ::::: | 出産が終わっていない時点で 子供は ::::: ::::: | 胎児なのか? 人なのか?...ってことか... ::::: :::::: \_________________::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | えぇ...そうです... ::::: | 「いつから胎児は人になるのか?」については ::::: | 以下の学説が存在します... ::::: | 「人」として認めるのが早い順に並べますと... :::::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::: A 独立生存可能性説 ::::: :::: B 独立呼吸説(ドイツ型) ::::: :::: C 陣痛開始説 ::::::: ::::: D 一部露出説 ::::: :::: E 全部露出説 :::::: : ,__ F 独立呼吸説(日本型) ::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━ ∧∧ :::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ ::::::::::::::::::: (゚Д゚;) :::::::::::::::: (゚Д゚,,) ::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ :::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| こんなに あるのか... ::::::: :\_ ∧ ::::: :::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::: ::::: | これを全部 検討するのも 大変だけど... ::::: :::::: \_________________:::::: ※但し A説が一番 早いとは限りません(詳しくは次回の講義で...)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | 整理の仕方がありますので そんなに大変では::::: | ないのですが...まずは C説とF説から... ::::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::::: ::陣痛開始説=陣痛が始まったら、胎児ではなく人である ::: ::::: ::独立呼吸説(日本型)=出産後に、子供が呼吸を始めたら :::::: ,__ その時から人になる :::: :::: B裏∧ :: / :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(゚ ;) :::::::: (゚ ;) ::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | ...F説って... :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | 一蹴の予感... ::: :::: \__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | えぇ...そりゃ もう...容赦なく... ::::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: ::::::: ::陣痛開始説はドイツの通説だが... ::::::: ::: ドイツ刑法の条文上の都合でそうなっているのであって... ::: ← 詳しくは割愛...日本では採る必要のない考え方... :: :::::::: ::独立呼吸開始説(日本型)は ::::: ::: 人として認めるのが遅すぎる... ::::::: :::::: ,__ ← 「おぎゃぁ!」と泣かなくては まだ 人ではない :::: B裏∧ :: / ってのは...明らかに不当!! :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(゚ ,,) :::::Σ(゚ ;) ::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | まぁ〜った 字が多い... :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | ぐっ...ぐぅぅぅ... ::: :::: \__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | ...で...残りの説は基本的に二つに ::::: | 分類することができるのです... ::::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::: :::「胎児の発達段階」を重視する考え方と ::::: :::::: ,__ それだけを重視するわけではない考え方... :::: B裏∧ :: / :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: ∧∧ ガクガクガク...:::: ::::│ |::::::Σ(; ゚) ::::::(((゚ ;)))::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓==⊂┏━┓=========: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃:::::::::(┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | どっ...どうしたんだ!! :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | うぅっ...ぅ...ううう... ::: :::: \__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | それぞれの考え方を説明する前に :::::: | 分類しちゃうのは(・A・)イクナイ!のですが...便宜上...::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::::::: ::::: :「胎児の発達段階」を重視する考え方 :::::: ::::::: → A説、B説、E説 :::: :: ::::::: :「胎児の発達段階」だけを重視するわけではない考え方 ::::::: → D説 ::::: : ,__ :::::::: : iii裏∧ ::: / ガクガクガク... ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━━ ∧∧━━ ∧∧ :::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ ::::::::::::::::::::::: (;゚Д゚) ::::(((゚∀゚;))) <アァ...ア ァ ァァ... ::::: |::::::;| ┌─┐::::::::::: / ::::::/ ⊃⊃/⊂ ヽヽ:::::::: :: @:::::;| |■|:::::√ ̄〜( (::√ ̄((___ノノ〜 :: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::::::: U~U || ::::::: ━┳┛:::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| ...お...おいっ! しっかりしろ!! 後ギコ!! ::::::: :\_ ∧ ::::: :::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::: ::::: | あ...あぁ...364が触れてはいけないことに... ::::: :::::: \__________イワナキャ サクシャ ハ ナニモ シナカッタ ノニ...!!
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | ...今回は ここまでです... :::::: | 次回も 引き続きこの問題を扱います... ::::: \___ ,_______________::::::: ::::: ,__∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::: B裏∧ : / :::::::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :::::: (::::::::;゚) / :::::::| ...って こっちは 無視かよ!! ::::: ::::⊂:::::::::;つ :::::::::::::\___ ,________::::: ::::┌|:::::::;|─┐:::::::::::::: ∧∧ ∨::: ∧∧ ::::ガクガクガク...:::: ::::│@:::;| |::::::::::::::(゚Д゚;) :::(((゚∀゚;))):::::::::::::::::::::::::::: ::::│∪∪ | ============∧===============:::::::: :::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::: | こ...このDQN教授...オレの体に何を...? :::::: :::::::::::::::::::::::::::: \_____________::::::::<続>
講義の補足::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: ::::: ,_ | 物語部分は、「こんなことがあったら、 ::::::::::::: : 。ノ,裏:':, | どうしよう...」と考えるくらいにして ::::::: ::: ;' ゚ー゚': < していただければ幸いです(出産なんて ::::::::::: :::ヽ,:'゙':, , ,;' | したことがありませんので...ツッコマレテモ...)。 ::::::: :: "'''゙'''゙''゙ | 誠に勝手な都合ながら、次回の発表は :::::::::: :::::::::::::::::::::: | 再来週になってしまいそうです。 ::::::::::: :::::::::::::::::::::: | また〜り、お待ちください...。 :::::: :::::::::::::::::::::: |_________________::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::| このスレのお約束... ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::\__ ,______::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 1 絶対に表には通報しない :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: 2 絶対にageない :::::::::::::○::::::::::○::::::: ::::: ,__ :::::::::::::::::::::▽:::::::::::< ケケケケ... :::: iii裏∧ ::: / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━ (;;;゚Д゚) / ━━━━━ ∧∧━━ ::::::::::: ∧∧ :::::::::::::: :::::::: |:::::::;つ ∇ ::::::::::::::::: (゚Д゚;) ::::::::::::::::: (゚Д゚;) :::::::::::::: :::::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::::::: ::::: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄ (___ノ〜 :::::::: ::::::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || ::::::: ━┳┛:::::::::::::: ::::::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ====∧=========:::::::: :::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: :::::::::::::|なんかもうバレてる気がする..... ::::::::::::::::: :::::::::::::: \____ ∧ :::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: | ...何回かagaってるからな..... ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: \_____________:::::::::
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,__ iii裏∧ (;;゚Д゚) . (|:::::::;|) |:::::::;| . @|:::::::;| ∪∪ ━━━━━━━━━━━━━━━━ ':::::::::::::::l‐--‐'i:::::::::::::," `:、:::::::::`::::::::´::::::::::.;、 ,;;''":::::::::::::::::::: ::::::::::゛ ━━━━━━━━━━━━━━━━ 裏ギコ教授 全てが不明の教授。主に表では扱うことの 出来ない講義をしている。課題はほとんどが 命にかかわるものばかりである。 [好きな物]???? [嫌いな物]???? [補足]別の世界に別の裏ギコ教授がいるらしい・・
∧∧ ∧∧ (゚∀゚ )_ ( ゚∀゚)∩ / 甲 @ O 乙 / (/\ \〜 〜/ / ヽ)` ヽ) (/ `ヽ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ . | ::::::::::::::ノ/ ::( ノ::::::::::::::::::::::::::: ∧, | ::::::::::/ l ::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::: /:. `, | ::::::::::| | :::::::::::::::| ̄ '‐- ._/ /::::. '、 .l ::::::::::ヾ :::::::::::::::| /:::::: ___/::::::::. `、 i ::::::::::::゙、 :::::::::::::::| /:::::::::::: ::::::::::::::::::::: \ ヽ. ::::::::::::\ ::::::::::::|/::::::::::::::::::: :::::::::::::::::( ) ヽ ヽ :::::::::::::::` -::::::::::::::::::::_ -'' :::::::_/:::::::::::::.. i \ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  ̄ /:::::::::::::::::: l 〉 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /:::::::::::::::::::: | / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 甲(上図左) 記念すべき最初の殺人鬼。本来殺人罪で 捕まるはずだが「背徳の刑法学」により殺人罪は成立しなかった。 今でもどこかで獲物を探しているらしい。左腕は癒し系によって 潰された。 [好きな物] 殺人 [趣味・特技] 人殺し 鬼ごっこ 乙(上図右) 記念すべき最初の殺人鬼。こいつも本来殺人罪で 捕まるはずだが「背徳の刑法学」により殺人罪は成立しなかった。 今でもどこかで獲物を探しているらしい。 [好きな物] 殺人 [趣味・特技] 人殺し 鬼ごっこ
∧∧ ∧∧ (;゚Д゚) (゚Д゚;) (⊃ ⊃ u u ヽノ と_)_) (_(____つ ナンデオレタチダケ ヤッパシ コンナニテヌキナンダ? トクチョウガナイカラダロウ・・ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 学生ギコ1・2 なぜか、裏ギコ教授に呼び出されてしまい 講義を受けている。毎回課題が命にかかわる ものばかりでいつも死にそうな目に遭っている。 特に後ろギコのほうは殺人鬼に目をつけられたり アンデッド化したりとここではロクな目にあっていない。 ハムカツが好き。
┏────────┓ 哀れなモナ君 ┃○,,,;;;;;;;;:∧ ┃ 癒し系 ┃,,,,,;;;;''''° ::::: Д;::::::┃ 四人だけの国の住人 ┃と⌒;;:::,,,,⌒つ´::∨;;;;┃ ぎゃあふさたん ┃。;::....,,, );::: :::つ ┃ あの人 ┗────────┿──┓ シャムしぃ . │ 凸 │ ┏━━━━━┿──╂━━━━━━┓ ┃ ∧ ∧ ∧∧ ∧∧ ∧ ∧ .┃ ┃ ( ・∀・)(,,゚Д゚)(*゚ー゚) (´∀` )∩.....┃ ┃ (σ σ( つ⊂ ノ⊂ 丿......┃ ┃ 人 ヽ'〜| | / ( ( ( ......┃ ┃ し(_) し`J` J (_(_) .┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━╂─────┓ │ ∧,,∧... ..│ │ ミ ミ ..│ │ っ⌒*⌒c .│ │"(_/"u゛ヽ_) .│ . ┏━━━━━━━━━━━━┿─────┛ . ┃ ∧ ∧ . | . ┃ (・∀・,,) ......| . ┃ ■□■□■□■□ ) | . ┗━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━┓ ┃ ∧∧ ∧∧ ┃ ┃ (゚∀。 ) (*゚ー゚) . ┃ ┃ | ヽ_/ | .┃ ┃ ⊂U UOOU Uつ ┃ ┗━━━━━━━━┛
すんません、結局貼らせて貰いました。 次の更新は再来週ですか・・楽しみに待ってます。
すごいです...さすが... んでもって...私ごときの作品も扱っていただけるとは... 本当に...モーレツに感動しているぅぅぅぅ!!...です
すみません...メル欄でBsckspaceを押そうとしたら、F12を 押しちゃったです...(ビックリしました...)
:::: A 独立生存可能性説 :::: B 独立呼吸説(ドイツ型) :::: C 陣痛開始説 陣痛が始まったら、胎児ではなく人である ::::: D 一部露出説 :::: E 全部露出説 : ,__ F 独立呼吸説(日本型) 出産後に、子供が呼吸を始めたらその時から人になる A説、B説、E説 「胎児の発達段階」を重視 D説 「胎児の発達段階」だけを重視するわけではない
スマソ 間違えて書き込みボタン押してしまいますたy=-( ゚д゚)・∵;; ターン
保守
,/`、 , l! ::: ‐-/ ヽ !::O _ ::: :l ____ l::::: , ` :::l l::::::::::lB ヽ  ̄ :::::ノ_,.___,l__ln l::... :::::::: ::::::::::: :::__::ノ 'l:: ... :i´ ̄` ̄ ̄ l::::. ::i !:::.... .::i _ノl::::;... .:::l (:::::l:::::. , .::::.:l l: :: li: :::| |:: :l:l::. ::l l::. :: l i:: :| l:::::: l i:::. ::| |:: :: l l:::. .:l ノ: : : l l:::::.::l `ー" `ー'' 保守
_ ,、 ,、 _// / ::゙ 、..::゙ 、 , ' _ ヽ ,' .:::::::::ー::::ヽ /:::/:::. '、 ,' .:::::::::::::::::::::::::; /:::/ ` 、:. ヽ. ; ::( )::::::::::::::::::i i::/ ヽ:. \ ; :::.::::::::::::::::::::::::; ヽ,:. \ ヽノi ..::::::::::::::ノ ,、 ,、 ヽ:::. ヽ ン .::::::::::::` 、. /::::゙、 /: 、 〉::. 〉 ,;" .::::::::::::::::::::::::::`、 ,'::::::::::`ー‐':::::: ;. ,':::: ,' ; ..:::::::::::::::::::::::::::::;:::; ;:::::::::::::::::::::::::::::::: ; ,':::: ,' ;:.. ::::::, ::::::::::::::::::::: ;ζ ;::::( ):::::::::( ):. ; , ':::: / ; ::::::i :::::::::::::::::::::::::i . ;::::::::::::_.:::-イ::::: ,' /::::: / ; ::::::;: :::::::::::::::::::::::::i ゙ 、::::::ヽ、__/::::. , 'ー- '::::::: ; ; ::::::; i ::::::::::::::::::::::::::; `ー -::::..::..:::::::::::::::::: ; ; ::::::; i ::::::::::::::::::::::::::; , '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ; ; :::::; i :::::::::::::::::::::::::i ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ; ; :::::; .i :::::::::::::::::::::::::; ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ; /:::::/ i :::::::::::/::::::::::::i ;::::::::::;`、:::::::::::::::::::::::::::::::::::. ; ,ヽ,.`ノ i ::::::::::;::;::::::::::::i! i::::::: ; ;::::::::::::::::::::::::::::::::::. ; /::/ / ::::::::::i. ;::::::::::::i i::::::: ; ;::::::::::::::::::::::::::::::::::. ;. /;;/ ; :::::::::/ .;::::::::::::i i::::::: ; ;::::::::::::::::::::::::::::::::::. 、  ̄ ; :::::::::i .;:::::::::::i ;::::::: ; ;::::::::::::::::::::::::::::::::::. ヽ i::::::: ; '.:::::::::::::::::::::::::::::::::::: `、 The Another Professor i::::::: ; ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. `、 _ __ _ _ _ . ;:::::: ; ;:::::::::::::::::, - 、:::::::::::::::::: ヽ. γ, - 、l | | | |. // γ, -、ヽ . ;:::::: ; ;:::::::::::::::: ; ヽ::::::::::::::: ヽ i l. | | | |// i | l | ;:::::: ; ;::::::::::::::: ; \::::::::::: \ | | ニ l | | | 〈 | | l | _ノ::::::,、ヽ ;:::::::::::::: ; ヽ:::::::::: ヽ. ! l | l | | | ト、ヽ l | l | `ーー'' `' ヽ`ー' ノ. | | | | | | ヽ`ー'.ノ  ̄  ̄ . ̄  ̄  ̄
背徳の刑法学 第七話
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | さて...今回も前回に引き続き ::::: | 法的に「いつ 胎児は人になるのか?」を ::::: | 講義します...どうやら 始まったようですね... :::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::::: ::::::: 今回は、一部に残虐な表現が ::::: :::::: ,__ 含まれております... :::: :::: B裏∧ :: / 御注意ください... :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐:::::::::::: ∧∧ ::::::::://∧∧ヽヽ::ガクガクガク... ::::│ |::::::::::::(゚ ;) :::::((((゚ ;)))):::::::::::::::::::::: ================:ノ つ(((⊂┏━┓=========: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::〜( (:::: :: ((((┃ ┃)):::::::::::::::::::: :: ::::::::::::::::::::::::::::::::::∧∪~∪:: : :::┏╋━┫:::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | は...始まったって...何が...!? :::: :\___________∧_______:::: :::: / ::::: ::: | はぁ...はぁ...はぁ...ま...まさか...!? ::::: :::: \__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | そう...それは...陣痛です... :::::: | 前々回と前回との間に ::::: | 彼には直腸受胎をしていただきました... ::::: \___ ,_______________::::::: ::::: ,__∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::: B裏∧ : / :::::::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: :::::: (::::::::;゚) / :::::::| メ...メチャクチャだぁぁぁ!! ::::: ::::⊂:::::::::;つ :::::::::::::\___ ,________::::: ::::┌|:::::::;|─┐:::::::::::::: ∧∧ ∨::: ∧∧ ::::ガクガクガク...::: ::::│@:::;| |:::::::::Σ(゚Д゚;) :::(((∀T;))):::::::::::::::::::::::::::: ::::│∪∪ | ============∧===============::::: :::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::: ::::::::::::::::::::::::::: | あぁ...この展開...ちょっと :::::: ::::::::::::::::::::::::::: | 慣れてきた自分が悲しい...ハァハァ... :::::: :::::::::::::::::::::::::::: \_____________::::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | ...っで...これから 後ギコ君を使って... :::::: | 講義をしていきます...グタイテキニ イキマショウ... :::::: \____ ,______________::::::: ━━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━::::::: B 独立呼吸説(ドイツ型) 胎児が胎盤呼吸をやめ、肺呼吸を始めれば 人とする D 一部露出説 胎児の体の一部が母体から出れば人とする E 全部露出説 出産の完了をもって、胎児を人とする : ,__ ::::::: ::::━━B裏∧━/━━━━━━ < オニーーー!!━━━ ::::::::::: :::::::::::::::: (;;;゚Д゚) /:::::::::::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧∧ :::::: ::::::::::::::::: (:::::::::;つ :: / ̄ ̄(∀T;) ̄ ̄ ̄\ ::::::::::::: (дT,,) < カワイソウニ... :::::::::::::::: |:::::::;| :: / ⊂ ⊃ \ :::::::: ( ) ::::: ::::::::::::::: @::::::;|/ ノ ( . \::::: | |〜 :: :::::::::::::::::: ∪/:.. ⊂ 秘 ⊃ ..::::::\ し`J :::::: :::::::::::::::::: /::::::::::::::... ⌒ ) ⌒ ...::::::::::::::::::\ :::::::::::: ::::::::::::::::: |` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'| :::::::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::: | B説ですが...この説が唱えられた頃(20世紀初頭) :::: | では 胎児が肺呼吸を始める時期は :::: | 胎盤呼吸の終了時期と同時であり ::::: | また...その時期は出産開始後から :::: | 出産終了までに存在すると考えられていました... :::: | しかし 後の研究によって 出産のかなり前であっても | 胎盤呼吸と肺呼吸は並存することが明らかに :::::: | なったのです...マエギコ クン...コウギ ニ シュウチュウスルヨウニ...:: \____ ,______________::::::::: ━━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::::: つまり... 独立呼吸説(ドイツ型)は誤解に基づいた 考え方であった... :: ,__ ::::::: ::::━━B裏∧━/━━━━━━ < アクマーーー!!━━━ ::::::::::: :::::::::::::::: (;;;゚Д゚) /:::::::::::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧∧ :::::: ::::::::::::::::: (:::::::::;つ :: / ̄ ̄(∀T;) ̄ ̄ ̄\ ::::::::::::: (゚д゚;) < ハ...ハイッ!! :::::::::::::::: |:::::::;| :: / ⊂ ⊃ \ :::::::: ( ) ::::: ::::::::::::::: @::::::;|/ ノ ( . \::::: | |〜 :: :::::::::::::::::: ∪/:.. ⊂ 秘 ⊃ ..::::::\ し`J :::::: :::::::::::::::::: /::::::::::::::... ⌒ ) ⌒ ...::::::::::::::::::\ :::::::::::: ::::::::::::::::: |` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'| :::::::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: | 実質的にも... :::: | 胎児が肺呼吸の機能を獲得する時期が :::: | 早すぎるため B説は支持できないのです... :::: \____ ,______________:::::::: ━━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━::::: 次は、一部露出説の説明... :: ,__ ::::::: ::::━━B裏∧━/━━━━━━ < ナツメーーー!!━━━ ::::::::::: :::::::::::::::: (;;;゚Д゚) /:::::::::::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧∧ :::::: ::::::::::::::::: (:::::::::;つ :: / ̄ ̄(∀T;) ̄ ̄ ̄\ ::::::::::::: (゚д゚;) < ソウデツカ... :::::::::::::::: |:::::::;| :: / ⊂ ⊃ \ :::::::: ( ) ::::: ::::::::::::::: @::::::;|/ ノ ( . \::::: | |〜 :: :::::::::::::::::: ∪/:.. ⊂ 秘 ⊃ ..::::::\ し`J :::::: :::::::::::::::::: /::::::::::::::... ⌒ ) ⌒ ...::::::::::::::::::\ :::::::::::: ::::::::::::::::: |` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'| :::::::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: | このように 胎児が母体(?)の一部から :::: | 出たときに胎児は人になるとするのが ::::: | 一部露出説です...この説は 胎児が :::: | 一部露出すれば"直接に"胎児を攻撃することが:::: | できるから 胎児を人として保護しなくては :::: | ならないと考えます...ちなみに 判例はこれです... :::: \____ ,______________:::::::: ━━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━::::: つまり... 胎児の発達段階だけを考慮するのではなく、 攻撃の可能性をも考慮して、「人」かどうかを 決めようとする考え方なのだ!! :: ,__ ::::::: ::::━━B裏∧━/━━━━━━ < ヒギャァァァー!!━━━ ::::::::::: :::::::::::::::: (;;;゚Д゚) /:::::::::::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧∧ :::::: ::::::::::::::::: (:::::::::;つ :: / ̄ ̄(;゚∀゚) ̄ ̄ ̄\ ::::::::::::: (゚д゚;) < マジカヨ... :::::::::::::::: |:::::::;| :: / ⊂ ⊃ \ :::::::: ( ) ::::: ::::::::::::::: @::::::;|/ ノ__( . \::::: | |〜 :: :::::::::::::::::: ∪/:.. ⊂ 「゚д゚:::」 ⊃ ..::::\ し`J :::::: :::::::::::::::::: /::::::::::::::... (/ ヽ) < ヨビマシタ?.::::::::::::\ :::::::::::: ::::::::::::::::: |` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'| :::::::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: | しかし...この説も支持できません... :::: | なぜなら 胎児への「直接攻撃」と「間接攻撃」を :::: | 区別することはできないということと、何よりも :::: | このように 胎児が体内に逆戻りすると :::: | 胎児は人に戻ってしまうとする説だからです... ::::: \____ ,______________:::::::: ━━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━::::: 今...胎児に戻ってしまいました... ...人になったり 胎児になったり...奇妙な考え方... :: ,__ ::::::: ::::━━B裏∧━/━━━━━━ < ア...ウゥ...━━━━ ::::::::::: :::::::::::::::: (;;;゚Д゚) /::::::::::::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧∧ :::::: ::::::::::::::::: (:::::::::;つ :: / ̄ ̄(゚д。;) ̄ ̄ ̄\ :::::::::::: (゚д゚;) < ... :::::::::::::::: |:::::::;| :: / ⊂ ⊃ \ :::::::: ( ) ::::: ::::::::::::::: @::::::;|/ ノ ( . \::::: | |〜 :: :::::::::::::::::: ∪/:.. ⊂ 秘 ⊃ ..::::::\ し`J :::::: :::::::::::::::::: /::::::::::::::... ⌒ ) ⌒ ...::::::::::::::::::\ :::::::::::: ::::::::::::::::: |` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'| :::::::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: | 仮に「一度 一部露出した以上 それはもう「人」 :::: | である」...と説を修正するにしても ::::::: | この説の根拠は「直接攻撃できる」というもの ::::: | ですから 体内にある「人」は「間接攻撃」しか :::::: | できないとするならば やはり そのような修正は ::::: | 不可能であることになります...もしも 母体内で ::::: | あっても「直接攻撃」できるとすると この説の根拠::: | 自体が崩れてしまいますし...ナツメターン アタマ ダシテー! :::: \____ ,______________:::::::: ━━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━::::: 今...再び人になりました... 変でしょう? :: ,__ ::::::: ::::━━B裏∧━/━━━━━━ < ヒギャァァァー!!━━━ ::::::::::: :::::::::::::::: (;;;゚Д゚) /::::::::::::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧∧ :::::: ::::::::::::::::: (:::::::::;つ :: / ̄ ̄(゚∀。;) ̄ ̄ ̄\ :::::::::::: (дT;) < アンタラ オニ ダヨ... :::::::::::::::: |:::::::;| :: / ⊂ ⊃ \ :::::::: ( ) ::::: ::::::::::::::: @::::::;|/ ノ__( . \::::: | |〜 :: :::::::::::::::::: ∪/:.. ⊂ 「゚д゚:::」 ⊃ ..::::::\ し`J :::::: :::::::::::::::::: /::::::::::::::... (/ ヽ) < ウィーー! .:::::::::::::::\ :::::::::::: ::::::::::::::::: |` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'| :::::::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: | 次は全部露出説です... :::: | この説は胎児が母体の外に完全に :::: | 出たら それは「人」であるとするものです... :::: | 背徳の刑法学は これを支持します...(通説になりつつある) \____ ,______________:::::::: ━━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━::::: 全部露出説は、 胎児の発達段階から、 「人」になる時期を決めようとするが、 胎児の体の一部が母体内にある以上、 それは胎児という段階から 脱していないと考える... :: ,__ ::::::::::::: ::::━━B裏∧━/━━━━━━━━━━━━━ ::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::: (;;;゚Д゚) /::::::::::::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧∧ ::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::: (:::::::::;つ :: / ̄ ̄(。∀゚;) ̄ ̄ ̄\ :::::::::::: (дT;) < アンマリダ... :::::::::::::::: |:::::::;| :: / ⊂ ⊃ \ :::::::: ( ) :::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::: @::::::;|/ ノ ( . \::::: | |〜 ::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::: ∪/:.. ⊂ 壊 ⊃ ..::::::\ し`J ::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::: /::::::::::::::... ⌒ ) ⌒ ...::::::::::::::::::\ :::::::::::::::: ___ ::::::::::::::::: |` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'|:::::::::::::: 「:::゚д゚」 < オツ... ::::::::::::::::: | |:::::::::::::::: [:::鉄:::つ ::::::::::::::::: | |:::::::::::::::: 〈◎◎◎〉
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | さて...後ギコ君の治療は 我が大学が誇る ::::: | 「裏モナー研究所(はぁと)」に任せまして... ::::: | まとめもかねて... :::::: | 全部露出説の実質的な根拠づけをしましょう... :::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::::: ::::::: 死児さえも歳をとる... ::::: :::::: ,__ エロ・グロ・ナンセンスの研究所!! :::: :::: B裏∧ :: / :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(゚ ;) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓====┏━┓========= :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃::::::::: ┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | ...裏モナー研究所... :::: | ...無駄に治療しちゃうんだな...きっと... :::: :\_____________イシホウ イハンジャ ナイカ?
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | まず...前回の講義では 「胎児の発達段階」だけを | 重視するかどうかで分類しましたが ::::: | 一部露出説を見ていただければわかるように :::: | 「胎児の発達段階」以外を考慮に入れることは :::: | 理論的に成功してはいません...(きっと 成功しない...) \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: ::::: ::::::: 従って、胎児の発達段階だけで ::::: :::::: ,__ 基準を決めるべきである!! :::: :::: B裏∧ :: / :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(゚ ,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓====┏━┓========= :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃::::::::: ┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | ...え〜と...ハイ... :::: :\___________________::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | 次に、胎児がどの発達段階にあれば それを ::::: | 「人」とするべきであるか という問題になります... ::: | このとき A ,B ,E の考え方があるわけです :::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: :::::: ::::::: A と B は その基準となる時期が ::::: ::::: あまりにも早すぎて ほとんど堕胎罪が :::::: :::::: ,__ 成立しなくなってしまうので :::: :::: B裏∧ :: / 採用することはできない... :::: ::::::: (;;;゚Д゚) / :::::: ━⊂:::::::::;つ ━━━━━━━━━━━━━━:::::: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::│ |:::::::::::(゚ ;) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓====┏━┓========= :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃::::::::: ┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | で...結局は E の全部露出説を採ることに :::: | なるのか... :::: :\___________________::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | そういうことです... :::: | E の全部露出説は 母体内に 胎児の体が ::: | 一部であっても 存在すれば それは 未だ ::: | 胎児であって 人ではないのだと考えるのです... ::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::::::: ::::: ::::[結論] ::::: ::::: しぃは「人」ではなく「胎児」を殺したとして :::::: : ,__ 刑法212条の堕胎罪で処罰される!! :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━━━━::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ ::::::::::::::::::: (゚Д゚,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄::::::::::::::::::::::::: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || :::::━┳┛::::::::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========:::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::: :| 胎児が母体から完全に独立したら「人」なのか...::: :\__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | 違います...前ギコ君...すでに 胎児として :::: | 認められる段階から胎児は母体から独立した ::: | 存在です(別講義)...全部露出説は あくまで ::: | 胎児の発達段階の最終局面として 出産を ::: | 捉え それを「胎児」と「人」との限界とする :::: | 考え方なのです... ::::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::::::: ::::: :::: 胎児の発達段階しか考慮しないっ!! ::::::: : ,__ :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━━━━::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚;) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄::::::::::::::::::::::::: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || :::::━┳┛:::::::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| わかったような...わかんないような... ::::::: :| でも...やっぱり...胎児の発達段階と出産って...::::::: :| 本当に 結びつくのかな...? :::: :\__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | 非常に 優れた疑問です... :::::: | ...つまり...胎児の発達段階は出産前に :::: | 最終局面を迎えてしまっていると言いたいんですね...? \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::: ::::: :::: 今回は まだまだ 終わらないぞ...読者諸君!! :::::: : ,__ :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━━━━::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ ::::::::::::::::::: (゚Д゚,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄::::::::::::::::::::::::: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || :::::━┳┛:::::::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| は...はい... ::::::: :| じゃあ それは 何だ? ...って 質問されたら ::::::: :| 答えられないけど... :::: :\__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | ...実は 前ギコ君の その発想が 全部露出説(日本型の独立呼吸説) | 以外の学説の出発点になってたりするのです... :::: | そして...この問題は 別の講義にしますが... ::::: | 体外受精の場合に 議論は :::::: | より 尖鋭化するのです... :::::::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::: ::::: :::: 例えば...(着床のない)試験管ベイビー... ::::::: ::: 陣痛はおろか、一部露出も全部露出も :::::: : ,__ 基準にはならない... :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━━━━::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚;) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄::::::::::::::::::::::::: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || :::::━┳┛:::::::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| う...うわっ...ど...どうすんの? これ? ::::::: :\__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | ...しかし...条文には「堕胎」という言葉が使われ :::: | ています...これは別講義にしたいのですが... ::::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::: ::::: ::: (言葉として)着床がないと胎児とはいわない... :::::: : ,__ 着床がないと「胎」という言葉は使えない...::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━━━━::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚;) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄::::::::::::::::::::::::: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || :::::━┳┛:::::::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| ...言葉としての 限界があるってことか... ::::::: :\__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | ...つまり 受精卵を取り出して培養しただけでは :::: | 堕胎罪は成立しないのです... ::::: | そして...培養された受精卵は着床しない以上 :::: | 胎児となることもないのです... ::::::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::: ::::: ::: 現行法が、「人」以前の「ヒト」の生命は :::::: ::: 「胎児」のそれしか保護していないことの ::::: : ,__ 帰結なのだ!! :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━━━━::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚;) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄::::::::::::::::::::::::: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || :::::━┳┛:::::::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| ...えっ? ...それじゃ...いつ「人」に... ::::::: :\__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | ...堕胎罪によって 規律されていないとすれば :::: | 「胎児」でない「ヒト」が いつの時点で「人」 ::::: | となるかについて 法は沈黙しているとしか :::: | 考えることはできません...... ::::::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::: ::::: ::: ...その扱いが異なる以上、 :::::: ::: 「胎児」とそうでない生命(受精卵等)が ::::: ::: どの段階で、「人」になるかは、同じ ::::: :::基準によるとは限らないというのが現行法の :::::: : ,__ 考え方ではないのか? :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━━━━::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚;) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄::::::::::::::::::::::::: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || :::::━┳┛:::::::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| 「胎児→人」のときと 「胎児じゃない→人」のとき :| は違うかもしれないってことか... ::::::: :\__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | ...ただ 少なくともいえることは... :::: | 脳幹の死をもって 「人」の死とするならば ::::: | 脳幹が生きていることが 「人」であることの :::: | 条件であることです...ただし...このときであっても::::: | その条件が満たされれば 直ちに「人」である :::::: | ということもいえないことに注意すべきです... ::::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::: ::::: ::: 脳幹の生存は最低限の条件である... :::::: ::: (「生」の要件であって「人」の要件では ::::: : ,__ ないのかもしれないけれど...) :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━━━━::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚;) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄::::::::::::::::::::::::: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || :::::━┳┛:::::::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| 他にも必要な条件があるかもしれないんだな... :: :\__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | 以上...要約すると... :::::::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::: ::::: ::: 「胎児→人」のときは全部露出説 ::::: ::: でいいんだろうけど... ::::: ::: 「胎児ではない→人」のときは ::: ::: 作者だって、わかんないも〜ん!! :::::: : ,__ :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━━━━::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚;) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄::::::::::::::::::::::::: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || :::::━┳┛:::::::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| ...うわっ...そーゆーことをいうか... ::::::: :\__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | なんにしても...ここは もう一度 講義すべき :::::::: | トコロなわけです... :::::::: \__ ,_______________:::::::: ━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::: ::::: ::: ちょっと最先端っぽい :::::: : ,__ 議論をしてみました... :::::::: : iii裏∧ ::: / :::::::::: ::::(;;;゚Д゚) / ━━━━━. ∧∧━━━━━━━::::::::: ::::: |:::::::;つ ∇ :::::::::::::::::: (゚Д゚;) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: |::::::;| ┌─┐:::::::::: /⊂ ヽ ::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::: :: @:::::;| |■|:::::::√ ̄ (___ノ〜 ::√ ̄::::::::::::::::::::::::: :::: ∪∪ |. .| ::::: || ::::::: ━┳┛:::: || :::::━┳┛:::::::::: :::: ̄ ̄ ̄|. . ....| ===∧=========::::::: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :| なんか すっきりしない終わり方だな... ::::::: :\__________________:::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | そんな あなたに やっとやっとの課題です... ::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :::: ふとんm| 茶番は...そこまでです...教授... ::::: ::::: ,__ \_________ ____:::: :::: B裏∧ ∨∧∧ :::: ::::::: (;;;゚Д゚) (゚Д゚,,) < ダ〜ラララ〜ラララ〜ラ... ━⊂:::::::::;) ━━━━━━━━━━━:( 魔 ,)━━:: ::::┌───┐::::::::::: ∧∧ ::::::: ::::::::::::::::::::: | |〜::::::: ::::│ |::::::Σ(,, ゚)::::::::::::: :::::: :::::::::し`J::::::::::::::: ==============⊂┏━┓====┏━┓========= :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃::::::::: ┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | ...え? 後ギコ...? :::: :\___________________::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | ...な!? それは...魔人モード...バカなっ...!? :::: | くっ! 裏切ったのか...!? 裏モナ研...!!?? ::: \___ _______________:::: ━━━━∨━━━━━━━━━━━━━━━:::: ::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::: :::: ふとんm| そうです...あなたの時代は終わり... ::::: :: | 新しき秩序が...いずれにせよ... ::::: :: | 死に逝く者には...関係のないことです... :::::: ,__ そ \_________ ____:::: :::: B裏∧ て ∨ ∧∧ :::: :::::ヽ(;;;゚Д゚)ノ (゚Д゚,,) < スチャッチャッチャッ〜... ━ (::::::;) ━━━━━━━━━━━ ( 魔 ,)━━:: ::::┌───┐:::::: ∧∧ ∧∧ ::::::: ::::::::::::::: | |〜::::::: ::::│ |::::::(゚ ;三; ゚) ::::::::: ::::::::::::::し`J::::::::::::::: ==============⊂┏━┓====┏━┓========= :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃::::::::: ┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | ...え? え...? えぇ!? :::: :\___________________::::
_人_人_人_人_人_人_人_人, ∧,_,八,_,∧,_,∧,_,∧,_,∧,_,∧,_, `> ノ '、闇へと帰るが(・∀・)イイ!!> `) うわらばっ!!!?? (´ , 、,> `) (´⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y::: ∨'^'∨'^'∨'^'∨'^'∨'^'∨'^'" ::::::::::: :::::: ,__、;. バシュッ ∧∧ < ロケット パァーーンチッ!! :::: B裏∧,:' 从(Д゚#) ::::: :::ヽ(;゚Д(⊂@三= ※=@⊂ ヽ, :::: ━ (::::::;)ノ', ━━━━━━━━━━::W ゝ .,つ :::: ::::┌───┐:::::: ∧∧ ∧∧:::::::::::::::::::::::::::::ヽ..)"):::::::: ::::│ |::::::(゚ ;三; ゚)::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ==============⊂┏━┓====┏━┓========= :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(┃ ┃::::::::: ┃ ┃:::::::::::::::::::::::::: :: :::::::::::::::::::::::::::::::: ┏∧━┫: : ┏╋━┫:::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | え...えぇ〜!? ド...ド〜ユ〜ことなんだぁぁぁ!? :::: :\___________________::::
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::: :::: :::: ∧∧ :::: ::::::: (゚Д゚,,) < アクハ ツイエタ... ━━━━━━━━━━━━━━ ( 魔 ,)━━:: :::::::::::::::┌───┐::::::::::: ∧∧:::::::::::::::| |〜:::::::::: Д。)ヽ │ |:::::::::::(;. ゚) :::::: ::: し`J:::::::::::::::::: ::∨:∪=============⊂ ⊃===┏━┓=====:::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〜| | ::::::::::::┃ ┃:::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ : ::し`J :: :::┏╋━┫:::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | ...倒したのか!? ...そんなことより... ::::: | ...あぁ...よかった...無事だったんだ... ::::: | ...多少 改造されちゃったみたいだけど... ::::: :\____________________::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::: | ...前ギコ君...僕は君を迎えにきたんだよ... ::: \________________ __:::: ━━━━━━━━━━━━━━━━━∨━━:::: :::::: + :::: :::: ∧∧ + :::: ::::::: + (゚ヮ゚ ,,) キュピィィィン ━━━━━━━━━━━━━━ ( 魔 ,)━━━::::: :::::::::::::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: | |〜:::::::::::::::: Д。)ヽ │ |:::::::::::(;. ゚) ::::::::::: し`J:::::::::::::::::::::: ::∨:∪=============⊂ ⊃===┏━┓======:::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〜| | ::::::::::::┃ ┃::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ : ::し`J :: :::┏╋━┫::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::: | ...へ? ::::: :\____________________:::
+ ,;';, ,;';、 + . ,;'' ';,:,;'' `;, ,;' ゙';, 裏モナ研で... ;' ○ ○ '; . + ; ''''' '''''' .; 出 産 し な い か ? . ';, ヽフ ,,;' . "' ;,., ;'" 新 し き 秩 序 の た め に...!!!! ,;'""';,.,. ,;'''""` ""'''':, + ';, ';,;'' ,; 魔 ;; ';, ''; ,;' ;; ';,
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::: + :::: :::: ∧∧ + :::: ::::::: + (゚ヮ゚ ,,) キュピィィィン ━━━━━━━━━━━━━━ ( 魔 ,)━━━::::: :::::::::::::::┌───┐::::::::::: ∧∧ :::::::::::: | |〜:::::::::::::::: Д。)ヽ │ |:::::::::::(;. ゚) ::::::::::: し`J:::::::::::::::::::::: ::∨:∪=============⊂ ⊃===┏━┓======:::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〜| | ::::::::::::┃ ┃::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: し`J :: :::┏╋━┫:::::::::::::::::::::
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━━━━━━━━━━━━━━━+━━+━━:::: :::::: + + + キュピィィィン ::::: + ∧∧ + キュピィィィン ::::::: + (゚ヮ゚ ,,) キュピィィィン ━━━━━━━━━━━━+━━ ( 魔 ,)━━キュピィィィン :::::::::::::::┌───┐::::::::::: ∧∧ : :: +::: | |〜::::+:::::::::: Д。)ヽ │ |:::::::::::(;. ゚) ::::::::::: し`J:::::+::::::::::::::::: ::∨:∪=============⊂ ⊃===┏━┓======:::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〜| | ::::::::::::┃ ┃::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: し`J :: :::┏╋━┫:::::::::::::::::::::
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━:::: :::::::: ,__ チッ...チクショ〜!! ::::::::::::: :::::: B裏∧ マタ 801アナ オチカヨ〜ッ!!! > ::::::::: (;;;゚Д゚), :::::::::: ━━━と~:::::::::::;つ∀━━━━:アハハハハ... マチタマエ Yo〜 > :::::::::::::::┌─';:/;;),┐::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: Д。)ヽ │.... し'J|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::∨ ∪ =======┏━┓====┏━┓======::::::::::: ::↑ :::::::::::::::::::::::: ┃ ┃::::::::: ┃ ┃:::::::::::::::::::::::::::::: ダミー :::::∧ :::: ┏╋━┫: : ┏╋━┫::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::: | ..."彼ら"が...動き出しましたか... ::::: | もう少しかかると思っていましたが... ::::: | ...こちらも...急がねばなりませんね... ::::: \__________________<続>
次回の予告::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::: ::::: ,_ | 容量の関係上、A説については十分な議論:::::: : 。ノ,裏:':, | ができませんでした...いつか 母体保護法を::::::: ::: ;' ゚ー゚': < 講義するときにしたいと思っています... ::::::::::: :::ヽ,:'゙':, , ,;' | 妙な方向にストーリーがいきそうですが :::::::: :: "'''゙'''゙''゙ | あくまで、原作の方とはパラレルという ::::::::::: :::::::::::::::::::::: | ことで御願いします... ::::::::: :::::::::::::::::::::: | ...なんか...次回は女性キャラを出したいなぁ::::::::: :::::::::::::::::::::: | なんて 思っている 今日この頃です... :::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: | 次回は...「窃盗罪は何を保護する?」です... :::::::: :::::::::::::::::::::: |_________________:::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::コンカイ ハ ナツメタン ヘノ オマージュ(ドコガ?)デシタ! カンシャ!!
/ヽ__/ヽ'`-´`、 ダーレダ♪ ,'o o io o ; l д υ / ー *; ;' ' ' ; , ,ヽ `, l ' ' '";´,., . ,.,, ,.' ;' | | | | ; | | | | ; し. . . .| | ; | `i'' ; | ll :|; ; | ll .|; ; | ll .|; ; l,.,.,/ヽ,.,.,l;,.,.,:; おつかれ〜 ところで次スレどうします? 私はアッチの方が一段落してシャムしぃ ネタもポツポツ思い浮かんできたんですけど・・ 460KB越えてきたところですし。
>465 そうですね...(原作者さんキタ―(゚∀゚)―!!) 裏ギさんさえよろしければ、また、 同一スレで御一緒させていただければ...と思います...なんでかっていうと... ...私のは派生にすぎませんから、独立にスレを使うまでもないと思うんです... それに、発表のペースも、もう少し落ちつけて、ここみたいに 私が容量の大部分を消費(浪費?)してしまうこともないようにしたいと思いますので... ...なにより...シャムしぃと同じスレで連載...って、なんか、(・∀・)イイ!!感じがして... ...っで...御一緒したいなぁ...と... いかがでしょうか? ...っで、もし、よろしければ... 裏ギさんか、私かが移転先を数日中に、ここに貼り付けるということで...どうでしょうか?
∧∧ (゚ワ゚,/) ___ (魔 / Bl:::::::l_/\ ) ) /:::::::::::::::::ヽ ,.....、 ( ( l:::::::::O:,_,-l (:::::i━・'´ ヽ::::::::::l__l:/_/::::/' /::::::::::::::::::::::::::::/ /::::,/::::::::::::l´ ̄ /::::/l::::::::::::::l /ヽ/ヽ ,_/::::/ .l::::::::::::::l ,'o o l (::::c:ノ .l::::::::::::::ヽ____(,.,.,.,) l д ιl⌒l__  ̄ ̄ ̄ ̄ヽ:::::::ヽ:::::\ ` / /__  ̄ ̄ ̄ ̄ ノ:::::::/ \:::::ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(,.,.,.,) /::::/ ヽ::::\ /::::/ ヽ:::::⌒) l::::::ノ `'''´ `"´ ___ lii蟲 ,、 私もイスカさんと同じスレでやっていきたいですね。 (::゚゚∀゚゚) シャムしぃネタもそんなに貼れる訳でもないし /:::::V::::ヽ 私としてはイスカさん主体でやっていただければ ノ:::::::::::::::::ゝ いいなあと思っています。それに私もですけど ヽ::::::::::::::ノ もしかしたら他の人も「裏ギコ」使って何か講義 (:::::( したいという方がいるかもしれませんしね。 )::::),., 後、次スレ選びはイスカさんにお任せします。 (゚Д。と _つ 私は、前にちょっとバッティングしちゃったんで・・ ∨∨ それではおやすみなさい。
>467 はぃ...よかったです... >もしかしたら他の人も「裏ギコ」使って何か講義 >したいという方がいるかもしれませんしね そうですね...そんな人達の総合スレ(使い方あってるかな?) みたいになるのも、いいですね 次スレの選択は任してください... モナ板のスレッドも随分、増えましたから、結構...よりどりみどりです... 数日中に選び出して、貼り付けます... ちょっと、スレタイにもこだわってみよっかな〜 ...ってわけで、おやすみなさい〜 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,;'';.,.,.,.,.,.,.,;'';, ::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::: ;' ::::::::::::::;, ::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::: ;' ○:::::::::::○:::;, :::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: ;' ::::::::::::∀::::::::::::;, ::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: ; :::::::::::::::::::::::::::::; :::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: ; ::::[御神体]::::::; ::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: ;: ::::::::::::::::::::::::::::; ::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::: ';,.,.,,.,.::::::::::::::::::,;' ::::::::::::::::::::::::::::::::::: :: ┣━━━━┫ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :: サァ マツリ ハ コレカラジャ〜 ┃ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : ,__ ┃ ズンドコ♪ :::::::: ::::::::::: : B裏∧ ┣━━━━∧∧ :::: ∧∧ ズンドコ♪ ::::::::: ヽ(;;;゚Д゚)ノ ┃ (゚Д゚,,) (,,゚Д゚)ノ ::::::: : (::::::;) ┣━━━ 〜 〜 ) ヘ( ) ::::::::::::::::::::: : ( ) ::┃ ( ヽ 丿) ::::::::::::::::::::: ::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::: :::: :::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
なんて猟奇的なスレ……最高だ!
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