「はー、レモナお姉ちゃん…こたつってあったかいね…」
ブラックレモナが肩までこたつに浸かりながらレモナに囁き掛ける。
「どしたの?ブラックちゃん?こたつなんて毎年の事じゃない?ってこらぁ、足こっちまで伸ばさないの、くすぐっちゃうよ?」
レモナが自分の腰まで伸びてきたブラックの足首をつかみつつ、板に乗ったみかん越しにブラックを目を凝らしながら忠告する。
「あ……ごめんねお姉ちゃん…私ね…こたつ……はじめてなんだ…」
やや暴れ気味の足を落ち着けながらブラックはそっと呟く。
「私…さ、こうなるまで…ずっとこんな寒い冬も外で凍えてたんだ…お姉ちゃんのあのクリスマス…あれも初めて、いままでずっと外で一人ぼっちで…」
足首が力無くへたる、見つめていたレモナはふっと笑みを零すとしっかり足首を握るとおもむろにブラックの足裏をくすぐりはじめた。
「……っ?!やめっ!お姉ちゃん…っ!きゃふっ!きゃはははっ!」
「もーブラックちゃん?今…幸せ?楽しい?心から笑える?」
「や…めてぇ!…きゃはあっ!お、お、お、お姉ちゃんんぅ!きゃははあっ!…はっ…はぁああっ!」
口調こそ穏やかだが足裏の責めを苛みつづけたあと、一瞬の内にこたつに引きずり込むと回転させ、こたつから出てきたブラックの首を優しく抱き締める。
「ねぇ…?どうなの?」
上から見下ろしてそっと耳元に囁き掛ける。
「そんな…今まで一人ぼっちでさ…そんな事わかってるのに…ずるいよ…お姉ちゃん…」
なんてのをAAで表現したいけど出来ないからかいてみますた、まぁ続きも会ったり無かったりですが、病んでますかねぇ・・・漏れの脳内。