マルミミスタンの丸耳政権其の３ 紛争編
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| ───さて、独白の途中ですがここで、ﾓｽﾗﾑ教について
| 講義をさせて頂きます。
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￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━
●世界三大宗教┬ ﾓﾅｰ教 (ﾓﾅｽﾄ新教/生教)
_＿__ ├ ﾓｽﾗﾑ教 （ﾓﾝﾆ派/しぃｱﾋｬ派）
ⅲ■∩. / └ ﾌﾞｯ教
━ (,, ﾟДﾟ) /━━━━━ ∩,,,∩ ［|;:.¶;::|］
| つ ▽ （-Д´；） （´∀｀；）
| | ┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ::::ヽ
＼| | ｜□ | √￣ (__＿_ﾉo √￣ (_＿__ﾉo
.∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
￣￣￣￣￣| |＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
r――――――――――/――――
| ｵｲｵｲｵｲｵｲ､急だなしかし…
ヽ――――――――――――――
r――――――――――/――――
| 俺もかよ!!
ヽ――――――――――――――
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| ───さて、独白の途中ですがここで、ﾓｽﾗﾑ教について
| 講義をさせて頂きます。
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●世界三大宗教┬ ﾓﾅｰ教 (ﾓﾅｽﾄ新教/生教)
_＿__ ├ ﾓｽﾗﾑ教 （ﾓﾝﾆ派/しぃｱﾋｬ派）
ⅲ■∩. / └ ﾌﾞｯ教
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| つ ▽ （-Д´；） （´∀｀；）
| | ┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ::::ヽ
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| ｵｲｵｲｵｲｵｲ､急だなしかし…
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| 俺もかよ!!
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| ﾓｽﾗﾑ教はﾓﾗﾋﾞｱ半島に生まれた宗教で、開祖をﾓﾊﾝﾏﾄﾞとし、
| 原始的な放牧、部族社会であった当時のﾓﾗﾋﾞｱ社会を一変させます。
| その背景には、ｷﾞｺﾝﾁﾝ帝国ともっさり朝ﾍﾟﾙしぃの長きに渡る大戦で、
| 『絹の道』 西ﾆｬｰﾛｯﾊﾟとﾓﾅｼﾞｱを結ぶ通商路が途絶え、
| ﾓﾗﾋﾞｱ経由での貿易が始まった事などが挙げられます。
|
￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━
__＿＿ ●この男、ﾓﾊﾝﾏﾄﾞ
（Z三三） . 良い家柄に生まれながらも、早くに孤児となる。
（ ´∀｀）__ しかしねばり強く商業を営み、良い妻にも恵まれ
/ |||| ﾉ__]つ 裕福な商人となる。
/. ﾉ┤
/＿__／＿）
_＿__
ⅲ■∩. /
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| つ ▽ （-Д´；） （´∀｀；）
| | ┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ::::ヽ
＼| | ｜□ | √￣ (__＿_ﾉo √￣ (_＿__ﾉo
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r――――――――――/――――
| 最大にして最後の預言者、ﾓﾊﾝﾏﾄﾞがﾓｯﾗｰの啓示を受けるのはその後だな。
ヽ――――――――――――――
r――――――――――/――――
| 商人出身ってのが、他の開祖とは随分違うなぁ。
ヽ――――――――――――――
| 原始的な放牧、部族社会であった当時のﾓﾗﾋﾞｱ社会を一変させます。
| その背景には、ｷﾞｺﾝﾁﾝ帝国ともっさり朝ﾍﾟﾙしぃの長きに渡る大戦で、
| 『絹の道』 西ﾆｬｰﾛｯﾊﾟとﾓﾅｼﾞｱを結ぶ通商路が途絶え、
| ﾓﾗﾋﾞｱ経由での貿易が始まった事などが挙げられます。
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__＿＿ ●この男、ﾓﾊﾝﾏﾄﾞ
（Z三三） . 良い家柄に生まれながらも、早くに孤児となる。
（ ´∀｀）__ しかしねばり強く商業を営み、良い妻にも恵まれ
/ |||| ﾉ__]つ 裕福な商人となる。
/. ﾉ┤
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| つ ▽ （-Д´；） （´∀｀；）
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| 最大にして最後の預言者、ﾓﾊﾝﾏﾄﾞがﾓｯﾗｰの啓示を受けるのはその後だな。
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| 商人出身ってのが、他の開祖とは随分違うなぁ。
ヽ――――――――――――――
|
| ﾓﾊﾝﾏﾄﾞは山中にてﾓｯﾗｰの使徒、天使ﾓﾅﾘｰﾙにより啓示を授かります。
| その啓示が、現在の『ﾓｰﾗﾝ』となっているものの原型です。
|
￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━
__＿＿ １．最後の審判の日に、全ての死者が裁かれる。
ｹｲｼﾞｦ （Z三三） . ２．富や持ち足る子の数ではなく、よき行いをしたものが、
ｳｹﾀﾓﾅ｡（ ´∀｀） 天国へと行く。
/ |||| ﾉ） ３．寡婦（未亡人）や子どもを大事にせよ。子殺しをするな。
/. ﾉ┤ ４．礼拝、喜捨（貧者への施し）、断食をせよ。
/＿__／＿） ５．血の復讐（部族間での仇討ち）をするな。
６．酒を飲むな。乱暴を働くな。
７．占い、偽りの予言を信じるな。
_＿__ ８．偶像を拝むな。全て偽りである。
ⅲ■∩. /
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| つ ▽ （-Д´ ） （´∀｀；）
| | ┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ::::ヽ
＼| | ｜□ | √￣ (__＿_ﾉo √￣ (_＿__ﾉo
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r――――――───＼────――――
| 随分平和的で素朴だな。
ヽ――――――――――――――
r―/―――――――――――――
| 勿論そうだ。ﾓｯﾗｰの前に全ては平等なのだから───。
ヽ――――――――――――――
| ﾓﾊﾝﾏﾄﾞは山中にてﾓｯﾗｰの使徒、天使ﾓﾅﾘｰﾙにより啓示を授かります。
| その啓示が、現在の『ﾓｰﾗﾝ』となっているものの原型です。
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__＿＿ １．最後の審判の日に、全ての死者が裁かれる。
ｹｲｼﾞｦ （Z三三） . ２．富や持ち足る子の数ではなく、よき行いをしたものが、
ｳｹﾀﾓﾅ｡（ ´∀｀） 天国へと行く。
/ |||| ﾉ） ３．寡婦（未亡人）や子どもを大事にせよ。子殺しをするな。
/. ﾉ┤ ４．礼拝、喜捨（貧者への施し）、断食をせよ。
/＿__／＿） ５．血の復讐（部族間での仇討ち）をするな。
６．酒を飲むな。乱暴を働くな。
７．占い、偽りの予言を信じるな。
_＿__ ８．偶像を拝むな。全て偽りである。
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| つ ▽ （-Д´ ） （´∀｀；）
| | ┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ::::ヽ
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| 随分平和的で素朴だな。
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| 勿論そうだ。ﾓｯﾗｰの前に全ては平等なのだから───。
ヽ――――――――――――――
| しかしこれらの教えは若者達には受け入れられましたが、
| ﾓｯｶの古い有力者達には迫害をされました。
| ﾓﾊﾝﾏﾄﾞは殺されかけ、北のﾓﾃﾞｨﾅへと逃げます。（聖遷/ﾋｼﾞｭﾗ）
| 当時部族同士の争いに頭を悩ませていたﾓﾃﾞｨﾅの有力者達は、
| 血の復讐を禁ずるﾓﾊﾝﾏﾄﾞをこれ幸いと仲介者にし、平和を取り戻します。
|
￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━
ﾅｶﾖｸｽﾙﾓﾅｰ ｷﾐﾉｵｼｴﾊｼﾞﾂﾆ（・∀・）ｲｲ!!
__＿＿ _＿＿
（Z三三） ヽ====ﾉ （ＺＺﾛ∧ ｺﾚﾃﾞｺﾉﾏﾁﾓ
（ ´∀｀） （｀∀´ ） （´曲｀ ；） ﾍｲﾜﾆﾅﾙｯﾃﾅｰ
/ |||| ﾉ） ⊂ y ） （|￣|￣）
/. ﾉ┤ |_/_____| ﾉ|___|____|
/＿__／＿） （＿（_＿） （___（___） 【ﾓﾃﾞｨﾅにて】
_＿__
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| つ ▽ （-Д´ ,） （∀｀:: ）
| | ┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ::::ヽ
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| ﾏﾀｰﾘだな。
ヽ――――――――――――――
| ﾓｯｶの古い有力者達には迫害をされました。
| ﾓﾊﾝﾏﾄﾞは殺されかけ、北のﾓﾃﾞｨﾅへと逃げます。（聖遷/ﾋｼﾞｭﾗ）
| 当時部族同士の争いに頭を悩ませていたﾓﾃﾞｨﾅの有力者達は、
| 血の復讐を禁ずるﾓﾊﾝﾏﾄﾞをこれ幸いと仲介者にし、平和を取り戻します。
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ﾅｶﾖｸｽﾙﾓﾅｰ ｷﾐﾉｵｼｴﾊｼﾞﾂﾆ（・∀・）ｲｲ!!
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（Z三三） ヽ====ﾉ （ＺＺﾛ∧ ｺﾚﾃﾞｺﾉﾏﾁﾓ
（ ´∀｀） （｀∀´ ） （´曲｀ ；） ﾍｲﾜﾆﾅﾙｯﾃﾅｰ
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/＿__／＿） （＿（_＿） （___（___） 【ﾓﾃﾞｨﾅにて】
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| つ ▽ （-Д´ ,） （∀｀:: ）
| | ┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ::::ヽ
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| ﾏﾀｰﾘだな。
ヽ――――――――――――――
| ﾓﾃﾞｨﾅに地盤を築いたﾓﾊﾝﾏﾄﾞは、ﾓｯｶの隊商を襲いつつ、
| 勢力を蓄えます。
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●Mission.03 ﾓｯｶの隊商路を破壊せよ!!
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| つ ▽ （-Д´；） （´∀｀；）
| | ┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ::::ヽ
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| おいおいおいおい、今度は盗賊かよ!! ﾜｹﾜｶﾗﾝ。
ヽ――――――――――――――
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| いや、当時は山賊行為は商業と同じく正当な外交手段だったらしい。
ヽ――――――――――――――
| このﾓﾊﾝﾏﾄﾞに従った教団の有力者達に、ｱﾌﾞｰ･ﾓﾋｬﾙ、ｳﾏｰﾙ、ｱﾋｬｰﾘｰの
| ３人が居ました。
|
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__＿＿ 左/ ｱﾌﾞｰ･ﾓﾋｬﾙ。
＿_＿ (`（Z三三）") ＿＿ ﾓﾊﾝﾏﾄﾞの古くからの友人。
（Z三ﾛ） ( （ﾐ ﾟДﾟ） ) （三三）|ヽ 情に脆い老人で、人徳者。
（´⊇｀） ヽ（___人__）ノ (*ﾟ∀ﾟ)| | 中/ ｳﾏｰﾙ。
（ ） ) ﾐ肉ﾐ( |つ つ｣ 最初はﾓﾊﾝﾏﾄﾞに反目していたが、
｜｜| （:::::::人::::） ～| | ﾓｯｶの有力者がﾓﾊﾝﾏﾄﾞを弾圧
（_）＿） （＿_) (_＿） し^Ｊ するのを見て、味方になった。
怪力の大男。
右/ ｱﾋｬｰﾘｰ ﾓﾊﾝﾏﾄﾞのいとこであり、養子。
勇猛なる戦士で、『脊髄切り』という名の名剣を持つ。
__＿_
ⅲ■∩. /
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| つ ▽ （-Д´；） （´∀｀；）
| | ┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ::::ヽ
＼| | ｜□ | √￣ (__＿_ﾉo √￣ (_＿__ﾉo
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r――――――――――/――――
| 随分ｷｬﾗが立っているなぁ…。ｹﾞｰﾑﾐﾀｲﾀﾞ。
ヽ――――――――――――――
| 彼らがそれぞれに中心となり、ﾓｯｶとの闘いをﾓﾊﾝﾏﾄﾞは勝利します。
| ﾓﾃﾞｨﾅからﾓｯｶへとの凱旋を果たし、全ての神像を打ち壊し、
| こう叫びます。
|
￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━
__＿＿ 从从从从从从从从从从从从
（Z三三） Σ 真理はきた。 ＞
（ ´∀｀）__ ＜ 虚偽は去った。 ＞
/ |||| ﾉ__]つ Σ 真に虚偽は去ったのだ!! ＞
/. ﾉ┤ ／γγγγγγγγγγγ＼
/＿__／＿）
_＿__
ⅲ■∩. /
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| つ ▽ （-Д´；） （´∀｀；）
| | ┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ::::ヽ
＼| | ｜□ | √￣ (__＿_ﾉo √￣ (_＿__ﾉo
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￣￣￣￣￣| |＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
r――――――――――/――――
| …便利な黒板だな、相変わらず…。ｲﾔ､ｵﾚﾊ ﾊｼﾞﾒﾃﾐﾙｶﾞ…。
ヽ――――――――――――――
| ﾓﾃﾞｨﾅからﾓｯｶへとの凱旋を果たし、全ての神像を打ち壊し、
| こう叫びます。
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__＿＿ 从从从从从从从从从从从从
（Z三三） Σ 真理はきた。 ＞
（ ´∀｀）__ ＜ 虚偽は去った。 ＞
/ |||| ﾉ__]つ Σ 真に虚偽は去ったのだ!! ＞
/. ﾉ┤ ／γγγγγγγγγγγ＼
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| つ ▽ （-Д´；） （´∀｀；）
| | ┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ::::ヽ
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| …便利な黒板だな、相変わらず…。ｲﾔ､ｵﾚﾊ ﾊｼﾞﾒﾃﾐﾙｶﾞ…。
ヽ――――――――――――――
| さて、ﾓﾊﾝﾏﾄﾞの死後、その後継者達のことを“ｶﾘﾌ”と呼びます。
| これから後､ﾓﾗﾋﾞｱの統治者は、主に＝ｶﾘﾌという事になります。
| 初代ｶﾘﾌは、“ﾓｽﾗﾑの良心” こと、ｱﾌﾞｰ･ﾓﾋｬﾙです。
| 彼は穏健な人格者でしたが、それでもﾓﾊﾝﾏﾄﾞの死後の混乱を
| 武力で悉く治めます。
|
￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━
＿_＿
（Z三ﾛ） ・同盟を破棄した都市の制圧。
（´⊇｀） ・偽預言者の悉くを制圧。
（ ） （特にｲｮﾒﾝのﾓﾗｲﾘﾏ等は強敵であった）
｜｜| ・ﾓﾗﾋﾞｱ半島の統一。
（_）＿）
_＿__
ⅲ■∩. /
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| つ ▽ （-Д´；） （´∀｀；）
| | ┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ::::ヽ
＼| | ｜□ | √￣ (__＿_ﾉo √￣ (_＿__ﾉo
.∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
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| 次のｶﾘﾌが、“意志強き”ｳﾏｰﾙです。彼は質素な生活と歯に衣を着せぬ
| 率直さで知られ、さらに諸国を制圧してゆきます。
| 彼はﾓﾊﾝﾏﾄﾞの教えに忠実で、人種身分に分け隔てない
| 平等な治世をしました。
|
￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━
.__＿＿
(`（Z三三）") 「ﾓﾊﾝﾏﾄﾞ様がお前に接吻をしなかったのなら、わしも接吻を
( （ﾐ ﾟДﾟ） ) しないだろう。おまえはただの意志に過ぎぬと知っている
ヽ（___人__）ノ から」
_＿__ （偶像崇拝を禁ずるﾓｽﾘﾑとして、聖なる石に対して言った）
ⅲ■∩. /
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| つ ▽ （Д´ ,,） （∀｀ ::,）
| | ┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ::::ヽ
＼| | ｜□ | √￣ (__＿_ﾉo √￣ (_＿__ﾉo
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| 三代目ｶﾘﾌが、ﾓﾗﾏｰﾝです。
| ｳﾏｰｲﾔ家という名家の出で、『ﾓｰﾗﾝ』を編纂したのも彼です。
| しかし晩年名利欲に取り憑かれ、自らの家系を要職に付けるなど
| 独裁的政治をし始めたため、暴徒により殺されます。
|
￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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● ﾓﾗﾏｰﾝ … 後に ｳﾏｰｲﾔ朝を興す。
_＿__
ⅲ■∩. /
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| つ ▽ （Д´ ,,） （∀｀ ::,）
| | ┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ::::ヽ
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| ｳﾏｰﾙとは大違いだなぁ。
ヽ――――――――――――――
| さてそこでその反ｳﾏｰｲﾔ派に担ぎ出されるのが、“ﾓｽﾗﾑの剣”ｱﾋｬｰﾘｰです。
| ｱﾋｬｰﾘｰは政治向きでなく、ﾓﾊﾝﾏﾄﾞの死後一人でﾏﾀｰﾘ暮らしていましたが、
| 彼らにより無理矢理４代目ｶﾘﾌに担ぎ上げられ、ｳﾏｰｲﾔ家当主、
| ﾓﾗｰｳｨｱとの闘いを余儀なくされます。
| しかし実直で教義を尊ぶｱﾋｬｰﾘｰはﾓﾗｰｳｨｱの軍勢を悉く破るモノの、
| 計略によって和睦に応じてしまいます。
| それに怒った支持者は、ｱﾋｬｰﾘｰの元を去りﾊｰﾘｼﾞ(分離派)となって
| ｳﾋｬｰﾘｰ、ﾓﾗｰｳｨｱに暗殺者を送り続け、そして先に倒れたのが皮肉にも
| ｱﾋｬｰﾘｰでした。
| これにより、ﾓﾗｰｳｨｱに適う者は居なくなり、ﾓﾗﾌﾞ人を支配層とする
| ｳﾏｰｲﾔ朝が成立します。
|
￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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＿＿
（三三）|ヽ ●後に、ｳﾏｰｲﾔ朝を認めず、４代目ｶﾘﾌｱﾋｬｰﾘｰを
(*ﾟ∀ﾟ)| | 真のｶﾘﾌとする一派が、しぃｱﾋｬ派となる。
|つ つ｣
_＿__
ⅲ■∩. /
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| つ ▽ （Д´ ,,） （∀｀ ::,）
| | ┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ::::ヽ
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| さて、そこでこの国の問題に関わる“ｶｸﾐﾐ原理主義”とは何か？
| という事に目を向けてゆきます。
|
￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━
●ｶｸﾐﾐ原理主義ってﾅﾆｰ？
_＿__ ≠ （ﾓﾝﾆ派/しぃあ派）
ⅲ■∩. /
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| つ ▽ （Д´ ,,） （∀｀ ::,）
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r――――――――――/――――
| …ていうか、漸くこのｽﾚに関わる話しになってきた…。
ヽ――――――――――――――
r――――――――――/――――
| 今までのは、“AA化してください、ﾓｰﾗﾝを”だわな。ﾄﾞｯﾁｶｯﾂｰﾄ。
ヽ――――――――――――――
| さて、そこでこの国の問題に関わる“ｶｸﾐﾐ原理主義”とは何か？
| という事に目を向けてゆきます。
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●ｶｸﾐﾐ原理主義ってﾅﾆｰ？
_＿__ ≠ （ﾓﾝﾆ派/しぃあ派）
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| …ていうか、漸くこのｽﾚに関わる話しになってきた…。
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| 今までのは、“AA化してください、ﾓｰﾗﾝを”だわな。ﾄﾞｯﾁｶｯﾂｰﾄ。
ヽ――――――――――――――
| ﾓｰﾗﾝにおいては、“ﾓｯﾗｰの神の前に、全ての者は平等である”
| という事は重要な原則であります。
| しかし前述の通り、その原則を最初に壊したのが、皮肉にも
| ﾓｰﾗﾝを編纂した三代目ｶﾘﾌのﾓﾗﾏｰﾝであり、ｳﾏｰｲﾔ家の興した
| ｳﾏｰｲﾔ朝です。
|
￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━
●ｳﾏｰｲﾔ朝 → ﾓﾗﾌﾞ人ｴﾗ（・∀・）ｲｲ!!
_＿__ ｴしぃﾌﾟﾄ人、ﾍﾟﾙしぃ人とか、ｷﾞｺとか丸耳とか ｶｺﾜﾙｲ!!
ⅲ■∩. /
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| つ ▽ （Д´ ,,） （∀｀ ::,）
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r――――――――――/――――
| 全く教えを守っていないな…。
ヽ――――――――――――――
| という事は重要な原則であります。
| しかし前述の通り、その原則を最初に壊したのが、皮肉にも
| ﾓｰﾗﾝを編纂した三代目ｶﾘﾌのﾓﾗﾏｰﾝであり、ｳﾏｰｲﾔ家の興した
| ｳﾏｰｲﾔ朝です。
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●ｳﾏｰｲﾔ朝 → ﾓﾗﾌﾞ人ｴﾗ（・∀・）ｲｲ!!
_＿__ ｴしぃﾌﾟﾄ人、ﾍﾟﾙしぃ人とか、ｷﾞｺとか丸耳とか ｶｺﾜﾙｲ!!
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| 全く教えを守っていないな…。
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| ｳﾏｰｲﾔ朝後期には、各地でしぃｱﾋｬ派の叛乱が起こり、
| ﾓﾊﾝﾏﾄﾞの叔父の子孫である一族、ｱｯﾋｬｰｽ家が力を持ち始めます。
| それによりｳﾏｰｲﾔ朝は倒れ、ｱｯﾋｬｰｽ朝が興ります。
| まあこの時代が、有名な『ﾓﾗﾋﾞｱﾝﾅｲﾄ』 の背景となるのですが、
| それはおいといて、ですね。
|
￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━
●全てのﾓｽﾗﾑ教徒は平等である。
●ﾓﾅﾝﾏﾄﾞの一族が統治すべきだ。
_＿__ → しぃｱﾋｬ派らの叛乱、ｱｯﾋｬｰｽ家の隆盛。
ⅲ■∩. /
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| つ ▽ （Д´ ,,） （∀｀ ::,）
| | ┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ::::ヽ
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| ﾓﾊﾝﾏﾄﾞの叔父の子孫である一族、ｱｯﾋｬｰｽ家が力を持ち始めます。
| それによりｳﾏｰｲﾔ朝は倒れ、ｱｯﾋｬｰｽ朝が興ります。
| まあこの時代が、有名な『ﾓﾗﾋﾞｱﾝﾅｲﾄ』 の背景となるのですが、
| それはおいといて、ですね。
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●全てのﾓｽﾗﾑ教徒は平等である。
●ﾓﾅﾝﾏﾄﾞの一族が統治すべきだ。
_＿__ → しぃｱﾋｬ派らの叛乱、ｱｯﾋｬｰｽ家の隆盛。
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| つ ▽ （Д´ ,,） （∀｀ ::,）
| | ┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ::::ヽ
＼| | ｜□ | √￣ (__＿_ﾉo √￣ (_＿__ﾉo
.∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
￣￣￣￣￣| |＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
| “ｶｸﾐﾐ原理主義”は、その頃のｳﾏｰｲﾔ朝の思想を背景にしています。
| 曰く、ﾓﾅﾝﾏﾄﾞはｶｸﾐﾐﾓﾗﾌﾞ人である。よってｶｸﾐﾐによる統治こそが
| 正しい。
| しかしこれはﾓｰﾗﾝの教えに書かれている事ではありません。
| そこが、所謂原理主義者、つまり、ﾓｰﾗﾝの教えにより厳密であろうとする
| 一派とは異なるものなのです。
|
￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━
●ｶｸﾐﾐ原理主義 ≠ ﾓｽﾗﾑ原理主義
_＿__ ≠ ﾓﾝﾆ派 （一般的なﾓｽﾗﾑ教徒の流派）
ⅲ■∩. / ≠ しぃｱﾋｬ派 (+十二ｳﾏｰﾑ派)
━ (,, ﾟДﾟ) /━━━━━ ∩,,,∩ ［.¶;::|::::］
| つ ▽ （Д´#,） （∀｀ ::,）
| | ┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ::::ヽ
＼| | ｜□ | √￣ (__＿_ﾉo √￣ (_＿__ﾉo
.∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
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r――――――――――/――――
| ………………
ヽ――――――――――――――
| 曰く、ﾓﾅﾝﾏﾄﾞはｶｸﾐﾐﾓﾗﾌﾞ人である。よってｶｸﾐﾐによる統治こそが
| 正しい。
| しかしこれはﾓｰﾗﾝの教えに書かれている事ではありません。
| そこが、所謂原理主義者、つまり、ﾓｰﾗﾝの教えにより厳密であろうとする
| 一派とは異なるものなのです。
|
￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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●ｶｸﾐﾐ原理主義 ≠ ﾓｽﾗﾑ原理主義
_＿__ ≠ ﾓﾝﾆ派 （一般的なﾓｽﾗﾑ教徒の流派）
ⅲ■∩. / ≠ しぃｱﾋｬ派 (+十二ｳﾏｰﾑ派)
━ (,, ﾟДﾟ) /━━━━━ ∩,,,∩ ［.¶;::|::::］
| つ ▽ （Д´#,） （∀｀ ::,）
| | ┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ::::ヽ
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.∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
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| ………………
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| 従って本来の＼从从从从从从从从从从从从从从从从从从从/／
| Σ そうだ!! 奴等はﾓｰﾗﾝの教えを汚しているッ!! ＞
￣￣￣∨￣￣￣< ﾓｯﾗｰに背き、ﾓﾊﾝﾏﾄﾞに背き、自分たちの ＞
━━━━━━ Σ 身勝手な都合で教義をねじ曲げ、善良で ＞
∠ 忠実なﾓｽﾘﾑ達を虐殺するッ!!! ＞
_＿__ /γγγγ∨γγγγγγγγγγγγγγ＼
ⅲ■∩. /
━ (,, ﾟДﾟ) /━━━━━ ∩,,,∩ ［.¶;::|::::］ おわ。
| つ ▽ （Д´#○ ｶﾞﾀ…!! （∀｀；:）
| | ┌─┐ /⊂ ノ ⊂ :::,ﾉ
＼| | ｜□ | √￣ | ｜｜|| √￣ (＿__ノo
.∪∪ | | || 从（__（＿）┛ || ━┳┛
￣￣￣￣￣| |＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
--------------------------------------------------------------
| そこ、講義中に騒がない。
|
￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣
━━━━━━
_＿__ ｜ｺﾞｲﾝ!!／
ⅲ■∩. △ﾞ 从
━━ (,, ﾟДﾟ) ━━━━━ ヽ∩,,,∩ ［.¶;::|::::］ あ…。
,/ つ =三 Σ（Д´#○ （∀｀；:）
/ / ┌─┐ ⊂ ::ノ ⊂ :::,ﾉ
＼（ _,つ ｜□ | √￣ ﾉ ﾉ ﾉ|| √￣ (＿__ノo
.て/ | | || 从（__（＿）┛ || ━┳┛
￣￣￣￣￣| |＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
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| Σ そうだ!! 奴等はﾓｰﾗﾝの教えを汚しているッ!! ＞
￣￣￣∨￣￣￣< ﾓｯﾗｰに背き、ﾓﾊﾝﾏﾄﾞに背き、自分たちの ＞
━━━━━━ Σ 身勝手な都合で教義をねじ曲げ、善良で ＞
∠ 忠実なﾓｽﾘﾑ達を虐殺するッ!!! ＞
_＿__ /γγγγ∨γγγγγγγγγγγγγγ＼
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━ (,, ﾟДﾟ) /━━━━━ ∩,,,∩ ［.¶;::|::::］ おわ。
| つ ▽ （Д´#○ ｶﾞﾀ…!! （∀｀；:）
| | ┌─┐ /⊂ ノ ⊂ :::,ﾉ
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| そこ、講義中に騒がない。
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ⅲ■∩. △ﾞ 从
━━ (,, ﾟДﾟ) ━━━━━ ヽ∩,,,∩ ［.¶;::|::::］ あ…。
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; …おい、Ｘ、X… 聞こえるか… ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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--------------------------------------------------------------
…くそ、マズイな…。ものスゴイ熱だぞ…。
旅の疲れか…何かの病気か……。
一旦何処かで治療と休息をとらないとだめだな…。
─────────v─────────────┘
三二二＝＝っ
llllll ,,,,,,,,,,. ＼─┐ 熱にうなされた夢の中で、私は私の考えが
llllll .［|;:.¶.;;|］ ＼□ より明確で確固たるものへと変わって行く
,,∩:::（；´∀｀） ＼, 事が意識されていた。
-д）::（('''つ((⌒))__＝∥ そしてそれは、この後にたどり着く場所で
:::::::::） ＿､＝￣ ∥ 更に強くなる。
__==─ ∥ 私がすべき、“闘い”の在り方を…。
【続くかも】
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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…くそ、マズイな…。ものスゴイ熱だぞ…。
旅の疲れか…何かの病気か……。
一旦何処かで治療と休息をとらないとだめだな…。
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三二二＝＝っ
llllll ,,,,,,,,,,. ＼─┐ 熱にうなされた夢の中で、私は私の考えが
llllll .［|;:.¶.;;|］ ＼□ より明確で確固たるものへと変わって行く
,,∩:::（；´∀｀） ＼, 事が意識されていた。
-д）::（('''つ((⌒))__＝∥ そしてそれは、この後にたどり着く場所で
:::::::::） ＿､＝￣ ∥ 更に強くなる。
__==─ ∥ 私がすべき、“闘い”の在り方を…。
【続くかも】
【おまけ】
| ついでにここで、ﾓｽﾗﾑ教用語の基礎知識でも。
|
￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━
●ﾓｯﾗｰ … ﾓｽﾗﾑ唯一にして絶対なる神。
●ﾓｽﾘﾑ … ﾓｽﾗﾑ教徒の事。
●ｱﾋｬｰﾝ … 人々に礼拝を呼びかける際の呼び声。
●ｳﾏｰﾑ … ﾓﾝﾆ派ではｶﾘﾌと同義。しぃｱﾋｬ派においては、
ｱﾋｬｰﾘｰの血を引く指導者を指す。
●ｶｱﾋｬ … ﾓｯｶの大神殿。かつては数々の神像がまつられていたが、
ﾓﾊﾝﾏﾄﾞとｱﾋｬｰﾘｰの手により打ち壊され、今では黒石のみが
残る。
●ｳﾏｰｲﾔ朝 … ﾓｽﾗﾑで最初に興った王朝。ﾓﾅｰｳｨｱを祖とする。
●ｱｯﾋｬｰｽ朝 … ｳﾏｰｲﾔ朝の次の王朝。
●ﾓﾝﾆ派 … ﾓｽﾗﾑの主流派。
●しぃｱﾋｬ派 … 四代目ｶﾘﾌ、ｱﾋｬｰﾘｰのみを正当とする少数派。
●預言者 … 神の啓示を伝える者。ﾓﾊﾝﾏﾄﾞは最後の預言者とされる。
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| …今回コレやりたかっただけなんちゃうかと問いたい。
ヽ――――――――――――――
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| 問いつめたい。
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| ついでにここで、ﾓｽﾗﾑ教用語の基礎知識でも。
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●ﾓｯﾗｰ … ﾓｽﾗﾑ唯一にして絶対なる神。
●ﾓｽﾘﾑ … ﾓｽﾗﾑ教徒の事。
●ｱﾋｬｰﾝ … 人々に礼拝を呼びかける際の呼び声。
●ｳﾏｰﾑ … ﾓﾝﾆ派ではｶﾘﾌと同義。しぃｱﾋｬ派においては、
ｱﾋｬｰﾘｰの血を引く指導者を指す。
●ｶｱﾋｬ … ﾓｯｶの大神殿。かつては数々の神像がまつられていたが、
ﾓﾊﾝﾏﾄﾞとｱﾋｬｰﾘｰの手により打ち壊され、今では黒石のみが
残る。
●ｳﾏｰｲﾔ朝 … ﾓｽﾗﾑで最初に興った王朝。ﾓﾅｰｳｨｱを祖とする。
●ｱｯﾋｬｰｽ朝 … ｳﾏｰｲﾔ朝の次の王朝。
●ﾓﾝﾆ派 … ﾓｽﾗﾑの主流派。
●しぃｱﾋｬ派 … 四代目ｶﾘﾌ、ｱﾋｬｰﾘｰのみを正当とする少数派。
●預言者 … 神の啓示を伝える者。ﾓﾊﾝﾏﾄﾞは最後の預言者とされる。
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| …今回コレやりたかっただけなんちゃうかと問いたい。
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