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日 ▽ U △ □ ◇ D 日 目 △
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V ∩ [] (゚Д゚,,) 日 ∨ ▽ □
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日 ▽ U △ □ ◇ D 日 目 △
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V ∩ [] 目 ( ゚Д゚) 日 ∨ ▽ □ |電気くらいつけたらどうだ?
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└_|_ ┘  ̄ ̄ ∧ ∧
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┃ ┃ ┃ |,、,、,,,|
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻ ̄ ̄ ∪ ∪
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日 ▽ U △ □ ◇ |今日は休みなんですがね・・・。
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V ∩ [] 目 ( ゚Д゚) 日 ∨ ▽ □
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| 二人きりだ。敬語はよせ。
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日 ▽ U △ □ ◇ D 日 目 △
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V ∩ [] 目 ( ゚Д゚) 日 ∨ ▽ □
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| なぁ・・・マスターよ、
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日 ▽ U △ □ ◇ D 日 目 △
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V ∩ [] 目 (゚Д゚ ) 日 ∨ ▽ □
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| お前は劇場に戻ってこないのか?
| また、役者として戻ってこないのか?
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日 ▽ U △ □ ◇ D 日 目 △
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V ∩ [] 目 ( Д ) 日 ∨ ▽ □
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| ・・・・・・
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|もうあれから五年か・・・。
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∧ ∧
( )∧ ┌─┐
(| |)Д゚) └ l ┘
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∪ ∪
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| ,、,、 ,、,、 .|
| (゚iコ゚) (゚‐゚ ) |
| (l l) u u |
 ̄ ̄ ̄ll ̄ ̄ ̄
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〜5年前〜
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〜マスター 37歳〜
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(l ノ
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∪ ∪
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|あいつは内気な奴でよ・・・。
日 ▽ U △ □ ◇ |あまり自分からは話さないんだ。
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V ∩ [] 目 ( ゚Д゚) 日 ∨ ▽ □
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帰るのが遅くなると言っても
俺が帰るのをずっと待っていた時もよくあった・・・。
大半はそのまま寝ていたがな・・・。
∧ ∧ zzz....
(‐。‐*)、
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ヽ
/ / ヽ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ ./
/____________ _ヽ/
┌────────────────────‐
|・・・いつからかあいつは考え込むようになった。
日 ▽ U △ □ ◇ |何か悩み事でもあったんだろう・・・。
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V ∩ [] 目 ( ゚Д゚) 日 ∨ ▽ □
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【虐殺党】
これらの汚物が誕生したそもそもの発端は、カメモナーAAが誕生してからであった。
モナーAAを御神体のように崇める者、お絵かき遊びにしか過ぎないAAを芸術視してる者
これらの極めて偏狭質な集団にとって、カメモナーAAは憎悪をかきたてた。
「モナーを名乗っておきながら、モナー顔じゃない!」「完成度が低い!」
彼らにとって、モナー板はすでに遊び場ではなく、芸術絵画の展示スレだったのだ。
それ故、彼らは執拗にカメモナーをAA痛めつけることで、己の空間を守ろうとした。
作者がその行為を非難すると、「その態度がますます癪にさわる!」とますますヒステリック
になり始めた。その行為は作者が去ってもなお、続いた。そして、いつの間にやら
カメモナーAAをいたぶるAAを書く者=名職人と定義づけられるようになった。
(  ̄△ ̄)< これはあくまでネタだから、反論はするなひょー。
( ) スレが議論化しちゃうーって泣いちゃう人がいるから。
| | |
(__)_)
┌────────────────‐
|だが何を聞いても教えてくれなかった。
日 ▽ U △ □ ◇ |俺に心配かけまいと思ったんだろうな・・。
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V ∩ [] 目 (゚Д゚,,) 日 ∨ ▽ □
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 ̄ ┻ ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻ ̄ ̄
その数週間後・・・
∧ ∧
( ゚Д゚) ∩_∩
(l l) (´Д` ) ≡= -
| | ⊂ ⊂ )
∪∪ Y 人 ≡= -
(__) J ≡= -
交通事故の知らせを聞いて俺は病院に駆け込んだ。
┌───────┐
│ │
│ ╋ │
┌────┘ └────┐
│□ □ □ □ □ □ .□ □ □ □ |
│□ □ □ □ ┌ ┬ ┐ □ □ □ □ |
│□ □ □ □ | | | □ □ □ □ |
|□ □ □ □ | | | □ □ □ □ |
∧ ∧
( )
⊂ ⊃ |
| О
| し´ |
|
|
ドアにかけてあったのはあったわずか四文字の言葉。
しかしその四文字は・・・とても大きく、とても重かった。
| |
| 。 |
| ┌┐. | ┌───┐
| 面 ┌┐ | │::::::::::::::::|
| 会 ││ | └───┘
| 謝 ││ |
| 絶 ││ |
| └┘. ││ |
|. └┘ |
| |
┌───────────────―‐
|事故の原因は信号無視・・・。
日 ▽ U △ □ ◇ |赤信号に気づかなかったんだろう・・・。
≡≡≡≡≡≡≡≡∧∧ └y─────────────―──
V ∩ [] 目 ( ゚Д゚) 日 ∨ ▽ □
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└_|_ ┘ ( )  ̄
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彼らはともかく、お絵かき遊びにしか過ぎないAAに執拗に完成度を求めていたが
この行為に関してはコピペだろうが、コピペ改造だろうが責め立てようとはしなかった。
そして、カメモナースレに居座り続けていたある人物はともかくキャラを痛めつけておけば、
名職人扱いしてもらえると勘違いして、次はビーグルスレに乗り込み、ビーグル虐殺AAを
貼り付けた。彼は自分への賛美の言葉を心待ちにしたことだろう。しかし、彼に送られた
レスは空気を読めない彼を非難するレスだった。それによって、彼の名職人と言われ続けた
プライドが完全に叩き潰された。そして、その直後、彼を非難した者への憎悪が燃え上がった。
「AA板でAA書いて、何故非難されなきゃならないんだあっ!」そう、言い放つやいなや
彼は五寸釘に釘を打ち付けるかごとく、ビーグル虐待AAを貼り付けはじめた。
彼は呪ったのだ。名職人であったはずの自分を非難を浴びせた者達を。
(  ̄△ ̄)< これはあくまでネタだから、反論はするなひょー。
( ) ネタにマジレスしちゃ駄目よーん。。
| | |
(__)_)
┌───────────────―────‐
|何か悩んでることに気づいてから数週間もあった。
日 ▽ U △ □ ◇ |何故俺は無理にでも聞かなかったんだろうか・・・。
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V ∩ [] 目 (゚Д゚,,) 日 ∨ ▽ □
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 ̄ ┻ ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻ ̄ ̄
結局・・・その瞳が開けられることは
二度となかった・・・・。
.
そこからが今の状況の始まりだった。彼と全く同じ思考(AAいたぶっておけば名職人)の
持ち主、また当時起こった宅間某によって引き起こされた残虐事件に感化されて
「俺もあんな悪党になってみたい」的な思考を持った者達が一斉に寄り集まり始め
虐殺AAを書き始めたのだ。しばらくすると彼らの代表がこのような戯言を言った。
「我々はモナー板のナチス虐殺党だ!」
当時、彼の同胞も喜んで「総帥、この虐待AAはどうでしょうか?」などと言って、
彼を総帥と認め、敬愛の情を示していた。しかし、はたから見るとそれは失笑もの以外
のなにものでもなかった。やがて、彼らを「いい年した連中が組織ごっこして可愛いねぇ。」
などのレスがつき始めた。視野狭窄の彼らもさすがに自分達の情けなさに気付き始め
「俺たちは虐殺党とは一切関係ない!」「総帥とかいう厨房のせいで俺らまで同類に見られる。」
など手の平を返したように総帥を見放しはじめた。そして、総帥本人も「組織ごっこなんて
するつもりは毛頭なかった。これはただの新企画のためのネタだったんだ!」と
弁解を始めた。
(  ̄△ ̄)< これはネタだよん。だから反応しちゃだめ〜ん♪
( )
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俺はあいつの死を見取ってやることすら
できなかった・・・。
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俺が最後に見たのは二、三日前の朝、
いつものように劇場に向かう俺を見送った笑顔だった・・・。
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| ∧ /.| | | |
| (゚ー゚ | | | |
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(l ノ
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∪ ∪
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|ほんの二、三日・・・これが遠く昔に感じたのは
日 ▽ U △ □ ◇ |今までには一度も無かった・・・。
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V ∩ [] 目 ( ゚Д゚) 日 ∨ ▽ □
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家に帰って思わす口にした言葉・・・「ただいま」
・・・だが「お帰り」と言う言葉は帰ってこなかった。
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・・・わかっていた。
その言葉は帰ってこないことは・・・わかっていたんだ。
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| |. ( Д ) O| |\ \
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┌───────────────―─‐
|それでも俺は・・・返事を・・・、
日 ▽ U △ □ ◇ |返るはずの無い返事を待ち続けた・・・。
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V ∩ [] 目 (゚Д゚,,) 日 ∨ ▽ □
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自分の家だというのに家にいる気がしなかった。
しまいにはここがどこなのかすらわからなくなってしまった。
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数日が経ち、少し落ち着いた俺は部屋の整理を始めた。
もう遅いがそれでもあいつが何を悩んでいたかを知りたかった。
∧ ∧
( ゚Д゚)
(⊃| │
| └─┘
∪ ∪
┌──────────────────
|・・・しかし日記もなく、
|ヒントになるようなものはほとんどなかった。
日 ▽ U △ □ ◇ |・・・いくら考えてもわからなかった。
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V ∩ [] 目 ( ゚Д゚) 日 ∨ ▽ □
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整理が終わった頃、劇場から電話が来た。
俺がもらった休暇、一週間はもう過ぎていた。
とりあえず俺は劇場に行くことにした。
∧ ∧
( ゚Д゚)D
/ ○ ┌─┐
(__丿D │ │
振り返らずに、何も言わずに俺は家を出た。
そのとき、俺はもう現実を受け止めてるんだなと悟った。
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(゚Д゚,,) | |/
(l l)
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∪ ∪
劇場は相変わらず慌ただしかった。
その中にいる自分は何か取り残されている気がした。
,、 _ ,、
(´∀` ) ≡= -
|__|⊂ )
Y 人 ≡= ∧ ∧
(__) J ( ゚Д゚)
(l l)
| |
∪ ∪
∧_∧
- =≡ ( ´∀`)
( )
- =≡ 人 Y
し'(__)
しばらく休業しないか?と監督に言われた。
しかし休み続けるわけにもいかないので俺はそれを断った。
∩_∩ ∧ ∧
( ´∀`) (゚Д゚,,)
( ) l ∪
| | |. | |
(__)_) ∪∪
仕事に打ち込むことで全てを忘れようとした。
それこそ躍起になって、俺は以前より仕事に力を入れた。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|_┌
| [ // |_||
|_____| └
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|そんななか、たまたまあったバーに俺は入った。
日 ▽ U △ □ ◇ |本当に、たまたまだった・・・。
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V ∩ [] 目 (゚Д゚,,) 日 ∨ ▽ □
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そこのマスターは言った。
「ここにはたくさんの客が来る。
愚痴をこぼす者、悩みを持つ者。
自分のアドバイスがその人を立ち直らせるきっかけとなってくれれば
これに勝る喜びはない」と。
/ /l
/ ./l (\_/)
∧ ∧. / /l (´∀` )
( ゚Д゚)/ /l (〉∞〈 )
(⊃/ ∇ /l | | |
/ /l (_(__)
┌───────────────―────‐
|もうあいつの悩みを解決することはできない。
|それなら今悩んでる人の悩みを解決させよう、
日 ▽ U △ □ ◇ |俺はそのときそう思った。
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その思いから俺は役者をやめ、バーを始めることにした。
もう五年も昔の話だ・・・。
日 △ □ 目 D 目 △ ▽
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∩ [] 目 日 ∨ □
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|今の俺はバーのマスターだ。
日 ▽ U △ □ ◇ |今更役者に戻る気はない。
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| そうか・・・。残念だが仕方ないな。
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| ・・・じゃあ俺はそろそろ帰るぞ。
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日 ▽ U △ □ ◇ D 日 目 △
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V ∩ [] 目 ( ゚Д゚) 日 ∨ ▽ □ |また劇場に戻りたかったら
___┌─┐___(l ∞ l)_________ |遠慮せず俺に言えよ。
└_|_ ┘  ̄ ̄ └────v─────────
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┃ ━┳━ ┃ | v ,,|
 ̄ ┻ ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻ ̄ ̄ |,、,、,,,|
∪ ∪
┌──────────
日 ▽ U △ □ ◇. |あ、ちょっと待ってくれ。
≡≡≡≡≡≡≡≡∧∧ └y──────────
V ∩ [] 目 ( ゚Д゚) 日 ∨ ▽ □
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└_|_ ┘  ̄ ̄ ̄
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┃ ━┳━ ┃ | v,,|
 ̄ ┻ ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻ ̄ ̄ |,,, ,、,,|
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日 ▽ U △ □ ◇. |電気・・・消していってくれないか?
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V ∩ [] 目 (゚Д゚,,) 日 ∨ ▽ □
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┃ ━┳━ ┃ | v,,|
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