1 :
(゚Д゚)アウアウ:
俺はね、30年ほど昔に真打になってからこの7代目を継いだんだ。
そしたらもう俺のもんでしょう。
俺は俺の落語をしてぇから落語協会抜けたっていいじゃねえか。
これが俺ン中の粋ってーやつなんだが、弟子達が困った。
俺についてくるやつはいねぇもんだと思ったら、みんなついてきちまった。
これは幸せなのか不幸なのか、ちっともわかんなくなっちまったよ。
ΛΛ
(゚Д゚,,)
pく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
【ギコ川談志】
2 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/08 14:25 ID:P8CgCWBs
しかしなんだな。せっかく立てたスレッドも厨房とか言う奴らに
「2ゲット〜〜〜」なんて言われるとくやしぃね。
んなこたーどうでもいいやなんて思っても、
ついつい目に入っちまう。こんちきしょーってな具合にね。
ΛΛ
(゚Д゚ )
(__」L_)
(_____) ∬
彡※※※※ミ 旦
3 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/08 14:30 ID:P8CgCWBs
まあいいや。そんなこと言ったって世の中俺の独り言で
そうそう変わるもんじゃねぇ。んまあこいつは俺の欲張りかもしんねーが、
ここの職人さんたちにおいらのポーズをいろいろと変えて欲しいんだな。
なにせよ、こいつを作ったのもありものをちょちょっといじっただけだし、
所詮スキルなんざーないわけなのよ。
そこを無理してお願い出来ねーかなと思ってるわけさ。
俺によ、うんめぇ茶でもいっぱいご馳走するからよ。頼みますわ。
ΛΛ
( ゚Д゚)
(__」L_)
(___)∬
彡※※※※ミ 旦
4 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/08 14:31 ID:P8CgCWBs
_____________
∧∧ /
/⌒ヽ) < ずれちまった。鬱だなこりゃ。
(___) \
''" ""''"" "''  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
5 :
( ´∀`)さん:01/11/08 14:33 ID:uiF7Nvuu
名スレの予感
名スレの予感
7 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/08 14:37 ID:P8CgCWBs
どうだい?ちょいとばかしズレを直してみたんだが、
おいら男前になったかい?何、ズレは直ったが顔は前よりひどくなった?
うるせぇやい!おとといきやがれってんだ。
ΛΛ
(,, ゚Д゚)
(__」L_)
(_____) ∬
彡※※※※ミ 旦
8 :
:01/11/08 14:39 ID:rmBuKMcu
名スレの予感
9 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/08 14:42 ID:P8CgCWBs
そういえばね、落語協会抜けてから一回だけやってみたかったことがあったんだよ。
なんていうか、所詮ひとりよがりかもしんねぇな。もしかしたら
弟子達からも馬鹿にされるかもしんねぇ。んでもよ、ちょっとだけよ、
あの決め台詞を言わしてくれねーかな。
ΛΛ
(,,゚Д゚) <おーい、山田君。座布団全部持っていきなさい!
pく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
_________________
∧∧ /
/⌒ヽ) < 恥かいちまった。やめときよかったよ。
(___) \
''" ""''"" "''  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
10 :
( ´∀`)さん:01/11/08 14:42 ID:C8zWpZhU
そこの兄さん、耳が「らむだ」なんてぇので出来てるけど、
日本男児だったら「きごう」で変換しなさいな。
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__」L_)
(_____) ∬
彡※※※※ミ 旦
11 :
( ´∀`)さん:01/11/08 14:51 ID:P8CgCWBs
ひろゆき?なんだいあの男は。ちょいとたらこ唇だからっていい気になってないかね。
しかしなんだな。この2ちゃんねるも随分とでっかくなったもんだな。
これもひとつにあのたらこ唇のおかげつーわけなのかね。
だとしたらおいら尊敬しちゃうな。これからは寝るときは頭向けて寝れねーなこりゃ。
ΛΛ
(゚Д゚ )
(__」L_)
(_____) ∬
彡※※※※ミ 旦
12 :
( ´∀`)さん:01/11/08 15:06 ID:kKhRBi5j
| ノ⌒) / ああああああああああああ
| ( / /
| || / _ ―――-
__ノ | | / -  ̄
| | || _ノ")
ヽ二二 ヽ -―- 、/ / ( /
_____/ /" ̄/ /ヽヽ_ / /
/ / _ / /___/ / -― 、
| |/ / ___/ ヽ
.\ヽ∠_____/゚ 。 _ \
.\\::::::::::::::::: \\. `ヽ \
.\\::::::::::::::::: \\ \ \
\\::::::::::::::::: \\ \
\\_:::::::::::_) ) \
ヽ-二二-―'
13 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/08 15:59 ID:P8CgCWBs
。
おいおい
>>12。なんで便器の中につっこんでんだ?
なにかい?一人遊びとでもいうのかい。それだったらもうちっと、気の利いた遊びができないものかね。
それとも落ちが見つからなくてすべてを水に流そうってわけかい。
お前さんなかなかうやるねぇ。
ΛΛ
(゚Д゚,,)
pく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
14 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/08 16:01 ID:P8CgCWBs
_________________
∧∧ /
/⌒ヽ) < きちんと話せねぇや。鬱だな
(___) \
''" ""''"" "''  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
15 :
( ´∀`)さん:01/11/08 16:02 ID:EcVFeZOM
(・∀・)イイ!
16 :
( ´∀`)さん:01/11/08 17:29 ID:P8CgCWBs
「隣の家に塀ができたんだってね
「(・∀・)イイ!」
ΛΛ
(゚Д゚,,)
(__」L_)
(_____) ∬
彡※※※※ミ 旦
_________________
∧∧ /
/⌒ヽ) < 落ちもありゃしねぇ。鬱だなこりゃ。
(___) \
''" ""''"" "''  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
17 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/08 17:44 ID:P8CgCWBs
なんだか暇だねこのスレッドは。
もしかして駄スレなのかねぇ。
こちとら商売上がったりだこんちくしょめ
ΛΛ
(,,゚Д゚)-m┛
く冫y L__/
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
18 :
( ´∀`)さん:01/11/08 17:47 ID:rLJbuDBb
| ノ⌒) / 助けてよ1さ〜〜ん!!花子が・・・花子が僕を
| ( / / 便器の中へといざなおうとしてるよ〜〜
| || / _ ―――-
__ノ | | / -  ̄
| | || _ノ")
ヽ二二 ヽ -―- 、/ / ( /
_____/ /" ̄/ /ヽヽ_ / /
/ / _ / /___/ / -― 、
| |/ / ___/ ヽ
.\ヽ∠_____/゚ 。 _ \
.\\::::::::::::::::: \\. `ヽ \
.\\::::::::::::::::: \\ \ \
\\::::::::::::::::: \\ \
\\_:::::::::::_) ) \
ヽ-二二-―'
19 :
( ´∀`)さん:01/11/08 17:49 ID:7uzGOelz
オシショウサマ オチャデモドウゾ
( ´∀`)⊃旦~~
20 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/08 17:53 ID:P8CgCWBs
師匠!きっとこいつは何か問題があるにちがいありません。
∩ ΛΛ
く(゚∀゚,,)
冫z,,く__)
(________)
TTTTTTTTTTT
お?なんだいアヒャの輔。言ってみな?
ΛΛ
(,, ゚Д゚)
(__」L_)
(_____) ∬
彡※※※※ミ 旦
師匠が逝ってみてはいかがですか!
ΛΛ
(゚∀゚,,)
(_」∽L__)
(____)
_________________
∧∧ /
/⌒ヽ) < 弟子に言われちゃおしまいだな。
(___) \
''" ""''"" "''  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
21 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/08 17:58 ID:P8CgCWBs
>>19すまないねぇ。気を使ってもらっちまったな。
それに比べて
>>18はまだ水に流そうとしねぇ。
男と女の仲は雨降って地固まるもんなんだよ。
いいかげん花子なんて幽霊みたいなひょろひょろした女なんかやめちまいな。
お前さんは水も滴るいい男なんだからよ。
ΛΛ §
(゚Д゚,,)-m┛
く冫y L__/
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
_______________
∧∧ /
/⌒ヽ.;) < たまにはきちんと高座にでなきゃな。
∬ (立__)_>o \
旦 彡※※※※ミ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_______________
∧∧ /
/⌒ヽ.;) < ずれてら。鬱だなこりゃ。
∬ (立__)_>o \
旦 彡※※※※ミ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
24 :
( ´∀`)さん:01/11/08 21:22 ID:yXk3FWgE
おもろい。あげ
25 :
( ´∀`)さん:01/11/08 21:32 ID:OncC5/wW
すっかり寒くなってきちまったね。そろそろ火鉢でもだそうかと思ってるんだが、
おいらんとこの弟子が火鉢をどこかにしまっちまってな、
ちょいとばかし寒いんだよ。これからの季節風邪を引かないようにきをつけなきゃな
ΛΛ
(゚Д゚,,)
pく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
(・∀・)!のお面をかぶって私に「おいこの野郎」と話しかけてください。
私が「ん!!で、どうしたんだい?」と答えます。
ΛΛ
(゚Д゚,,)
pく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
はい 師匠!! 「おいこの野郎!! ジサクジエンすんじゃないよ」
∩ ΛΛ
く( ・∀・)
冫z,,く__)
(________)
TTTTTTTTTTT
ん!!で、どうしたんだい?
ΛΛ
(゚Д゚ )
(__」L_)
(_____) ∬
彡※※※※ミ 旦
27 :
( ´∀`)さん:01/11/08 22:04 ID:vlEJFFAW
オマエモナー!!
∩ ΛΛ
く(゚∀゚,,)
冫z,,く__)
(________)
TTTTTTTTTTT
ΛΛ
(,,゚Д゚) <おーい、山田君。1枚持っていきなさい!
pく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
_________________
∧∧ /
/⌒ヽ) < ( ´∀`)にしときゃよかったよ
(___) \
TTTTTTTTTTT
ΛΛ
(,,゚Д゚) <おーい、山田君。座布団全部持っていきなさい!
pく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
28 :
( ´∀`)さん:01/11/08 22:06 ID:JPzVg+b0
∧∧
(,,゚Д゚)
pく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
29 :
( ´∀`)さん:01/11/08 22:10 ID:XmDVQyWW
これおもしろい!age
30 :
ぶるー3:01/11/08 23:11 ID:4+A+/9wG
噺家さんかい?いいねぇ
ほらご祝儀貰っとくれよ
∩∩
( ・x・)
( >y プ◇
|_|_
31 :
( ´∀`)さん:01/11/08 23:53 ID:PQUOn0O5
>>30 いやーどーもどーも こりゃご贔屓いただきありがてえこってさ。
おーい!!ご祝儀いただいちまったよー。
ΛΛ §
(゚Д゚,,)-m┛
く冫y L__/
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
32 :
( ´∀`)さん:01/11/09 00:22 ID:CeEQ17Le
師匠!そのご祝儀でニクコプーン買ってもいいですか?
∩ ΛΛ
く(゚∀゚,,)
冫z,,く__)
(________)
33 :
( ´∀`)さん:01/11/09 00:33 ID:CeEQ17Le
俺は食わねぇから、死なねぇ程度に好きなだけ食べな
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__」L_)
(_____) ∬
彡※※※※ミ 旦
34 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/09 13:28 ID:2Iym5U4y
あ〜〜寒いね。ようやく弟子がどっかしまっちまってた火鉢をだしたよ。
これでしばらくはぬくい毎日を過ごせるってもんだね。
., ΛΛ
, ,. ., (゚Д゚ ).
,. ., φく冫y,,く__)
__ _/ (___,,_,,__)
(ゞ____)※※※※ミ
ずれちまった・・・
., ΛΛ
, ,. ., (゚Д゚,,).
,. ., φく冫y,,く__)
__ _/ (___,,_,,__)
(ゞ____)※※※※ミ
36 :
( ´∀`)さん:01/11/09 13:46 ID:xJ3PVsMU
感じ出てるね。どんどん書いてよ。詳しくないから声援だけしかできんが…
37 :
( ´∀`)さん:01/11/09 15:05 ID:NJ0ZDsz/
良スレage
毎度ばかばかしいお笑いを
あっしは妹と2人暮らしなんですが
毎晩夜になると妹の首がのびて
行灯の油をなめるんです。
先日不気味さに耐えかねて実家に帰ろうと
家を飛び出したところで知り合いにあいまして
「よお、どうだい」
「あっこれはどうも!」
ΛΛ
(゚Д゚,,)
pく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「実はこういうわけで実家に帰るところなんです」
「何っ そりゃ大変だな。実家へ帰るって?
そりゃいいこった。きっと、おっかさんも
首を長くして待ってるだろう」
ΛΛ
(,, ゚Д゚)
(__」L_)
(_____) ∬
彡※※※※ミ 旦
「えっ、首を長くして!」
そいつはいけない実家へも帰れない
ΛΛ
(゚Д゚,,)
pく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
おあとがよろしいようで
...........
( ,,)
く ∨∨く_)
(_∪ ∪__) ∬
彡※※※※ミ 旦
42 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/09 23:39 ID:2Iym5U4y
>>40 「おあとがよろしいようで」を作ってみました。どうっすか?
本当は扇子を持たせたいんですがね。
ΛΛ
(゚Д゚,,),
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..)
彡※※※※ミ
ΛΛ
( _ _,,),
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..)
彡※※※※ミ
火鉢完成バージョン(笑)
., ΛΛ
, ,. ., (゚Д゚ ,,)_
,. ., φく冫y .,.ヾ_>
., __ / (___,,_,,__)
(ゞ____)彡※※※※ミ
44 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/09 23:41 ID:2Iym5U4y
おまけ。
______________
‖ ΛΛ /
o (,, ゚Д゚) < こいつは一本取られたな
く/⌒ヽ \______________
(立__) ンっ
彡※※※※ミ
火鉢完成バージョン2
., ΛΛ
, ,. ., (゚Д゚,,),..
,. ., φく冫ycく__)
__ / (___,,_,,__)
(ゞ____)※※※※ミ
「いいお前さん。〜〜ってのはね」って感じの奴
ΛΛ
(゚Д゚,,)._
| / ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
47 :
( ´∀`)さん:01/11/09 23:45 ID:D7P89o/G
作ってみました(照)
∬∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∬
§ §
§ ギコ 点 §
§ §
∬∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∬
===================
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|
| ∧∧ __
∧∧ | (゚∀゚,,)∩ ∩∧∧ |大|
(゚Д゚ ,,) ∧∧ ∩ ∧∧ (冫z,,く_ノ く(゚∀゚,,) |喜|
∧∧ (__」L_) (゚Д゚ ,,) ∧∧ く(゚∀゚,,) (________) 冫z,,く__) |利 | ∧∧
(,,゚Д゚) ∬ (________) く冫y,,く__) (,, ゚Д゚) 冫z,,く__) 彡※※※※ミ (________)  ̄ ̄ ( ゚Д゚ )
pく冫y,,く__) 旦 彡※※※※ミ (________) (__」L_) (________) 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ | (__」L_)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ (________) 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ ===== (________)
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
ギコ点 大喜利
一門と言うわけではないので、書き込もうか暫し迷った。
1さんバージョン名前は・・・未定(笑)
∩((( )))
く (´Д`;)
冫z,,く__)
(________)
TTTTTTTTTTT
>>47 す、すげぇ!感動した!!!
49 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/09 23:52 ID:2Iym5U4y
腕組別バージョン
ΛΛ
(,, ゚Д゚),
(__|=L_)
(_,,_,,_)
>1いいねぇこのスレさすが真打だよ
つーことで文字レス&ageでもいいかい?師匠。
47さんのベースに改良。ずれませんように・・・
∬∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∬
§ §
§ ギコ 点 §
§ §
∬∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∬
===================
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|
| ∧∧ __
/■\ ... | (・∀・)∩ ∩ ∧,,∧ |大|
(´∀` ) ∧_∧ ∩((( ))) (冫y,, く_ノ くミ゚Д゚,,彡 .|喜|
∧∧ (__>cく__) <丶`∀´> ∧∧ く (´Д`;) (________) 冫z,,く__) . |利 | ∧∧
(,,゚Д゚) ∬ (________) く冫y,,く__) (,,_ _ ) 冫z,,く__) 彡※※※※ミ (________)  ̄ ̄ ( ゚Д゚ )
pく冫y,,く__) 旦 彡※※※※ミ (________) (__」L_) (________) 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ | (__」L_)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ (________) 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ ===== (________)
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
52 :
ぶるー3:01/11/10 00:09 ID:XAj1pNnL
∩∩ いやぁ〜あっしもお手上げ
( ・x・) 師匠の影響受けて着流し着てる始末で
( ><)
(__)
o∩∩o チャンラ〜んぶる平でぇ〜す
<( ・x・)> とか言ってみたりな
.| y |
(__)
>ぶるさん
ずいぶん面白くなってきました(笑)次は小噺を考えます
すいません。今日はねた切れです。
おあとがよろしいようで。
ΛΛ
(゚Д゚,,),
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..)
彡※※※※ミ
ΛΛ
( _ _,,),
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..)
彡※※※※ミ
54 :
47:01/11/10 00:29 ID:8Dc5DxCo
パンダは何食べるんだろうね?
((( )))
( ´Д` )
(__>cく__)
(________)
彡※※※※ミ
TTTTTTTTTTT
パンダ!!
((( )))
( ´Д`;)
(__>cく__)
(________)
彡※※※※ミ
TTTTTTTTTTT
うーん どーもすいませーん!!
∩((( )))
く (´Д`;)
冫>cく__)
(________)
彡※※※※ミ
TTTTTTTTTTT
林家三平
55 :
40:01/11/10 05:55 ID:YhYYNjG4
>>42 そっちの方がぜんぜんいいですね。
>54 三平そっくり!(w
漏れもなんかはっとこう。
┏━━━━━━━━┓
┃┌──────┐┃
┃│ _┌┐_ │┃
┃│⊂-┐┌--つ │┃
┃│ 丿 \ │┃
┃│ / へ \ │┃
┃│∠ノ \ > │┃
┃│ ′ │┃
┃│ ┌┐ │┃
┃│ ││ │┃
┃│ ゝ \ │┃
┃│ / へ \ │┃
┃│∠ノ \ > │┃
┃│ ' │┃
┃└──────┘┃
┗━━━━━━━━┛
なんて貧相な看板・・・鬱。
56 :
40:01/11/10 06:32 ID:YhYYNjG4
∬∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∬
§ §
§ ギコ 点 §
§ §
∬∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∬
===================
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|
| ∧∧ __
∩ ∧,,∧ ... | (・∀・)∩ /■\ |大|
くミ゚Д゚,,彡 ∧_∧ ∩((( ))) (冫y,, く_ノ (´∀` ) .|喜|
∧∧ 冫z,,く__) <丶`∀´> ∧ ∧ く(´Д`;) (________) (__>cく__) ...|利 |. ∧∧
(,,゚Д゚) ∬ (________) く冫y,,く__) (,,_ _ ) 冫z,,く__) . 彡※※※※ミ (_________)  ̄  ̄( ゚Д゚ )
pく冫y,,く__) 旦 彡※※※※ミ (________) (__」L_) (________) 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ | (__」L_)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ (________) 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ ===== (________)
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
アウアウさんのをいじりました。
個人的におにぎりはこん平じゃないかと思ったもんで。
57 :
( ´∀`)さん:01/11/10 14:19 ID:Wq4f6vhK
(・∀・)イイ!
∩彡⌒ ミ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
く(`Д´ ) < ギコ川師匠の顔とかけて、2chのアラーシととく。
冫,y,,く__) \__________________
※ミ (________) 彡※※※※ミ
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
< そのこころは!
彡⌒ ミ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(`Д´ ) < いたづらはねこづら!
く冫,y,,く__) \_________
※ミ (________) 彡※※※※ミ
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| おーい山田君!歌丸さんの髪の毛全部もって逝きなさい!
\_ ______________________ ∧∧
∨ ∧,,∧ (・∀・) /■\ |大|
ミ,,゚Д゚彡 ∧_∧ ((( ))) (冫y,, く) (´∀` ) .|喜|
∧∧ く冫z,,く__) <丶`∀´> 彡⌒ ミ (´Д` ,) (________) (__>cく__) .|利 | ∧∧
(,,゚Д゚) ∬ (________) く冫y,,く__) Σ(`Д´;) く冫z,,く__) 彡※※※※ミ (_________)  ̄  ̄ (゚Д゚ ,)
pく冫y,,く__) 旦 彡※※※※ミ (________) (__」L_) (________) 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ | (ヽy, く)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ (________) 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ ===== (______/っ
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
>>47 メチャシブ!!さすが職人だね。久しぶりに良いAA見たぜ!
ageてはNGなのか?まあいいや
∬∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∬
§ §
§ ─┼─~~ ──┐ ├─ §
§ ─┼─ .| ┌┴┐ §
§ │ .──┘ └─┘ §
§ / ヽヽ\ §
∬∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∬
===================
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|
| ∧∧ __
∩ ∧,,∧ ... | (・∀・)∩ ./■\ |大|
くミ゚Д゚,,彡 ∧_∧ ∩((( ))) (冫y,, く_ノ (´∀` )..|喜|
∧∧ 冫z,,く__) <丶`∀´> 彡⌒ ミ く(´Д`;) (________) (__>cく__) . | 利 .| ∧∧
(,,゚Д゚) ∬ (________) く冫y,,く__) (`Д´ ) 冫z,,く__) 彡※※※※ミ (_________) .└┬┘(゚Д゚ )
pく冫y,,く__) 旦 彡※※※※ミ (________) (__」L_) (________) 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ .| (_」L__)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ (________) 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ==== (_______)
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
かちゅだとずれてしまうので横幅短縮と字の変更をしてみました。
61 :
1/4:01/11/10 20:21 ID:nc/byn8x
えー お正月に坊主が二人やって来て〜
____
((( ))) . |小|
(´Д` ) . | |
(__>cく__) |噺|
(________) ∬  ̄| ̄
彡※※※※ミ 旦 _____|_____
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
日
┴
62 :
2/4:01/11/10 20:26 ID:nc/byn8x
お正月
これが本当の「和尚がTWOー!!」 って ぅー
____
((( ))) . |小|
(´Д`;) | |
ピシャ / ヽycく__) |噺|
cヽ(___,,_,,__) ∬  ̄| ̄
彡※※※※ミ 旦 _____|_____
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
日
┴
.\ ドドドドドド―――――ッッッッッ /
\. /
(゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚)
(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)
(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)
(゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚)
( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )(゚∀゚ )(゚∀゚ )
.( ゚∀゚)( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ ) ( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )(゚∀゚ )
( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ ) ( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )
────────────────────────────────
63 :
3/4:01/11/10 20:30 ID:nc/byn8x
えー どぁ!! どーも!! どーも!!すいません っとに!!
____
((( ≡ ))) . |小|
キョロ (´Д≡≡Д`;) キョロ . | |
(__>cく__) |噺|
(________) ∬  ̄| ̄
彡※※※※ミ 旦 _____|_____
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
日
┴
ねー ギコ家三平でした〜〜!!
____
((( ))) . . |小|
((σ(´Д`;) | |
く >cく__) |噺|
(________) ∬  ̄| ̄
彡※※※※ミ 旦 _____|_____
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
日
┴
.
64 :
4/4:01/11/10 20:34 ID:nc/byn8x
____
((( ))) . . |小|
( _ _,,), . | |
(_ヽy ノ ) |噺|
(,,_><_ノ..) ∬  ̄| ̄
彡※※※※ミ 旦 ._____|_____
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
日
┴
ありゃ お褒めいただき光栄です。ありがとう!!
>>59
>>54-64 うれすぃっすね。体が震えるほどうれすぃっす。
新作。上下使い分けできるようにしました。
ΛΛ │
,(,,゚Д゚)__O
(_ >oy L__/
(_,,__,,__)
彡※※※※ミ
ΛΛ
(゚Д゚,,)._
| / ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__)
彡※※※※ミ
66 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/10 21:10 ID:L8IdHM1M
いいねぇ・・・このスレッド。
まぁたまには自作自演で誉めてみても、許してくれな。
ΛΛ ∫
(n -Д-)-m┛
(¬ y L__/
(_,,_,,_)
sage忘れた・・・
みんなにオチを読まれてしまい座布団を取られる木久蔵のテンプレ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∠
(・∀・)∩ \_________
(冫y,, く_ノ
(________) 彡⌒ ミ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
彡※※※※ミ (`Д´ ) <
彡※※※※ミ く冫,y,,く__) \_________
※ミ 彡※※※※ミ (________)
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
∧∧ ・・・。
(;-∀-)
(冫y,, く) ((( ))) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(________) 彡⌒ ミ (´Д` ,) <
彡※※※※ミ (`Д´ ) く冫z,,く__) \_________
彡※※※※ミ く冫,y,,く__) (________)
※ミ 彡※※※※ミ (________) 彡※※※※ミ
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| おーい山田君!木久ちゃんの一枚もって逝きなさい!
\_ ______________________
∨ ∧∧ __
∩ ∧,,∧ (;∀;) ./■\ |大|
くミ゚Д゚,,彡 ∧_∧ (冫,y,, く) ∩((( ))) (´∀` ) ..|喜|
∧∧ 冫z,,く__) <丶`∀´> (________) 彡⌒ ミ く(´Д`;) (__>cく__) . | 利 | ∧∧
(,,゚Д゚) ∬ (________) く冫y,,く__) 彡※※※※ミ (`Д´ ) 冫z,,く__) (_________) . └┬┘(゚Д゚ )
pく冫y,,く__) 旦 彡※※※※ミ (________) 彡※※※※ミ (__」L_) (________) 彡※※※※ミ .| (_」L__)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ (________) 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ==== (_______)
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
【粋なキセル】
俺はもうすぐ四十になるが、ずーーっと20年間、かかぁと共に仕事をしてきた。
その仕事ってのが、ちょうちんに和紙を張る仕事なんだが、
これがまたストレスが溜まる仕事なんでさぁ。
なにせ紙で燃えやすいからタバコのひとつも吸えやしない。
そうしているうちにどんどんどん時間が過ぎて、
俺もかかぁも四十になっちまい、すっかり落ち着いちまった。
ΛΛ
(゚Д゚ ).
cく冫yzく__)
(___,,_,,__)
彡※※※※ミ
>>70 シパーイ忘れてください・・・
【粋なキセル】
俺はもうすぐ四十になるが、ずーーっと20年間、かかぁと共に仕事をしてきた。
その仕事ってのが、ちょうちんに和紙を張る仕事なんだが、
これがまたストレスが溜まる仕事なんでさぁ。
なにせ紙で燃えやすいからタバコのひとつも吸えやしない。
そうしているうちにどんどんどん時間が過ぎて、
俺もかかぁも四十になっちまい、すっかり落ち着いちまった。
ΛΛ
(゚Д゚ )
cく冫yzく__)
(___,,_,,__)
彡※※※※ミ
落ち着いちまっても、ずーっと仕事ばかり。何もやることがねぇ。
仕方がねえぇから、何やろっかってんで、じーっとかんが得た。
「そうそう、若い頃に吸ってたタバコでもはじめようか。
しかし普通にタバコを吸っても仕方がねぇ。
どうせなら年相応に似合うようにキセルでも吸ってみるか」
そうしてるうちに近くのタバコ屋でキセルを買い、
見よう見真似で吸ってみたんでさぁ。
ΛΛ
(,,゚Д゚),
(_>oycく_)
(_,,__,,__)
彡※※※※ミ
「ぷはー・・・」
久しぶりのタバコの味よりも、どうもキセルがしっくりとこない。
「粋じゃなぇなぁ・・・どうせキセルで吸うなら、もっと粋に決めたいね。
仕方がねぇ。練習あるのみってんだ」
ΛΛ §
(゚Д゚,,)-m┛
く冫y L__/
(________)
彡※※※※ミ
「ぷはー・・・ぷはー・・・」
何度か吸ってるうちに、格好がそれらしくなってきた。
「お?俺も粋になってきたかな。そうだ隣の熊公んちに行って、
粋になったかどうか、ちょいと見てもらおう」
ΛΛ §
(,,゚Д゚)-m┛
く冫y L__/
(________)
彡※※※※ミ
「おーい熊さん、熊さんや、こら熊公」
「うるせえぇななんだよ」
「あのよ、ちよいとばかし俺のキセルのふかし方が粋かどうかみてくれねぇか。
いいか?見ててくれよ・・・ぷはーー・・・どうだい」
「どうだいって、キセルふかしてんだろ?」
「そんなことは百も承知だよ。粋かどうか見てくれっていってんだ」
「粋かどうかって・・・どっちかっていうと、そのつらはイケてないかな?」
ΛΛ
,(,,゚Д゚)__O
(_ >oy L__/
(_,,,|__,,)
彡※※※※ミ
「俺のつらの話じゃなくて、江戸っ子として粋かどうかって聞いてんだ!
このうすらとんかちめが」
「藪から棒に酷い事いうね。江戸っ子としてかい?どっちかつーと、粋な感じかな?」
「お?そうかい!粋な感じるかい。こりゃうれしいね。わかったありがとさんよ。」
ΛΛ
(゚Д゚,,)._
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__)
彡※※※※ミ
そうか、こりゃ練習の甲斐があったってもんだ・・・お!そしたらよ、
やっぱかかぁにも見せてやりてぇな。粋になった俺の姿に惚れなおすかもよ
「おい!かかぁ帰ったぞ!」
ΛΛ
(,,゚Д゚)_
(__」L____)
(____)
「お前さん、いったどこほっつき歩いてるんだい。仕事しておくれよ」
「うるせぇやい。そんなことよりこのキセル、これを見てくれ。
いいか・・・ぷはーーー。どうだい?」
「どうだいって、なにくつろいでんのよ。この忙しいのに」
「そうじゃなくってよ、俺のキセルの吸い方が粋かどうかってきいてんだ。
このうすらとんかちの根性無しめ!
「あんた女房に向かってなんて事言うんだい」
「いいか、もう一回だけ見ててくれ・・・ぷはーー。どうだい?粋だろ」
ΛΛ §
(゚Д゚,,)-m┛
く冫y L__/
(________)
彡※※※※ミ
するってぇとかかぁは急に黙り込んじまった。どうやら俺に惚れ直したのかな?と思っていたら
「あんた。私からみたら粋かどうかじゃなく、単に息抜きしてるようにしかみえないわ」
ΛΛ
(,,゚Д゚),
(_>oycく_)
(_,,__,,__)
彡※※※※ミ
お後がよろしいようで・・・
ΛΛ
( _ _,,).
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..)
彡※※※※ミ
ギコ家三平(笑)スネークマンショー思い出しました。
>>71-75 ハゲシクイイ!! ザブトンクエ!(・∀・)つ彡※※※※ミ
78 :
( ´∀`)さん:01/11/11 13:50 ID:xuRpJ03q
彡あげ
(ノ・∀・)ノイイ
79 :
ぶるー3:01/11/11 22:01 ID:vDPetd4a
∩∩ いいねぇ〜ウンウン
( ・x・)
( ><)
(__)
80ゲットだべらんめぇ
,ヘ ∧∧ ,へ,,... _ヘ(´⌒(´
.〓〓-⊂ノ(゚Д゚⊂く,,ノ_ 〃_ゝつ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(´⌒(´⌒;; ̄ ̄ ̄ ̄
ズザーーーーッ
81 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/13 00:15 ID:x8P/tJO6
師匠を立たせてみる。
ΛΛ
(゚Д゚,,).
(_」=L__)
│ ||
└─
82 :
( ´∀`)さん:01/11/13 00:45 ID:x8P/tJO6
今だ!82番ゲットォォォォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´
,ヘ ∧∧ ,へ,,... _ヘ(´⌒(´
〓〓-⊂ノ(゚Д゚⊂く,,ノ_ 〃_ゝつ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ ̄ (´⌒(´⌒;; ̄ ̄ ̄ ̄
ズザーーーーッ ⌒;;
・・・・・・・・・・・・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
,ヘ ∧∧ ,へ,,.. _ ;(´⌒
〓〓-⊂ノ(゚Д゚⊂く,,ノ_ 〃_ゝつ(´⌒(´⌒;;
 ̄ ̄
ドッコイショ・・・・・・・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
ポ. ∧∧ ポ
ン (゚Д゚,,) . ン
(´;)(_>っc<_) 〜 (;;).
(´)(⌒;;│ソ ||(´ )...〜⌒(`)
(´)〜(⌒└─...〜⌒..(`)〜⌒(`)
以外に楽しいじゃねぇか
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
ΛΛ
(゚Д゚,,)
(_」=L__)
│ソ ||
└─
83 :
( ´∀`)さん:01/11/13 20:29 ID:yBFg/t33
着物に皺がついてる!細かい!上手い!
♪いや〜ん ばかぁ〜ん
そこはおちちなの あっはぁ〜ん・・・ (はぁと
_______ ____________
V
∧∧∧
・・・・・・ ( `皿´ ) クネ
∧_∧ クネ (」つ⊂L)))
< ;`∀´> (((________) 彡⌒ ミ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
く冫y,,く__) 彡※※※※ミ (Д´# ) < ねぇ席替えようよー
(________) 彡※※※※ミ (__」L_) \_____
彡※※※※ミ 彡※※※※ミ (________)
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
【アメリカ】
「かぁちゃーん!アメリカって遠いの?」
「黙って泳ぎなさい」
ΛΛ
(,,゚Д゚),
(_>oycく_)
(_,,_,,__)
彡※※※※ミ
【ボケ】
「先生。最近どうやらボケが始まったみたいで」
「それはいけません。本なぞを読んで頭を使うことですね」
「さすがは先生!先生のようにいつまでも若くいたいもんですな。なぁ看護婦さん」
「あの、こちらは先生じゃなくて他の患者さんです」
ΛΛ
(゚Д゚ ,,)
cく冫y cく_)
(___,,_,,__)
彡※※※※ミ
【女体】
「へへへ。こいつぁ毛深いね。しかも剛毛ときてる・・・おまけに真ん中に穴があいてらぁ」
「お?しかも毛の周りがぬるぬるしてるじゃねぇか。こいつぁすけべな奴だな」
「あんた、台所のたわしを触って何ぶつぶついってるんだい?」
ΛΛ
(,,゚Д゚)._
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__)
彡※※※※ミ
>>84 木久蔵さんですね。
林家ギコ蔵ってとこですか(笑)
89 :
一発ネタ:01/11/14 00:29 ID:4jhSWiEj
88888 快楽亭フェラーチョでやんす
( ・≧・)
(__」L_)
(_____) ∬
彡※※※※ミ 旦
90 :
( ´∀`)さん:01/11/14 02:51 ID:0xTUUFy4
チャラー!! ギコ家こん平でーーす!!
∩∧∧
く(゚∀゚,,)
冫z,,く__)
(_____) ∬
彡※※※※ミ 旦
TTTTTTTTTTTTTTTTTT
かなりの優スレだな・・文字レス( ノ゚Д゚)
【失恋】
「おれ彼女に振られてさぁ」
「私も彼に振られちゃったの。あんな辛い思いはしたくないわ」
「そうなんだ。じゃあ振られて者同志、僕たちつきあおうか」
「だめ。そんな事できないわ」
「どうしてだい?大丈夫。僕は君の事を一生愛し続けるよ。」
「だってあなたと付き合う事が一番辛いの」
ΛΛ
(,,゚Д゚),
(_>oycく_)
(_,,__,,__)
彡※※※※ミ
ΛΛ
(,,゚Д゚) <寒いねこんちきしょう〜〜
(_」=L_)
)ノ ))
 ̄ ̄
今だ!94番ゲットォォォォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´
,ヘ ∧∧ ,へ,,... _ヘ(´⌒(´
〓〓-⊂ノ(゚Д゚⊂く,,ノ_ 〃_ゝつ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ ̄ (´⌒(´⌒;; ̄ ̄ ̄ ̄
ズザーーーーッ ⌒;;
・・・・・・・・・・・・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
,ヘ ∧∧ ,へ,,.. _ ;(´⌒
〓〓-⊂ノ(゚Д゚⊂く,,ノ_ 〃_ゝつ(´⌒(´⌒;;
 ̄ ̄
ドッコイショ・・・・・・・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
∧∧_ _ (´;;
(゚Д゚,,)ヾ ヽ (´⌒(´
〓〓-cくソcく,,,ソ_ゝ⊃'〜... (´⌒(´⌒;;
ちょいと汚れちまったな。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
ポ. ∧∧ ポ
ン (゚Д゚,,) . ン
(´;)(_>っc<_) 〜 (;;).
(´)(⌒;;│ソ ||(´ )...〜⌒(`)
(´)〜(⌒└─...〜⌒..(`)〜⌒(`)
95 :
( ´∀`)さん:01/11/15 22:58 ID:VTv/xoFy
(゚Д゚)ユウスレアゲ!
ΛΛ
(,,゚Д゚) <新作準備中。
(」σ )σ
( ノ((
 ̄ ̄
97 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/16 13:19 ID:DD7RPKKM
寒いねぇ・・・
ΛΛ 師匠!
, ,. ., (゚Д゚ ,,)_ ((( )))
,. ., φく冫y .,.ヾ_> (´Д`;)
__ _/ (___,,_,,__) / 冫zcく__)
(ゞ____)彡※※※※ミ cヽ(________)
98 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/16 13:19 ID:DD7RPKKM
なんでぇ。どうした?
弟子入りしたいというものが
ΛΛ 来てるんですが?
, ,. ., (,,゚Д゚ )_ ((( )))
,. ., φく冫y .,.ヾ_> (´Д`;)
__ _/ (___,,_,,__) (__>cく__)
(ゞ____)彡※※※※ミ (________)
99 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/16 13:20 ID:DD7RPKKM
こっちに呼んできなさい
ΛΛ 判りました。おーい!新入り
, ,. ., (,,゚Д゚ ) ((( )))
,. ., (_」=L__) (;´Д`)∩
__ _/ (___,,_,,__) (__>っL__/
(ゞ____)彡※※※※ミ (________)
100 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/16 13:20 ID:DD7RPKKM
ΛΛ まずは師匠に挨拶を
, ,. ., (,,゚Д゚ ) ((( ))) 88888 師匠!はじめまして。
,. ., (_」=L__) (;´Д`) ( _ _,,)
__ _/ (___,,_,,__) (__>cく__) (_ヽy ノ )
(ゞ____)彡※※※※ミ (________) (,,_><_ノ..)
101 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/16 13:20 ID:DD7RPKKM
88888 快楽亭フェラーチョでやんす
(・≦・ ) ちゃきちゃきのイタリア人ですが、
(__>cく__) これから日々精進してがんばりやすでがんす。
(_____) 得意技は「ふぇらてお」でやんす
102 :
(゚Д゚)アウアウ:01/11/16 13:21 ID:DD7RPKKM
落語じゃねぇのかよ・・・
ΛΛ なんつー新入り・・・ がんばりやす!
, ,. ., (;゚Д゚ ) ((( ))) 88888
,. ., (_」=L__) (;´Д`) (・≦・ )
__ _/ (___,,_,,__) (__>cく__) (>ozcく_)
(ゞ____)彡※※※※ミ (________) (_____)
ふぇらてお・・・
ΛΛ
(,,゚Д゚) <次もがんばりやす。
(_」σ)σ
)ノ ))
 ̄ ̄
105 :
一発ネタ:01/11/16 13:46 ID:6TqFXQqL
>>105 ブラック師匠ですね。
彼の落語は少ししか聞いたことがありませんが、かなりブラックなネタが多いとの事。
一回じっくりと聞いてみたい者です。
ΛΛ
(,,゚Д゚) <んでもおいら、実はそんなに落語は詳しくないんです(泣)
(_」σ)σ
)ノ ))
 ̄ ̄
密かにこのスレ大好き。(゚д゚)アウアウさん頑張ってください。
>ちゃきちゃきのイタリア人←ツボに入った(w
>>107 ありがとうございます。
人気がないんで少しへこんでた所でした。
頑張ります。
美味しんぼ思い出してしまった・・
伝統芸能板辺りで宣伝すれば良質のネタが入るかも。
伝統芸能板もちょっと出張してますが、人が少なくて・・・(泣)
バリエーションの少なさと落語という閉鎖的な空間が、
とっつきにくい世界なのかなぁと思ってます。
アイデアは色々あるんですが、スキルが無くて。
んまあ地道に頑張ります。
ひそかに応援してます。がんばって!
113 :
ぶるー3:01/11/18 00:27 ID:UUFjfM0m
ちょいと師匠、人気がないんじゃないっすよ〜
日本人は芸事は静かにみる習慣なんすよ
∩∩
( ・x・)
( ><)
(__)
___ | \ \
/ _ / ))))━〓〓〓 .|
/ / /_ ⊂ノ | ヽヽ |\
/ ──── , , | ヽヽ |\ | \
/ /│ / ΛΛ ド |ヽ |\ . |
/ / | \ (,,゚Д゚)__ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ / | ソ/ ヽヽ y ⌒\ < べらんめぇ!
/ ヽ/ ゞソ / |_/> > \_________
/ / ノ 三ノ
/≡≡晃≡ヽ ` ̄
― / 彡 、 ソ \
―― ム__人 ノ >
⌒ヽ ’ ・`し' ソ/ /
人, ’ ’, ( ̄ \ /
Y⌒ヽ)⌒ヽ、 ) | ν
\_つ
走るギコ川談志師匠・・・
>ぶるさん
ういっす。精進しやす。
火焔太鼓きぼんぬ
116 :
( ´∀`)さん:01/11/18 11:22 ID:9ancs3fd
>>113 その通り!!!静かにどっぷり愉しんでます。
117 :
fack:01/11/18 11:47 ID:sIl9+6DJ
∨ ∧∧ __
∩ ∧,,∧ (;∀;) ./■\ |大|
くミ゚Д゚,,彡 ∧_∧ (冫,y,, く) ∩((( ))) (´∀` ) ..|喜|
∧∧ 冫z,,く__) <丶`∀´> (________) 彡⌒ ミ く(´Д`;) (__>cく__) . | 利 | ∧∧
(,,゚Д゚) ∬ (________) く冫y,,く__) 彡※※※※ミ (`Д´ ) 冫z,,く__) (_________) . └┬┘(゚Д゚ )
pく冫y,,く__) 旦 彡※※※※ミ (________) 彡※※※※ミ (__」L_) (________) 彡※※※※ミ .| (_」L__)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ (________) 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ==== (_______)
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
___ | \ \
/ _ / ))))━〓〓〓 .|
/ / /_ ⊂ノ | ヽヽ |\
/ ──── , , | ヽヽ |\ | \
/ /│ / ΛΛ ド |ヽ |\ . |
/ / | \ (,,゚Д゚)__ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ / | ソ/ ヽヽ y ⌒\ < べらんめぇ!
/ ヽ/ ゞソ / |_/> > \_________
/ / ノ 三ノ
/≡≡晃≡ヽ ` ̄
― / 彡 、 ソ \
―― ム__人 ノ >
⌒ヽ ’ ・`し' ソ/ /
人, ’ ’, ( ̄ \ /
Y⌒ヽ)⌒ヽ、 ) | ν
\_つ
119 :
( ´∀`)さん:01/11/18 21:42 ID:bm7hyEM0
年末にかけて「芝浜」キヴォンヌ
120 :
( ´∀`)さん:01/11/18 22:12 ID:suQKY82s
初めて書きこんでみなす。
超応援してます。このスレ。
小さん師匠、キ・ヴォーン。
ういっす。声援ありがとうございます。
ペシ ______________
Σ‖ ΛΛ /
o (,, ゚Д゚) < こりゃがんばらなきゃな。
く/⌒ヽ \______________
(立__) ンっ
彡※※※※ミ
123 :
>122:01/11/19 13:08 ID:+zJUdaaO
おっしゃるとおり、こちらでとりあげられておりましたのが
「芝浜」でございます。
実はあたくしも上方専門なので、
江戸はあまりくわしくございませんが(圓生師匠の口まね)。
124 :
( ´∀`)さん:01/11/20 19:12 ID:s2p8pqMi
age
【「芝浜」より最後の一節】
女房「 さっきお酒を取っておいたの、久しぶりに飲んでおくれよ」
ΛΛ
_(゚Д゚,,)
cヽ_ヾcく__)ヽ,
(_ゞ,,_ソ__)
彡※※※※ミ
勝五郎「 飲んで良いのか?(口元まで持って行って)
おい、やっぱりやめておくぜ」
. ΛΛ
(((( .(,,゚ _3゚)σ
(_>oyL__/
(___,,_,,__)
彡※※※※ミ
女房「 わたしのお酌じゃいやかい?」
勝五郎「 また夢になるといけねぇ」
.ΛΛ
(,-Д-)
(_>oycく_)
(_,,_,,__)
..彡※※※※ミ
>>122 ありがとです。参考になりました。
レモナねたのように長編をつくるのは難しいので、
一説を抜き出してみました。
次回は火焔太鼓に挑戦してみます。。。
127 :
( ´∀`)さん:01/11/21 03:09 ID:WNcGU60w
火焔太鼓、期待してます。
出来ればその後にでも「子別れ」やってもらえたら嬉しいな。
年末ですからね、やっぱしこれも欠かせないかと。
128 :
( ´∀`)さん:01/11/21 03:10 ID:o2+Xn3xU
いいねぇどーも
師匠のためなら〜♪
((( ))/
(´Д`/
(_」っ/L)
| /|
,,⌒)ξ (´⌒(´⌒;;
林家いち平 掃除中。
| ┛|
|┐ | ∧_∧ 1さん・・・落語家になったんですね。
|│ |( ;)
|│. .| ) (
|( ),..|/ 八 )
| ヽ ソ人 ,. )
|│V 丿 〈
|┘ |/ ) )
| / /| |
>125
∧_∧
( ´∀`)<いやー師匠の「芝浜」はいつ聞いても絶品だモナー
132 :
( ´∀`)さん:01/11/22 02:29 ID:WdDmQHHo
>129
砂煙のたち方がいいねー
>130
肩甲骨がいいねー
:::::|
:::::| ∧ ∧
:::::| / ヽ ./ .ヽ よし、こうなったら僕も・・・・
:::::| / `、 / ヽ
:::::|  ̄ ̄ ̄ \
:::::| / \ l
:::::| __ | )))ッッッ
:::::| / ヽ |
:::::| /______ヽ .. ノ
:::::|丶 /
:::::|_ノ ヽ──ヽ
:::::| ヽ ソ \
⊂ヽ \
( ヽ | |
_ ヽ,, . | |
:::::| ヽ \ ,, | |
:::::| ヽ . \,,. 人 |
:::::| ヽ ヽv ./
:::::| ヽ /
そして、一週間後・・・・
師匠!
なんでい。アヒャの輔
ΛΛ ∫ ΛΛ 弟子入りしたいと言う奴がきてますが・・・
(n -Д-)-m┛ (゚∀゚,,)
(¬ y L__/ . (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .(________)
またか。呼んできな
ΛΛ ΛΛ しかし、ほんとによいですか?
(,,゚Д゚ ) (゚∀゚;).
(__」L_) (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (________)
.. 仕方が無い・・・
ΛΛ. おーい、こっちにきて師匠に挨拶しな!
(;゚∀゚)∩
(__>っL__/
(________)
;★☆; ★☆
;;;;;;;;;;;;;キラキラ;;;;;;;;;;;; 師匠!八頭身と申します
;;;;;;;★☆;;;; ☆;;;★;;;;; なにとぞ弟子にしてください!
;;;;;;;;;☆ .Λ.Λ ;;;★;;;;キラキラ
;;;;;;;;;;;; (,,゚Д゚,,) ;;;;;;;;;;;★;
;;★;;;;; (_>oxcく_) ;;;;☆;;;;;;
;;;;☆;. (_,,_,,__) ;;;;;;キラキラ;;
;;キラキラ;;;;;;★;;;☆;;;;;★;;;;;☆;;
∧ ∧ オオ、俺にそっくりだ!
/ ヽ ./ ..ヽ
/ `、 / ヽ ∧ ∧ なんと、オーラが見える!
|  ̄ ̄ ̄ | / ヽ ./ ..ヽ
| ((○ ○)) l / `、 / . ヽ
| __ .. | |  ̄ ̄ ̄ |
| / ヽ ;;| | -((○- -○))- .l
| /______ヽ .. ノ | .. |
丶 ノ | \___/ ノ
丶. \/ ノ
∧_∧
てやんでい.!> (´Д`*.)
oく冫y .,.ヾ_>o)) やっぱり
.|. │ ソ; ||ヽ | だめですか・・・
ま、努力は認めるが . .( ),.└UU┘ |( )
今度来るときは二頭身でな。 ... ヽv│ . . 人ノ
ΛΛ ΛΛ .丿 ヽ
(,,゚Д゚ ) .(;゚∀゚). 惜しかったね ./ ソ ノ
(__」L_) (__>cく__) 折角知恵を ヽ / /
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .. (________) 絞ったのに / /\ \
(( ( (_ ソ .)
(_ )(_丿
138 :
( ´∀`)さん:01/11/22 18:51 ID:cwnOSxVw
面白い!age
139 :
( ´∀`)さん:01/11/22 22:44 ID:oyrihzIH
ワラタ!age
保全
141 :
ぶるー3:01/11/24 10:38 ID:q3Y1R2GY
∧∧
( ´∀`)
/ \
ノ /\\_/つつっ
( っつつ ヽ__つ
| ヽつ / ・
| |\\・ /
/ / \ ∩∩ ・
/ / / ( ・x・)/ <うむ、おしいねぇ
| | / ( >< )
<__┐<_ |_||_
142 :
冷蔵庫:01/11/24 18:48 ID:dMSN/Ruk
面白いすね(・∀・)揚げ!
143 :
( ´∀`)さん:01/11/25 01:15 ID:3qHkaotq
応援アゲ!
144 :
( ´∀`)さん:01/11/25 11:39 ID:nhjwA34+
ΛΛ
(,,゚Д゚) < :(゚Д゚)アウアウ 頑張れ
(」σ )σ
( ノ((
 ̄ ̄
へいおまち申してました!
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∩ ΛΛ
く(゚∀゚,,)
冫zcく__)
(________)
彡※※※※ミ
TTTTTTTTTTT
私の名はギコ川アヒャの輔。
28歳で談志師匠に弟子入りし、
真打になった、早数年。
早いねお前さん。珍走団のようだね
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ΛΛ
(,,゚∀゚).
/ ヽcく__)
cヽ(___,,_,,__)
彡※※※※ミ
TTTTTTTTTTT
いつものよう高座に上がるものの
最近客の前で頭が白くなることが
多くなった・・・なぜだろう
俺がちんちんだって?何寝ぼけたこと
いってるんだい、このすとこどっこい!
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ΛΛ
(゚∀゚,,),
く冫z L__>
(________)
彡※※※※ミ
TTTTTTTTTTT
しかし決まって、その後絶賛の拍手・・・
無意識のうちに笑いをとってるようだ・・・
もしかして俺は師匠を超えたのだろうか?
でも、本当にそれでいいのだろうか。
そんな事ばっかり言ってるからお前さんは
ドキュソ猫をかむなんていわれるんだよ
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.ΛΛ
.(,,゚∀゚)
(_>oycく_)
.. (_,,_,,__)
彡※※※※ミ
私が無意識のうちに出す笑いとは何か?
未だにその答えが見つからない。
ただひとついえることはその後、
非常に疲れているという事だ。
・・・やばい。そんな事考えてるうちに
意識が白くなってきた・・・
そのド、ドキュソね、猫を噛む、、、て、、一体、
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ΛΛ
_(゚∀゚;)
cヽ_ヾcく__)ヽ,
(_ゞ,,_ソ__)
彡※※※※ミ
ああ、言葉がでてこない、、、
い、意識が朦朧としてきた・・・
そ、そいつ、、、は、、、おま、お前さん、、、
のことヒャって、言って、、、ヒャヒャ、アヒャ
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.ΛΛ
.(;゚∀゚)
(_>oycく_)
.. (_,,_,__)
彡※※※※ミ
ああ、無駄目だ。アヒャって、、、
俺は何を口は知っているんだ・・・
もうだめだ!限界だ〜〜〜〜〜!!
アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
ΛΛ ΛΛ
(゚∀゚,,) (,,゚∀゚)__
((⊂L yヾ__/⊃)) /ヾ ̄__/つ))
⊂ヽソ__ゞ Ξ く__ゞ ア⊃
∪ ∪ ̄
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
.\ ドドドドドド―――――ッッッッッ /
\. いよ!日本一! /
(゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚)
最近のアヒャは切れがいいねぇ >(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)
(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)
(゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) <アヒャの輔の十八番だ!
( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )(゚∀゚ )(゚∀゚ )
.( ゚∀゚)( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ ) ( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )(゚∀゚ )
( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ ) ( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )( ゚∀゚ )
────────────────────────────────
| | ,, | ,, |
| | ..| |
,, ∧∧ . ̄ ̄ ̄ ̄
,, , /⌒ヽ.;) マタヤッチマッタヨ・・・・
(立__)_ゝ ───────
/ --=
/
/
いかん。最悪だ・・・誤字だらけじゃん・・・
152 :
( ´∀`)さん:01/11/25 18:38 ID:nsWer154
応援あげだ!
153 :
( ´∀`)さん:01/11/25 19:00 ID:GlhOwzpf
スバラシ(・∀・)イイ!!
おもしろかったのでage
155 :
( ´∀`):01/11/26 14:21 ID:caBWZLeH
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´_ゝ`)< ふーん、、、よかった
( ) \_____
| | |
(__)_)
「師匠の悩み」
. ΛΛ ((( ))) 師匠。お茶お持ちいたしました
(-Д-) (´Д`;)
(_」=L__) (_>旦<_)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ,, ,,. ( ,,ゞ
 ̄
. ΛΛ ((( ))) なにかお悩みごとですか?
(-Д-) ∬ ._(´Д`;)
(_」=L__)旦cヽ_ヾzcく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (___) )))
. ΛΛ ((( ))) ・・・・
(-Д-) ∬ (´Д`;)
(_」=L__)旦 (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (___)
. ΛΛ ((( ))) (かなりお悩み事のようだ)
(-Д-) ∬ (´Д`;)
(_」=L__)旦 (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (___)
, y‐ 、
/ / / \\\
| | | | | | (きっと弟子にはわからない
\ \ 、\ /// 深い悩みなんだろうな)
/ / \ ヽ
| l ̄l |
\ /─| ノ
なあ、いちや。お前さんに
ちょいとききたいことがある
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. ΛΛ″ ((( ))) 何ですか?師匠!
(,,゚Д゚ )∬ (´Д`;)
(_」=L__)旦 / 冫zcく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| cヽ(___)
∧ ∧
/ ヽ ./ ..ヽ
/ `、 / ヽ なんでミニモニの
|  ̄ ̄ | テレフォンリンリンリンってのは
| ○ ○ l あんなに売れたんだ?
| l ̄l ;;|
| /─ | /
ゝ <
世の中にはまだ判らない事が
多すぎるな・・・困ったもんよ
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ズ. ΛΛ ((( )))
.ズ(゚Д゚,,) (´Д`;) ・・・
(>旦c<) (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (___)
ΛΛ
(,,゚Д゚) <地道にがんばりやす。
(_」σ)σ
)ノ ))
 ̄ ̄
おお新作だ
頑張ってくれー
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| なんや、いつもと客層ちがわへんか?
\________ _______
|/
Σ∧ ∧ ∧,,∧
(;゚Д゚) .目 ミ ゚Д゚ ミ
|つ つ || (ミ ミ)
〜| | .|| ミ ミ〜
∪ ∪ || ∪ ∪
/|
/ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| スレ間違えとるで!相方!
\______________
舞台袖
Σ∧∧
(,,゚Д゚) あいつらもスレ間違えたのか!(※1)
(冫y,,く__)
※1
http://piza2.2ch.net/test/read.cgi/mona/1006557516/62
165 :
( ´∀`)さん:01/11/29 22:26 ID:MVDHSIlV
.
弟子になりたいのか、
修行は厳しいぞ
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. ΛΛ . .∧∧
(-Д-) . . (..、) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(_」=L__) | |)〜 < ヤダモン・・・
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| U U \___________
「大喜利」
最近はパソコンなんかで文章を書く機会が多くなりました。
しかし、うっかり誤変換してしまうことも少なくありません。
皆さんは、ある文章を打っている時に誤変換してしまいました。
そこで私が「どう誤変換したんだい?」と尋ねますので
ひとつ落としていただきたい。さぁできた人からいってみましょう。
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
∧,,∧ (・∀・) /■\
ミ゚Д゚,,彡 ∧_∧ (冫,y,, く) ((( ))) (´∀` )
∧∧ (_>cく__) <丶`∀´> (________) 彡⌒ ミ (´Д`;) (__>cく__)
(,,゚Д゚) ∬ (________) く冫y,,cく__) 彡※※※※ミ (`Д´ ) く冫z,,く__) (_________)
pく冫y,,く__) 旦 彡※※※※ミ (________) .彡※※※※ミ (__」L_) (________) .. 彡※※※※ミ
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ (________) 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
「行き送れの娘に縁談話が舞い込んできた」
どう誤変換 を誤変換してしまいました。
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩((( )))
(,,゚Д゚) く (´Д`;)
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「行き送れの娘に漫談話が舞い込んできた」
うまいね! になっちゃいました。
座布団一枚!  ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ V
∧∧ ‖ ((( )))
(,,゚Д゚),o (´Д`;)
cく冫y,, |_> (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「色物なので洗濯の時は除けてください」
どう誤変換 を誤変換してしまいました。
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩∧,,∧
(,,゚Д゚) くミ゚Д゚,,彡
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「色物なので洗濯の時はボケてください」
うまいね! になっちゃいました。
その調子!  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄
∧∧ ∧,,∧
(,,゚Д゚),. ミ゚Д゚,,彡
cく冫y,, |__>っ (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「やり場の無い怒り」
どう誤変換 を誤変換してしまいました
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩彡⌒ ミ
(,,゚Д゚) く (`Д´ )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「ヤリマンのいない怒り」
座布団全部 になっちゃいました。
持っていきな!  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ 彡⌒ ミ
(,,゚Д゚)_∩ (`Д´ )グヘグヘ
cく冫y,, L__/ く冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
ΛΛ
(,,゚Д゚) <保全age
(_」=L_)
)ノ ))
 ̄ ̄
171 :
ぶるー3:01/12/01 22:28 ID:Xm3ZjXsQ
∩∩ あっはっはっは!
(´∀`)
( >y >っ
(__)||
172 :
( ´∀`)さん:01/12/02 02:37 ID:OQP7lKO9
あげますね。
「源平合戦」を誤変換
どう誤変換 してしまいました
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩/■\
(,,゚Д゚) く (´∀` )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「検便合戦」に
なっちゃいました。
汚いね、おい。  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ .. /■\
(,,゚Д゚) (´∀` )
cく冫y,cく__) く冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「向かうところ敵無し」
どう誤変換 を誤変換してしまいました
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩((( )))
(,,゚Д゚) く (´Д`;)
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「向かうところ手品師」
向かったのは になっちゃいました。
Mr,マリックかい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ .. ((( )))
(,,゚Д゚) (´Д`;)
cく冫y,, |__>っ (_>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「学校からの大切なお知らせ」
どう誤変換 を誤変換してしまいました。
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩彡⌒ ミ
(,,゚Д゚) く (`Д´ )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「学校からのワイセツなお知らせ」
お〜い、息の根 になっちゃいました。
止めちまいな!  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ 彡⌒ ミ
(,,゚Д゚)∩ (`Д´ ) ボッキアゲ
cく冫y,, |_> (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
176 :
( ´∀`)さん :01/12/02 16:37 ID:Y2IaYYHf
.ΛΛ
.(,,゚∀゚)
(_>oycく_)
.. (_,,_,,__)
彡※※※※ミ
∧∧ .. ((( )))
(,,゚Д゚) (´Д`;)
cく冫y,, |__>っ (_>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
177 :
( ´∀`)さん:01/12/02 23:19 ID:9FM3eCoD
あげ
178 :
( ´∀`)さん:01/12/03 00:24 ID:XDLTybR0
娘が顔に自信がないみたいなので
「人間は顔じゃない」と言うところを
なんと言ったんだい  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩彡⌒ ミ
(,,゚Д゚) く (`Д´ )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「人間の顔じゃない」と言ってしまいました
正直が一番!  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ 彡⌒ ミ
(,,゚Д゚)∩ (`Д´ ) ボッキアゲ
cく冫y,, |_> (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
179 :
age:01/12/04 01:26 ID:2JhYSgXp
age
180 :
( ´∀`)さん:01/12/05 03:18 ID:Qxr+8ZlM
すごくおもしろいからがんばれよ。
age
181 :
( ´∀`)さん:01/12/05 16:52 ID:eEY5Ygw0
ΛΛ
(,,゚Д゚) <保全age
(_」=L_)
)ノ ))
 ̄ ̄
182 :
千尋:01/12/06 12:02 ID:o/LVu39S
ここ、あげておきますね
183 :
。:01/12/06 12:24 ID:VHgy90qC
「ポルシェ」を誤変換
どう誤変換 してしまいました
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩/■\
(,,゚Д゚) く (´∀` )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「ポスシェ」に
なんだ、そのポン なっちゃいました。
コツそうな車は?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ .. /■\
(,,゚Д゚) (´∀` )
cく冫y,cく__) く冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
184 :
。:01/12/06 13:08 ID:6lHNkSDX
ΛΛ
(,,゚Д゚) <age
(_」=L_)
)ノ ))
 ̄ ̄
185 :
( ´∀`)さん:01/12/07 02:46 ID:MH7t13FL
age 最近ネタが寒いよ。もう一度最初からがんばれよ!!!
186 :
( ´∀`)さん:01/12/07 11:58 ID:jGYUeuwh
そろそろ、ギコ川しぃ加吾、ギコ川つーイをだして!!!
187 :
ぐっちょん:01/12/07 12:56 ID:LMtEruvJ
「大橋巨泉」
どう誤変換 を誤変換してしまいました。
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩∧,,∧
(,,゚Д゚) くミ゚Д゚,,彡
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「大橋巨根」
でかいね! になっちゃいました。
その調子!  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄
∧∧ ∧,,∧
(,,゚Д゚),. ミ゚Д゚,,彡
cく冫y,, |__>っ (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
188 :
( ´∀`)さん:01/12/07 16:22 ID:jGYUeuwh
おもろいage
189 :
( ´∀`)さん:01/12/07 17:10 ID:jGYUeuwh
age
最近ちょっとサボり気味・・・
「やり場の無い怒り」
どう誤変換 を誤変換してしまいました。
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩∧∧
(,,゚Д゚) く(・∀・)
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「仮歯の無い怒り」
になっちゃいました。
そこの歯医者は  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
藪医者かい?
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧∧
(,,゚Д゚) (・∀・) スキッパー
cく冫y,,cく__) (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「上司に辞表を叩き付ける」
どう誤変換 を誤変換してしまいました。
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩((( )))
(,,゚Д゚) く (´Д`;)
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「上司に樹氷を叩き付ける。」
になっちゃいました。
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
冷たいね、おい。
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ((( )))
(,,゚Д゚) (´Д`;)
cく冫y,,|__>っ (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「寄せて上げるブラ」
どう誤変換 を誤変換してしまいました。
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩彡⌒ ミ
(,,゚Д゚) く (`Д´ )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「寄席で上げるブラ」
になっちゃいました。
なんだか妙だね。  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
座布団一枚やんな
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ 彡⌒ ミ
(,,゚Д゚)∩ (`Д´ ) ボッキアゲ
cく冫y,, |_> (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
193 :
( ´∀`)さん:01/12/08 03:32 ID:BHiw5ZBi
age てあげるからお題をかえろ!!!
>191 寒い
>192 まあまあ
194 :
( ´∀`)さん:01/12/08 09:46 ID:8bX1Y+XP
応援ageだぁ!
195 :
sage:01/12/08 10:09 ID:vXIh0xSA
「雨降って地固まる」を誤変換
どう誤変換 してしまいました。
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩ ΛΛ
(,,゚Д゚) く (゚ー゚*)
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「雨降って痔が貯まる」に
毎回のお手洗いが なっちゃいました。
大変そうだなぁ?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ .. ΛΛ
(,,゚Д゚) (゚ー゚*)
cく冫y,cく__) く冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
196 :
( ´∀`)さん:01/12/08 11:08 ID:YCUTju5w
age
197 :
( ´∀`)さん:01/12/08 16:21 ID:YCUTju5w
「死んじまう」を誤変換
どう誤変換 してしまいました。
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩ ΛΛ
(,,゚Д゚) く (゚ー゚*)
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「シンジ舞う」に
アニメネタかい! なっちゃいました。
座布団もってけ  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ .. ΛΛ
(,,゚Д゚) (゚ー゚*)
cく冫y,cく__) く冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
>198 ワラタ
200 :
( ´∀`)さん:01/12/09 03:03 ID:DnNgcED8
.ΛΛ
.(,,゚∀゚)
(_>oycく_)
.. (_,,_,,__)
彡※※※※ミ
201 :
( ´∀`)さん:01/12/09 09:52 ID:fGD6fFvU
「ファックスしてください」を誤変換
どう誤変換 してしまいました。
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩ ΛΛ
(,,゚Д゚) く (゚ー゚*)
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「ファックしてください」に
そいつは女でも! なっちゃいました。
男でもやばいねぇ  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ .. ΛΛ
(,,゚Д゚) (゚ー゚*)
cく冫y,cく__) く冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
役所勤務の友人の実話、ちなみに送ったのが市内の全小中学校の校長宛(w
202 :
( ´∀`)さん:01/12/10 04:28 ID:jiL0ewIe
実話age!校長hage!
203 :
弐拾五.参等兵(兵卒):01/12/10 05:44 ID:m47fjeG7
「大喜利」
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
∧,,∧ (・∀・) /■\
ミ゚Д゚,,彡 ∧_∧ (冫,y,, く) ((( ))) (´∀` )
∧∧ (_>cく__) <丶`∀´> (________) 彡⌒ ミ (´Д`;) (__>cく__)
(,,゚Д゚) ∬ (________) く冫y,,cく__) 彡※※※※ミ . (`Д´ ) く冫z,,く__) (_________)
pく冫y,,く__) 旦 彡※※※※ミ (________) .彡※※※※ミ (__」L_) (________) .. 彡※※※※ミ
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ (________) 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
三遊亭擬古楽 三遊亭小遊房 三遊亭荷駄楽 林家百蔵 鬘禿丸 三遊亭一太郎 林家仁木平
∧∧ ∧ ∧ ∧ ∧
(゚ー゚*) (*゚ー゚) (゚ー゚*)
(_>cく__) (_」⊃※※※※ミ 彡※※※※⊂「_)
(________) / )ノ )) ((ヾ( ゞ
⊇ ⊇ ⊂ ⊂
椎田椎尾君 座布団運搬
キャラこんな感じ_?
204 :
弐拾五.参等兵(兵卒):01/12/10 06:00 ID:m47fjeG7
おっと失敗!!
司会者差し替え用名前一覧
初代 ギコ川談志 . :立川談志
二代目 擬古田武彦 :前田武彦
三代目 三波擬古介 :三波伸介 (死去)
臨時 擬古川欽也 :愛川欽也
四代目 三遊亭擬古楽 :三遊亭円楽
メンバーも交代してるけど、そっちは知らない人多いでしょ?
205 :
:01/12/10 06:38 ID:uDOQvNv2
おおぎりのメンバーにニダーがいると
本当のメンバーの中に在日がいるのかと思っちゃって鬱だな。
206 :
( ´∀`)さん:01/12/10 07:23 ID:gdbrzds7
>>205 IDがドキュソのやつに言われても・・・
207 :
W∀И∀β∩ ◆PDbxa6nE :01/12/10 18:57 ID:Jggzwnh3
江戸家猫八さんが逝っちまったか・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ΛΛ
, ,. ., (゚Д゚ ,,)_
,. ., φく冫y .,.ヾ_>
__ _/ (___,,_,,__)
(ゞ____)彡※※※※ミ
いい奴ほど早く逝くか・・・、
やなご時世になったもんだ・・・・。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ΛΛ
, ,. ., (,,゚Д゚ )
,. ., (_」=L__)
__ _/ (___,,_,,__)
(ゞ____)彡※※※※ミ
ここからでも聞こえてくるぁな・・・。
親に先立たれた子猫の泣き声がよ・・・。
哀しい泣き声だねぇ・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ΛΛ
, ,. ., (゚Д゚ )
,. ., (_」=L__)
__ _/ (___,,_,,__)
(ゞ____)彡※※※※ミ
ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011210-00001096-mai-peo
ザブトン運びがこん平を叩き落すシーンは見ものだね。
209 :
( ´∀`)さん:01/12/11 01:51 ID:eg5X4iox
名スレ。スキなし。応援するよ。
210 :
鮪川:01/12/11 02:42 ID:EPFDrtr/
「仕事に専念する」を誤変換
どう誤変換 してしまいました
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩/■\
(,,゚Д゚) く (´∀` )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「仕事二千年する」に
二千年もできっか! なっちゃいました。
座布団とっちまいな!  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ .. /■\
(,,゚Д゚) (´∀` ) ワショーイ
cく冫y,cく__) く冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
211 :
空の竜:01/12/11 19:41 ID:suJAOc8O
「そういえば、白菜ねえ?」
あぁ、鍋でも と声掛けたんですよ
したのかい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩彡⌒ ミ
(,,゚Д゚) く (`Д´ )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「総入れ歯は、臭いねえ」
そりゃボコボコに に聞こえちゃったらしくて、、。
されるわな!没収!  ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ΩΩ
∧∧ 彡⌒ ミ
(,;Д;)∩ (TДT ) イテテテ
cく冫y,, |_> (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
基本ですが、、、
「地下鉄日比谷線」
どう誤変換 を誤変換してしまいました。
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩∧_∧
(,,゚Д゚) く(・∀・ )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「地下鉄日々野戦」
になっちゃいました。
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
乗りたくないぞ!
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧_∧
(,,;Д;) (・∀・ )
cく冫y,,cく__) (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∠ 美味しいラーメン屋さんを発見しました
(・∀・)∩ \_________
(冫y,, く_ノ
(________) 彡⌒ ミ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
彡※※※※ミ (`Д´ ) < 木久蔵ラーメン以外なら全部美味しいぞ
彡※※※※ミ く冫,y,,く__) \_________
※ミ 彡※※※※ミ (________)
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| おーい山田君!木久ちゃんの一枚もって逝きなさい!
\_ ______________________
∨ ∧∧ __
∩ ∧,,∧ (;∀;) /■\ |大|
くミ゚Д゚,,彡 ∧_∧ (冫,y,, く) ∩((( ))) (´∀` ) .|喜|
∧∧ 冫z,,く__) <丶`∀´> (________) 彡⌒ ミ く(´Д`;) (__>cく__) . | 利 | ∧∧
(,,゚Д゚) ∬ (________) く冫y,,く__) 彡※※※※ミ (`Д´ ) 冫z,,く__) (_________) . └┬┘(゚Д゚ )
pく冫y,,く__) 旦 彡※※※※ミ (________) 彡※※※※ミ (__」L_) (________) 彡※※※※ミ .| (_」L__)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ (________) 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ==== (_______)
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∠ 初日の出を見る空いてるスポットを発見しました!
(・∀・)∩ \_________
(冫y,, く_ノ
(________) 彡⌒ ミ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
彡※※※※ミ (`Д´ ) < ほうほう!何処なんだい?
彡※※※※ミ く冫,y,,く__) \_________
※ミ 彡※※※※ミ (________)
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
∧∧ ・・・。
(;-∀-)
(冫y,, く) ((( ))) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(________) 彡⌒ ミ (´Д` ,) < 隣の禿丸師匠の頭でしょ♪
彡※※※※ミ (`Д´#) く冫z,,く__) \_________
彡※※※※ミ く冫,y,,く__) (________)
※ミ 彡※※※※ミ (________) 彡※※※※ミ
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| おーい山田君!木久ちゃんの一枚もって逝きなさい!
\_ ______________________
∨ ∧∧ __
∩ ∧,,∧ (;∀;) /■\ |大|
くミ゚Д゚,,彡 ∧_∧ (冫,y,, く) ∩((( ))) (´∀` ) .|喜|
∧∧ 冫z,,く__) <丶`∀´> (________) 彡⌒ ミ く(´Д`;) (__>cく__) . | 利 | ∧∧
(,,゚Д゚) ∬ (________) く冫y,,く__) 彡※※※※ミ (`Д´#) 冫z,,く__) (_________) . └┬┘(゚Д゚ )
pく冫y,,く__) 旦 彡※※※※ミ (________) 彡※※※※ミ (__」L_) (________) 彡※※※※ミ .| (_」L__)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ (________) 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ==== (_______)
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
>>69さん 使わせて頂きました<(_ _)>
215 :
:01/12/12 12:35 ID:B5Aq7RJ2
「原一郎」を誤変換
どう誤変換 してしまいました
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩/■\
(,,゚Д゚) く (´∀` )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「払い散ろう」に
随分めでてぇ奴だな! なっちゃいました。
座布団とっちまいな!  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ .. /■\
(,,゚Д゚) (´∀` ) ワショーイ
cく冫y,cく__) く冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
216 :
( ´∀`)さん:01/12/12 12:46 ID:UJ1urCIH
コウラクサンに厳しいと思います。
ハハハハ・・・  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩/■\
(;゚Д゚) く (´∀` )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
217 :
( ´∀`)さん:01/12/12 16:50 ID:b6q+hgMx
汚職事件を誤変換してしまいました。
お食事券…  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩/■\
(;゚Д゚) く (´∀` )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
…………………………。
…………。  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩/■\
(;゚Д゚) く (´∀` ;)
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
218 :
QURT:01/12/12 17:05 ID:Ulyn4CER
「歴史が違うんだよ」を誤変換
どう誤変換 してしまいました
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩/■\
(,,゚Д゚) く (´∀` )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「轢死が違うんだよ」に
おめぇのPCの辞書 なっちゃいました。
腐ってるな!  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ .. /■\
(,,゚Д゚) (´∀` ) ワショーイ
cく冫y,cく__) く冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「富士通」を誤変換
どう誤変換 してしまいました
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩/■\
(,,゚Д゚) く (´∀` )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「不治痛」に
………………………。 なっちゃいました。
座布団1枚取っちまえ!  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ .. /■\
(,,゚Д゚) (´∀` ) ワショーイ
cく冫y,cく__) く冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
セリフがずれた。
鬱死。
221 :
( ´∀`)さん :01/12/13 01:38 ID:ZXMrXu8L
>217
ワラタage
222 :
( ´∀`)さん:01/12/13 18:42 ID:zyVhssR+
うん、>217(・∀・)イイ!age
223 :
( ´∀`)さん:01/12/13 19:35 ID:G1Y/cbKT
>>217さん
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∠ 汚職事件を誤変換してしまいました
(・∀・)∩ \_________
(冫y,, く_ノ
(________) 彡⌒ ミ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
彡※※※※ミ (`Д´ ) < お食事券…
彡※※※※ミ く冫,y,,く__) \_________
※ミ 彡※※※※ミ (________)
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
∧∧ ・・・。
(;-∀-)
(冫y,, く)
(________) 彡⌒ ミ
彡※※※※ミ (`Д´ )
彡※※※※ミ く冫,y,,く__)
※ミ 彡※※※※ミ (________)
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| おーい山田君!木久ちゃんの全部もって逝きなさい!
\_ ______________________
∨ ∧∧ __
∩ ∧,,∧ (;∀;) /■\ |大|
くミ゚Д゚,,彡 ∧_∧ (冫,y,, く) ∩((( ))) (´∀` ) .|喜|
∧∧ 冫z,,く__) <丶`∀´> (________) 彡⌒ ミ く(´Д`;) (__>cく__) . | 利 | ∧∧
(,,゚Д゚) ∬ (________) く冫y,,く__) 彡※※※※ミ (`Д´ ) 冫z,,く__) (_________) . └┬┘(゚Д゚ )
pく冫y,,く__) 旦 彡※※※※ミ (________) 彡※※※※ミ (__」L_) (________) 彡※※※※ミ .| (_」L__)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ (________) 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ==== (_______)
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
笑点にて既出でしたね♪
たしか、こんな感じだったと思った!(藁
224 :
( ´∀`)さん:01/12/13 21:12 ID:iAj1RlTa
「ふーん、いいねぇ」
どう誤変換 を誤変換してしまいました。
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩((( )))
(,,゚Д゚) く (´Д`;)
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「( ´_ゝ`)フーン、(・∀・)イイ!ねぇ」
になっちゃいました。
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
2ちゃんねるのやりすぎだ!
逝ってよし!!
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ((( )))
(,,゚Д゚) (´Д`;)
cく冫y,cく__) (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
225 :
217:01/12/13 23:15 ID:YIPswz/S
ネタふってみたら、なんと本家で既出だったそうです…。
…………。  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩/■\
(;゚Д゚) く (´∀` ;)
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
226 :
221:01/12/13 23:45 ID:ZXMrXu8L
225にもワラタage
227 :
221:01/12/14 21:05 ID:ZXzE4Tsf
応援age
「あいうえお」を誤変換してしまいました。
愛飢え男…  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩/■\
(;゚Д゚) く (´∀` )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
…………………………。
…………。  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ /■\
(;゚Д゚) (´∀` ;)
(_」=L__) く冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「鈴木宗男」を誤変換してしまいました。
素好き胸男  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩/■\
(;゚Д゚) く (´∀` )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
…………………………。
国に帰って。
田圃耕した方が  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
良いんじゃねぇのか?
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ /■\
(;゚Д゚) (´∀` ;)
(_」=L__) く冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「こんなの」
どう誤変換 を誤変換してしまいました。
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩∧_∧
(,,゚Д゚) く(・∀・ )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「こんんあの」
になっちゃいました。
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
皿仕上げじゃ!
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧_∧
(,,;Д;) (・∀・ )
cく冫y,,cく__) (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
231 :
( ´∀`)さん:01/12/15 10:35 ID:PziCBDEG
「江戸家猫八さんに合掌」を誤変換
どう誤変換 してしまいました
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩/■\
(,,゚Д゚) く (´∀` )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「江戸家猫八さんに合唱」に
ニャーゴ! なっちゃいました。
ニャーゴ!  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ .. /■\
(,,゚Д゚) (´∀` ) ワショーイ
cく冫y,cく__) く冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「京都パープルサンガ」
どう誤変換 を誤変換してしまいました。
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩∧_∧
(,,゚Д゚) く(・∀・ )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「兇徒ぱーぷる参賀」
になっちゃいました。
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
めでてぇのか!?
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧_∧
(,;゚Д゚) (・∀・ )
cく冫y,,cく__) (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
呉服屋のかつぎ屋五兵衛は、たいへんな縁起かつぎ。
正月元旦ともなると、縁起かつぎもすさまじい。
何か言う前に「おめでたく」と必ずつけて言う始末。
∧∧
(,, ゚Д゚),
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「さぁ、おめでたく年が明けましたよ。みんなおめでたく起きて、おめでたく顔洗って…。」
そんな調子で、丁稚の権助を呼ぶと
∧∧
O__,(,,゚Д゚)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「まずは井戸神様に橙を落として和歌を供えておくれ」
と言いつけ和歌を教える。
「新玉の 年うちかえる あしたには 若柳水を 汲み初めにけり。これはわざっと お年玉…。」
∧∧ │
,(,,゚Д゚)__O
(_ >oy L__/
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
こう教えられた権助は、
「目の玉の でんぐり返る あしたには
末期の水を 汲み初めにけり。 これは、わざっとお人魂。」とやらかす。
∧ ∧
__(゚Д。,),
Oヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..)
彡※※※※ミ
怒った五兵衛は権助にクビを言い渡す。権助は庭に出て頭を下げる。
五兵衛が「お前は何をしてるんだ。」と聞くと、
‖ ∧∧
o (,,#゚Д゚)
く/⌒ヽ
(立__) ンっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「草葉の陰で拝んでいる。」と言う。
∧∧
( ;_;,,),
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
さて、そうこうするうち、お宝船売りがやってくる。
番頭に声をかけさせ、お宝船売りを呼び込むと、
一枚四文、十枚で四十文というので、縁起でもないといって追い返す。
∧∧
(,,#゚Д゚)_
(_ >oy L__/O=
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
次にやってきた宝船売りに番頭が、「うちの旦那は大変な縁起かつぎだから…。」
と言って入れ知恵をする。宝船売りは、店に入るやいなや、「お宝船が着きました」と言う。
∧∧
( ゚Д゚,,),
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
五兵衛は喜んで、「何枚あるんだ」と聞く。「へい、旦那の年ほどもございます。」
「何枚だ。」「千枚でございます。」
五兵衛は、縁起がいいと大喜びで宝船を全部買い、しかも酒をごちそうする。
∧∧ │
O__,(,,゚Д゚)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
宝船売りは、ご機嫌になり
「旦那の姿は大黒様、奥様は弁天様。七福神がお揃いで、おめでとうございます。」
| ∧∧
O__,(゚Д゚,,)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
五兵衛が「それじゃぁ、二福じゃないか。」と言うと、
∧∧
(,, ゚Д゚),
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「いいえ、ご商売が、呉服(五福)でございます。」
| ∧∧
O__(^Д^,)__O
ヽ__」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
∧∧
( _ _,,), オメヨゴシデシタ!!
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
∧∧ ナオシタ ツモリナノニ
/⌒ヽ)l|ll ケッコウ ズレテルナ!!コリャ鬱ダ!!
(鬱___) ∬
彡※※※※ミ 旦
∧∧ 間違エテageチマッタ!!
/⌒ヽ)l|ll 自分デ恥ヲ晒シテルヨ!!
(鬱___) ∬ サラニ鬱タナ゙!!
彡※※※※ミ 旦
241 :
( ´∀`)さん:01/12/15 15:25 ID:C9rHFQ19
(・∀・)イイ!!ツギモガンバッテ!!
(^^)//゛゛゛パチパチ
ここで古典落語を聞けるとは・・・
大変そうだけど頑張って!!
243 :
掛け取り:01/12/15 19:48 ID:2zmgBT01
今は月の名前に一月だの二月だのと、
番号を振ったような味気ない名前がついておりますが、
昔はそうじゃございませんでした。睦月、如月、弥生、卯月、皐月
∧∧
(,, ゚Д゚),
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
...いいもんですな。なんか、若いご婦人の名前のような、
何とも云えない響きがございます。
むつきちゃん...やよいちゃん...うづきちゃんなんて、
なんかお尻のあたりがウヅウヅしてきまして、
どうもまことに、エェ、趣き、といいますか、色気がございますな。
∧∧
(゚Д゚,,)
cく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
モナ板でシモネタに走ると荒氏に会いますので噺を戻して
一年の締めくくり、総決算の月である十二月を師走と呼びます。
お師匠さまも駆け出す忙しさ、というような意味ですかな。
なんか後ろから負いかけられてるような気分になりましてね、
みなバタバタと駆け回りますが、それも押しつまりまして、
いよいよ十二月も三十一日となりますと、俗に言うところの大晦日ですな。
∧∧
(,,;゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
いまは大晦日の掛け取りなんてことはなくなりましたが、節季という「キ」が立ちまして、
借金取りという「トリ」が飛んで来て、「カエセー、カエセー」と鳴く、と昔の咄家は申しました。
今日は、とある一家の年末のお噺で御座います
∧∧
O__,(,,゚Д゚)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
244 :
掛け取り:01/12/15 19:49 ID:2zmgBT01
どうするんだよ、お前さん、朝から何人借金取りが来たと思ってンだい?
それをあたしゃそのたびに頭ペコペコ下げて
|| ∧∧
O__,(゚Д゚#,,)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「すいません、亭主が留守なもんですから...」
∧∧
(´д`;;)
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
って、一所懸命断ってたんだよ。金算段もできてないんだろ。
もう、あたしゃ、ヤダよ。今度、借金取りが来たら、お前さんが断っとくれよ
∧∧
__,(゚Д゚#,,)__
=Oヽ_」y L____/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
えぇ? あぁ、分かったよ。おれが断るよ...
えぇ、いや、そんなことをお前が云わなくったっていいんだよ。
金が無いくらいのことは分かってるよ。いいから、お前は黙ってな。おれが断ってやる
∧∧
(,, ゚Д゚),
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
245 :
掛け取り:01/12/15 19:51 ID:2zmgBT01
こんばんわー、薪屋でござんす。こんばんわー...
∧∧
( ゚∀゚,,),
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
ほーら、来たきた、薪屋だよ...えぇ、いいよ。
返事しなくったっていいよ。黙ってりゃ留守かと思って帰っちまうから
∧∧
(,;;゚Д゚),
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
こんばんわー...薪屋でござんすがなぁ...
お忙しゅうござんすーっ...こんばんわー...
∧∧
o__(゚Д゚,,), ドンドンドンドン!!
ヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
ッチ!!しょうがねぇなぁ、このうちは...
昼間来たらおかみさんが「夜なら...」ってぇから、
夜来たら、今度は留守かい? ったく、バカにしてやがる...
∧∧
(゚Д゚#,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
246 :
掛け取り:01/12/15 19:51 ID:2zmgBT01
……………………………っ!!
∧∧
(,;;゚Д゚),
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
...び、びっくりした、いやぁ、そこにいらしたんですか。
こんばんわー、薪屋でございますーっ...こんばんわああっ
いゃぁ、へっへっへ、どうも...お返事がないんで
お留守かとおもいまして、へへっ、どうもこんばんわ
∧ ∧
(゚∀゚;,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
なんだよ、おめぇ、「こんばんわ、お忙しゅうござんす」ってぇのは、
うちのことをそう言ってたのかぃ?
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
へぇ、そうでござんす
∧∧
(゚д゚ ,,),
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
247 :
掛け取り:01/12/15 19:52 ID:2zmgBT01
おめぇ、「お忙しゅうござんす」ってぇからうちじゃねぇと
思ったんじゃぁねぇか。うちゃぁ、忙しくねぇんだよ
∧∧
(,,#゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
あぁ、そうでござんすか。はぁ、すっかりお片付きで
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、片付くもなにも、うちゃぁ、これっきりなんだよ。他にどうしようもねぇんだよ
∧∧
(,,#゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
いえねぇ、昼間伺いましたところ、おかみさんが「夜に」とおっしゃったんで、
いま、たまたま門口を通りかかりましたものですから、お寄りしたようなわけでして...
∧∧
( ゚Д゚,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
248 :
掛け取り:01/12/15 19:52 ID:2zmgBT01
門口ィ? どこの門口?
∧∧
(,,゚Д゚)_
く冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
薪屋 いや、お宅様の門口で
∧∧
( ゚Д゚,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
へぇ、おめぇ、よくうちの門口通れるねぇ...
へぇ、うちは路地の突き当たりだよ。
いったいどうやって門口通りかかれるんだよ
∧∧
(,, ゚Д゚),
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
いえ、その路地ンところを通りかかったもんですから...
∧∧
(゚Д゚;,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
249 :
掛け取り:01/12/15 19:53 ID:2zmgBT01
それじゃ「路地口」じゃねぇか、えぇ?
わざわざ路地口を通ってうちへ来たんだろ?
∧∧ ||
(,,#゚Д゚)__O
(__」y L___/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
え、えぇ、さいでござんす
∧ ∧
(´Д`;,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
で、いったい何しに来たんだよ
∧∧
(,,゚Д゚)_
く冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
いえ、その、お勘定...
∧ ∧
(´Д`;,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
250 :
掛け取り:01/12/15 19:53 ID:2zmgBT01
くれるのかい?
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
冗談云っちゃあいけません。いただきに来たンすよ
∧∧
__,(゚Д゚#,,)__
=Oヽ_」y L____/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
なら、早くそう云えやぃ。つまり、おめぇは貸してある勘定を取りに
路地を入ってわざわざうちへ来たんだろ?
∧∧
(,,゚Д゚)_
く冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
へぃ、そういうことになりますなぁ
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
251 :
掛け取り:01/12/15 19:54 ID:2zmgBT01
あぁ、そりゃぁまぁ、おれだって借金抱えたまま年越したくはねぇや。
そりゃぁきれいサッパリしてぇやな。きれいさっぱり払っちゃおうじゃぁねぇか
∧∧ ||
(,, ゚Д゚)__O
(__」y L___/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
へへっ、ありがとうござんす
∧∧
(^Д^,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
なぁ? おめぇは借金を取りたい。おれは借りてるものを返したい。
っな!ここまではたいへんに具合がいいんだ...
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
へぃ、へぃ
∧∧
(^Д^,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
252 :
掛け取り:01/12/15 19:54 ID:2zmgBT01
ここから後が、ちょぃと具合が悪いんだなぁ...
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
え? そうなんですか?
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
あぁ、無いんだよ
∧∧
(,,゚Д゚)_
く冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
へ?
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
253 :
掛け取り:01/12/15 19:54 ID:2zmgBT01
一文も無いんだよ! 逆さに振っても鼻血も出ないの。
ね、まぁ、無い物は仕方がねぇわなぁ。
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
まさか、着ているものを剥いで持ってくわけにもいかねぇしなぁ。
よしんば、おれの着物、引っぺがして古着屋に叩き売ったとしても、
自慢じゃねぇが一文にもなりゃぁしねぇよ。
∧∧
_(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
まぁ、人間、諦めが肝心だよ、な。だからさ、きょうはもうお帰りよ。さよなら
∧∧
(,,゚Д゚)_
く冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
...なんだよ、親方、そういう言い草は無いだろう!えぇえ!!
|| ∧∧
O__,(゚Д゚#,,)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
254 :
掛け取り:01/12/15 19:55 ID:2zmgBT01
言い訳するにしてもさ、「おめぇとこ、払いたいとは思うんだけど、
暮れが押しつまってもどうしても算段がつかねぇんだよ。
春になったら、いの一番に持ってくから、今日のところはちょっと待ってくれ」
∧ ∧
(´Д`;,)
| / ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
くらいのことを云われりゃぁ、おれだって帰りやすいじゃねぇか
|| ∧∧
O__,(゚Д゚#,,)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
あぁ、そうか。じゃ、それでいいや
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
な、なんだよ、その「それでいいや」ってぇのは。バカにしやがって、こうなったら...
|| ∧∧
O__,(゚Д゚#,,)__O
ヽ_」y L___/
(_,____,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
255 :
掛け取り:01/12/15 19:55 ID:2zmgBT01
おいおい、なんだよ。上がって来ちゃいけないよ。帰れってんだよ。お帰りよ
∧ ∧
(,,;゚Д゚)
(フっy__フっ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
帰れないね。冗談じゃないよ、親方、えぇ、
「金はないよ、お帰りよ」「はい、それでいいよ、さようなら」
なんて、ガキのお使いじゃあるまいし、大の大人が帰れるかってんでぇ、ふざけやがって!
∧∧
__,(゚Д゚#,,)__
=Oヽ_」y L____/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
えぇ、人間、普段が肝心、てのはここだよ。
そうじゃないか。お前さん、二、三日前だったよ。
往来であったときに、あたしと顔があったろう。あの時、スーッと顔そむけたね。
ヤなことしなさんな。あのうちに借りがあるな、と思ったら
「こんちわ」くらいのこと云ったらいいじゃないか、えぇ?
∧ ∧
(゚Д゚#,,)
|| / ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
あん時、あたしの顔を見てねぇ、
「いやぁ、いよいよ暮れも押しつまって来たが
どうにも銭の算段がつかねぇ。すまねぇが、今年はちょっと待ってくれねぇかなぁ」
∧ ∧
(´Д`;,)
(フ人く__)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
256 :
掛け取り:01/12/15 19:56 ID:2zmgBT01
くらいのこと、云ってみな。あたしゃこんな無駄足なんぞしやぁしないんだ。
こっちは顔が合ってんのに、向こうでツーッと顔を背けるから
こりゃ やましいことがあるんだろうか、ことによると夜逃げでもするんじゃねぇか、と
いらねぇ心配をするから、こうやって朝からなんべんも足を運んでるんじゃねぇか。
∧ ∧
__,(゚Д゚#,,)__
=Oヽ_」y L____/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
おう、こちとら江戸っ子だよ! 言い出したら五分だって後へは引かねぇ
因業な男なんだ! おぅ、おれぁな、勘定もらうまで
五分だってここを動かねぇからな!! 払ってもらおうじゃぁねぇか!
∧ ∧
(゚Д゚#,,)
| / ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
......へっへっへ、いいねぇ。江戸っ子だねぇ...
言い出したら五分だって後へは引かねぇ...勘定もらうまで、五分だってここを動かねぇ...
いいねぇ。おれぁ、そういうの、大好きなんだ...
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
ちょっと待ってろよ...おっかあ。そこの薪じゃっぽ、持って来い...
へへっ。おぅ、これ見てみな
∧∧
(,,゚Д゚)_
く冫y L__/っ=
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
257 :
掛け取り:01/12/15 19:56 ID:2zmgBT01
なんだよ、そんなものぁうちにいくらだってあらぁ!
∧ ∧
__,(゚Д゚#,,)__
=Oヽ_」y L____/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
そりゃそうだ。お前んち、薪屋だもんな。へへっ♪
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
お前、勘定もらうまで五分だってここを動かねぇって云ったな。
おれも江戸っ子で、因業(いんごう)なんだぞ。おれぁ、言い出したら五分どころじゃねぇ
一分だって動かねぇんだからな!!
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
おめぇが勘定もらうまで五分だってそこを動かねぇってぇのならな!!
おれは勘定払うまで一分だってお前をそこから動かさねぇ!!
おめぇ、ぴくりとでも動いてみやがれ!!!
この薪じゃっぽで、おめぇの頭、ボカーッといくからな、覚えときゃがれ!!!!!!!!
∧∧ ||
(,,#゚Д゚)___O
く冫y L__/
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
258 :
掛け取り:01/12/15 19:57 ID:2zmgBT01
......だから、払ってくれよ
∧∧
(゚Д゚#,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
ヴォケ!!銭がねぇって云ってンだろうが、銭が
∧∧ ||
(,,#゚Д゚)___O
く冫y L__/
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
...んん、じゃぁ、い、いつできるんだよ
∧∧
(゚Д゚#,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
さぁ、いつできるかなぁ。とにかくなんとかして払うまで、そこから一分だって動くなよ
∧∧ ||
(,,#゚Д゚)___O
く冫y L__/
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
259 :
掛け取り:01/12/15 19:58 ID:2zmgBT01
いゃ、おれも忙しいから、長いことは困るよ
∧ ∧
(´Д`;,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
何を云ってやがんでぇ! なにが「長いことは困る」だぁ?
甘ったれたことを云うな! おめぇが言い出したんだろうが、えぇ?
銭、もらうまで、五分だって動かねぇんだろぅ?
∧∧ ||
(,,#゚Д゚)___O 動くな!
く冫y L__/
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
......ゴホン...で、いつ、勘定ができるんだよ
∧ ∧
(´Д`;,)
pく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
さぁ、いつンなるかなぁ...五日か十日でできりゃぁ、まだ早いほうだろうなぁ...
半月、一月かかるか、三月、半年かかるか...とにかく、銭ができたら
真っ先におめぇに払ってやる。その代わり、銭ができるまでは、そこから一分だって動くなッ!
∧∧
(,,#゚Д゚)___
く冫y L__/つ=
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
260 :
掛け取り:01/12/15 19:58 ID:2zmgBT01
えぇ、おう! 人間、日頃が肝心てぇのは この事だぞ。
二、三日前におめぇ、おれと往来で会ったろう。そん時、おめぇ、スーッと顔背けたろう
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、顔背けたのは親方の方だろ!
∧∧
__,(゚Д゚#,,)__
=Oヽ_」y L____/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
なにぃ? おれが顔背けた? なに云ってやがんだ!!
よしんば、おれが顔背けたとしても、おめぇがグルーッと回ってくりゃぁ顔と顔が合うだろう!!えぇ?
∧∧ ||
O__,(,,#゚Д゚)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ヤナこと するなよ。あのうちに貸しがあるなぁ、と思ったら
「こんちわ」くらい云ったら いいじゃぁねぇかえぇ?
あん時になぁ、「いよいよ、暮れも押しつまって参りました。
晦日には勘定取りに伺いますのでよろしくお願いします」と、一言云いゃぁ
∧ ∧
(,;´Д`)
(_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
261 :
掛け取り:01/12/15 19:59 ID:2zmgBT01
おれだって うちのもの質においたって おめぇんちの勘定だけは耳を揃えて待ってるじゃねぇか。
それをツーッと顔を背けるからさ、「あそこのうちには借りがあるはずがが
おれの顔を見て顔を背けるところをみると、これは勘定取りに来ないんじゃないかな」と...
∧∧ ||
O__,(,,#゚Д゚)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
冗談云いっこなしだぜ、そんなバカな話しが...
∧∧
__,(゚Д゚#,,)__
=Oヽ_」y L____/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
へっ、日頃が肝心だって、そう云ってんだ。とにかくナ、おめぇが勘定取るまで五分だって動かねぇ
って云うんならな、おれは勘定払うまで一分だっておめぇをそこから動かさねぇから、そのつもりでいろ!!
∧∧ ||
O__,(,,#゚Д゚)__O
ヽ_」y L____/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
腹が減ったからったって、おれんとこは炊き出しなんてしねぇんだよ!!飢え死にしたって知らねぇぜ!!
ま、いいや、長年の馴染みだ。屍だけはおめぇんちへ届けてやらあ。動くなよ
∧∧
_(,,#゚Д゚)___
cヽ冫y L__/つ=
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
262 :
掛け取り:01/12/15 20:00 ID:2zmgBT01
...ゴホン...弱っちゃったなぁ...じゃぁ、親方、おれ、忙しいから、町内、もう一回りしてから...
∧ ∧
(´Д`;,)
cく冫y < )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
おぃおぃおぃ、おめぇ、五分どころか、一尺ほども動いたじゃぁねぇか!
もらわねぇうちは帰らねぇって云ったろう! 動くな!
∧∧ ,,
_(,,#゚Д゚)___ '';; ブン!!
cヽ冫y L__/つ=''
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、おれもさぁ、他に用があるんだもの...
∧ ∧
(´Д`;,)o
(冫y < フ
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
知らねぇや、動かねぇって云ったんだから、動くな!
∧∧
_(,,#゚Д゚)___
cヽ冫y L__/つ=
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
263 :
掛け取り:01/12/15 20:00 ID:2zmgBT01
...じゃ、じゃぁ、親方、こうしよう。お互いさぁ、カッカしてるから
云わなくてもいいことを云っちゃったけどさぁ、おれも忙しいから、今日のところはもらったことにして...
∧ ∧
(´Д`;,)o
(冫y < フ
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
なんだ、この野郎! 「もらったことにして」とは何だよ!
もらわねぇうちは帰らねぇって云っただろう! もらったのか、もらわねぇのか、ハッキリしろい!
∧∧ ||
__,(,,#゚Д゚)__O
cヽ_」y L____/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや...まだ、もらわないよ
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
もらわねぇんなら、坐ってろ!
∧∧
(,,#゚Д゚)
cく_>っyヽヽ||
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
264 :
掛け取り:01/12/15 20:00 ID:2zmgBT01
ンンー、じゃぁ、いいや! もらったよ!
∧ ∧
(´Д`;,)
cく冫y < )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
なにぃ?
∧∧
(,,, ゚Д゚)
cく_>っyヽヽ||
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
もらったよ!
∧ ∧
(´Д`;,)
cく冫y < )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
ナニを?
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
265 :
掛け取り:01/12/15 20:01 ID:2zmgBT01
勘定を
∧ ∧
(´Д`;,)
(_冫y < )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
いつ?
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
だから、いま
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
どこで?
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
266 :
掛け取り:01/12/15 20:02 ID:2zmgBT01
ここで!
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
ここで? 勘定を? いま? おれが、おめぇにか? 払ったかなぁ?
...ここで、勘定を、おめぇに...
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
あぁ、あーあーあー、おれ、このごろ物覚えが悪くなっちゃってナぁ。
おれ、いま、ここで、おめぇに勘定払ったよなぁ
∧∧
(,,, ゚Д゚)
cく_>っyヽヽ||
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
もらったよ!
∧∧
(゚Д゚;,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
267 :
掛け取り:01/12/15 20:02 ID:2zmgBT01
確かにもらったな?
∧∧
(,,, ゚Д゚)
cく_>っyヽヽ||
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
確かにもらったよ! じゃぁ、帰っていいんだろ?
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
おぃおぃ、待てよ。勘定もらったんなら、受け取り置いてけよ
∧∧
(,, ゚Д゚)
(フっy__フっ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
そんな、もらわねぇ勘定の受け取りなんざ書けるわけねぇだろぅ!?
∧ ∧
(゚Д゚#,,)
| / ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
268 :
掛け取り:01/12/15 20:03 ID:2zmgBT01
もらわねぇんなら、動くなよ!
∧∧
(,,#゚皿゚)
cく_>っyヽヽ||
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
......わぁったよ! ほら! 受け取りだよ!
∧ ∧
(´Д`;,)
cく冫y < )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
おぃ、ほおったりするんじゃないよ。商売だろうが...ひとつ、金、八円二十銭なり
...これっぱかりの勘定、早く取りに来いよ...うちだって始末がつかねぇじゃねぇか
∧∧
(,,, ゚Д゚)
(_ゝ y ヽヽ ||
(___,っ_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
...右、まさに受取り申し...あ、ダメだ。判が押してねぇじゃぁねぇか
∧∧
(,,, ゚Д゚)
cく_>っyヽヽ||
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
269 :
掛け取り:01/12/15 20:03 ID:2zmgBT01
......親方、それ、本気で云ってんのかい!?
∧∧
(゚Д゚;,)
cく冫y < )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
受取ったんなら判、押せよ。受取らねぇんなら、動くな!
∧∧ ||
__,(,,#゚Д゚)__O
cヽ_」y L____/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
......わぁったよ...へっ、こんなバカバカしい話しがあるか?
勘定ももらわねぇで(トン)、判おして(トン)、世間に話しもできねぇ(トン)
夕べの夢見が(トン)おかしかったんだよ(トン)、ブタがスリッパ履いて(トン)
うちん中へぇって来やがった(トン)、おかげで(トン)
トントン判ついてりゃ世話ねぇ(トントントントントンッ)...
∧∧
(゚Д゚;,)
cく冫y < )
||(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
おいおい、いったいいくつ判つく積もりなんだよ! 受取りが真っ赤ンなっちまうじゃねぇか!
∧∧
(,,;゚Д゚)
(フっy__フっ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
270 :
掛け取り:01/12/15 20:04 ID:2zmgBT01
いいだろ、いくつついたって! きれいでいいじゃぁねぇか!
∧∧
(゚Д゚#,)
cく冫y < )
||(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
いいから、こっちよこせ! ったく、あぁあ、真っ赤だよ...しょうがねぇなぁ
∧∧
__,(,,#゚Д゚)__
cヽ_」y L____/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
...おぃおぃ、お前も商売だろうが、愛想がねぇなぁ。
勘定もらったら「ありがとうこざいます」くらいのこと、云ってけよ!
∧∧
(,,#゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
......ありがとうござんしたねぇ!!
∧∧
(゚皿゚#,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
271 :
掛け取り:01/12/15 20:04 ID:2zmgBT01
なんてツラしやがんだよ...おぃ、ちょっと待て! ちょっと待て!
∧∧
(,, ゚Д゚)
(フっy__フっ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
まだなんかあるのかい!?
∧∧
(゚Д゚#,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
ツリはどうしたんだよ、ツリは?
∧∧
(,,, ゚Д゚)__
cく_>っyヽ__/っ
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ツリィィ!!!???
∧∧
(゚Д゚#,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
いま、十円札で払った
∧∧
(,,, ゚Д゚)
cく_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
冗談いっちゃいけねぇ!
∧∧
(゚Д゚#).
(_」=L__)
│ ||
└── ∬
彡※※※※ミ 旦
∧∧
( _ _,,), オメヨゴシデシタ!!
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
(。・ω・。) さん・・・あんたすげぇよ。
俺感動したよ。。。ほんとにほんとにすげぇよ。。。
長編ご苦労様です。
ペシ ______________
Σ‖ ΛΛ /
o (,, ゚Д゚) < おいらもがんばるぞ〜〜〜
く/⌒ヽ \______________
(立__) ンっ
彡※※※※ミ
∧∧
(イイ!,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
>>273 いや(゚Д゚)アウアウさんも凄いよ!
私は即興で面白いAAなんて描けないし
でも良かった♪(゚Д゚)アウアウさんが戻ってきて♪
これで、このスレッドも安泰だよ♪
∧∧
(,,,;゚Д゚) ココ数日見エナカッタカラ心配シテタヨ
(_>っyヽヽ||
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
▼・ェ・▼
ヾcUUっ
▼・ェ・▼
ヾcUUっ
▼・ェ・▼
ヾcUUっ
▼・ェ・▼
ヾcUUっ
>>241-242さん
遅ればながら応援ありがとう
>>271さん
嬉しい事云ってくれるねぇ♪
また頑張って落語AA描くからね♪
∧∧ デモ!オイラ 談志師匠ノ落語聞イタ事ハ有ッテモ
/⌒ヽ)o-〜 噺全然覚エテナイノヨネ!!(鬱
(____)フ ∬
彡※※※※ミ 旦 桂枝雀師匠ノ落語ガ好キダッタナァ!!惜シイ人ヲ亡クシタモンダ!!
∧∧ ソウイエバ オイラッテ!
/⌒ヽ)l|ll カミカタラクゴ ト コテンラクゴ ノ クベツガ ツカナインダヨナ!!
(鬱___) ∬ アァア!!ヴァカナ オイラ!!コリャ鬱ダ
彡※※※※ミ 旦
>(。・ω・。) さん
いやぁ、毎日チェックはしているんですけどね、
仕事が忙しくて尚かつ会社のデスクトップPCじゃないとだめなんですよ。
普段はノートブックなマカーなので、ちゃんとしたAAが書けないので・・・
年末進行が重なってここ2週間ほどお留守になってます。
ΛΛ
(,,゚Д゚) <もうちょっとしたら復活できるかも!?
(_」=L_)
)ノ ))
 ̄ ̄
昨今アンティークブームとかいいまして
古いものがもてはやされておりますが
ものの値打ちてなものはどないして決まるんですかな?
∧∧
(,, ゚Д゚),
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
骨董品にしても美術品にしても、値段というものはいったいどうやって決まるんか
いまひとつようわからんところがございます。
∧∧
(゚Д゚,,)
cく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
色、形、模様から上薬の具合まで見たところまったく同じ壷がふたつ並んでおりまして
値札が、大きい方が二十万円、小さい方に四十万円としてございます。
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
なんで、こないに値段が違いまんねん?
∧∧
(,,゚Д゚)_
く冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
な、何が?
∧∧
(゚Д゚ ,,),
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、なんでこれが二十万でそっちが四十万でんねん?
∧∧
(,,;゚Д゚)_
cく冫y L___/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
そら、これは四十万の値打ちがあるし、そっちは二十万の値打ちしか無い、ちゅうことでんな
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
やって、どう見てもおんなじでんがな。色も模様も形も、上薬の具合も...
そんで、なんで大きい方が二十万で、小さい方が四十万でんねん
∧∧
(,, ゚Д゚) ??
(_ヽっ||cノ)
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
あんたなぁ、ヤキイモ買うてんのと違うんやで!!
こんなもん、グラムなんぼの量り売りやあろまいし
大きいから高い、小さいから安い、そんなもんやないんや!!
∧∧
(~Д~;,,)
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
目の開いてない素人目には違いはわからんでも、これには四十万の値打ちがあり♪
こっちのには二十万の値打ちしか無い!!ちゅうことやな。
美術品・骨董品ちゅうような世界は、ま、そういうもんだす
まあ、じっくりと心を落ち着けて、このふたつの壷を見比べてみなはれ。
そしたら違いっちゅうもんが見えてくるもんでおます
∧∧
(゚∀゚ ,,)
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
はぁ...じっくりとね...
∧∧
(,,;。д。) ジ------ッ!!
(_ヽっ||cノ)
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
ほんに...なるほど...四十万でんなぁ、こっちはなるほどよう見るとどことなし品がある
こっちは大きい分どことなしに間延びしてますなぁ、いやぁ、やっぱりこの辺が値段に現れてますのやなぁ
∧∧
(,, ゚∀゚)
(_ヽっ||cノ)
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
てなこと、言うてたら、係員が飛んできまして
「すんまへん、値ふだが入れ替わってました」
∧∧
O__,(゚Д゚;,)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ま、世の中こんなもんやと思いますわ。
物の値打ち ちゅうようなもんは、いまいちよう分からんところがございます。
さて、京都の清水寺に音羽の滝という小さな滝がございます。
那智の滝、華厳の滝というような大きな滝とは違いますが、これはこれでまた風情のある滝でございます。
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
この音羽の滝の前に茶店がございます。そこに腰を下ろしてお茶を飲んではるお方がある。
年の頃は五十を少し出たところ、結城の紬に身を包みまして、どっからみても大店の主人というようなお方
∧∧
(,,゚Д゚)_
く冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
お茶を飲んでたんですが、飲んだあとの茶碗を不思議そうな顔をして中を覗き込んだり
ひっくり返したり、日に透かしたりしてしきりに首ひねっておりましたが
∧∧
(,,;。д。) はてな?
(_ヽっ||cノ)
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
と言うとそこへ茶代を置いて、出ていった。
その脇で同じように茶を飲んでおりましたのが、電灯の無かった時代ですな
行灯に入れる油、菜種油を担いで売り歩く商売、担ぎの油屋さんですな。
∧∧
(,,, ゚Д゚)
(_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
おやっさん、ぼちぼちでかけるわ
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
なんじゃな、油屋さん、まぁもうちょっと休んでいきなさったらどないじゃ
∧∧
(,,゚Д゚)_
く冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
いやいや、わいらこんなとこで油売っててもなんの儲けにもなれへん。
出て行て油売って歩かな何にもならん
∧∧
(゚Д゚ ,,),
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
ほっほっ、こらうまいこと言うのう。まあまあしっかりお稼ぎ
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
ちょっと頼みがあるんやが...いや、天秤棒担いで街を歩いてたら喉が渇くが
得意先でお茶をいっぱい、ちゅうたら飲ましてはもらえるけども、わしの手はこの通り油だらけや。
茶碗をちょっと持っただけでも油がつくやろ? 水で洗うたくらいではとれへんがな。
よそさんのきれいな茶碗を持つのは気がねな。自分の湯呑みを持って歩いてたら水でも茶でも
遠慮なしにもらえる。あんたとこぎょうさんあるやろ。悪いんでええさかいに、ひとつ、安うに分けてぇな
∧∧
___(゚Д゚ ,,)
cヽ ヽycく__)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
なんやと思うたら、そんなことかいな。いやいや、売るなんてとんでもない
上げるがな。いつも来てくれてはんねんや。うちや毎日のように壊れ物も出んねんや
ああ、どれでも好きなのを持っておいきなはれ。♪
∧∧
(,,゚Д゚)_
く冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
ただでくれるの! そらすまんなぁ。ほんなら、これもろうて行くわ
∧∧
|| ___(゚∀゚ ,,)
cヽ ヽycく__)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
あ、ちょっとちょっと...それは置いといて。
こっちの籠のをどれでも持っていきなはれ。
∧∧
(,,;゚Д゚)_
く冫y L___/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
おんなじこっちゃ!!
∧∧
|| ___(゚Д゚#,,)
cヽ ヽycく__)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
おんなじでも、それはあかんねん
∧∧
(,,;゚Д゚)
cく_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
なんでじゃ!!
∧∧
|| ___(゚Д゚#,,)
cヽ ヽycく__)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
なんでて...ちょっとそれ、そこへ置き。そこへ...
∧∧
(,,;゚Д゚)
cく_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
まぁええわ。話しをしよう。おまはんは知ろまいがな、今ここに腰を掛けて茶を飲んではったお人
あのお人はこの京都一と言われる茶道具屋の主で茶道具屋の金兵衛!!
人呼んで「茶金さん」ちゅうお人や。京一番の茶道具屋ちゅうことは日本一の茶道具屋や!!
∧∧
(,, ゚Д゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
その茶金さんが、何が気に入ったんか知らんが、さいぜんからその湯呑みを眺め透かし
せんど首ひねって「はてな?」ちゅうて置いていったんや。
ひょっとしたら千両くらいの値打ちもんかも知れん。
∧∧
(,, ゚∀゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
やから上げられん、こっちの籠のやったらなんぼでも上げるさかいに
それは置いといて、ていいますのや。
∧∧
(,,;゚Д゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
……チッ ... 知ってたんかい...いやな、わしも茶金さんがこれ
えらいひねくり回してたさかい、ひょっとしたらどえらい値打ちもんかも知れんと思うてな
うまいこと言うて持ってったれと...
∧∧
(゚Д゚;,,)
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
わ、悪いやっちゃなぁ、あかんでそんなもん
∧∧
(,,;゚Д゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
ばれたらしゃぁない。改めて頼む、ここに金が二両ある。小判二枚、これでこの茶碗売ってくれ
∧∧
___(゚Д゚ ,,)
cヽ ヽycく__)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
せっかくやけどな、この茶碗は二両てな金ではよう売らん。
ひとつ間違うたら五百両になるや千両になるやわからん。二両や三両では手放せん
∧∧
(,, ゚Д゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
そんなこと言いないな、おまはんかて今日茶金さんがこなんだら
明日にはこの茶碗割ってしもうたかも知れへんねんで、こんな安茶碗が二両なら十分やないか!!
...もっとあったらあるだけ出すがな、身代限り出して頼んでんねやないかいな!!
...わしが先に声かけたんやないか...
∧∧
___(゚Д゚;,,)
cヽ ヽycく__)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
まあ、そやけどな、わしもこれは運試しや。これが丁と出るか半と出るか。この茶碗はちょっととっておきたい。
これが千両になるか、一文にもならんか、わからんが今日のところは諦めて
∧∧
(,, ゚∀゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
そんな意固地はらんで...
∧∧
___(゚Д゚;,,)
cヽ ヽycく__)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ど、どうしてもあかんの... どうしても...
∧∧
(゚Д゚;,,)
( >っycく_)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ああ、そうか。わかったわい! 諦める。諦めるけどな!!
おやっさんにも儲けささへんねん。この茶碗、ここに叩き付けて割ってしもたろ!
|| ∧∧
O___(゚Д゚#,,)
ヽ ヽycく__)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
そ、そんな無茶しな!
∧ ∧
(,,;゚Д゚)
(フっy__フっ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
無茶は承知や。人がこんだけ頼んでんのに欲深いこと言いやがって。なに、訴える? ああ、訴えぃ!
わしの手はこの通り油だらけや、するっと手が滑りました、粗相でこざいます♪
ちゅうたらなんぼでも言い訳は立つ。さ、どないや、売るか、割るか! ふたつに一つや!!
|| ∧∧
O___(゚Д゚#,,)
ヽ ヽy く__フっ
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
そんな無茶な...お前、ひとつ間違うたら千両につこか、ちゅう品物やで
それを小判二枚で...わ、分かった、分かったから茶碗振り回しな!
ホンマに割られてしまうわ...元も子もないで... 分かった! おまはんに二両で売る!
∧∧
(,,;゚Д゚)
(_ヽy ノ フっ
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
おまはんにはかなわんわ。 もし儲かったら菓子折りの一つも持って挨拶にこなあかんで!
∧∧
(,,;゚д゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
分かってるわい、わしゃそんなケチな男やないで! この茶碗で儲けたら
必ずここに挨拶に来る。ほな、この茶碗、確かに買うたで!
∧∧
||__,(゚∀゚ ,,)__
Oヽ_」y L____/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
乱暴な男もあったもので、恐喝するようにして茶碗を手に入れますと
どっから手に入れましたか立派な桐の箱にこの茶碗を入れまして、鬱金(うこん)の風呂敷きに包みまして
自分も身なりを整えまして、小間物屋の手代とでも言うような格好になりまして
茶金さんの茶道具屋へやってまいりました。
∧∧
(,, ゚Д゚) ヲイラ説明下手ダカラ ツッコマナイデクレヨ!!
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬ 注:鬱金(うこん)ショウガ科の多年草
彡※※※※ミ 旦 ↑で染めた、鮮やかで濃い黄色の染物。
ええ、ちょっとお邪魔いたします。御主人さん
茶金さんに見ていただきたいものがあって参ったんでございますがな
∧∧
__(゚Д゚ ,,)
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
へぇ、へぇ、なんどすかいな...ただいま主人はちょっと手の離せん用をいたしておりますが
番頭の私でよろしければ代わって拝見をいたしますが
∧∧
(,,, ゚Д゚)
(_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
あぁ...それちょっと困る
あんた、ここの御番頭さん、はぁーっ、これだけのお店の御番頭さんなら、立派な商人や。
けどな、この茶碗だけは茶金さんでないとわからんと思う。他の人がみたら「あ、安物や」てなもんや。
茶金さんに見せたら五百両、千両に値をつけてくれはんねん
∧∧
__(゚Д゚;,,)
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
いえ、どのようなお品でも一応は店を預かります番頭が
まず拝見をいたしまして、目が届かん時に主人に……
∧∧
(,,, ゚Д゚)
(_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
ああ、そうか...店の決まりやちゅうねやったら仕方がない
けどな、あんたこの品見て笑うたらあかんで!!
∧∧
(゚Д゚;,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、笑いやいたしません
∧∧
(,,, ゚Д゚)
(_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
いやいや、笑うかも知れん。笑いやがったらボーンとドツクさかい
∧∧
___(゚Д゚#,,)
=cヽ ヽy く__フっ
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ま、こちらへ...ちょっと拝見... あ、なかなかええ風呂敷きどんなぁ。
更紗もこの辺になるとまことに結構で
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_ヽっ||cノ)
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
風呂敷きはええさかいに、中身誉めて
∧∧
(゚Д゚ ,,)_
(__|=L_)_
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
ま、そう気ぃ短うせんと...ほな拝見いたします。
... この茶碗どすな...お間違えおへんな?
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_ヽっ||cノ)
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
まことにあいすまんことどすけど、うちの店ではちょっと目が届きかねますので、どうぞよそさんへ
∧∧
___(,, ゚Д゚)
cヽ ヽycく__)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
せやさかいにはじめからおまはんではわからん言うたやろ!
茶金さんならこの茶碗見て五百両、千両と値打ち見てくれんねや!
∧∧
___(゚Д゚#,,)
=cヽ ヽy く__フっ
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、これは主人に見せても同じことどしてな...いや、それほどおっしゃるのなら申し上げますが
こらなんぞのお間違えとちゃいますかなぁ...清水焼きの中でも一番安手の数茶碗!!
∧∧
(,,;゚Д゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
たかだか八文とか十文とかいう品で、いったいどこを押して五百両の、千両のと...
いや、わたしも商売人ですがな
...ククッ...そんな無茶な...ハハッ...
∧∧
(,, ゚∀゚)
c<__ヽyノ フっ
(,,_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
(ゴチン!)あいたっ! あんさん、何しなはんねん!
o∧∧ o
「 (,, iДi) フ
ヽ_ヽyノノ
(,_,,_,,___.) ∬
彡※※※※ミ 旦
笑たらどつくて最初から言うてるがな! ゴチャゴチャ言わんと茶金さん出したらええねん!
∧∧
||__,(゚Д゚#,,)__
Oヽ_」y L____/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
店が騒がしいが、どうしました?
∧∧
(,, ゚Д゚)_
く冫y L___/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
茶金さん、あんたに見てもらおうと思うて持って来た品物をこのクソ番頭がハナの先でせせら笑うたりしやがるさかい!
∧∧
__,(゚Д゚#,,)__
cヽ_」y L____/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
番頭!!人様の品物を見て笑うと言うことがありますか、それでは道具屋は勤まりしまへん...
あんさんもあんさんだす。手を上げることはあれへん。わたくしが拝見いたしましょう...こちらへ
∧∧
(,, ゚Д゚),
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
頼んます、あんたに見てもろうたら千人力や、五百両、千両ちゅう品物やさかい、ように気ぃ入れて見ておくなはれや
∧∧
O__,(゚Д゚ ,,)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
えぇ? 茶碗どすかいな。拝見をいたします...
..........
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_ヽっ||cノ)
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
ちょいちょいあんたのような人がおこしになる。なんの値打ちもないものを持って来て
五百両の千両のと...こちらが粗相で傷でも付けようものならそれに因縁をつけ金子をゆすり取ろうと...
いやいや、あんさんがそうやと言うわけやない。わけやないけれども、そう思われても仕方ない。
∧∧
(,, ゚Д゚)___ ||
く冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
なるほど番頭が笑うたのも無理はない。清水焼きでも一番安手の数茶碗。
どこにでも転がってる品物をどう間違えて五百両の千両のとおっしゃるのか?
∧∧
(,, -д-)
(_ヽっ||cノ)
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
そんな、あんたな、箱から出しもせんとそんなこと言いないな、
もっとちゃんと手に取って裏返したり透かしたりしてよーに見てぇな!
ほんまに、ほんまに値打ち無いの? ほんまにそれ、ただの安物かい?
∧ ∧
(゚Д゚;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
こら、おまはんくらいの人間になったら、世間みな知ってんねや、どこで迷惑する人間がおるか分からんのじゃ!
ややこしい茶の飲みようさらすな! ボケェッ!
∧∧
(゚Д゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
や、ややこしい茶の飲みようぅ?? な、なんどす、それは...
∧∧
(,,;゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
四、五日前、あんた、清水さんの滝の前の茶店でこの茶碗で茶、飲んでたやろ!
∧∧
__,(゚Д゚#,,)__
=Oヽ_」y L____/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
あぁ、そうか、どこかで見たお顔のお人やと思うてたが...あぁ、あんた
わたしの側でお茶飲んではった...ああ、確か、油屋さん?
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「油屋さん」やないで!
|| ∧∧
O__,(゚Д゚#,,)__O ゴルァ!!
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
なんでも無い茶碗なら、ただ茶飲んで、そのままスッと出ていったらええやないか、
裏返したり、日に透かしたり覗き込んだり、せんど首ひねって「はてな」ちゅうて出て行った
こら掘り出しもんに違いないと思うさかいに、茶店の親父とケンカまでして、二両の銭を...
∧∧
(゚Д゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
お、おまはんらなぁ、二両や三両の金、何とも思わんかもしれんけどな
荷担いで油売って歩いて二両貯めよ思たら並みやたいていや無いで、食うもんも食わんと
三年間汗水垂らしてやっとの思いで貯めた二両、放り出して買うて来た、これがその茶碗や!
|| ∧∧
O__,(゚Д゚#,,)__
ヽ_」y L__/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
なんでも無い茶碗なら、なんであんな飲みようしやがった!
∧∧
__,(゚Д゚#,,)__
=Oヽ_」y L____/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
はぁ、これがあの時の茶碗どしたか...わたしな、あの時お茶いただいてるとな
茶がぽたぽたと漏りますのじゃ。おかしいなぁ、と見てみましたが、ヒビも傷も無い
上薬にもなんの障りも無い茶碗の茶が漏る、不思議なこともあるものじゃなぁ...
∧∧
(,, ゚Д゚)_
(_ヽっ||cノ)
(_,__,,_.) ∬
彡※※※※ミ 旦
はてな...と言うて置いて帰った...
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
そんなあほな...ほんならこれキズもんかいなぁ! そんな殺生な...えらいことしたなぁ...
∧ ∧
(´Д`;,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
まあ、茶金さん、聞いておくんなはれ...わたいは大阪の人間だ。
ちょっと極道が過ぎて親父に勘当されて京へ出てきた。ブラブラしててもしょうがないさかい
荷担いで油売って歩いてるけども、こんなことしててもうだつがあがらん
∧∧
__(゚Д゚;,,)
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
ぼちぼち親父も寄る年波や大阪帰って顔見せてやりたい、けどもまとまったもん持たな
敷居が高うていなれへんがな。油を売ってやっと貯めた小判二枚、なんぞひと山当てるようなこと無いかいな
何ぞ一発勝負、と思うて探し歩いてる最中にあんたがこれひねくり回してるところ見て、これは! と...
まあ、しゃあない! 博打張って、目が出んかったんや、諦めなしゃぁないわなぁ...
∧∧
(´Д`;,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
そんなんでっさかい、えらい荒い言葉かけて、許しておくんなはれや
番頭さん、さっき頭に手ぇかけてすまんこってした、どなたさんもお騒がせしました
すんまへん、ごめんなさい、さいならっ!
∧∧
(゚Д゚;,,)_
/ ヽy ヽ__ノっ
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ちょ、ちょっとお待ち! まあまあまあ、もういっぺんお座り
あんた大阪のお方... ああ、そうどっしゃろうなぁ。京の人間にはとてもそんな真似はできんわ
∧∧
(,,;゚Д゚)
(フっy__フっ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
たったそれだけの思惑で、失礼ながらあんさんには二両と言えば大金やろう
それを放り出しなさった。言わば「茶金」と言う名前を買うてもろうたようなもの
あんさんに損させてはこのわたしの気が済まん。その茶碗、わたしが買いましょう
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
えぇっ、千両で!?
∧∧
(゚∀゚;,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、千両ではよう買わん
∧∧
(,,;゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
元値の二両、そこへもう一枚付けさせてもらいます。これはまあ、ここまでの足代、箱代、風呂敷き代でおます
あんたなぁ、一山あてようてな考え起こしたらあきまへん。地道にお稼ぎやす。それに勝るものはない
永年年期をいれた商売人連中が損をするのがこの道や
∧∧
(,,-Д-)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
親御さんもあんさんが憎うて勘当なさったわけやおへんやろう
あんたが三年間、肩へ天秤あてごうて一生懸命汗水垂らした、それがなによりの孝行や
地道にお稼ぎやす。この金持って一日も早う、親御さんのところへ戻っておあげなされ
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
いやぁ、そ、そんなんもらうわけにはいかんがな! あっしが勝手に思惑したんやがな
これが当たったらわたいがもうけんねや、それが外れたから、てあんたに金出してもらうやなんて
そら、スジが通らんがな...そ、そんな訳の分からん
∧∧
(゚Д゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
...そら...あつかましい...そら
...へぇ... そうでっかぁ?
∧∧
(゚∀゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
旦那さんがそこまでおっしゃるのなら、このお金いただきます!
ほんまは明日の油の仕入れ代も無い始末で、往生しとりました。
ほんなら、これ、ようもらわん、ようもらわんが
∧∧
(゚∀゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
ある時払いの催促なし、ちゅうことでご厄介になっときますお借りいたします。すんまへん...で、この茶碗はお納めを
∧∧
(゚Д゚ ,,)
|| / ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
そんなもん、いらへんがな
∧∧
(,,;-Д-)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、百貫のかたに編み笠一つ、ちゅう言葉もございますがな、まあまあ、
これくらいなと取っていただかんとわたいの気が済まん、ほんまにみなさんお騒がせしました、どうも!
∧∧
(゚Д゚;,,)
|| / ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
と、油屋は逃げるように帰っていきました
∧∧
(,, ゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
茶金さんほどの商人になりますと、ずいぶんといろいろなところへ出入りをなさいます
∧∧
(,,゚Д゚)_
く冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
関白鷹司公のお屋敷へお邪魔をしたおりに、「茶金、このごろ世情になんぞ面白い話しはないか?」とお尋ねになる
「最近、かようなことがございました」とお話をいたしましたところ「それは面白い、麻呂も一度その茶碗が見たい」
茶金さん、さっそく人を走らせ茶碗をお屋敷に取り寄せます。関白さんが水を注ぐと、なるほどぽたりぽたりと漏る
いくら調べてもキズもヒビも無い。
∧∧
O__,(,, ゚Д゚)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
はてな、面白い茶碗じゃ、と関白さん、短冊を取上げますと、さらさらと一首の歌
「清水の音羽の滝の音してや茶碗もひびにもりの下露」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(冫yく_フっ||
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
さて、お公家さん方の間でこの茶碗がえらい評判になりまして、とうとう時の帝のお耳にこの噂が入りました。
麻呂もその茶碗が見たい
∧∧
(,, ゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
さぁ、えらいことでございます。茶金さん、精進潔斎して御所へ茶碗を持参いたします。
帝の前でも茶碗は茶碗、水を注ぎますとぽたぽたと漏る。覗いても透かしてもキズは無い
面白い茶碗である、と筆をお取りになって、箱の蓋に「葉手奈」と...箱書きが座った...
∧∧
O__,(,, ゚Д゚)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
時の帝の箱書きのある茶碗...どえらい値打ちものになって茶金さんのところへ戻って参りました。
∧∧
__,(,, ゚Д゚)__
cヽ_」y L____/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
大阪の金満家鴻池善衛門がその話しを聞きつけた。
「茶金さん、その茶碗、千両で売ってくれんかい」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「いや、貴いお方のお筆の染まりましたもの、お売りするというわけには」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「そんなこと言わんと、頼むさかい...その茶碗で茶会がやりたいんじゃ、ほんなら、こうしよ
わし、その茶碗抵当に取って、おまはんに千両貸すさかい、茶金さん、わしから借金して...ほんで早う流して」
∧∧
(゚∀゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
とややこしい話しですが、結局のところ千両で売れた。これをあの油屋に知らせてやったらどんなに喜ぶやろ
と待っておりますが、油屋の方は決まりが悪いもんですさかい、近所を通るのを避けております
ところがある日、たまたま通りを歩いておりました丁稚がこれを見つけました
∧∧
(,, ゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
だんなさん
∧∧
__,(゚Д゚ ,,)__
Oヽ_」y L____/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
なんやぃな?
∧∧
(,, ゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
こないだの油屋さんが、通りを歩いてましたで
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
こないだの油屋、みつけたんか! お前、すぐ行ってつれておいで、早う捕まえておいで、早う、早う!
∧∧
(,,, ゚Д゚)__
cく_>っyヽ__/っ
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
お、おい、小僧!何すんねん、油がこぼれるがな!
∧∧
(゚Д゚#,)
cく冫y < )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
...ナニ? 茶金さんとこの子供しさん!?
茶金さんが呼んでる? わぁぁっ、もう堪忍して、もう合わす顔が無いねんから...あかん、あかんて!
引っ張りないな、引っ張ったらあかんて! あかん...
あぁぁっ、茶金さん、こないだの三両、返せちゅうたってもう無いで!
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、そんな話しで来てもろうたんやおへん、実はな、あの時の茶碗が千両で売れました
∧∧
(,, ゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
...ぐっ...せ...そういうやっちゃ、おのれはぁ!
京の人間えげつないさかいに油断すな、て聞いてはおったが...
三両で仕入れて千両で売るやなんて、そらあんまり口銭(手数料)の取り方が酷いやないか!
∧∧
(゚Д゚#,,)
cく冫y < フっ
(,_,,_.) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、そうやないがな
∧∧
(,,;゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ほんならなんやちゅうねん...
∧∧
__,(゚Д゚#,,)__
Oヽ_」y L____/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
へぇ、へぇ... あの茶碗が... 関白さんの... 帝に!?
∧∧
(゚Д゚;,,)
/ ヽycくフっ
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
あ、あの鴻池はんが...
はぁ〜っ... 恐れ入った...茶金さん、あんさん、凄いお人や...
偉い人や...わしが持ってたらただのキズものの安茶碗、一文の値打ちもない!!!
それがあんたの手に渡ったとたんに、茶碗にそれだけの箔が付いた♪
∧∧
(゚Д゚;,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
人徳でっせ、茶金さん...
あぁ、ええ話し聞かせてもろうた。いや、実はな、あの後、なんや詰まらんことで恥じかいた
なんちゅうあほなことしたんや、と思うたらなんやケタクソ悪うてなぁ、ずっといやぁな心持ちでおったんですわ
今の話し聞いて胸のつかえがスッと取れたような気がする。これから気持ちよう商売できまっさ。
おおきに。ほな、今日はこれでいなしてもらいます
∧∧
(゚Д゚;,)
cく冫y < )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
ついては、わしはこの金一文も懐に入れる気は無いで!!
元はといえばあんさんがあんなもん持ち込んできたさかいに起こったことや
∧∧
(,,;゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
とりあえず半分の五百両、これをあんさんに差し上げよう。こんだけあったらあんた大きな顔して大阪へ帰れるやろ?
∧∧
(,, ゚Д゚)
cく_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
それから残った五百両。この頃この京の街にずいぶんと暮らし向きに困った方があるそうな!!
わたしはこの金でできるだけ施しをしていきたい。それからちょっとだけお金を残しておいて
家族親戚、知人を招いてお祝いの宴を持ちたいと、こう思うとりますのじゃ
∧∧
(,, ゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ま、とにかくこの五百両、とって
∧∧
(,, ゚Д゚)
cく_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
なにをおっしゃいます!!!わたいとあの茶碗とは、あの三両もろうたところで縁が切れてまんねん。
あれがこうなったのはすべて茶金さんの人徳のおかげ。わたいが半分もらうてなこと、そんな筋の通らんがな
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
...そんな...五百てな金...厚かましい...そ...そんな...
そうでっか?
∧∧
(゚∀゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
ほんならこの中からこないだの三両引いて
∧ ∧
(゚∀゚ ,,)
( フっycく__)
(,,____,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
三両てな金、気にしな
∧∧
(,,, ゚Д゚)
(_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
いやいや、あっ、あんたご番頭さん、この五両とって
あんたのあたまどついたの、気になってたんや
∧∧
__(゚∀゚ ,,)
cヽ冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
それからあんた、丁稚はん、よーぅ、わいを見つけてくれた♪
あんたも五両、受け取って、それから店の皆さん、小判一枚ずつ取って、ほら、あんたも、ほら、女子しさんも!
∧∧
__,(゚∀゚ ,,)__
Oヽ_」y L____/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
こらこらこら、そんな小判ばらまきないな、大事にせなあかんで!
∧∧
(,,;゚Д゚)
(フっy__フっ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
大丈夫でおます! これから清水さんへ行て、あの茶店の親父を喜ばせて参ります!!
∧∧
O__,(゚∀゚ ,,)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ああ、ええことをした...これであの油屋も、晴れて大阪の親元へ帰れるやろう...
∧∧
(,, ゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
茶金さんが内心喜んでおりました、ある日のこと。
表でなにやら大勢が「わっせ、わっせ」とそれは祭りのような騒ぎ。
どうしたことかと見ますと、数人の若い男が揃いの法被と鉢巻きで、なにやら担いでやって参ります。
その先頭で羽織り袴で扇子を振って音頭を取っておりますのがこないだの油屋。
∧∧
(゚Д゚,,)
cく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
何をしてんねん、油屋、とうに大阪に帰ったと思うてたで!
∧∧
(,,,;゚Д゚)__
cく_>っyヽ__/っ
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ああ、茶金さん、十万八千両の大もうけや!
∧∧
O__,(゚∀゚ ,,)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
十万八千両!? なんじゃ、そら
∧∧
(,,,;゚Д゚)
cく_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
見てくれ! 水ガメの漏るやつ、みつけたんや!
∧∧
O__,(゚∀゚ ,,)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
∧∧
( _ _,,), オメヨゴシデシタ!!
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
308 :
221:01/12/16 02:24 ID:KMuS8kRc
応援ageです。
309 :
( ´∀`)さん:01/12/16 11:04 ID:+aK9XuNH
>>280-307 巨編に感動(・∀・)!!!
次作も期待。何だかアツいスレになってきやしたな。
導入部はマクラっていうんでしたっけ?
それが絶妙ですよ。すごいすごい。
すばらし(・∀・)イイ!!
>>279 (゚Д゚)アウアウさん気長に待ってます♪
>>308 221さん応援ありがとう♪
>>309さん
>>311さん
励ましありがとう♪嬉しい事云ってくれるねぇ♪
>>310さん
確か、そうだと思います!
∧∧ 検索エンジンデ 引ッ掛ッタtxt.wedノヲ演テルンダヨネ(藁
/⌒ヽ)o-〜
(____)フ ∬ 子別れヤリタインダケドサァ
彡※※※※ミ 旦 テキストニ 直スノガ面倒デネェ(藁
昔々、江戸時代にはご商売というのは、その種類ごとに集まって商いをしていたそうですな。
金物屋さんは金物屋さんで、八百屋さんは八百屋さんで、一箇所に固まっていた。
今はデパートなんて、一箇所でなんでも売っているなんてぇことがごく当たり前ですが
その頃はそうじゃなかった。神田に古本屋さんが多い、とか、秋葉原に電気屋さんが多い、とか
...これは関係ないかもしれませんが...
浅草辺りにはずらりと道具屋さんばかりが軒を並べて商売をしていた街があったそうですな。
∧∧
(,, ゚Д゚),
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
道具屋さんというのは、これは一朝一夕になれる商売ではございませんで
「いい仕事してますねぇ」なんて言えるようになるにはそれなりの修行が必要ですな。
∧∧
(,, -Д-)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
なぜかって言いますと「名人が名人を識る」という言葉もございます通り
名人の仕事が「ああ、名人の仕事だなぁ」と分かるには腕の方はともかくとして目だけは
名人と同じ域に達してないとだめなんだそうですな。
∧∧
(,,゚Д゚)_
(冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
邪魔するよ。どうだい、何かいいの、入った?
∧∧
O__,(゚Д゚ ,)_
ヽ_」y L_)
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
いらっしゃい。いやぁ、もう何もないんですよ。いいのはあぁたが全部持ってっちゃうから
あたしゃ、他のお客から責められっぱなしなんですよ、ははは...
∧∧
(,;゚Д゚)
(_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
そうだ!ねぇ!?古い時代の手紙なんてのはどうです?
∧∧
(,,, ゚Д゚)__
cく___>yヽ__/っ
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
お、手紙。いいねぇ。巻き紙に墨で書いた手紙なんてのは額に入れて飾るとたいそう映えるものなんだよ。
で、どんな手紙? ちょっと見せておくれ
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
時代は古いですよ。なんせ紫式部が坂本龍馬にあてた恋文ですから
∧∧
(,,゚Д゚)_
く冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
ああ、そりゃぁ面白いねぇ! 紫式部から坂本りょ…
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
…って、時代がぜんぜん違うじゃないか! そんなものあるわけないだろ!
∧∧
___(゚Д゚#,,)
cヽ__ヽycく__)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ええ、そりゃもう。めったに無いから値打ちがあるんですよ
∧∧
(,, ゚∀゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
なんてバカにされてるようなものですな
∧∧
(,, ゚Д゚),
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
ごめんよ。実はね、こないだここで買った振り子の取れちゃった掛け時計ね
趣があるし、静かでいいと思って掛けといたんだけどさ
∧∧
O__,(゚Д゚ ,)_
ヽ_」y L_)
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
やっぱり振り子が無いとぜんぜん動かないんでね、「いま何時かな」と思うたびに
「時計見せてください」なんてお隣へ行かなきゃなんないんでね...
∧∧
(-Д-,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
せっかくで悪いんだけど、引き取ってもらえないかな
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ええ、いいですよ。ちょうどいい。あの後、振り子だけ入ったんでね
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
なんて、品物バラバラにして商ったりなんかして...いろんな店があったそうですな、昔は...
今のお店はそんなのはありゃしませんが...念のため...
∧∧
(,, ゚Д゚ )
cく__> yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
ただ、こんなお店には、何かの間違いでとんでもない掘り出し物があったりもしたんだそうですな
∧∧
(,, ゚Д゚),
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
古い書画骨董なんて、大変な値打ち物じゃないかなんて、なにやら見事な筆跡で書かれた古い軸物
なんか見つけまして、道具屋とさんざん交渉して、ようよう買い求めて帰った。
∧∧
(,, ゚∀゚)
(フっy__フっ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
さて、うれしや、何と書いてあるのか、と、明るいところでホコリを払ってよく見ると
「売り家」なんて書いてあったりして...
∧∧
(,,-Д-)
( ヽ yヽヽ
(ヽ|っ,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
ま、こんな店がずらりと並んで商いをしている。なかに、脚の一つとれた京机だとか
穴の開いた屏風だとか雑然と置いてある一軒の古道具屋。
いっこうに片づけようとか修理しようとかいう気も無い。そもそも商いをしようという気も無いんですな
∧∧
(,, ゚Д゚),
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
そういう有り様ですから。ついでに生きてるなんていうようなポーッとした人でね
なんかきっかけがあったら一もうけしようなんて、そんなことばかり考えてる
こういう家はおかみさんの方がしっかりしておりまして...
∧∧
(,,, ゚Д゚)
cく___>yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
ちょっと、どうしてお前さんはそう商売が下手なんだよ!
∧∧
__,(゚Д゚#,,)__
Oヽ_」y L____/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
な...何がだよ
∧∧
(,,;゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
何がじゃないよ! 何だっていまの、あのお客を逃がしちゃうの!
∧∧
O__,(゚Д゚#,,)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
何だって...逃げちゃうものはしようがないだろ、えぇ?
当人が逃げるって言ってるものは仕方ないじゃねぇか。
ふん捕まえて、無理に売りつけるってぇほど強い商売じゃないんだ...
∧∧
(,,;゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
何を言ってんだよ、お前さんが逃がしちゃったんだよ
∧∧
O__,(゚Д゚#,,)__
ヽ_」y L__/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
あのお客はね、うちのお店の箪笥(たんす)をみて惚れ込んで入って来たんだよ、えぇ。
ニコニコ、ニコニコしながら入ってきて、お前さんのところへ行ったじゃないか
∧∧
(゚Д゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
そんでもって、お客が
「おやじさん、この箪笥、いい箪笥だねぇ」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
って言ったとき、お前さん、なんて答えたよ。
∧∧
(゚Д゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ええ、いい箪笥ですよ。うちに十六年ありますから」
∧∧
(゚∀゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
...そんなことを自慢する人があるかい? 十六年も売れ残ってる箪笥を買う人がどこにいるよ!?
∧∧
(゚Д゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ちょっと開けてみてくれないか」ってったら
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「いえ、これがすぐに開くくらいなら、とうに売れてます」
∧∧
(゚Д゚;,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「じゃ開かないのかい?」
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「いや、開かないわけじゃないんですけど、こないだ無理にあけて腕をくじいた人がいます」
∧∧
(゚∀゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「そんな危ない箪笥は買うわけにゃいかないね」
∧∧
(-Д-;,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
って言われてお前さん、何てったよ。
∧∧
(゚Д゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「そんなことはありませんよ。腕を揉む人を一緒におかかえなさいな」
∧∧
(゚∀゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
...どうしてそういうバカなことを言うの? あんまりバカバカしいから、あのお客さん
「えっ?」て言ったきり、お前さんの顔をじっと見て固まっちゃったじゃないか
∧∧
(゚Д゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
お前さんはお前さんでお客の顔をボーッと見てたろ。
ふたりでしばらくの間、見詰め合ってた。そのうちにお客の方がハッと我に返ってプイッと出ていっちゃった。
∧∧
(゚Д゚#,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
ほんっとうにしょうがないねぇ。売れるものを売らないで、そのくせ売らなくていいものを売っちゃうんだから
え? なにがったってそうじゃないか、去年の大晦日だよ。
お向かいの米屋の旦那がうちに遊びに来たときに、うちの座敷で使ってる長火鉢みて、
∧∧
(゚Д゚#,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「甚兵衛さん、この火鉢はいい品だねぇ」って言ったときに
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「じゃぁ、売りましょうか」って売っぱらっちゃったろう。
おかげで、冬のさなかにうちは火鉢が無くなっちゃって、寒くて仕方がないから
お向かいに当たりに行ったりして...お向かいの旦那、言ってたよ。
∧∧
(゚Д゚#,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「甚兵衛さん付きで火鉢買ったような気がする」
∧∧
(-Д-;)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
って。ほんとうに仕様が無いんだからねぇ。どうせまた損するんだよ。
あたしゃねぇ、どうせまた損するんだから、ってここんところ食う物も食ってないんだよ。
すっかり胃が運動不足になっちゃった。時にはあたしの胃に運動させてみちゃどうだい!?
∧∧
(゚Д゚#,,)_
/ ヽy ヽ__ノっ
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ぐ、ぐずぐず言うんじゃないよ。亭主のすることにいちいち口を出すんじゃねぇ
∧∧
(,,;゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
何を言ってんだよ。お前さんが一人前の人だったら、あたしだって何にも言いやしないよ。
うっちゃっとけないから何か言うんじゃないか! 今朝も市へ行って来たんだろ。
いったい何を買って来たの? 見せてご覧
∧∧
__(゚Д゚#,,)
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
え...いや、何でもいいじゃねぇか...
∧∧
(,,;゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
よかないよ! よかないから、言ってご覧! 言わないか!ゴルァ!
∧∧
O__,(゚Д゚#,,)__O ゴルァ!ゴルァ!ゴルァ!ゴルァ!
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
な、なんだよ、その「ゴルァ!」ってのは...言うよ、別に悪いことをしてきたわけじゃねぇや...太鼓だよ
∧∧
(,,;゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
太鼓!? それがお前さんはおかしいって言うんだよ!
太鼓ってぇ物は際物と言ってね、お祭りだとか初午だとか、
そういう太鼓を使う行事がある時でないと売れないんだよ。
∧∧
(-Д-#)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
もーっ、困ったもんだねぇ...
で、いったいどんな太鼓を買って来たのさ、こっちへお見せ! お見せなさい! お見せなさいよ!
∧∧
(゚Д゚#,,)__
/ ヽy く__/っ
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
あたしが普通に言ってるうちに見せたほうが身のためだよ
∧∧
O__,(゚Д゚#,,)__O ゴルァ!ゴルァ!ゴルァ!ゴルァ!
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
...ほ、ほんっとうにヤな女だねぇ...
えぇ? 見せるよ。今見せるよ。ったく...ほら、これだ! ど、どうだ
∧∧
(,,;゚Д゚)_
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ウゥウゥンッマァ〜ッ! きったない太鼓じゃないかぁぁぁぁぁっ!!!
∧∧
O___(゚Д゚#,,)
ヽ ヽycく__)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、それがおめぇは素人だってぇんだ。いいか、これは汚いんじゃないんだ
これは時代が付いてるってぇんだ。いいか、これだけ古いものだってぇときっと儲かるぜ
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
そんなことないよ! お前さんが古いもの買ってきて儲かったたちしがあるかい?
こないだだってそうだよ。平清盛の尿瓶ての買ってきて大損したじゃないか!
∧∧
(゚Д゚#,,)__
/ ヽy く__/っ
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、あれは...だけどさ、おれが古いので損をしたって言ったら
たいしたことないよ、その清盛の尿瓶だろ...巴御前の鉢巻きだろ...
頼朝の五歳のときのしゃれこうべだろ...
∧∧
(,,;゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
ばかばかしいからおよしよ!!
もう、ほんっとーに...いったいいくらでもって買って来たの?
∧∧
__(゚Д゚#,,)
cヽ_ヽy ノ )
(,,___<_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
...い、一分銀だよ
∧∧
(,,;゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
一分銀!? もう、おあしをどぶに捨ててるようなもんじゃいなか!
そんなもの、店に出しといたって売れやしないよ!
∧∧
O__,(゚Д゚#,,)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
売ってみせるよ! おれが買って来たんだ、ガタガタ言うな! おい、定吉! サダ公!
おめぇもおめぇだ! 伯父さんが品物買って来たんだ。ボヤボヤしてないで、はたきでもってホコリくらい払え!
∧∧
(,,#゚Д゚)_
cく冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
だめだよ! ホコリ払ったら、太鼓が無くなっちゃうよ! その太鼓、ホコリが固まってできてんだから
∧∧
(-Д-#)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
ヴァカな事云うな! いいから、とっとと表へ持ってってホコリ払え!
∧∧
(,,#゚Д゚)_O
cく冫y L__/
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
へーい...伯父さんと伯母さん、いつもケンカしてんだもん...
ヤんなっちゃうな。けど、これほんとに汚そうだなぁ...
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
はたきで、えぃっ...うわぁ、凄いや、ホコリで向こうが見えなくなっちゃった...
伯父さん、これホコリが凄いや
∧∧
(TДT;)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
うるせぇ! おめぇまでホコリ、ホコリ言うな!
∧∧
O__,(,,#゚Д゚)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
へーい...怒られちゃった。ホコリはたこう...
∧∧
(´Д`;,)
くヽっycく__)
(,,__,,_,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
(ドンドンドンドンドンドンドン)
あれ? 面白いや。
∧∧
(゚∀゚ ,,) ドドドン、ドドドン、ドドドン、ドン
cく冫ycく )
(_,,__..) ∬
彡※※※※ミ 旦
定公!お前のおもちゃに買って来たんじゃない! ホコリをはたけ!
∧∧
__,(,,#゚Д゚)__O
cヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、伯父さん、はたいてんだよ。太鼓叩いてんじゃないんだよ
まわりの枠のところを叩いてんだよ。それなのにこういう音がするんだよ
これ不思議な太鼓だよ。いいかい
∧∧
(゚Д゚ ,,) ドドドン、ドドドン、ドドドン、ドン
cく冫ycく )
(_,,__..) ∬
彡※※※※ミ 旦
ほらね
∧∧
(゚∀゚ ,,) ドドン、コ、ドン、ドン...ツードンドン
cく冫ycく )
(_,,__..) ∬
彡※※※※ミ 旦
遊んでるじゃねぇか!
∧∧
__,(,,#゚Д゚)__O ゴルァ!!
cヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
御免
∧∧
__(゚Д゚ ,,),
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
ヘッ...これはお侍様いらっしゃいまし...定、お前はこっちへひっこんでろよ...
∧∧
o__(,,;゚Д゚)
ヽ冫ycく )
(_,,__..) ∬
彡※※※※ミ 旦
いま、太鼓を叩いていたのはその方の店であるか?
∧∧
__(゚Д゚ ,,),
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
へぇぃ...
∧∧
(,,,;゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
殿がお駕籠で御通行のおり、太鼓を叩いたのはその方の店に間違いはないな?
∧∧
(゚Д゚ ,,),
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
定吉メ...ロクなことをしねぇんだ、馬鹿野郎...こっちへ引っ込んでろ...ったく...
∧∧
(;TДT)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、あっしじゃねぇんです。こいつなんです。いや、うちの子って訳じゃなくて親戚の子なんですけどね
なまけてばっかりでどうしようもないんです、へえ。人間がどだいバカですから。顔をごらんなさい
バカな顔してましょう? 「バカ顔」と申しまして、夏になったら咲いたりするんです
とにかく「はたけ」と「叩け」がわからない。もうこの界隈一のバカなんです、この辺の小僧の中で
...こんな大きななりしてましょ?
∧∧
(,,,;゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
でもほんとは十一なんですよ。まだほんの子供なんです。こんな子供のしたことですので、どうぞご勘弁を...
∧∧
(,,,;゚Д゚)
く_ヽyヽヽ
(___ノっ_)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、別に太鼓を叩いたことをとやこう言っておるのではない。
その方で叩いた太鼓の音を殿がお聞きになって、どのような太鼓か見たい、とおっしゃっておる。
ことによるとお買い上げになるやもしれんぞ
∧∧
__(゚Д゚ ,,),
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
...あ...あぁ...へへっ、うまく叩きゃぁがったな...へへっ。
∧∧
(,, ゚∀゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、あいつが叩いたんです、へぇ、うちの親戚の子なんです。こいつが、よく働くんです
えぇ、へへっ。いい顔してましょ? なんせ人間が利口なんです。
この界隈の小僧の中で一番利口なんです。年より小さくみえましょう? 今年、十五になるんです
∧∧
(,, ゚∀゚)_
cく冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
さきほど十一と申さなんだか?
∧∧
__(゚Д゚;,,),
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
十一のときもあったという話しで
∧∧
(,, ゚∀゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
何を申しておる! はっはっは、面白い奴じゃ。屋敷は分かるか?
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
へい、お屋敷はどちらさんで? ...あぁ、よく存じております。へい、へい、かしこまりやした
へぃ! どうも、ありがとうございましたぁっ! へぃっ、では後ほどうかがいやすっ!
∧∧
(,,, ゚∀゚)
く_ヽyヽヽ
(___ノっ_)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
へっへっへ...どうでぇ...店に出すか出さないかのうちに、もう売れちまったじゃねぇか。
どうだ!カァアこの俺を見直しただろ♪ざまぁみやがれ
∧∧
(,, ゚∀゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
売れちゃいないよ! お前さん、あれで売れたと思ってんの? だから、お前さんは甘いってんだよ!
えぇ!? 損ばっかりしてるくせに! いいかい、お前さん、よーく考えなさいよ。
∧∧
(゚Д゚#,)
cく冫y < )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
お殿様はお駕籠の中で音だけ聞いたんだよ。
金蒔絵かなんかしてあるようなどんなきれいな太鼓だと思ってるところへ
あんな汚いホコリの固まりみたいなもの持ってってごらんよ
∧∧
(゚Д゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「こんなむさいものを持って来た無礼な道具屋! 逃がすでないぞ!!」
御家来衆も急に機嫌が悪くなって、お殿様のご機嫌をそこねちゃいけないと思うから、
「はっ、かしこまりました! 道具屋! こっちへ来い!!」
∧∧
__(゚Д゚#,,)
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
なんて寄ってたかってズルズル引きずられて庭へ引き出されたりするんだよ。
途中でぶたれたり、蹴られたり、酷い目に合わされて...
∧∧
O__,(゚Д゚#,,)__
ヽ_」y L__/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ああいうところってのはお庭に大きな松の木が植わっててさぁ、その枝に吊るされて
お前さん当分そのまま晒し物だよ。そうするとね、クモが顔のうえをこう、這ったり
アリやハチに刺されたり、ヘビが出てきてお前さんの首に絡み付いたり、足の裏を舐めたり
いろんな目にあうんだよ...お前さん
∧∧
(゚Д゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ヘッ...面白いねぇ。いっといで!
∧∧
(゚∀゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
...おれ、やだ。もうおれ、止すよ!
∧∧
o__(;´Д`)
ヽ冫ycく )
(_,,__..) ∬
彡※※※※ミ 旦
ふっ、そんなことはないよ。無いけどね、お前さんが「売れた、売れた」
なんて浮かれてるからクギを刺すためにそう言ったんだよ。
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
いいかい、何でも人間てものは物事は内輪、内輪に考えるの
いいかい、あのお侍は「ことによるとお買い上げになる」ってそう言ったんだよ
∧∧
__(゚Д゚ ,,)
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
いいかい、「ことによると」ってぇことは「ことによらない」とお買い上げにならないってことなんだよ
だから、売れたと思うといけないの。太鼓を見せに行くんだって思いなさいってこと
で、万が一「道具屋、この太鼓はいくらだ?」なんて言われたとき、
また欲の皮つっぱらかして儲けようなんて考えちゃだめだよ。
∧∧
(゚Д゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「この太鼓は一分銀で仕入れました。口銭はいりません。一分銀で結構でございます」と、こう言いなさい。
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽy/__)
cヽ(__cく__) ∬
彡※※※※ミ 旦
いいかい。そうしないと、ここでこの太鼓売りそこなったら、もう二度と売れないよ。
∧∧
__(゚Д゚ ,,)
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
もうこの太鼓、ずーっとあるよ。あたしとお前さんが死んじゃってもこの太鼓だけズーッと残るよ。
何百年でもここにあって、この店の主になっちゃうよ。終いにはしっぽが生えて、化けるよ
∧∧
O__,(゚Д゚#,,)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
そ、そんなことあるわけねぇじゃねぇか!
∧∧
o__(,,;゚Д゚)
ヽ冫ycく )
(_,,__..) ∬
彡※※※※ミ 旦
それくらい大変なことになるってことだよ。だから、いいかい、この太鼓売っぱらっちゃいなさい
∧∧
(゚Д゚ ,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
分かったよ、じゃ、おれ、行ってくるよ。太鼓しょわしてくれ
∧∧
(,, ゚Д゚)_
く冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
もう、世話が焼けるねぇ...よいしょ...
∧∧
(゚Д゚ ,)
cくヽycく__)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ああ、おれに任せとけ。ちゃんと売って来るから
∧∧
(,, ゚∀゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
いいかい、頼んだよ。さっきも言った通り、あたしゃここんところまともに物を食べてないんだから
おへそが背中に出ちゃうよ。もう、今日お前さんが損をして帰って来るようなら
お前さんにも当分なにも食べさせないよ
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
ど、どうしてだよ
∧∧
(,,;゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
口で言っても分からないんだから、食べ物で教えるんだよ!
∧∧
(゚Д゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
犬じゃねぇ!! こん畜生!
∧∧
(,,#゚Д゚)
cく___>yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
いいかい、何でも内輪、内輪で考えるんだよ! だいたい、お前さん
自分で一人前だと思ってること自体が図々しいんだから。いいかい、お前さん、バカなんだから
バカが今太鼓をしょって歩いてるってことを...
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
やかましい!!
∧∧
(,,#゚皿゚)__
く_>っyヽ__ノっ
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
じゃぁ、お前さん気よつけて行って来るんだよ
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
ったく...「バカが太鼓をしょって歩いてる」たぁどういう言い草でぇ
畜生、亭主のことを何だって思ってやがんでぇ。冗談じゃねぇや
だいたい、下手に出てるからああやってのさばるんだよ。
家に帰ったら、ちょっと脅かしてやろうじゃねぇか...
∧∧
(,,#゚Д゚)
(_>っcく)
(__________) ∬
彡※※※※ミ 旦
ぅるせぇやぃ! こん畜生! 女なんてなぁ世間にいくらでもいるんだ!
ガタガタ抜かしやがっと向こう脛かっとばっぞ! って...
∧∧
(,,#゚皿゚)
(_>っcく)
(__________) ∬
彡※※※※ミ 旦
へへへ、こんちわ... 人が変な顔で見てるよ...
∧∧
(,,;゚Д゚) チョット鬱ダナ!!
(_>っcく)
(__________) ∬
彡※※※※ミ 旦
えー門番さんお頼みもうします!!
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_>っcく)
(__________) ∬
彡※※※※ミ 旦
む、何だ、その方は
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫yノ )
(,,___,,ヽ___) ∬
彡※※※※ミ 旦
へい、道具屋でござんす
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_>っcく)
(__________) ∬
彡※※※※ミ 旦
おお、その方か、聞いておるぞ。よいから奥へ通れ
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫ycく )
(,,___,,____) ∬
彡※※※※ミ 旦
へい...
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_>っcく)
(__________) ∬
彡※※※※ミ 旦
へへ、おれが来るのがちゃんと分かってんだよ。へへ、恐れ入ったね、どうも...
∧∧
(,, ゚∀゚)
(_>っcく)
(__________) ∬
彡※※※※ミ 旦
へぇ、きれいなもんだねぇ...こういうお屋敷へ入ったのは初めてだけどねぇ
へぇ、砂利なんか一粒ずつ揃えたようだねぇ。きれいなもんだ、うん。大変だよ、こういうのは...
植木の手入れなんかも、手間も暇もかかるよ...
∧∧
(,, ゚∀゚)__
(_>っyく__ノっ
(__________) ∬
彡※※※※ミ 旦
屋敷がきれいな割にゃぁ...太鼓、汚いなぁ...こりゃ買わないかもしれねぇなぁ...
∧∧
(,,;゚Д゚)
(_>っcく)
(__________) ∬
彡※※※※ミ 旦
まぁ、いいや。今日は見せに来ただけなんだから...
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_>っcく)
(__________) ∬
彡※※※※ミ 旦
あぁ...大きな松の木があるよ...はぁ...
∧∧
(,,;゚Д゚)
(_>っcく)
(__________) ∬
彡※※※※ミ 旦
ヤなこと言いやがったなぁ、カカァの野郎...
∧∧
(;TДT)
(_>っcく)
(__________) ∬
彡※※※※ミ 旦
でも帰ってもいずれ迎えが来るんだろうなぁ...
ま、いいや。「この無礼者!」ときたら「ごめんなさい」って、太鼓置いて逃げて帰っちゃおう...
ったく、人を脅かしやがって...やっと玄関に付いたよ!旗本の家はさすがにデカイねぇ
∧∧
(,,;゚Д゚)
(_>っcく)
(__________) ∬
彡※※※※ミ 旦
えー、お頼み申します!
∧∧
(,,;゚Д゚)
(_>っcく)
(__________) ∬
彡※※※※ミ 旦
む、なんじゃ、その方は
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫yノ )
(,,___,,ヽ___) ∬
彡※※※※ミ 旦
えぇ?ど、道具屋でございます
∧∧
(,,;゚Д゚)
(_>っcく)
(__________) ∬
彡※※※※ミ 旦
なに、道具屋とな...ちょっとそこへ控えておれ
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫yノ )
(,,___,,ヽ___) ∬
彡※※※※ミ 旦
ええ、道具屋が参っておりますが、どなた様か...
∧∧
__(゚Д゚ ,,)
cヽ冫yノ )
(,,___,,ヽ___) ∬
彡※※※※ミ 旦
ああ、拙者じゃ。いや、いつもの通り、殿が...はっはっは
いやぁ、これは先ほどの道具屋。よく参った。まあ、こちらへ上がれ。遠慮せずともよい。上がれ
∧∧
O__,(゚Д゚ ,)__
ヽ_」y L__/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや...ここの方が、いざというときに...
∧∧
(,,;゚Д゚) ニゲヤスイシ
(_>っcく)
(__________) ∬
彡※※※※ミ 旦
…ん?何を申しておる。で、太鼓は持って参ったか?
∧∧
(゚Д゚ ,,),
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
も...持って来ましたよ
∧∧
(,,;゚Д゚)
(_>っcく)
(__________) ∬
彡※※※※ミ 旦
...持って来ましたよ
∧∧
(,,#゚Д゚)
(_>っcく)
(__________) ∬
彡※※※※ミ 旦
持って来ちゃぁいけねぇってんですかい!?
∧∧
(,,,#゚Д゚)
(__>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
な、何を怒っておる。たいそう気が高ぶっておるな。いや、拙者の方が持って参れと申したのじゃ
お前ひとりが来たのでは何もならん。
∧∧
(゚Д゚;,,),
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
今一度、拙者があらためる。こちらへ出しなさい
...ほほぅ、さきほど店先で見たときよりも一段と時代がついておるな
∧∧
__(゚Д゚ ,,)
cヽ冫yノ )
(,,___,,ヽ___) ∬
彡※※※※ミ 旦
じ、時代...へぃ、時代とくりゃあ、この太鼓は他のにゃグウの音も出させねぇんで...
なんせ、この太鼓から時代とるでしょ、そうするとね、太鼓が無くなっちゃう、それくらいのもんで
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
おかしな世辞を申すな...うむ...よし。ではさっそく殿にお見せしよう
∧∧
__(゚Д゚;,,)
cヽ冫yノ )
(,,___,,ヽ___) ∬
彡※※※※ミ 旦
え!? この太鼓、殿様に見せるんすかぁ!? よしましょうや、そりゃだめだ
殿様しくじっちゃうよ。よそうよ...ね、お侍さん、あぁた、買ってください
∧∧
(,,;゚Д゚)__
/ ヽyく__ノっ
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、拙者か買うわけには参らん。殿がお求めになる。とにかく殿にお見せする間、ここで待っていなさい
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
重いでしょ...重いのと汚いのは請合います...おもきたないってやつで...
∧∧
(,,;゚Д゚)
(__>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
ありゃあ、だめだ...買わねぇな...「こんな汚い...」ってのが聞こえたら
ダーッと逃げちゃおう...あ、帰って来た...
∧∧
(,,;゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
どうでした...殿様、怒ってたでしょう、買わないでしょう?
∧∧
(,, ゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、まことに御意に召してな、お買い上げになる
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫yノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
え...ほんとですか!? ...はぁ
∧∧
(,,;゚Д゚)__
/ ヽyく__ノっ
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
な、なんじゃ、気の抜けたような声を出して。たいそうがっかりしておるな...売らんのか?
∧∧
(゚Д゚ ,,),
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、売ります! 売りますよー
∧∧
(,, ゚∀゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
で、いくらなら手放すのだ?
∧∧
(゚Д゚ ,,),
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
へ? いくら...? いくら、というくらいだから、ああた、いくらか、ということを聞きたいんで?
∧∧
(,,;゚Д゚),
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
そうじゃ。いくらなら、手放すのだ?
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
いくら、というのは...いくらくらいでしょうな?
∧∧
(,, ゚Д゚)_
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
何を訳の分からんことを...あぁ、言いそびれておるな
いやいや、このようなことを言うては殿に対して申し訳ないが、商人というものは
儲けるときに儲けておかんと後で損がいくからな。いいから、手いっぱい申せ
∧∧
__,(゚Д゚ ,,)
Oヽ_」y L____)
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
手いっぱい...ですか? じゃ、じゃぁ、手いっぱい言いますから
そのかわり、まけろってぇのなら、いっくらでもまけますから、そう言ってください...じゃ、これだけ
∧∧
(,, ゚Д゚)
(フっy__フっ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
なんじゃ、手いっぱいと言ったからといって、手をいっぱいに広げて。いったいいくらじゃ?
∧∧
__,(゚Д゚;,,)
Oヽ_」y L____)
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
えぇ...と、十万両
∧∧
(,,;゚Д゚)
(フっy__フっ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
それは高い!
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく___>yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
高い、そりゃそうですよ。手いっぱいだから。あとはまけ放題だから、いくらでも値切ってください。
トントン、トントンまけて今日一日だってまけますよ
∧∧
(,, ゚Д゚)
(フっy__フっ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
そんな商いがあるか。では、どうじゃ、道具屋。拙者、あの太鼓、三百金で買い受けたいと思うが
どうじゃ。三百金で、手放す気はあるか?
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y < フっ
(,_,,_.) ∬
彡※※※※ミ 旦
な、なんです? いま、何とおっしゃいました?
∧∧
(,,, ゚Д゚)
(_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
三百金じゃ
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
あ、そうでござんすか。さんびゃっきん...と言いますと、どのような...さんびゃっきんで...
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
分からん男じゃな。三百両じゃ
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
あぁ、なるほどね...さんびゃくりょうね...
さんびゃくりょうというのは...えぇ、いったいどういうようなさんびゃくりょうで?
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
何を申しておる。早い話しが小判で三百枚の三百両じゃ
∧∧
(゚Д゚#,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
えぇ、小判て言いますと、こう、小判型をして、ピカピカ光ってて、なんか物が買える
あの小判でさんびゃくりょうでございますか?
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
そうじゃ
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
あぁ、あの三百両でございますか、はっはっははははは...
さんびゃ...は...うは...うぇ...うぇっ、うぇっ...
∧∧
(;TДT)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
な、なんじゃ、泣いておるのか?
∧∧
(゚Д゚;,,),
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
うぉーぃ、おぃおぃ...三百両! 三百両下さい!
∧∧
(;TДT)
(フっy__フっ
(____,,____,,) ∬
彡※※※※ミ 旦
これこれ、すそを引っ張るな! その前に受け取りを書きなさい
∧∧
(゚Д゚;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
受け取りなんぞいりません!
∧∧
(,, ゚Д゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
こっちがいるんじゃ!
∧∧
(゚Д゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
あぁ、そうですか...あ、判子持って来て無いんで
...あ、拇印でいい、あぃスイマセン...へぃ、あ、ここに...いくつくらい押しましょうか?
一個でいい? あの、おまけでもう十個くらい...ポンポンポン...あ、要らない?
∧∧
(,,, ゚Д゚)
(_ゝ y ヽヽ
(___,っ_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
そうっすか... へい、じゃ、これでお願い申します
∧∧
(,,;゚Д゚)__
(_冫y < _ノっ
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
なんじゃ、これは...真っ赤ではないか...まぁ、これでいい
よし。では金子を渡すによって、よう確かめよ。その方に三百金、渡すぞ。間違いの無いようにな
∧∧
(゚Д゚#,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
へい!
∧∧
(,,, ゚Д゚)
(_ゝっyヽヽ
(___,_,,__) ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
さ、まずは五十両じゃ!
∧∧
||(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
へい...ご、五十両...
∧∧
(,,, ゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
百両!
∧∧
||(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
ひ、百両ぅぅっ...
∧∧
(,,, ゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
百五十両!
∧∧
||(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
ひ、ひ、ひゃくごじやうりやう...
∧∧
(,,,;゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
二百両じゃ!
∧∧
||(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
にひやくりやうぅぅぅっ...ぅぅぅぅっ
∧∧
(;TДT)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
また泣いておるな。それ、二百五十両じゃ!
∧∧
||(゚Д゚;,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
に...ひ、ひ、ひゃく...ごじゅううぅぅぅぅっ
...すいません、水をいっぱい...
∧∧
__,(;TДT)_
cヽ__」y L_/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
世話の焼ける奴じゃな...それ、これを飲め
∧∧
||___(゚Д゚;,,)
cヽ ヽycく__)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
へい、ありがとござんす...(グィグィグィ)こ、これで終わりですか
∧∧
(,,;゚Д゚) ||
(_ヽy ノ フっ
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
まだあるぞ。あと五十両 締めて、三百両じゃ!!
∧∧
||(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
さんびやくりよううぅ!
∧∧
(;TДT)
cく_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
これこれ、しっかりいたせ! そこの柱に捉まれ
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく冫ycく )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
こ、こ、こ、これ...ほ、ほんとうにあたくしがもらってっていいんでござんすか?
∧∧
(;TДT)
(_ヽっ||cノ)
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
その方の商いによって得た金子じゃ。持って帰るがよい
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
ああ、そうですか...あ、あの、断っときますが
うちの店はいちどお売りしたものはもう二度と決して引き取らないことになってますから
よろしゅうございますか? ...これはじいさんの代からのしきたりでごさんすから、よろしゅうございますね!
∧∧
(,,;゚Д゚)
(_ヽっ||cノ)
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
...で、ちょぃと教えてもらいたいんですが...
あんな汚い太鼓がなんで三百両で売れたんでございましょうか?
∧∧
(,,, ゚Д゚)
(_ゝ y ヽヽ
(___,っ_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
なんじゃ、その方も知らんのか。拙者もよくは分からんがな
我が殿はこのようなものにたいそうお目が高い。
あの太鼓はな、「火焔太鼓」と申すもので世に一つ、二つという銘器だそうだ。よく掘り出したな
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
は、じゃほんとに売れたんっすね...ありがとうござんす...失礼いたします
∧∧
(,, ゚Д゚)_
(冫y L___/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
これ、風呂敷きを忘れて行くな
∧∧
||___(゚Д゚;,,)
cヽ ヽycく__)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
あなたに上げます
∧∧
(,, ゚Д゚)
cく_> yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
いらん!
∧∧
||___(゚Д゚#,,)
cヽ ヽycく__)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
あ、そうっすか...へい...どなたさんも失礼さんで...
∧∧
(,,, ゚Д゚)__
く_>っyヽ__/っ
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
大丈夫か、しっかりいたせ。金子を落とすな
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
冗談言っちゃいけねぇ! 自分落としたって金は落とさねぇ
∧∧
(,, ゚∀゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
それでは私はこれにて帰ります
∧∧
(,,, ゚Д゚)
(_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
おお、先ほどの道具屋がフワフワ飛んで来た。どうじゃ、道具屋。商いになったか?
∧∧
__(゚Д゚ ,,)
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
これは門番さん、えぇえ、おかげさまで
∧∧
(,,, ゚Д゚)
(_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
いくらに売れた?
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
大きなお世話でぇ!
∧∧
(,,#゚皿゚)
cく___>yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
冗談じゃねぇや、人の懐狙ってやがる...
∧∧
(,,#゚Д゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
カカァの馬鹿野郎、一分銀で売れって言いやがった...ざまぁ見やがれ
腹が減ってしょうがねえってやがる。見てやがれ、これから、たらふくととおまんま食わせて
動けなくしといてから、くすぐってやるんだから!
∧∧
(,, ゚∀゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
やい、こん畜生め! カァア!!いま帰ったぞ!
∧∧
(,,#゚Д゚)__
cく_>っy_ノっ
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
まぁ、この人は、顔色変えて。しくじったんだろう
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
いいから早く、裏へお逃げ、裏へ。あたしが上手い具合にごまかすから
∧∧
(゚Д゚;,,)_
cく冫ycく_)
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
そうじゃねぇゃ、畜生め!ゴルァ!!
∧∧
O__,(,,#゚Д゚)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
あ、あの...あ、ああ...まぁ、落ち着け!
∧∧
(,,#゚∀゚)
c<__ヽyノ フっ
(,,_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
お前さんが落ち着きなよ
∧∧
(゚Д゚;,,)_
cく冫ycく_)
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
あ、あぁ...いいか、お屋敷に行って驚くじゃねぇか。あの太鼓は大変な太鼓なんだ
...なんとかいう太鼓で、この世に一つ、二つてぇ銘器だってぇじゃねぇか
∧∧
(,, ゚∀゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
で、お前さん、一分銀って言ったんだろ
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
言おうと思ったら、舌が突っ張らかって言えねぇんだよ
∧∧
(,, ゚Д゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
肝心の時になると舌が突っ張るんだねぇ、この人は...こんど、舌抜くよ
∧∧
O__,(゚Д゚#,,)__
ヽ_」y L__/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
何言ってやがんでぇ! 舌抜くたぁどういう言い草でぇ! こっちがなにも言えねぇでいるとね
∧∧
(,, ゚Д゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
向こうが「手いっぱい申せ」ってぇんだよ。それでね、おれ、こうやったんだ
∧∧
(,, ゚Д゚)
(フっy__フっ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
なんだよ、それ。高いこと言わなかったろうねぇ
∧∧
__(゚Д゚;,,)
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、十万両って
∧∧
(,, ゚Д゚)
(フっy__フっ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
バカだねぇ、お前さん、バカが固まっちゃってるよ!
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく___>yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
向こうが高いって
∧∧
(, ,゚Д゚)_
く冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
当たり前だよ!
∧∧
O__,(゚Д゚#,,)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
それからトントン、トントンまけてな、三百両で売れちゃった!
∧∧
(,,, ゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
この人は...なんでそういうウソをつくかねぇ...ははぁ、損して帰ったってえと
おまんまが食べられなくなると思って...そんなにおまんまが食べたいかねぇ。
まあ、お前さんも可愛いところがあるよ
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく___>yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
このやろう...ほんっとに三百両で売れたんだよ...
ここに持ってんだ、おれは。懐が膨らんでんだろう?
∧∧
O__,(,,#゚Д゚)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ほんとなのかい?うそなんでしょ!どうせ
∧∧
__(゚Д゚ ,,)
cヽ冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
持ってるなら見せろ
∧∧
__,(゚Д゚#,,)__
Oヽ_」y L____/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
早く見せろ、このヴァカ!!
∧∧
O__,(゚Д゚#,,)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ヴァカァ!? このやろう...よーし、いま見せてやる!
おれぁ、ここんとこに三百両並べてみせてやる! てめぇ、ビックリして座りションベンしてバカになるなよ!
∧∧
__,(,,#゚Д゚)__O
cヽ_」y L____/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
大丈夫よ
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
へっ、さ、どうだ! 五十両だ!
∧∧
(,,,#゚Д゚)
cく__> yヽヽ ||
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
まぁ! お、お前さん、本当なの!?
∧∧
(゚Д゚;,,)
く__>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
ほんとなんだ、どうだ。 百両だ!
∧∧
(,,,#゚Д゚)
cく__> yヽヽ ||
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
まぁ、百両だなんて...アラ!ヤダァ!
∧∧
(゚Д゚;,)
cく冫y < )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
アラ!ヤダァ!じゃねぇや、こん畜生め!
そら、百五十両だ! ほれほれ、百五十両だ。どうだ
∧∧
(,,,#゚Д゚)
cく__> yヽヽ ||
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
まぁ、百五十両だなんて...弱るよ、あたしゃ...あ、あぁぁぁぁ
∧∧
(´Д`;,)
(ヽyヽヽ
(ヽノっ_)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
おいおい、しっかりしろ、後ろの柱に捉まれ
∧∧
(,,,;゚Д゚)__
cく_> yヽ__/っ
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
え? こ、こうかい?
∧∧
(´Д`;,)_ ||
(_>っyヽ__/っ
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ああ、それでいいや。いいか? それ、二百両だ!
∧∧
(,,, ゚Д゚)
cく___> yヽヽ||
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
アァアァァァア♪お前さん、商売上手♪
∧∧
O__,(゚∀゚ ,,)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
何を言いやがる! そら、二百と五十両だ!
∧∧
(,,, ゚Д゚)
cく___> yヽヽ||
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
アラヤダァ!!、やっぱり古いものはいい!
∧∧
__,(゚∀゚ ,,)__
Oヽ_」y L____/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
へっ、さぁ、三百両だ!
∧∧
(,,, ゚Д゚)
cく___> yヽヽ||
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
まあ〜ぁっ...お前さん、水を一杯飲ませておくれ!
∧∧
(゚∀゚ ,,)_
(_>っyヽ__/っ
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
それ、見やがれ! おれだって水飲んだんだぞ
∧∧
(,, ゚Д゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
定、もって来てやれ! ...さ、どうだ?
∧∧
(,, ゚Д゚)___ ||
く冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
はぁーっ...お前さん、ありがとう...
∧∧
||(゚Д゚;,,) _ グビ!グビ!グビ!
cく_>ycく__)
(___,,_,,___,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
けど、よくあんな汚い太鼓が三百両で売れたねぇ。やっぱり音がしたから気が付いたんだねぇ
∧∧
(゚Д゚;,,),
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
そうともよ、やっぱり音がしなきゃだめだ。おれぁ、今、半鐘仕入れようと思ってんだ
∧∧
(,, ゚Д゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
半鐘? だめよ、おじゃんになっちゃう!
∧∧
(゚Д゚;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
∧∧
( _ _,,), オメヨゴシデシタ!!
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
∧∧ サイゴニ アゲワスレタヨ!!
/⌒ヽ)l|ll チョウヘンナンテ ヤルモンジャアナイネェ!
(鬱___) ∬ サクセイジカン6ジカンダヨ!!
彡※※※※ミ 旦 カキコデ30プンモ カカッテルヨ!!コリャ鬱ダ
366 :
( ´∀`)さん:01/12/16 19:25 ID:kXqsddkn
fine
367 :
( ´∀`)さん:01/12/16 19:31 ID:mw5Ethvn
●
||
(・∀・)イイ!
火焔太鼓とは古典的な落語ですな
(・∀・)イイ!
すばらしい!
志ん生の名演がよみがえります。
どうでしょう、いつか上方版で「たちきれ線香」を、、、
どなたか作っていただけないでしょうか。
感動した!
>>(。・ω・。)さん
くすぐりがすごくいいよ。いつか芝浜演ってください
ちゃんと上下使い分けてますよね。
これだけ長編でも手を抜かず丁寧なお仕事です。
感服・・・!
(-ω-)ふふん、いいねえ。いいじゃないのさ。
374 :
( ´∀`)さん:01/12/16 22:51 ID:f66HpD1f
すばらしい!!!!感動したよ。
がんばってこのスレ続けてください。
375 :
( ´∀`)さん:01/12/17 00:59 ID:wuZ6f+KI
ギコ川のお師匠さん、すごい!
東西の噺を完全にモノにしている!
376 :
221:01/12/17 07:10 ID:n4w/yLjf
>322 ワラタ
このスレが永遠に続きますように・・・・
377 :
sage:01/12/17 10:52 ID:wxbsSZHU
88888 このスレ見るのが,最近の一番の楽しみなんデース!
( ・≧・)
(__」L_)
(_____) ∬
彡※※※※ミ 旦
>>366-377賛達へ
応援ありがとう♪っえ゙!?ヲイラへの応援じゃない!?
いや、少しは喜ばせてよ!(汗)
>>368賛ゑ
>>115でリクエストがあったので演じてみました。
>>369賛ゑ
たちきれはイイ噺ですよね♪資料が有ったから今度やってみようかしら♪
>>371賛ゑ
芝浜は聴いた事なし!!資料なし!!あらすじしか知らないの!(鬱
(゚Д゚)アウアウ師匠に期待してます!(藁
>>372(゚Д゚)アウアウ師匠ゑ
と言う事で(゚Д゚)アウアウ師匠の芝浜キボンヌ♪(藁
∧∧
/⌒ヽ)o-〜
(____)フ ∬
彡※※※※ミ 旦
380 :
( ´∀`)さん:01/12/17 18:02 ID:DES/4Xfp
地下進行している状況ではなさそうなので
ageますよ。
381 :
( ´∀`)さん:01/12/17 18:04 ID:DES/4Xfp
ちょいと出入りがありまして、
ageさせてもらいますよ。
382 :
( ´∀`)さん:01/12/17 18:04 ID:DES/4Xfp
ちょいと出入りがありまして、
ageさせてもらいますよ。
たっつあんやないか、ま、おageり
384 :
( ´∀`)さん:01/12/17 23:56 ID:2bs9yXFj
385 :
( ´∀`)さん:01/12/18 14:32 ID:6pnZv5RD
火焔太鼓素晴らしィィ!!!
ここらで新作落語を一本どうでせう?
まずは「バールのようなもの」あたりをリクエストしたいです♪
現代は、若い人の遊び、特に男の人の遊びというと、まあ、キャバレーがあり
バーがあり、アルサロがあり、自由に方々いけるところがありますけども
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
昔は、たいがいはお茶屋遊びにきまってございまして、あの当時のお茶屋さんといゝますと
時間を線香で計算してたんやそうですな。線香一本が、何時間。
そういうふうに、時間を線香で計算してたんやそうですが、まあ、その時分のはなしでございまして
∧∧
(,, ゚Д゚) _
(__冫y,,く_>っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
たまに、お茶屋へ遊びに行ったりしますと
「ハーさんどないしてなはった。長いこと顔みせんとからに、わて、あんたのこと案じてましたんやしい」
∧∧
(゚Д゚,,)
cく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
てなことを言われたらね、男はその気になって
「俺のこと、そんな心配しててくれたんかなあ。それやったら、もっと早よ来たらよかったなあ」
∧∧
(,, ゚∀゚)_
c<__ヽ,,y,ノ_ノっ
(,,_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
てなことを思いよる。言うた本人は、向うの方むいて
舌をベローッと出してね,だまされるわけですけども
∧∧
(,, ゚Д゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
そやさかい、昔から
『女郎のまことと卵の四角、あればみそかに月が出る』
てなことをいゝますが、しかし、商売女にも、真実の恋というのはあるんやそうでして
∧∧
(,,, ゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「これ、定吉。こっちおいで。こっち入りいな。そ、そこィすわり。そこィ坐り」
∧∧
(,, ゚Д゚)__
cく_>,y,,ヽ__ノっ
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「わてェ、若旦那のそばへ行けしまへんで」
∧∧
(´Д`;)
(ヽyヽヽ
(ヽノっ_)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「何でや」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「あのう・・・・・・番頭はんがいうてはりましたんでんねん。」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫yノ )
(,,___,,ヽ___) ∬
彡※※※※ミ 旦
「『若旦那がお呼びになっても、そばへ行ったらあかんぞ!!
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
どっちみち、何やかんやとおききになるやろ。なら、お前は、
口が軽いねんやさかい、何でも言うてしまう。
なかには言うたらいかんこともあんねんさかい、そばに行かんに越したことないねんさかい
∧∧
__(゚Д゚ ,,)
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
そばへ行ったらいかん。そのかわり、二十銭やる』いうて、わて、二十銭もらいましてん。
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
へへへ・・・その義理があるさかいに、そばへ行かれしまへんねん」
∧∧
(゚∀゚ ,,)
cく冫ycく )
(_,,__..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「何やねんな、二十銭ぐらい。わてやったら一円やるがな」
∧∧
(,, ゚Д゚)_
cく冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ホ、ほんならなんでっか。若旦那やったら一円おくんなはるか。なら、若旦那の方が落札でんな」
∧∧
(゚∀゚ ,,)
cく冫ycく )
(_,,__..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「入札みたいに言うてんねやあらへんがな。
∧∧
(,,;゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
コ、コ、こっちおいで、こっちおいで。そそ、そこ坐り。きょうは誰ぞ来てんのか」
∧∧
(,,, ゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「ええ、あのう、親類の人が来てはりますねん」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「誰、だれ寄ってんねん」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「へへ・・・・・・そら、一円もらわなんだら、言われしまへんわ」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「そんな現金なこと云いないな。後でやるやないか、な。誰が来てるか、ちょっというてんか」
∧∧
(,,;゚Д゚)_
cく冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「あのな、あのう、丹波の旦那はんと、そいから、池田の御家はんと、ええ、兵庫の旦那はんと
ほいで、旦那はんと、番頭はんとな、寄っで、若旦那はんの相談してはりまんねん」
∧∧
__(゚Д゚ ,,)
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「わてのことを? ど、ど、どないなことをいうてるねん」
∧∧
(,,,;゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「あのな、旦那はんが、『きょうはようこそ、来てくれはりました。きょう来てくれはったというのは
実は、寄ってもろうたんには、わけがございます。というのは、うちの金喰虫のことでございますう』
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(_」=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
…いうて、へへ、若旦那のこと『金喰虫』やというてはりましたで。
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
若旦那、お金たべはりまんのんか?そんなんたべたら、身体に悪うおまっせ。
∧∧
(゚Д゚;,,)
/ ヽy/__)
cヽ(___cヽ__) ∬
彡※※※※ミ 旦
『まあ、愛想もこそも尽さはてました。きょうは、あんさん方が、
どうせえ、こうせえといわれたら、言われたとおりに致します。
きたんのないとこ、おっしゃっておくれやす』こ、こないいうてはりました」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(_」=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ふん、うちの親父さんの言いそうなこっちゃな。ほで、いちばんさき、誰が口きったんや」
∧∧
(,,#゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「いちばんさきには、丹波の旦那が、『ほんなら、ワシが丹波へ連れて帰る』て、こないいうてはりましたで」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「丹波へ? わてをか。丹波へ連れて帰ってどないするつもりや」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「あのな、炭焼きにしまんねんと。炭焼きいう仕事、えらい仕事でんねんとー。
ほで、半月ほどしたら、あいつはまいってしまうやろ。医者にもかけんとほったらかしにしといたら
ほなら、早よ片づいてええやないかて・・・へへ・・・・・・こないいうてはりました」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「えげつないこというな。ほで何か、そうと決ったんか」
∧∧
o__(;´Д`)
ヽ冫ycく )
(_,,__..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ほ、ほ、ほんならな、こんどは、あのう、池田の御家はんがな、『わたしが池田へ連れて帰りますう』」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「それがわて、かなわんねや。むこうにはなデブッと肥えたな、いやらしい娘がいてんねん。
それとわてと、一緒に添わすと、こない思うとんのや」
∧∧
(,,;゚Д゚)__
/ ヽyく__ノっ
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ふん、若旦那、そんなこと思うてたら、えらい違いでっせ。
こんどなあ、池田の御家はんとこにな、博労した牛が、イ、イ、一頭いまんねんと。
∧∧
_(゚Д゚ ,,)
cヽ__ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
この牛を若旦那に追わしまんねんと。ほでな、その牛は。えらい暴れ牛ねんと。
ほだらな、言うこときかんさかいに、若旦那は、短気やさかいに、棒でどづきます。
ほで、牛は怒って、角で若旦那ブスーッと突き差してしまいます。
ほんなら、早よ片づいてええなあ・・・て、こないいうてはりました」
∧∧
(゚∀゚ ,,)
(_」=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「あ、あのおばはん、顔に似合わずえげつないこというな。ほで、何か、そうと決ったんか」
∧∧
(,, ;д;)
cく__> yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「ほ、ほんならな、こんどはあのう、兵庫の旦那はんがな、わてが、兵庫へ連れて帰るう
うちに潰れかゝった船が一叟おいてある。あいつァ釣が好きやさかい
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
きょうは風がきついなあと思うたときに、その船で、沖の方に、釣りにやります。
ほんだら、風が吹いたら、あんな船は、ひとたまりもないさかい、ひっくり返ってしまう。
あのへんには、フカやとか、サメがぎょうさんいてるさかいに
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(_」=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
その餌食になったら、死骸も上がらんでええし、葬式もせえてええ。
それがええ、それがええ、こないいうてはりました」
∧∧
(゚∀゚ ,,)
(_」=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「何かいな、ほで、そうと決ったんか」
∧∧
(,TДT)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ほんならな、番頭はんが、そんな人殺ししてしまうて、えげつないことでけしまへん!!
∧∧
(゚Д゚#,,)__
/ ヽy く__/っ
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、若旦那は、あゝしてお金を使うて、こういうことになったんだっさかいに
お金の有難ささえ知らしたら。それでよろしいとざいます
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(_」=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
それには、乞食にすんのがいちばんよろしゅうございます・・・・・・
こ、こないいうて、ほだら、みなが、ええ、ええ、そらええいうてな、いうたり
∧∧
(-Д-,,)
(_」=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
……若旦那、あんたもう乞食だっせ。もう、わてらに偉そうに言われしまへんで。
乞食の秘訣教えてあげまひょか。乞食いうのはな、あの、お腹大きいてもな
大きそうな顔したらあきまへんで。
∧∧
(゚∀゚ ,,)
(_」=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
ひもじそうにな、『……二日前から、何も食べてしまへん。どうぞ一文お恵みを』」
∧∧
(TДT,,)
/ ヽy/__)
cヽ(___cヽ__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「じゃかましい。どけッ!」
∧∧
__,(,,#゚Д゚)__O
cヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「若旦那、どこへいきはりまんねん」
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「どけ! 離せ! 下いく。下いくねん」
∧∧
O__,(,,#゚皿゚)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「そ、そ、そんなことしたら、わて、お、旦那はんに、お、お、おこられまんがな!!!
そ、そ、そ、それより、一円おくなはれ!!」
∧∧
O___(゚Д゚;,,)
ヽ ヽycく__)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「そんなもんあるかいヴォケ!!」
∧∧
O__,(,,#゚皿゚)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「そ、そ、そんなアホなことを。タ、タ、タ、倒された」
∧∧
(゚Д゚;,)
(ヽyヽヽ
(ヽノっ_)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「何をいうねや。離せェ」
∧∧
__,(,,#゚皿゚)__O ゴルァ!!ゴルァ!!ゴルァ!!
cヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ヴァカ番頭め!とっ捕まえてブン殴ってやる!!」
∧∧
O__,(,,#゚Д゚)__O ゴルァ!!ゴルァ!!ゴルァ!!
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「おぉお!此処におったか!ヴァカ番頭、ヴァカ番頭えらいもんやな、
∧∧
O__,(,,#゚Д゚)__O ゴルァ!!ゴルァ!!ゴルァ!!
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
わてを乞食にするいうたそうやな。してもらおやないか。
∧∧
__,(,,#゚皿゚)__O ゴルァ!!ゴルァ!!ゴルァ!!
cヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
番頭て何や。番頭というたらな、丁稚が却経たらみな番頭になんねん。
わてはな、わてはここの一粒種やで、お父っあんに、もしものことがあったら、
ここの釜の灰まで、わてのもんや。いや、わてここの主人やないか。
∧∧
__,(,,#゚Д゚)__O ゴルァ!!ゴルァ!!ゴルァ!!
cヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
主人を乞食にする? あゝしてくれ。乞食にして。乞食にしてみろい」
∧∧
O__,(,,#゚皿゚)__O ゴルァ!!ゴルァ!!ゴルァ!!
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「……………………………………若旦那。
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
何というお言葉でございます。人の前、立ちはだかって、胸ひろげて、大きな声出して
それが、船場のご大家の若旦那のいうお言葉でございますか。
∧∧
(゚Д゚;,,)
(_」=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
そこィお坐りやす。
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
………そこィお坐りやす。
∧∧
(゚Д゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
そこへ坐れやヴォケ!!」
∧∧
(゚皿゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「な、なんや。何やねんな。番頭が、エ、偉そうに言うて」
∧∧
(,,;゚Д゚)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「いかにも、いま、若旦那のおっしゃったとおり、私は丁稚の却経た番頭でございます
しかし、その番頭が、乞食にしようということで話が纏まりました。
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(_」=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
その乞食になるのがいややとおっしゃれば、これは致し方がございません。
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
しかし、いまききゃ、乞食になるとおっしゃった。乞食にせえとおっしゃった。
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
こらあ、もう、願うたりかのうたりでございます。乞食にして進ぜましょう。
∧∧
(゚∀゚ ,,)
(_」=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
これ!そこの道具をこっち持って来なはれ。若旦那。
これがお箸でございます。これがお碗でございます。
乞食にはいちばん大事な道具でございます。
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
その恰好では、具合が悪うございます。ここにボロの着物がございます。
これと、お着換え遊ばせ。さ、お着換え遊ばせ。脱ぎなはれ。私が、着換えさしてあげまひょ♪
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
このヴォケ早よ!脱げや!」
∧∧
(゚皿゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「なにを、何をすんねん。離しィ。ナ、なにかいな、わては、お、おまえ、乞食にするつもりか」
∧∧
(,,TДT)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「あんたいま、乞食になるとおっしゃった」
∧∧
(゚∀゚ ,,)
(_」=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「それは、イキ……行きがかり上、言うただけのことやないかい。わて乞食いやや、わて乞食いややで」
∧∧
(,,TДT)
(_>っcく)
(__________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「乞食はいやや。しかし、乞食はいややだけでは、済みません。
いやなら、あゝもしよう、こうもしようというお言葉がききとうございます」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「わて…何なと、いうこときくがな。ス、ス……好きなように
……好きなように、しいな。わて、何でも言うこときく」
∧∧
((,,TДT))
≪_>っcく_≫ ブルブル!ブルブル!
(__________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「さようでこざいますか。それでこそ、若旦那でございます。
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(_」=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
それなら、きょうから、向う百日の間、蔵住いをしていただきましょう」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「……何かいな、番頭。わては、蔵へ入んのんか」
∧∧
(,,;゚Д゚)__
/ ヽyく__ノっ
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「というても、不自由はおかけいたしません。
欲しいものがあれば、何なりというていただければ結構でございます
ただ、一寸でも、外へ出ていただいたら困ります。これだけのことでございます。
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(_」=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
ささ御案内申上げましょう。こっち、お越し遊ばせ。この三番蔵でございます。
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__フっy__フっ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
ここへ、お入り遊ばせ。しばらくの間、ご辛抱を……」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
ガラガラガラ、ビシーン・・・・・と錠をかけてしまいます。
こんなウブな若旦那が、何で、こういうことになったかといゝますと
∧∧
(,,, ゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
一年ほど前に、親旦那の名代で、仲間の寄合いがありまして、その流れが、宗右ヱ門町へ。
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
芸者がぎょうさん来てるなかで、ひと際目についたのが、紀ノ庄の小糸。
親が中筋でお茶屋をしておりまして、いわば、娘芸者。
∧∧
(,,゚Д゚)_
(冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
若旦那、その小糸を見るなり、
「はあ、芸者の中にも、こんなウブなお子がいてたんかいな」
∧∧
(,,*゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
一方、小糸の方も、
「こんな上品な若旦那。私も女と生れたからには、こんな殿御と添い節の…」
と、お互いに、思い思われるようになった。
∧∧
(゚ー゚*,,)
(ニフっヽ)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
そうなると、若旦那は毎日のようにお茶屋遊び。莫大な金を使うてしもうた。
結果はこうなったんですがちょうど蔵へ入りました昼過ぎ、小粋な風をした男が
∧∧
(,, ゚Д゚)___
(冫,y,,<__ノっ
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ごめん」
∧∧
__(゚Д゚ ,,)
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「へい!お越しやす」
∧∧
(,,, ゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「あのう……。若旦那をちょっと……」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ただいまお留守でございます」
∧∧
(,,, ゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「ア、さようでこざいますか。あのう……。帰られましたら、この手紙をお渡し願いたいんで……」
∧∧
__(゚Д゚ ,,)
□cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ハイ、承知いたしました」
∧∧
(,, ゚Д゚)_
(冫y L__/っ□
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「それでは、お願い致します」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽyく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ハイ」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(ヽyヽヽ
(ヽノっ_)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「……番頭さん、若旦那に手紙が参っております」
∧∧
(,, ゚Д゚)_□
(_>っyヽ__/っ
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「なに? 若旦那に手紙!?
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(_」=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
おう、ちょっと見せてみなはれ。ミナミからやな。京単笥の引出しへしもうとけ」
∧∧
_(゚Д゚ ,,)
cヽ_冫ycく )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
ピチーンと鍵をかけてしまいます。
そして、その日の暮れ頃に
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ごめん」
∧∧
__(゚Д゚ ,,)
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ヘイ!…あっ!これは先程の若い衆!」
∧∧
(,,, ゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「あのう、若旦那は」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫yノ )
(,,___,,ヽ___) ∬
彡※※※※ミ 旦
「まだお帰りやございませんので・・・・・・」
∧∧
(,,, ゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「はぁ、さようでこざいますか。あの、帰りましたら、この手紙を」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
□cく冫yノ )
(,,___,,ヽ___) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ヘイ、承知いたしました」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(ヽyヽヽ
(ヽノっ_)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
その日は二通。あくる日が五通。十通、二十通、三十通、毎日、手紙の数はふえる一方。
そうなると、店のモンがかかりきりで、この手紙を受け取るようになった。
∧∧
(,, ゚Д゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
それも、八十日目で、ビタッと止ってしもうた。
∧∧
(,,, ゚Д゚)
cく___> yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「若旦那。ご気嫌よろしゅうございます」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「はあ、・・・・・・番頭か。さ、こっち入ってえな。
∧∧
(,,, ゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、きのうな、ことずけてくれた羊かんおいしかったァ。子供に、オブ入れさす。
さ、こ、こっち来て。おざぶひいてんか。おざぶひいて」
∧∧
(,, ゚Д゚)
cく_>ycく__)
(___,,_,,___,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「へえ。若旦那、よう、ご辛抱してくれはりました。どうぞ、蔵からお出ましを」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ナ、なんでや」
∧∧
(,,;゚Д゚)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「きょうが、百日目でございます」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「へえ・・・・・・なにかいな、もう百日も経つのんか早いなあ
わてまだ、ひと月ぐらいかいなと思うてたんや、そうか
…わてもう、蔵出えへん。もう、ここで暮す」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ほ、ほ……んなことを申されましては困ります」
∧∧
(゚Д゚;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「いや、そやけども、こんな気楽なとこないわ。浮世のことはなんにも聞こへんしなあ。
もう、気が落ちついて、長生きできるように思う。わてもう、こゝから出えへん」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「そ、そ、それでは困ります。旦那はんも、ご心配しておられます。
ええ、私の方も、困りますんで、どうぞ、お出ましを」
∧∧
(゚Д゚;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「どうあったって、出なあかんのんか」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「若旦那に出ていただかんことには、御当家は暗闇でございます。
∧∧
(゚Д゚;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ところで、何でございます。ええ、若旦那が
蔵へ入りました昼すぎに、ミナミから、手紙が一通参りまして」
∧∧
(゚Д゚ ,)
□cく冫y < )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「番頭、ええかげんにしてや。
∧∧
(#-Д-)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
わて、なんのために、いままで蔵住いしてたんや。
そのこと忘れてしまうためやないかいな。
∧∧
(,,,#゚Д゚)
cく__> yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
そんなこというたら、寝てる子を起すようなもんやがな。そんな話やめてんか」
∧∧
(#-Д-)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「いえ、あまりにも、数の多いお手紙でございますんで
ええ…最初の日が二通でございます。あくる日が五通。
それから日に十通、二十通、三十通と、
毎日、毎日、手紙の数はふえる一方でこざいます。
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
わたし、感心いたしました。さすがは若旦那、あないして、毎日お通い遊ばすお心持、
さきにも、これだけの心底があったんか。しかしでございます。
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
それも、八十日目で、いたちの道。これが毎日一通ずつでもよろしゅうこざいます。
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
百日の間続きましたら、どんなことがありましても、
わたし、わたしの身にかえまして、若旦那と小糸さんを、ご一緒にしてあげようと思うておりましたが
∧∧
(‐Д‐,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
八十日目で、ピタッと止ってしまいました。
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
はあ、やっぱり、色町の女、こら脈がないとみたら、牛を馬に乗り換えたか。
∧∧
(‐Д‐#)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
まあ、それがこっちの、幸せでこざいます。
数来ました手紙のうち、最後に来ました一通だけでも、お目通しのほどを」
∧∧
(゚Д゚ ,)
□cく冫y < )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「そうか。ほんなら、わて、あんたの前で、その手紙読むわ。な、そしたらえゝやろ。
∧∧
(,,-Д-)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
『この手紙着き次第、御越し下されたく。御越しなき折は、これがこの世の別れでございます。』
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_>っ□cく_)
(___,,_,,___,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
アーヒャッヒャッヒャッヒャなあ、番頭……アッヒャヒャヒャ……
色……色町から来る手紙の文句て、もうたいがい、決ったあんな。
∧∧
(,, ゚∀゚)__
/ ヽyく__ノっ
□cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
アッ、そうや。わて、コロッと忘れてた。
∧∧
(,, ゚Д゚)
cく__> yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
あのな、わて、蔵住いするときに、あの、天満の天神さんに願かけた。
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
『蔵住いしてます間、どうぞお父っあん、ならびに、番頭、丁稚にいたるまで、
達者で働かしていただきますように。その代り、蔵を出ましたら、お礼詣りをさしていただきます』
∧∧
(,,-Д-)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
と、わて、願かけたんや。せやさかいな、お父っあんにも、会いたいと思うねんけども、
お父っあんには、あとにして、そのう……さきに……
お礼詣りをしたいと思うねやけど、行て来てもええやろか」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「ヘイ。そらまあ、神信心のことでございます。止めましたら、
止めたモンにバチが当ると申します。どうぞ、お行き遊ばせ」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ア、そうか。ほんなら、イ、行かしてもろてもええねんな」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「どうぞ、お風呂に入って、きれいにお着換えになって・・・・・・」
∧∧
(゚Д゚ ,,)_
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ん、そうするわ」
∧∧
(,, ゚Д゚)__
/ ヽyく__ノっ
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
若旦那、着物を着換えまして、紙入れを懐へ、伴の丁稚を連れまして、往来へ出ます。
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
うまァいこと、往来で、丁稚をまいといて、辻車に乗りまして、ガラガラガラ
中筋へ。五、六軒手前で降りまして
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ごめん・・・・・・ごめんやす」
∧∧
(,, ゚Д゚)_
( ヽ,,yノ_ノっ
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「どなた?これお仲、どなたや来てはるやないか。ちょっと表へ出てみなはれ」
∧∧
__,(゚Д゚ ,)_
cヽ_」y L_)
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「へえ、どなただす? どなただす……
∧∧
(,, ゚Д゚)_
( ヽ,,yノ_ノっ
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
アッまあ、若旦那や、若旦那はんやおまへんかいな」
∧∧
(,, ゚∀゚)__
/ ヽyく__ノっ
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「あの……おかみさん、若旦那が来てはります」
∧∧
(,, ゚∀゚)
(__>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「なにをいうねんな、お仲ァ。若旦那がお見えになったりするかいな。
∧∧
(‐Д‐,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
あんた、いつもそんをことばァっかり思うてなはるさかい、誰の顔みても、そう思うねんやろ?
若旦那が、お見えになるはずがないやないかいな!!
∧∧
(゚Д゚#,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
……まあ……若旦那やおまへんかいな」
∧∧
(゚∀゚ ,,)
(__>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「おかはん。と気嫌よろしゅうございます。お達者でっかいな。
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
わてはな、事情があって、きょうまで、来られまへんでしてん。
∧∧
(,,;゚Д゚)
(__>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
もう、あのう、すぐに帰らんなりまへんねん。また、いずれ、あらためて寄してもらいます。
ちょっと小糸にだけ……会うて帰りたいと思うて、ほで、来ましてん。
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
小糸いまっかいな。小糸は……お座敷でっか。小糸がいてたら、ちょっと会わしてほしおまんねん。
いずれまた、あらためて来たときに、これからのことも相談したいと思いますので……」
∧∧
(,,;゚Д゚)
(__>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「へい。小糸はいてます」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「いてまっか。会わしておくんなはるか」
∧∧
(,,;゚Д゚)
(ヽ,y,ヽヽ
(_ ゝっ)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「へ。会わしまひょ。さ、上っておくなはれ」
∧∧
(゚Д゚ ,,)__O
(_>っyヽ__/
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「おゝきに。えらりすんまへん。
∧∧
(,,;゚Д゚)
(__>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
お仲、達者やったか。心配かけてすまなんだな」
∧∧
(,, ゚Д゚)_
(__」,,yノ_ノっ
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「さあ、若旦那、そこへ坐っておくれやす。若旦那、小糸に会うてやっておくれやす」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
||cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「おかあはん……何をすんねんな。これ、シ、白木の位牌やないかいな。
∧∧
(,,;゚Д゚)
(__>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
わて、けんげしゃやで、そんな……そんな冗談
∧∧
(,,-Д-)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
……ぞ……俗名お糸……お糸というたら……!!!」
∧∧
(;TДT)
(ヽ,y,ヽヽ
(_ ゝっ)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「若旦那、小糸は、こんな姿になりました」
∧∧
(゚д゚;,,)_
(_ソ,,y,,<__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「へ……へ……へえ、小糸……小糸……小糸が死んだ!?
∧∧
(;TДT)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
そんなはずない。……そんなはずない。コ、小糸が死んだ!
……なんで……なんで……何で、小糸が死んだんや」
∧∧
(,,;゚Д゚)
cく_> yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「何で死んだというたら、あんたが殺したといわんなりまへん」
∧∧
(;д; ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ナ……なんでぇ……」
∧∧
(,,;゚Д゚)
cく_> yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「話をせなわかりまへんけどもな……あんたがウチにお越しにならんようになる
前の日に、あの娘に、あした芝居に連れていってやるわと、いうてなはったな」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「……いうた!!」
∧∧
(,,;゚Д゚)
cく_> yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「あのあくる日には、朝早ようから、髪結さん行って、着物着換えて、ウロウロ、ウロウロしてんので
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
『あんた、なにをしてなはんねん』いうたら、
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
『きょうは若旦那に、お芝居に連れて行ってもらうの』
∧∧
(゚ー゚*,)__っ
(__>っyノ__ノ
(___,,,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
『それにしたって、まだ時間が早いやないか』
∧∧
(゚Д゚;,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
『いや、そやけどもいつお越しになるやわからへんさかい、こないして待ってんの』
∧∧
_(゚ー゚*,)
cヽ_」y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
『それもそうやなあ』いうてな、待ってました。
∧∧
(゚Д゚;,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
十一時が過ぎたころになって『若旦那、遅いわ、どないしやはったんやろ』
∧∧
(゚ー゚;,)
≪_>oyc<_≫ ソワソワ!ソワソワ!!
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
『若旦那もいろいろと用事もあるわいな。そのうちにお越しになるわいな』
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
十二時が、一時、二時になっても、あんたのお越しがない。
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
『きょうは序幕から観してもらお思うて、楽しみにしてたのに、若旦那
どないしはったんやろ。わて、気になるさかい、手紙一本書くわ』
∧∧
(゚ー゚;,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
『そんなことしなはんな。色里から、船場のご大家へそんな手紙を出したらいきまへん』
∧∧
(゚Д゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
と、わては言おうと思うたんでっけどもな、それをいうたら
あんたとあの娘の仲を裂いてしまうように思われては、いかんと思うたんで
『はあ、書きなはれ』手紙を書いて、重どんに持たしてやったところが、
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
『若旦那は留守で、店の人に渡して来ました』四時が五時になっても、あんたのお越しがない。
∧∧
__(゚Д゚;,,)
cヽ冫yノ )
(,,___,,ヽ___) ∬
彡※※※※ミ 旦
『おかあちゃん、もう一本、手紙かくわ』
∧∧
(゚ー゚;,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
『はあ、書きなはれ』また、重どんに持たしてやったところが、おんなじ返事。
∧∧
__(゚Д゚;,,)
cヽ冫yノ )
(,,___,,ヽ___) ∬
彡※※※※ミ 旦
その日はとうとう泣き寝入りに、寝入ってしまいましてな、
あくる朝、わてが寝てる枕元へ坐って、
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
『おかあちゃん、若旦那に手紙書くわ』
∧∧
__(゚ー゚;,)
cヽ冫yノ )
(,,___,,ヽ___) ∬
彡※※※※ミ 旦
『あゝ、書きなはれ』その日は五本、あくる日は十本、二十本、三十本と毎日、毎日
手紙ばっかり書き続け、風呂へも入らんと、髪結さんにも行かんと手紙ばっかり書いてますの。
∧∧
(゚Д゚;,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
『おかあちゃん、わて、若旦那に見捨てられたんやないやろか。見捨てられたんやないやろか』
∧∧
(;ー; ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
『いゝえ、そんなことはない。若旦那、そんなことをするような人やない
若旦那の気持は、あんたより、おかあちゃんの方がよう知ってんねん』
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
『そやけども、若旦那、お越しになれへん』
∧∧
(;ー; ,,)
(_フ,,ycヽ__)
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
『あんた、そんなことばっかり気にせんと、えらい、このごろ顔の色が悪うなってきたやないか。
あんたに、もしものことがあったら、親一人、子一人、おかあちゃんどないしたらええの』
∧∧
(゚Д゚;,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
いうたら、あの娘、ワァッと泣き出してしまいましてな、そのうちに、だんだん、だんだんやせ細って来て、
いやがんのを、無理にお医者さんに診せたところが、見立てがつけしまへんの。
∧∧
(゚Д゚;,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
とうとう寝込んでしもうて、寝間へ入ってからでも、
『おかあちゃんも一本書いて。お仲も一本書いて』と、
そうなったら、お仲もわても、店の用事も何もでけしまへんの。
∧∧
(-д-;)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
毎日、手紙ばっかり書いてな、……だんだん、だんだん悪なってきて、
ちょうど、きょうが危いという日にな、『おかあちゃん、わてもう一本だけ手紙を書くわ』
∧∧
(;o; ,,)
(_フ,,ycヽ__)
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
『ああ、書きなはれ』その手紙を持たしてやったところが、やっばり、おんなじ返事。
∧∧
(゚Д゚;,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
『おかあちゃん、わて、とうとう、若旦那に見捨てられた』
"':';,.∧∧.,:;・'"'
O_(;д; ,,)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ワァッと泣いたときには、どういうて慰めてええねや、慰める言葉もおまへなんだ。
∧∧
(-д-;)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
ちょうどそのときに、あんたがこしらえておくなはった、三味線ができあがって来ましてな、
あの娘の紋とあんたの紋が比翼に、うまい具合に入ってまんの。
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
『これ、小糸、若旦那がこしらえてくれはった三味線ができあがって来たでえ』
いうたら、初めてそのとき、ニコッと笑うて
∧∧
(-д- ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
『おかあちゃん、その三味線がいっペん弾きたい』
∧∧
(゚ー゚;,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
『何を言うてなはんねん。三味線は、達者になったら弾ける』
∧∧
__(゚Д゚;,,)
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
『いや、弾きたいさかい、おかあちゃん後生だから弾かして』
∧∧
(゚ー゚;,,)
cく冫ycく )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
無理にいうもんやさかいに、わてが、そうっと、後から抱き起して、
お仲が三味線を渡してやると、シャンとひとバチ入れて
∧∧
(゚Д゚;,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
『おかあちゃん、しんどいさかい横にさして』
∧∧
(-д-;)
cく___>yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
横になったとたんに、変が来ましてなあ、それっきり・・・・・・可哀想なことしました」
∧∧
(-д-;,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「さ……さようか……わて知らなんだ。そ……そんなことは知らなんだ。
∧∧
(,, TДT)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
そ……そうと知ってたら、わて、たとえ蔵脱け出してでも、出て来るんでした」
∧∧
(;; __д__)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「あんたいま、蔵や云いなはったな」
∧∧
(゚Д゚;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「わてもなあ、百日の間、蔵住いしてましてん。いま出て来たとこですねや」
∧∧
(,,;゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「ンまあ・・・さよか。お仲、若旦那も蔵住いしてはったんやと。
……苦労してはったのになあ。恨みごというて、勘忍しとくんなはれや。
∧∧
(゚Д゚;,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
いえ、わてもな、もう、何とも思うてしまへん。
きょうが、ちょうど、三十五日、友達も二、三、おまいりに来てくれはりまんの。
若旦那もよかったら、あの娘の位牌の前で、いっばい飲んでやっておくれやす。
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
これ、お仲、お仏壇にな、三味線供えて、線香上げときなはれや。
それにしたって、あの娘ら、えらい遅いやないか。どないしたんやろ」
∧∧
__(゚Д゚ ,,)
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「おかあちゃん、えろう遅なってすみまへん」
∧∧
(,,*゚ー゚)
(冫,y,,(__>っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「まあ、小千代はんに若千代はんに君江はん、あんたがた遅かったやないか」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫ycく__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「おかはん、勘忍しとくんなはれや。
きのうもなあ、お座敷行ったら、お座敷遅なってしもうて、風呂行けなんだの。
∧∧
(,,*゚ー゚)
(__>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
ほで、朝早ようから風呂行たら、いつもの君江はんのやまはんのノロケでっしゃろ。
この人、ノロケばァっかり言うてんのよ。おか……おかはん勘忍しておくんなはれや。
まあこんな席で、こんこというてしもうて…そいでな、帰って来てからに、お化粧してたら
∧∧
(,,*゚ー゚)__
(冫,y,,(__ノっ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
縁起棚の上に、小糸はんの提灯が上ってまんの。その提灯を見たとたんに、来年から、
あの提灯もなくなってしまうねんなあ…いうたら、みなが、ワーッと泣いてしもうて
∧∧
(;;*;д;)_
(_フっycヽ_)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
お化粧しなおし。おそなってすみまへん」
∧∧
(,,*゚ー゚)
(__>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「そうか。よう泣いてやっておくなはったな。あのな、若旦那もお見えになってんの」
∧∧
(;д; ,,)
cく冫ycく__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「若旦那て……おかあちゃん、あの人殺し」
∧∧
Σ(;;*゚ー゚)
cく__)ycく__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「コレ。いゝなはんな。いえ、いまもを、いろんなわけを聴いた。いろいろと事情があんの。
あんた方には、また、あとから話をしてあげます。あのを、いっぺんあいさつして来なはれ」
∧∧
__(゚Д゚;,,)
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「へ。若旦那! ごきげんさん。お達者で。お変りおまへんか」
∧∧
(,,*゚ー゚)
(_ヽyヽヽ
(___ノっ_)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「はぁ……お前らも達者やったか」
∧∧
(,,;゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「さあ、若旦那、いっぱい注がさしてもらいまっさ」
∧∧
(゚ー゚*,,)
/ ヽycく__)
||cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「へ、おおきに………ゴホン、ゴホン……」
∧∧
_(,,, ゚Д゚)
(__フっyヽヽ||
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「うん!?何処からともなく三味線の音色が!!」
∧∧
_(,,, ゚Д゚) ||
(__フっyノフっ
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「キャーッ!」
∧∧
(゚ー゚*;;;)
(__>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「ど、どど、どないした。どないしたんや」
∧∧
(,,, ゚Д゚)
cく___> yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「お……お仏壇の三味線が………誰もさわってないのに鳴ってる。…鳴ってる」
∧∧
__(゚ー゚*;;;)
cヽ___)yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「オッ?……シーッ……ホンマや!!」
∧∧
(,,, ゚Д゚) ♪ほんに昔のことよ♪ (下座「ゆき」)
cく___> yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「小糸! かんにんしてや。お前がな、そこまで思うてくれてたとは知らなんだんや。かんにんしてや。
∧∧
(;TДT)
くヽ,y,ヽヽ
(_ ゝっ)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
わしほど幸せな男はない。こんなことと知ってたらな、蔵脱け出してでも、出て来るんやった。
∧∧
(,,;゚Д゚)
くヽ,y,ヽヽ
(_ ゝっ)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
そのかわりにな、わてはな、もう女房と名のつくもんは、一生もてへん……一生もてへんでぇぇぇぇえ!!」
∧∧
(,, ゚Д゚)
くヽ,y,ヽヽ
(_ ゝっ)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「小糸、いまの若旦那の言葉ききなはったか。あんたは幸せもんや。
いまの若旦那の言葉を冥度のみやげに、ええとこにまいんねやで」
∧∧
__(゚Д゚ ,,)
cヽ冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ん?どないしたんや三味線の音が止まってしもうた!!
∧∧
(,,,;゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
どないしたんや。三味線見てみ!!……どないした。三味線が鳴らへん。いっペん見て」
∧∧
(,,,;゚Д゚)__O
く_>っyヽ__/
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「若旦那、もう小糸は、三味線弾けしまへん」
∧∧
(-д- ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「なんでや」
∧∧
__,(,,;゚Д゚)__
cヽ__」y L_____/O
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ちょうど線香が・・・・・・たちぎれました」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
∧∧
( _ _,,), オメヨゴシデシタ!!
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
426 :
( ´∀`)さん:01/12/18 17:34 ID:YtMfEo6y
>>425 イイ!
初めて読ませてもらったんですが、テンポといい、AAといいすごい。
いいね・・・・
男女の仲がHするとかしないとかだけの今時のTVドラマに比べて
話に深みがあっていいね。乙カレです。
良ひ!!
430 :
221:01/12/18 18:12 ID:BEPEhJpx
・・・・・・・アゲ・・・・イィ・・・
431 :
221:01/12/18 18:14 ID:BEPEhJpx
ageてないし・・・・
乙かれでした。
クッ……ホロリ…。ズザー432ゲトー。
433 :
( ´∀`)さん:01/12/18 18:19 ID:q8h6U3BA
泣いた
スゴク(・∀・)イイ!!
時間を忘れて読み入ってしまった。
たちきれはいつ聴いてもナクーヨ AAで見れてウレシイーヨ
結局こんなに思い合っていても、お客と芸者の壁を越えられずに、、、。
スバラシ(;∀;)イイ!
436 :
Sage:01/12/19 00:01 ID:pIUvbz7z
88888 私の心の中の永久保存スレ,デース ブラボー マンマミーア!
( ・≧・)
(__」L_)
(_____) ∬
彡※※※※ミ 旦
437 :
( ´∀`)さん:01/12/19 11:49 ID:DxmdJfug
(・∀・)イイ!
このすれA級保存版
っつーか「( ´∀`)モナー童話集」みたく,どっかのサイトで
保存してくれないかなぁ@他力本願
438 :
( ´∀`)さん:01/12/19 12:50 ID:MKeanb6O
すんばらしい!!!またまた感動したよ。
最近、職人さん気合入ってるね。
このスレ応援するから頑張って!!!!
439 :
( ´∀`)さん:01/12/19 14:26 ID:+D/cO5cZ
/■\■\■\■\■\■\■\■\■\■\
∩( ´∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)
\ /■\■\■\■\■\■\■\■\■\■\
∩( ´∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)
\ /■\■\■\■\■\■\■\■\■\■\
∩( ´∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)
\ /■\■\■\■\■\■\■\■\■\■\
∩( ´∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)
\ /■\■\■\■\■\■\■\■\■\■\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∩( ´∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`) < やっぱりイナバだ
\ /■\■\■\■\■\■\■\■\■\■\ | 100オニギリ乗ってもだいじょーぶ!!
∩( ´∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`) \__________
\ /■\■\■\■\■\■\■\■\■\■\
∩( ´∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)
\ /■\■\■\■\■\■\■\■\■\■\
∩( ´∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)
\ /■\■\■\■\■\■\■\■\■\■\
∩( ´∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)
\ /■\■\■\■\■\■\■\■\■\■\
\ (( ´∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)∀`)
. \ (つ ) ) ) ) ) ) ) ) ) つ
. \___( ⌒l⌒l⌒l⌒l⌒l⌒l⌒l⌒l⌒l⌒l⌒l⌒l⌒l⌒l⌒l⌒l⌒l⌒l
.. | (__)_)__)_)_)__)_)_)_)_)_)_)__)_)__)_)_)_)
.. | _______________________ |
.. | |||||||||||||||||||||||||
.. | |||||||||||||||||||||||||
.. | |||||||||||||||||||||||||
.. | |||||||||||||||||||||||||
.. | |||||||||||||||||||||||||
\.. | |||||||||||||||||||||||||
. \. | |||||||||||||||||||||||||
.. \|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
440 :
( ´∀`)さん:01/12/19 14:27 ID:+D/cO5cZ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~~/|
/ /党|
/ / り |
/ / ぎ .| ∩
【◎ 】 【◎ 】 / に /■\// / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~| お ( ´∀`)< おにぎりにワショーイ一票を!
∩/| おにぎり党 | /■\ ) \
http://isweb35.infoseek.co.jp/diary/kouki711/ \( |_________.| ( ´∀`)/| \__________
(/≡≡≡≡≡≡≡≡7/|( ./ .|
///■\H/■\ //| | / __/
//(´∀` )(´∀` ) // | | / / .|
[]_// ((⌒) )( )//[]ノ/ /||| ノ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | _/  ̄
| (O) | / .|
|品○_____○__品| /|| ノ
(__________)  ̄
└────┘
441 :
(メ゚皿゚)ウ゛ギーッ!!!:01/12/19 14:29 ID:kffAI+Bh
伝説の白海苔おにぎりワッショイ!!
\\伝説の白海苔おにぎりワッショイ!! //
+ + \\伝説の白海苔おにぎりワッショイ!!/+
+
. + /□\ /□\ /□\ +
( ´ー`∩(´∀`∩)( ´ー`)
+ (( (つ ノ(つ 丿(つ つ )) +
ヽ ( ノ ( ノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
▼≧∇≦▼<ぼくちん、可愛いワン!
ヾcUUっ
▼≧∇≦▼<ぼくちん、可愛いワン!
ヾcUUっ
▼≧∇≦▼<ぼくちん、可愛いワン!
ヾcUUっ
▼≧∇≦▼<ぼくちん、可愛いワン!
ヾcUUっ
443 :
( ´∀`)さん:01/12/19 19:12 ID:7n5nfkLW
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)縁起悪いからずれまくりだゴルァ!
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
445 :
( ´∀`)さん:01/12/19 19:59 ID:YD8rSUe4
日本に四季があるように落語にも四季があります
まぁ、簡単に言うと季節の定番落語ですな
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
夏は「ろくろっ首」
秋は「目黒の秋刀魚」
冬は「掛取り」って感じですな
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
春は…………
∧∧
(,, -Д-)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
まぁ、なにかあるのでしょうなぁ!(汗)
∧∧
(,,;゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
年末の今頃ですと「年末噺」が、どの寄席でも演じるようですが♪
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
わたくしは年末と聞くと、どうも宝くじを思い出してしまうのですが
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
結果?聞かなくても判るでしょ!\3000-以上当ったためしが御座いません!
∧∧
(,, -Д-)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
この前、友達にどうにか宝くじで儲かる方法は無いか?訊ねましたところ!
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「確実に儲かるなら誰にも教えないよ♪」
∧∧
__(゚∀゚ ,,)
cヽ冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
当たり前な話ですな!わたしも多分教えませんし!
∧∧
(,,-Д-)
(_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「でも、損をしない方法はあるよ♪」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「なに!どんな方法!?」
∧∧
(,,,;゚Д゚)__O
く_>っyヽ__/
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「買わなきゃ良いんだよ♪」
∧∧
__(゚∀゚ ,,)
cヽ冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ヴォケ!!そんな事は知ってても止められないんじゃ!!」
∧∧
__,(,,#゚皿゚)__O ゴルァ!!
cヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
まぁ賭け事は余り好ましく御座いませんな!
人間地道に稼いでいくの一番で御座います
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
まぁ落語の世界だと、そんなダメ男には山内一豊の妻のような
良妻が居るのですが、わたしめには……!!
∧∧
(,, TДT) ダレカ コンナ ワタシデ ヨカッタラモラッテ!!!
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ちょいとお前さん!ちょいとお前さん!起きておくれよ!!」
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく冫ycく )
(_,,__..) ∬
彡※※※※ミ 旦
ぐぅー♪ぐぅー♪
∧∧
((,, -Д-)) ウトウト
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「あはぁ〜ん♥うふ〜ぅん♥起・き・て♪ア・ナ・タ♥」
∧∧
(゚ー゚*,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ぐぉー!ぐぉー!ぐぉー!
∧∧
((,, -Д-)) ウトウト
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「とっとと起きろや!このヴァカ亭主!!」
∧∧
(゚皿゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「な、なんだよ!カカァか!なんなんだよ!こんな夜更けに!?」
∧∧
(,,;゚Д゚)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「なんだよじゃないよ!外を見て御覧!!」
∧∧
__(゚Д゚#,,)
cヽ冫yノ )
(,,___,,ヽ___) ∬
彡※※※※ミ 旦
「あぁあ、真っ暗で何も見えない♪まだ夜だね♪」
∧∧
(,,*゚ー゚)∩
く_>っyヽ___ノ
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「って事で、寝なおします♪お昼になったら起してね♪」
∧∧
((,, -Д-)) ウトウト
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「お昼!あんた!仕事をする気は無いのかい!?」
∧∧
O__(゚Д゚#,,)
ヽ冫ycく )
(_,,__..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ヴォ〜ケェ♪あると思ってんのかい?」
∧∧
(,, ゚∀゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「じゃあ!なにかい!昨日の話はうそだったのかい!!」
∧∧
(゚Д゚;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「昨日の話?」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「あんたが『明日からは心を入れ替えて酒を止めて仕事に頑張る!』
って云ったじゃないの!!」
∧∧
(゚Д゚;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「えっ!?」
∧∧
(,,;゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「『だから後生だから今日までは酒を飲ませてくれ!!』って云うから
私は方々走り回ってアンタの為にお金を集めて、たらふくお酒を飲ませてやったのよ!!」
∧∧
(゚Д゚;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「あぁあ!そうだったな!じゃあ、とりあえず明日からって事で!」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「なに云ってんだい!!そう云い続けて今日で八日目じゃないの!
∧∧
O__,(゚Д゚#,,)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
つべこべ言わずにとっとと河岸に買出しにお行きによ!!
∧∧
O__,(゚皿゚#,,)__ ゴルゥ!ゴルォ!ゴルァ!
ヽ_」y L__/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
真面目に仕事しないと飯くわせないよ!!」
∧∧
O__,(゚Д゚#,,)__ ゴルァ!
ヽ_」y L__/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「分ったよ!行くよ!行けば良いんだろ!!」
∧∧
(,,;゚Д゚)_
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「うぅ〜〜!寒い!なんでコンナにも寒いんだ!!
∧∧
(,,;゚Д゚)
(_|=L__) ヴル!ヴゥル!!
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
今まで、どんな冬の最中でも『寒い!!』なんて思った事無かったのに!
これは少しばかり仕事サボりすぎたかなぁ!!
∧∧
(,,;゚Д゚)
(_|=L__) ヴル!ヴゥル!!
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
うぅ〜ぅ!北風が頬を刺しやがる!!
∧∧
(;TДT)
(_|=L__) ヴル!ヴゥル!!
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
この北風メ!カカァとグルになってるなぁ!!
∧∧
(,,#゚Д゚) サムイゾ!!ゴルァ!!
(_|=L__) ヴル!ヴゥル!!
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
おっ!?ゾヌじゃねぇか!俺だよ俺!チッチッチッチ!!
∧∧
(,, ゚Д゚)_
cく冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
おい!ゾヌ!俺だよ!勝五郎だよ!いつも売れ残った魚あげてるじゃないか!!
∧∧
(,,;゚Д゚)_
cく冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
無視して行っちまいやがった!!俺の事忘れちまったのかぁ!?
∧∧
(,,;゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
ゾヌは3日餌をやれば3年は恩を忘れないって嘘だったのかなぁ!?
∧∧
(,,#゚Д゚) コンドアッタラ ゾヌ鍋ニシテ クッテヤル
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
まてよ!!ゾヌでさえ俺の事を忘れちまったんだから俺の御得意さんは
俺の事を覚えてるのかなぁ!!!
∧∧|/
(,,;゚Д゚) ̄
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや、そんな事が有る訳が無いじゃないか♪
∧∧
O__,(,, ´ー`)__O
ヽ__|,,y,, L_/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
でもゾヌに忘れられたんだもんなぁ!心配だなぁ!!ちょいと鬱だなぁ!
∧∧
(,,,;゚Д゚)
く___> yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
おぉ!潮の香りがしてきやがった♪いいねぇ♪寒い冬の日でも
この香りを嗅ぐと力が漲ってくるねぇ♪
∧∧
(,, ´ー`)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
嫌な事があっても潮の香りを嗅ぐと嫌な事を忘れちゃうね♪
さぁー!俺を慕ってくれる女房の為に今日からは頑張るかぁ♪
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
おやぁ!?
∧∧|/
(,,;゚Д゚) ̄
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
ここまで来れば河岸の灯りが見えてくるんだけど
なんで今日は真っ暗なんだ!?
∧∧
(,,;゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
って!!魚河岸休みじゃないか!!
∧∧
(,,,;゚Д゚)
cく___> yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
オィオィ!!俺はなにしに此処まで棒手振りを担いで来たんだよ!!
∧∧
(;TДT) ソリャネーヨ!!
cく___> yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
世間中は白河夜船で高鼾をかいてるっていうのによぉ!!
まったく間抜けなもんだい!!
∧∧
(,,#゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
もういいや!俺も帰って高鼾をかいてやる!!
∧∧
(,,,#゚Д゚)__
cく___>yヽ__/っ
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
うん!?鐘の音が聴こえる!!増上寺の鐘だぁ!!
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
いいねぇ!!俺の好きなもんって言ったら
海と鐘の音と酒だからねぇ♪
∧∧
(,,-Д-)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
あれ!?鐘の数が少ない!!って事は……っ!!
∧∧
(,,;゚Д゚)
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
カカァの奴め!一刻も早く起こしやがったなぁ!!
だから、まだ魚河岸がやってないんじゃぁねぇか!!
今すぐ帰ぇって!ぶん殴ってやる!!
∧∧
__,(,,#゚Д゚)__O ゴルァ!!
cヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
でも!今帰ってもまた魚河岸に行かなきゃならないんだしなぁ
芝の浜にでも寄って時間潰すか!!
∧∧
(,, ゚Д゚) ナグルノハ イツデモ デキルシ
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
くぅ〜久しぶりだねぇ♪朝靄の芝の浜ぁ風にふきかれて煙管を吸うなんて♪
∧∧
(,, ゚Д゚)っ= 粋ダネェ〜
く冫y L__フ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
さって、そろそろ空も白みはじめたから魚河岸に戻ろうかねぇ♪
∧∧
(,, ゚Д゚)っ=
く冫y L__フ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
7
まぁ俺も真面目に働いて女房を楽させないとねぇ♪
∧∧
(,, ゚Д゚) デモ!カエッタラ イッコク ハヤクオコシタ バツデ ナグルケド!!
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
おや!!なんだい 砂浜に、いい根付が落ちてるじゃないか
いいねぇ!粋な根付だねぇ!貰っておこう♪
∧∧
(,,, ゚Д゚)
く___> yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
うん!?紐が付いてる!!これを引っ張ってみると♪
∧∧
(,,, ゚Д゚)
(__>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
アラヤダァ!!革財布じゃないの!!でも潮水に永い事浸かってたから
ゴワゴワだねぇ!だめだ!使えないや!粋じゃねぇ〜や!
∧∧
(,,;゚Д゚)_
cく冫y L__/っ□ ッズシ!!
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
あれ!?重たい!砂が入り込んだのかな?チョット見てみるか!!
∧∧
(,, ゚Д゚) 砂ニ混ジッテ銭が残ッテ ルカモシレナイシネ♪
(_>っ□cく_)
(___,,_,,___,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
おぉお!砂じゃネーヨ!!銭だよ!かなり入ってるよ!!」
∧∧
(,,@Д@) コリャ スゴイヨ!!
(_>っ□cく_)
(___,,_,,___,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「おい!俺だ!!カカァ!今けぇったぞ!開けてくれ!!」
∧∧
__,(,, ゚Д゚)__O ゴンゴンゴンゴン
cヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「っあ!アナタ!御免なさいね!!間違えて一刻も早く起しちゃって」
∧∧
O__(゚Д゚ ,,)
ヽ冫ycく )
(_,,__..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「そんな事、怒ってないよ!いいから早く開けてくれよ!!」
∧∧
__,(,,;゚Д゚)__O ゴンゴンゴンゴン
cヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「あら!!またアンタ魚河岸で喧嘩でもして逃げ帰って来たのかい!?」
∧∧
__(゚Д゚ ,,)
cヽ冫ycく )
(_,,__..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ヴァカ!!そんなんじゃねーよ!いいから開けてくれよ!!」
∧∧
__,(,,#゚Д゚)__O ゴンゴンゴンゴン
cヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「それじゃゾヌを、からかって追いかけられてるのかい?」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「この大ヴァカ野郎!!いいからサッサと開けろ!!」
∧∧
O__,(,,#゚皿゚)__O ゴルァ!!ゴルァ!!ゴルァ!!
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「アラヤダァ!!アナタ御免なさいね!!今開けるから!!」
∧∧
__(゚Д゚;,,)
cヽ冫ycく )
(_,,__..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「うわぁ!なんだいアナタいきなり飛び込んでこないでよ!!
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく___> yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
もぅ!こんな朝から私とやりたいの♥」
∧∧
(゚ー゚*,,) ッポ♥
(_フっヽ)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「朝っぱら何ヴァカな事云ってるんだよ!いいから窓閉めろ!窓!
∧∧
(,,,#゚皿゚)
cく___> yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
それから表に誰か居ないか見てみろ!!」
∧∧
(,,,;゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「も〜!なによ藪から棒にぃ!誰も居ないわよ!!」
∧∧
__(゚Д゚;,,) チョット 期待シチャッタノニ!!
cヽ冫ycく )
(_,,__..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「お前!今日俺を早く起しただろ!!」
∧∧
(,,, ゚Д゚)
cく___> yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「そ〜!なのよ!私鐘の音を聞き間違えちゃって
アナタが帰ってきたら謝ろうと思ってたの!!」
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「いいよ!いいよ!そのお陰で良い事があったんだしな♪」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「良い事?一刻も早く起されたのに?……?
それじゃぁこれからは更に良くなるように三刻早く起こしましょうか?」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ヴォケ!!それじゃ俺の寝る時間が無くなるじゃぁねぇか!!」
∧∧
(,,,#゚Д゚)
(__>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「アラヤダァ♥寝かせると思ってるの?」
∧∧
(゚ー゚*,,) ッポ♥
(_フっヽ)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「もう、いいから俺の話を聞いてくれょ!!
∧∧
(;TДT)
(__>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
今朝おまえに早く起されて魚河岸に行ってみたら
まだ刻限が早くて河岸がしまってるじゃぁねぇか!
∧∧
(,, ゚Д゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
それで河岸が開くまで暇だったから浜辺で煙管を吸ってたらよぉ!!
∧∧
(,, ゚Д゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
財布を拾っちゃってさぁ!!凄い銭が入ってるんだよ!!」
∧∧
(,,;゚Д゚)_
cく冫y L__/っ□
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「銭!?い、いくら入ってたのよ?」
∧∧
(゚Д゚;,,)
/ ヽyく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「それが、よぉ!まだ数えてないんだよ!ちょっと数えてくれねぇか!!」
∧∧
(,,;゚Д゚)_
cく冫y L__/っ□
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「えぇえ!!
∧∧
(゚Д゚;,,)
□cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
アラヤダァ!!アンタ!銭じゃないよ!!」
∧∧
(@Д@;)
□cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「えぇえ!!銭じゃなかったのかい!?」
∧∧
(,,;゚Д゚)__
/ ヽyく__ノっ
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「銭じゃないわよ!お金じゃないか!!」
∧∧
(゚Д゚;,,)__
/ ヽy く__/っ
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「同じじゃ!!このヴォケ!!いいから早く数えろ!!」
∧∧
__,(,,#゚Д゚)__O
cヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「でも私一分金なんて生まれて初めて触ったわよ!!
私は一分金のさわり方の作法なんて知らないわよ!!」
∧∧
(゚Д゚;,)
(ヽyヽヽ
(ヽノっ_)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「この大ヴァカ野郎!!金を触るのに作法なんてあるかぁ!!」
∧∧
__,(,,#゚皿゚)__O
cヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「アァア!!そうだったわねぇ!気が動転しちゃって!!
∧∧
(゚Д゚;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ちゅうちゅうたこかいな、ちゅうちゅうたこかいな
ちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅう……!!」
∧∧
(。д。;)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「なんだよ!お前、ちゅうちゅうちゅうって!鼠じゃあるまいし!
それに、さっきから同じ所数えてるぞ!!」
∧∧
(;-Д-)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「アナタ!私もうダメ!気が動転しちゃって!
アナタ!!私が倒れないように支えておくれ!!」
∧∧
(@д@;)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「ったく!しょうがねぇなぁ!ほら!後から支えてやるよ!」
∧∧
__,(,,;゚Д゚)__O
cヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「あなた!」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(_フっヽ)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「うん!?どうした!しっかり支えてるから早く数えてくれ!!」
∧∧
__,(,,;゚Д゚)__O
cヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「布団以外で、こんなに寄添うの久しぶりね♥」
∧∧
(゚ー゚*,,) ッポ♥
(_フっヽ)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「っあ!!駄目だカカァの奴、大金を見て、かなり動転してる!!
∧∧
__,(;-Д-)__
cヽ_」y L__/っ
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
しょうがない!俺が代わりに数えるか!
ひーふーみーよー……」
∧∧
(,,, ゚Д゚)
cく_>,,yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「あ・な・た♥」
∧∧
(゚ー゚*,,) ッポ♥
(_フっヽ)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「っん!?どうしたい!?…やーきゅうとう!ひーふーみー」
∧∧
(,,, ゚Д゚)
cく_>,,yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「私達寄り添ってもう何年になるのかしらね♥」
∧∧
(゚ー゚*,,)
(_フっヽ)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「4年になるなぁ!いつむーなな…
∧∧
(,,, ゚Д゚)
cく_>,,yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
っん!?数え間違えたよ!カカァ!お願いだから勘定してる時は話し掛けないでくれ!
∧∧
(,;-д-)
cく_>,,yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
おぃ!凄いぞ!全部で52両有りやがる!!」
∧∧
(,,;゚Д゚)__
/ ヽyく__ノっ
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「アラヤダァ!!大変な大金じゃないの!!
ア、アンタ!!こ、これ!!どうするつもりだい!!奉行所に届けるかい!?」
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「なに云ってやがんでぇ!!この唐変木め♪俺が芝浜で拾ったんだぞ!!
芝浜に誰が住んでるんだよ!魚が財布を落とすかい?
∧∧
(,, ゚∀゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
よしんば、魚が財布を落としてもどうやって奉行所に届けるんだよ♪
∧∧
(,, ゚∀゚) ムリムリムリ♪
(____|=L_) 拾ッタ物ハ俺ノ物♪
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
これだけありゃぁ、どんな贅沢だって出来るゾ。
もう仕事も止めだ。カカァ、酒だぁ!!祝い酒だぁ!!」
∧∧
(,, ゚∀゚) アヒャアーヒャッヒャッヒャッヒャ♪
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「な、なに云ってるんだい!酒は、この前アンタが全部飲んじゃったじゃないか!!」
∧∧
__(゚Д゚;,,)
cヽ冫ycく )
(_,,__..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「あっ!そうだったなぁ!しょうがねぇ!昼になったら買いにいくか!!
∧∧
(,,;゚Д゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
おぅ!そうだ!カカァにも、いつも苦労かけてるからなぁ!おめぇも
お昼になったら、呉服屋にいって綺麗な着物でも買ってきなさい♪
∧∧
(,, ゚∀゚)_
cく冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
今これだけの金を持ってるやつは江戸中探したって、そうはいねぇ!!
好きなだけ買ってきなさい♪どうせなら十二単を買ってきなさい♪
∧∧
(,, ゚∀゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
それじゃ俺は今日は早く起きすぎたから、お昼まで一寝入りするわ♪」
∧∧
(,, ゚∀゚) アヒャアーヒャッヒャッヒャッヒャ♪
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「はい!アナタおやすみなさい!!………っ!!」
∧∧
(゚Д゚;,,)
(_フっヽ)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「おぅ♪おはよう!ちょっと俺は今から銭湯に湯を浸かりにいくからよ
いいねぇ♪朝風呂だなんて♪なんて贅沢なんだろうねぇ♪
∧∧
(,, ゚Д゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
あぁあ!そうだ!どうせなら銭湯買い切っちまうか♪
なんてったて今、俺達は江戸一番の御大尽だしなぁ♪」
∧∧
(,, ゚∀゚) アヒャアーヒャッヒャッヒャッヒャ♪
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ふ〜っ♪いい風呂だった♪さって♪酒を買って今夜は宴を開かないとねぇ♪」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「おや!!そこを歩くのは勝五郎じゃないか!」
∧∧
__(゚Д゚ ,,)
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「おぅ!熊蔵じゃないか♪っあ!そうだ今夜、俺の家で宴会をするから、お前も来いよ♪」
∧∧
(,, ゚Д゚)__
(__>っyノ__ノっ
(___,,,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「っえ!?お前の家で宴会!?勝五郎!お前!!禁酒したんじゃなかったのか!?」
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「このヴァカ野郎♪誰が禁酒なんて身体に悪い事するんだよ♪
∧∧
__,(,, ゚∀゚)__ アッヒャッヒャッヒャッヒャ♪
cヽ__」y L_____/O
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「よぉ♪勝五郎♪今朝も河岸に来ないではどうしたんだい!?
まぁお前が来なかったから今朝は良い魚が買えたけどな♪」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「えぇえ〜!この魚が良い魚ぁ!?政!お前はまだ魚を見る目がねぇな♪」
∧∧
(,,, ゚∀゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「なに云いやがる!これは売れ残りだよ!良い魚はとっくに全部売れたよ!!」
∧∧
O___(゚Д゚#,,)
ヽ ヽycく__)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「まぁ良いや♪今夜、俺の家で宴会を開くから政も来いよ♪
また魚の目利きの仕方教えてやるからさぁ♪」
∧∧
(,, ゚∀゚)_ 本当ニ目利キナラ コンナニ残ラナイヨ♪
cく冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「本当かい!!そいつは嬉しい!!勝っさんの目利きは確かだからなぁ!!
お礼に、この魚を宴会の肴に持っていくよ♪」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽy く__>
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「な〜に♪気にするなよ♪じゃぁ待ってるからなぁ♪」
∧∧
(,, ゚∀゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
>>467間違い!忘れて!!(鬱
「っえ!?酒呑み過ぎると身体に悪いだろ!!」
∧∧
(゚Д゚;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「我慢の方が身体に悪いわぁ♪
∧∧
O__,(,, ゚∀゚)__O
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
嫌ならいいや!熊ぁ!お前は来るな♪」
∧∧
(,, ゚∀゚)_
cく冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「御免!御免!喜んで御呼ばれするよ!!」
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「そうそう♪人間素直が一番♪
っあ!そうだ、他の奴らにも声をかけといてくれよ♪」
∧∧
(,, ゚∀゚)_
cく冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「あら!そこに居るのは政じゃないか!」
∧∧
(,, ゚∀゚)_
cく冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「よぉ♪勝五郎♪今朝も河岸に来ないではどうしたんだい!?
まぁお前が来なかったから今朝は良い魚が買えたけどな♪」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「えぇえ〜!この魚が良い魚ぁ!?政!お前はまだ魚を見る目がねぇな♪」
∧∧
(,,, ゚∀゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「なに云いやがる!これは売れ残りだよ!良い魚はとっくに全部売れたよ!!」
∧∧
O___(゚Д゚#,,)
ヽ ヽycく__)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「まぁ良いや♪今夜、俺の家で宴会を開くから政も来いよ♪
また魚の目利きの仕方教えてやるからさぁ♪」
∧∧
(,, ゚∀゚)_ 本当ニ目利キナラ コンナニ残ラナイヨ♪
cく冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「本当かい!!そいつは嬉しい!!勝っさんの目利きは確かだからなぁ!!
お礼に、この魚を宴会の肴に持っていくよ♪」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽy く__>
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「な〜に♪気にするなよ♪じゃぁ待ってるからなぁ♪」
∧∧
(,, ゚∀゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
こんな感じで勝五郎は近所の友達を呼び集め
夜更け、まで宴会を続けました!
∧∧
(,,, ゚Д゚)
cく_>,,y,ヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「ちょいとお前さん!ちょいとお前さん!起きておくれよ!!」
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく冫ycく )
(_,,__..) ∬
彡※※※※ミ 旦
ぐぅー♪ぐぅー♪
∧∧
((,, -Д-)) ウトウト
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「あはぁ〜ん♥うふ〜ぅん♥起・き・て♪ア・ナ・タ♥」
∧∧
(゚ー゚*,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
ぐぉー!ぐぉー!ぐぉー!
∧∧
((,, -Д-)) ウトウト
(_|=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「とっとと起きろや!このヴァカ亭主!!」
∧∧
(゚皿゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「な、なんだよ!カカァか!なんなんだよ!こんな夜更けに!?」
∧∧
(,,;゚Д゚)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「なんだよじゃないよ!外を見て御覧!!
もうすぐ夜が明けるよ!!
今日こそチャンと仕事をしなさい!!」
∧∧
__(゚Д゚#,,)
cヽ冫yノ )
(,,___,,ヽ___) ∬
彡※※※※ミ 旦
「なに云ってやがんだよ♪昨日52両もの大金を拾ったじゃねぇか♪
仕事なんて辞めだよ辞め♪」
∧∧
(,, ゚∀゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「っえ!?52両?なんだいそれは!?」
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく冫ycく )
(_,,__..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「なんだよカカァ♪まだヴォケる年じゃねぇだろうが♪
昨日俺が芝浜で52両も入った財布拾ってきたんじゃねぇか♪」
∧∧
(,, ゚∀゚)
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「なに云ってるんだい!!昨日の朝、私が起したら『あーっ!まだ寝る!!』って云って
昼まで寝てたくせに!!」
∧∧
__(゚Д゚#,,)
cヽ冫yノ )
(,,___,,ヽ___) ∬
彡※※※※ミ 旦
「なに云ってやがんでぇ!!この唐変木め♪俺が昨日、芝浜で拾ったんだぞ!!
そして、お祝いにみんなを誘って昨夜宴会をしたじゃねぇか♪」
∧∧
(,, ゚∀゚) ップ!!マダ酒クセーヤ♪
(____|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「確かに昨夜は宴会を開いたよ!!アンタが昼頃とび起きて
『あーめでてぇ、あーめでてぇ。こんなにめでたい事はない』って云ってたわよ
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
銭湯に行ったと思ったら、友達をたっくさん連れて帰ってきて
『さぁ飲め、さぁ飲め』って。みんなも面食らってぇたよ。
∧∧
__(゚Д゚;,,)
cヽ_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
友達の前で恥ぃかかしちゃいけないと思うから、おまえさんの言う通りにしてぇたけど。
なんだい、めでたいって、夢で52両拾ったことなのかい。」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「えっ!?夢!?嘘だろ!!
∧∧
(,,;゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
俺は確かに52両拾ったじゃねぇか!!」
∧∧
(,,;゚Д゚)__
/ ヽy く__/っ
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「アンタ!!まだ寝ぼけてるのかい!!」
∧∧
(゚Д゚#,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「な、なに云ってやがんでぇ!!俺は確かに52両入った革の財布を拾ったよ!!
山吹色の一分金の沢山入った財布カカァもみたじゃねぇか!!」
∧∧
(,,,;゚Д゚)
cく_>,,y,,ヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「山吹色ぉ!?アンタまだ昨日の酒が残ってるね!!
∧∧
(゚Д゚#,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
酒の肴に山吹色の数の子食べてたから、それと見間違えて勘違いしるわね!!」
∧∧
(゚Д゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「なに!!じゃぁなにかい!昨日呑めや歌えやのドンちゃん騒ぎをしたのは本当で
昨日財布を拾ってきたのは夢だったのかい!!そんなヴァカな話はねーよ!!
∧∧
(,,,#゚Д゚)
cく_>,,y,,ヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
昨日の朝!!カカァに一刻も早く起されて河岸に行ったじゃねぇか!!」
∧∧
(,,;゚Д゚)_
cく冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「あらそう!?アンタ昨日は起きて銭湯に朝湯入りに行ったんじゃないの?
朝湯行って河岸に行ったの?」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「いや、朝湯は入りに行ったんだけどよぉ!!河岸に行ったらまだ閉まってて…
∧∧
(,,;゚Д゚)
cく___>yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
っあ!!そうだ俺、昨日、芝の増上寺さんの鐘を聴いたぞ!鐘を音を聞いた後
芝浜で52両入りの財布を拾ったじゃねぇか!!」
∧∧
(,,;゚Д゚)_
cく冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ヴァカかいアンタ!!芝の増上寺様の鐘の音なら、どぶの羽目板伝って
うちにも毎朝聞こえるじゃないのよ!!
∧∧
(゚Д゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
それじゃ毎朝うちに聴こえてくる鐘の音はいったい何処の鐘の音なんだろうねぇ」
∧∧
(゚Д゚#,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「えーっぇ!!増上寺さんの鐘の音です!!
∧∧
(,,;゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
で、でも!俺は確かに芝浜で財布を拾ったぞ!!」
∧∧
(,,;゚Д゚)
cく___>yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「昨日は朝湯に入って近所の友達とうちで宴会開いただけじゃないの!!
∧∧
(゚Д゚#,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
昨日のアンタのどこに芝浜で財布なんて拾う暇があるのよ!!」
∧∧
(゚Д゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「えーぇっと!すると昨日わたくしめが52両が入った財布を拾ったのは……!?」
∧∧
(,,;゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「夢よ!!」
∧∧
(゚Д゚#,,) ネボケルナ!!ヴォケ!!
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「それじゃぁーっぁ!!わたくしめが昨夜開いた宴会は……!?」
∧∧
(,,;゚Д゚)
cく___>yヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「本当よ!!台所に酒徳利がゴロゴロ転がってるじゃないの!!」
∧∧
(゚Д゚#,,) シハライドウスルノヨ!!コノヴァカ!!
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「嘘だよ!!嘘だよ!!昨日確かに52両が入った財布を拾ったよ!!」
∧∧
(;TДT)
く_ヽyヽヽ
(___ノっ_)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「アンタに嘘を付いて私になんの得があるのよ!疑うなら
押し入れ!天井裏!畳の下でも好きな所を探しなさいよ!!」
∧∧
(゚Д゚#,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「……夢!夢だったのか!
∧∧
(,,;゚Д゚)__
/ ヽyく__ノっ
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
そういえば俺はガキの時分からたまにリアルな夢を見るんだよなぁ!!
そうかぁ!夢かぁ!!夢だったのかぁ!!!
∧∧
(;-Д-)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
カカァ!!悪かったなぁ!!俺の変な夢のせいで罵ったりして!!
俺は明日からとは云わない!!今から酒は止めるわ!!!!」
∧∧
(,,;゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「それよりどうするのよ!!アンタ!!昨日の宴会のツケの支払い!!
うちにはもう金なんて無いんだよ!!」
∧∧
(゚Д゚;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「安心しろよ♪支払い日の大晦日までまだ時間が有るじゃねぇか!!
俺がその気になって仕事をすれば、そのくらいの借金すぐに払えるって♪」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「でも借金はそれ以外にも沢山あるんだけど!!」
∧∧
(゚Д゚;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「あぁあ!そうだったなぁ!お前には苦労かけてすまないなぁ
三行半(みくだりはん)を渡すから、そうなれば借金は全部俺の借金だ
∧∧
(;-Д-)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
お前は実家に戻って幸せに暮してくれよ!!
悪かったなぁ!!いつも酒癖の悪い俺につき合わせて!!」
∧∧
(,,;゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「あんた!なに云ってるのよ!私は贅沢したいからアンタに嫁いだ訳じゃないのよ!!
∧∧
(゚Д゚;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
少しぐらい貧しくてもいい!!アンタと所帯を持ちたいから嫁いだんじゃないの!!
∧∧
__(゚Д゚;,,)
cヽ冫yノ )
(,,___,,ヽ___) ∬
彡※※※※ミ 旦
それに借金だって1人で返せるわけ無いじゃないの!!
∧∧
(゚Д゚;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
『人』って云う字は二つ寄り添って初めて立つのよ!!
アナタ1人だったら倒れちゃうじゃないの!!
∧∧
__(゚Д゚;,,)
cヽ冫yノ )
(,,___,,ヽ___) ∬
彡※※※※ミ 旦
私だって今まで以上に働くから二人で借金を返していきましょうよ!!」
∧∧
(゚Д゚;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「おまえ!こんな俺の為に……すまないねぇ!」
∧∧
(;TДT)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
人に云われて素行が直るなら苦労はしません!!
でも自分で素行を直すなら、そんなに苦労はいたしません!!
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
それから勝五郎は酒をピタリと止め、女房に起されなくても
自分から河岸に買出しに出かけ
∧∧
(,,゚Д゚)_
(冫y L__/っ
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
元々魚の目利きは確かな勝五郎、いい魚を仕入れてお得意先を回る
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
昔は『勝五郎は来るかどうかわからねぇよ!
いいから他所で買っちまいな!』と云われていたのが!!
∧∧
__,(,,#゚Д゚)__O
cヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
今では『ヴァカ野郎!!そんな所で魚を買う奴があるかい!もうすぐ勝五郎が
棒手振りを担いでいい魚を持ってくるんだから待ってろ!!』と軒並み大評判!!
∧∧
(゚Д゚#,,)__
/ ヽy く__/っ
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
そんなこんなで3年後には貧乏長屋から
表通りに小さいながらにも店を持つ事になりました♪
∧∧
(,, ゚Д゚)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「あんた♪大晦日までお仕事御苦労様♪」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「いやいや!忙しいって事は良いもんだよ♪そういえば、勝吉はもう寝たのかい?」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「えぇえ♪ぐっすり良い気持ちで寝てますよ♪」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「しかし3年前からだと、まさかこんな暮らしができるとは思ってもいなかったなぁ♪」
∧∧
(,, ゚Д゚) 立派ニ子宝ニモ恵マレテネ♪
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「そうね〜ぇ♪今では小さいながらにも店をだして3人も使用人がいるんだしねぇ♪
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
これも全部アナタがお酒を止めて仕事に精を出してくれたからよね♪」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「いやいや!貧しくてもお前が俺を励まし支えて二人三脚できたからじゃねぇか!!
∧∧
(,,,;゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
俺1人だったら、とてもじゃないが、こんな店など持てねぇよ!!
本当にお前は俺には過ぎた女房だよ♪」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「なに云ってるのよアナタ!!アナタ自身の才能でしょ♪私はそれをちょっと助けただけ♪」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「いや〜ぁ!お前と所帯持って色々あったなぁ〜!!これからもよろしくな♪」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「私からもよろしくね♪あぁあ、そうだ、いいお茶が入ったから飲みましょう♪」
∧∧
||___(゚Д゚ ,,)
cヽ ヽycく__)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ん、しょっぺーじゃねーか」
∧∧
(,,;゚Д゚) ||
(_ヽyノ >っ
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「福茶よ」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「あぁ、福茶かい。福茶の味なんかわすれちまったい!!
いつものニラ茶でいいよ!それを入れておくれ!!」
∧∧
(,,;゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「しかし!いいねぇ♪こんな大晦日らしい大晦日は初めてじゃないかい!?
神棚には御灯明が上がって、店には飯台が積み重なって和飾りを飾って♪
∧∧
(,, ゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
…あっ!そうだ!カカァ!!掛取りはもう終わったのかい?
なに!全部払ってくれた!おぉお♪それは良かった♪
∧∧
(,,, ゚Д゚)
(_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
いや〜ぁ!俺の方は後2、3件残ってんだよ!
もうチョット待ってくれ!と云われると
俺らも昔、掛取りに苦労してたからついつい待ってしまうんだよなぁ!
∧∧
(,, ゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
まぁ、松が明けたら、また取りにいくけどさ♪
∧∧
(,, ゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
そう云えば3年前の大晦日の掛取りは凄かったねぇ!!
俺が変な夢を見たばっかりに、近所の友達と宴会を開いて
掛取りが十件以上来たもんなぁ!ありゃ江戸で一番の掛取りだったんじゃないのかなぁ」
∧∧
(;-Д-)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「そうねぇ!あの時は凄かったわねぇ!!入り代わり立代わり
掛取りが駆けつけてアナタ押し入れに入って隠れてたわねぇ!!」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(__|=L_)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
「そうそう!押し入れに隠れてブルブル震えてたよ♪
∧∧
(,,, ゚Д゚)__ 無理ニ身体曲ゲテ窮屈ダッタネェ!!
cく_> yヽ__/っ
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
全部帰って押し入れから出てきたら!その時に米屋が
『悪い!忘れ物した!』って戻ってきてさぁ!!!
∧∧
(;-Д-)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
お前が大きな風呂敷を被せて隠してくれたもんなぁ
∧∧
(,,;゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
そししたら、米屋が『今日は寒いねぇ!!あまりにも寒いから風呂敷包みもブルブル震えてらぁ♪』
∧∧
(,, ゚Д゚) アントキハ モウダメカト オモッタヨ!!
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
その掛取りも次の大晦日までに全部支払って
今では逆に掛取りに回ってるんだもんなぁ
∧∧
(,, ゚Д゚) イヤー!!ニンゲン ドウカワルカ ワカラナイネ♪
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
明日はみんな酒呑んでイイ正月を迎えるんだろうねぇ♪」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「アナタ!お酒飲みたいのかい?」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「の、飲んでもいいのか…
∧∧
(,, ゚∀゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや!酒よりも早くお茶を入れ換えろよ!!」
∧∧
(,,,#゚Д゚)__ ハヤク ニラチャ モッテ コイヨ!!
cく_> yヽ__/っ
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「それよりさぁ、今日はアナタに見てもらいたい物があるのよ」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「見せたい物?なんだいそれは?」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「これなんだけどね」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
||cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「なんだよ!竹筒かよ!!これ、お前のヘソクリかい?
∧∧
(,, ゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
いやー♪なんで世の女どもは竹筒にヘソクリを隠すのかねぇ♪」
∧∧
(,, ゚∀゚) イイヨ!イイヨ!オマエノ カネダヨ スキニツカイナ♪
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「まぁ、いいから中身も見ておくれよ!!」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
||cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「なんだよ!自分で見れば良いじゃないか!俺が見た後に
金が足りない!!って騒いでも無駄だよ♪
∧∧
(,,;゚Д゚)_
(_ヽy ノ _ノっ||
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
おぉお!凄い!全部一分金じゃぁねぇか!
∧∧
(;@Д@)
cく___>yヽヽ ||
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
お前やりくり上手いなぁ!惚れ直しちゃうよ!!」
∧∧
(,,;゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「なに云ってんだい!いくら私がやりくりが上手くたって
52両もヘソクリなんてできないわよ!!」
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「へーっ!!52両!?俺が3年前に見た夢で拾った財布と同じだねぇ♪」
∧∧
(,, ゚Д゚) 奇遇ダネェー!!
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「アナタこれを見ても、夢だと思うの?」
∧∧
(゚Д゚;,,)
cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「なに云ってんだい!!お前がよく出来た女房だって!!俺は知ってるよ♪
そんなに自分を謙遜するもんじゃないよ♪」
∧∧
(,,, ゚∀゚)__
cく_> yヽ__/っ
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「それじゃ、この財布を見てよ!!」
∧∧
(゚Д゚;,,)
□cく冫y ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「っえ!!これは俺が夢の中で拾った財布!!ね、根付も同じじゃねぇか!!
∧∧
__,(,,@Д@)__O□
cヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
…じゃ、じゃぁ!3年前に見た夢は夢じゃなくて本当の話だったのかぁ!?」
∧∧
(,,;゚Д゚)
(ヽyヽヽ □
(ヽノっ_)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「えぇえ、本当の話よ」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「こ、この糞ババァ!!よくも俺を騙してネコババしやがったなぁ!!」
∧∧
O__,(,,#゚皿゚)__O ブン殴ッテヤル!!
ヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「そうよね、こんな酷い女房なんて世の中探してもそうそう居ないわよね!
∧∧
(;Д;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
財布拾ってきたアナタに『あれは夢でしょ!』『ヴォケ』『ヴァカ』って散々ぱら罵ったしね!!
でもね!殴る前に私の話を聞いて欲しいの!!」
∧∧
(;Д;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「おぉお!言い訳か!!いいぞ話して見ろよ!!」
∧∧
__,(,,#゚Д゚)__O ナグルノハ イツデモ デキルシ
cヽ_」y L__/
(_,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「私……アナタが寝ちまった後、大家さんの所へ行ったんだよ
アナタは52両を自分のものだというけど、でも『10両盗めば首が飛ぶ』って云うじゃない!!
∧∧
(;Д;,,)
(_」=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
大家さんはお上に届けないと『勝五郎は悪いと打ち首!良くても島流しだ!』
私、アナタと離れて暮したくないし、アナタが死んだらもっと嫌だから
∧∧
(;Д;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
お金は大家さんに預けて奉行所に届けてもらったの。
∧∧
(;Д;,,)
(_」=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
あたしだって、このお金、喉から手が出るほど欲しかったよ!!
∧∧
(゚Д゚ ,,,)__
/ ヽyく__ノっ
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
だけどアナタの身に何かあったら……と思ったら
∧∧
(;Д;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
……だから、お前さんが目を覚ましたら何て言おうかと思って。
怖かったけど、思い切って夢にしちまったの。
∧∧
(;Д;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
このお金はね、もうとっくにお上から下がっていたの。
でもこのお金を出した途端にお前さんが昔のお前さんに戻りやしないかと、怖くて出せなかったの。
∧∧
(゚Д゚ ,,,)
(_」=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
さっき、お前さんの言葉を聞いてもう大丈夫だと思って出す気になったの。
∧∧
(゚Д゚ ,,,)__
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
私だって寒い中仕事に精をだして帰ってきたアナタに熱い熱燗を出して労をねぎらいたかったわよ
∧∧
(;Д;,,)
(_」=L__)
(_,,_,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
悔しいよねぇ、3年も女房に嘘付かれてたんだからね。ぶつなり蹴るなり気の済むようにしておくれよ!!!」
∧∧
(;Д;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「……………………っ!!!
∧∧
(,,-д-)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
……顔を上げてくれないか!!
∧∧
(,, ゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
俺がカカァを殴る?蹴る?ヴァカな事を云わないでくれよ!!
∧∧
(,, ゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
あの時の俺だったら52両をさっさと使ってしまって
お上にバレテ打ち首になってかもしれないんだ!!
∧∧
(,,,;゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
お前!よくぞ俺の目を覚まさせてくれた!!ありがとう!!!」
∧∧
(,,,;゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「アナタ!!許してくれるの!?」
∧∧
(;Д;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「許すもなにも無いだろ!これ聞いて許さないなら俺はお天道さんに顔むけできねぇじゃねぇか!
∧∧
(,,,;゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
よくぞ、こんな俺に寄添ってくれたよ!ありがとう!本当にありがとう!!」
∧∧
(;TДT)
く_ヽyヽヽ
(___ノっ_)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「私こそ許してくれて、ありがとう!!
この話をアナタにしたら殴られて蹴られて三行半叩き付けられると思ってたし」
∧∧
(;Д;,,)
/ヽy ノ ヽ
cソc<_ノ._._) ∬
彡※※※※ミ 旦
「ヴァカ野郎!!お前のように良く出来た女房は江戸広しと云え…いや!日本中捜したっていねぇよ!!
そんな女房に三行半なんか叩き付けられるか!!俺はもう、お前の事を死んでも離さないからな!!」
∧∧
(,,,;゚Д゚)
く_>っyヽヽ
(___,,_,,__)ノっ ∬
彡※※※※ミ 旦
「アナタ本当にありがとう♪
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
……今日ね酒屋さんに寄って1本買ってきたの
私のお酌じゃ気に入らないだろうけど一杯やってくれるかい?」
∧∧
(゚Д゚;,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「い、一杯!?さ、酒かい……!?
∧∧
(,,;゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
いや!俺は酒は要らないよ!要らないけど……!!」
∧∧
(,,;゚Д゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「……実はもう御燗してあるんだけど!!」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
/ ヽycく__)
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「いや〜♪悪いねぇ〜〜♪じゃぁ♪一杯貰おうかい♪
∧∧
(,, ゚∀゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
二人で増上寺さんの除夜の鐘を聴きながら呑もうじゃないか♪」
∧∧
(,, ゚∀゚)
(___」=L_)
(_,,__,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「はい♪今もって来るから待っててね♪」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
はい♪アナタ心行くまで今夜は呑みましょう♪」
∧∧
||___(゚Д゚ ,,)
cヽ ヽycく__)
(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「う〜ん♪酒の味は忘れても、この臭いだけは覚えてたよ♪
∧∧
(,, ゚∀゚) ||
(_ヽyノ >っ
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
じゃぁ♪貰うよ♪
∧∧
(,, ゚Д゚) ||
(_ヽyノ >っ
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
…………っ!!!」
∧∧
(,,;゚Д゚) ||
(_ヽyノ >っ
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「アナタどうしたの?呑まないの?」
∧∧
(゚Д゚ ,,)
cく冫y,,く__)
(________) ∬
彡※※※※ミ 旦
「……おい、やっぱりやめておくぜ!!!」
∧∧
(;-д-)
(_ヽyノ >っ||
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
「わたしのお酌じゃいやかい?」
∧∧
(゚Д゚;,,)
/ヽycくヽ
cヽ(___,,_,,__) ∬
彡※※※※ミ 旦
「やめとこう。また夢になるといけない」
∧∧
(,, ゚Д゚)
(_ヽyノ >っ||
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
∧∧
( _ _,,), オメヨゴシデシタ!!
(_ヽy ノ )
(,,_><_ノ..) ∬
彡※※※※ミ 旦
二重カキコですか?と言われた事数度!
オマケに書き込む順番間違える!
∧∧
/⌒ヽ)l|ll アァア!コリャ鬱ダ!!
(鬱___) ∬
彡※※※※ミ 旦
(。・ω・。)I⊂(^∀^ )ウマイモン デモ クッテクレ!
おお、芝浜だ。すごい。
497 :
( ´∀`)さん:01/12/19 22:11 ID:/IKahvqv
(^^)//゛゛゛パチパチ
( ^‐^)_且~~ お茶のおかわりをどうぞ・・・
すごいね!
このスレを覗くのが最近の楽しみ
>>243-272「掛け取り」
>>280-307「はてな茶碗」
>>313-425「立ち切れ線香」
>>446-493「芝浜」
たまには宣伝させてね♪(藁
こんなツタナイ改造コピペAAで皆さんに喜んでもらって
(。・ω・。)はカナリ嬉しいです!(涙
>>498さん嬉しい事言ってくれますねぇ(嬉)
コピペ改造で498さんも落語に挑戦してみてください♪(藁
>>499さん 今回のマクラは完全に私のオリジナルだったので
お褒めいただきとっても光栄です♪(感動
∧∧ ∬
/⌒ヽ)o日
>>497さんお茶ありがとうね♪
(____)フ
彡※※※※ミ _
501 :
( ´∀`)さん:01/12/20 01:25 ID:XA7vGS4D
最高だよ!!!素晴らしいよ!!!並々ならぬ努力に拍手喝采。
古典もいいけど思い切ってオリジナルに挑戦してみたらどうかな。
502 :
221:01/12/20 01:32 ID:ayMQDvZR
応援ageしなくても大丈夫そう。
乙彼でした。
すっかり古典落語スレになってますな・・・
大喜利みたいな軽くみんなが参加できるもんも恋しくなったりもしてるんですが
でも古典もいいしなぁ・・・うぅむ。
大喜利は別にスレ立ててやるべきでしょうかね?
落語の世界の師弟関係っていいね。
「ウチの師匠も困った人でしてね(笑)」
みたいなセリフをよく聞くように、
師匠を(教祖のように)絶対化、神格化せず、
それでいて、尊敬する気持ちもある。
普段、我々の世界でそういうふうにもっていくのは難しい。
>>503 >大喜利みたいな軽くみんなが参加できるもんも恋しくなったりもしてるんですが
道灌です、大喜利ネタに戻した方が良いと思います。
みんなでマターリしましょう♪
∧∧
/⌒ヽ)o-〜 忙しくなって落語AA作る時間があまりないしねぇ!!
(____)フ ∬
彡※※※※ミ 旦
あと間違えてました!スイマセン!<(_ _)>
>>313-364「火焔太鼓」
>>386-425「立ち切れ線香」
>(。・ω・。) さん
お疲れさまです。
いまだにまともにPCに向かってAAが書けない日々が続く中で
貴方の作品を見るのがとっても楽しみです。
あんまり無理はなさらぬようしてくださいね。
そういえば、文学作品がほとんどがパロディ化されているなかで、
ちゃんとしたAA+文学の作品ってモナ板じゃここだけじゃないですかね。
それと、
>>125 のスレでおいらが書き込んだ芝浜のAAと
>>492-493の(。・ω・。) さんの芝浜、
演じる者の違い(この場合はAAの表現の違い)みたいなのがあって面白いです。
「ああ、落語って生き物なんだな」と感じました。
507 :
( ´∀`)さん:01/12/20 15:30 ID:B5zpLIAD
age
508 :
:01/12/20 21:53 ID:ZF4qDiqj
(i三三i)
<|;;;;;;;;;;;| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
./|;;;;;;;;;;;;> < 落語の席には私は用なしですか?
(;;;ヽy/;;;) \__________
|;;;〃;;;;;|
(;;;;;;;;);;;;;;)
「早く来い来いお正月」を誤変換
どう誤変換 してしまいました
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩/■\
(,,゚Д゚) く (´∀` )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「速く濃い濃い 和尚ガッツ」に
なっちゃいました。
エロ坊主だなおぃ!  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ .. /■\
(,,゚Д゚) (´∀` ) ワショーイ
cく冫y,cく__) く冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
>>509 烈シク藁エタ!!( ・∀・)ノ イイ!!
511 :
( ´∀`)さん:01/12/21 15:31 ID:7j0hynhB
おにぎりワッショイ!!
\\ おにぎりワッショイ!! //
+ + \\ おにぎりワッショイ!!/+
+
. + /■\ /■\ /■\ +
( ´∀`∩(´∀`∩)( ´∀`)
+ (( (つ ノ(つ 丿(つ つ )) +
ヽ ( ノ ( ヽノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
ギコ川 ワッショイ!!
\\ 落語だ ワッショイ!! //
+ \\ 揚げるぞ ワッショイ!! / +
+
+ ∧∧ ∧∧ ∧∧ +
(,,゚Д゚)∩ (゚Д゚∩ (,, ゚Д゚)
+ (( (_ノっノフ (フっフ (ノoy,/フっ )) +
|_(_.ノ〜(__ヽノ 〜)__ソ__)
∪∪ し∪ し ∪
513 :
( ´∀`)さん:01/12/22 09:56 ID:aGc5wUGg
AGE
514 :
( ´∀`)さん:01/12/22 19:14 ID:OVmbAcXh
「Merry Christmas」
どう誤変換 を誤変換してしまいました
したんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩彡⌒ ミ
(,,゚Д゚) く (`Д´ )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「Marry Christ's Mass」(キリストの集団と結婚しる!)
菊ちゃん、英語 になっちゃいました。
どこで習ったんだい  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
雪降りそうだから
座布団もってけ!!
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ 彡⌒ ミ
(,,゚Д゚)_∩ (`Д´ )
cく冫y,, L__/ く冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
/)/)
(゚Д゚,,) このスレに惚れ込んだage
ミ∀ミ
○UUつ
――――――――――――――――――
モナ板の皆も遊びにきてね!今日からパーティワショーイ!
招待状があればどなたでも!招待状はこちら!
| &hearts; | ←全部小文字で
___ ___r――――――――――――――
∨‖ |誰もこなかったらどうするモナ?
// ‖ |____ ____________
/ ‖ / ∨ヾ:::::ソ;/∧_∧ _______
‖ ママンスレの |三| "´ー` ミ /
/ ‖ お祭り? ノ::i::i:;;ヽ∩ く < ま、それはそれで
/■\ ∧∧ ∩∩ ∧_∧i::/ / ̄ヾ i \
二( ´∀`)(=゚ー゚)(∀`o)(´∀`;) し⌒ ⊂_ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( つ )( )( ⊂)(つ ) (__ノノミ ママンが頑張るだけ!
|\ ̄日 ̄ ̄日 ̄ ̄日 ̄ ̄日\.|__./|
\ \ \ | |
http://piza2.2ch.net/test/read.cgi/mona/1006704416/
519 :
( ´∀`)さん:01/12/23 16:57 ID:ElQIIABE
age
「大喜利」
師走で何かと忙しくなってきましたが
皆さんは師走で忙しい人に扮して「忙しい!忙しい!」と言ってください
そこで私が「そんなに忙しいのかい?」と尋ねますので
ひとつ落としていただきたい。さぁできた人からいってみましょう。
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
∧,,∧ (・∀・) /■\
ミ゚Д゚,,彡 ∧_∧ (冫,y,, く) ((( ))) (´∀` )
∧∧ (_>cく__) <丶`∀´> (__________) 彡⌒ ミ (´Д`;) (__>cく__)
(,,゚Д゚) ∬ (________) く冫y,,cく__) 彡※※※※ミ (`Д´ ) く冫z,,く__) (_________)
pく冫y,,く__) 旦 彡※※※※ミ (________) .彡※※※※ミ (__」L_) (________) .. 彡※※※※ミ
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ (________) 彡※※※※ミ 彡※※※※ミ
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
「お蕎麦屋なんですけどね」
そんなに 忙しいったら、忙しいですよ。
忙しいのかい? ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧,,∧
(,,゚Д゚) ミ゚Д゚;,,彡
cく冫y,, |__>っ とヽyとヽ__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「忙しすぎて蕎麦を茹でてる暇がありません」
うまいね!
その調子!  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄
∧∧ ∧,,∧
(,,゚Д゚),. ミ゚Д゚,,彡
(_」=L__) (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
>>520あぁあ!名前入れ忘れた!(鬱
「サンタクロースなんですけど」
プレゼントが 忙しいったら忙しいんですよ!!
配れないのかい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧_∧
(,, ゚Д゚) (・∀・ )
(_」=L__) とヽy,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
………………!!
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
……………っ!!
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧_∧
(,,;゚Д゚) (;∀; )
cく冫y,,cく__) (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
>522
激しくワラタ
524 :
( ´∀`)さん:01/12/24 10:33 ID:9cBzNN/M
/)/)
(゚Д゚,,) このスレに惚れ込んだage
ミ∀ミ
○UUつ
「手術医なんですけどね」
そんなに 忙しいったら、忙しい。
忙しいのかい? ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ 彡⌒ ミ
(,, ゚Д゚) (`Д´ )
cく冫y,, |__>っ とヽyとヽ__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「忙しすぎて麻酔をかけてる暇がありません」
恐いね!!  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄
∧∧ 彡⌒ ミ
(,,;゚Д゚),. (`Д´ )
cく冫y,,cく__) (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「政治家なんですけどねぇ」
そんなに 忙しいったら、忙しい。
忙しいのかい? ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ 彡⌒ ミ
(,, ゚Д゚) (`Д´ )
cく冫y,, |__>っ とヽyとヽ__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「賄賂を貰うのに忙しくて
政治をする暇がありません」
もらうなよ!!  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄
∧∧ 彡⌒ ミ
(,,#゚Д゚),. (`Д´ )
cく冫y,,cく__) (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
12/25になってもサンタクロースは
忙しいったら忙しいんですよ!!
まだ  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
プレゼント配って
るのかい?
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧_∧
(,, ゚Д゚) (・∀・ )
(_」=L__) とヽy,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
………………!!
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
……………っ!!
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧_∧
(,,;゚Д゚) (;∀; )
cく冫y,,cく__) (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
▼・ェ・▼<ぼくちん、可愛ちゅぎだワン!>▼≧□≦▼
ヾcUUっ ヾcUUっ
▼・ェ・▼<ぼくちん、可愛ちゅぎだワン!>▼≧□≦▼
ヾcUUっ ヾcUUっ
530 :
( ´∀`)さん:01/12/26 02:10 ID:XVi8nd84
海上保安庁ですが
忙しいったら忙しいんですよ!!
よくわかるよ。  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
たいへんだったね。
よくやったよ。
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧_∧
(,, ゚Д゚) (・∀・ )
(_」=L__) とヽy,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
怪我人3名でたけど何十年かぶりに
船を撃沈したので
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
日本のヒーローだよ。
座布団100枚あげても
足らないよ。
金像でどお?
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧_∧
(,,;゚Д゚) (;∀; )
cく冫y,,cく__) (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
531 :
立川鷺志:01/12/26 10:02 ID:d81EBFME
ヒッキーの所に行ったんですがね、
そんなに 忙しいったら、忙しいですよ。
忙しいのかい? ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧,,∧
(,,゚Д゚) ミ゚Д゚;,,彡
cく冫y,, |__>っ とヽyとヽ__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
書き込みに夢中で、「いそが(゚ー゚*)しー」とかヌカしやがるんですよ。
2ちゃんのやりすぎだ!
逝ってよし!  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄
∧∧ ∧,,∧
(,,゚Д゚),. ミ゚Д゚,,彡
(_」=L__) (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
「林家きく蔵なんですけどね」
そんなに 忙しいったら、忙しいですよ。
忙しいのかい? ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩((( )))
(,,゚Д゚) く (´Д`;)
cく冫y,, |__>っ ヽyとヽ__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
忙しすぎて何が忙しかったのか
きくちゃんの 忘れちゃいました・・・
座布団全部  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
持ってけ!
 ̄ ̄V ̄ ̄
∧∧ ((( )))
(,,゚Д゚)_∩ (´Д`;)
cく冫y,, L__/ (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
533 :
Sage:01/12/26 15:01 ID:I2luk6Jj
突然ですが...
恩師に間違った年賀状を出
なんて してしまいました
書いたんだい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩/■\
(,,゚Д゚) く (´∀` )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
昨年は
本音なんじゃ 誤指導ありがとうございました...
ないのかい?!  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ .. /■\
(,,゚Д゚) (´∀` ) ワショーイ
cく冫y,cく__) く冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
恩師って俺のことじゃないだろうな?
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\从/
∧∧
(,,゚Д゚)
(_」=L__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄|
お前は破門だ!
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ .. /■\
(,,゚皿゚) (´∀` ;) バレタカ ワショーイ
cく冫y,cく__) く冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
534 :
( ´∀`)さん:01/12/27 03:05 ID:7If9/heL
誤指導にワラタ
フサギコボーイズ漫談から出張です...
新人のカマボコ屋なんですけどね
そんなに 忙しいったら、忙しいですよ。
忙しいのかい? ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧,,∧
(,,゚Д゚) ミ゚Д゚;,,彡
cく冫y,, |__>っ とヽyとヽ__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
でも少しずつ板に付いてきました
すでに
付いてるよ!  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄
∧∧ ∧,,∧
(,,゚Д゚),. ミ゚Д゚,,彡
(_」=L__) (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
出会い系サイト『おにぎり』なんですけどね
そんなに 忙しいったら、忙しいですよ。
忙しいのかい?  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩/■\
(,,゚Д゚) く (´∀` )
(_」=L__) 冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
今日もセッセと
SPAMは 縁「結び」
やめようね  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ /■\
(,,゚Д゚) (´∀` ) オムスビ ワショーイ
cく冫y,cく__) く冫z,,く__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
すまそ 落語はよく知りません.
特に 円楽師匠の返し方が全然分かりません.
「SPAMはやめようね」はひどすぎるな...
だからsageときます
おにぎりワッショイ!!
\\ おにぎりワッショイ!! //
+ + \\ おにぎりワッショイ!!/+
+
+ /■\ /■\ /■\ +
∩´∀` ∩ ∩´∀` ∩ ∩´ー` ∩
+ (( ヽ ノ ヽ ノ ヽ ノ )) +
( (_,つ ( (_,つ ( (_,つ
(( `J `J `J ))
おにぎりワッショイ!!
\\ おにぎりワッショイ!! // + +
+ + \\ おにぎりワッショイ!!/+
ワショーイ
+ /■\ ワショーイ /■\ +
∩´∀` ∩ /■\ ∩´ー` )っ
+ ヽ ノ ∩´∀` ∩ ヽ ノ +
( ( ノ ヽ ノ ( ( ノ
し'し' ワショーイヾ ヽ ノ し'し'
+ l|ll|l し' `J l|ll|l +
+ ぴょん lll|l||l ぴょん
+ ぴょん +
おにぎりワッショイ!!
\\ おにぎりワッショイ!! //
+ + \\ おにぎりワッショイ!!/+
+
+ /■\ /■\ /■\ +
∩´∀` ) ∩´∀` )∩´ー` )
+ (( ヽ とノ ヽ とノ ヽ とノ )) +
( 人 ( 人 ( 人
(_ノ_) (_ノ_) (_ノ_) ))
540 :
( ´∀`)さん:01/12/27 07:43 ID:Z5/6FpTU
そろそろ噺が見たいあげ
枝雀師匠の貧乏神の話が見たいなあ
541 :
( ´∀`)さん:01/12/27 09:20 ID:skmdS78U
落語も大喜利も面白い
「商店」も毎週両方のコーナーで成り立ってる
このすれはどちらも読めてヨシ
542 :
( ´∀`)さん:01/12/27 13:12 ID:dSvpNehe
特に何やってるって事もないんですが
何でそんなに やたらと忙しいんですよ。
忙しいんだい? ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ∩((( )))
(,,゚Д゚) く (´Д`;)
cく冫y,, |__>っ ヽyとヽ__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
何か年がら年中身体と手足が長い人に
あんたも大変 追い掛け回されるんです。
だねぇ・・・・・  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
可哀相だから
1枚あげな!
 ̄ ̄V ̄ ̄
∧∧ ((( )))
(,,゚Д゚)_∩ (´Д`;)
cく冫y,, L__/ (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
543 :
(。・ω・。):01/12/27 13:35 ID:DlWJSu8y
「圓楽なんですけどね」
そんなに 忙しいったら、忙しいですよ。
忙しいのかい? ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄
∧∧ ((( )))
(,,゚Д゚) (´Д`;)
cく冫y,, |__>っ とヽyとヽ__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
若竹の借金取りが今だに来るもんで
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
楽太郎!!
逝って良し!!
 ̄ ̄V ̄ ̄
∧∧ ((( )))
(,,#゚Д゚)_ゴルァ!! (´Д`;)
cく冫y,, L__/つ (__>cく__)
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| (________)
544 :
( ´∀`)さん:01/12/27 14:42 ID:FVyltrXu
/ ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
./ / |こんなところにいたのか1さん!
/ / \ / ̄ ̄ ̄
/ /  ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄|かくれてもムダさ!
./ /_∧ , -つ \
/ / ´Д`) ./__ノ  ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
/ \ / / ⊂_ヽ、
.| へ/ / .\\ ∧_∧
| レ' /、二つ \ ( ´Д`)
| /. . > ⌒ヽ
/ / / へ \
/ / / / \\
/ / レ ノ ヽ_つ
/ ノ / /
_/ / / /|
ノ / ( ( 、
⊂ -' | |、 \
. | / \ ⌒l
| | ) /
ノ ) し'
(_/
>>544 ありがとうございま〜す
落とし方がよく分からないんですよね
547 :
( ´∀`)さん:01/12/29 12:37 ID:exA1jNSy
復活めでたい!!!(感涙)
早速バクアプしておこう。。。
548 :
( ´∀`)さん:01/12/29 15:56 ID:7ocR9jLR
保守
彡※※※※ミ
彡※※※※ミ
彡※※※※ミ
彡※※※※ミ 今日は寄席はお休みみたいですね
550 :
( ´∀`)さん:
ギコ川 ワッショイ!!
\\ 落語だ ワッショイ!! //
+ \\ 揚げるぞ ワッショイ!! / +
+
+ ∧∧ ∧∧ ∧∧ +
(,,゚Д゚)∩ (゚Д゚∩ (,, ゚Д゚)
+ (( (_ノっノフ (フっフ (ノoy,/フっ )) +
|_(_.ノ〜(__ヽノ 〜)__ソ__)
∪∪ し∪ し ∪