クロスが中国製プラモを酷評!国際問題に発展か!

このエントリーをはてなブックマークに追加
313HG名無しさん
黒木さんご苦労さま

『航空ファン』誌に連載されていた、黒木一美(くろきひとみ)さんご執筆による、日本機の塗装についての記事が、
今号で最終回になりました。わずか9回の記事でしたから、何だか「まだ言い足りないんじゃありませんか?」
という感じもしないではないのですが、もしかすると「差し当たり言いたいことは言ったわ」とご本人は満足なさっているのかも知れません。
私はもっと長期にわたるものだと勝手に推測していましたし、最初の頃のパワフルな感じからして、黒木女史も長期戦の構えなのかなと予想していました。
ちょっと肩透かし、というのが正直なところです。誰かさんのように、ケンカをして連載が中止になったなどということではないことを祈りますが、
まあとにかく、内容については楽しめましたので、「楽しい記事を9ヶ月にもわたってありがとうございました。
ご苦労さまでした。」と申し上げたいところです。

尻切れトンボという印象はあるとはいえ、『航空ファン』という、メジャーの、今やそれなりの権威と輝かしい販売部数を持つ雑誌に、
ああいう内容の記事が載ったことは、画期的というか、喜ばしいことだったと思います。細かいところでは疑問がなくはないのですが、
そもそも黒木女史と私とでは、色んな意味で方向性が違いますし、私はそもそもモデラーであってヒストリアン(航空史研究家)ではありませんから、
種々のズレが生じるのは当然でしょう。正面切って議論をさせて戴くなどというのはとてもとても恐れ多くて私には出来ません。
それに私は女性と議論するということがそもそも全く苦手なのです。そういうのは昔『お茶の水女子大学』で飽きるほど経験しており、
もうイナフという感じですからね。

黒木女史の今号の記事は、今までのヒストリカルアプローチ(航空史学的考察)とは離れ、エッセイというか、
イラストレーターNさんの著作に対する読書感想文のような感じが致しました。別にそれが悪いと言っているのではありません。
ま、そういうアプローチが『航空ファン』という一種のエスタブリッシュメントの中で出来たということは、
日本の航空ジャーナリズムという文化の一つの成熟なのかも知れませんね。

 今回の内容は、本来模型誌向きの記事であって、航空誌の記事らしくないのでは、という印象がありました。「それが新しさなのだ」と言われれば、実際そうなのかも知れませんが。

 冒頭から、模型の塗装に実機カラーチャートは役に立つか、という話ですね。黒木女史は例によって言葉鋭くおっしゃっています。