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HG名無しさん:
歴史に見られる事例
屍体性愛は、他の性倒錯と同様に、非常に古くから人類の内にあったと考えられるが、異常である故の秘匿な行為であったために、実例を見つけるのは難しい。
ヘロドトスの『歴史』の第二巻には、古代エジプトでは、位の高い男の妻や、美しい女が死んだ場合、ミイラ職人に屍姦されることのないよう、死から3、4日たった後に死体引き渡した、という記述がある
(ただし、仮にヘロドトスの記述が本当であるとすれば、屍姦の事例のきわめて古い証言となるが、このミイラ職人たちがネクロフィリアの嗜好を持っていたとは断言できない)。
古代には、死者との性交が魔術的な意味を持っていたと考えられる場合もある。
モチェ文化のものとして、廃墟で生者と交わる骸骨の死者が描かれた陶器が出土しているという。