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HG名無しさん:
同性愛は珍しい存在なのか
性的少数者(性的マイノリティー)は、おおよそ概念上で少数者とされているものであり、実際はそれほど少数ではないと考えられる。
概念上マイノリティーとなる最大の理由は、多くの同性愛傾向を持つ人々が、その偏見から、社会的に及ぼす影響や自身が被る不利を考慮し、
同性が好きであることは普通に言い出せる現状にはないと個人的レベルで判断した結果、隠すための努力をする、隠すために最善を尽くすことを選択するからである。
一般世間において異性愛規範や結婚規範が強いために、同性愛者でありながらそれを隠すために異性と交際したり、結婚をして子供をもうけたりしている者も決して少数派ではない。
このケースでは配偶者も夫や妻が同性愛者であることに気づかないことが多い。
歴史を遡ると、同性愛が公然と行われた時代も存在する。
少年愛が制度化されていた古代ギリシア時代である。
(ただし、古代ギリシアにおける同性愛的関係は概ね成人男性と思春期前後の少年のあいだで結ばれるもので、成熟した男性同士の関係は多数派ではなかったらしい。)