★塗装初心者スレッド 20 ガンプラからスケールまで★
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HG名無しさん:
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HG名無しさん:2006/08/21(月) 01:07:05 ID:2kh418Ob
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HG名無しさん:2006/08/21(月) 01:07:42 ID:2kh418Ob
★筆塗りについて★
筆塗りは道具も安価で、初心者でも手軽に挑戦できる塗装法です。
ですが数mm〜数cm程度の面積をチョイチョイと筆で塗り分けるのは簡単でも、
大きな面をムラなくきれいに塗るにはかなりの技術と経験が必要になります。
初心者の筆塗りでは雑誌や箱の写真のようなきれいな仕上りにはならないでしょう。
そこで大きな面の塗装については他の塗装法をオススメします。
各塗装法の詳細については
>>4の書籍等を参照してください。
・スプレー塗装 …1本500円程度から
塗料の調色や濃度の調整も不要で、後片付けも手軽で簡単、買ってきてすぐ使えます。
大面積の光沢仕上げにはエアブラシよりもスプレーの方が向いていると言う人もいます。
ただし、吹き過ぎ(シューと長く吹き付けない)など気を付ける点はいくつかあります。
・エアブラシ塗装 …コンプレッサーとセットで2万円程度から
高価なため上級者向けというイメージがあるかも知れませんが、扱い方さえ覚えれば
誰でもきれいな塗装が可能です。大面積の塗装にも繊細な塗装にも対応でき
好きな色も調色可能、迷彩塗装やグラデーション塗装など表現の幅も各段に広がります。
また長く使い続けることを考えればスプレーに比べて安く上がります(10年以上使用可能)。
多少お金があるならエアブラシをいきなり買ってしまうのも良いかも知れません。
(ただしエアブラシがあれば筆塗りが全く必要なくなる、という訳ではありません)
★マーカーについて★
ガンダムマーカー等のペイント系マーカーは、あくまで手軽に塗装するためのものであって
初心者でも簡単きれいに塗装できる、というものではありません。
手軽な分、塗料の濃度やマーカーのニブ先の具合を調整できないことがかえって仇となり、
きれいに塗装するのならマーカーの塗料を皿に出して筆塗りする方がよほど簡単です。
「細部をちょっと塗りたいが筆を用意するのも面倒」という場合に使うものと考えてください。
またコピックモデラー、リアルタッチマーカー等の染料系マーカーは、色を塗り分けるための
ものではなく、基本塗装の上に汚し塗装をしたり、色の調子を変えたりするためのものです。
普通に色を塗りたいのであれば、ペイント系マーカーやその他の塗料を使用してください。
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HG名無しさん:2006/08/21(月) 01:08:17 ID:2kh418Ob
★トップコートについて★
塗装後にツヤの調整や表面保護のために使うスプレーには大きく2種類あります。
・クレオス トップコート …水性、薄める際には水性ホビーカラーうすめ液を使用
・クレオス Mr.スーパークリアー …ラッカー系、薄める際にはMr.カラーうすめ液を使用
またこの他に「仕上げにクリアーを吹いて表面を保護する」ことを「トップコートする」と
呼ぶ場合もありますので、商品名と混同したりしないように注意して下さい。
★シンナーの臭いと換気について★
塗装作業はベランダなどの屋外に近い環境でやるか、十分に換気をしながらやりましょう。
換気は、「臭いが不快だから」ではなく、「無臭の有害成分を部屋から追い出すため」に
行ないます。部屋を閉め切った状態で塗装作業をし、脱臭剤を撒いて臭いを消したとしても
有害成分は室内の空気中にそのまま残っているため、短期的には頭痛、吐き気などが、
長期的には肝機能障害などの深刻な健康被害が発生します。
最近発売された臭いがマイルドなシンナーも、有害成分については変わっていません。
対策としては換気をまず大前提とし、その後必要であれば作業用防毒マスクを使用してください。
★塗装ブースと塗料の霧について★
スプレー、エアブラシ塗装では揮発したシンナーの他に、色の付いた塗料の霧が発生します。
塗装ブースはこの霧を集めて屋外に排出するためのもので、空気中の有害成分や臭気を
全て吸ってくれるものではありません。作業中、作業後は十分に換気を行なってください。
またこの霧も、吸い込めば肺内で硬化して有害ですので、こちらも十分注意してください。
個々のブースについては
>>3-4の塗装ブーススレを参照してください。