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HG名無しさん:
AM 「おふたりが中高生におすすめする作品というのはどんなものでしょうか。」
島本 「やっぱり「宇宙戦艦ヤマト」('74年・テレビ)はハズせませんね。「ヤマト」は
魂がこもっていますから!」
庵野 「「ヤマト」にしろ「機動戦士ガンダム」('79年・テレビ)にしろ、魂のこ
もった作品は、画面から作り手の心の叫びが光線になって出てきますからね。チン
タラ作っている作品は、画面からチンタラ光線がでていますから、見ていてつらく
なっちゃいますね。作り手が作品にどのくらいの魂をこめているのかって、その作
品を見るうえでのバロメーターになりますよね。」
〜略〜
庵野 「あとは「機動戦士ガンダム」の第1シリーズ('79年・テレビ)も見てもら
いたいんだけど。あれはビデオソフトにもなっていないんだよね。」
島本 「でも、最初の「ガンダム」の映画もいいですよ。」
庵野 「映画なら3本めの「めぐりあい宇宙編」が絵がきれいでいいですよ。それか
ら富野(由悠季)さんの作品なら「伝説巨神イデオン」('80年・テレビ)もおすす
めです。テレビシリーズをバ〜〜〜っと見て、「発動篇」('82年・映画)を見るの
がベストですね。ちょっと絵がよくないところもありますが、ガマンして見てくだ
さい。」