銅鑼の38(t)偵察戦車に関する疑問に対するコックルの回答↓
ttp://www.network54.com/Forum/47207/thread/1169870391/ ミシリンで、銅鑼のキットのフェンダー形状について質問した人がいて、それに対してコックルが答えている。
(この点と、例の車体上部前面の段についてはPMMSのレビューでも疑問とされていた。)
1.フェンダーについて
キットでは、フェンダーの車体側の取り付け部分は一直線になっていて、車体上部を合体させた
ときに、戦闘室左右のフェンダーステーによって一部が押し下げられるようになっている。(銅鑼は
これをキットの売りとして宣伝していた。)つまりフェンダーの縁は車体側は一直線で、外側では
車体中央から前方にかけて微妙に上に反る「く」の字になる。民也や三ツ星のキットでは車体側の取り付け
部も「く」の字になっている。だから民也、三ツ星は「フェンダーは設計上「く」の字に取り付けるように
なっていた」という解釈で、銅鑼は「実車のもともとの設計上はフェンダーは一直線だが、偵察戦車
では「く」の字に強制的に変形させられていた」という解釈だったということらしい。
でコックルの言うことには「この点についてはアドバイザー達と日本人設計者達の間でも意見が割れ、
結局あのようになった。ドイルにこの点について聞いてみたところ、フェンダーは車体側でも
「く」の字になっている、という答えだったが、もうキットを直している時間はなかった。今後の
キットでは直すことになると思う。」
でもマーダーIII Hでは改定はもう間に合わないんじゃないのかなあ。
2.車体上部前面の段について
「PMMSで操縦手前装甲板が飛び出ていることについて指摘されているけれど、キットを設計した
ときには、Tech Intel(このスレでも資料として挙がっていた)の不鮮明な写真とドイルの側面図を
参考にしてあのようにした。が、同じ写真がより鮮明にPanzers in Gunsight 2(これもこのスレで
挙がっている)に出版されており、PMMSの指摘は正しい。」
とキットの形状が誤りであることを認めた。
しかし、どうしてドイルやドイルの図面をそこまで信用するんだ?フェンダーの件の結論が「ドイルが
そう言ったから」じゃダメだろ。まあ今回は多分正しそうだからいいけどさ。