>>155 使う人の腕が高くなければ道具の真価を発揮させる事は出来ない。
これは正しい。
しかし、熟練者でも粗悪な道具を使ったのでは、結果は惨憺たるもの。
初心者、未熟な人間でも、いやだからこそイイモノを使うべきであるし、イイモノを
使いこなせるようになったほうがいい。
とはいえ、最初の一本に特殊なもの(0.2口径の細吹き用や0.5口径の広吹き用など)
を選ぶ必要はないし、逆に上達の邪魔になりかねない。
始めはスタンダードで応用の利く0.3口径を選ぶのがいいだろう。
ただし、なぜかしらないが、風力がすさまじく劣るスーパーエアブラシJrは外した方がいい。
応用がきかないし、変なクセがつきかねない。
なお、弘法筆を選ばず という諺があり、熟練者は道具の善し悪しにかかわらず腕で
良い結果を残す という意味につかわれているようです。
しかし、実際は、目の肥えた弘法大師様は、筆の善し悪しをすぐに見分ける事ができて、筆
選びに時間をかけなかった。と言う事から生まれた言葉のようです。
弘法大師も良い結果を出すにはいい道具が必要だと、強く意識していたというお話でした。