模型やってるやつのモテなさ加減。

同じ趣味を持つお前らの為を思うからこそ、恥をしのんで、俺の痛い過去を書き込むぞ。
心して読んで、自分を変えてくれ。

俺は、1970年（昭和545年）生まれ。現在32歳だ。

小学校・中学校の頃は、同級生の女の子に、「変な顔」「気持ち悪い」と言われていた。
中２の時に「嫌いな男子�ｂP」に選ばれた事もある。

高校の時も女子に「気持ち悪ーい」と面とむかって言われた。

そんな当時の俺のファッション（髪型・服装）のお手本は、永野護の描くアニメキャラだったり
大友克洋の漫画だった（血涙。

ところが何故か、予備校時代（1989年だ）に「トム・クルーズや坂本龍一などがしている、今、
流行のヘアスタイルのツーブロック・カット……」という新聞記事を読んで、それがどんな髪型か
知らぬままに、美容院にいきオーダーした時あたりから何となく周囲の対応が変化し始めた。

何故か、そこの美容院の勤務していた娘（中卒のヤンキー）に「友達になって欲しい」と
言われて、それが最初のガールフレンドだった（Ｂまでした）。

横浜にある大学に入って一人暮らしをはじめ、一年目は、馬鹿の一つ覚えの
ツーブロックカットにケミカルウォッシュのジーンズにきたないアディダス運動靴をはいた
ヲタ野郎だった。数年ぶりにあった親戚のお姉さんが親切心で「服を選んであげる」と
いってくれ、川崎のデパートでリーバイスのストレートジーンズと皮のローファーなんかを
買ってもらった。

ここら辺から、回りの友達（少々ヲタ入ってた）に「カッコいい」といわれるようになり、
自分でも調子づき（増長？）、『メンズ・ノンﾉ』等のファッション雑誌を読み、それを忠実に
真似する様になった。

当時は、まだまだバブルの余波がのこっており時給１５００円だったバイト収入の
大部分が、模型ではなく、服につぎ込まれ始めた。
シャワー付きの部屋に下宿をかえた（それまでは２日に１回の銭湯だった）。

大学２年の終り頃から、はっきりとモテ始めた。それまでは共同電話だったんだが
部屋に留守電つきの電話をいれ、『ホットドッグ・プレス』に書いてあった通り、
毎晩、かならず誰か１人以上の女の子に電話したりした。
彼女が最高時で同時に３人できた。複数の女性関係のもつれからバイトを首になったり
するまでになった。

で、現在。会社員で押しかけ同棲している彼女がいる。向こうは結婚してがっているが
俺自身は俺のキャリアプランを考えると、リスクの多い冒険が出来なくなってしまうので
当分は避けたいな、などと自然に考えたりしてる。
行きつけのスーパーのレジ打ちのバイトしてる女子高生にラブレターをもらった事もある。

恋人が出来ないと嘆く模型ヲタの友人に色々アドバイスすると
「そんな風に女と自然に話せるのは、お前がカッコいいからだ」とか返されたりするし、
１０代の時と比べると大した進歩？だな、とおもう。

俺自身、何が変わったかといえば、まず外面的には「普通」の格好をするようになった
と言う点だろう。秋葉原にいくと、よくアニメやゲームの登場人物のファッションを模している
らしい香具師を多く見かける。他人事ではなく、心が痛むよ。
今なら、ユニクロとかギャップとかへいって、そこの店員で自分と背格好の同じヤツを
見つけて、そいつが着てるのと同じ服と靴を買え！

あと、内面的には、「肩の（変な、間違った）力を抜いた」という点だ。
変にカッコつけようとしたり、或いは女性に興味が無いふりをしたくて女性を見下したような
発言をする香具師は、まず、その間違った自尊心を捨てろ！>>24が例示してるようなﾔｼ。

おれは、この２つが出来るようになるのに２０代はじめの数年を費やしたが、
その価値はあったと思っている。彼女が出来た、というだけでなく仕事の面でも
以前の俺のままだったら、まともに相手にされないな、というか俺ならあんなヲタには
発注せんぞ、と思っている。

だから、お前らも、毎日ちょっとの努力を実行すれば、必ず変われるぞ。


他人事とは思えず長文してしまった。ｽﾏｿ。