何かにかこつけてでも、戦車を完成させよう

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【第?話 バラトン湖の戦い 〜戦争経済って萌え〜】
1944年末、怒濤の如く攻め寄せるソ連軍、崩れさる同盟軍。
その状況下において、ヒトラーは東ヨーロッパに残った最後の同盟国ハンガリーとの
同盟維持に個人的な執念を燃やしていた。
そして、西ハンガリーには、バラトン湖地区には、最後の石油精製所が残されていたのだった。
将軍達の、残された兵力は、ベルリンの防衛に充てるべきとの進言を退け、
「もし、諸君に燃料が無くなれば、諸君の戦車は走らないし、飛行機も飛ばないのだ。
しかし、私の将軍たちは戦争経済のことを何も理解していない」
ヒトラーは、彼の版図の維持を夢見て最後の大規模戦車戦を実行に移す事になった。

というコトで、バラトン湖の戦い 大日本絵画社 から最初のトコを端折って引用。