第四十三話:清き、揺れる、ココロ
師走らしく走って登場する なみえ先生。俺だけの
生ける青い体験である、れいかさんに英国留学の候補に
選ばれたことを報告する
留学の道を選ぶとプリキュアを、プリキュアを続ければ留学を
諦めなければならない、人生の別れ道に立たされた れいかさんは、
弓道場で稽古中、プリキュア壊滅を画策するジョーカーに
怪しげな空間へと連れ去られてしまう
ジョーカーが作り出したであろう謎のサーカス小屋で、ジョーカーと
対峙する れいかさん。プリキュアに変身するも、抱えた悩みを理詰めで指摘され、
理屈から抜け出す術を持たない れいかさんは、元の姿へと戻ってしまう
勝ちを確信したジョーカーは、まとめて倒してしまおうと
弓道場で行方不明になった れいかさんを探している みゆき達を
同空間へと引き込む。この時、東映の伝統か。主役にありがちな
熱血バカの数枚上を逝く、自身の物語を強引に終わりへと導く
間抜けさが発揮されたと感じた人はかなりの数に上るようだ
固定観念に捕らわれた頭でっかちは、越えられないココロの壁を
挟んで本音をぶつけ合い涙する れいかさんと4人と1匹
みんなで一緒にプリキュアを続けていたい
泣き崩れるプリキュア達に止めをさそうとするジョーカーとあかんべぇを
時代劇に影響を受けたであろう溜めを作った啖呵の切り方で静止し、周囲を
氷結させながらノーバンクで変身。この時、え、そんなに泣いたっけ?と
思ったが、ビューティがプリキュアのチカラで生み出したことにしておいた