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赤西を“独り立ち”させる−。
米国での成功を夢見て単身修業中の若武者に対し、喜多川社長がついに断を下した。
6月19、20日にロサンゼルスで念願のソロ公演を実現させ、
9、10月にはニューヨーク、ラスベガスなど7都市でもコンサートが決まった赤西。
一方で彼が不在のままKAT−TUNが16日、東京ドームでアジアツアーをスタートさせた。
同所に姿を見せた喜多川社長は報道陣に、来年も赤西が米国でソロ活動を計画していることを明言。
その上で「今は米国で成功させることしか考えていない。
KAT−TUNを引きずっていてはファンにも申し訳ない」と語り、
今秋の全米公演を見極めた上で、正式に脱退させる意向を示した。
続けて「米国で失敗したらKAT−TUNに帰っておいでなんて甘いことを言ってはダメ。
『かわいい子には旅をさせよ』ではないが、好きな道を思い切りやらさせるしかない」。退路を断ち夢に向かわせる親心だ。
同社長は青春時代を過ごした米国でエンターテインメント業界に触れ、
事務所設立後もマイケル・ジャクソンさんらと交流を持つなど特別な思い入れがある。
「赤西が米国で成功してくれたら、こんなにうれしいことはない」。
今後も米修業を続ける赤西を全面サポートする。