み「 きゃあ
ポ「 わあああああ!!
み「 ポップ!!
ダッシュしてからの低空ダイブで、崖下に転落寸前のポップを掴む
何が起こったかよく理解できないまま みゆきに掴まれるポップ
しばらくして我に返り みゆきを見上げる
み「 たまには、映画みたいなワンシーンがあってもいいんじゃない (無理に笑顔
ポ「 みゆき殿……、
み「 わたしは、そう思う (ポップを引き上げる、ここから汚れたままの服
山道の端で座り込んで安堵を吐く みゆきとポップ。急にあたりが暗くなり、斜面の木に雷が落ちる
み「 きゃあ!!
窪地に入り身を屈めている みゆきとポップ。周囲に数回稲妻が走る
ポ「 山の天気は変わりやすいでござる
み「 はやく治まるといいね
歩いていると、雨が降り始める。木陰でリュックを横に置き頭からカッパを被り止むのを待つ
ポ「 山の天気は変わりやすいでござる (リュックから顔を出して
み「 はやく止むといいね
明るくなり晴れ間が見え始める
きつい日差しの中、長袖のシャツを腰に巻きタンクトップ姿で歩く
ポ「 山の天気は変わりやすいでござる (リュックから顔を出して
み「 雨よりは、マシだけど……