登り続ける みゆき。少し進む度に数回、同じ場所に辿り着く
み「 さっきのようなことも、山との闘いになるのかな
ポ「 それは、違うと思うでござる
み「 あれ。ここ、さっき通った場所だよ (山頂まで500mの立て札
ポ「 そうでござるな。確かにこの標識には、見覚えがあるでござる
み「 もしかして、わたし達。遭難しちゃったの? ずっと一本道だと思ってたんだけど
ポ「 これは、不可解でござる
み「 わかった。こういう事って、誰かが不思議なチカラを使って…… (半ば冗談で
魔「 そうだわさ。アタシがやったんだわさ (木陰から姿を現す
ポ「 おまえは!
み「 マジョリーナ!
ポ「 何かおかしいと思ったら、おまえ達が邪魔していたのでござるか
み「 愉しい山登りを邪魔するなんて、許せ……、あ (構えるがパクトが無いことに気付いて
魔「 変身出来ないおまえを倒しても意味がないだわさ。この山には、
登らせないだわさ……。プリキュア。これは、忠告だわさ (消滅
マジョリーナと共に偽の山道が消えて、本当の山道が現れる
ポ「 みゆき殿。引き返した方がいいのではござらぬか (淡々とした口調で
み「 ここで引き返したら、山場のある面白いお話とハッピーが逃げちゃう (冷静に
わたし、逝けるところまで逝ってみるよ (不安だけどメルヘンの為に負けたくない
ポ「 では、拙者もこのまま。御一緒するでござる
立場上、参加者の意思を優先せざるを得ず反論しないポップ