七色山の麓。キャンプをしている男女。そこにウルフルンが
狼「 この山をバッドエンドに染めるのは、この俺様の役だ (ジョーカーから山のを聞いて
女「 きゃあ!
男「 か、怪物 (逃げていくふたり
狼「 まずは、腹ごしらえといくか (折りたたみ椅子に座って残された料理を物色
狼「 なんだこれ、ズズ (コーヒーを飲む
狼「 うめぇ♪ (笑顔
懐からバッドエンドドリンクを取り出す。「飲みすぎ、飲む場所に注意」という注意書き
狼「 飲みすぎに注意だと? 知るかよ、そんなもん
(マグカップのコーヒーに混ぜて一気に飲み干す
狼「 うめぇ♪ (笑顔
狼「 カラダの底から活力が湧いて来やがったぜ (立ち上がって
狼「 あの婆さん、たまにはいいもの作るじゃねーか。ウヒョーー!! (ダッシュで山道を駆け上がっていく
山の麓。午前十時。七色山登山口の看板。舗装された道が終わる。そばに簡易
休憩所と売店。そこそこ急勾配で樹木あり沢あり。所々禿げてる山々、標高980m
み「 やっと着いたね
ポ「 みゆき殿。大丈夫でござるか?
み「 うん。ほとんど、予定通りだから (腕時計を見てから
み「 あの岩場の上あたりが頂上だよ (頂上を指差し
ポ「 お天気に恵まれて良かったでござる
幅1m程の山道。豊富な自然を観察しながらの登山。途中見かけた植物や
生物を簡単にスケッチしていく。木の幹に「頂上まで700m」の標識などの1枚絵