水無月邸。広めのリビング。テーブルに並んで、夏服で談笑する俺の嫁と かれん
テーブルの上には、俺の嫁が持参した和菓子と俺の嫁用の緑茶とかれん用の紅茶、
原稿とメルヘン通信。かれんの隣の椅子には、登山の準備を済ませたリュックが
かれん「 こまちの小説の山。必ずわたしが、乗り越えてみせるわ
俺の嫁「 気をつけてね、かれん (笑顔
か「 そろそろ、シロップが来る頃かしら (壁の時計を見て
嫁「 山登りは、久しぶりね
魔「 そうは、逝かないだわさ (室内に出現、キャッキャウフフな雰囲気から一転驚くふたり
魔「 邪魔者は、この世界でじっとしていて貰うだわさ
か「 あなたは!? (俺の嫁を守る騎士のように、危機感一杯の表情で立ち上がる
魔「 アタシは、マジョリーナ。バッドエンド王国から、
そこにある小説をバッドエンドに染める為にやって来たのよ (若返る
嫁「 なんですって!
か「 そんなこと、させるもんですか。こまちは原稿を (原稿を両腕で胸元に抱える俺の嫁
か「 プリキュア! メタモルフォーゼ! (キュアモをかざした後で
原稿を抱きしめ部屋の隅にいく俺の嫁
バトル。アクアの打撃を避けた後、マジョリーナが連続で蹴撃
避けるもガードが遅れて、ミドルキックを一発脇腹に受けてしまう
後ろに下がり、アクアトルネード。逃げていくマジョリーナ。変身解除
魔「 あの山には、登らせないわ (消滅しつつ