きっと初スレたて

このエントリーをはてなブックマークに追加
53名無し戦隊ナノレンジャー!
 
卓袱台を囲んで座る みゆき。飴とポは、卓袱台の上に立っている

ポ「 これを見て欲しいでござる。 (携えてきた、メルヘンハイキング通信
   地方版夏ノ十二号を卓袱台の上に拡げる

『 七色ヶ丘に伝説の山、現る 』  (山の写真に見出し

み「 伝説の……、山?  (記事が日本語表記なのは、気にしない
ポ「 そうでござる。これはメルヘンランドに伝わる山で、数年から数十年に
   1度だけ選ばれた場所に、短い期間現れるのでござる
み「 え、この山。七色山だよ。わたし、何度か登ったことあるもん  (写真を凝視した後で
ポ「 それが違うのでござる。この山は、山にだけ出現する特殊な山なのでござる
み「 山に出現する……、山?
ポ「 そうでござる
み「 なんだか、ややこしいんだね

ポ「 物語の山場(ピーク)を司る特別な山で、この山を誰かが登ることで、山場を大切に
   する人が増えて、世の中にあるお話しの山場らしい山場が保たれているのでござるよ
み「 登る! (祈り手、目キラ
ポ「 流石、みゆき殿。話しが早いでござる。最近は、なぜか登山に成功した者がおらず
   何とかせねばと案じていたとろこでござるよ。早速、登山の準備を

み「 あ、でも
ポ「 どうしたでござる
み「 夏休みの宿題が……。そうだ! 自由研究を、山の自然観察にすればいいんだ
   我ながら名案かも。フフフ (笑顔

ポ「 そして、この山の頂上には、山に登った者だけが手にすることができるという、
   バッドエンドに対抗する強いチカラを授けてくれる、伝説のデコルがあるのでござる
み「 登る! (祈り手、目キラ
ポ「 そうと決まれば、すぐに登山の準備を