顔元祖

火曜日に弁護士に会い、本日所轄の警察署に行って来ました。
結果は以下のとおり。

・弁護士の見解
「名誉毀損？どこの誰が名誉毀損されたの？この、えーと、『名無し戦隊ナノレンジャー！』さん？
誰が誰を告訴するの？『名無し戦隊ナノレンジャー！』さんが『名無し戦隊ナノレンジャー！』さん
を訴えるの？特定出来ないよ、そんなの。特定出来なきゃ名誉毀損罪なんて成立しないよ。
それで、あなたはどれ？この『 ◆8mmTVJC/hc 』っていうのがそうなの？あなたは、この何？
ハンドルネーム？例えば、この名前に悪口を書いたビラを電柱に貼られたり、頒布されたりした
として、実生活に被害や不利益を被る事があるの？それがあなただと、不特定多数の人間に
特定される訳？無いでしょ。不愉快ならハンドルネーム変えたらいいんじゃないの？」
「掲示板上のハンドルネームに人格権？無いよそんなの。それで？何、アスキーアートっていうの？
これ。著作権？うーん、これは著作権法において保護されるべき著作物に該当すると僕には見え
ないなあ。著作物だと主張してる？じゃあ、裁判やって判例出してもらえばいいんじゃないですか。
少なくとも僕はそんな判例聞いた事が無いなあ。経済活動ですか？この、カンパが？カンパは
カンパでしょ。」

・警察署の見解
「まず仮定の話は出来ません。違法行為かどうかは、弁護士等の専門家に判断してもらってね。
我々にその判断は出来ません。それで、違法の有無は関係なく、告訴状を提出されるなら、必ず
受理します。受理後６ヶ月以内に捜査します。ただ、我々は、任意捜査から入りますから、特定
出来ないものを逮捕したり出来ません。必ず、特定しなければならないんですよ。特定出来れば
令状を取りますが、任意捜査の段階でプロバイダーに個人情報を強制開示させる事は出来ませ
ん。ですから、そこは強制捜査になります。令状が必要です。捜査結果については、いかなる結果
であれ、検察へ報告します。警察の仕事は、捜査と結果報告です。起訴するかどうかを決めるの
は検察の仕事です。告訴状の受理は刑事一課で取り扱っていますので、そちらへどうぞ。」

まあ、こんな感じです。
私は、今のところ別に実生活に支障をきたしている訳では無いので、どこのどなたか存じ上げない
方を侮辱罪で告訴する事は取りやめる事といたしました。
ただし、将来、私の実生活に今回の件が支障をきたすような事態となった場合は、再度、弁護士と
協議したうえで対応させていただく事を記しておきます。

以上。