イチロー オリックスの指名に天才打者は戸惑った
http://number.bunshun.jp/articles/-/56858 「指名を受けたとき、彼は授業を受けてました。それでコーチがオリックスから指名されたと伝えると、
ずいぶんがっかりしてたみたい。彼の中ではプロ野球イコール、ドラゴンズだったからね。
後になっていろんな人に『何でドラゴンズに行かせなかったんや』って言われたけど、
ドラゴンズのスカウトは獲る気なかったな。
イチローは順位は気にしてなかったけど、オリックスということで、嫌だ、
大学へ行くって言い出した。
私が当時の日大の監督と仲がよかったから、獲ってくれるって言ってたんだよな。
でも、それはいかんぞ、って。私も工藤のとき(公康=名電高在校時、社会人行きを明言するも、
'81年のドラフトで西武から6位指名を受けると一転してプロ入り)にゴタゴタして嫌な思いもしたからね。
サッカーのチーム行くわけじゃないんだから行け、って。必要としてくれてるんやから行くべきだ、と。
で、納得してオリックスに行くわけです」