Q.賞味期限を過ぎた納豆は食べられるのか?
A.基本的には賞味期限を一日過ぎたからといって、食べたら
すぐウン○ビリビリの腹痛をおこしたり、吐き気をもよう
したりすることはありません。
ただ、納豆の適度な発酵による美味しさを味わえる、きつい
アンモニア臭が発生しない期間として、賞味期限が設定さ
れていますので、その間に食べることが宜しいと思います。
ちなみに、賞味期限を2週間ほど過ぎて、目にしみるよう
なアンモニア臭がする納豆を好む、パワー納豆ユーザーも
いらっしゃいます。
Q.納豆が腐るとどうなるのか?
A.基本的に、美味しい納豆のなかには「納豆菌」が大多数
(支配的)ですが、発酵がうまくなかったり、雑菌が入り
やすい保存状態が続くと、納豆菌以外の雑菌が増え、腐ります。
見た目としては、水っぽくなったり、糸をまったく引かなくなったりします。
Q.納豆は冷凍しても大丈夫なのか?
A.大丈夫です。
納豆菌は自分が生きていけない環境になりますと、
胞子の状態、いわば冬眠状態に入りますので、
冷凍しても納豆菌は生き延びます。
納豆を大量に購入した場合等には冷凍して頂き、
食べる前日に冷蔵庫に移しておけば、美味しく召し上がれます。
ただし、パックや藁つとのままですと、水分が失われますので、
ラップやビニールで包んで頂けば、より美味しく召し上がれます。
ちなみに、冷凍しても納豆菌が生きられるからこそ、
冷凍した納豆からでも納豆が造れます。
Q.ドライ納豆や干し納豆、納豆ふりかけでも納豆と同じ効果はあるのか?
A.納豆菌やビタミンKなどは熱をかけても残るのです
が、ナットウキナーゼだけは熱に弱いため、油脂で
揚げたドライ納豆や納豆ふりかけにはナットウキナーゼは壊れてありません。
熱を加えない干し納豆やフリーズドライ製法のドラ
イ納豆や納豆ふりかけにはナットウキナーゼが残っ
ておりますので、用途や味によってお選び頂ければと思います。