生の声が政治を語る34

このエントリーをはてなブックマークに追加
238生の声 ◆cc3RB/STnCwU
●菅は小沢をナメすぎてないか・・・?

菅が小沢を追い込み、支持率上昇を狙っているようですが、私は好感が持てません。

まず、支持率上昇につながるかどうか非常に不透明である。
朝日や読売の調査では、「全回答者(支持する・わからないも含む)」の約40%が「菅さんの実行力の面で支持しない」と回答している。

国民の40%が「実行力がない」と考えていて、それを解消するのは、政策を実行していくしか無い。
これはすぐに数字には表われないが、賛否両論クラスの話なら、いずれ「否」の部分(例えば諫早湾の農家の話)は
忘れられ、徐々に評価されるものである。

小沢叩きをやれば、両院議員総会を開かれ、岡田に対し「オマエは選挙で負け続けてるが何を考えているのか? やるべき仕事
(政府と党の予算折衝)があるだろう」と責め立てられ、権威が失墜するのは間違いない。

ヘタをすれば、国民の半官びいきで
「支持率稼ぎの小沢いじめで、国民のことを考えてないじゃないか」と批判されるおそれがある。


それより怖いのが小沢・鳩山の大量離党の可能性があることである。非常に少ないが。

小沢・鳩山派が政権交代前から悩んでいたことは「後継首相候補不足」であった。「鳩山首相」誕生で一旦それはなくなったが、
鳩山が失脚する過程でまた浮上してしまった。菅に「小沢は静かにしろ」とやられたのはその脚元を見られたからである。
参議院選挙で菅が大敗し、「小沢そのもの」が首相候補にならざるを得ない状況まで追い込まれてしまった。

しかし今回は「三権分立をおかし、マニフェストも放棄している菅・執行部はもやは民主党に値しない」といって、
舛添を党首候補に祭りあげて新党を作れば、100〜250人強集まる。

ここから内閣不信任が可決する可能性が出てくる。
これは可能性は少ないが、イリュージョン(幻想)ではない。 菅はそのことを念頭にpいているのだろうか?