生の声が政治を語る31

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551生の声 ◆cc3RB/STnCwU
●小沢は参議院民主党をまとめよ、菅は、「新聞・世論」に頼れ

小沢優勢が伝えられている民主党代表選だが、予断はまったく許さないだろう。
巷間言われている数はあまり信用できない。

小沢の強みは自派閥の強力さ、ねじれ国会解決能力、参議院民主党(輿石)とのつながりである。

ねじれ国会は、まず自民党からのゴボウ抜きで衆議院3分の2を使い乗り切ったあと、統一地方選挙後に、民公連立に乗り出すはずである。
岐阜1区の柴崎が菅陣営に飛び込んだのも、郵政法案で自民党衆議院議員をゴボウ抜きにする作戦を考えれば理解できる。
野田聖子が、郵政法案に賛成すれば間違いなく党員停止になる。
そうなれば、脱党→民主党入りは誰でも想像がつく話で、柴崎は、それ(比例にまわされてしまう)を主流派に耳打ちされたのだろう。

小沢は与党で入ればどうでもいい参議院民主党と、菅のミスで落選した、参議院落選組を取り込める。
参議院落選組は、菅・枝野への恨みと借金で七転八倒している者が多いと思われる。
今回は2人区で2人立てたので、落選者が多いのも特徴である。
これらの借金の面倒や、次の生活への手ほどき(統一地方選への立候補、次期衆議院選比例立候補手形など)は、
小沢の方が断然能力が上だ。


菅は永田町段階では、数と恨みによって囲まれているが、新聞と世論が応援している。
しかし世論は、積極支持ではない。むしろ菅の実行力やビジョンの無さを疑っている。

菅陣営に必要なのは単純明快、世論に、「いかに小沢は汚くて不安定な奴か」「首相を変えるのは良くないか」を
プロパガンダすることである。

ハッキリいって、工場視察や、ラーメン食ったとかは意味が無い。

ネガティブキャンペーンをいかに堂々と、汚くやるかで、菅の勝機が見えてくる。