>>184 簡単にいうと「即解散」というカードがなくなってしまったんです。
選挙の数カ月前には、「自公で過半数割れすれば御の字」というのが、世論調査で出ていましたし、
小沢の発言にもそういうところが見られました。
それが思わぬ惨敗で、大連立か「3分の2連発」しか、政権を維持できなくなってしまいました。
安倍即辞任、即解散だったら、自民党は第一党に成っていた公算が高く、おそらく大連立がスムーズに進んでいたと思われます。
それが、安倍辞任から福田就任までだらだらやったせいで、自民党や公明党の党内事情で、解散なしに
なってしまい、大連立が、「たった1回の博打」になってしまいました(結果頓挫)
それ以降民主党は、なんでもかんでも反対するしか手がなくなり、自民党は「3分の2」を連発するしかなくなった。
そして、2年間の間に、徐々に小沢によって、総選挙候補が、全国に産み付けられていき、自民党は
その間にも解散するチャンスなどほとんどなくなり、結果、あのような事になってしまったと思われます。
とにかく、安倍がやめなかったことで「即解散カード」がなくなったのが痛恨だったでしょう