生の声が政治を語る26

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346生の声 ◆cc3RB/STnCwU
●二大政党制について

イギリスの二大政党制が行き詰まった(労働+保守の得票率が65%しかなかった)んで、日本じゃどうなんだ?
という意見があります。

しかし日本の場合、政権交代から半年しかたってないので、まだまだ結論を出すのははやく、
「イギリスが行き詰まったんだから日本も中選挙区制にもどしたらどうか」というのは、行き過ぎだと思われます。

ただし、日本の得票率を見ていくと、(共産+社民)が10%で、この両党は、日本政府が解体しない限り、まともに
政権に加われないので、除外します。ということは残り90%のうち、45%を制した方が必然的に過半数を
とることになります。

民主党は、2007年参議院選挙、2009年総選挙、比例の得票率40%という驚異的な数字を叩き出し、
残りの5%を社民党と、国民新他、一部共産党が候補を立てなかった選挙区などで、大勝利しました。

しかしその代償として、超少数政党の、小粒政治家(亀井、福島)などに足を引っ張られ、支持率低下の原因を
作ったことは、いうまでもないことです。

公明党は得票率が10%台前半で安定しているので、今後、自民、民主ともに、安定した政権を築くには
公明党との協力は必然になると思います。 アリ数匹に引き釣り回されるよりも、窓口は1本の方が、
やりやすいはずです。また公明党はよほどのことがないかぎり、政策には口出ししてきません。

この形が定着してくれば、日本は二大政党制が定着すると思われます。