81 :
生の声 ◆cc3RB/STnCwU :
●鳩山政権の支持率はなぜ下げ続けるのか
鳩山政権の支持率が下げ止まらない。
鳩山政権の支持率が激減したのは、去年の12月
(政権交代した割には政治がドラスチックに変わらないことへの不満と鳩山献金問題)、
今年1月の小沢関連汚職疑惑の2回である。
これ以外は、政権に打撃を与える問題(重要人物の汚職疑惑、政策の致命的な行き詰まり、派閥抗争)は起きていないのだが、
国民の鳩山政権への目は厳しさを増している。
この原因の主要部分はハッキリしている。
鳩山自身、鳩山内閣、民主党の説明不足である。
皆さんの家族、仲間に聞いてみて欲しい。「民主党政権になって何が良くなった?」と。
恐らく、多少時間がかかった後、「事業仕分け」か「子ども手当て・高校授業料無償化」と答える人が大半ではないだろうか。
82 :
生の声 ◆cc3RB/STnCwU :2010/04/06(火) 02:54:31
●鳩山政権の支持率はなぜ下げ続けるのか その2
先日の読売世論調査で、「子ども手当て」「高校授業料無償化」「農家戸別補償」は賛否両論であった。
総選挙であれほど支持を受けた目玉政策が、このような状態なのは何故だろうか。
鳩山、及び鳩山内閣は「子ども手当て」によって、将来、人口構造がどう変わり、
それがどのような利益を今生きている国民にもたらし、どのような社会になるか説明していない。
普天間問題も同じである。
普天間問題は、基地問題を沖縄に押し付けていることが問題の根本である。
そのことを国民に説明し「沖縄の苦しみを理解し、苦しみは国民で共有し、あるべき日米安全保障関係を模索するためには、
申し訳ないが5月までお時間を頂く」という、根本姿勢を国民に説明すべきであろう。
この間見られたのは、そうした、根本的な問題ではなく、小政党のスタンドプレーや、
鳩山の「腹案」という意味不明な言葉が先走っていることである。
これでは国民は普天間問題が何であるか理解できない。
政権交代とは、自民党政権ができなかったことをやることであり、それは何か、何のためにするのか、
その先に何があるのかを国民に説明しない限り、国民の信用は容易に帰ってこない。
鳩山と民主党は、「入念に国民に説明すること」を最優先に取り組む必要がある。