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121ドラちゃん ◆lG82709sXI
田吾作★の学習机です。
この度は、ご主人様が犯罪を犯したというので見に来ました。
・・・正直、悲しいです。田吾作★様は幼少の頃、僕といつも一緒に「いちたすいち」をしました。
時には難しい漢字の読み書きに必死になったり、「たんぼ」なんてふざけたり・・・
そして僕はそんな田吾作★様を麗しく感じておりました。
・・しかし、異変を感じたのは、田吾作★様が小学4年にあがったときの事です。
僕の上にノートを広げ、そのノートに・・「死にたい。」そう書き記していたのです。
僕にはなんの力もなく、ただただ田吾作★様が書き記す文字をむなしく見ているだけでした。
それからというもの、田吾作★様は僕の上でポエムや汚い言葉を書き連ねるだけでありました。
・・・・そして僕の上に、一つの機械の箱がおかれました。つい、最近の事です。
僕はとても重いのをこらえながら、田吾作★様のご様子を毎日みています。
最近というもの、怪しい笑いや小さな声で「イッテヨシ」とつぶやいたり、このあいだは
「誰だ俺の2を奪ったやつは!!!!!」などと叫んでおられ・・・・
あの頃の田吾作★様は、もう僕の目にはうつりません。
こんなに重い箱をおかれても、わたくしは田吾作★様を優しく見守ることしか出来ません。
最近は、田吾作★様が毎日のようにはかない吐息をはきだしながら、最後には僕に
液体をかけてきます。最初はただ、カルピスでもコボしてしまったものとおもっていました。
しかし、毎日なのです。田吾作★様は小さい頃からカルピスを嫌っておられたので、お母様が
御部屋に持ってこられても僕の上に水滴を放置され、そのカルピスを飲むことなどありませんでした。
この液体が、きになります。