【自縛自捉】書斎魔神・アホアホ語録格納庫 その14
肛門の視野の狭さは、伝奇小説を語るときにも現れている。
奴が褒める伝奇小説の作者は、隆慶一郎と山田風太郎だけ。
しかも取り上げる作品は、『影武者徳川家康』か忍法帖のみ。
特に山田風太郎についてはいわゆる明治物を
「実在の人物や事件を絡ませ展開するという作品の趣旨が逆に制約」
などと見当違いの叩きかたをして過小評価している始末。
忍法帖が山風の夥しい作品群の中ではごくごく一部に過ぎないことが全く理解できていない。
もちろん隆慶についても『影武者』だけでは語れない作家であることは言うまでもない。
おおかた『影武者』は「このミス」でベスト10に入ったから読んだ(眺めた)だけであり、
忍法帖は角川文庫のエロいカバー絵に欲情して読んだ(抜いた)だけなんだろうな。
司馬遼太郎(普通の歴史・時代小説)と隆慶一郎(伝奇小説)とを引き合いに出して
デュマを司馬遼側に言っていたけど、あれには大笑いしたな。
デュマはむしろ隆慶側だろうがwww