「Yの悲劇」文学論に反対します。
第一に、犯人以外の人物にいろいろ性格描写らしきものが施されながら、
最後に犯人がわかってしまうと、彼らが不要な余計な人物であったこと。
第二に冒頭の老ハッターの自殺はまだしも、ハッター一家の説明に及んでは誇張した表現すぎる。
大したことのないキャラの行状まで、気むづかしい凡庸な小市民的道徳意識で見すぎている。
分かりきったことだが、これを文学と思い込みそうな人もいるのだから困ったもんだw
文学論争に関わらず、内容は面白くて推理小説としては古典的名作なのはいうまでもない。
以上!