小説読んでくれ 第7章

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11 ◆E.WSPCVZAE
感想やご意見など、お気軽にどうぞ。
過去スレの解説は>>2-10あたりに

「小説読んでくれ」
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0309/06/1024672895.html
「小説読んでくれ 第2章」
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0309/06/1047828635.html
「小説読んでくれ 第3章」
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0311/15/1063569484.html
「小説読んでくれ 第4章」
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0405/06/1068967388.html
「小説読んでくれ 第5章」
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0410/09/1084114653.html
「小説読んでくれ 第6章
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0412/30/1097338344.html
21 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:03:57
過去スレの解説

「第1章」
妹の亜由美が転校先の学校で性的なイジメに遭い、それに気がついた
姉の女子大生の桂子が、亜由美へのイジメグループを糾弾するが、
逆襲され自宅のマンションをイジメグループの溜まり場にされてしまう。

※桂子受難編に続いて亜由美いじめ編と、順序が捻れてます。

「第2,3章」
名門デパートの花形インフォメーション嬢、玲子は新入社員の
後輩を叱責したばかりに逆恨みされて襲われ、さまざまな恥辱を強制されて、
日常生活も後輩の支配下に置かれることに。

「第4,5,6章」
名門大学に合格して上京した明日香は、下宿先の夫人・美雪と
その義理の娘・宏美によって、奴隷兼性的なおもちゃにされてしまう。
宏美による明日香いびりがひと段落ついた頃、以前から義理母娘の確執が
あった美雪により、今度はお嬢様の宏美が監禁されてしまうことに。
31 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:05:39
「さっさと脱ぎなさい」
怒声を浴びせられて樹理は震えていた。
怒鳴られたからだけではない。普段の温和だった貴子の姿からは想像も
つかない豹変振りに、息を飲まれていた。釣りあがり燃え上がるような
目つきで睨まれ、樹理は怯える。無論相手に恫喝されているだけではない。
あろうことか自分たちの夫婦生活まで筒抜けになり、それを脅しの材料に
使われる思いもよらない展開に、気が動転してどうしていいのかわからない。
しかも相手は程よくいい付き合いをしていた、よき隣人なのだ。
「これをあんたの旦那の会社に送ってもいいの? 脱ぐか夫婦そろっての
赤っ恥掻くか、早く決めなさい」
ビデオテープを片手に迫る貴子。ここで相手に飛び掛ってビデオを奪い取る
選択もあるだろうが、ただでさえ大人しい樹理は、すっかり気を飲まれていた。
41 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:07:06
「お金…なら」
「誰が金の話をしてるの。お前はバカ?」
こんな雑言を受けるのは初めての樹理が顔面を蒼白にすると、貴子はずいと前に出て迫る。
「脱ぎなさい。何度も言わせないで」
ためらった末に樹理は視線を落とし、静かに普段着にしているスウエットの
上下を脱いで、きれいに畳むと純白の下着姿になり、両手でそれぞれ乳房と
パンティの前を隠して縮こまる格好になる。
樹理の屈服を見てとった貴子は満足げに頷き、さらに脱ぐように要求するが、
樹理はさすがに全裸にはなれないとばかり、力なく首を左右に振っては
哀願する目つきをする。
(そんな惨めったらしい目をしてすがってもだめ。小動物は小動物らしく、
猛禽類の餌食になってもらうわ)
貴子は厳しい目のまま、内心ニヤリと笑う。
51 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:09:03
「脱ぎたくないならそのままでもいいわ…じゃあ後ろの押入れに入りなさい」
「なんで、ですか?」
知らず知らずに隣人に敬語を使う樹理に、貴子は手元にあるボールペンを
投げつける。可憐な樹理の顔に怯えが走ると、嵩にかかる。
「冷静に話し合うために、押入れの中に入っていて欲しいの。そのあとで全て
話してあげる。どうしてあんたら夫婦のセックスの模様を撮影したビデオテープ
があるのか、知りたくない? 嫌なら旦那の会社宛に送りつけるけど。
あんたもその会社にいて、職場結婚したんだってね。あんたのことを思って
マス掻いてた同僚が泣いて喜ぶんじゃない?」
下品な揶揄に、樹理は紅潮するが、今は愛している夫を救わなければと思っていた。
それほど目の前の貴子は鬼気迫る様子があり、本当にビデオテープを会社に
送るのではと思わせる雰囲気があった。
下着姿で縮こまりながら、言われたとおりに樹理は背後の押入れの下段に、
身をかがめて入り込む。嫌な予感もしたが、まさか命をとるような真似は
しないだろうとの思いもある。
61 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:09:58
言われた通りに押入れの下段に入った樹理を満足げに見ながら、貴子は押入れに
近づくと襖の内側に手をやり、何かを引き出した。
唖然とする樹理の前に、鉄格子が出現した。重ねられた押入れの襖の内側に、
鉄格子の内扉が隠されてあり、それを貴子が引き出したのだと知ったときには
遅く、樹理の入れられている押入れは鉄格子の扉で閉じられてしまった。
慌てて樹理は扉を開けようとするが、一瞬遅く貴子に鉄格子の扉の鍵を掛けられてしまう。
「こんな仕掛けがあるなんて、気がつかなかったでしょ」
フフンと笑う貴子の邪悪な笑みに、樹理はようやく以前、貴子の部屋を訪れた
ときに感じた違和感の正体をかぎつけた。
和室の押入れの入り口の柱になぜか取り付けられた金具、また気さくに見える
貴子の仮面の下に隠された異常性。
これらが違和感の正体だったのだと、樹理は下着姿のまま悪い予感に怯えるのだった。
71 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:11:51
原田樹理・25歳。涼しげな目元と愛らしい顔が特徴的な、素直な性格が
そのまま雰囲気に出ているような小柄な若妻である。文教都市として知られた
都下の街に生まれ育ち、都内の名門大学を卒業して国内でも有数のコンツェルンの
主管会社に入社し、そこでは職場の華として扱われた。清楚な樹理に対して
何人もの同僚が言い寄ったが、5歳年上の文也と社内レクリエーションで
知り合い、付き合うようになった。
誠実な文也と樹理の相性が良く、まるで磁石の凹凸のようにピタッと相性が
合い、入社して2年を経過したあたりで結婚を決め、樹理は職場結婚では
片方が退職するという内規に従い退職して、愛の巣となるべき新居のコーポで
家事をして夫の帰りを待つ毎日だった。
このコーポは、小中高と同級生の友人だった不動産屋の後とり娘の大場康子が
勧めてくれた物件である。樹理とは幼馴染で高校も地域で一番の進学校に
通った、大の親友だった。
微妙に卑猥??
91 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:14:30
「この業界は掘り出し物なんてないの。安いのは何かあるんだから」
康子の不動産屋に相談しに行った日、颯爽としたパンツスーツで説明する康子に
「手ごろなお部屋、ないかなぁ。なるべくマイホームの資金のために、
安いところにしたいんだけど」
ねだる樹理は小柄で色白で白いワンピースをまとい、清楚な若妻の雰囲気を
漂わせている。
「うーん、樹理のためだから…」
すでに行われた披露宴では、スピーチも引き受けた程の仲の貴子は、今日は
結婚が決まり新居を選びに来た樹理の相談に乗っていた。
「…じゃあ新築のコーポに案内するわ。家賃はちょっと張るけど、
そこは相談しだいだから。樹理と私の仲だからね」
と康子は立ち上がり、車のキーを手に取って案内してくれたのがここだ。
夫の勤務する都心には通勤に一時間程度掛かるが、樹理が生まれ育った
この街は文教都市として知られて文化的水準も高く、子育てには良い環境
ということで、夫も納得の上でここに新居を探す事になったのだ。
101 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:15:59
「俺は寝る事が出来ればどんな部屋でもいいよ。そこに樹理がいれば、ね」
と物事にこだわらない夫が言ってくれたので、樹理一人で部屋を下見に来ていた。
夫からは、物騒だから1階は駄目、幹線道路とか鉄道沿いじゃなければ
良いよと言われていた。

「この辺も変わったね」
助手席から風景を眺める樹理に、康子は笑いながら
「開発が進んで、昔あった雑木林がなくなって、マンションが建ったりしてるから」
と説明する。
「でも、安い物件なんて、分けありなのよ。陽が当たらないなんて序の口で、
騒音がうるさいとかの安かろう悪かろうになっちゃうんだから」
などと言いながら康子は、新築の白い壁が奇麗なコーポの前に車を止めた。
111 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:18:48
「まだ仕上げ前の段階だけど、一月後には入居できる予定よ」
使い残しの建材が無造作に置かれたコーポの2階に上がっていくと、部屋のドアを開け
「どうかしら、新築の2DKよ」
と案内し、説明をしていく。
入ってすぐにダイニングキッチンがあり、右手にはトイレと、ユニットバスが
それぞれ独立して設置されている。
マイホーム資金のために、なるべく部屋代を押さえたい樹理だが、その機敏を
読み取ったらしい康子が言う。
「ここはうちの自社物件だから、仲介手数料もいらないのでお徳よ。
なんなら家賃も少し位まけて上げるわ…そうそう」
思いついたように言う。
「このコーポの専用ゴミ置き場を、ゴミの日にブラシでサッとこすって
水を流したり、週一回程度、コーポの周りや階段、通路をサッと
掃いてくれたら、2万まけてあげる」
121 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:19:51
「え、そんなことで家賃を安くしてくれるの?」
喜ぶ樹理だ。子供が出来るまでは自分もなにかパートでもと思っていた。
勤務先の規定で職場結婚の場合、一方が退職しなくてはならなかったので、
泣く泣く仕事をあきらめた樹理だった。
「ええ、樹理との仲だもんね」
にっこり笑う康子に、本当に感謝しながら樹理は即決した。
「このお部屋に決めたわ。一度夫にも見せてから、正式に契約したいけど」
「それは当たり前ね。でも、このお部屋で楽しい生活ができると思うわ」
勧めてくれた康子に、本当に感謝する樹理だった。

夫にも説明して、すぐに賃貸契約を交わした。
一階と二階に二部屋ずつの小さなコーポで、気になるのは下の階と隣の部屋に
誰が入居するのかと言うことだったが、隣に入居してきたのは、30代前半
くらいの知的で品のよさそうな女性だった。
131 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:21:47
菓子折りを片手に挨拶に来た女性は森貴子と言い、PCを使って在宅で仕事をするという。
貴子から一度、部屋に招かれたことがある。ちょっとお茶しない? 
という誘いに樹理は正直近所付き合いなどあまり気が進まなかったのだが、
その機敏を読み取ったらしい貴子が静かに笑い
「近所づきあいなんてウザイから私もごめんよ。でも一度くらいお話して
おいたほうがいいかと思って。これからしばらくは隣人なんだし、
お互い見知らぬもの同士だと、少しの物音でもうるさく感じたりするでしょ? 
でも普段から仲良くしてれば、案外物音なんて気にならなかったりするしね」
との提案に、もっともだと樹理は頷いてショートケーキを手土産に貴子の部屋を訪問した。
141 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:25:49
話術が巧みな貴子と話すうちにすっかりと樹理は安心し
「この人がお隣さんで良かったな」
と思い始めていた。
貴子の部屋を辞去するとき
「物音がうるさいとか、何かあったらいつでも言いに来てね」
と笑顔で貴子に言われた樹理は
「いえ、こちらこそ2人暮らしだから、騒音が出るんじゃないかと心配で…」
と慌てて言った。
151 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:31:15
それからは道で会えば少しの間立ち話をする間柄になった。その後貴子の部屋に
入ったことは一度だけある。貴子が親戚から果物が送られてきたからとおすそ分け
したいとメモを入れてくれたときに、自分もお返しの手土産を持ってありがたく
戴きに窺ったときだけだ。
そのとき色々と話をし、実は貴子がバツ1であること、子供はできなかったこと、
その後PCスキルを身につけて、在宅で仕事するすることになったなど、色々と知った。
「一度しくじったから偉そうなことはいえないんだけど、何かあったらいつでも来てね」
と言ってくれた貴子のことを、本当によき隣人だなと樹理は感じていた。
物珍しさか興味本位か新婚の部屋にお邪魔したがる友人もおり、独身時代と違い
そういうのは迷惑だなと感じ始めていた樹理である。だが貴子はけして樹理達の
部屋に上がりたいと言わないし、根掘り葉掘り生活を聞くような真似もしない。
161 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:34:14
(やはり一度結婚生活を送ったことがあるから、されて嫌なことを知ってるんだ…)
そう思う樹理だが、いざ自分の部屋に戻るとどうにも気になることがある。
貴子の部屋にとりたてて不審な点があるわけでもないのだが、変な違和感を感じるのだ。
(気のせいよ、気のせい。貴子さんはいい人だもの)
新妻らしい清楚な花柄のエプロンを身に着けて、夕食の支度にとりかかる樹理だった。

そしてしばらくして、貴子の部屋を訪れる3度目の機会がやってきた。
ある日の朝、夫を送り出してからゴミ収集車が来る前にゴミ集積所の仕分けを
している樹理に、貴子がゴミ出しに来て
「ねえ、樹理さん。お互い気まずい思いをする前に言っておきたいんだけど」
と遠慮がちに切り出す。
171 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:35:12
「なんでしょうか、何でも言ってください」
なんだろうかと応じる樹理に、貴子は言いにくそうにしながらも
「昨日の夜はちょっと声が響いてきたの。夜1時くらいかしら…そのことでお話があるの」
と言うその言葉に、樹理は赤面した。
貴子が何を言いたいのかすぐにわかった。昨夜は夫に求められ、樹理は応じた
のだが確かに時間は夜1時過ぎだった。それまで見ていたテレビ番組の
おかげで、時間は鮮明に覚えている。
「響きました…か?」
恐る恐る聞く樹理。樹理はセックスは好きではないし、未だにイク気持ちの
良さがわからない。ただ求められると嫌とは言えず、応じているだけだ。
181 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:37:15
不感症というわけではなく、自分の指で慰めることならたまにあったのだが、
男との交わりというものには積極的にはなれない。
そんな樹理に、貴子は済まなさそうにしながらも
「それでお話があるの。お時間があるときにでもうちに来てもらえるかしら」
と告げ、樹理は慌てて
「はい、では今からお伺いします」
とゴミ集積所に付属している水道で手を洗い、貴子のあとに続いた。
191 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:40:18
貴子の部屋に入ると、いよいよ貴子は本題を切り出した。
「こんなことを言うと、独り者のやっかみとか思われるのが嫌なんだけど…」
「そんなことありません。なんでも話してください」
不安そうな樹理に、貴子は
「丸聞こえなのよね、樹理さんのおっぱいが形が良いとか、昨日言われていたでしょ」
とずばり言い、言われた樹理はカァーッと赤面する。確かにそれは昨日、
営みの前戯の最中に乳房を揉まれながら言われた言葉だった。
「あの…もしかしてずっと前から聞こえてました?」
震える声で言う樹理。そんな恥ずかしい会話がすっかり聞こえていたなどと思わなかった。
このコーポは防音も悪くはなく、隣のテレビの音も聞こえないくらいなのに。
201 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:42:31
しかし樹理は気が動転していてそんなことに気がつかない。そんな樹理を
貴子は静かに見つめる。その貴子の目つきになにやら不気味なものを感じ、
樹理はゴクンと唾を飲む。
フフンと薄ら笑いを浮かべると、貴子はテレビを点けてなにやらビデオテープをセットする。
なんだろうと思う樹理だが、画像が現れてハッとして顔を被った。
ベッドの上で絡む男女、それはまさに、昨夜の夫婦の営みの映像だった。
どういうことなのかと頭が真っ白になる樹理に、貴子は不気味に笑い
「あなたたちの会話はすっかり聞こえてるの。隠しカメラもセットしてあるわ」
と不気味に笑い、樹理は顔面蒼白のまま、思わぬ事態に震えるのだった。
211 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:43:22
貴子の部屋の和室の押入れに監禁された樹理は純白の下着姿のまま、
窺うような目で貴子を見上げる。
貴子は仁王立ちになると腰に手を当てて樹理を睨みつけ
「素っ裸になりなさい、さ、全部脱ぐの」
と居丈高に命令し、樹理は必死に抗う。
「どうして脱がなきゃいけないんですか。そして私たちの部屋に隠しカメラが
あるなんて、どういうことなんですか」
と逆に貴子に詰問するが、貴子はフンと鼻で笑い
「24時間監視されて、会話も筒抜けだったなんて信じられないでしょ? 
今度はこのビデオでも見てみる?」
と、多くのビデオテープの中から一本を取り出して樹理にかざす。
221 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:44:33
『5月15日・樹理・バックからの挿入に涙目』
とタイトルがつけられたビデオテープに、樹理は息を飲む。
確かにその日、背後から挑まれたのだが樹理が苦痛を訴えたために、
途中で断念して正常位に変更したのだった。
「バックからは嫌だとか痛いとか、そんなわがままを言うと結婚生活が破綻するわよ。
私はあなたたちに上手くいって欲しいから、こうして記録してアドバイスして
あげようとおもうの。それで隠しカメラを設置したわけよ」
と、理屈にならないことを言う貴子だ。樹理はなおも貴子に抗議しようと
声を上げるが、貴子は窓を閉めてエアコンのリモコンを押し、樹理の声が
聞こえない振りをしている。
ビデオの画像が始まり、樹理にとって恥ずかしい映像が流されている。
231 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:46:43
全裸のままベッドの上で四つん這いにさせられ、背後からそっと突きたてられる
もその姿勢の屈辱と苦痛とで樹理が涙目になり中止を訴えた。
『いや、やっぱり駄目』
『…そうか、ごめんな樹理』
という当時の会話も鮮明に思い出されるのだ。
「ほら、いくらでもビデオがあるわよ、今度はどれを流して欲しい? 
嫌なら素っ裸になりなさい」
貴子は数本のビデオをかざして迫り、画面ではバックからの挿入を断念した後、
結局は正常位で交わったその映像が流されている。
赤裸々な画像を流されて赤面する樹理は、大声で恫喝する貴子の前に頭の中が
真っ白になり、冷静さを失っていた。

241 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:47:47
「さ、下着も脱ぐの。さっさとしなさい。画像を止めて欲しいんでしょ」
ついに樹理は震える手で、ブラジャーを外してその雪白なふくらみを片手で
覆うと、窺うような目つきで貴子を見上げるのだが、貴子は容赦せずに
鉄格子の前に手を出して、ブラを寄越せという仕草をする。
樹理が鉄格子越しにブラジャーを渡すとさっと貴子が奪い取り、しげしげと眺め
「ふーん、寄せて上げてのインチキブラじゃないわね、ほら、手を外して
おっぱいを見せなさい」
居丈高に命じる貴子に、樹理はそれでも必死に
「いい加減にしてください。どうして私たちの部屋にカメラが隠されているのか、
話して下さい」
と、両手で乳房を覆ったまま食い下がる。
251 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:53:33
「だからさっきも言ったでしょ。あなたの新婚生活が破綻しないように、アドバイス
するために生活を監視していたの。あなたにはいろんな問題点があるようね」
と思わせぶりにいう貴子に、樹理は大きなお世話よと思いつつも
「問題点って、なんのことですか?」
と切り返すが、貴子は含み笑いしながら宙を見つめて、さも思い出すような
装いでじらしながら口を開く。
「大事なのはセックスよ、あなたは積極的じゃないわ。そうでしょ?」
いきなり核心を突かれ、自分の顔色が変わってはいないかと貴子を窺いながら、
樹理は息を飲んでいた。
確かに求められれば応じるものの、樹理にとってはセックスなど苦痛であり、
仕方がなく応じているというのは実際で、それは夫の文也もわかっていることだった。
261 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:54:14
文也が樹理を大事にしてくれるために、樹理の嫌がること、たとえば背後から
の挿入など樹理が嫌がれば無理強いしないし、クンニの前戯なども樹理が
恥ずかしいと訴えるためにしたことはなく、そのためかおざなりな前戯に、
ただ寝るだけのマグロ状態の樹理への挿入と、味気ない交わりとなっていた。
「どうやらズバリね。でも、そんなのが通用するのは今のうちだけ。
いつまでもそんな無垢ぶっていたらよそに愛人作られるのが落ちよ。
もしかしてそれを狙っているのかしら。相手の家は財産家みたいだから、
味気ないセックスで飽きられて、浮気されて慰謝料もらうのが目的だったとか」
271 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:54:53
勝手な憶測で毒のある言葉を投げつける貴子に
「そんなことは考えたこともありません。私たちは、お互い必要と思っている
から結ばれたんです」
と必死に言う樹理。まさに「この人なら一生過ごせる」と互いに感じて結婚を
決めたのだ。他人にとやかく言われたくはない。
しかし貴子はニヤリと笑い
「じゃあどうして満足させてあげないの。見るたびにいつもあなたはマグロ
みたいに寝てるだけで、彼が勝手に動いて果ててるだけじゃない。
あれじゃあなたは男の生理を判っていないと言われても仕方ないでしょ。
まさかセックスって、子供つくりのためだけの作業と勘違いしてるわけ?」
281 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:55:26
と切り込んでくる。そういわれると樹理としても思い当たることだらけで、
つい黙ってしまうのだが、だからといってパンティ一枚で貴子の部屋の鉄格子
をはめ込んだ押入れに押し込められる今の状況を許容は出来ない。
「ねぇ、貴子さん、とにかくここから出して、どうしてこんな目に遭わなければいけないの?」
樹理は必死に訴えるが、貴子は鼻で笑い
「とりあえずそこにいてもらうわ。もし自由な身で私が話をしても、
関係ないとばかりに聞く耳持たずに立ち去るでしょう? こっちは納得いく
話をしたいから、あんたを押し込めてるのよ」
と身勝手なことを言う。
「さ、それからあなたの問題点だけど、まだあるわ」
291 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:56:22
さっきまで樹理が着ていた花柄のエプロンや白くて清潔そうなTシャツとその
下に着ていたグレーのタンクトップ、真新しい水色のスウエットを床から拾い上げ
「いかにも清楚な若奥様風ね。いつもブラが透けないように気を配って重ね着してるし、
スウエットもマメに洗濯してるしエプロンも若妻らしくて可愛らしいわ。
でもいずれあなたは身なりに構わなくなる。段々と…」
そして一息つくと、樹理が口を開くよりも先に
「エプロンもこんな可愛いのじゃなくて、安くてダサいのになる。スウエットも
部屋着だからと洗濯の回数も減る。ブラが透けようとどうでもいい。
椅子に座るときも足を合わせて斜めにしてのスカートの奥が見えないような
気配りは面倒になり、股を開いて座ったり、足を組んだりしだす」
言い終えると、貴子はどうと言いたげに樹理を見つめる。
301 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:57:11
「私はそんなにだらしなくなったりしません。第一、そうなってもどうだって
言うんですか。貴子さんには関係ないでしょう」
必死な樹理だ
「関係あるわよ。私は自分の結婚生活が上手くいかなかった。でもそれを
バネにして、こういうやり方なら上手くいくって言う方法を編み出したの。
それを新婚のあなたに応用して、私の考えが正しいことを証明したいの。
あなたには私の言うとおりにしてもらう。そのために工事途中のコーポの部屋に、
監視カメラを仕込んだの。こういう建物に入る人は、新婚間もない若夫婦だって予測できたし、
偶然だけどあなたたち夫婦は全く条件に合っていたわ」
311 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 01:58:28
「これは人権侵害です。自分の考えを試したいなら、自分でやればいいじゃ
ないですか。貴子さんもまだ30なんだし」
「もう30過ぎよ。このプランはあなたのような20代半ばの若妻に適用できる
プランなの。私のいう通りにすれば、絶対に上手くいくわ。さ、そろそろ最後の
一枚も脱いでよこしなさい。この膨大なビデオをあんたの旦那の会社に
送られたくなかったら、ね」
貴子は隠し撮りしたビデオテープの山を見ながら、樹理にあごをしゃくる。
最後の砦のパンティを脱いで渡せというのだ。
樹理は暗い押入れの中で、片手で胸を押さえながらもう片手でパンティの
縁をギュッと握って身構える。そこまで曝け出されてたまるものかとの
思いだが、従わない樹理に対し、貴子は奇妙な行動を取る。
321 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 02:02:11
初夏と言うのに押入れから綿入れを出して羽織り、半裸の樹理にニヤリと笑うと
エアコンのスイッチを入れた。
(どういうつもり?)
樹理はいぶかしむが、その答えはすぐに明らかになった。
エアコンが吐き出す冷気が樹理のところまで押し寄せてきた。
(寒い)
パンティ一枚の半裸のまま、樹理は体を抱えて冷気から逃れようとするが、
室温は見る見るうちに下がり樹理の決め細やかな肌に、寒気の鳥肌が立つ。
貴子は湯気の立つコーヒーカップを手にして美味そうに飲みながら、震える樹理を
小気味良さそうに見下ろしている。

to be continued
またも連載開始です。
ご意見ご感想、どんなことでも結構です。
気軽によろしくお願いします。
>8
微妙じゃないくらい卑猥です。

読みやすい文章ですね、ROMってますのでガンガってください。
Hなんだ?
351 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 02:13:18
>33
どうもです。
昔の文章はかなり下手くそだったから、改善されてきたかな。
>34
うん。
どのくらいかな?w
371 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 15:31:49
「パンティを脱いだら、冷房を止めてあげる。どう? おっぱいも見せなさい」
「頭がおかしいんじゃないですか?」
つい樹理は言い返したが、途端に貴子の目が釣りあがり、部屋の隅からなにやら持ち出してきた。
エアガンだ。
エアガンを手に持つと、貴子は鉄格子越しに樹理めがけて構え、樹理は思わず顔を伏せる。
(撃つ気だ)
貴子の目つきから、樹理は貴子を逆上させたことを悟った。
縮こまる樹理のすぐ脇に、パンと鋭い音が響き、樹理は思わず
「ヒィッ」
と悲鳴を上げる。
「今度バカにした口を利いたら、そのツラめがけてエアガン撃つよ。目に当たったら
失明するかもね」
愉快そうに笑い、暖かなコーヒーをすする貴子に、樹理は怯えながら縮こまっている。
381 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 15:33:49
仁王立ちの貴子に、半裸で押入れの牢獄に閉じ込められている樹理は
しばらく無言のまま見詰め合っていたが、樹理が恐る恐る声をかけた。
「貴子さん、寒いです」
「クーラーがんがん掛けてるのに裸でいるんだから寒いのは当たり前じゃない。
言わなくてもわかることを説明しないでもよろしい」
居丈高に言われるが、もう我慢が出来なかった。
「冷房を止めてください…お願いです」
「止めて欲しかったら、どうすればいいんだっけ?」
貴子が余裕の笑みを浮かべる。すっかり樹理を虜にした表情だ。
樹理は寒さに耐えられず、胸に交差させていた手を下ろす。マシュマロ
みたいな柔らかそうな雪白とでもいうような乳房があらわになった。
391 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 15:34:31
寒さのためか恥ずかしさのためか、小さな乳首が縮こまっている。
「へえ、改めて見ると、中々いい形じゃない」
貴子は鉄格子の前にしゃがみこむと、樹理の乳房に見入っている。
そしてクイと指を曲げて指図する。もっと近寄れと言うのだ。
樹理が仕方なく鉄格子の前に擦り寄ると、貴子が鉄格子の隙間から
手を伸ばし、樹理の乳房をそっと掴む。
「あ、駄目」
樹理はその手を払おうとするが、
「なにを駄目だししてんのよ、この身の程知らずが」
貴子に一喝され、樹理は仕方なく触られるまま耐える。
初夏のはずなのにクーラーがガンガン効いた部屋で、樹理は半裸で震えながら、
隣人に乳房を弄ばれる。
401 ◆E.WSPCVZAE :05/01/10 15:35:54
「いいわぁ、柔らかくて張りがあって。羨ましいわ。ビデオで見ていて、
いつも触りたいなって思っていたの」
貴子が遠慮なく樹理の乳房を掴み、揉みまわす。
貴子の冷徹な掌の中で、樹理の大切な乳房が良いように弄くられ、
さまざまな形に変形する。
樹理はおぞましい感覚に、整えた眉を潜めるが、同時に体の芯に疼きを覚えるのだ。
大好きな夫に愛撫されるのとは違う、なんというか自分で自分を慰める時の
感覚に似た火照りを感じる。
「気持ちいいでしょ?」
貴子が見透かしたように笑い
「そ、そんな…」
樹理は慌てて否定するが、貴子は笑いながら乳房を弄ぶ。

to be continued
>36
どのくらいだろう。
411 ◆E.WSPCVZAE :05/01/11 03:15:55
「寒いせいか、鳥肌がたってるわね。フフッ、乳首も縮こまっちゃって」
と、ほんのりとした桜色の可憐な乳首を摘んでは、クリクリと弄る。
「あ、アアッ、貴子さん、やめて…」
侵略する手を払いのけられない樹理は、切なげに訴える。その哀訴するような目が、
ますます貴子の嗜虐心を高ぶらせる。
「ねえ、これはなんていうの?」
またもムンズと乳房を掴んで、意地悪く貴子が聞く。
「ああ…はい、バストです」
途端に貴子が握りつぶすように乳房をギュッと掴み、樹理は痛さにたまらず呻く。
「ああ、痛いッ」
「バストだなんて、お前は外人なの? 樹理。日本人なら美しい日本語で言いなさい」
貴子が憎々しげに言う。
421 ◆E.WSPCVZAE :05/01/11 03:18:16
樹理は乳房を掴まれる苦痛を味わいながら
「…はい、胸です」
と言い直すが、貴子は今度は高笑いし
「胸って言ったら、このいやらしい盛り上がりだけじゃないでしょうが」
と、樹理の乳房の谷間をツンツンと突き
「ここも胸じゃない。私はこの盛り上がった部分は何だと聞いてるのよ。樹理」
と、また乳房を掴んで爪を立てる貴子の指の間から、樹理の柔らかい
乳房の静脈が浮き出ている。
「…それは、乳房です」
乳房を掴まれる苦痛に顔をしかめながらも言い直す樹理だが、途端に貴子から
「気取るな、樹理」
と喝を入れられる。寒さと乳房を掴まれる苦痛の中、物静かで知的だった
隣人から怒鳴られる異常事態に樹理はすっかり呑まれてしまっていた。
431 ◆E.WSPCVZAE :05/01/11 03:19:06
「…じゃあ、どう言えばいいんでしょうか?」
いつの間にか樹理は、すっかり敬語になっている。
貴子はほくそえむと
「おっぱいよ。いい、これはおっぱいって言うの。言ってみなさい?」
バストや乳房に比べると、なんとも性的な響きを持つ、上品ではない表現だ。
樹理は頬を赤らめながらも
「…おっぱいです」
と答えるが
「声が小さい、樹理」
と貴子に怒鳴られ、
「おっぱいです」
と、声を張り上げる。
「そう、おっぱいよ。あんたの旦那が好きなもの。セックスの前に嬉しそうに
揉みまわしてるわね。もちろん、世の中の男性はみんなこれが好きよ。
あんたの盛り上がったおっぱいがどんなか、服の中身を想像してるの。
旦那の父親も、あんたの父親も、この膨らみをみんな想像してるのよ」
441 ◆E.WSPCVZAE :05/01/11 03:20:24
下品な貴子の言い方に、樹理はつい顔をしかめた。自分の父が娘の乳房を
想像するなどと、あるはずがないではないかと。
貴子は樹理の内心を見透かしたかのように、ケラケラ笑う。
「あんたのパパは聖人君子とでも言いたいわけ? パパのちんぽとあんたの
ママのま○こが合体して、あんたが生まれたって言うのにさ」
貴子の下品な言い方に、樹理はつい
「それは、子供を生む営みです。貴子さんもわざといやらしいことを言わなくても…」
と反論しかけたが、言葉が止まった。貴子が乳房から手を離し、
床に置いていたエアガンを手にしたからだ。
「樹理、反論は許さないわ。私があんたの上位の存在だって、まだ分かってないの?」
樹理は目を瞑り顔を伏せるが、その剥き出しのふくらはぎに鋭い痛みを感じた。
微妙に気になるけど  まぁいいや
461 ◆E.WSPCVZAE :05/01/11 03:25:00
「痛いッ」
撃たれた太股を擦る樹理を見下ろしながら、貴子は呆れたように言う。
「エアガンの弾が当たったんだから当たり前じゃない。一々口に出すんじゃないの。
お前本当にバカじゃないの?」
そしてエアガンを置くと
「おまけにセックスを子供を生む営みだって? 笑っちゃうわ。あんたは両親が
快楽を感じる行為のついでに生まれただけ、おもちゃのおまけみたいなものよ」
と、樹理の心を傷つける。
(そんな、酷い…)
滅多に叱らずに優しいが、ここというときには厳しく接した父、控えめで優しく
包むように育ててくれた母との、これまでの人生を汚されるような貴子の発言だ。

to be continued
>45
エロは嗜好が合う、合わないがありますから。
俺にとっては最高にエロな話を書いてるつもり。
あ、でも建前は「エロ風味の一般小説」ですから、「ピンク鯖に行け」は勘弁。

471 ◆E.WSPCVZAE :05/01/11 15:45:40
「そんなお目出度いことを考えてるから、味気ないセックスになるの。この分じゃ
浮気されるのも遠い話じゃないかな」
そういうと、貴子はニコッと笑い、キッチンの方に消える。
なんだろうと樹理が寒さに震えていると、貴子は湯気の立つカップを持ってきた。
「お飲みなさい、熱いココアよ」
差し出されたカップを鉄格子越しに受け取ると樹理は口をつける。熱いココアが
胃に落ちて行き、芯から温まるようでホッと一息つく。
だが、貴子は冷気を吐き出すエアコンを止めようとしない。
「ねぇ、あなたの旦那はセックスに満足してると思う? 正直に聞かせてよ」
樹理は戸惑う。そう聞かれると、自信がない。夫は気を使ってくれているのが
ありありと分かるし、自分では夫との交わりで気持ちよさを感じたことなどない。
481 ◆E.WSPCVZAE :05/01/11 15:46:42
夫の方も、本心から歓んではいないかもしれない。
うつむく樹理に
「そうでしょ、見ていれば分かるの。まるであんたマグロだもんね」
貴子は笑い、またも残酷な指令を出す。
「パンティ寄越しなさい、全部私に見せるの、さぁ」
その言葉に、俯いていた樹理はハッとして、パンティのサイドをギュッと
握り、脱がされるものかという表情になる。
当たり前だ、何のために下着を剥ぎ取られなくてはならないのだろうか。
「じゃあいいわ、脱がなくても。風邪でもひいていれば」
貴子はほくそ笑むと、机に向かい
「さ、仕事しなくちゃね」
とパソコンに向かう。
491 ◆E.WSPCVZAE :05/01/11 15:48:52
「貴子さん、こんなの異常です」
樹理が訴えると貴子は再びエアガンを持ち、狙いを定める。
「黙るんだよ、樹理」
そうして貴子は怯えて狭い押入れの中を逃げ惑う樹理をあざ笑い、汚い言葉を
浴びせて恫喝した末に引き鉄を引く。樹理の頭、顔を守る手の甲、下腹に命中して、
その度に樹理は
「痛いです」
「ごめんなさい」
と悲鳴を上げていた。
「許可なく発言するんじゃないの。躾がなっていないから、私が躾けないと
いけないわね。いい、エアコンを止めて欲しかったら、パンティを脱ぎなさい」
そういうと、貴子は再びパソコンに向かう。暖かそうな綿入れを羽織り、
そばには湯気の立つコーヒーカップを置いている。

to be continued

501 ◆E.WSPCVZAE :05/01/12 03:27:10
しばらくの間、貴子がキーボードに打ち込むカタカタという音だけが響く部屋で、
押入れの中の樹理はガチガチと歯を震わせて体育座りの姿勢で縮こまっていた。
エアコンが吐き出す冷気が部屋に充満している。
どれほどの時間が経っただろうか、ついに耐え切れず樹理は
「貴子さん」
と声をかけた」
「余計な声を出したらエアガンで撃つよ」
背中を向けたまま脅す貴子に、樹理は思い詰めた表情で言う。寒さと、
もう一つ我慢できない現象が襲っていた。
「…脱ぎますから、エアコンを止めてください」
貴子は向き直ると
「じゃあ脱いでもらおうかしら」
と事も無げに言い、樹理はためらいながらもパンティを脱ぐ。
ナイロン製の純白のパンティだ。
511 ◆E.WSPCVZAE :05/01/12 03:27:55
鉄格子越しに差し出すと、貴子が受け取りしげしげと眺める。
樹理は履いていた下着を見られる屈辱にたまらなくなり顔を伏せてしまう。
「ふーん、高いの履いてるじゃない。マグロの分際で偉そうに」
そう言うと、リモコンを手にしてエアコンを止める。樹理はホッと息を吐く。
貴子は樹理の温もりの残るパンティを床に置くと
「じゃあ足を開きなさい。全てを曝け出すの」
と命じる。
冗談じゃない、と樹理が身構えるが
「エアガン、それともエアコン?」
貴子に脅され、ぐずぐずしているとさらに
「早く答えろ、この愚鈍」
と怒鳴られ、樹理は頭の中が真っ白になってしまい、床に尻を着いたまま両脚を広げ、
縦長に慎ましげに茂る艶のある恥毛が曝け出された。
521 ◆E.WSPCVZAE :05/01/12 03:28:30
「マグロの分際で生やしてやがんの」
貴子が笑いながら、しげしげと眺める。
エアガンを手に取ると、また撃たれるのかと怯えて下を向く樹理に構わずに、
エアガンの先で樹理の茂みをつつく。
「ねぇ、この毛はなんて言うの?」
貴子の問いに、樹理は怯えながら考え
「…はい、アンダーヘアです」
と答える刹那、貴子の罵倒が飛ぶ。
「おい、樹理。お前は日本人でしょう? 横文字使うんじゃないの」
慌てて樹理は言いなおす。貴子の罵倒はもはや樹理を支配する呪文のようだった。
531 ◆E.WSPCVZAE :05/01/12 03:30:06
「陰毛、です」
その答えに貴子は顎に手をやり、にやりと笑う。
「間違ってはいないわね。でも、もっといい言い方があると思うの、どう?」
貴子の謎掛けに、困惑する樹理は頭を振る。
「じゃあヒントをあげる。このいやらしい縮れッ毛の下の部分はなんていうの、ほら」
貴子がエアガンの先で樹理の秘部を突つこうとした瞬間、樹理は思わず
エアガンの先を掴んでいた。
隣人に思い通りに虐待される異常事態から抜け出ようとの、咄嗟の行動だった。
「放せ、バカ」
貴子がわめくが、樹理は必死に筒先を掴んでついにはエアガンを手中に収め、
エアガンを奪われた貴子が、怒りの表情を浮かべる。
541 ◆E.WSPCVZAE :05/01/12 03:31:34
「それでどうするの? 押入れから私を狙い撃つつもり? 本当にバカは
救いようがないわね」
そう言われると、樹理は途方にくれる。エアガンを手にしても自分は全裸で
鉄格子をはめた押入れに監禁されている身だ。打開策もない。
絶望を悟る樹理に、貴子は勝ち誇ったように笑う。
「ほら、寄越しなさい」
手を差し出すが、樹理はエアガンを抱えたまま身動きしない。また貴子から
狙い撃たれるのが分かりきっているのに、どうして渡せようか。

551 ◆E.WSPCVZAE :05/01/12 03:32:57
「バカは救いようがないわね、じゃあそのままいれば?」
私学の名門の女子大を出た樹理を散々バカ呼ばわりした貴子は、エアコンの
リモコンを手に取るとスイッチを入れる。
再びエアコンが唸りを上げ、邪悪な冷気を吐き出す。押入れの樹理の肌に、
冷たい空気がまとわりつく。
「じゃーね、樹理」
貴子が押入れのふすまを閉める。樹理はエアガンを抱えたまま、
寒さと恐怖に震えていた。

to be continued
561 ◆E.WSPCVZAE :05/01/13 04:15:51
保全
571 ◆E.WSPCVZAE :05/01/13 11:04:26
しばらく経った辺り、ついに樹理は根負けした。
「貴子さん…」
返事がなく、貴子がPCに向かってカタカタと打ち込んでいる音だけが聞こえる。
「エアコンを止めてください」
「エアコンとエアガン、交換条件にしましょうか?」
ふすまの向こうから貴子がようやく答える。樹理は目を瞑るが、他に方法はなかった。
ふすまを開けた貴子に、樹理はエアガンを鉄格子越しに差し出す。
フフンと貴子は笑い
「お前、ほんとに考えが浅いね。そんなにお馬鹿じゃ、どうせ東都女子大も裏口だろ?」
と揶揄してエアコンを止める。
「さっきの続きと行きましょうか。さ、この部分はなんて言うの?」
貴子がエアガンを差し込んで、樹理の股間の辺りを指す。もう樹理はエアガンを
奪おうとしなかった。
581 ◆E.WSPCVZAE :05/01/13 11:04:58
「股間、ですか?」
「違う、ほら、樹理。もっと足を開く。そうそう」
すっかり鳥肌を立てた樹理が、ためらいながらも脚を開いていく。
またエアコンをつけられたら敵わない。
「そう、この裂け目よ、なんていうの?」
貴子に聞かれても、樹理は答えられない。恥ずかしい部分の名前など口に
したくないのと、どう答えて良いのか分からないからだ。
「叱らないから言ってみなさい」
貴子が優しくいい、樹理は戸惑う末に
「あそこ…ですか?」
と口に出すが、途端に貴子が笑い声を上げ
「あそこ、って随分抽象的じゃない? いい、これはお○○こって言うの、言ってみ?」
口を閉ざす樹理。恥ずかしくて口に出したくはない単語だ。
591 ◆E.WSPCVZAE :05/01/13 11:05:39
「ほら、樹理、どうした?」
貴子に大声で迫られ、樹理は
「…おまんこ、です」
つぶやくように言うが
「声が小さい」
と怒鳴られ、
「おまんこ」
と、顔から火が出る思いで、樹理は何度もその恥ずかしい俗称を暗証させられた。
「さて、話題を戻しましょうか。そのおまんこの周りに生えてる縮れっ毛は
なんていうの?」
貴子が言わせたい単語は分かっていた。だが下品な言葉でなるべくなら
言いたくはなかった。しかし貴子に
「早くしろ、マン毛だろ?」
と怒鳴られ、仕方なく樹理は
「はい、マン毛です」
とつぶやく。
601 ◆E.WSPCVZAE :05/01/13 11:06:33
貴子は満足そうに笑い
「そう、だいぶ単語が増えたわね。おっぱい、おマンコ、マン毛…そうそう」
と床から樹理から奪い取ったパンティを拾い上げ
「これはなんて呼ぶの?」
と聞く。樹理は普通に
「ショーツ、です」
と答えたが、貴子にまたも駄目だしされた。
「いい、これはパンティって呼ぶの。パンティ、良いね。もしショーツなんて
気取った言い方をしたら許さないからね」
とエアガンの先で樹理のパンティを拾い上げるとかざして笑うのだ。
「いい、どうせ上品ぶっていてもすぐ生活の垢がまとわりつくんだから。
それなら最初から品下っていた方が、後々の印象はプラスになるわ、そう思わない?」
勝手なことを言いながら、貴子は同意を求める。

to be continued
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
621 ◆E.WSPCVZAE :05/01/15 14:47:19
「思うでしょ?」
エアガンを構える貴子に、思わず樹理は
「お、思います」
と返事をしていた。
貴子はニヤリと笑うと
「中々聞き分けが良くなったわね。じゃあ後ろを向いて、両腕を背中で組みなさい、さぁ」
と命じる。不吉な予感が樹理を掠める。
「何で、ですか?」
「ほら、反問しない。言われたとおりにする。そうしたら出してあげる」
貴子がエアガンをちらつかせ、樹理は観念して狭い押入れの中で鉄格子に背を向けて、
両手を背中で組む。
なにやら金属の冷たい感触が樹理を襲う。おぞましい感触に振り返ろうとするが、貴子に
「動くな」
制せられ、そのまま後ろ手に手錠を掛けられてしまった。
631 ◆E.WSPCVZAE :05/01/15 14:48:59
「よろしい、じゃあ出してあげる」
貴子は鉄格子の鍵を外し、鉄格子の扉を開けると、押入れの中に身を
かがめて入り、樹理の背後に密着した。
「いや、貴子さん」
樹理は身悶えした。いきなり乳房を背後から、両手で掴まれたのだ。
また、尿意が先ほどから湧き上がっている。寒い部屋で裸で居させられて、先ほどは
暖かいココアを飲んだ。そのせいで樹理の膀胱が段々と膨らんできていた。
「貴子さん、じゃなくて貴子お姉さま、と呼びなさい」
貴子は尿意に耐える樹理の乳房を気持ち良さそうに揉みまわす。
「いいわね、もち肌って奴かしら。あんたの旦那がこれに夢中になるのも
分かるわ。でも子供を生んだら垂れてきちゃうだろうけど。今の内ね」
そうしてしばらく揉み続ける。
641 ◆E.WSPCVZAE :05/01/15 14:49:57
「あの、貴子…お姉さま」
逃れようとしても、貴子がきつく乳首を摘まんだりと樹理を逃さない。
樹理は嫌々ながらも乳房を揉まれていた。だがこみ上げる尿意はたまらなかった。
「なあに、樹理」
貴子がフッと樹理の首筋に息を吹きかけ、思わず樹理は首をすくめる。
「お手洗いに…」
言いかけた瞬間、樹理は苦悶した。貴子が力を込めて樹理の乳房を潰しに
かかった。
「上品ぶるなって言ってんだろ、樹理」
そしてグイグイと揉み続ける。
651 ◆E.WSPCVZAE :05/01/15 14:53:08
「何しに便所に行きたいわけ?」
「そ、それは…」
言いかけて、樹理は言葉を考える。用を足すとか言えば、また貴子に怒鳴られるだろう。
「お、おしっこ、です」
「おしっこね、いい表現ね。本当は小便と言うべきなんだけど、まぁいいわ。
もし用を足すなんて言ったら、マン毛剃ってやるところだった」
だが貴子は解放せず、樹理の乳房を揉んでいる。
それどころか片手を乳房から離すと、樹理の股間に持ってきた。
661 ◆E.WSPCVZAE :05/01/15 14:53:46
「ちょ、ちょっと、貴子さん」
樹理が慌てるが、貴子は
「お姉さんって呼ぶ約束だろ、樹理。本当にお前は物覚えが悪いね」
と口汚く罵りながら、股間に手を這わせる。
「ほら、濡れてきてる。お前はおっぱいが敏感なんだね」
と笑い、そっと樹理の敏感な部分を擦る。
「イヤッ」
樹理が叫ぶが、同時に熱いものが体の中を走る感覚に襲われた。ずっと乳房を
揉まれていて、火照りを感じていた樹理の全身に、何か強い刺激が加わったようだ。
「旦那にここを舐めさせることを恥ずかしがってるでしょ。舐めさせたら、
だいぶセックスが違うものになるのに」
貴子はそういいながら、樹理のクリトリスを擦ったり、軽く叩いたりと
刺激し続ける。もちろん乳房を揉む手を休めないまま。
671 ◆E.WSPCVZAE :05/01/15 14:54:57
「いやらしいわね、上品ぶっていても感じてるんでしょ?」
樹理の体から染み出る分泌液をまぶしては、クリトリスに絡み付けて擦ると
それは段々と頭をもたげてくる。
「それそれ!」
貴子が人差し指を膣の中にそっと入れ、静かに撹拌し出す。自分で自分を
慰めるときと同じ快感が、樹理の中にこみ上げてきていた。

to be continued
キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
1さん、周知遅すぎ、待ってたのに!
でも、人妻(・∀・)イイ!
貴子だけでなくて、近所の主婦たちの玩具にされたらサイコー
めちゃくちゃ期待。
おおっ!!
玲子編、明日香編はヒロインの設定がちょっと可哀そうで、スタートの時からラストが心配だったんだけど、
はじめてラストが気にならないシチュエーションのがキタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
樹里さんには申し訳ないけないが、うんといじめられちゃってください。
(*´д`*)ハァハァです。
>もし用を足すなんて言ったら、マン毛剃ってやるところだった
旦那にばれる責めはイクナイ!!
人妻の場合は、「旦那にばらすぞ」という脅しも責めの一つ。

>>69
なぜに?
樹里はぜんぜん悪くないのに、可哀そうじゃないの?
>>70
すまん。特に理由はない。
ただ、杉村春也氏等の小説の影響で、
人妻は辱められればされるだけ綺麗にエロくなっていくと思いこんでいるもんで(^^ゞ
721:05/01/17 01:38:15
「ああ…」
樹理の陶器のようなきめ細かい肌の頬に赤味が差し、段々と染まり耳たぶまで
ほんのりと染まる。
(駄目…耐えるのよ、樹理)
なんとか自分を保とうとするのだが、貴子の同性特有のつぼを心得た刺激に、
そんな自制心もどこかに消えてしまう。
貴子の細い指がそっとクリトリスを擦り、ズボッと膣の中をかき回すと、
樹理はもうたまらなかった。
「ウッ…」
と声にならないような微かなうめきをあげ、崩れるように背後の貴子に
もたれかかった樹理は、他人の手で初めて絶頂に達していた。
731:05/01/17 01:47:13
to be continued

規制がかかってしまったので、レス代行を依頼しました。
74鈴木@1:05/01/17 02:07:42
わたし、まこちゃんにとって、なんなのよっ!! ねえ? まこちゃんにとって、わたしはなんなの……単なる、お友達なの?
ねぇ、教えてよ!! まこちゃんにとって、わたしはなんなの!? まこちゃん、まこちゃんの方から、わたしにキスしてくれたことないじゃないっ!!まこちゃんの方から、わたしを抱き締めてくれたことないじゃないっ!!
わたし、まこちゃんにいっぱい、アプローチしたのに……。それでもまこちゃんは気付いてくれなくて……。あの海でのことは、わたしの精一杯の勇気だったんだよ……
なのに、まこちゃんは答えを出してくれなかった……。わたし、怖くなった。
もしかして、まこちゃんは、わたしのことなんて、どうでもいいと思ってるんじゃないかって。わたしは、だから怖くなった。『好き』って一言を、まこちゃんに言えなくなった。だって、拒絶されたら怖いもんっ!!
わたしの気持ちは、子供の時から変わってない。だけど、まこちゃんの気持ちは、わたしにはわからなかった。
わたしは、まこちゃんの昔の思い出しかもってない。だから、まこちゃんとの新しい思い出を作ろうって、わたし、必死だった。わたしも昔のわたしじゃなくて、新しい自分に変わろうって必死だった。まこちゃんの好きな女の子になりたいって思った
でも、どんなに頑張っても、まこちゃんがわたしをどう思っているのかわからなかった……。わたし、こんなにまこちゃんのことが好きなのに……
もしかしたら、わたしのこの想いは、まこちゃんにとって迷惑なものなのかもしれない。そんな風に、わたしは考えるようになってきた。だから、やっぱりわたしはまこちゃんとお友達でい続けようと思った
まこちゃんにとって、わたしってなんなのか……。それを考えるだけで、怖かったから。お友達なら、こんな想いをしなくてもすむと思ったから……
わたし、このままでいいと思った……。わたし、このままでもいいと思ったのに……
でも、お父さんが死んで、わたしは本当に一人ぼっちになって……。そしたら、このままじゃ嫌だっていう気持ちが湧いてきて……っ
そして、やっぱりわたしは、まこちゃんのことが忘れられないんだって思ったの。思いが抑えられなくなってきちゃって……っ
だってまこちゃんは、わたしの初恋の人なんだもの……。ずっと、ずっと好きだったんだもの……
75鈴木@2:05/01/17 02:08:06
わたしは……わたしは……っ。まこちゃんのこと、わたし、子供の頃から大好きだった。だから子供の頃、まこちゃんと別れるって聞いたとき、すっごく泣いたんだよ。すっごく泣いたんだから……っ
でも、まこちゃんとは笑顔でお別れしたいと思って。好きだったから、まこちゃんにわたしの笑顔を覚えていて欲しかった。そして、いつかまた、まこちゃんに会えるって思って……
だからわたしは、まこちゃんと別れるあの時、精一杯の勇気を振り絞ったんだよ。結婚しようって約束したよね。わたしにとっては、あれは精一杯の勇気だった
もしかしたら、まこちゃんともう会うことはないかもしれない。でも、わたしはそうしてもまこちゃんが好きだった……。まこちゃんとの繋がりを消したくなかった……っ。だから、約束をしたんだよ。
あれは、まこちゃんにとって、ささいな約束だったのかもしれないけど……。わたしにとっては、とても大切な約束だったの……っ
たとえ離れてもまこちゃんとの関係を、唯一、繋げてくれる約束だったから……っ。まこちゃんがあの約束を受け入れてくれた時、わたしは本当に嬉しかった。だから笑顔で別れられたんだよ……っ
でも……。本当に長かった……。まこちゃんとの再会までの時間は、わたしにとっては本当に長かった……。わたしは、一生懸命にハーモニカを吹き続けた。いつか、この音色がまこちゃんの耳に届くんじゃないか、って……
でも、年を経るにつれて、こんなことをしても、意味がないんじゃないかって思えてきた……。だって、こんな小さなハーモニカの音色なんて、こんな大勢の人がいる世界で、まこちゃんの耳にだけ届くなんてありえないもの……っ
それでも、わたしはこのハーモニカにすがるしかなかった……。あの約束にすがるしかなかった。わたしにとっての、まこちゃんとの接点。それは、このハーモニカと、あの約束しかなかったから……っ
76鈴木@3:05/01/17 02:08:38
そして、四度目の引越しのとき……、この街に引っ越してきた時……。わたしの願いが、ようやく届いた……
夕暮れの屋上で……。まこちゃんが立っていた……。まこちゃんは最初、わたしのことがわからなかったみたいだけど……
わたしには、すぐにわかった。心臓が張り裂けそうだった。心が……飛び出しそうだった。
そして、これが最後のチャンスなんだって思った。神様がくれた、最後のチャンスなんだって。わたしの気持ちをまこちゃんに伝える、神様からの最後のチャンスなんだ、って……っ
だけど、まこちゃんは、昔と一緒で、わたしの想いには全く気付いてくれなかった。だからわたしは、まこちゃんに行動で知らせようと思った。わたしの想いを……
でもまこちゃんにとって、わたしはいつまでも、昔の幼なじみのままだった。わたしにとっては、精一杯の勇気だったのに……。まこちゃんはわたしのそんな心に、気付いてくれなかった……っ
だから、わたしは怖くなったの……。もしかしたら、わたしのことを、まこちゃんはなんとも思ってないんじゃないか……。だから、最後の賭けだった……っ
浜辺でのキス……。でもまこちゃんはやっぱり、何もわたしに、示してくれなかった……
わたし、本当に怖くなって……。まこちゃんの気持ちが、わからなくなって。だからこのまま、幼なじみの関係でいいと思った……
でも、お父さんが死んじゃって……
77鈴木@4:05/01/17 02:09:01
だから、わたしは怖くなったの……。もしかしたら、わたしのことを、まこちゃんはなんとも思ってないんじゃないか……。だから、最後の賭けだった……っ
浜辺でのキス……。でもまこちゃんはやっぱり、何もわたしに、示してくれなかった……
わたし、本当に怖くなって……。まこちゃんの気持ちが、わからなくなって。だからこのまま、幼なじみの関係でいいと思った……
でも、お父さんが死んじゃって……
……わたしにだって、わかってた。まこちゃんが、子供の時とは違うってこと。
でも、わたしには子供の時のまこちゃんの思い出しかなかったんだもんっ。橘くんと紫光院さんみたいに、子供の時から今まで、ずっと一緒にいられたわけじゃなかったんだもんっ
まこちゃんとの空白との時間……。それを取り戻そうと、わたしは必死だったんだよっ
そして、わたしも変わろうと必死だった。過去のわたしじゃなく、あたらしいわたしになろうと必死だった
そうすれば、まこちゃんはわたしに振り向いてくれるんじゃないか……。幼なじみのわたしじゃなくて、新しいわたしなら。まこちゃんは振り向いてくれるんじゃないか、って思ったの……っ
だから、髪型だって変えたんだよっ。わたしも、変わろうって……っ。昔のわたしじゃなくて、新しい自分に変わろうって
だけど、それでもまこちゃんはわたしを見てくれなかった……っ。まこちゃんは最後まで、わたしを見てくれなかった……っ
嫌いなら嫌いって、はっきり言ってよ……っ!! わたしに気のあるそぶりを見せないでよっ!! 今、ここで、わたしのことが好きなのか、答えてよぉ……っ
そうしないとわたし、まこちゃんのこと、いつまでも想い続けちゃうじゃない……っ!! 苦しいんだから……っ!! 想い続けているのは、とっても苦しいんだから……!!
78鈴木:05/01/17 02:10:19
みなもの問い詰め
ttp://gamedic.jpn.org/game/toitume.htm
ttp://cocoonoococ.hp.infoseek.co.jp/flash/toitume.swf

じゃ、次のエロゲ的アンソロ小説は オナニ◆0N21Hvvb さんよろしく!
なんじゃこりゃ
どこの誤爆だ
801:05/01/19 01:46:30
ガクッと背中越しに貴子に持たれる樹理だが、もう一つ樹理が解放感を感じることがあった。
イカされて体の力が抜けた瞬間、締め付けていた膀胱が緩み、座り込む樹理の裸体の
下に水溜りが出来ていた。
樹理はイカされたのと我慢していた小便を垂れ流したことで、二重の快感を覚えて
いたのだが、貴子がそっと樹理から離れると用意していたデジカメを取り出し、
放心状態の樹理の惨めな姿を映していく。
おしっこ垂れ流しで唖然とする樹理の全裸像、また乳房、尻、顔など部分部分の
クローズアップも交えながら撮影していく。
しばらくして気を取り戻した樹理がデジカメ片手の貴子に気がついた。
「撮らないで、お願い」
「人の家に来て小便漏らした癖に、生意気言うんじゃないわよ」
貴子はせせら笑いながらデジカメで樹理に迫る。撮られまいと顔を伏せる樹理に、
下から顔を映すように迫ったりと嫌がらせのように激写を繰り返す。

to be continued
まだ規制中です
じらすなぁ。
早く規制がとけるといいな。
82鈴木:05/01/19 02:06:58
1/1 初CMが「あけましておめでとうございます。犬と初詣で借金。ご利用は計画的に」だった

某正月番組で「羊飼い一家」というのがやってて、会社員を辞めて羊飼いやってるらしい。
羊毛出荷・羊肉出荷・自家農業・自給自足生活やってるみたいだけど子供2人育ててくのに収入足りないから
牛屋のバイトしてるとかいうっていう一家のドキュメンタリー番組やってたんだけど、
驚くべき事件が起こってた。
何か子供の髪の毛をバリカンで刈る時に大泣きしてて「うわーんパパぼくを殺さないでー」とか言ってた。
お前は羊かっつーの。
しかも最後には純朴な熊っぽいお父さんと小太りオバサンが第3の子が孕んだとか・・・あんな人達でもセックスしてるんだな
規制解除祈願カキコ
841 ◆E.WSPCVZAE :05/01/21 01:14:55
「おい、小便漏らし。後始末をして欲しかったらそう頼むんだね。それとも
このまま小便まみれでいる?」
「…後始末をお願いします」
「誰に?」
フゥーッと樹理は息をついた。
「貴子、お姉さまにです」
「よろしい」
貴子は樹理の屈服を見て取ると、デジカメを置いてタオルを数枚取ってくる。
まずは樹理の局部から尻、床の水溜りをふき取り、ついで濡れタオルと
乾いたタオルで樹理の汚れを綺麗にしてやる。
「どう?」
貴子に後始末をしてもらった樹理は、うなだれながら
「ありがとうございました、貴子お姉さん」
と心ならずもお礼を言わされるのだ。
851 ◆E.WSPCVZAE :05/01/21 01:17:00
(どうしてこんなことに…いつになったら解放されるんだろう)
隣人からの異常な拘束と虐待に、ぼんやりと思う樹理だが、樹理の股間を
拭き終えた貴子が目の前に屈みこんできた。
「なにをするの?」
「舐めてやるよ」
貴子が樹理の両脚を抱え込んで、樹理を仰向けに仰け反らせると股間に顔を埋める。
「やめて」
「お黙り、樹理。これもあんたのことを考えてのことなんだから」
樹理が逃げようとすると一喝して動きを封じ、貴子は樹理の草むらに顔を埋めて
自分が拭ってやったところに舌を這わせる。
861 ◆E.WSPCVZAE :05/01/21 01:18:02
「やめて、アッ」
樹理の体がビクンと跳ねる。貴子がざらついた舌で樹理のクリトリスを舐め上げた。
「フフッ、旦那にここを舐めさせないなんて、そんなお嬢様ぶってるから
セックスが楽しくないんだよ。どう、こうやって舐められると
恥ずかしいより気持ち良いでしょ」
貴子がまた樹理のクリトリスをペロッと舐めあげる。
「ああ、嫌です」
樹理は息も絶え絶えに言うが、嫌といいながらも体がそれを求めていることは
自分でも分かっていたそれは責め手の貴子も同様だ。
「嫌といいながらも、随分喜んでるみたいね」
貴子は笑いながら、また顔を埋めてつつましくそびえ立つ樹理の
クリトリスを舌先で跳ね上げるように何度も繰り返し弾く。
「イヤぁ…」
樹理が切なげに呻く。またもイカされるのは時間の問題だった。
871 ◆E.WSPCVZAE :05/01/21 01:19:17
「本当はイヤじゃないんでしょ。もっと舐めて欲しいんでしょ?」
「ああ…はい、その通りです」
樹理は貴子の舌の責めに参っていた。もう一舐めでまた絶頂に達してしまう
ところに来ていた。だが貴子はクンニを止め、樹理の乳房に手を掛けて揉みしだく。
「貴子、さん」
息も絶え絶えな樹理が切なそうに言うと
「貴子お姉さま、でしょ」
と訂正され、キュッと乳首を摘まれる。
「ほら、イク寸前の寸止めって辛くない?」
「はい、辛いです、貴子お姉さま」
「じゃあイカせてって頼みな」
そうしてまた乳房をつかまれ、優しく揉みしだかれる。
881 ◆E.WSPCVZAE :05/01/21 01:26:29
樹理はもうたまらなかった。
「イカせてください、貴子お姉さま」
「良いわ、樹理」
貴子がまた顔を埋めて、充血している樹理のクリトリスをピンピン舌で跳ね上げる。
どんどん樹理の愛液が溢れてくる。
「ああ、もう駄目」
樹理は再び絶頂に達していた。

to be continued
ようやく解除されました。
>>68
人妻モノ、チャレンジ精神で書いてます。
もちろん俺流の味付けですが、お口に合いますかどうか。
>>69
ええ、苛められまくります。
>>70
それは、「暴れたらぶっ殺すぞ、このアマ」と言うセリフに
「殺しイクナイ」っていうようなものかと。
>>83
祈りが通じましたね、どうもです!

89╋┏:05/01/21 23:26:55
       ∧. ╋┏         
       / †|、┃ ちくわ
      |`ー┐∂.
       |:   | |┃  
       |: ~| |┃        
      ノ::::...ノ |┃
9070:05/01/22 00:10:01
>>88
いやすまんすまん。
イクナイ!!は1に対していったつもりだったが、
1はそんなことは承知って事だね。
貴子の脅しのセリフとしてなら、どんどん発言して
樹里をビビらせてやってくれ。
91:05/01/23 14:07:11
また規制に巻き込まれました。
adslを考えている方、ニフティのイーアクセスには要注意。
荒らしが一人いるだけで、東日本(西日本)っていう広い括りで規制されます。
921 ◆E.WSPCVZAE :05/01/25 14:33:31
貴子は放心状態の樹理の髪を掴むと、立ち上がらせて椅子に座らせようとする。
「貴子お姉さん、お願いです。なにか履かせてください」
全裸で後ろ手で拘束された樹理は、たまらず訴える。元々大人しい樹理だが、
隣人に2度もイカされて、すっかり気弱な風情になっている。
「ふーん、淫らな部分を隠したいってわけね?」
貴子がポンと樹理の剥き出しの尻を叩き、樹理がキャッと悲鳴をあげる。
ふと貴子は何か思いついたような目になる。
「いいわ、あなたにふさわしいパンティを履かせてあげる」
と言うと、自分のスカートの下に手を入れて、パンティを脱ぐ。ナイロン製の濃いブルーの
パンティをかざすと、二重になっている底の部分にはくっきりと染みが浮き出ていた。
貴子はそれを恥ずかしがるでもなく樹理に見せ付ける。
931 ◆E.WSPCVZAE :05/01/25 14:34:10
「スケベなあんたをマンズリしてやったら、こっちも興奮しちゃったわ。
あ、また新しい単語が出たわね。オナニーじゃなくて、マンズリ、
言ってみなさい」
「…マンズリ」
か細い声で恥ずかしそうに言う樹理に、貴子はまたもしりを叩いて
「マンズリ、もっと大きな声で。あんたが昼下がりにこっそりやっていることでしょ」
と檄を飛ばす。たまにしていた恥ずかしい行動をすっかり見られていた
ことに樹理は動揺しながらも、やけくそのように
「マンズリ、です」
と声をあげる。
「そう、マンズリ。こんなのは受験勉強に出てこないから今まで
知らなかっただろうけど、これからの生活には必要な単語だからね」
と勝手なことを言いながら
「脚を上げなさい」
と命じる。
941 ◆E.WSPCVZAE :05/01/25 14:34:57
樹理が恐る恐る片脚を上げると、貴子は自分のぬくもりが染み付いた
パンティを樹理の脚に通そうとし、樹理が慌てて、脚を引っ込める。
その様子に不快そうな貴子は
「何だよ、樹理。お前が何か履きたいって言ったから、私のパンツを
履かせてあげようとしたんでしょ」
と怒鳴る。
「ショーツなら私のがありますから」
奥の部屋に、自分が脱いだ下着があるのにと言いたげな樹理だが、
貴子は樹理の股間に手をやる。
「ギャアーッ」
樹理の悲鳴が響く。貴子が樹理のささやかに生い茂った恥毛を掴んでいた。
951 ◆E.WSPCVZAE :05/01/25 14:35:27
「ショーツなんて気取るんじゃない。パンティ、だろうが、このバカ」
貴子が樹理の恥毛をグイグイと掴み、樹理はその苦痛に顔をしかめて
「はい、パンティです。すみませんでした」
と心ならずも謝るのだ。
「私のパンティが履けるなんて、光栄なはずなのに嫌がりやがって。この身の程知らず」
勝手なことを言いながら、まだグイグイと樹理の恥毛を掴んでいる。
「これからはパンティは、私の履いたのを身に着けること。いいね」
凄まれ、恥毛を掴まれた樹理は、涙目で
「はい、分かりました」
と返事をさせられ、貴子のメスの匂いのするパンティを履かされる屈辱を受け入れていた。
961 ◆E.WSPCVZAE :05/01/25 14:36:01
貴子の部屋で、二人は向かい合い座っている。樹理は後ろ手に手錠を
掛けられたまま、貴子のパンティを履かされて椅子に座らされていた。
貴子はその前に座ると、樹理を見つめる。
隣人に2度もイカされた樹理は、羞恥と困惑と恐怖の色を代わる代わるに浮かべていた。
「説明すると、あんたの部屋には監視カメラが3台取り付けられているの。
キッチン、寝室…」
と、洋室の片隅に置いてあるモニターを操作して説明する。
樹理は目を見張った。
貴子の操作により映し出される樹理達の部屋。
白いテーブルのダイニングキッチンや、これから干そうと思っていた布団を
敷いたままの夫婦の寝室が映し出される。
リアルに映し出される自分達の愛の巣に、樹理は唖然とする。
971 ◆E.WSPCVZAE :05/01/25 14:36:38
「さらにもう一箇所」
貴子がモニターを操作すると、なにやら入り口が映っている。
(どこだろう…)
考えて、気がついた。
「おトイレ?」
「便所、だろ、樹理」
貴子が訂正すると、エアガンの先で樹理の乳房を突く。
「ああ…はい、便所です」
敏感な部分を突かれて顔をしかめながらも、またも下品な言い方を
強制される樹理。それにしても、どうしてわざわざトイレのドアに
監視カメラがセットしてあるのだろうか。
不思議そうな樹理に、貴子は謎めいた笑みを浮かべる。
「学校に通っていた頃って、便所に行ってクソや小便するのは休み時間だけ
だったよね、授業中に行くなんて、よっぽど切羽詰ってないとなかったでしょ?」
下品な貴子の言い方に顔をしかめながらも、樹理は不承不承頷く。
981 ◆E.WSPCVZAE :05/01/25 14:39:46
「でも会社ではそんなことなかったでしょ? 行きたいときに便所に行っていた。
この違いが分かる?」
なんと返事していいか判らず、黙ったままの樹理に
「それはね、大人と子供の違いなの。我慢することを覚えるのも教育の内だから、
授業中に自由にトイレに行かせないの」
そうして貴子は舐めるように樹理を見る。樹理はその視線に思わず寒気を感じてしまう。
「あんたはまだまだ子供。いくら名門の女子大を出て一流企業に入って結婚しても、
私から見たらまだ駄目ね。これから、一から教育していくから。便所の前にカメラを
つけたのもその一環なの。これからは便所に入る時間は、私が決める」

to be continued
やっと規制解除されました。
す、すみませ〜ん。
パンティをはくの「はく」は「穿く」を使ってもらえませんか?
「履く」だと、靴をはいてるみたいで・・・
100名無し戦隊ナノレンジャー!:05/01/27 00:31:46
100ゲット
また規制されてるのかな
1021 ◆E.WSPCVZAE :05/01/28 02:02:24
あまりにも理不尽な言葉に、樹理は思わず立ち上がった。トイレに行く時間を
決められるなど、どうしてそんなことを強制されなくてはいけないのか。
「どういうつもりですか?」
樹理が言うが、貴子は指をクイッと下に向ける。座れと言う指図らしいが、
樹理は立ったままだ。
「人がいつおトイレに行こうと…」
樹理の言葉が止まる。貴子がエアガンを持ち上げて樹理に向けたのだ。
あっと思うまもなく、樹理の乳房に弾丸が命中し、柔らかな肉がいびつに歪んで樹理は
「痛いッ」
と小さく声に出して顔を歪めた。
1031 ◆E.WSPCVZAE :05/01/28 02:03:17
「便所と言いなさい、樹理。便所に行くのは毎正時から5分以内ね。例えば…」
と壁時計にちらりを目をやり
「今は10時15分だから、今度小便やクソが出来るのは、11時になってから。
11時から11時5分までの間だけ便所は使用可能。それを逃したら次は
12時まで待つのよ。その間勝手に便所に入ったら、許さないから」
と貴子は言うと、またエアガンを構える。
「…そんな」
樹理は抗議するが、エアガンを向けられて乳房の痛みに耐えながら、
また椅子に座る。それでも貴子の言葉が頭の中を渦巻いていた。
(自由にトイレを使わせないなんて、この人狂っている…)
隣人の自分を監禁してオナニーさせたり、下品な言葉やトイレの使用時間の
強制など理不尽な命令を下したりと、貴子は普通ではない。
しかも自分たちの生活を普段から覗き見し、把握していたと言うのだから。
1041 ◆E.WSPCVZAE :05/01/28 02:03:55
「どうしたの、返事は。分かりましたでしょ?」
エアガンを構えられ、樹理は仕方なく
「分かりました」
と答える。エアガンを持つ貴子の狂気の目に迫られては、大人しい樹理は
嫌とは言えなかった。
「よろしい」
貴子は笑うと、立ち上がりキッチンに行く。隙を見て逃げ出したいと思う
樹理だが、そのきっかけもないままに貴子が戻ってきてしまう。
手にはグラスを持っている。
「お飲みなさい」
氷の入った濃い色をした液体が入っている。樹理が躊躇していると
「アイスコーヒーよ、どうぞ」
と勧める。
1051 ◆E.WSPCVZAE :05/01/28 02:04:32
「結構です」
そんなものを飲んでいる場合ではないと樹理は断るが、貴子の目が釣りあがった。
「だから樹理、お前はガキなの。礼儀知らずが。人の家を訪問して、
お茶を出されて口もつけないわけ?」
そう言うと、樹理の鼻を摘んでグイグイと左右に振る。
「ああ、すみませんでした」
仕方なく樹理が謝ると
「さ、お飲み」
と、樹理の鼻を摘んだまま貴子がグラスを樹理の口につける。
観念してグラスに口をつける樹理だが、貴子がアイスコーヒーを流し込み、
口の端からダラダラとアイスコーヒーがこぼれ、樹理の珠のような
きめ細かい肌に流れ落ちる。
1061 ◆E.WSPCVZAE :05/01/28 02:05:16
「ほら、こぼすな礼儀知らず。どう、美味しい?」
貴子にグラスの中身を注ぎ込まれ、樹理は必死でそれを飲み干してから
「はい…美味しかったです」
としょうがなくお礼の言葉を口にした。何の変哲もないアイスコーヒーだが、
パンティ一枚の半裸で監禁された姿で、無理に飲まされて美味しいはずもないのだが。
「そう、やっと世間知らずのあんたも人並みにお礼が言えるようになったわね」
貴子はグラスを置くと、樹理の顎を掴んで笑う。
樹理は無理に笑みを返しながらも、おぞましい痒みに襲われていた。
貴子から履かされた汚れたパンティの内部で、痒みを感じていた。
ジワジワと襲い掛かる痒み。貴子のパンティを履かされた汚辱感のなせる
気のせいか、それとも貴子に毛じらみか性病でもあるのか、痒みを感じる。
1071 ◆E.WSPCVZAE :05/01/28 02:08:11
樹理はなんともいえない表情を浮かべて、斜めに閉じたスラリと伸びた脚を
すり合わせる。後ろ手に手錠を掛けられた姿では、自分の手で痒い部分を
掻くことなど出来ず、せいぜい太股をすり合わせるくらいしか出来ない。
貴子はそれを小気味良さそうに見ている。
「まんこが痒い?」
不躾な問いに、樹理は小さく頷いた。些細な痒みでも、自分で掻けないのは
死ぬほど辛い。益々痒みが増してくるようだ。

to be continued
>99
他所で質問したんですが「穿く」がいいみたいですね。
>100
なんか感想でもくれ。
>101
すいません、推敲してました。
2−3日ごとに更新できればと思います。

10899:05/01/28 02:26:34
>>107
(ズボン・はかまなどの衣服を)足をとおして下半身につける。→穿く
(足袋・靴下・靴などを)足につける。→履く
を使うみたいです。
>>他所で質問したんですが「穿く」がいいみたいですね。
御納得頂けたようで幸いです。
1さんに漢字の使い方お願いして納得して頂いたのは「勃つ」以来ですね。
1091 ◆E.WSPCVZAE :05/01/29 15:44:21
「痒いならそういいな。まんこが痒いって。口に出したら痒い部分を掻かせて上げる」
樹理はためらうが、目の前の痒みには勝てなかった。痛みよりも苦痛は軽いはずの
痒みの方が、我慢し辛い。
「まんこが痒いです、貴子さん」
顔を真っ赤にして訴える樹理だが
「私のことはお姉さんと呼べと言ってるでしょ。何度も言わせるな、低脳」
貴子が樹理に近寄ると、グイと乳房を掴む。グイグイ揉み込み、樹理の雪白の
乳房が無残に変形して、襲い掛かっている指の間から静脈が浮き出る。
「痛いです、貴子お姉さん」
苦痛にたまらず樹理は哀訴をする。
1101 ◆E.WSPCVZAE :05/01/29 15:45:13
「まぁいいわ、じゃあ思う存分掻かせて上げる」
貴子は樹理の乳房を解放すると、樹理の背後に回る。カチャカチャと鍵を
差し込んで左手首の手錠を外すと、その輪っかを樹理が座っている椅子にはめる。
おかげで樹理は左手は自由になったものの、利き手の右手は椅子に括られる
形となった。
「さあ、左手で痒い部分をかきむしるといいわ。でもちゃんと言葉に出すのよ、
まんこが痒いって。さ、まんこが痒いって言いながら、パンティの中に
手を入れて掻き毟りなさい」
貴子に命じられ、樹理は
「まんこが痒いわ」
と赤面して口に出しながら、履かされている貴子のイヤラシイ染みがついた
パンティの中に手を差し込む。
もう我慢できないほどの痒みが樹理を襲っていた。
1111 ◆E.WSPCVZAE :05/01/29 15:45:48
「ほら、掻く間は口に出せよ、痒いって」
貴子に叱咤されながら、清楚な若妻の樹理は
「まんこが痒い、まんこが」
と言いながら、掻き毟る。貴子がそっと背後に回り、樹理の乳房を鷲づかみに
して揉み回す。樹理がアッと声を出して、いやいやと逃れようとするが
「いいからまんこ弄ってなよ、痒いんだろ。ほら」
と言いながら、ゆっくりと、ダイナミックに乳房を揉みまわす。樹理は
またしても体の火照りを覚えながら、パンティの中を掻いていた。
痒みから逃れるために掻いていたが、しばらくすると自然に敏感な突起、
クリトリスを弄る自分がいる。
1121 ◆E.WSPCVZAE :05/01/29 15:47:44
「いいおっぱいね。ほら、気持ちいいでしょ」
貴子に乳房を揉まれながら、自分でクリトリスを弄る樹理。どんどん樹液が
溢れ、樹理の指にまとわりつく。次第に息が荒くなる。
「アアッ、ハァ」
樹理は生まれて初めて、他人の前で自分の指で絶頂に達していた。

「痒みを掻くだけのはずが、マンズリするとは淫らね樹理」
貴子が笑うが樹理は言い返せず、椅子に座っている。穿かされている
パンティは貴子の愛液に重なって、自分が分泌した愛液でも淫らに濡れていた。
半裸の裸体がほんのりと紅く火照り、先ほどの名残を残している。
1131 ◆E.WSPCVZAE :05/01/29 15:49:00
「いい、これから私が決めたルールに従って生活するのよ。便所を使えるのは
毎正時から5分以内。多少の前後は認めるわ。それとはいていいパンティは
私が身に着けたお下がりだけ許可する。光栄でしょ?」
あまりの条件に樹理は返事をしないが、貴子にエアガンを構えられて慌てて
「はい、貴子お姉さん」
と口に出した。何度も気をやられて、すっかり貴子に呑まれていたと言うのと
怯えもあった。それに
(どうせこの場だけよ、ずっと監禁し続けるわけにも行かないんだから、
解放されたら夫に相談しよう)
という考えもあった。
貴子はそんな内心を知ってか知らずか、話を続ける。
1141 ◆E.WSPCVZAE :05/01/29 15:50:41
「それとさっきから教えているように、気取った単語を使わないこと。用を足すなんて
言ったら、マン毛を剃ってやるからね。小便やクソをするって言うのよ。おトイレや
バスト、あそこなんていわずに、便所、おっぱい、まんこ、マン毛と言いなさい。
それからショーツじゃなくてパンティね。分かった?」
「はい、分かりました」
「じゃあ復唱してみて」
「…小便、クソ、便所…」
「おっぱい、まんこ、マン毛、パンティだろ」
「おっぱい、まんこ、マン毛、パンティ…」
「声が小さい」
怒鳴られて、テーブルをエアガンで叩かれて、樹理は半裸の身をすくめる。
汚れたパンティを履かされて、相変わらず汚辱感を覚える樹理の体の中に異変が生じていた。
腹がごろごろ唸りだした。

to be continued
>108
用語やストーリーなんかで、またなんか気になることがあったらよろしく。
1151 ◆E.WSPCVZAE :05/01/29 15:52:18
>114
まだ「履く」直ってないところがあった。
おお、こんな時間に更新。
でも、なんで痒かったのかの原因がわからない。
てっきりパンティに催淫クリームとか塗られてると思ったんだけど・・・
で、お腹のごろごろは下剤入りのアイスコーヒーだな。
1171 ◆E.WSPCVZAE :05/01/31 15:09:59
「さ、もう一度復唱」
「はい…小便、クソ…」
言いながら、樹理はたまらなくなった。
「あの…便所に行かせて下さい」
先ほどの冷えたアイスコーヒーのせいか、樹理は催していた。
「なんで、クソ、それとも小便?」
小気味良さそうに笑う貴子に
「…クソ、です」
樹理は目を伏せて答える。急速に腹が下っていた。
「時計を見なさい、11時までまだ20分あるわ。我慢するの」
「そんな…」
樹理は身をかがめる。普通の便意ではなく、明らかに腹が下っていた。
我慢にも限界があった。
1181 ◆E.WSPCVZAE :05/01/31 15:10:30
「もし漏らしたら、あんたの口で吸わせるよ。ほら、もう一度復唱」
樹理は腹痛を耐えながらも、
「クソ、小便、便所…ああ、もう駄目です」
と哀訴するが
「ふざけるな樹理、初日からだらしないよ、ほら、復唱。次はおっぱい、だろ」
凄まれて、乳房をエアガンで突かれる。樹理が復唱をしないので、
エアガンの先で思い切り乳房を横殴りに叩き、樹理が苦痛にむせぶ。
「はい…おっぱい、まんこ、マン毛、パンティ…」
「そう、その調子。これからは外でもそういう言葉を使うんだよ。
どうせ10年たてば平気でそんな言葉を吐くようになるんだから、
早い方がいいでしょ。それとさっきみたいな痒いところを掻くときは、
ちゃんとまんこが痒いとか、ケツが痒いとか口に出してから掻くこと、いいね」
言われながらも、樹理は必死に括約筋を締めていた。限界が迫っていた。
1191 ◆E.WSPCVZAE :05/01/31 15:11:03
「貴子お姉さん…」
「だめ、便所を使うまではあと15分あるわ」
貴子は目もくれずに言う。
「あと15分なんて…ああ、もう駄目です」
ゴロゴロ鳴る下腹を気にしながら、樹理は哀れみを請う目で窺うように
貴子に訴える。だが貴子は全く意に介さない。
便意にたまらず樹理は席を立とうとするが、貴子が背後に回り両肩を
押さえつけて樹理を立たせない。
「下痢でもしてんのかよ、樹理。じゃあ気を紛らわせてやるよ。ほれ」
と背後からまたしても樹理の柔らかそうな雪白の乳房に手を掛けて、ユサユサ揉みしだく。
「いや…もう我慢できません…ここでしちゃったら…」
必死の樹理だが
「ここでしたら、お前の口で始末させるから。クソ食いたいの?」
と片手を乳房から外して、樹理の唇を摘んでグイグイとやる。
1201 ◆E.WSPCVZAE :05/01/31 15:15:50
「ああ…」
樹理は辛そうに耐える。今の狂った貴子なら、本当にさせられそうだ。
樹理は乳房を揉まれながらも、必死に括約筋を締めて我慢していた。
ほんの15分くらいなのに、気の遠くなるような時間を耐えた気がする。
壁時計の秒針の進みが、妙にのろい気がしてしまう樹理だ。
ようやく時計の分針が正時を指す。
「さあ、もう便所使用してもいいわ」
時計を見て貴子が言う。樹理はようやく立ち上がることを許され、
トイレに向かおうとするが
「ばか、人の家で下痢便撒き散らす気かよ。自分の部屋でやれよ」
と貴子に怒鳴られる。

to be continued
>116
痒みについては、他人の汚れた下着を穿かされた汚辱から来た感覚的なつもりですが、
なんか塗り付けていたという解釈でもありかな。
腹が下ったのは、冷えた身体に冷えたアイスコーヒーのダブルパンチってことで。

>てっきりパンティに催淫クリームとか塗られてると思ったんだけど・・・

そういう実際に効果があるのか不明なものは使わないです。
催淫クリームの類の実験リポート読んだことがあるけど、どれも効果が不確かだった。

>>120
うーん、そんなきちゃないパンティ穿いてる女を舐めたりしたら病気になりそう。

>実際に効果があるのか不明なものは使わないです。
これは作者の信念ということで理解できますね。

で、
>「…小便、クソ、便所…」
>「おっぱい、まんこ、マン毛、パンティだろ」
って萌えどころなんでしょうか?
無理矢理我慢させられて「おしっこさせて」といわされる方が
「小便させて」より萌えるんですけど・・・
その時、いきなり隣のキング様が登場!
神!
1231 ◆E.WSPCVZAE :05/02/03 07:32:05
保全
124玉春 ◆TAMA2d6Vzo :05/02/04 13:25:52
(*´д`*)ほしゅ
1251 ◆E.WSPCVZAE :05/02/04 14:01:12
「鍵は開けてやるから、ほら、いけ」
樹理のスラックスから鍵を取り出し、貴子が言う。
「でも、こんな姿で…」
パンティ一枚の半裸で、後ろ手に手錠を掛けられた姿でどうして外に出られようか。
樹理はしゃがみこむが、貴子に
「いいから行けよ、このコーポの2階はこことあんたの部屋の二部屋しかないんだし、
通路にも目隠しの塀があるから誰からも見られないでしょ。ほら、早く行けよ。
ここで下痢便撒き散らしたら承知しないよ」
樹理のパンティに覆われた尻がつま先で突つかれる。
貴子が部屋のドアを開けて出るように促す。樹理はへっぴり腰になり、
涙目でサンダルを履くと貴子の後に続いた。
1261 ◆E.WSPCVZAE :05/02/04 14:02:01
さっきまでの異常な状態が嘘のような、青空が広がっている。高い建物もないので、
目隠しの塀で塞がれた通路を歩いても、誰からもまず見られないだろう。
だが樹理は、外を半裸で歩く不安と、こみ上げる便意に苛まれながら
身を屈めて歩いていた。
貴子が樹理達の部屋の玄関の鍵を開けて待っている。
額に脂汗を浮かべ、苦痛に悶えながらも樹理は自宅の玄関に入り、サンダルを脱ぐ。
(早くおトイレに)
焦る樹理だが、手錠を外してもらわないと用を足せない。
「ねえ、貴子さん、いえ、貴子お姉さん。手錠を…」
「いいからそのまま便器にしゃがみな、ほら」
訴える樹理に、貴子は冷笑してトイレのドアを開けて、樹理に中に入るように言う。
「そんな」
抗議しかける樹理だが、もうとっくに限界を超えそうだ。
1271 ◆E.WSPCVZAE :05/02/04 14:02:41
迷う間もなくトイレに入ると、貴子が樹理のパンティに手を掛けて足首まで引き下ろす。
樹理はトイレの便座に急いで腰掛けたが、貴子はトイレのドアを開けたまま、
見下ろしている。
「お願い、見ないで」
言いかけた樹理だが、途端に顔を伏せる。同時に樹理の尻から凄まじい
轟音が轟いていた。
(いや、こんなの。もう生きていられない)
恥ずかしい姿を他人に見られ、屈辱にむせぶ樹理だ。ようやく苦痛から
逃れた爽快感と別に、あんまりの仕打ちに涙がこぼれてくる。
泣きながら顔を上げた樹理は、貴子の姿に愕然とした。
1281 ◆E.WSPCVZAE :05/02/04 14:03:25
「いや、それはやめて…」
貴子がデジカメを構えて、樹理の羞恥の姿を撮影していたのだ。
「なんのために…」
訴える樹理に
「それにしても盛大に捻り出したわね。よく人前で汚いクソが出せるものね、呆れるわ」
貴子は愉快そうに笑い、樹理が顔を左右にして泣きじゃくる様や、樹理の体内から
出た内容物が飛び散る便器などをじっと撮影していく。
「手錠を外してください、後始末を…」
「後始末ならしてあげる」
貴子がトイレットペーパーを大量に引き出すと、樹理の汚れた尻を拭ってやる。
「あー、臭い臭い」
貴子は囃しながら、拭って汚れたトイレットペーパーを樹理に見せ付けながら、
後始末をしてあげるのだ。
1291 ◆E.WSPCVZAE :05/02/04 14:11:49
丁寧に尻を拭った後、貴子は樹理をバスルームに連れて行き、シャワーを浴びせて
汚物を拭い取ると、再び樹理に、己と樹理の淫らな液が染み付いたパンティを穿かせる。
それから樹理たちの寝室に行くと、タンスからパンティをより分け出した。
「これからはパンティは共有することになるんだから、気に入ったのを私の部屋に置いておくわ」
と、おぞましくも勝手なことを言い、樹理の高価なパンティを何枚も手にすると、再び
「じゃあ戻りましょうか」
と促す。
(まだ解放してくれないの…)
うなだれる樹理だが、
「早くしろよ」
と貴子に尻を蹴飛ばされ、またしても貴子の部屋に向かう。

to be continued








1301 ◆E.WSPCVZAE :05/02/04 14:16:07
>121
>無理矢理我慢させられて「おしっこさせて」といわされる方が
>「小便させて」より萌えるんですけど・・・

それもそうなんですけど、蘭光生氏の作品で、無理やり「おっぱい」とかと
下品な言葉を言わされるイメージが凄くエロかったんで、それをさらに進めてみました。

>うーん、そんなきちゃないパンティ穿いてる女を舐めたりしたら病気になりそう。

例えば体育が終わって汗でぐっしょり濡れた下着を、親友同士で
交換させて穿かせるとかもいいです。屈辱的でエロい気がするんで。

>124
久しぶりですね。
今回のはどうだろう。

とある興行師(出版プロデュースも手がけている)の人が文章を判断する基準は、
「作者の考え方にオリジナリティがあるかどうか。文章に狂気を
秘めているかどうか」
だそうです。
さて、俺のはどうだろう。
131╋┏:05/02/04 14:26:23
       ∧. ╋┏         
       / †|、┃ ちくわ
      |`ー┐∂.
       |:   | |┃  
       |: ~| |┃        
      ノ::::...ノ |┃
>(まだ解放してくれないの…)
どこまで続く性地獄ってヤツですね。
読み手が「樹里ちゃんかわいそー」って思えるくらいいじめちゃってください。
しかし1さんのSSって、ヒロインが「高慢」とか「幸福すぎ」って描写がないから、
いじめられてても「いい気味」って思う爽快さがないんだよなぁ。

>例えば体育が終わって汗でぐっしょり濡れた下着を、親友同士で
>交換させて穿かせるとかもいいです。屈辱的でエロい気がするんで。
きっとこの感覚は「下着フェチ」の方にはわからないと思う。
シミの付いた下着にハァハァしちゃう人は、屈辱だなんて思わないだろうから。

>さて、俺のはどうだろう。
何作か続いてきたんで、「これが1のSS」ってオリジナリティは出てきたと思います。
「レズいじめSS」なら1さんってとこまで来ているんじゃないかな。
みんながハァハァする(売れる)小説まではいってない気もするけれど、
一部マニアには受ける小説が書けるんじゃないかな。
「文章に狂気」は、はっきり言ってわかりません。
1331 ◆E.WSPCVZAE :05/02/05 15:26:43
再び貴子の部屋で、二人は向かい合っていた。
「もうお昼ね、あ、12時だけど便所に行く?」
ウウンと首を振る樹理に、貴子は
「そう、じゃあお昼は私が作るわね」
と流し台に向かう。
トントンと野菜を切る音がし、樹理は黙ってそれを見ていた。今度は手錠で左手と
テーブルの背もたれとが繋がれていて、右手は自由というパンティ一枚の姿で、
椅子に腰掛けている。今度はそのキュッと締まった足首が、ビニール紐で椅子の
脚に縛り付けられていた。
剥き出しの豊かな乳房が、呼吸に合わせて不安げに上下している。
普段の樹理なら、慎ましやかに膝を合わせて脚を斜めにして座るのだが、
今は足首を括られているために、否応なく脚が開いた状態になっていた。
1341 ◆E.WSPCVZAE :05/02/05 15:27:21
「あんたを部屋に招いたときから気に入らなかったのよ、おしとやかそうに
膝を合わせて脚を斜めにして、股間が見えないように気を配ってさ。
ガバッと脚開いて、パンツくらい見せなさいよ。どうせ将来はそうなるんだから」
貴子が炊事の支度をしながら言い、
「さ、出来た」
サラダと、ニンニクのにおいが充満したパスタが目の前に置かれた。
「ペペロンチーノよ、食べなさい」
貴子が勧める。さっきまでの狂気の宿った貴子から、前日までの樹理が
親しみを覚えていた穏やかな貴子に戻っていた。
「さ、お食べなさい」
食欲などないものの、断るとどうなるか不安だ。樹理はフォークを手に取ると、
食べ始めるが
「さっさと食え、愚鈍」
と貴子に怒鳴られ、ハッとして思わずフォークを床に落としてしまう。
カツンと言う冷たい音が響いた。
1351 ◆E.WSPCVZAE :05/02/05 15:28:06
「このマナー知らずが」
貴子が忌々しげに立ち上がると、床に落ちたフォークを拾い上げて樹理の前に置く。
「ほら、今度落としたら承知しないよ」
床に落としたフォークで食事させようというのかと、樹理は暗澹たる気持ちに
なるが、釣り上がった目つきの貴子に凄まれては仕方なくフォークを
手に取り食べ始める。
「食べながら聞いてね、樹理」
貴子は正面に座り、自分でもペペロンチーノを頬張りながら口を開く。
なんだろうと不安に怯える樹理に
「いい、あんたはまだ主婦としては半人前にも満たないの。つまりまだ
小学生みたいなもの。だから色々と制限をつけるわけ、分かる?」
貴子はフォークの先を樹理に突きつける。
1361 ◆E.WSPCVZAE :05/02/05 15:28:52
「さっきも言ったけど、パンティはこれからは私の穿いた奴を身に着けること。
あと、綺麗な単語を使って格好つけないこと。いい? 便所、クソ、小便、
パンティ、おっぱい、まんこ、マン毛…」
貴子はサラダとペペロンチーノを頬張りながら言う。食欲旺盛でモリモリ口の
中に運びながら。
「それから便所の使用時間は毎正時から5分以内のみ可。いいわね? 
しつけの悪い子供には、それくらいしないとまともな教育は出来ないから」
とまたも勝手なことを言う。
思わず手を止める樹理だが
「美味しくないの?」
貴子に聞かれ、樹理は慌てて
「美味しいです」
と返事をしてまたフォークを手にする。
1371 ◆E.WSPCVZAE :05/02/05 15:29:42
この異常事態を別にして冷静に判断すれば、貴子の料理の腕はなかなかの
ものだった。新米主婦の自分では、こうは美味く出来ないだろう。
料理が嫌いではなかったが、進学校から一流大学に進み、学生生活を
謳歌して、OL生活の後に結婚した。料理の腕を磨く時間がなく、
自信がないこともあり市内にある実家からおかずをもらってきたり、
週に一度はカレーやシチューを出していた。
「カレーや、実家からもらってきた惣菜でごまかせるのも今の内よ」
すっかり生活を覗き見している貴子が言う。
「カレーなんて、美味しくしようと思えばいくらでも工夫できるの。
見ていて笑ったわ、マニュアル通りに肉と野菜炒めて、彼が帰る直前に
作るんだもの。あれじゃコクもあったもんじゃない」
そうして貴子は再び言い含めるのだ。
1381 ◆E.WSPCVZAE :05/02/05 15:31:13
「これからはトイレの使用時間帯を制限する。穿いていいパンティは私が穿いた
ものだけ許可。そうねえ、適当に、3時間おきくらいに監視カメラに映るように、
スカートを捲り上げたりスウェットを降ろしたりして、ちゃんとパンティ
穿いているか証明すること。あと、さっき言ったように上品な単語は不可。
私が教えた単語を使うこと。ほら、便所とかクソとかね…」
顔をしかめる樹理に
「なに嫌な顔してるのよ、クソってさっきあんたが捻り出したものじゃない。
汚いったらありゃしない」
貴子が囃す。何も言い返せずにもぞもぞとパスタを頬張る樹理に
「これからちょくちょく遊びに来なさいね。隣人なんだし、あんたの面倒を
見てあげる。私の言うとおりにしたら、夫婦生活も上手くいくわ。料理から
セックスまで、全部指導してあげる。いいね?」
貴子は高笑いして、樹理の返事も待たずに美味しそうにパスタを頬張った。

to be continued
1391 ◆E.WSPCVZAE :05/02/05 15:42:46
>しかし1さんのSSって、ヒロインが「高慢」とか「幸福すぎ」って描写がないから、
>いじめられてても「いい気味」って思う爽快さがないんだよなぁ。

「高慢」は宏美くらいですか。
幸福すぎるヒロインに「いい気味」っていう爽快さは、あんまり考えたことが
ないけど、それもいいかも。

>きっとこの感覚は「下着フェチ」の方にはわからないと思う。
>シミの付いた下着にハァハァしちゃう人は、屈辱だなんて思わないだろうから。

それは論点が違うんじゃないかな。
自分で選んだ白い下着を着用するのと「明日は白を穿いて来いよ」と命令されて
着用するのとは、穿かされる方の感覚が違うでしょう。
その延長線上のセンス。

オリジナリティ出てきてますか。
俺は衣類を使って相手を屈服と支配下に置くのが好きで、桂子編・亜由美編
では着古した体操着を部屋着にさせたり、玲子編では結婚式に白いワンピース
着せたり、明日香編でメイド服、宏美が脱出してから明日香のお下がりの
下着や服を着させられたりとかの描写を使ってきた。
いいか悪いかはともかく、自分ではこれも俺の持ち味と思う。
エロにありがちな「濡れると透ける服」「糸を引っ張るとパラリと解ける服」
なんてのはわざとらしくて使いたくないです。
ところでSSってなんですか?
    n,,,,,,n
ミミミヾミ゙::::・::::::・ヽ
 ミミヾ/ゝ;;;;;;●;;)
 ミミヾ|::( ´ー`)ノ < >>139 つなんないからもう止めようよ
    ゚ し―J     
141132じゃないけど:05/02/05 18:25:45
>>139
正確に言うと、「SS=二次創作小説」ってことなんだけど、2ちゃんでは投稿小説に使われているらしい。これって誤用?
まあ、「がいしゅつ」みたいなもんか(2ちゃんで「誤字」「誤用」を指摘するのは、「野暮」とバカにされるから)

参考
ttp://anzu.sakura.ne.jp/~mizuki/chofukashi/common/yougo/word01.htm#ss
142132:05/02/05 20:28:31
えっ、誤用なのか。
スマンかった。
SSって、short shortのことだと思ってましたが…。

確かにside storyもありか。
1441 ◆E.WSPCVZAE :05/02/06 02:53:00
俺はSSってショートストーリーかと思っていて、
「俺のは少なくとも中篇以上の分量だよな」
って不思議に思っていた。
second storyかと思ってた。
2時創作とか言ってるとこあるし。
1461 ◆E.WSPCVZAE :05/02/07 15:20:40
その後、樹理は解放されて自室に戻り、茫然自失していた。
床にへたり込む。
隣人に生活を覗かれていた驚愕、そして今朝から受けたストリップ、強制自慰、
排便などの辱め。
(これからどうしよう…)
裸を初めとした恥ずかしい映像を貴子に握られている。だが、貴子の汚れた
パンティを穿かされ、この先生活を覗き見されるなどと我慢できなかった。
樹理は電話の受話器を取り上げ、プッシュホンを押す。一刻も早く夫に帰って欲しかった。
「もしもし」
文也の声がする。樹理にも懐かしい職場の、忙しく乱雑な物音が文也の携帯を通して聞こえる。
1471 ◆E.WSPCVZAE :05/02/07 15:22:28
「私、樹理よ」
「なんだ、これから大事な会議なんだ。どうしたんだ」
「今日、早く帰ってきて、ね」
「ああ、分かった。じゃあもう切るぞ」
「お願い、大事な話があるんだから」
必死な樹理に
「分かった、帰ってから聞くよ。じゃあな」
と返事をして、電話が切られた。
(ちゃんと早く帰ってきてくれるかな…)
不安な樹理だが、受話器を置いた瞬間、着信音が鳴る。
思わず手に取ろうとして、躊躇した。
(貴子さんだ)
今の夫への電話で、貴子が電話して来たのだろうと察しがついた。
1481 ◆E.WSPCVZAE :05/02/07 15:25:34
「トゥルルル、トゥルルル」
鳴る着信音を前に、樹理は思案した。
このまま貴子の言いなりになる生活はごめんだ。だが恥ずかしい写真や
映像を握られている。
(このまま言いなりにならないわ…)
樹理は咄嗟に考える。今朝からの出来事は、いきなりの驚愕の出来事で
貴子のペースに巻き込まれてしまった。だが、自分が強気に出ればどうするだろう。
(こんな理不尽な事があっていいわけない)
樹理はヨシッと気合を入れると、鳴り続ける着信音を無視して動き出した。
スカートの下に手を入れて、忌まわしい貴子から穿かされた汚れたパンティを
脱ぎすてると、自分のパンティに脚を通し、まずはダイニングキッチンの
天井を観察する。
1491 ◆E.WSPCVZAE :05/02/07 15:26:14
(ハハァ、あれね)
ガスだかの警報機と思っていたが、貴子の部屋で見た映像から、
あれは監視カメラの擬態と悟った。布製ガムテープを取り出し、
テーブルの上に乗って監視カメラに布テープを貼る。
相変わらず着信音は鳴り続けているが、構わずに樹理はさらに監視カメラを探す。
(あとは寝室とトイレ前、ね)
寝室の天井にも怪しい報知器もどきを発見した。恐らくこれだろうと、
布団を重ねてその上に乗り、布製ガムテープを貼る。後はトイレ前の監視カメラだ。
どこだろうと探す樹理はアッと声をあげた。
トイレ前の壁につけられている大きな姿見。確かにこの角度からの映像だった。
(これね)
樹理はふと考え、大きなカレンダーを探し出した。親友の康子が譲ってくれた、
大場不動産のカレンダーだ。
1501 ◆E.WSPCVZAE :05/02/07 15:27:16
(よし、これなら)
姿見が覆えると、樹理は壁にピンを刺し、そこにカレンダーを飾る。
すっかり姿見は見えなくなった。
(後はマイクか…)
声も盗聴されているらしい。ふと考えて、そうだ、それを逆利用すればいい。
鳴りっぱなしの電話は放置して、樹理は携帯を取り出す。
まずはこの部屋を紹介してくれた親友の大場康子の携帯に電話を入れるが留守で
「隣の貴子って言う人のことについて知りたいの。折返し連絡ください」
とメッセージを入れておいた。
お次は親が警察庁の幹部の高校時代の友人や、司法試験に受かって
弁護士事務所で働いている大学時代の先輩などに電話する。
1511 ◆E.WSPCVZAE :05/02/07 15:28:01
そして久々の挨拶もそこそこに、盗聴しているだろう隣に聞こえよがしに
「久しぶり、お父さんが警察の偉い人だったよね。変な事件に巻き込まれそうで、
ちょっと頼み事をするかもしれないから」
「先輩、お元気ですか? もしかしたら裁判起こすことになるかもしれないんで、
そのときはよろしくお願いします」
と電話した。
無論脅しのつもりだ。本当に表沙汰にしようとは考えていない。狂気の宿ったような
貴子が、自分のセックスやオナニー、挙句は脱糞の映像をばら撒かないとも
限らない。なんとか貴子から写真や映像などを取り戻し、
あとはこの忌まわしいコーポから逃れれば良い。
夫が帰ってから、打ち明けてみるつもりだ。
1521 ◆E.WSPCVZAE :05/02/07 15:28:56
(早く帰ってきて…)
願う樹理だ。
そうだ、夫が帰るまで、同じ市内にある実家に避難しようか。そう思い玄関に
向かおうとした樹理は、激しいノックの音に立ち止まる。
「おい、樹理、ふざけんなよ」
貴子の声だ。思わず樹理は身をすくめ、両手で耳を塞ぐ。それでも貴子の罵声が遠く聞こえる。
「てめーの写真ばら撒くよ。おい、監視カメラふさいでんじゃねーよ」
貴子の罵声がひとしきり投げかけられ、樹理は涙目になって震えていた。
(どうしてこんな思いをしなくちゃいけないの…)
やがて声は聞こえなくなったが、貴子が外で待ち構えていたらと思うと怖い。
しかも自分達の部屋は奥のほうになる。階段を使い降りるには、貴子の部屋の前を
通らなくてはならない。
外に出る勇気もなく、樹理は部屋の中で夫の帰りを待ちながら震えていた。

to be continued

樹里の強気な反発(・∀・)イイ!。
なんでみすみす脅迫されるんだろう、ヒロインってバカばっかり。
っておもっていたから、こういう行動いいね。
さて貴子がどんな行動で、樹里の鼻っ柱をへし折るか。o(^-^)o ワクワク
1541 ◆E.WSPCVZAE :05/02/10 14:47:44
樹理は薄暗くなっても電気も点けずに、和室の真ん中にへたり込んでいる。
その様子を隣室で、二人の女性が笑いながら見ていた。
「樹理って、本当に警察とか弁護士の知り合いがいるわけ?」
「いるわ。でも大丈夫。打ち明けて相談する度胸なんてないんだから。
ただの脅しよ。相談するくらいなら、とっくにしてるでしょ」
「そうね、それにしても上手くいったわ」
「貴子さんに完全に飲まれていたもんね。あいつは大人しくて、羞恥心が強いから
誰にも言えないわ。昔から知っているから、よく分かってる」
二人の前にあるモニターの中の樹理が立ち上がった。
「おやおや、どこに行くのかしら。切り替えてみるわ」
監視カメラは貴子が場所を明かして樹理が塞いだ寝室、キッチン、トイレ前の空間
だけではなかった。実は樹理たちの愛の巣のあらゆる場所に巧妙に仕掛けられていた。
1551 ◆E.WSPCVZAE :05/02/10 14:48:21
樹理がトイレに入る映像が映る。トイレの中にもカメラが仕掛けられていた。
ただ、トイレや風呂、居間として使っている洋室などあらゆるところに
カメラがあると樹理が知れば、さすがに樹理もたまならいだろうし、
これからの奴隷化に支障をきたす。
樹理に息抜きの場所を与えてやるためにも、監視カメラのない空間があると
樹理に思わせておきたかった。これらのカメラは樹理にはあくまでも内緒で、
このカメラで見たことを絶対にネタにはしないつもりだった。
モニターの中の樹理は、自分のパンティをズリ下げて、便器に座っている。
「ああ、私のパンツを脱いじゃってる。生意気ね」
「フフッ、おまけにトイレの使用時間も無視してる。でも傑作ね、
毎正時から5分以内だけトイレ使用許可なんて」
1561 ◆E.WSPCVZAE :05/02/10 14:50:02
「おかしいでしょう? こうして他人の自由を奪い尊厳を汚すと、
ぞくぞくするわ。本当に良い獲物を見つけてくれたわね」
用を足し終えた樹理が、洋室に戻り携帯を取り出してプッシュし始めた。
途端に貴子の部屋の中で、着信音が鳴る。
「そうとう必死ね」
笑いながら康子が自分の携帯を取り上げて見る。だが出ようとはしない。
「樹理は康子ちゃんを親友と思っているんでしょ?」
貴子が美味そうにコーヒーカップに口をつけると
「そりゃあ親友よ。こうして素敵な部屋を探して、家賃もまけて上げるんだから」
康子もコーヒーに口をつける。
「それに良い調教師もあてがったわけだし」
「そうね、これからおくてでおしとやかな樹理がどう変わるか、楽しみ」
二人は、膝を抱えて夫の帰りを待ちわびる樹理を、まるで獲物を見るように眺めていた。

to be continued

やっぱり康子も悪いヤツ。
1の小説って悪いのしか出てこないから、すぐわかったよ。
1581 ◆E.WSPCVZAE :05/02/11 16:10:51
夕方7時過ぎて、ようやく夫の文也が帰宅した。
「お帰りなさい、待っていたんだから」
ホッとして思わず涙目になる樹理だ。動揺して食事の用意も手につかなかったが、
何も用意しないわけにも行かない。ありあわせの食材で肉野菜炒めと、
買い置きの漬物、乾燥ワカメとネギの味噌汁を作っていた。
「樹理、今日は変なものが会社に送られてきたんだ」
今日の忌まわしいことを話そうとする矢先、文也が言う。
「変なものって?」
樹理が不安を覚えて聞くと
「ファックスだよ、カラーで。なんか汚い下痢便が飛び散った便器とか、
女のおっぱいとかのズームがさ。エロ出版社と間違えて送信したんだろうって
みんなで笑ったんだけど」
樹理は顔面蒼白になる。貴子の仕業に違いなかった。スーツの上着を脱ぎながら
文也が続ける。
1591 ◆E.WSPCVZAE :05/02/11 16:13:09
「そんでタイトルもついてるんだ『ジュリエットの悲劇』だって。
あんな汚くて下品なファックスにそんなタイトルつけたら、シェークスピアも泣くぜ」
ネクタイを緩めながら文也が言うが、樹理は心臓が止まりそうなくらい驚いていた。
(貴子さん、本気だ…)
ジュリエットとは、樹理のことを風刺したに違いない。
心臓が止まりそうになるくらいの衝撃を覚える樹理に
「ところで、何の相談があるんだい?」
文也が聞くが
「いえ…ただ引越ししたらどうかなって」
樹理が答える。貴子が本気であると悟った今、今日の凌辱劇のことを話して、
貴子を刺激したくなかった。
1601 ◆E.WSPCVZAE :05/02/11 16:13:39
「なんで? 良い建物じゃない」
ラフな服装に着替えた文也は不思議そうだ。
「でも…」
樹理は口に出すが、その理由を上手くは言えない。
「樹理、我侭じゃないのか。せっかく親友の康子ちゃんに部屋を紹介して
もらって、家賃もまけてくれてるのに」
文也は珍しく機嫌を損ねた風で、食卓に着く。わざわざ会社まで電話してきた
ことが、そんな用事かと臍を曲げた風だ。
樹理は何も言えずに味噌汁とご飯をよそい、席に着く。
何も言わず無言で文也は箸を進める。スマートな外見に似合わず、
文也は食べ方が豪快だ。瞬く間に平らげていく。それに引き換え樹理は、
ぼそぼそ箸をつけて中々食が進まない。
1611 ◆E.WSPCVZAE :05/02/11 16:15:09
「うーん…」
あらかた肉野菜炒めを食べつくした文也が唸ると、冷蔵庫を開けて納豆や
生卵を取り出してきた。それを茶碗の上に掛け、さも美味しそうに食べ出す。
(もしかして…私の料理が美味しくないのかな)
樹理は内心思うが、文也がそれに気がついた風で
「樹理の肉野菜炒めも美味かったよ。味噌汁もね。でも今日は腹が減ってるみたいでさ」
樹理に気を使いながらも、生卵と納豆でお代わりした飯を平らげる。
(私、お料理が下手なのかしら…)
貴子に言われた「料理は未熟」という言葉が、樹理の脳裏をよぎっていた。

to be continued
>157
まぁばればれですよね。
続いて、頭の悪い男の登場。
これって1の黄金定番だよね。

でも、バレバレでいいじゃん。面白ければ。
1631 ◆E.WSPCVZAE :05/02/12 15:10:34
結局、文也には打ち明けられないまま、ろくに眠れずに朝を迎えた。貴子が盗聴して
いるので、樹理はあまり話を出さず、夫婦の会話も弾まなかったまま床についていた。
朝、何か話したそうだが歯切れの悪い樹理に訝しがりながらも、
文也はトーストにハムエッグ、野菜サラダの朝食を摂ると出かけていった。
文也を見送ると、樹理は携帯を手にする。
(康子さん、出て)
今は狂気の隣人・貴子の素性を知りたかった。必死の思いでダイヤルする樹理は
ほっと一息つく。
「もしもし」
康子の声だ。
「あ、私、樹理。ちょっと会えない?」
「いいけど、これから仕事だからさ。うちの事務所まで来てくれる?」
「良いわ、すぐ行くから」
樹理は電話を切ると、そっとドアを開ける。貴子に気がつかれない様に外に出る。

1641 ◆E.WSPCVZAE :05/02/12 15:11:15
この狂気の隣人の情報を知りたかった。忍び足で貴子の部屋の前を通り過ぎ、
階段を降りる樹理の背中に、キツイ声が投げかけられた。
「おい、樹理、どこに行くの?」
貴子だ、目が釣りあがっている。
樹理は無視して自分の軽自動車に乗り込む。キーを挿してエンジンを
掛けようと言う瞬間、貴子が駆け下りてきて何かをばら撒いた。
目にした樹理は、アッと悲鳴を上げながら車外に飛び出し、貴子が撒いた
ものを回収する。樹理は風に飛び舞う写真の数々を必死に追っていた。
それは自分が前日、貴子に撮られた裸体、自慰、脱糞の屈辱の証拠の品々だった。
1651 ◆E.WSPCVZAE :05/02/12 15:13:39
慌てふためく樹理に、貴子は仁王立ちになり
「話があるの、来なさい」
指をくいと曲げる。写真を握り締め唇をかみ締める樹理に
「来なさい、ジュリエットちゃん」
またも呼びかける。やはり昨日、文也の職場にファックスを送ったのは
貴子だったのだ。樹理は勇を鼓して
「私には警察や弁護士の知り合いもいます。なんなら…」
言いかけるが
「じゃあ訴えれば良いじゃない。ほら」
と、貴子は樹理の豊満な胸を突く。
1661 ◆E.WSPCVZAE :05/02/12 15:18:30
何も言い返せず唇をかみ締める樹理に
「ほら、来いよ」
貴子は指で階段を上がるように指図する。樹理はためらうが、
写真を握り締めたままその後に続き、階段を上がる。

樹理は写真を抱えたまま、おずおずと貴子の部屋に入る。貴子は玄関の
ドアの鍵を掛けると、樹理を指差して
「ハウス!」
と怒鳴る。
ハウスって、と考える樹理に、貴子はまた冷酷な笑みを浮かべながら
「ハウス!」
と、鉄格子が隠されている押入れを指差す。
1671 ◆E.WSPCVZAE :05/02/12 15:19:45
何だろうと考えて、樹理はハッと思い当たる。
(私は犬じゃない…)
ハウスとは、欧米人が飼い犬を犬小屋に入るようにとの指図だった。
冗談ではないと憤る樹理だが
「入るか、それともお前が撒き散らした下痢便の写真を顔入りで
ばら撒かれるか、どっちか決めな」
貴子に凄まれてはしかたなく、樹理は身を屈めて押入れに入る。
昨日と同じように鉄格子の扉が締められ、鍵が掛けられた。
「ほら、脱ぐの」
貴子が顎をしゃくるが、樹理は敵意のこもる目で、見上げるだけで脱ごうとはしない。
「なに、その目つき。頭に来るわね。またエアガンで狙い撃ちにしてやろう
かしら。いえ、今度は目線を入れた脱糞画像を旦那の会社に送りつけようかしら」
1681 ◆E.WSPCVZAE :05/02/12 15:21:54
「なに、その目つき。頭に来るわね。またエアガンで狙い撃ちにしてやろうかしら。
いえ、今度は目線を入れた脱糞画像を旦那の会社に送りつけようかしら」
貴子は机の上から一枚のプリントアウトされた画像を取り上げる。
それは昨日、樹理が便器に座って凄まじく垂れ流したときの羞恥の画像だった。
「嫌だ、これ見てるだけでも匂ってきそう。さて、目線を入れたファックスで、
旦那も気がつくかしら?」
貴子はマジックを取り出すと、黒々と樹理の泣いている目の辺りを塗りつぶす。
「どうかしら?」
貴子はかざすと、電話に付属したファックスに差し入れる。
「ま、待って」
本気だ、と樹理は怯えた。ここは相手の機嫌をとろうと思う。
「脱ぐから、待って」
押入れの下段と言う窮屈な空間で、急いで樹理は身に着けていたTシャツに
ジーンズを脱ぐ。

to be continued
>162
今回はどうでしょうねぇ。
>>168
ひゃー勝ち気の樹里ちゃんも、もうダメかも。ワクワク(*゚∀゚*)
え、今回の旦那は頭いいの?
もしかして、事件の黒幕は旦那だったりして。
旦那が承知なら、近所で醜態を晒すような責めも平気で出来るね。
もちろん、旦那のことは樹里には内緒にしておいてだけど。
これからの展開が楽しみ〜
1701 ◆E.WSPCVZAE :05/02/13 15:43:19
そして艶かしい純白のブラジャーとパンティと言う姿で、哀れみを請うような目で
見上げるのだが
「ほら、ブラも取れよ」
貴子に言われては仕方がなく、背中に手を回してホックを外し、肩紐をずらして
ゆっくりとブラジャーを脱ぐ。
「言いつけを守らなかったね、樹理。私の穿いたパンティを穿くはずだったんじゃない?」
と、樹理に迫るのだ。
樹理は片手で乳房、もう片手をパンティの股間に当てて、貴子の視線から逃れようとしている。
「でも、他人の穿いたものを…」
抗議しかけるが
「つべこべ言うな、バカ」
貴子が大声を出し、樹理が顔面蒼白になる。
1711 ◆E.WSPCVZAE :05/02/13 15:43:52
「監視カメラを隠すし、便所の使用時間は守らないし、勝手にパンティを
穿いてるし。ホント、躾のなってないガキだね、お前は」
そうして貴子は、樹理の脱糞の画像を突きつける。
「ほら、見るんだ。顔を上げて。お前のクソ垂れ流し画像だよ。ほら」
突きつけられて、昨日の屈辱が蘇る。
「酷い、やめてください」
「酷いのはお前だろ、樹理。言うとおりにするっていう樹理を信じていたのに、
裏切るなんて。人間として最低」
勝手な理屈を振りかざす貴子は、エアガンを取り出す。
1721 ◆E.WSPCVZAE :05/02/13 15:44:31
撃たれる、と背中を丸めて縮こまる樹理の背中や尻、頭などに容赦なく
弾が浴びせられ、樹理はその度にキャーキャーと悲鳴を上げる。
「もっと叫べよ、この部屋は特に防音完備なんだから、ほらもう一発」
と何発も樹理の裸体に銃弾を浴びせる。半裸体を容赦なく襲う弾丸の激しい
痛みに、樹理はすっかり参ってしまっていた。
「すみませんでした、貴子さん」
パンティ一枚の半裸体のままかしずき、樹理は心ならずも詫びを入れる。
屈辱と恐怖とで、樹理の陶器のような頬は朱に染まり、剥き出しの肩が
ワナワナ震えている。
「貴子お姉さん、だろ。じゃあ昨日の分のお仕置きをしないとね」
貴子がエアガンの先を伸ばして、樹理の頬を突く。もう樹理はそれを
奪い取る気力などなかった。
1731 ◆E.WSPCVZAE :05/02/13 15:46:41
勝手に自分で穿いたパンティも脱がされ、樹理は全裸にされていた。
そして不自然なポーズを取らされている。
「もし体勢を崩したら、更なるお仕置きがあるからね」
押入れの牢獄の下段で、樹理は全裸で両手を突き四つん這いになっている。
そして押入れの入り口に面した方の足を高々と上げさせられていた。
まるでオス犬が放尿するときのポーズそのままだった。股間があらわになり、
慎まし気に生え揃っている恥毛や、無論尻の穴も覗ける恥ずかしい格好だ。
「じゃあそのままで反省しなさい。良いというまでその体勢でいるの」
貴子はしばらく、放尿スタイルの樹理を眺めて悦に入っていたが、
仕事でもするつもりか、背中を向けて机のPCに向かう。
1741 ◆E.WSPCVZAE :05/02/13 15:50:59
PCの横には小さな鏡が置かれ、鏡越しに背後の樹理を時おりチラと見ては、
監視している。
樹理の陶器のようなすべすべした頬に、雨だれが落ちる。あまりの惨めさ、
無残さ、理不尽さにその涼やかな双眸から涙が滴り落ち、押入れの床を
濡らしていた。
(どうしてこんな目に逢わなくちゃいけないの…)
悲嘆にくれながら、屈辱のポーズを取り続ける。
「おい、バカ樹理、押入れを濡らせなんて命令してないだろ」
貴子に冷やかされる樹理は、無言でオス犬のおしっこポーズを取らされていた。

to be continued
>169
その辺は言及できないです。
これからもよろしく。
175168:05/02/13 16:06:54
>>174
もちろん言及しないでおっけーです。
先の展開は想像する方が楽しいんで、ぼやかしておいてください。
スマン。上は169でした。
1771 ◆E.WSPCVZAE :05/02/14 16:36:54
静かな室内、適正な室温を保ってくれているエアコンの稼動音と、貴子がPCに
打ち込む音がカタカタ響くだけの部屋。
樹理はずっと片足上げの姿勢のままでいたが、不自然なポーズのため、
体のあちこちに痛みを覚えていた。
片足を宙に浮かせただけで、こんなにも体に負担がかかるものかと、樹理は苦痛に
歯を食いしばる。浮かせている脚が、苦痛に耐えかねて下がり始めると、すかさず貴子の
罵声が浴びせられ、再び樹理はそのすらりとした脚を宙に浮かせるのだ。
床に着いた両手には体重がのしかかり、床に着けた方の脚にも負担がのしかかっている。
また、上げてある脚の筋肉も吊りそうなくらいキツイ。
1781 ◆E.WSPCVZAE :05/02/14 16:38:28
(早く、許してくれないかしら…)
時おり貴子を窺うが、貴子はPCに向かい没頭しているようで、
樹理に注意を向けなくなった。
それなら、と貴子を窺いながら片脚を下ろしてみようと、そういうときに
限り貴子は鏡越しに樹理を見て
「おい、脚を下げるな。これはお仕置きなんだからね。小学校のときに廊下で
バケツ持たされて立たされたのと同じ。先生がいいというまで許されないの」
と叱咤され、また脚を上げさせられる。
(なにが小学校のお仕置きよ。誰が先生よ…)
内心憤るが、樹理は貴子の罵声がすっかり怖くなっていた。誰からも怒鳴られた
ことがないままにすくすく育ってきた樹理は、貴子の口汚い大声を浴びせられると、
気持ちが萎えて体が硬直してしまう感覚を覚えていた。
中だしOK女優が孕んで切れて大騒ぎ
1801 ◆E.WSPCVZAE :05/02/14 16:43:31
体重を支える手足が震え、宙に浮く片脚は痙攣を起こしそうな程だ。
それでも樹理は懸命にその姿勢を取り続けるが、ついに限界が来た。
「貴子、お姉さん」
「うるさい。今ノッてるんだから邪魔するな」
必死の呼びかけもすげなく返されるが、樹理も必死だ。
「もう…限界です」
訴える樹理に
「じゃあ言いつけを守らなかったことを反省した? 自分が悪かったと認めるのね」
貴子に念を押され、樹理は
「はい、私が悪かったです」
と口に出す。
貴子はフフンと笑うと
「じゃあこれ、もちろんどうするか分かるよね」
と自分のスカートの下に手を入れて、パンティを脱ぎ下ろすと鉄格子の先に
突きつける。
1811 ◆E.WSPCVZAE :05/02/14 16:45:02
不自由な姿勢から解放された樹理は、その派手な真っ赤なパンティを受け取ると、
どれほど汚れているのか確認する暇もなく、さっと脚を通して股間を覆う。
「よろしい。それと今は10時半だから、便所使うなら30分後ね」
コクリと頷く樹理に
「なかなか聞き分けが良くなってきたわね。じゃあもう一度、復習をしてみようか」
貴子はエアガンを取り出すと、樹理に正座するように命じる。
エアガンに怯えた目を向ける樹理は
「撃たないで、下さい」
と哀願の目を向けるが
「逆らわなけりゃ大丈夫よ。ほら、これはなんと言うの?」
と樹理の雪白のまろやかな乳房を突く。

to be continued

1821 ◆E.WSPCVZAE :05/02/16 02:50:30
バスト、と言おうとして樹理は咄嗟に
「おっぱいです」
と答え、貴子はその答えに満足そうな笑みを浮かべる。
「そうね、さすが名門の東都女子大に入るくらいだから、そんなにバカでも
ないってことね。ほら、この布切れは?」
と、貴子から穿かされたパンティを突く。
「パンティ、です」
「良い返事ね。じゃあパンティの中に隠されてる縮れていやらしい毛は?」
少し考えてから、樹理は答える。
「マン毛です」
「声が小さい」
怒鳴られ、鉄格子をエアガンで叩かれて
「マン毛です!」
と大きな声で言わされるのだ。
1831 ◆E.WSPCVZAE :05/02/16 02:52:40
「よろしい。じゃあこの中に潜んでいる、男を魅了する淫らな部分は?」
と正座する樹理の、パンティのデルタ部分を突く。
「それは、おまんこです」
「聞こえないよ!」
「おまんこ」
「もっとゆっくり」
「お・ま・ん・こ・です」
振り絞るような大声で言い終えた樹理はうなだれ、逆に貴子は
「よく言えたね、偉いわ。じゃあ出してあげるから、背中を向けるんだね」
とケラケラと大笑いするのだった。
1841 ◆E.WSPCVZAE :05/02/16 02:53:27
前日と同様に、背中を向けた樹理は後ろ手に手錠を掛けられて、鉄格子の
押入れから出ることが出来た。パンテイ一枚の半裸の姿で、貴子の前に跪かされる。
「お前さ、フェラやったことないだろ?」
貴子に言われて、樹理は何のことかと首を傾げるが
「フェラチオだよ、意味がわかんない振りしてんじゃねーよ、本当にむかつくな」
とエアガンで乳房を突かれてしまう。
「なんでやらないの?」
尋ねられても樹理は答えられない。夫の文也が要求しているわけでもないし、
自分がしたいとも思わないのに。
1851 ◆E.WSPCVZAE :05/02/16 02:56:06
答えられない樹理に、貴子はエアガンで頬を叩き
「旦那が要求しないからってやろうとしないのは怠慢ね。まんこが使えないときは、
口でして上げる方法もあるんだからさ。あんた、旦那のちんぽが汚いとか
思っているんでしょ」
と覗き込むように言う。
「汚いなんて…」
言い訳する樹理に、貴子は覆い被せるように
「だったらちんぽくらいしゃぶれば? セックスがマグロなんだし、
このままだとあんた本当に飽きられるよ」
決め付ける。
「じゃああんたがちんぽ加えられるように指南してあげる。ほら、これを舐めてみな」
貴子は床に尻を着くと、スカートを捲り上げる。
ノーパンの股間があらわになり、黒々と群生する恥毛や、恥毛にびっしり
覆われた秘裂が顔をのぞかせる。

to be continued
目を通してくれた人、どんなことでもいいから感想下さい。
お願いします。
他人が読んで面白いのかどうか自分ではわからず、迷いが出たりしますんで。
なまじ感想書いて、荒らしと思われても嫌だし。
でも、思い切って。
今の貴子と樹里の関係って、ただ貴子が威張っているだけに見えてあんまり萌えないなぁ。
早く近所の主婦達に言葉責めでいじめられないかなとドキドキして待ってます。

あと、
オークションで自分の画像とか下着を販売している主婦っているでしょ。
樹里にそういうことさせられませんかね。
貴子が写真を撮って樹里の下着をオークションにかける。
落札してくれた人には、顔入りの画像をおまけに付けるとか。どさくさまぎれに個人情報晒しちゃうとか。
インターネットを活用した責めっていうのも見てみたいな。せっかくパソコン使って原稿書いてる貴子なんだから。
俺としては、1が好きだっていう
「下品なことを言わせる責め」には萌えないんで黙っていただけ。
キニスンナ。
1881 ◆E.WSPCVZAE :05/02/18 03:36:38
「ほら、舐めろよ。フェラへの第一歩として、まず私のまんこ舐めさせてやるよ」
樹理は唇を厳しく閉ざす。なんのために他人の性器を舐める必要があるというのか。
愛する夫がもし望んだら、それをすることはあるかもしれない。だがなぜ赤の他人の
性器を舐めなくてはいけないのか。
不満げな樹理に、貴子は樹理のしなやかな黒髪を掴むと顔を近寄せ、恫喝する。
「舐めたくないわけ? こっちはお前ら夫婦のセックスが快適になるように考えて
やってるのに。私をイカせることが出来たら、フェラも上手くできるわ」
身勝手な貴子の恫喝に樹理は身をすくませる。逆らうことも出来ず、おずおずと
剥き出しの貴子の股間を覗き込む。
同性の性器をこんな間近で見るのは初めてだ。貴子の恥毛は黒々と艶めきながら
捻れ、毛質も硬そうだ。
1891 ◆E.WSPCVZAE :05/02/18 03:37:27
その下には、周辺までびっしり恥毛で覆われた貴子の秘部が赤黒くぬめりを
見せている。
「ほら、舐めろ」
頭を押さえつけられ、樹理は仕方なく顔を埋める。
縮れた剛毛が樹理の鼻先に襲い掛かり、くすぐったいのと気持ち悪いのとが
混ざり合う。
貴子のそこはすでに微かな濡れを帯びていた。清楚な若妻の樹理を良いように
操る快感からの欲情であったが、樹理はそれを知るすべもなく、目を閉じて
そっと舌を這わせる。
亀裂の上部の貴子の快楽の源泉にそっと舌をやると、貴子が激しく体を震わせ
「アッ」
と声を出したので、樹理は思わず舌を引っ込めるが
「やめるな、バカ」
とグイと黒髪を引っ張られ、苦痛に顔をゆがめながらもまた屈辱の舌奉仕に
向かうのだ。
1901 ◆E.WSPCVZAE :05/02/18 03:38:18
快適な空調の中、パンティ一枚の若妻が、隣人のバツ1女性の股間に
顔を埋め、舌でクンニ奉仕する異常な状況が続いている。
チロチロと貴子のクリトリスを舐める樹理だが、ふと顔を上げると陶酔した
貴子が目に入る。普段のクールで知的な雰囲気は消えて、快楽をむさぼる
メスと化している。
(嫌だ、私もあんな風になっていたのかしら…)
嫌悪感を覚えるが、少しでも舌を休めると貴子に怒鳴られるので、休むわけにも行かない。
相変わらず舌でクリトリスを、貴子に
「そっと舐めて、そうそう」
「舌先で転がすように」
などと指示された通りに奉仕していく。
1911 ◆E.WSPCVZAE :05/02/18 03:48:39
どんどん分泌液が増えていき、ムンと貴子の女の匂いが樹理の鼻を突く。
樹理は屈辱の舌先で、貴子が感じているのを悟っていた。
そして貴子の、ひときわ大きな喘ぎが響く。
「良いわ、樹理」
貴子が仰け反り、満足げに頬を紅潮させていた。

「もうこれで変な清潔感もなくなったでしょ?」
パンティ一枚の樹理を前に貴子が言う。貴子は絶頂に達した後、樹理の舌で後始末させ、
またもや支配者として君臨している。
樹理は仁王立ちする貴子の前に跪かされ、貴子の股間の物をしゃぶらされている。
貴子の股間のそれは、普通女性にはない奇妙なものであった。

to be continued
>186
文句でも全くオッケーですよ。
他の読者さんがくれた感想や要望に噛み付いて攻撃しなければ、ノー問題です。
もしかして杉村春也さんの「百合恵」「まり子」好きじゃないですか?
今回のは俺の感性の赴くままの作品なんで、そういうのとはちょいと違うかな。
相手を支配下に置いて食事や排泄、睡眠を勝手なルールを押し付けて制限したという
実際の事件にインスパイアされたのを、エロ調に仕立て上げている作品です。
>187
この辺は性癖の違いなんで、了解です。

192186:05/02/18 12:52:39
>>191
そうそう、
杉村春也氏サイコー。
結城彩雨氏の作品にも結構あるんですけどね。
なるほど、今回は「監禁もの」なのか。
じゃちょっとちがうわ。
1931 ◆E.WSPCVZAE :05/02/19 16:22:43
黒光りする禍々しい突起物。
男性のペニスを模したものを装着した貴子の股間に顔を向け、樹理は懸命にしゃぶる。
「ほら、お口いっぱいにしゃぶるの。苦しそうな演技しても駄目」
「今度は先を舌でそっと舐めるの。そうそう、それから筒の根元に指を置いて。
バカ、ギュッと握ってどうするの」
などと貴子に叱咤されながら、フェラチオの技巧を仕込まれている。
余計なお世話よ、と思いながらも樹理は言われるがままに擬似ペニスをしゃぶり、
指を添えてしごき、舌で舐める。
今はただのシリコンのおもちゃを舐めているだけだからまだしも、これが本物の
文也のペニスならどうなるんだろう、それでも口に出来るのかしらとふと思うと
「気を抜くな」
と頭を叩かれる。
1941 ◆E.WSPCVZAE :05/02/19 16:24:13
しばらく擬似ペニスに奉仕してようやく口が疲れてきたとき、貴子に
「11時よ、便所はどうする」
と聞かれ、
「いえ、結構です」
と樹理は答える。
「そう、じゃあ便所に行くのは後一時間後よ」
また貴子は勝手なルールを押し付ける
「じゃあお昼まで時間があるから、一勝負できるね。ほら、四つん這いになりな」
と樹理の頭をポンと叩く。
「どうして…」
言いかけた樹理の顔が歪む。貴子に形の良い耳を摘まれ、ぐいと引っ張り
上げられていた。
1951 ◆E.WSPCVZAE :05/02/19 16:24:54
「いいから言われたとおりにするの、ほら」
自分の唾がたっぷりついた擬似ペニスから口を放し、樹理は眉を潜め、
嫌な予感に震えながらも言われたとおりに四つん這いになる。
その背後に貴子が立ち、樹理に穿かせている己のパンティに手を掛け
てゆっくりと脱がす。
陶器のような樹理のすべすべした白い尻がむき出しになる。
「可愛いわね、丸くていい手触り。女から見てもうっとりしちゃう」
しばらく樹理の尻を撫で回し、樹理は寒気を覚えながらも触られるがままだ。
「さ、開いて」
ポンと尻を叩かれ、樹理はためらいながらも両脚を開く。羞恥の源泉が
貴子に丸見えになる。
「フフッ、淫らね。樹理。丸見えよ。まだまだ青いつぼみみたいに口を
閉ざしてる。でもすぐに物欲しそうに口を開くようになるわ」
1961 ◆E.WSPCVZAE :05/02/19 16:28:52
そうして樹理の背後から覆い被さり、見事に垂れ下がった樹理の乳房に
手を掛けて、ゆっくりと愛しそうに揉んでいく。
「あ、アッ」
狼狽する樹理に構わずに、貴子は両手を回して揉み続ける。
「ねえ、この素敵なふくらみはなんていうんだっけ、樹理?」
ユサユサと揉まれる樹理は
「は、はい。おっぱい、おっぱいです」
と切なげに答える。
「そう、おっぱいよ。気持ち良い?」
「嫌です、貴子お姉さん」
「本当は気持ち良いんでしょ? 素直に仰い」
「そんな、許して」

to be continued
>192
監禁物っていうより、相手の精神を絡め取り支配下に置く、って感じかな。
それが俺の持ち味じゃないかと思ってます。
杉村春也さん、女性が女性を嬲るシーンが多くて良いですね。
1971 ◆E.WSPCVZAE :05/02/20 16:33:30
フフ、と貴子は笑うと
「じゃあ樹理、お前の身体に聞いてみるわ」
と乳房を揉んでいた手を離して樹理の股間をまさぐる。
「イヤッ」
身悶えする樹理に
「動くな」
貴子が一喝し、恥毛を一撫でしてからその裂け目に指をやると、すでに滑りを帯びていた。
「ほら、濡れてるじゃない。これでも感じてないって言い張るの?」
「そんな…」
「ねぇ、このいやらしい汁の名前はなに?」
「分かりません」
「無知ね、じゃあヒントを上げる。マンコに沸いてきた汁でしょ。マン毛の応用よ、
ほら、言ってみなさい」
1981 ◆E.WSPCVZAE :05/02/20 16:34:17
樹理は黙って、きつく唇を締めたままだ。貴子の指が樹理の敏感な突起を
トンと押し、樹理の口から悲鳴が漏れる。
「アッ」
「アッ、じゃないでしょ。この汁はなんて言うの」
樹理は観念する。
「マン汁…ですか?」
貴子はくすくす笑う。
「そう、マン汁よ。それにしてもこんなに分泌させるなんて、スケベね」
貴子は樹理から滲み出る液を指にまぶすと、それをクリトリスに擦りつけ、
そっと撫でる。樹理の体が反応し、イヤイヤという風に樹理が四つん這いの
裸体をくねらせる。
1991 ◆E.WSPCVZAE :05/02/20 16:35:01
「敏感だよね、樹理って。でもなんで旦那とのセックスは淡白なのかしら。
相性が悪いのかしらね」
そうして樹理のつつましげに口を開く場所に、指をそっと入れ、
樹理の暖かい果肉を攪拌すると樹理はなんともいえぬ快感を覚え
「ああ、貴子お姉さん、やめてください」
と哀訴の声をあげる。
「やめてだなんて、昨日はこれでマンズリさせられたくせにさ。マンズリ、言ってみな?」
「マ、マンズリ…」
そしてまた指をズポッと入れると、樹理が裸体の背筋を伸ばす。
(おっと、今日は特別のものがあったんだ)
貴子は指を引っ込める、もう十分に樹理のあそこは温んでいる。
ころあい十分と見て、己の股間にぶら下がっている擬似ペニスを持ち上げる。
2001 ◆E.WSPCVZAE :05/02/20 16:35:37
樹理にしゃぶらせたおかげで、唾液まみれのそれを今度は樹理の下の口に
入れてやろうというのだ。
そっと押し当てると、樹理はさすがに妙な異物感に
「なにをするんですか、貴子さん」
振り返ろうとするが、貴子に尻肉をパンと叩かれ
「いいから前向いてな」
と凄まれると、不安そうながらも仕方なく俯いてしまう。
そっと押し当てた凶悪なモノを、貴子はそっと突き入れていく。

to be continued

2011 ◆E.WSPCVZAE :05/02/23 02:21:47
「ああ、嫌です」
樹理がもがくが、貴子は聞かずにさらに1センチ、2センチと打ち込んでいく。
その度に樹理の口からうめきが漏れる。
「まだまだ、入るわ。ぎゃーぎゃー騒がないの」
貴子がずんずんと打ち込むと、樹理はもうたまらずに上半身は力を失い、
床に突っ伏してしまい
「もう駄目です、お願いです」
と哀願してしまう。
「すぐに気持ちよくなるって」
貴子は背後から覆い被さり、擬似ペニスを打ち込む。樹理の豊満な尻を抱え込み、
垂れ下がった乳房をユサユサと揉んだり、また股間に手を伸ばしてクリトリスを
撫でて、樹理に悲鳴を上げさせて喜んでいる。
2021 ◆E.WSPCVZAE :05/02/23 02:23:16
(バカ言わないでよ…)
心では貴子の責めを拒否したい樹理だが、肉体は心に背いて反応していた。
貴子の言葉通りに樹理の股間はすっかり濡れて淫らな分泌液を垂れ流し、
その裸体はピンク色に染まり、頬は上気している。
ついに奥底まで侵入した貴子の擬似ペニスにグイグイ子宮を突き上げられるに
及んで、樹理の脳天が快楽に突き上げられるのだ。
「貴子お姉さん…もう、許して」
息も絶え絶えな樹理が訴えるが
「ほら、旦那とヤルのとどっちが気持ち良い? 今のほうが気持ち良いでしょ」
と貴子にささやかれ、イヤイヤと言う風に樹理は首を振り、ショートの前髪が
パサパサと揺れる。
203名無し戦隊ナノレンジャー!:05/02/23 02:24:23
「嘘をつくんじゃないの」
貴子は自信たっぷりに、一度引いてからまた深々と突き入れると
「ウグゥッ」
樹理の口から嗚咽が漏れ、床に着いた両手に力が入り、床をかきむしるような
仕草を見せる。
「ほら、気持ち良いんでしょ?」
再度貴子に言われ、またタメを入れてからの突き上げを食らうと、樹理はたまらず
「はい、気持ち良いです」
と口にしてしまう。
「そうでしょ、素直なのは良いことね」
貴子はまた浅く腰を引く。またも突きを入れられる予感に樹理が怯えるが、
心のどこかではそれを待ち望む自分もいて、火照りながらも樹理は愕然とするのだ。
(私、イヤらしくなったのかしら)
ボーっとした頭で考える樹理だが、そこに貴子の突きが深々と入る。
204名無し戦隊ナノレンジャー!:05/02/23 02:27:57
「ああ…もう駄目」
樹理は同性に背後から突かれる恥ずかしい姿で、絶頂に達する。
(中々反応が良いわね、予想以上)
樹理をイカせた貴子はほくそえむ。
樹理と文也とのセックスを見ていて思っていた。正常位の淡白な交わりで、
樹理は淡々と義務としての交わりをしているに過ぎなかった。
そこで同性ならではの呼吸で樹理が感じるツボを見抜き、樹理が拒んでいた
クンニなどの前戯を行い、さらには深々と身体の中に打ち込むことが出来る
バックからの結合で、樹理を淫らに変貌させることが出来ると思っていた。
(まさに思い通りね)
貴子は腰の奇妙なものをブラブラさせながら、突っ伏す樹理を愉快そうに見下ろしていた。
2051 ◆E.WSPCVZAE :05/02/23 02:33:02
しばらく放っておかれた樹理だが、気を取り戻すと貴子に
「自分を慰めてもらった道具くらい、後始末なさい」
と叱咤され、乳房を揺らしながら、仁王立ちする貴子の腰から生える
黒い物体を口に含まされていた。
「どう、お前の味がするでしょ。さっきのフェラの練習も兼ねて舐め掃除よ」
貴子に笑われながら、樹理は仕方なく自分の愛液にまみれたそれを口に含む。
他人に強制される汚辱の悲しみと、口中に奇妙な味わいを覚えながらさっきの
ことを考えていた。
(どうして貴子さんに突かれて、気持ちよくなったんだろう)
貴子の同性ならではのテクと、また異常な拘束状態に置かれているために、
樹理の精神が快楽を感じることで解放されたいと願ったことの相乗効果
だったのだが、樹理は自分がおかしくなったのでは、と思っていた。

to be continued
第2回2ch全板人気トーナメント。
http://tmp4.2ch.net/test/read.cgi/mog2/1108994508/l50
はっきり言って、やる気あります!
下手な文章だなあ。これ、ビー板のいちろうさんの影響で始めたのか?
教えてあげるけど、足元にも及ばないから。
207玉春 ◆TAMA2d6Vzo :05/02/23 15:53:14
(*´д`*)最高に萌ぇ萌ぇしてきた!
飴と鞭なかんじがイイ!
208玉春 ◆TAMA2d6Vzo :05/02/25 10:08:22
(´・ω・`)期待保守
2091 ◆E.WSPCVZAE :05/02/25 15:54:41
だがボンヤリして少しでも口を休めると、貴子に頭を叩かれて叱咤され
「ほら、今度は根元までいっぱいにくわえろ」
と後頭部を押し付けられ、喉の置くまで擬似ペニスを含まされて窒息しそうになったりする。
「く、苦しいです」
口を抜いて、思わず訴える樹理に
「フェラするときは窒息覚悟でやるのよ、大体樹理は結婚生活を甘く考えているんじゃない?」
勝手に決め付けられ、後頭部をつかまれる。また樹理は己の匂いの染み付いた
シリコンのペニスをくわえさせられるのだ。
2101 ◆E.WSPCVZAE :05/02/25 15:55:12
口がいい加減に疲れた頃、ようやくフェラの練習が終わる。
「もうすぐ12時ね、お昼を一緒に食べましょう。それから帰してあげる」
貴子の言葉に、ようやく解放されるのかと嬉しそうになる樹理だが
「なに喜んでんだよ、樹理」
貴子に睨まれ
「いえ、そんなつもりじゃ…」
慌てて樹理は弁解する。またペニスで突かれても敵わない。
再び貴子の穿いていたパンティ一枚の樹理を、貴子はじろじろと見つめながら
「まぁ良いわ、じゃあお昼は私が教えるとおりに作るのよ。あんたの稚拙な
料理じゃ、旦那が可哀想だからね」
と言う。
2111 ◆E.WSPCVZAE :05/02/25 16:01:39
「じゃあ、お料理教室とかに通ったほうがいいんでしょうか?」
樹理がおもねるように聞くと
「バカ、あんなところに高い金払って通って、気取った料理教わってどうするの?
男が好きなものを私が教えてやるよ、言われたとおりにしてみな」
貴子は高笑いするのだった。

しばらくして、二人は食卓を挟んで向かい合っていた。
テーブルには焼き魚、冷奴、漬物、煮物、味噌汁が並ぶ。
漬物と煮物は貴子が朝こしらえたもので、焼き魚は樹理が貴子に
教わりながら焼いたものだ。
2121 ◆E.WSPCVZAE :05/02/25 16:02:28
「どう?」
貴子に聞かれ、樹理は焼き魚を頬張りながら
「はい、美味しいです」
と答える。本当に自分が作ったものとは思えないくらい、いい出来だった。
もっともキッチンに立っている間中、樹理は貴子に怒鳴られ、なみだ目に
なっていたのだが。
塩を振ってすぐ焼こうとすると
「バカ、少し寝かせて時間を置くんだよ。その間に味噌汁でも作れよ」
と怒られ、味噌汁の出汁の素を入れようと探すと
「そんなもん使うなよ。急いでるときは鰹節にしな。それと、樹理はあんまり
煮干を使わないね。今夜は煮干の味噌汁にしてみなよ。何時間か前に水に
入れて置くの。それを沸かして出汁をとるわけ」
と怒鳴られた。
2131 ◆E.WSPCVZAE :05/02/25 16:04:46
また、冷奴にネギを掛けようとすると
「あんたの家、いつもネギだよね。たまには鰹節やしょうが、納豆やキムチと
か乗せて工夫してみな」
と説教もされていた。
貴子の料理に箸をつけてみると、どれも美味しかった。
「漬物なんて、市販のを買うんじゃないよ。私は自分で漬けているから、
樹理も自分で漬けるといい。それか、夫婦円満のテクとして旦那の実家に
おねだりするのも良いわ。旦那は懐かしい漬物が食べられて幸せだし向こうの
親もあんたに頼られるわ、可愛い息子に漬物を送ってやれるわで喜ぶんだから、
試してみれば?」
貴子の言葉になるほど、と樹理は思いながらも
「貴子さんもそうしたんですか?」
聞いてみて、いきなり激痛が襲う。テーブルの下で貴子が樹理の足を
蹴飛ばしたのだ。
2141 ◆E.WSPCVZAE :05/02/25 16:06:44
脚を擦る樹理に
「バツ1だって知ってて嫌味を言うんじゃない、樹理。そうしておけば
よかったなって、今思ってんだから。ほら、座っているときは大股開く
言いつけでしょ。ガバッと遠慮なく開く、ほら」
仕方なく樹理は大股を開く。穿かされている貴子の薄いパンティから、恥毛が透けて見える。
「そうそう、それで良い。そうだ、昨日の夕飯は何? お前が監視カメラ塞ぐ
から声だけ聞こえたけど、肉野菜炒めに漬物だけだなんて手抜きもいいところ。
だから旦那が納豆と生卵出すんだよ」
確かに昨日は手抜きだった。
「こんな風に煮物とか、箸休めの小鉢とか、いくつか用意しておくこと。
それだけで男は嬉しいんだから」
貴子に叱咤され、半裸の樹理は不承不承、頷くのだった。

to be continued
>206
下手だからこそ、練習してます。
>207
そう「飴と鞭」ですよ。
ダメ嫁を厳しくコーチする貴子。
なんか貴子がいい人に見えてきたゾ。
貴子がんばれ、屑女の樹里を一人前の女にしてやれ。
2161 ◆E.WSPCVZAE :05/02/27 16:12:26
結局、昼食の洗い物を済ませて樹理は自室に帰ることを許された。
留守電のランプが点滅している。
再生すると、康子からで
『まだこないの? 今日はもう無理だから、明日以降連絡してね』
とメッセージが吹き込まれていた。
(ごめん、康子)
内心謝る樹理は、一枚の紙切れを取り出す。貴子から手渡されていたものだ。
2171 ◆E.WSPCVZAE :05/02/27 16:14:08
そこには箇条書きで
○ちゃんと言いつけ通りにパンツを穿いているか、部屋に居るときは
 午後3時、6時、9時、寝る前、朝一の小便のときに監視カメラのある場所で、
 パンツを見せること。パンツを見せる時間はゆっくり10数えること。
 時間は多少ずれても構わない。
○便所の使用時間は毎正時から5分以内。
○外出は自由だが、行き先は知らせること。外出した場合は決められた時間に、
 指定のパンティを穿いているか写メールで映して送信すること。
○上品な言葉を使わずに「おっぱい、マン毛、おまんこ、パンティ、小便、
 クソ」と言う言葉を使うこと。
○食事の献立は私のアドバイスを受けること。
などと書かれていた。
(なによ、これ…)
樹理は思わず渡された紙をギュッと握ってしまい、唇をかみ締める。
2181 ◆E.WSPCVZAE :05/02/27 16:17:53
ここまで個人の自由を侵害する命令は理不尽だと思う。
だが、狂気の隣人・貴子と対決するには写真などをばら撒かれる危惧があった。
大人しい恥ずかしがり屋の樹理には、そのリスクを犯してまでも対決する
気概はなかったのだ。
(とにかく下手に出て、それで様子を見る。康子さんからこの人の情報を
得て、出方を決めよう)
樹理は健気に、だが確実に従属の道を歩んでいた。
それに気がつかぬまま、貴子から手渡されたもう一枚の紙切れを見る。
これから買い物に行くように手渡されたリストだ。
昆布、煮干、鰹節などを買うようにと指定されている。他には干し椎茸、
乾燥大豆、乾燥ヒジキなどの乾物だ。特に後者は余り調理したことがない食材だ。
2191 ◆E.WSPCVZAE :05/02/27 16:19:08
(なんだろう、これ)
疑問に思いながらも、別に奇妙な品目でもない。
樹理は黒いTシャツにジャージというラフな服装に着替え、財布を持って玄関を出、
通路を歩く途中で不意に体が固まった。貴子の部屋の玄関が開いたのだ。
怯える樹理に、貴子が顔をのぞかせ、
「樹理、何で黒いTシャツなんて着てるの?」
と樹理の全身を舐めるように見る。樹理は
「え、別に。ただなんとなく」
と答える。普通の買い物に行くスタイルのはずなのに、どうして見咎められ
なくてはいけないのだろうか。
2201 ◆E.WSPCVZAE :05/02/27 16:23:28
サンダルを履く貴子は、樹理に近づき
「どうせブラが透けないように、色の濃いシャツを着てるんでしょ? 
相変わらず純情ぶって気に入らない。白いブラウスを着るときは、透けない
ようにベージュのブラ着けるか、下にタンクトップとか重ね着してるし。
いつまでも可愛い娘ぶるんじゃないの」
そうして貴子は、怯える樹理のTシャツの首筋を掴むと、グイと横に広げる。
そして着けている淡いブルーのブラジャーの肩紐に手を差し入れ、
ブラ紐が露出するように引っ張る。
「これでよし、と。ブラはいつも透けさせること、良いわね? ブラは透けて
見せるのも価値のうちなんだし、今は気を使っていても、どうせ透けブラなんて
気にしなくなるんだから。ブラが透けないときは、こんな風にブラを
露出させるからね、分かったの?」
露出させられたナイロン製のブラの肩紐が、初夏の日差しを浴びてまばゆく
艶めいている。
2211 ◆E.WSPCVZAE :05/02/27 16:30:22
強制的に肩紐を露出させられ、憮然として返事をしない樹理に、
貴子が激昂したかジャージの両サイドを掴んで引っ張り上げる。
「なにをするんですか?」
押しとどめようとする樹理に構わず強引にグイグイ引っ張り上げ、
樹理が身に着けているジャージの股間に鮮やかに一本線が走る。
「出た出た、マンスジ。それとシャツの裾だけど…」
貴子は樹理のTシャツの裾を摘むと、前の部分だけジャージの中に入れる。
横と後ろはジャージの外にはみ出したままだ。
「これでよし、ッと。どうせ身なりなんか構わなくなるんだから、
今のうちからだらしなさに慣れておかなくちゃね」
2221 ◆E.WSPCVZAE :05/02/27 16:32:37
ブラ紐を露出させられ、だらしない着こなしを強制されて納得の行かない
表情の樹理が口を開きかけるが、貴子に
「文句あるの? ほら」
とTシャツの盛り上がった部分をツンツンと指で突かれ、黙ってしまう。
「早く買い物に行け、樹理。ほら、早く」
怒鳴り、樹理はまたも理不尽な叱責を受ける悔しさに、涙が滲みながら
コーポの駐輪場に向かった。

to be continued
>215
まぁ樹理さんは新米主婦ですから、「屑女」ってのは可哀想でしょうw
「飴と鞭」のコントロールって所です。

しかし旦那にとっては、料理はうまくなるは
色っぽくなるわで、貴子様々だね。
上品な言葉を使わないだらしのない女には萎えるけど。
2241 ◆E.WSPCVZAE :05/03/01 14:33:09
初夏のさわやかな陽気の中、いつも買い物に行く幹線道路の歩道を樹理は自転車を
こいでいる。普段なら鼻歌も出るところだが、今は惨めさを窺わせる顔つきだった。
首とTシャツの隙間からはブラ紐が強制的に露出させられて、陽の光を受けて
艶めいている。Tシャツの裾はジャージに入れるでもなく出すでもなく、というだらしない格好だ。
信号待ちのときにジャージを掴み、調節して股間の食い込みはなくしたが、Tシャツの
裾とブラ紐は、貴子がどこで見張っているか分からないのでそのままにしていた。
スーパーに先回りして待ち構えるなど、貴子ならやりかねない。
見えない貴子の影に怯える樹理は、絡め取られたようにすっかり意のままになって
いたが、樹理にも考えがあった。
2251 ◆E.WSPCVZAE :05/03/01 14:34:16
自転車を漕いでいる間ならともかく、こんな格好でスーパーに入るつもりはなかった。
郊外型の大規模スーパーの駐輪場に入ると、樹理は自転車を止めて貴子の
携帯ではなく家の電話にダイヤルする。
「はい、なんだ樹理か。どうしたの?」
貴子は家にいた。それを確認したかった樹理は、適当な用件を言う。
「はい、今夜のおかずになにを買ったらいいかと思いまして」
「へぇ、殊勝だね。じゃあ魚の切り身を買ってみて。今日教えたとおりに、
塩を振ってからしばらく待って焼いてみる、復習をしようよ。それと、
見切り品の野菜があったら買っておいで。箸休めのおかずの作り方を
教えてあげる。あと、そうだ」
貴子はプッと笑い声になる。
2261 ◆E.WSPCVZAE :05/03/01 14:35:58
「マグロ買ってよ。そんで今日の夕食に『樹理はセックスのときはマグロだから、
マグロ買っちゃった』って言えよ、おい。笑えるから」
電話の向こうでは、貴子はおかしそうにひぃひぃ笑っている。
「でも…マグロは高くて…」
下らないジョークと、笑われる屈辱に耐えかねて樹理が再考を求めるが
「誰も本マグロのトロや刺身を買えなんて言ってないでしょ。安いビンチョウ
やキハダマグロのブロックでも買えばいいのよ、分かった?」
笑いを止めた貴子に凄まれて、樹理はつい
「はい、分かりました」
と答えて電話を切る。
2271 ◆E.WSPCVZAE :05/03/01 14:36:56
下らないジョークを夕食に言わされるのかと暗澹たる気持ちになるが、
貴子が今、部屋に居ることは確認できた。
すぐにスーパーまで来ることは出来まい、と樹理は安心して貴子に入れられた
Tシャツの裾を出し、ブラ紐をTシャツの中に納め、いつもの清楚な身なりに
なってスーパーに入る。
言われたとおりに買い物を済ませ、あたりを見回すと貴子の姿がないのを
確認して、スーパーのトイレを借りる。
(おトイレの時間まで決められてたまるもんですか)
外に出て貴子の監視がないのをいいことにした、樹理のささやかな反抗だった。
2281 ◆E.WSPCVZAE :05/03/01 14:40:01
買い物袋を自転車のかごに乗せ、樹理は自転車を走らせるその姿は買い物
帰りの清楚な若妻そのものだった。
そしてコーポの近くの交差点で信号待ちをする間、樹理は浮かない顔のまま、
Tシャツの首筋を引っ張りブラの肩紐を露出させ、シャツの前の裾を
ジャージに入れ、キュッとジャージを引っ張って、己の股間に食い込ませる。
(この格好に、何の意味があるのよ…)
自ら再びだらしない格好になった樹理は、フーッとため息をついていた。

to be continued
>上品な言葉を使わないだらしのない女には萎えるけど。

元々だらしの無い人は嫌ですけど、清楚な人に無理やり下品なことを強制
するってゾクッとします。


2291 ◆E.WSPCVZAE :05/03/02 15:21:45
樹理たちの部屋で、貴子の監視の下で樹理は夕食の準備をしていた。
最も作っている最中も、貴子に怒鳴られて涙目になりながら必死で作っていたのだが、
とりあえず作り終えると
「まぁ、そこそこ食べられるわね。さすがに覚えが悪くないわね。これで旦那も
喜んでくれるんじゃない?」
と厳しい貴子からオーケーが出された。
ホッと一息つく樹理だったが、
「ところで午後3時よ、パンツ確認の時間ね、ほら、見せなさい」
と言われて、樹理は惨めな思いでジャージをズリ下げて、貴子に穿かされた
パンティを露出する。
2301 ◆E.WSPCVZAE :05/03/02 15:22:27
「よろしい、穿き心地は?」
正直に言えばおぞましいの一言だが
「はい、なんだか落ち着かないです」
とソフトな表現で樹理は答える。
「すぐ慣れるわよ。便所はどうする?」
「まだ、大丈夫です」
「そう、次は4時までの我慢ね。それにしても今朝うちに来てから、
一度もトイレに行ってないわね。まさか買い物に行ったときに
小便したんじゃないでしょうね?」
貴子に射すくめられるような目で見られ、樹理は慌てて首を振る。
「そう、樹理を信じるわ。嘘をつく娘には見えないし」
とりあえず樹理はホッとする。
勝手にトイレに入ったことはばれていなかったが、腹は立つ。
2311 ◆E.WSPCVZAE :05/03/02 15:25:05
(人がいつトイレを使おうと余計なお世話よ)
そんな樹理の気持ちに気がついたか、貴子は
「なにを考えているの?」
と樹理に問いかけ、樹理は咄嗟に言葉を捜す。
「いえ、ええと、貴子さんは私が一人前じゃないから、色々制限を
つけているって言いましたよね」
「言ったわ。あんたが一人前の奥様になれるまで、教育する一環ね」
誰もそんなこと頼んでないわ、と思いつつ
「一人前の主婦になったら監視カメラとか、撤去してくれますか?」
「そうよ、その時までの我慢。あんたはまだまだ危ういひよっ子も
同然なんだから、監視が必要なの」
そう言うと、貴子はポンと樹理の尻を叩く。
2321 ◆E.WSPCVZAE :05/03/02 15:28:28
「さ、私は帰るわ。便所の使用時間とパンツを見せる時間は忘れないこと。
あ、そうそう」
貴子はスカートの下に手を伸ばし、己のパンティを脱ぐ。黒いメッシュの
高級パンティだ。
「黒は夜の雰囲気って感じで良いでしょ。お風呂上りにはこれを穿くのね。
明日の朝までね」
と脱ぎ捨てて、じゃあねと去っていく。
監視カメラのガムテープも取られ、再び貴子の監視下に置かれたキッチンに
樹理は立ち尽くす。
(なんなのよ、一体…)
一人つぶやく樹理は、貴子の脱ぎ捨てた黒いパンティをぼんやりと
見下ろしていた。

to be continued
2331 ◆E.WSPCVZAE :05/03/04 15:43:33
「今夜は凄いな」
帰宅した文也が、テーブルを見て目を丸くする。
塩が振られ焼き目も鮮やかな切り身、鶏肉と根菜類の煮物、漬物の他、
ビンチョウマグロの山掛けや青菜のお浸し、キンピラゴボウなどの小鉢が
いくつも並んでいた。
「お義理母さんが来たの?」
スーツの上着を脱ぎながら文也が聞くが、樹理は
「ううん」
と首を振る。
いつもと違い賑やかなおかずの数々がテーブルを飾っているので、文也が義理母が
来たのかと思うのも無理はない。
樹理が、貴子の指示の元で作ってみた結果だった。
2341 ◆E.WSPCVZAE :05/03/04 15:44:27
「あー、腹減ったよ」
文也が椅子に腰掛け、樹理もその向かいに座る。テーブルの向こうの
文也からは見えないが、樹理はいつも斜めに閉ざしている脚を、
ガバッと開いて座っている。こう座るようにとの貴子の言い付けだった。
文也はそんな樹理の大股開きに気がつかずに箸を取り、味噌汁に口をつけ、
一口すすり、オヤという顔になると、樹理ににっこりと微笑む。
「ホントはお義理母来たんだろ? いつもと違うな」
「いえ、お隣の貴子さんから教わったのよ。煮干を水に漬けておいたのを、
沸かして出汁をとるの」
仕方なく答える樹理に
「へぇ、そうか。良いお隣さんが来たもんだな」
2351 ◆E.WSPCVZAE :05/03/04 15:45:21
(なにが良いお隣さんよ)
樹理は内心憤るが、人の良い文也は樹理の表情には気がつかずに、色々箸をつけて
「樹理がキンピラゴボウ作ってくれるのは初めてだけど、美味いね。
焼き魚もほど良い焼き加減で良い感じに塩が染みてる。これもお隣さんに
教わったの?」
と無邪気に喜んで食べている。見る見るうちに焼き魚の切り身が、文也の箸に
つままれていく。
「ええ、教わったの」
「そうか。本当に美味しいけど、こんなにおかずがあると、それがまた嬉しいね」
文也の言葉に樹理はハッとした。
2361 ◆E.WSPCVZAE :05/03/04 15:46:39
確か貴子は
「男って、おかずが5品以上ないとがっかりする」
とか言っていた。今まで気がつかなかったが、文也もそうなんだろうか…
箸を止める樹理に文也が気がつき
「ああ、気にしなくて良いよ。俺が樹理が作ってくれる飯があれば、
それで良いんだから。無理することはないからね」
と言ってくれるが、樹理はそれが夫の気遣いだと分かっていた。
(文也さん、本当は品数がたくさんあった方が良いんだろうな…)
そんな樹理に、文也は立ち上がると冷蔵庫から発泡酒を取り出す。
「飲もうか」
そして樹理にも一本差し出す。
2371 ◆E.WSPCVZAE :05/03/04 15:47:08
「ええ」
樹理は立ち上がりコップを用意すると、自分と文也の分を注ぐ。
「乾杯。でも今日は腹を減らして帰ってきた甲斐があったよ。このマグロも
脂が乗っていて、イケルね。これもお隣さんから教わったの?」
文也の言葉に樹理はハッと思い出した。そうだ、貴子から下品なジョークを
強要されていた。
唇をかみ締めるが、仕方なく口を開く。
「なんでマグロを用意したと思う?」
「安かったから?」
気にも留めずにマグロの山掛けに箸をつける文也に、樹理は少しためらって
「違うわ。私がマグロだから…」
消え入りそうな小さい声で言う。語尾の方は聞き取れないほどに。
2381 ◆E.WSPCVZAE :05/03/04 15:53:21
文也は箸を止めて樹理の顔をまじまじと見る。なにが言いたいのかと不思議そうだ。
「ほら、あれのとき、私ってマグロみたいでしょ」
数秒の間、考えていた文也だが、赤面する樹理にようやく意味が分かったか
大笑いする。
「ハハハ、何のことかと思ったよ。樹理も可愛い顔して変なジョークを言うなぁ」
そうして、今度は漬物に箸を伸ばす。おかずの品数が多いのと、
清楚で大人しい樹理の似合わないジョークに、なんだか愉快そうだ。
貴子の言い付け通りに下品なジョークを言い終え、樹理はホッと胸をなでおろす。
「それと、文也さんの実家のお漬物だけど、送ってもらえるように頼んだら悪いかしら」
「へぇ、樹理はうちの漬物があまり好きじゃなかったと思っていたけど」
不思議そうな文也だ。確かに都会育ちの樹理は浅漬けや小梅が好みで、
文也の実家で漬けている昔ながらの濃い味の沢庵、でかくてすっぱい梅干とかが
好きではなく、実家を訪れてもあまり箸をつけなかったのだ
2391 ◆E.WSPCVZAE :05/03/04 15:54:38
「最近、なんだか文也さんの実家のお漬物が食べたくなったの。昔ながらの
漬物って感じで」
本心とは裏腹なことを言う樹理だが、文也の顔がぱっと明るくなる。
「それ、樹理から頼んでみな。お袋も喜ぶよ、樹理がうちの漬物を好きじゃ
ないんじゃないかって気にしていたから」
喜ぶ文也を前に、樹理は貴子の言葉を胸の内で反芻していた。
「夫婦円満のテクとして旦那の実家におねだりするのも良いわ。旦那は懐かし
い漬物が食べられて幸せだし向こうの親も自分の味をあんたに頼られるわ、
可愛い息子に漬物を送ってやれるわで喜ぶんだから、試してみな」
と言う言葉。
(貴子さんはおかしなところもあるけど、料理の指導やアドバイスは恐ろしいほど的確)
喜んで美味そうにお代わりをする文也を前にして、樹理は貴子のことを恐れ、
嫌悪しながらも不思議な人だと感じ始めていた。

to be continued



240玉春 ◆TAMA2d6Vzo :05/03/06 01:04:24
すごいいい。
今まではエロがいつくるか楽しみで待ち遠しかったけど
今回のはエロがおまけな感じでストーリーが気になる
何より貴子の本性にどきどきだぁ(屮゜Д゜)屮
2411 ◆E.WSPCVZAE :05/03/06 15:43:50
「あー美味かった、ご馳走様」
文也が箸をおく。小皿の箸休めまで全部食べ尽くしていた。
(やっぱりおかずは5品以上あると良いんだわ)
文也の嗜好を再確認して樹理も箸をおく。と同時に発泡酒を飲んだせいか、
急速に尿意が襲ってきていた。スーパーのトイレを使ってから用を足していないので、
その分の蓄積もあり、膀胱が膨らんでいた。
立ち上がりかけて時計を見ると、7時半である。
(今、おトイレは使えない…)
自分の家で、自由にトイレが使えないなど滑稽極まりないが、貴子に怒りを
喰らって写真などをまたファックスで送られてもたまらない。
だが尿意は限界に近くなっていた。
2421 ◆E.WSPCVZAE :05/03/06 15:44:35
「お風呂つけてくるね」
樹理は足早に風呂場に向かう。そこで風呂を点火させ、洗い場の隅に行くと
ジャージとパンティをズリ下げてしゃがみこむ。
黄色い液体が勢い良く、風呂場のタイルに噴射され、自分の足にもほとばしりが跳ね返る。
(何でお風呂場で用を足さなくちゃいけないのよ…)
惨めさに涙が滲むものの、樹理は目をこするとシャワーを出して、タイルの尿を洗い流す。
屈辱の放尿を終えると、文也が洋室でくつろいで、片手で頭を支えて寝転び、
新聞の夕刊を眺めている。
「樹理、今日の飯のしたくは大変だったろ」
のんびりと文也が言う。
2431 ◆E.WSPCVZAE :05/03/06 15:45:09
「文也さんが喜んでくれるなら…」
樹理は言いかけて、ハッと気がついた。
監視カメラや盗聴マイクが仕掛けられているのは、キッチン、トイレ前、
寝室の3箇所だけだと貴子は言っていたが、本当にそうだろうかと樹理は
疑問を持っていた。
この洋室にもカメラやマイクが仕掛けられていないと限らない。
(試してみよう)
樹理はリスクを覚悟で、行動に出た。
部屋着のスウェットと、貴子に穿かされているパンティもろとも脱ぎ、
今日こっそり買ったパンティの一枚に足を通す。
2441 ◆E.WSPCVZAE :05/03/06 15:55:59
目の前で着替え始めた若妻に、文也が何だと目を丸くしているが、
「どうかしら、このショーツ。今日買ったの、似合ってる?」
ことさらにショーツと言う禁じられている単語を出し、わざと目立つように
新しいパンティに穿き替える。
「似合っているんじゃないかな?」
文也が答える。樹理はいくら夫の前とはいえ、白いフリルつきのパンティ一枚の
股間を晒すのは顔から火が出るように恥ずかしかったが、
(もしこの部屋にも監視カメラやマイクが仕掛けられているなら、貴子さんから
リアクションがあるはず。もし何もなければ、この部屋はセーフティーゾーンね)
と計算していた。
2451 ◆E.WSPCVZAE :05/03/06 15:56:35
この部屋が安全なら、ここで貴子の穿き古しの汚辱のパンティをこっそり
穿き替え出来るし、文也と大事な話も出来る。もしこの部屋も監視下に置かれていたら
(引っ越そう。全てが監視されているなんて耐えられない。写真ばら撒かれて
も一時の恥、と思い切ろう。全てを監視されているよりマシ)
樹理はこう計算しながら、パンティ丸出しの姿で、文也に
「良いでしょ、つい買っちゃったの」
と無理に笑顔を作っていた。
2461 ◆E.WSPCVZAE :05/03/06 15:57:12
「樹理の奴、調子に乗りやがって」
隣室では、貴子が憤りをあらわにして電話の受話器を取るが、
「まぁまぁ、あの洋室でのことは、見てないし聞いていないことになっているから」
康子が押しとどめる。
二人は缶ビール片手にモニターで、樹理の部屋を覗き見して酒の肴にしていた。
「恐らく樹理は、あの洋室にカメラやマイクが仕掛けられているかどうか
試したんだわ。そうじゃなかったらあの樹理が、たとえ夫の前でもパンツ一枚で
仁王立ちなんてするわけないもの」
康子の言葉に
「そうね。パンツ一枚の樹理の顔の筋肉が強張っていたもの」
貴子も受話器を置くと、愉快そうに笑う。
2471 ◆E.WSPCVZAE :05/03/06 15:57:58
「あの部屋でのことは、もちろん知らない振りをするわ。まぁ息抜きする
場所がないと、樹理もたまらないだろうし」
「でもすっかりお見通しだけどね」
二人は貴子手製の煮物を摘みながらビールを傾け歓談する。
「でも今日の夕食は成功だったんじゃない? 旦那、嬉しそうだったし」
「そりゃあいつも樹理の拙い料理食わされていたんだから、当たり前でしょう。
これで樹理も、私の言うことを聞いても損がないと思うんじゃない?」
「旦那の親に漬物もねだるのも、良い考えね」
「夫婦円満、義理親とも円満の秘訣の一つね。そしてますます樹理は私への依存を深めるの」
貴子は美味そうにビールを飲み干す。口から滴がたれ、首筋に這うのを拭い、
また缶を傾けると
「それにしても明日は罰を与えなくちゃ。勝手にパンツ穿き替えて、
ショーツなんて上品な言葉使いやがって」
2481 ◆E.WSPCVZAE :05/03/06 15:59:51
缶ビールを飲み干し、貴子はギュッと缶を握り潰す。
「それは駄目よ、洋室で起こったことは見て見ぬ振りしなくちゃ」
康子が笑うと
「もちろん。罰を与える材料ならあるわ。スーパーで勝手に便所を使ったこと。
これを持ち出したらビックリするでしょうね」
貴子もくすくす笑うと立ち上がり、キッチンの棚からワインボトルを取り出す。
「囚われのパンツ丸出しの人妻を肴に飲まない?」
「へえ、良いワインだね」
二人はグラスを傾ける。目の前のモニターには、パンツ剥き出しの樹理が、
興奮したらしい文也に抱きかかえられて、Tシャツの上から乳房を揉まれて
イヤイヤと悶える映像が映っていた。

to be continued
>240
どうもです。
実験的っていうか、自分でも模索しながら書いている作品です。
2491 ◆E.WSPCVZAE :05/03/07 16:05:45
翌日、トーストとサラダ、卵料理と言ういつもの朝食をとると、文也は会社に出かけた。
「行ってらっしゃい」
樹理はエプロン姿のまま見送るが、文也は軽く片手を上げただけで振り返りもしない。
(怒っているのかな…)
昨夜、パンティ丸出しの樹理に興奮した文也に抱きすくめられ、乳房を揉まれた。
そんな気分になれない樹理は
「後でね」
と断り、文也も無理強いはしなかったのだが、「後でね」と言う言葉が文也を
期待させてしまったのだろう。
12時過ぎ、布団に入ると文也が求めてきたのだが、樹理は監視カメラとマイクの
ある寝室でセックスなどしたくなかったので
「ごめんなさい、今夜はその気になれないの」
と断った。文也は不承不承引き下がった感じだったが、なんとなく不機嫌そうで、
今朝も樹理が話しかけても無愛想だった。
2501 ◆E.WSPCVZAE :05/03/07 16:06:14
洗い物を終え、洗濯機を回してぼんやりと頬杖をつく樹理は、電話の音にハッとした。
「もしもし」
嫌な予感を覚える樹理。
「樹理? こっちに来なさいよ」
やはり貴子の呼び出しだった。
「早くしな」
「は、はい。分かりました」
樹理は立ち上がると、ハッとして洋室に入り、貴子から昨日与えられた
パンティを拾い上げ、それに穿き替える。
思えば滑稽だった。
昨夜は夜9時、12時に洋室やトイレで貴子から渡されたパンティに穿き替え、
命令通りにスウエットやパジャマをズリ下げて監視カメラのあるキッチンで、
ゆっくりと10数えていた。
2511 ◆E.WSPCVZAE :05/03/07 16:06:55
12時のときなど、水を飲みに来た文也に見つかって
「樹理、どうしたの?」
と聞かれ、慌ててパジャマをズリ上げる樹理は
「いえ…別に」
と取り繕っていた。
また、トイレの使用時間だが、夜中に尿意を催したときに、まだ決められた時間
(毎正時)まで間があり、またも風呂場でこっそりと用を足した。
(なにをやってるんだろう)
他人の汚れた下着をまたも穿かされ、昨夜の屈辱を思い起こす樹理だが、
ドンドンと玄関のドアが叩かれ
「樹理、早く来い」
と言う貴子の声が響き、樹理は慌ててサンダルを履いて出て行く。
2521 ◆E.WSPCVZAE :05/03/07 16:07:43
「ハウス」
またも貴子は鉄格子つきの押入れを指差す。樹理に入れと言うのだ。
「パンティも便所の使用時間も言い付け通りにしました…」
樹理はおずおずと話す。洋室で勝手にパンティを穿き替えたり、
ショーツなんて単語を使ったことを貴子が咎めるのか、試すつもりだった。
貴子は笑うと
「まず入りなさい。話はそれからよ」
と指を差し、仕方なく樹理は、身をかがめて押入れに入る。
「あんたもバカねぇ、言い付け通りにしていれば、こんな押入れ使わなくても良いのにね。
嘘をついた罰に、まずは脱ぎなさい」
貴子に決め付けられ、樹理は
「言い付け通りにしました。どこがいけなかったんですか?」
と聞き返す。
2531 ◆E.WSPCVZAE :05/03/07 16:08:46
(さぁ、貴子さんはやっぱり洋室にも監視の目を光らせているのかしら…)
だが貴子は思わぬことを言い出す。
「確かに便所の使用時間も、私のパンティを穿く言い付けも守ったみたいね。
ちゃんと確認したわ」
え、それでは…と思う樹理の前に、プリントアウトされた画像が投げつけられる。
それを見て樹理はアッと声をあげた。
昨日、スーパーに買い物に行ったときの樹理の姿だ。
「それ、ブラの肩紐出してないだろ。シャツもだらしなく着るように言ったのに、
直しちゃって。この画像じゃわかんないけど、どうせマンスジの食い込みも
直していたんだろ」
スーパーに入るとき、貴子に強制されただらしない格好を直した
清楚な樹理の姿がプリントアウトされていた。

to be continued
254玉春 ◆TAMA2d6Vzo :05/03/09 08:48:54
(*´д`*)ほしゅ
2551 ◆E.WSPCVZAE :05/03/09 15:16:20
(なんで…貴子さんは確かに昨日、在宅していたはずなのに)
顔面蒼白になる樹理に
「驚いた? 人を出し抜こうなんて、全く小学生レベルの悪知恵が働くいけない娘ね。
便所も勝手に入りやがって」
別の用紙には、樹理がスーパーのトイレに入る姿も映っている。
「時間は午後1時24分ね。便所の使用許可時間と全くかけ離れているんだけど。
1,2分くらいなら大目に見るけど、これはもう弁護の仕様がないわね」
貴子に決め付けられながら、画像を見る樹理の手が震えていた。
(どうして…誰がいつの間に…)
動揺する樹理に、貴子の声が投げつけられる。
「脱げ、嘘つき樹理」
怯える樹理は、貴子の恫喝にすくみあがり、自らエプロンの紐を解いていく。
2561 ◆E.WSPCVZAE :05/03/09 15:17:06
押入れの中で、樹理はパンティ一枚になっている。無論それは、
貴子に穿かされているものだ。
「昨日の夕食は良かったわね。旦那も凄く喜んでいたでしょう。誰のおかげかしら?」
腰に両手を当てて仁王立ちする貴子に
「貴子…お姉さまのおかげです」
正座しながら、樹理は答える。
「その後、旦那の実家に電話して、漬物をねだったんでしょ。どうだった?」
「はい、お義理母様は喜んでいました」
全く貴子の言うとおりだった。樹理から手製の漬物をねだられた文也の母は、
驚きながらも嬉しそうで
「あら、樹理さん。じゃあうちの沢庵と梅干を送るわね。今度来たときには、
漬け方を教えてあげるから」
と、とても嬉しそうだった。
2571 ◆E.WSPCVZAE :05/03/09 15:18:56
文也も、
「俺は男兄弟だけだろ。お袋は樹理がまるで娘のように可愛いんだよ」
と、姑と嫁の蜜月に喜んでいた。
「どう? 私の言うとおりにして正解だろ」
貴子に居丈高に言われ、頷く樹理に
「それが外出したのを良いことに、勝手なまねをして。罰を与えなくちゃ」
「…教えてください。どうしてそんな画像が…」
「お前はガキか? 自分が悪さして怒られて、誰が密告したんですかって
聞くのと同じだよ。ほら、こっち向いて手を後ろに組んで」
隠し撮りの謎が明かされぬまま、樹理はパンティ一枚で後ろ手に組み、
またも手錠を掛けられる。
なにをされるのかと不安そうな樹理。貴子が樹理のパンティをつかみ、
中に手を差し入れる。
2581 ◆E.WSPCVZAE :05/03/09 15:22:33
「なにをするの」
樹理が不安に苛まれ聞くが、いきなりものすごい痒みに襲われた。
「痒い、痒いです」
「当たり前だろ、パンツの中にとろろを入れてやったんだから痒いのは当然よ。
お前が言うことを聞いていればこんな罰を受けなくてもすむんだよ」
そう言い、貴子は鉄格子を開けて樹理を引きずり出す。
「しばらく痒みに耐えるんだね」
「ああ、痒いです」
自分でとろろを拭うことも、掻くことも許されずのた打ち回る半裸の樹理を、
貴子は愉快そうに見下ろしていた。

to be continued
>254
すいません、お留守になってました。
前回に続きとろろ責めいいね。
身近なもので責めるのはリアリティーあっていいよ。
260 ◆E.WSPCVZAE :05/03/11 00:50:01
トーナメント、「なんでもあり板」よろしくお願いします。
選対なんてやってました。
http://tmp4.2ch.net/test/read.cgi/mog2/1108994508/
>259
あれは本当に痒い。
自分で肌に付けて、耐え切れず速攻で水洗いした。
2611 ◆E.WSPCVZAE :05/03/13 15:14:44
樹理は額に脂汗を浮かべ、苦悶にのた打ち回っている。掻くことも出来ない
パンティの中はたっぷりのとろろが樹理の粘膜に入り込み、責め苛んでいる。
「痒いです、貴子お姉さん」
樹理が何度も哀願するが、ことごとく貴子にスルーされていた。
「ああ…たまらないです」
額に脂汗を浮かべ、パンティ一枚の半裸の姿で床で身悶えする樹理に、
ようやく貴子が向き直り
「自分が悪いと思う?」
と口を開く。
2621 ◆E.WSPCVZAE :05/03/13 15:15:12
「はい、悪かったと認めますから、とろろを何とかしてください」
「条件付で非を認めるわけ? まずは自分が悪かったと認めなさい」
「はい、認めます。わたしが悪かったです」
心ならずも自分の非を認める樹理。もう痒みがたまらなかった。
「そう、お前が悪いのよ、嘘つき樹理」
貴子は楽しそうに苦悶する樹理を見下ろしている。
「どこが痒い?」
「はい、とろろが塗られた股間が痒いです」
「股間じゃないでしょ。おまんこだろ」
「はい、おまんこが痒いです」
「痒みを癒して欲しい?」
「お願いします、貴子お姉さま」
樹理はもう我慢できない。
2631 ◆E.WSPCVZAE :05/03/13 15:16:01
(早くして、痒くてたまらない)
そんな苦衷を楽しむ貴子は、樹理のパンティに手を掛けて引き下ろし、
尻餅をつかせる体勢にさせると両足をグイと開かせ、顔を埋める。
「とろろを吸い取ってあげるわ、フフッ」
貴子は樹理の股間に顔を埋め、赤く腫れた粘膜やその周辺に張り付いたとろろを
口をつけて吸い取る振りをして、ビンビンに尖るクリトリスを重点的に責める。
「あ、アッ、貴子さん」
「お姉さん、でしょ」
樹理の哀訴など気にも留めず、貴子は樹理のクリトリスを思うがままに弄ぶ。
すでに包皮を脱ぎすてたそれを舌で舐めまわし、舌の先でピンと弾くと、
樹理の肉体は面白いように反応し
「アッ、嫌です」
「やめて…」
などと、切ない吐息とともに身をくねらせるのだ。
2641 ◆E.WSPCVZAE :05/03/13 15:21:46
「これからはちゃんと私の言いつけに従うこと、良い?」
「はい、従います」
「透けブラするか、ブラを露出させるの。わかった?」
「わ、分かりました」
「座るときは、大股を開くの」
「はい…仰るとおりにします…」
「復唱してみて」
「ああ、…」
貴子の舌の苛みに、樹理の半裸体がビクンとうねる。
「言うことに従います…ブラジャーは透けさせるか露出して…座るときは股を…」
貴子の舌が、クリトリスをペロッと舐める。

to be continued
トーナメントへの投票とご協力、ありがとうございました。
265玉春 ◆TAMA2d6Vzo :05/03/15 23:02:15
(*´д`*)いい・・・最高だぁー ハァハァ
266鉈 ◆E.WSPCVZAE :05/03/17 16:26:46
「ああ…」
隷従の言葉を途切れさせて、樹理が切なげに呻く。もうたまらなかった。
絶頂に達するまで猶予のない状態だった。
だが貴子はことさらにタメをつくり、一気にイカせない。舌をクリトリスから離し、
樹理の火照った顔を見上げる。
「今晩、旦那にまんこを舐めてもらうんだね。他人の私に舐められて気持ち良いん
だから、旦那に舐められるのも平気のはずよ。分かった?」
樹理が返事をためらっていると、貴子がクリトリスをペロッと一舐めし、
樹理の肉体が震える。
267鉈 ◆E.WSPCVZAE :05/03/17 16:27:36
「どうするの。このままじゃ終わらないわ」
貴子の脅しに樹理は屈した。痒みのケアを装った貴子の性的な苛みに、
耐えられなかった。
「イカせて下さい、お願いです。今夜、文也さんにまんこを舐めてもらいますから」
と絶叫する。
「そう、良い心掛けね。じゃあイってしまいな」
貴子が樹理のピンク色に尖ったクリトリスを舐め、口に含んでは吸い、
また舐めまわす。その攻撃に
「もう駄目…」
樹理はおびただしい分泌液を流しながら、絶頂に達していた。
268鉈 ◆E.WSPCVZAE :05/03/17 16:28:05
貴子の部屋の片隅で、樹理はパンティ一枚の半裸で起立させられている。
イカされた後、忌まわしいとろろをシャワーで洗い流し、ようやく痒みから
脱することが出来ていた。
だが、新たなる試練として、直立不動の姿勢を強いられ、新たに貴子の
穿いていた黒いパンティを穿かされた姿で両手を体の脇に添え、
呆然と立たされいる。
少しでも身動きすると
「動くな、樹理」
と、貴子に罵声を浴びせられ、樹理は立ち尽くす。
貴子のクンニ責めでイカされた樹理は、自分の非を認める発言をさせられ、
貴子にまたもイカされたことですっかり言いなりになっていた。
269鉈 ◆E.WSPCVZAE :05/03/17 16:30:18
理知的で清楚な表情が不安げに曇り、涼しげな目元が潤んでいる。
若妻にふさわしい清純さとふくよかさを兼ね備えた形の良い豊満な乳房を
曝け出し、他人のぬくもりと生々しい染みのついた黒いパンティを
穿かされている滑稽さ。
昨日のように犬のおしっこポーズを強要されるのも、精神・肉体ともに
辛かったが、ただ直立不動を強いられるのも辛く、時間が長く感じる。
貴子はPCに向かいカタカタ打ち込みながらも、時おり鏡越しに樹理を
監視してはほくそえむ。
(すっかり従順になったわね、この分じゃ鉄格子の押入れももうじき必要なくなるか)

to be continued
トーナメントが面白くて、すっかりお留守になってました。
ついでにコテを名乗ってみます。
『白昼の死角』から「○○が剃刀なら、君は鉈だ」と主人公が仲間から
言われるセリフが由来。
270玉春 ◆TAMA2d6Vzo :05/03/18 21:29:00
この、微妙にかわっていく主人公の感情がとても好きです(*´д`*)
なんていうか、官能小説にある不自然な心境の変化が嫌いなので こうやって頭のいい責めと、嫌なはずなのにいつのまにか
世界に引きずり込まれる受けがちょうどいいリアル感と小説の楽しみとがまざりあって最高

ちなみに1しゃんのお薦めの小説を知りたいでっす〜(屮゜Д゜)屮
(言えない・・・コテ名が読めなくて名前呼べなかったなんて言えない・・・)
>>270
(´-`).。oO(なた・・・)
272玉春 ◆TAMA2d6Vzo :05/03/20 14:29:54
(*´д`*)なたさんか・・・アリガチョー
273鉈 ◆E.WSPCVZAE :05/03/20 16:24:57
そして、樹理が少しでも身動きしたりすると
「動くな」
と一括して、時には樹理の前に立ち、乳房を掴んでは
「痛いです、許してください」
と樹理の哀願を気持ち良さそうに聞いたり、
「今度は後ろ向きに立て」
と命じて樹理を壁に向かって立たせ、背後から監視する。
樹理は今度は目の前の壁をただ見つめるだけで、背後の貴子の視線を感じても
自分からは貴子の姿を確認できない不安に苛まれる。それは責め手の貴子は承知の上だ。
274鉈 ◆E.WSPCVZAE :05/03/20 16:26:22
背後から樹理のなだらかな陶器のような白いすべすべした背中、
黒いパンティに包まれた丸く盛り上がる尻を観察し、樹理が貴子を窺い
振り返ろうとすると
「動くんじゃない」
と一括して、背後ににじり寄っては樹理の太股をギュッとつねったりと弄んでいた。
黒いパンティ一枚の樹理は、押入れに向き合い後ろ向きに立たされたままだ。
(いつまでこうしていなくちゃいけないの…)
ただ無為に立たされる時間が気が遠くなるほどに感じられる。
お昼近くになり、貴子が樹理の背後から寄り添い、両手を回してギュッと
乳房を掴んで、揉みしだく。
「アッ、貴子お姉さん」
「動くんじゃない」
逃れようとする樹理を制し、貴子は乳房を揉み続ける。
275鉈 ◆E.WSPCVZAE :05/03/20 16:27:06
「今日、旦那にマンコ舐めさせるんだよ、良いね」
「…」
「返事は?」
キュッと乳首を摘まれる。
「分かりました」
「ちゃんと言ってみなさい。樹理のまんこ舐めてって」
「樹理のまんこ、舐めてください」
樹理は切なげに目を閉じる。
「そう、それで良いわ。イクまで舐めてもらうのよ。その後セックスすれば、
気持ちよくなるわ。これで夫婦生活もうまくいくわよ」
「はい…」
乳房をもまれる樹理は、すっかり言いなりになっていた。
276鉈 ◆E.WSPCVZAE :05/03/20 16:29:22
お昼、またしても貴子の指導の元、樹理は昼食を作らされた。
「コロッケはカラッと揚げてこそ美味しいのよ。あんたのはどうもべちゃべちゃ
してるっぽいからね」
貴子に言われるままに揚げたコロッケは、確かにサクッと美味しかった。
「油の温度を一定に保つことと、少しずつ揚げることがポイント。
今夜は教えたとおりにコロッケを出しなさい。喜ばれるわ」
ウンと頷く樹理だが、テーブルの下で脚を蹴飛ばされた。
「なにをするんですか?」
驚いて足を擦る樹理に、貴子は両手を広げるポーズをする。
何だろうと考えて、樹理はおずおずと脚を開いた。エプロンに黒い
パンティ一枚の樹理の股間が、ためらいながらも開かれる。

to be continued
>>270
感想どうも。
いきなりマゾ性が開花させられて従順になる、ってのは俺も萎えますね。
お勧めの小説ですか…今時間がないんで、後日お答えします。
277玉春 ◆TAMA2d6Vzo :2005/03/23(水) 10:09:37
(*´д`*)なんか、はたとして見るとじゅりってダメ主婦だね
調教してもらえていいんじゃないかと思ってきたじょ
278玉春 ◆TAMA2d6Vzo :2005/03/24(木) 09:32:05
保守щ(゜Д゜щ)
279鉈 ◆E.WSPCVZAE :2005/03/24(木) 16:15:56
「そう、それで良いの。可愛い樹理ちゃんも、どうせ糠みそくさくなるんだからさ」
おかしげに貴子は笑い、逆に樹理はうなだれていた。
食事を終え、洗い物を済ませると、貴子に買い物を命じられた。
「いい? 旦那はおかずの品数が多い方が良い人だって分かったでしょ?」
頷く樹理。確かにそうだった。
これまでは文也は何も言わずに食べてくれていたが、自分は文也の気持ちに
気がつかなかったと思っていた。
「常備菜の作り方とか教えてあげるから、スーパーに行っておいで。買うものは…」
メモをして渡す貴子に、樹理はモジモジしながら訴える。
280鉈 ◆E.WSPCVZAE :2005/03/24(木) 16:16:31
「その前に…」
「何か?」
エプロンとパンティ姿の樹理は、時計に目をやりながら
「そろそろ1時なので、便所に…」
これまで耐えていた尿意が我慢できなくなっていた。また外出先で勝手に
トイレに入ったと責められてもかなわないし、どこに貴子の監視の目が
光っているか恐ろしく、恐怖でもあった。
貴子は樹理の訴えを聞くと大笑いし
「ああ、便所タイムね。ようやくあんたも時間を守れるようになったか。感心感心」
と、トイレの使用を許す。
樹理はトイレに駆け込むと、我慢していた尿をほとばしらせる。便器に勢いよく
当たる黄色のしぶきを眺めながら、惨めさに目に涙が浮かぶのだ。
281鉈 ◆E.WSPCVZAE :2005/03/24(木) 16:17:21
トイレから出た樹理は、買い物に行こうと脱がされていたブラジャーに
スウェットを穿くが、Tシャツを着ようとして貴子に止められた。
「白いシャツに、ベージュのブラか。これじゃ透けないわね。
じゃブラ紐出すのね」
シャツの首筋を掴んで広げ、ブラ紐を出そうとするが樹理が今日着ている
シャツは首周りが狭いもので、すぐブラ紐が隠れてしまう。
樹理は安堵するが、貴子は忌々しそうだ。
「ええい、ブラ紐が出ないわ」
グイと首筋を何度も引っ張るうちにビリッと言う音がした。貴子が無理に
力を込めたので、樹理のTシャツの首筋の辺りが裂けてしまっていた。
「安物を買うからよ、樹理」
貴子が吐き捨てるように言う。
282鉈 ◆E.WSPCVZAE :2005/03/24(木) 16:18:02
(安物じゃない…イギリスに留学した友達がくれた、ブランド物なのに…)
大事な友情の証のTシャツを無造作に破られて沈痛な表情の樹理に
「気にすんなって。替えのTシャツ用意してやるからさ」
貴子は、嫌な笑みを浮かべる。
「じゃあ待ってな」
スウェットと、ベージュのブラジャー姿の樹理を待たせ、貴子は自分の
押入れからTシャツを一枚取り出して、樹理に渡す。
「良いでしょ、樹理へのオリジナルTシャツよ」
白い普通のTシャツだ。何かおかしな仕掛けでもあるのかと樹理は裏表を
良く見るが、別段変な点もないシンプルな白いTシャツだ。シャツの前面には
「90」と大きな数字が描かれており、シャツの背面にはアルファベットで
「E」と言う文字が小さく載っている。
283鉈 ◆E.WSPCVZAE :2005/03/24(木) 16:20:33
(ただの無意味な数字の柄か…)
樹理は思って、すぐにハッとした。まさか…
上半身ブラジャー姿でTシャツを手にして顔色を変えている樹理に、貴子が
「早く着なさい。あなたにお似合いのTシャツでしょ」
と笑いながら促す。
「貴子さん、このTシャツ…」
樹理はおずおずと貴子を見上げる。
「気がついた? お前のトップバスト、90だろ。ブラはEカップって
言うのは分かってるからさ。洒落が利いてるでしょ」
そうして貴子はお腹を押さえ、さもおかしそうにヒィヒィ笑う。

to be continued
新米主婦だから、駄目主婦ってわけでもないですけど。
まぁ人妻物としてはかなり異色でしょうね。
284鉈 ◆E.WSPCVZAE :2005/03/27(日) 16:00:02
反対に樹理はその清楚な美貌を真っ赤に染めていた。
「こんなTシャツ、着れません。恥ずかしくて…」
「誰も気がつかないよ、自分のおっぱいのサイズをTシャツで宣伝してる人間なんて、
普通はいないもの」
樹理の抗議を貴子は退け、なおも可笑しそうにクスクス笑っている。
「まず着てみろって」
言われて、樹理はためらいながらもTシャツを頭からすっぽり被る。
Mサイズで樹理の体にぴったりで、着心地は悪くない。だが見下ろすと、
自分の胸が高々と突き上げているTシャツの前面に、「90」という、
己のトップバストの数字が黒く誇らしげに踊っている。
(悪趣味だわ…)
悲嘆にくれる樹理。
285鉈 ◆E.WSPCVZAE :2005/03/27(日) 16:00:27
また樹理からは見えないが、Tシャツの背中の肩甲骨の間辺りに、
小さく「E」という、ブラのカップのサイズを示唆した記号が記されていた。
「ほら、早く行けよ。自分のおっぱいのサイズを宣伝して歩いてるって、
誰も気がつかないって」
ためらう樹理だが、貴子に
「早く行けよ」
とスリッパを投げつけられ、慌てて玄関から出る。その背中に
「昨日サボった罰として、Tシャツの前だけ裾を入れるんだよ」
と貴子の声が投げかけられた。
286鉈 ◆E.WSPCVZAE :2005/03/27(日) 16:02:35
自転車を漕ぎ、樹理はスーパーに向かう。
実家とは少し距離があるとはいえ、自分が生まれ育った市内には間違いない。
(誰にも会いませんように、Tシャツに気がつきませんように)
願う樹理だ。Tシャツの前面に「90」背中に「E」とプリントされているなんて、
勘の良い人間ならそれと気がつくかも、と恐れていた。
浮かない顔のまま樹理はスーパーに入る。貴子の言い付け通りに、
Tシャツの前だけスウエットの中にいれサイドと後ろは出したままのだらしない
格好で買い物籠を手に、店内を歩く。昨日の経験から、いつどこで貴子の
手先が監視しているか分からないからだ。」
(お料理とかのアドバイスは嬉しいけど、トイレの使用制限や、
だらしない格好の強制なんて何の意味があるんだろう…)
ぼんやり考えながら鮮魚コーナーで物色する樹理に、声が掛けられた。
287鉈 ◆E.WSPCVZAE :2005/03/27(日) 16:03:40
「あなた、Tシャツの裾が出ているわよ」
見たこともないおばさんだ。誰彼構わず声を掛けるような、
町内会の世話役を買って出そうなおせっかいなタイプだ。
さらにおばさんは樹理の背後から出ているTシャツの裾を掴み
「ほら、だらしない。ちゃんと出すか入れるかしなきゃ」
と余計なアドバイスを言ってくれる。
「あ、はい。すいません」
樹理は思わず頭を下げながら、Tシャツの裾を全部出してしまう。
「まだ若いんだから、身なりに気を使わなくちゃ駄目よ」
(余計なお世話よ。でも貴子さんに怒られないかしら…)
成り行きで裾を全部出した樹理は、とりあえず買い物を続ける。

to be continued

288鉈 ◆E.WSPCVZAE :2005/03/30(水) 16:15:01
コーポに帰ってから、樹理は貴子に詰問される。
「誰もTシャツの文字に気がつかなかったでしょ?」
「はい」
樹理は頷く。杞憂と言うべきか、樹理はその恥ずかしいTシャツの文字について、
誰にも指摘されなかったし変な視線を浴びることもなった。
(そうね、普通に見たらただの無意味なロゴだよね)
そう思う樹理に貴子は浴びせかける。
「ちゃんとTシャツの裾をだらしなく着ていた?」
下手に隠すと不味いと思い、樹理は正直に答える。
「はい、最初はそうしていたんですが、知らないおばさんからだらしないって
言われました」
「それで?」
289鉈 ◆E.WSPCVZAE :2005/03/30(水) 16:15:46
「裾をきちんとしなさいって言われて、スーパーの中では裾を全部出して
買い物をしました」
目が釣りあがる貴子に、樹理は慌てて口を出す。
「でも、スーパーを出てからはちゃんと裾をだらしなくしました。本当です」
実際、その通りにしていた樹理だ。それほど貴子のプレッシャーが怖かった。
「そうなの、見ず知らずのおばさんに言われて、私の言いつけに背いたんだ」
貴子は樹理の周囲を回り、威圧的な目で見る。
(どんな罰を受けるんだろう)
樹理は不安におののいていたが、貴子がニコッと笑い
「人の忠告を受け入れるなんて、樹理は偉いわ。さすがね」
と褒めてくれる。ホッとする樹理に
「一つ大人になったわね。じゃあだらしないTシャツの着こなしはしなくて
良いわ。でも透けブラかブラチラのどちらかは、まだやってもらう。
まだあんたは教育中だからさ、良いね」
290鉈 ◆E.WSPCVZAE :2005/03/30(水) 16:18:47
相変わらず理不尽な貴子の命令だが、だらしないTシャツの着こなしを免除して
もらった安堵で、樹理は思わず頷く。
「今夜は私が教えたとおりに、コロッケを作ってみな。それと箸休めの小鉢も
用意してね。この材料だと…」
樹理が買ってきたスーパーの買い物袋の中身を覗くと
「コロッケにキャベツのせん切りは当然添える。後はアスパラの胡麻和え、
薬味を載せた冷奴はいつものワンパターンのネギ以外の薬味が良いでしょうね、
卸ししょうがとか鰹節とか。他にワカメの酢の物、新鮮な大根を薄い輪切りにして
ツナを載せてマヨネーズを掛けても良いわ。こんにゃくのちりめんじゃこ炒めも良いし、
根菜類で煮物を作るのも良い。それと鳥皮は安いから、買って来れば良かったのに。
お酒のおつまみに、鳥皮を油を引かずにカリカリに焼いたのを出すのはどうかしら?」
と矢継ぎ早に提案し、樹理はただ頷くだけだった。
291鉈 ◆E.WSPCVZAE
(貴子さん、すごいなぁ)
新米主婦の樹理が素直に感心していると、
「そのおっぱいサイズTシャツ、お似合いよ」
貴子はプッと噴き出す。
「今日は一日中、それ着てみな。旦那もお前のおっぱいサイズを
明記してるって気がつかないから。いいね」
うなだれる樹理のTシャツの胸の誇らしげな盛り上がりとツンと突付いて、
貴子は大笑いするのだ。

to be continued