カー論議(ネタバレあり)

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328書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
>「ユダの窓」をダシに法廷小説を語ろう、というならいざ知らず、
>そのものについて議論しようというわけですから。
どの部分のレスがそのように読解出来るのか、明確にご指摘願いたい。
>ちなみに法律や法廷に関する知識は一般の人よりは持っているつもりです。
>田舎大学の劣等生ではありましたが一応法科卒ですので。
>今でもときどき傍聴もしていますし(民事ばっかりですけどね)。
こういったブラフは私には通用しない。いっぱしの知識人だとわかり、
貴君に対する期待が高まった次第だ。

>>法廷小説にして本格ミステリー
この件は、前にE・S作品を例にとって説明したとおり、法廷小説と謎解き小説の
2つの要素を内容的に包含する作品があった場合でも、どちらかのジャンルに
ウェートがかかっているはずであるということである。
>>怪奇小説にして本格ミステリー
この件の場合は、そもそも並存ということが考えられない。
「あれはライオンでありトラでもあります」と言うに等しい。
既に、>>52における
>合理性・説明性が不可欠な要素であるミステリ小説と逆に不合理性を売りにするような>ところがある怪奇小説は、本来は1作品の中にはその性質上、両立し得ないものです。
に対して喪前は、
>>58において、
>ここは同感です。
と書いている。>>323では、
>怪奇小説と探偵小説がそれぞれどちらにあたる、ということ
>はありませんが、私はそういう意味で矛盾しないと言ってるんです。
こんな事を書いているが、考え方が変遷した理由につき詳しく説明されたし。