カー論議(ネタバレあり)

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横槍失礼。
マルクス氏は「本格推理“としても”読める」と言っているのに対し、
書斎氏は「怪奇小説である」と断言しているため、論議が噛みあっていない気がする。
火刑法廷が怪奇小説であれ“本格の部分”を内包しているのは歴然とした事実だろうし。
その意見に対しては今までの論争を見る限り書斎氏は特に反対派していない。
つまりマルクス氏の意見は正しいと認めていることになる。
ただし「怪奇小説である」に対しては“論争”されていないため(書斎氏の主張のみである)、
それに対しては賛成も反対も誰もしていない。
論点は何かを明確にしたらどうだろうか? それにしても、どこですれ違ったのだろうね。
まあ、マルクス氏も、書斎魔神という大コテハンの胸を借りて勉強させていただいた
んじゃないの。
横綱相撲という感もあり、マルクス氏が少々お気の毒ではあるのだが。