身体障害者がお年寄りを…

1 ：asd：04/09/25 11:51:47

今日は9時から資格試験があったので受験するために学校へ行った。
試験の出来は上々で、「まぁこれなら落ちる事もないだろう」と、いい気分で自宅へ向かっていた。
JRを降り、地下鉄に乗った。昼頃でもそれなりに人は多くて初めは座れなかったが、そのうち二人分の空席ができた。
友達と一緒に座り、他愛のない話を続けているとすぐに友達の降りる駅に着いた。
ここまではいつもとあまり変わりない日常、いつも通りに挨拶をして別れた。
ただ一つ違ったのは、その駅で知能障害者とその保護者が乗ってきたことだった。
いつも通りじゃないのは当たり前だろう、今日は休日な上に午前中で学校（正確には試験）は終わりなのだから。
その知能障害者は「うー。うー。」と野太い声で唸っていた、かなり五月蝿かったのでMDを聞く事にした。
横目で確認すると保護者は他人に迷惑がかからないように椅子の端を空けてもらって知能障害者を座らせ、その前につり革を持って立っていた。
二駅ほど進んだだろうか、知能障害者とその保護者は降りるらしく、ドアの前に立っていた。
ようやく静かになると思い、音量を下げて、ついでに彼らが降りるのを見ていた。
するとどうだ、扉が開くと同時に身体障害者は猛烈な勢いで走り出し、保護者を振り払った。
すぐさま追いかけて鞄を掴もうとするが、今一歩届かない。
走っていく姿を見ていると丁度電車の窓を挟んで正面のホームを走り抜けた時、並んで降りようとしていたお爺さんとお婆さんにモロにぶつかった。
お爺さんは電車側に、お婆さんは階段の登り口の裏側の壁に向かって吹っ飛んだ。障害者はそのまま走り抜けたようで、姿はもう無かった。
お爺さんの方はなんとか体勢を立て直したが、お婆さんの方は後ろ向きに転けた上に、後ろにあった壁に頭を思いっきりぶつけた。
「ゴン。。。」って鈍いけど凄い大きい音がした。
障害者の保護者がすぐに声をかけて心配していた。お婆さんの方は動くには動けるけど、とても大丈夫そうではなかった。
ここで電車の扉が閉まった。後方車両の方で起きた事だから車掌さんも見ていたのだろう。随分長く停車していた。

せっかく資格試験受かりそうなのに凄く鬱な気持ちになった、そして凄くイライラする。ぁーもう！なんなんだ今日は！！