|´π`) ことわる!
3 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/05/09 23:59
日射病かょ
4 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/05/09 23:59
2chで小説なんか読む気にならん
5 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/05/10 00:10
楽しみだ
簡単なあらすじ
成瀬家に下宿人としてやってきた杉本明日香は、清楚な美貌と素直な性格で
みんなに愛されていた。
一人娘の宏美もまるで妹のように可愛がり、おなじサークルに誘ったりと面倒を見ていた。
しかし自分の憧れの人・康介と明日香が付き合っていることを知り、
明日香に憎しみを抱く。
美雪と結託し、父の啓太郎が長期出張の隙に明日香を奴隷もどきの境遇に貶めると、
明日香が康介に嫌われるように宏美はさまざまな陰謀をめぐらし、おかげで明日香は
性格の悪い不潔な娘として、サークル女子から疎まれるようになっていた。
そして夏の合宿、明日香は徹底的に恥を掻かせられ、ついにはサークルを
退会するように康介から宣告されてしまう。
明日香が愛想を尽かされたことを知り、宏美は思い切って康介に告白するのだが、
振られてしまう。
秋になり、失意から立ち直り強気を取り戻した宏美の前に、良彦と名乗る
好青年が現れる。
大学の先輩であったらしい彼に興味を覚える宏美は、良彦と付き合い出した。
そして初めて家に良彦を招き、地下室で抱き合うのだが、そこに美雪と
明日香が現れて、実は美雪は良彦と出会い系サイトで知り会っていた
仲であることを告げる。
背後から貫かれる恥ずかしい姿を見られながら、カラクリを打ち明けられて
驚き狼狽する宏美だが、美雪と良彦から手錠や首輪を掛けられ、
この家の一人娘にも関わらず地下室に監禁されてしまった。
主な登場人物
成瀬宏美:名門・三田大学の3年生で美貌と抜群のスタイルと高いプライドの持ち主。
成瀬啓太郎:宏美の父。わがままな宏美を案じている。
成瀬美雪:宏美の義母。宏美と折り合いが悪い。普段はおしとやかだが…実はH好き。
杉本明日香:成瀬家に下宿する、三田大生。成瀬家の人たちから可愛がられていたが、
宏美の憧れの人と付き合ったのを知られて宏美の怒りを買い、奴隷もどきに。
康介:宏美や明日香が所属するサークルの代表。
宏美が片思いするが、実は明日香と付き合っていた。だが宏美の陰謀で
明日香と別れることに(その直後に告った宏美は振ってしまう)
良彦:童顔の優男で宏美の彼氏だったが、実は美雪と通じていた。
加奈:サークルの一年。宏美が手なずけて、宏美の手足として活動している。
江都子:3年。明日香に陰で悪口を言われて(宏美の強要による)
明日香に反感を持つ。
知代:2年。上におなじ。
和葉:1年。上におなじ。
9 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/05/10 00:21
あー面白かった
では再開します。
乳房を潰され苦悶の宏美に
「こんなFカップもある、張りのあるおっぱいは私から見ても羨ましいわ。
これが自慢の一つですものね」
と冷やかし、力をこめて揉み続ける。
「さっきのこれからは私の言うことを聞くって、本心かしら?」
グイと乳房を潰されると、宏美は顔を歪めながら
「は、はい。美雪さん」
と答える。
「ふーん、じゃあお昼までにパンツをマン汁で濡らして置くのよ。
義母の私の言うことをこれからちゃんと聞くんだものね、宏美さん」
そう言うと、美雪はまた宏美を後ろ手にして手錠を掛
そう言うと、美雪はまた宏美を後ろ手にして手錠を掛ける。
「それじゃ宏美さん、お昼にまた来るわ」
何か言いたげな宏美を背にし、美雪と良彦は地下室を出てドアに鍵を掛けた。
「マンズリやるかな?」
良彦が言うと、美雪は
「まだやらないでしょうね。でもその方がいいわ。
お昼は楽しい趣向を考えてるの」
「ふふ、美雪さんの考えることなんて、なんか怖いね」
「あら、これほど優しい女はいないわよ。失礼ね」
ギュッと良彦のわき腹をつねる美雪は、宏美のことを考えていた。
(さあ、最初から言うことを聞くかしら。今頃は葛藤してるに違いないわ)
と思うと、愉快で仕方なかった。
美雪の狙った通り、地下室の中で宏美は葛藤していた。
(自分の愛液で濡らせだなんて…やりたくない)
言いつけを守る気はないが、言うことを聞かないとどうなるのか…
自分の優美に盛り上がる、形のいい乳房を見下ろして、宏美は考える。
(なんとか助かる方法はないだろうか?)
昨夜からなんども考えていた無駄な希望だ。明日香を閉じ込めるときに、
脱出できないように改築していたことは宏美自身が知っていることだ。
まして今の自分は、首輪をつけられて両手を拘束されている。
(私が欠席してることで、学校の友達が異変に気がついてくれないだろうか…)
などと想いをめぐらす。
何もない地下室の中、やることもなく呆然と考えるだけで無為に時間が過ぎて行く。
どれほどの時間が経ったのか、ベッドの上に体を横たえているだけの
宏美だったが、ようやく空腹を覚えてきた
(まだお昼にならないのかしら…それとも)
グウグウと腹がなり、胃が空になっているのを訴える。食事を抜かれるの
だろうか、とぼんやりと宏美が思っていると、ようやく地下室へと降りてくる
足音が聞こえ、ドアが開けられた。
美雪である。手にしたトレイからは湯気が立ち昇っている。
「さ、お昼の時間になったから、チャーハンを用意したわ」
「あいつは?」
恐る恐る聞く宏美に、美雪は
「あいつ? ああ、あなたの彼氏の良彦さんね。他にも女の人がいるそうだから、
今夜はそっちに行かなくちゃって、昼はゆっくりと休養を取るそうよ。
なにせ朝っぱらからあなたに精液を搾り取られちゃったんだから。
本当にスケベなお嬢様ね」
と、宏美の前にトレイを置くと、まずはグラスを持って宏美に水を飲ませる。
「美味しい?」
美雪はスプーンや箸で、チャーハン、中華スープ、箸休めだろうかマグロの
山掛けを宏美に食べさせる。美雪に食べさせてもらう不自由な食事だが、
ようやっと空腹が満たされて安堵する宏美に、意地悪く美雪は笑いかける。
「ご飯粒くっつけたりぼろぼろこぼしたり、あなたって育ちが悪いんじゃないかしら?」
と嫌味を言う。宏美の口のまわりにはご飯粒がついたり山芋の粘りが糸を
引いていたりするがついているが、両手を拘束されているので自分で拭う
わけには行かない。また、他人の手で食べさせてもらうために、
チャーハンが口からこぼれてベッドの上にご飯粒がこぼれたりしていた。
みっともないわねと美雪は、食事を終えた宏美の口をハンカチで拭ってやりながら聞く。
「ところで言いつけはどうしたの? パンツをあなた自身の愛液で
濡らしておいたかしら?」
いよいよ来たかと、宏美は眉をひそめる。
「いえ、出来ないわ、そんなこと」
「どうして出来ないの? 簡単なことじゃない。後ろ手に手錠掛けられて
いても、指でクリちゃんを弄るくらいできるでしょう?」
「そうじゃなくて…」
「ああ、やりたくないっていうのね?」
うん、と小さく頷く宏美だ。誰が好き好んでそんなことをしたいと
思うのだろう。
「ふうん、私の言う事を聞くと言ったのに、嘘をついたのね?」
そう言うと、宏美の片方の乳房を掴んでこね回す。
「昨日からノーブラでいて、気のせいかなんだか形が少し崩れたような気も
するわ。ま、私のおっぱいじゃないからいいけど」
そういうと、手を放しざまにツンと乳首を指で弾き、その刺激に裸体を
ビクつかせる宏美を笑う。宏美の首輪に手をかけて仰向けにさせ、
美雪は腹の上に逆向きにのしかかる。トレイからマグロの山掛けの載せられて
いた皿を取り出すと、残りのとろろを指ですくい、宏美のパンティをグイと
引っ張ると、とろろをつけた指をパンティの中に押し込んだ。
「な、なにをするの」
美雪の行動に宏美は嫌な気配を感じて身悶えするが、拘束された体では
美雪にされるがままだ。後ろ向きで自分にのしかかって、なにか怪しい
真似をしようとしている美雪を跳ね除けようとするが、両手が使えない
体ではしょうがなく、長くすらりとした両脚をバタバタ暴れさせるが、
美雪は構わずに宏美の恥毛を掴んで、引っ張った。
「痛いっ」
「当たり前でしょ。動くんじゃないの」
宏美が痛さにひるんでいると、その隙に美雪は白くしなやかな指を、
宏美のパンティの中で蠢かせている。
美雪の指がなんどもとろろをすくってはパンティの中に侵入し、宏美の
襞を擦ったり、裂け目にめり込んだり、恥ずかしい突起にまとわりつく。
ずっぽりと膣の中にとろろがついた指をめり込ませると、宏美の粘膜は本人の
意思に関係なく、その指を受け入れては伸縮し、美雪はニヤリと笑うのだ。
「ヒィッ、な、なにをしてるのよ、一体」
「言うことを聞かないからお仕置よ。これで嫌でも言うことを
聞くようになるわね」
すくったとろろを宏美の秘所に塗りたくりおえると、その指を宏美の
優美な乳房になすりつけて汚れを落とす仕草をする。
「じゃあね、宏美さん」
なにやら不気味な雰囲気を感じる宏美だが、すぐに体の異変に気がついた。
(痒い…)
とろろを塗られた秘所に痒みを感じる。思わず股間のあたりをよじらせる
宏美に、美雪は残酷な笑みを浮かべる。
「じゃあ夜はご馳走を用意するわね。それまでごゆっくりどうぞ」
「ま、待ってよ」
宏美が呼び止めるが、美雪は振り返り冷たい笑みを浮かべただけで
地下室を出て行ってしまった。
地下室で一人、宏美は悶えていた。とろろを擦り付けられた股間の粘膜が
しきりに痒みを訴え、悲鳴を上げているのだ。
細く整えられた眉を歪めて、痒さに身悶えする宏美は股をスリ寄せたり
うごめいたりとしきりに痒みを癒やそうとするのだが、とろろの刺激は
ますます柔らかい粘膜を、きつく刺激してくる。
ついに耐え切れず、宏美は手錠を掛けられた後ろ手のまま、その長い手を
伸ばして己の股間を思い切りかきむしろうとする。
ベッドに横たわり、無理に手を伸ばして、美雪に貸与された黒いパンティの
中に苦労して手を差し込み秘裂を探ろうとすると、すでにベトベトと液が
染み出て、粘膜は熱を持っているかのようにいつもよりも熱いし、
美雪に指をなすりつけられた乳房も、ジンジンと次第に痒みを感じてきていた。
to be continued
>>4 まあそう言わずにお暇な時にでもどうぞ。
>>5 読んでやってください。
前スレが突然dat落ちしてしまったんで意気消沈してたんですが、
またまたこちらの板にお邪魔しました。
よろしくお願いします。
地下室で一人、宏美は悶えていた。とろろを擦り付けられた股間の粘膜が
しきりに痒みを訴え、悲鳴を上げているのだ。
細く整えられた眉を歪めて、痒さに身悶えする宏美は股をスリ寄せたり
うごめいたりとしきりに痒みを癒やそうとするのだが、とろろの刺激は
ますます柔らかい粘膜を、きつく刺激してくる。
ついに耐え切れず、宏美は手錠を掛けられた後ろ手のまま、
その長い手を伸ばして己の股間を思い切りかきむしろうとする。
ベッドに横たわり、無理に手を伸ばして、美雪に貸与された黒いパンティの中に
苦労して手を差し込み秘裂を探ろうとすると、すでにベトベトと液が染み出て、
粘膜は熱を持っているかのようにいつもよりも熱いし、美雪に指をなすりつけられた
乳房も、ジンジンと次第に痒みを感じてきていた。
男に愛撫された時のように乳首がピンピンに尖っていた。
(たまらない…掻き毟りたい)
細くしなやかな指を伸ばし、のけぞった体勢で粘膜を思い切り攪拌する。
だが、痒みは一時は癒やされるものの収まるどころか、余計に
酷くなってしまうのだ。それでも指を伸ばさずにはいられない。
もし両手が自由なら、指をすべて使ってでも思い切り掻き毟っていただろう。
去り行き際に美雪の見せた、冷たい笑みがなにを意味していたのか
嫌と言うほどわかる。
(なんてことを…美雪…あんたって)
美雪にされた仕打ちを恨みながら、痒さに苛まれる宏美は一層痒みを
エスカレートさせるとわかっていながらもたまらず、自分の粘膜を弄ってしまう。
to be continued
キタ━━(゜Д゜)━!!
ガンバって下さい
毎回楽しませてもらってます!
トロロをつかうっていうの最高!
25 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/11 00:39
「痒い、痒いわ…」
恥ずかしい部分の粘膜が、燃え上がるように熱くなっている。その部分、
しっとりと濡れる膣に指を突っ込んではズポズポと掻きまわし、これもとろろを
塗りたくられたクリトリスを痒みと熱さに耐えかねて指で弄ってしまうと、
それはすぐに包皮を脱ぎすてて顔を覗かせる。それをまた指で弄ってしまう。
痒さの中で宏美は無我夢中で弄っていたが、いつの間にか体の中が熱くカッカと
燃え上がるような感覚を覚えるのだ。
官能が高ぶり、狂乱の波が押し寄せて堰を切るかのようである。
「ああ…」
切なげな悲鳴を漏らし、宏美は裸体を硬直させ、自分の手で昇りつめていた。
26 :
1 ◆JINGfda54g :04/05/11 00:40
時計もない、窓もない外界と隔絶された部屋の中で、宏美は苦しんでいた。
昇りつめると歓喜の中でしばらくは痒みからくる肉体の疼きを忘れることが
出来たが、正気に戻ると際限のない痒みが宏美を襲うのだ。
たまらずパンティの中に手をもぐりこませて弄り、また昇りつめる
繰り返しのうちに宏美は身も心も疲弊していた。
自分が発するおびただしい愛液のせいか、痒みは幾分和らいだような
気はするが、まだジンジンと弱い粘膜が刺激されていた。
(美雪…なんて陰湿な女なの…)
このようなおぞましい責めを考え付くなど、これまでの美雪からは
想像も出来なかったことである。
27 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/11 00:43
それほどまでに美雪の憎しみを買っていたのかと改めて思い知らされるの
だが、このまま屈してなるものかとの思いもある。
(明日香だ。あの娘を使って…)
まだ痒さを感じる股間をよじり合わせたりしながら、ぼんやりと思う
宏美は、地下室へと降りてくる足音を感じて身を硬くする。
ドアが開けられ美雪が顔を出した。
「どう? とろろは。下の口も大喜びだったんじゃない?」
と笑いながら近づいてくる。
「美雪さん…」
宏美は振り絞るような声で訴える。今だけは美雪に屈しようと思う。
「今までごめんなさい。私が悪かったわ。これからは仲良くやっていきたいの」
28 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/11 00:46
上目遣いにこびるような視線で訴える。切れ長の魅惑の哀訴に、男たちなら
宏美になにをされても、この視線で訴えられるとたまらなくイチコロだった。
だが美雪には通じない。
「その言葉、もっと前に聞きたかったわ」
美雪はそっと宏美に顔を近づける。
「それにしても、この状況でも『育ちが悪い美雪さん』と私を蔑んでこその
宏美さんなのに。プライドもなくしちゃったの?」
その揶揄が、まだ宏美の心の底にあるプライドを刺激した。思わず宏美の
目に光が走り、キッと一瞬だが美雪を睨む。
to be continued
26のトリップは手違いです。
>>24 おっ、また感想よろしく。
ちなみにとろろを皮膚の弱いところに塗って実験してみたんですが、
とても耐えられるもんじゃないです。
あれを局部に塗ったらどうなることか…
アンチじゃないからね。
むしろいつも楽しみにしている方。
>またまたこちらの板にお邪魔しました。
毎回500前後で、データ落ちするよね。これって、板違いってことなんじゃないのかなぁ。
フアンなんだけど、データ落ちでテンション下がっちゃうんだよな。
ま、別スレで、再開をお知らせしてくれるから、安心してるけどね。
>>29 >毎回500前後で、データ落ちするよね。これって、板違いってことなんじゃないのかなぁ。
板違いの削除じゃなくてスレの性質上、容量がかさむのと板の圧縮の
時期が重なるせいじゃないかと思います。
板違いならとっくに削除食らっているかと。
ちなみに「エロ風味のある一般小説」なんで、板違いではないはず、です。
>フアンなんだけど、データ落ちでテンション下がっちゃうんだよな。
俺もそうなんですが、再開すればまたテンションあがります。
継続が大事ですね。
31 :
>>1ファン:04/05/11 23:31
過去ログを含め全て読ませてもらいました
一気に読んだため目がしょぼしょぼしています
面白すぎてまるで猿オナ状態になりました
早く次が読みたい
しかし美雪はそれに気がつかない素振りで、宏美のパンティを摘んで中を覗きこむ。
「痒かったでしょう? でもパンツがぐしょぐしょね。何回気をやったのかしら」
恥ずかしい濡れた部分を見られて、顔を背ける宏美に、美雪は持参したタオルをかざす。
「さ、股間を綺麗に拭いてあげるわ。ちょっとの間脱がすわよ」
美雪が宏美の履いている黒いパンティを少しずりさげる。宏美は少し腰を浮かせて
パンティが脱がされるのをアシストする。
「フフッ、だいぶ痒かったみたいね。赤くなってる。改めてみると、宏美さんの
あそこって淫らでいい形してるわね。明日香ちゃんならまだまだ青い果実って
いう風で、貝殻が口を閉じてるようにつつましいけど、宏美さんのは花びらが
咲き誇るみたいで、いつでも男を受け入れる用意が出来ているってところかしら」
33 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/12 01:42
宏美の秘所を撫でまわしながら上目遣いに見上げる美雪。自分の恥ずかしい
部分を撫でられ、揶揄されて気も狂わんばかりの思いの宏美だが、
やっと耐えていた。
背中で拘束された手を握り締め、挑発に乗るものかと耐える。
そんな宏美を窺うように見る美雪は、品定めを終えてようやく持参した
タオルで宏美の股間を拭い出した。
ああ、これでやっと掻痒地獄から逃れられると安堵した宏美だが、おぞましい
感触にハッとすると、股間を拭う美雪を振り払おうと長い脚をばたつかせた。
「美雪さん、なにしてるのよ」
振り返り、にんまりと笑う美雪はタオルをかざすが、今股間を拭った
タオルからは糸が引いていた。しかも宏美を拭ったためではなく、
明らかに最初からタオルに仕込まれていた量だ。
34 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/12 01:44
「下の口にご馳走してあげただけよ。もっと欲しいってパックリと
口を開けてるんだもの」
と美雪は笑い、もがく宏に構わず、再度黒いパンティを引き上げて履かせ、
ついでに股間の辺りをパンティの上からギュッと握り、揉む。
「ああ、嫌ぁ」
宏美の悲鳴が響く。たっぷりのとろろがパンティの中でうごめき、
再び宏美を侵食し出していた。
「ねぇ、とろろが付くとどうして痒くなるかわかる?」
再度のとろろ責めの恐怖に震える宏美を見ながら、美雪は愉快そうに笑う。
「それはね、シュー酸カルシュームっていう針状成分のせいで、お肌が
刺激されちゃうの。どう? 私が出た家政科も捨てたものじゃないでしょう。
三田大学じゃこんなこと、教えてくれないでしょうしね」
と嫌味を混ぜながら、とろろが付けられたタオルを宏美の乳房に載せ、塗りたくる。
to be continued
>31
これからも感想とか意見とか、気軽にどうぞ。
×もがく宏に構わず、
○もがく宏美に構わず、
突然男が出てきたのかと思ったYO
ところで、最近、アップする量が減ってないか、いつも、抜く前に終わっちゃうんだが
乙!
>と嫌味を混ぜながら、とろろが付けられたタオルを宏美の乳房に載せ、塗りたくる。
おっぱいとあそこだけでなく、お尻の穴にも塗ってやってくれ。
確かに少ないけれど、毎日アップしてくれてるんだからいいじゃん。
37 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/13 02:10
「上向きになっても形が崩れない、みごとなおっぱいね。羨ましいわ」
「美雪さん…止めて下さい、お願いします!」
とろろに苛まれる乳房と股間、両方の柔肌が悲鳴を上げていた。
「フフッ、とろろ責めを許して欲しいの?」
優美な笑みのまま尋ねる美雪に、ウンウンと忙しなく頷く宏美。これ以上の
痒みにはもう耐えられなかった。
「じゃあ、痒みを癒してあげる道具をお貸しするわ」
そういって美雪が取りだしたのは、黒光りする男の男根の形をしたものだった。
宏美の顔の前で、手にしたバイブレーターを振る美雪は
「もうすぐ明日香ちゃんが帰ってくるわ。明日香ちゃんの目の前で、あなた自身が
バイブが欲しいって哀願するの。とろろのことはしゃべっちゃ駄目よ。いいわね?」
と命じる。
38 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/13 02:15
「美雪さん…明日香ちゃんの前では…どうせなら美雪さんに」
明日香の前で自分からバイブを入れて欲しいなどと、言いたくはない。
「なんで私があなたに奉仕しなくちゃ行けないのよ。明日香ちゃんは
あなたのお手伝いさんなんだから、明日香ちゃんに頼むのが筋でしょうが」
そう言うと、美雪は宏美のパンティの股間の辺りをギュッと掴むと、
布の端からとろろが溢れるのだ。
「これだけたっぷりとろろを味わえるんだから、下の口が喜んで悲鳴を
上げてるんじゃないの? 嫌でもバイブで掻き回して欲しいって気に
なるんじゃない? それじゃ明日香ちゃんが帰るのを待つのね」
美雪は、苦悶に美貌を歪めて目で哀願する宏美を放っておいて、地下室を出る。
宏美を屈服させてプライドを剥ぎ取る興奮に、美雪の目は怪しく光っていた。
to be continued
>>35 宏じゃ男になっちゃいますね(藁
訂正どうもです。
>>36 dat落ちがトラウマになっているんで連日のupで、自然と量も少なめに
なってました。
これからは週2−3回くらいで、できれば一度の量も
増やせればいいかと思います。
(連夜のupよりもその方が楽なんで)
しばらくdat落ちもないでしょうし。
>これからは週2−3回くらいで、できれば一度の量も
>増やせればいいかと思います。
いつも乙です。無理はしないでね。
ところで、アヌス責めのリクはスルーなのかな(T.T)
今夜の保全です。
>39
今回はすみませんが、前と後ろの穴を同時に責めるのはかなり強力で、
いつか使いたいアイディアですね。
小一時間ほども経っただろうか、帰宅した明日香と共に美雪は地下室に向かう。
「宏美さんの友達に会ったので、体調が悪いのでしばらく休むと言って置きました」
明日香が言う。美雪が見るところ、明日香は宏美に制圧されていた頃のおどおどした
ところが無くなり、毅然としているのだが、なんだか物憂げな風にも見える。
「しばらくは宏美さんは外に出られないからね。それとお見舞いもお断りしたら
もっと良かったけど」
「それは言っておきました。頭痛が酷いから、お見舞いに来られると困ると
宏美さんが言っていたと」
「上出来よ、さすがは明日香ちゃんね」
気まぐれでわがままな宏美が、頭痛が酷いから来ないでくれと言うのだ。
それを押してお見舞いに来る者などまずいないだろう。美雪は明日香の機転を
讃える意味でポンと背中を叩く。
「宏美さんの様子はどうですか?」
明日香の問いに、美雪は意味深な笑みで答える。
「行けばわかるわよ。あの娘って凄いスケベなのがよく分かるわ。
宏美さんに比べたら、ホント明日香ちゃんなんて可愛いものよ」
美雪の言っていることがわからないままに地下室の扉を開けると、粗末な
パイプベッドの上で、全裸の宏美が喘いでいるのを見て、目を丸くする。
宏美が高貴な美貌を朱に染めて額に汗を浮かべてウンウンと呻いており、
こともあろうか片足をベッドの外に投げ出してベッドの頭の方を跨るような
体勢になり、ベッドのパイプに股間をグイグイこすり付けていた。
明日香から見ても、明らかに性器を摩擦して興奮しているのがわかるのだが、
宏美にしたら股間に流し込まれたとろろ汁の刺激にたまらなくなり、
否応なく股間をベッドのパイプにこすり付けて、痒みに耐えていたのだ。
少しでもとろろの侵食を防ごうと、後ろ手の体勢で苦労して黒いパンティを
脱ぎ、股間をシーツに押し付けて拭おうとしたのだが、すでに粘膜に
とろろが絡みつき、痒みに悲鳴を上げていた。
当初はたまらずに指で攪拌していたのだが、さすがに無理な体勢で股間を
掻くのは疲れてしまっていたと言うこともあり、方足を投げ出してパイプに
またがる形で股間をなすりつけていたのだ。宏美のようなお嬢様が自分から
ベッドのパイプに股間を擦り付けているというのは、なんとも異様で、
乱れたロングの黒髪が一層凄艶さを増して見える。
宏美もあっけにとられている明日香に気がつくと、動きを止めて伏目がちになる。
いつもの気の強さがありありの視線と違い、なんだか気弱さを滲ませる
宏美の目を見ると、これまでは萎縮していた相手と言うのに、
明日香は余裕すら感じてしまう。
「あれ、宏美お嬢様、一体なにをしてるんですか?」
わざとらしく丁寧に訪ねる明日香に、宏美はパイプにまたがるのをやめて
ベッドの上に尻をつく。
明日香の前で恥を掻かされようが、もうどうでも良かった。この辛い
掻痒地獄から逃れられるのなら、と宏美は命じられていたことを口に出す。
「そこに、黒いモノがあるでしょ? そう、足元に転がっている黒いのを。
それを私に入れて欲しいの。明日香ちゃんの手で。お願い」
明日香が足元を見ると、黒光りする細長いものが転がっている。
手に取ろうと屈んで、処女の明日香もさすがにそれが何か気がついた。
「お願い、早く入れて欲しいの。早くして…」
そう言うと宏美はやはり屈辱で、思わず顔を背けてしまう。しかしこの粘膜を
爛れさせ火照らせる拷問には耐えられない。今は思い切り、恥ずかしい
部分の粘膜を攪拌して欲しいとの、必死の想いだった。
どうしたものかとバイブを手にしたまま戸惑う明日香に、美雪がそっとささやく。
「入れてあげなさいよ。明日香ちゃんはお手伝いさんなんだから、
宏美お嬢様の言う通りしないとね」
美雪に言われて、明日香はベッドに近づく。全裸の宏美がベッドの上で
切なそうな目を向けている。
どれどれ、と美雪が宏美の股間を除きこもうとし、宏美は一瞬堅く膝を
合わせるものの美雪に手を掛けられると、なんなく脚を開かされてしまう。
美雪のしなやかな指が、宏美の爛れた粘膜や周辺を弄り、膣に侵入する。
その指を引き上げると、ねっとりと愛液が鈍い光を帯びていた。
to be continued
この板のスレ主の方々へお知らせ。
出来ましたらスレを立てた時に下記のスレまで告知していただけると助かるそうです。
簡単な一行紹介(例えば、「エロ小説スレ」とか)と共に。
http://tmp2.2ch.net/test/read.cgi/mog2/1074696835/l50
今日はいっぱいだ。
やったー
47 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/17 01:51
「こんなに濡れているんじゃ、もう欲しくて欲しくてたまらないって感じね。
さ、明日香ちゃん、入れてあげなさい」
言われた明日香は手にしたバイブのスイッチを入れると、その黒光りするバイブが
ウイーンと唸りを挙げて首を振り、思わず床にバイブを落してしまう。
「あら、驚いたの? スイッチ入れるのは挿入してからのほうがいいわね。
まず、そっと押し込んでいくのよ」
美雪が明日香に再びバイブを持たせて、挿入する介添えまでしてやる。
宏美の艶やかな恥毛の下はすでにパックリと口を開けて、まるで毒々しい花が
咲いたような妖艶さであり、粘膜は赤く充血して、おびただしい量の半透明の
液体が分泌されている。
美雪が興味深そうに宏美の性器を眺めていると、宏美の方はたまらず
「お願い、早く…」
と哀願するのだ。
48 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/17 01:54
無論痒みから逃れたい一心の宏美の哀訴であったが、美雪はわざと
「本当にスケベなんだから、宏美さんて。あなたの下着って
いつもいやらしい汁のせいで汚れていたわね」
とからかい、バイブを握る明日香に指図して、そっと挿入させていく。
「大丈夫よ、これだけ濡れていれば、受け入れ態勢は整っているから。
でも急いで入れたら駄目、少しずつ、少しずつね」
明日香はバイブを宏美の膣に、ゆっくりと沈めていく。粘膜の抵抗がある
たびに、少し戻してはまた差し込む繰り返しで、段々とバイブが埋められていき、
宏美の顔に苦痛に変わり、次第になんとも癒やされるような表情が浮かんでくる。
無論耐えがたかった痒みを癒やされる心地よさからであるが、そんな事情を
知らない明日香にとっては、宏美がバイブで快楽を感じているのだと
受け取っていた。
フン、と軽蔑するような顔で明日香はどんどんバイブを挿入し、
ついにそれがほとんど埋め込まれたとき、美雪が口を出した。
49 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/17 01:55
「スイッチを入れようかしら。宏美さん、どう?」
おびただしいとろろで爛れたようになっている粘膜を、
掻き毟りたいくらいの宏美だ。
「スイッチを入れて、お願い…」
と切なそうに呻き、その言葉で明日香がスイッチを入れると、宏美の
膣の中でバイブが躍動し始めて宏美を一層責めだし、バイブの途中から
出ている小枝が膨張したクリトリスを刺激する。たまらず宏美の裸体が
ビクンと、まるで釣り上げられた魚のようにベッドの上で悶え、跳ねる。
50 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/17 01:56
明日香は無表情で、嫌悪感すら浮かべながらバイブの操作をしている。
美雪の指示に従い、こまめにバイブを出し入れしていた。
美雪はと言うと、デジカメで宏美の悶え狂う様を撮影していたが、何度か
宏美を昇りつめさせた後、デジカメを放り出すと宏美の上体を起こさせて
その背後から、ゆっくりと宏美の大きく張りのある乳房に手を掛けていた。
「本当にいいおっぱいね。Fカップもあって重量感が気持ちいいわ。
それに吸いつくような肌触り。これまで何人の男に触らせてきたのかしら」
そっとささやきながら、宏美の大きな美乳をおもちゃにしている。
「初めて会ったときは、まだ高校に入ったばかりだったわね。
初対面で敵意のある目で見つめてきて、ゾッとしたわよ」
となおも乳房を揉みくちゃにしながらささやく美雪だ。
51 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/17 01:58
そして女二人掛かりで責められている宏美はと言うと、目をトロンとさせて
息を荒げ、明日香と美雪にすべてを委ねている。それどころか、自分から
クネクネ腰を動かしてバイブの刺激を楽しんだりとの媚態までみせていた。
もう痒みを癒やすためなのか、性的刺激を求めているのか責め手の美雪も
判断しかねるくらいだ。
白い裸体をほんのりとピンク色に染めながら、なんども繰り返し
昇りつめる、そのたびに
「ああ…駄目、もう許して…イカされちゃう」
と切ない声を上げていた。そんな宏美の背後から、乳房を揉みながら美雪が話掛ける。
「このおっぱい、ずいぶん成長したわね。初めて会ったときは何カップだったの?」
「はい…初めてお会いした時はCカップくらいだったと思うわ」
と息も絶え絶えながら答える宏美。
「そう、今まで何人の男に揉まれてきたわけ?」
「5人かしら…いえ、もっといたかも…」
これまでの宏美なら、そんな不躾な質問になど答えなかっただろうが、
今は言うなりになっていた。
to be continued
52 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/05/17 08:39
イイヨ(・∀・)イイヨー
今夜の保全。
明日にはUP出来るかな。
54 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/20 01:24
「5人って言うことはないでしょ? もっといたでしょうに。さあ、
お義母さまには素直になるのよ」
「ああ…はい、もっといました、アッ…」
「淫乱なあなたですもの、そうでしょうね。フフッ…自分でも揉み揉みしちゃって
たんじゃないの? 正直にお答えなさい。初めてのオナニーはいつかしら」
「オナニーだなんて、そんな…」
切なそうに細い眉を歪める宏美を明日香のバイブが容赦なく責めたて、たまらず宏美は
「ウッ…ちゅ、中学生のころ、かしら。アアッ、また…もうやめて…」
とその形のいい唇からよだれを一筋垂らして、体を硬直させてから力を失い、
背後の美雪にもたれてしまう。
55 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/20 01:25
明日香がどうしようかと美雪を窺う。美雪の指図でもうなんども、宏美を
イカせていた明日香は、宏美の狂態に当てられたのか、頬が紅くなり、
聡明そうな額が汗ばんでいた。
美雪は今夜はこれまでと言う風に首を振り、宏美の裸体を静かにベッドに寝かせて
「じゃあ私は食事の支度をするわ。明日香ちゃんは宏美さんの後始末をしてあげてね」
と指図して部屋を出る。
我に帰った宏美は、濡れタオルで自分の股間や乳房を念入りに拭い、
後始末をしている。その前にはメイド服姿の明日香が、なんとも冷たい
表情で立っている。
上目遣いで気弱そうに明日香を見る宏美は、すっかり以前の気高さを
失っているように見えた。
56 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/20 01:26
「軽蔑してるんでしょ、明日香ちゃん」
投げやりに言う宏美に、明日香がポーカーフェイスで答える。
「軽蔑なんてするわけがないですよ、お嬢様に対して」
「やめて、お嬢様だなんて、今の私は惨めで…」
「お嬢様とお呼びするようにとの、おば様の言い付けですから」
宏美は目を伏せる。お嬢様呼ばわりさせるのも、美雪の嫌がらせの一環
なのだろう。全裸で首輪を付けられた自分を、わざとお嬢様と呼ばせて
惨めな想いをさせたいのだろうと。
だが、宏美は明日香を味方につけようと一縷の想いを託してした。
裸の胸を両手で隠しながら、明日香に問いかける。
「明日香ちゃん…弟さんは元気?」
「ええ、元気ですけど」
57 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/20 01:27
何を言い出すのかと不審そうな明日香に
「弟さんも成績がいいそうね。どこに進学するのかしら」
「本人は東京の私大に行きたいみたいですが、お金の問題で、
地元の国立に行くことになりそうです」
よし、乗ってきたと宏美は話し続ける。
「三田大に入れる位の学力はあるの?」
「先日の模試でB判定だったそうですから、入れないことはないかと…」
「学力は問題ないのね」
「ええ、絶対と言う保証はないですが」
「お金が問題ってわけね」
ここで深呼吸してから、宏美は切り出した。
「私が出してあげようか、弟さんの分」
訝しげな明日香に、宏美は言う。
58 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/20 01:28
「ね、そうしよう。せっかく三田大に入れそうなのに勿体無いよ…」
「どうして、そんなことを言うんですか?」
「別に他意はないわ。その代わり、お願いがあるの。私をここから出して
くれるか、外と連絡を付けて欲しいの。私が出られたら、明日香ちゃんの
恩は忘れないし、御礼として弟さんの学費や…」
「また、お金に物を言わせるんですか?」
宏美を遮る冷ややかな明日香の対応に、宏美は言葉を失った。明らかに
明日香は不快げな風情である。
「私が合宿でパンツ泥棒の濡れ衣を着せられたときも、そうでしたよね。
和葉ちゃんは大岡捌きだなんて感動していたけど、お金で江都子先輩を
黙らせただけじゃないですか」
ちゃんとこちらの目を見ながら言う明日香の凛とした態度に、宏美は気おされる。
自分の機嫌一つでどうにでも自由に出来ていた明日香とは、全く別人なのだ。
59 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/20 01:28
明日香は優しげながらも、本来は芯が強い娘なのだろうと今さらながらに思わされる。
宏美は明日香の買収に失敗したことを悟り、力なく俯いてしまう。
そこに美雪がトレイを持って現れた。
「夕食よ、どうぞ召し上がれ」
言われて、トレイが置かれたちゃぶ台まで行くと、美雪が手錠を外してくれた。
箸を取って味噌汁のお椀を取り上げるが、いきなり美雪に手の甲を叩かれた。
「駄目でしょ、何か忘れてない?」
叩かれた手を引っ込め、え…、と宏美は考える。何か意地悪な趣向でも
用意されているのかと不安がよぎるが、明日香をみると無言で口を動かして、
何か伝えようとしているようだ。
その口の動きにハッとした宏美は、箸をおいて
「いただきます」
と言うと、美雪が満足そうに頷く
60 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/20 01:29
「そう、それでいいのよ。初めてね、ちゃんといただきますを言ってくれたのは。
これまでは無言で食べ始めて、美味いのまずいの辛いの甘いのと、好き勝手
放題だったから」
美雪の揶揄に一端は箸が止まるが
「あら、ごめんなさい。遠慮しないでお食べなさい。お口に合うかどうか
わからないけど」
と美雪にまたも嫌味混じりに勧められ、宏美は食事を進める。
メニューは鳥肉と根菜類とこんにゃくの煮物がどんぶりに大盛りで、
他に大根と玉ねぎの味噌汁、沢庵、デザートとしてヨーグルトが用意されていた。
いつもの夕食よりは質素な感じだが、丁寧に調理されていることは判る。
味わう余裕などないが、それでもけしてまずい物ではなかった。いや、
地下室などでなく日常の中での食事なら、十分に美味しく味わえたであろう。
61 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/20 01:30
食事を終えると、宏美はおずおずと
「ご馳走様でした」
と美雪に挨拶をすると、美雪はわざとらしくかしこまった行儀で頭を下げ
「どういたしまして、お嬢様のお口に合いましたかしら?」
とからかうのだ。
食事を終えると、美雪は床に数冊の本を投げて寄越した。
「暇ならそれでも読んでおいて。それじゃお休みなさい」
と言うと、扉に鍵を掛けて出て行った。
なんだろうと宏美が床から本を拾い上げると、ポルノ小説の類であった。
屈辱に手にした本を力なく床に投げつけ、全裸のままベッドの上で、
シーツに包まり殺風景な地下室を見回すと、床に黒く丸い痕を見つける。
ピアノを置いていた脚の痕だろうか。
62 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/20 01:31
(ママはここでピアノを弾いていたんだよね)
小学生の頃に亡くなった、宏美の実母だ。優しい笑顔と、甘い匂いが記憶に残っている。
(ママ、助けてよ…)
首輪を付けられた全裸という惨めな姿で、一人宏美は涙を流していたが、気を取り直す。
以前受けた講義、刑事訴訟法だったかの講義の中で、講師がした雑談を思い出す。
『殺傷事件の被害者ですが、滅多突きにされてもまだ息をしている被害者は、
生きようという執念が強い人だそうですね。逆にあきらめる被害者は、
あっさりと亡くなったりするそうですが…』
その言葉を思い出し、自分を励ます。
「大丈夫だよね。まだ私は負けない、負けないわ。とろろだなんて卑劣な
真似でやられちゃったけど、でも負けないから…美雪、それと明日香、
絶対に最後は私が勝つ」
63 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/20 01:34
貴族的なハーフと見間違えんばかりの美貌、抜群のスタイル、ずっとトップクラスの
成績で、今は名門大学の3年生と、ずっと勝ち組だった宏美は一人つぶやく。
自分には敗者は似合わないはず。地下室で全裸で拘束されて、いいようにおもちゃに
されているなど本当ならありえない。
「諦めない。参った振りをしてるだけ。頑張れ、宏美。頑張れるよね…
私、負けないよね…」
だが、なんとなく心の中に暗雲が立ち込め、言い知れぬ不安が襲う。
自分を鼓舞しながらも、明日は美雪がどう出てくるんだろうとの
不安に苛まれる宏美だった。
to be continued
宏美さんを文学部から法学部に設定変えよう(どうでもいいかも知れませんが)
(*´д`*)ちきしょう!アタイは明日香が嫌いなんだうがーっ!
また明日香いじめられないかなぁ(´・ω・`)
続きをかなり期待っ☆
487 名前:みなみ子 ◆373wchXXVk :04/05/20 02:09
好きとか嫌いとかじゃないんだよ。
どうでもいいつまらないことを書くなって言いたいの。
最近色んなスレでどうでもいいことをぐだぐだ書き込んでるし。
うざすぎてむかついてる。んな事言われたって気にしないだろうけど。
前に言った時もそうで逆に粘着がすごかったし。
66 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/22 01:41
「宏美さんが二人きりの時になにか言わなかった?」
夕食後のお茶を飲みながら、美雪が明日香に聞く。
少し置いて明日香が答えた。
「いえ…なにも」
「あらそう、意外ね。てっきり弟さんの学費の負担をネタにして、明日香ちゃんを
味方に引き込もうとするかと思っていたのに」
黙りこくったままの明日香に、美雪は続ける。
「いいわね。宏美さんの話なんて当てにならないんだから。もし美味い話を出されて、
明日香ちゃんが宏美さんのために手を貸しても、自由になった宏美さんがあなたの
弟さんにお金を出してくれると思う? わがままなあの娘が律儀に約束を守る
わけがないわ。いえ、約束した時は本当に守るつもりでも、
いざ自分が自由になれば、約束は反故する。そういう娘よ」
67 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/22 01:42
黙ったまま、お茶を口にする明日香に、美雪は続ける。
「弟さんの学費は私が責任を持って出すわ。三田大でもどこでも保障します。
だから安心してね。少なくとも私は、約束を守るわよ」
明日香を調教しながらも、けして言うことを違えなかった美雪である。
いいようにいたぶられた宏美とは信頼が違った。それでも遠慮がちな明日香。
「ありがとうございます、おば様。でも弟なら地元の国立でもいいと…」
「遠慮しないで。弟さんが可愛くないの? それとも自分だけ三田大に
入れればいいって言う身勝手な娘じゃないわよね、明日香ちゃん」
そして立ち上がると、柔和な笑みを浮かべて
「良ければこれから、一緒にビデオでも見ない」
と誘う。
68 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/22 01:43
顔を硬くした明日香は
「イヤらしいのですか?」
と聞くが、美雪が大笑いし
「考えすぎよ。ミュージカルよ、とても面白いの。一緒に見ましょう」
と言うと、明日香もホッとした風情で
「じゃあ喜んで」
と応じる。
「とても楽しめる映画よ。明日香ちゃんはコーヒー淹れて、棚にある
エクレアを持っていらっしゃい」
と言いながら、美雪は応接間に急ぎ、チッと舌打ちするとセットしてあった
裏ビデオを取り出して、レンタル店で借りておいた、ミュージカルの名作と
言われるビデオを挿入する。
(一緒に裏ビデオを見ようかと思ったのに。宏美さんのイヤらしい姿を見て
欲情しているかと思ったら、潔癖なのね。でもそんな明日香ちゃんも好きよ)
ソファにもたれる美雪の耳に、明日香のスリッパの音が近づく。
69 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/22 01:44
(まあいいわ、一緒に映画を楽しむとしましょうか)
美雪はリモコンのスイッチを入れた。
「おば様、コーヒーにはお砂糖は?」
愛くるしい明日香の声に、
「ブラックで頂くわ」
と言うと、映画が始まった画面を見ながら密かにほくそえむ。
(宏美さん、とろろ責めで心が折れたかしら。それなら楽だけど…
それともまだ頑張る?でもどのみち明日の朝には、ウフフ)
美雪の考えた献立が、明日の宏美の崩壊を招くはずだ。しかしそんなことは
おくびに出さず、明日香を隣に座らせて
「さ、始まったわ」
と、香ばしい淹れたてのコーヒーに口をつけた。
70 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/22 01:46
翌朝、明日香は一人で地下室に向かっていた。
美雪から、地下室の便器の始末を頼まれたからなのだが、意味深に笑う美雪に
「きっと面白い物が見られるわ」
と言われたことが引っかかる。
なんだろうと鍵を開けて地下室に入ると、宏美がベッドの上でこちらに
背中を向けていた。ヒクヒクとうごめき、なんだか泣いているようだ。
不審に思いながらも明日香は近づき、床に置いてある便器を見てハッとした。
大量のトイレットペーパーで一面覆われていて中身が見えなくなっていて、
異臭が漂っている。
あ、これは、と明日香も事情を悟った。何も言わずに便器を持つと、
異臭にさすがに顔をそむけて持ち去ろうとする明日香に、
宏美が泣きながら声を掛ける。
71 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/22 01:46
「明日香ちゃん…お願い、中を見ないで…お願いだから」
震える泣き声で哀願されて、明日香は
「例え見ろと言われても、こっちも見たくないですよ」
と応じると、地下室を出る。
自分が以前監禁されていたときは、夜中のみだったので、便意を催しても
なんとか耐えることが出来た。尿を見られるのも嫌だったが、さすがに
便まで見られたら生きていく自信が無いほどの屈辱であり、それだけは
避けていたので、宏美の辛い気持ちは痛いほどわかる。
早く始末しなくちゃと思う明日香が階段を掛け上がると、そこには美雪が待っていた。
鼻に手をやりながら便器を眺め、
「予想通りね。昨夜はわざと繊維質が多目の献立にしておいたの。
たくさんのトイレットペーパーで隠そうだなんていじらしいわね」
と言うと、手を出して明日香から便器を受け取ろうとする。
72 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/22 01:48
「後は私に任せて。明日香ちゃんはご飯を食べて学校に行かなきゃね。
でも宏美さんのような人でも、こんな臭い物を出すなんてなんだか滑稽よね」
「でも、これを始末しなくちゃ…」
明日香が言う。美雪に便器を渡したら、それをネタにして宏美を苛むことは
判っていた。先ほどの、宏美の振り絞るような哀訴と、惨めに震える縮こまった
裸体を見ると、いじめられていた相手とはいえ不憫でならない明日香だったが
「いいから渡しなさい」
と美雪に再度言われてはどうしようもなく、便器を渡す。
73 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/22 01:53
「さ、早く行きなさい。後片付けは私がやるから」
「おば様…」
「納豆とお味噌汁と焼き魚を用意してあるから、さ、早く」
美雪にせかされる明日香は、便器を抱えて地下室に降りる美雪の背中を、
不安そうに見つめる。
(おば様、それは酷いよ)
しかし明日香には何の権力もない。楽しそうに階段を降りる美雪に、
胸が痛くなっていた。
to be continued
>>64 箱乗りの話は背筋が寒くなりましたよ。
明日香さん嫌いですか?
前スレの最初の方でも「明日香が苛められても可哀想に思えない」
と言う書き込みがあって、自分の意図と違う感想を持たれてしまってる
みたいなんですが、意外だったりします。
この辺、思うところを何でも良いから書いてくれると助かります。
(玉春さん以外の方もどうぞ)
>この辺、思うところを何でも良いから書いてくれると助かります。
人の嗜好はさまざまだから、としかいえないけれど・・・
宏美は、驕慢なお嬢様。明日香は世間知らずの田舎者。
と思えば、ほとんどの「S」は、宏美を責める方が萌でしょう。
「S」の醍醐味は、光り輝いている女を屈服させて堕とすことだから。
でも、実際には、女性と話しすることも怖いと思っている男もいる。
でもいたずらしてみたい。
それでしょうがなくて、幼女に手を出してしてしまう。
こういうタイプなら、激しい宏美より、明日香を責める方が萌えなんじゃないのかな。
義姉に責められているシンデレラなんて、ただのいじめ物語にしか思えないけれど、
いじめと、SMをごっちゃにしているヤツがいることも確かだと思うよ。
もちろん、あくまで「エロ風味のある一般小説」と言い張るのなら、
いじめ小説にしちゃってもなんの問題もないと思う。
どちらをとるのかは、1の好きにして。
ょぅι゛ょ
>>74 改めて思った。
そうか、これはSM小説じゃないのか!
>あくまで「エロ風味のある一般小説」
だったら、萌えなくてもOKだな。そうなったら多分読まないけど。
77 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/05/24 01:14
美雪は便器を持つと、そっと忍び足で階段を降り、地下室のドアを開けると宏美が
シーツに包まって、無残に泣き崩れているのが見えた。
(相当、衝撃だったみたいね…)
昨夜、恐れていた排泄欲求が高まり、ついに耐えかねて宏美は大をしてしまっていた。
朝になり自分の中から出た物を見られるのが怖く、一晩中寝ることも出来ずに
その瞬間を恐れおののいていたのだ。美雪には決して見られたくなかったが、
明日香が一人で現れて、しかも自分の苦衷を察してくれたように便器を
持ち去ってくれたことは有難かった。
(良かった、来たのが明日香ちゃん一人で…)
明日香の様子からすると、美雪に内緒で便器を始末してくれそうだと、
少し気が楽になる宏美だったが、そのつかの間の安堵はすぐに破られた。
78 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/24 01:15
「盛大にやってくれたわね、宏美さん」
音もなく近づいていた美雪が声を掛け、宏美はビクッと裸体を震わせて振り返った。
「キャーッ、嫌、嫌ァー」
地下室に宏美の絶叫が響いた。美雪がなんともイヤらしい笑みを浮かべて
立っており、ついさっき明日香が持ち去ったはずの便器を前に抱えていた。
一旦は助かったと思っていた宏美にとって、美雪が便器を持ってきたことは
衝撃だった。これなら最初から、美雪がからかいに来てくれた方がまだ気が
楽だったが、無論それも美雪の計算したことだった。一度は安心させて
突き落す、その愉悦が今まさに味わえるのだ。
「ほら、あなたのお腹から出たものよ。どうしてたくさんの
トイレットペーパーで隠すのよ、資源の無駄遣いしちゃって」
わざと便器を近づけると、宏美は壁に身を寄せて震え、美雪はさらに
近づいて自分もベッドの上に乗り、便器を差し出す。
79 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/24 01:19
「見なさい、これがあなたの中から出たのよ。いくら外面を磨いても、
あなたはこんなものを捻り出す、他の娘となんら変わりない存在なの。
それを認めなきゃ」
勢いで迫る美雪に、宏美は耳を塞ぎ、イヤイヤと顔を左右に振る、
お嬢様の惨めな姿に一層美雪の嗜虐性が高ぶる。
「これをどうしようかしら。乾かして色を塗って飾ったら、いい置物に
なるかも。啓太郎さんが手に取って、これは何の置物だろうとしげしげと
眺めちゃったりして…」
「言わないで、そんなおかしなことをしないで、お願い」
耳を塞ぐ宏美をさらに追い詰める。
「キャンパスに持って行ったら売れるかしら。あの成瀬宏美のウンチの
オブジェと知ったら、物好きが高値をつけそうね。このアイディア、
どうかしら? あ、そうそう、これからあなたの食費はウンチのオブジェの
オークションで賄うことにしましょうか。食費をウンチで賄うなんて、
まさにリサイクルね」
80 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/24 01:20
悦に入り、流れる水のようにしゃべる美雪に、宏美はついにシーツに顔を
埋めて、やめて、やめてと哀願する。
征服感に満たされた美雪は、便器のトイレットペーパーを摘んでは取り分け、
中身を露出させ、宏美に見るように強要した。
「さ、見なさい。見ないといつまでもここに置くわよ」
髪を掴まれて起こされた宏美は、おずおずと顔を上げて、中を見させられ、
再び慟哭した。
ひとしきり宏美に泣きじゃくらせてから、やや経って美雪はそっと宏美の
髪を撫でてやり
「恥ずかしがることはないのよ、宏美さん。誰でもすることじゃない。
じゃあ朝食にしましょうか」
81 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/24 01:29
と優しげに声を掛けると、宏美は顔を上げて
「美雪さん、お願いですからさっき言ったような、恐ろしいことはしないで」
と訴える。その黒い瞳を見つめて、美雪はニコッと笑い
「安心してよ。じゃあご飯にしましょうか」
と言い、便器を持って立ち上がる。ついに宏美の精神を砕いた手ごたえを
感じ、その満足感に笑みがこぼれるのだ。
(もう一押し、駄目押しを。鉄は熱いうちに…)
撃つべしね、と美雪はそっとつぶやく。
to be continued
>>74 宏美さんが責められるのが萌えと言うのはわかります。
明日香さんの話ですが、前スレでも「宏美に感情移入している」という
レスがあり、明日香に感情移入できないのかなと、ふと疑問に感じたので。
>あくまで「エロ風味のある一般小説」
これは、この板のローカルルール唯一の項目を適用されると
「ピンク鯖に行け」と言われてしまうので、それを防ぐためのおまじない
のようなものなんで、深く考えないでください。
この板でやる以上「エロ小説だ!」と言い切れないだけです。
乙
>そうそう、これからあなたの食費はウンチのオブジェの
>オークションで賄うことにしましょうか。
すげえ、こんな脅し、今まで読んだことない。
(*´д`*)〜明日香を嫌いな理由〜
まず、主人公が宏美なので宏美に感情移入しやすい。
その上で女の感覚からすると、明日香みたいなやつはウザイ。
宏美は、綺麗になるために努力したり、イライラしたら義母にあたったり
人間味があるけど、明日香ははじめから いい子すぎて
欠点がないと共感できないのらー
だいたいさ、宏美が好きなの知ってて隠れてつきあうなんて
いじめられて当然でしょ。ましてや居候だよ?
それを さも自分には悪いとこなくて被害者みたいな面しやがってぇぇヽ(`Д´)ノ
と、こんな感じで思うぐらい読み込んで楽しみにしとりまっすー(o^∇^o)ノ
487 名前:みなみ子 ◆373wchXXVk :04/05/20 02:09
どうでもいいつまらないことを書くなって言いたいの。
最近色んなスレでどうでもいいことをぐだぐだ書き込んでるし。
うざすぎてむかついてる。んな事言われたって気にしないだろうけど。
>いじめられて当然でしょ。ましてや居候だよ?
こいつが一番嫌い(w
消えろ
確かに
吊りにしても
>>83は痛すぎ
ただ、83が望んでいるのは
「いじめ小説」だというのは判明
87 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/05/25 23:39
おやおや
このスレが荒れるのも珍しい。
少し落ち着け
>女の感覚からすると、明日香みたいなやつはウザイ。
玉春は女だぞ。
女と男じゃ「萌え」の観点がちがうのは当たり前。
特に女は「いじめ」大好きだし。
玉春がいなければ面白いスレだったのに
僕の傷をこれ以上広げないで
お願い もう 僕に近づかないで
これ以上傷つきたくないんだ
もう忘れたい 何もかも
それで 助かりたいんだ 僕は
頼むよ 頼む うぅ あぁ〜
90 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/26 00:10
ちょっと待ってくれよ。
>>88 過去形すか?
>>85-86 感想を入れてくれた人を攻撃するのは止そう。
>>82 褒めてるのかな?
>>83 女性から見ると明日香タイプは気に触るだろうかとは思ってました。
これからも感想をよろしく。
>>87 そうですね、女性からの感想で気付かされることもあります。
初期の「桂子」(かなり文章が稚拙ですけど)で感想をくれた女性がいて、
「相手を性的に苛めたら、責め手も興奮して濡れていると思う」
「女の読者はクンニに弱いから…」
という、自分では気がつかなかった感想が有難く、参考になりましたね。
と馴れ合って見たところで、今夜も後でupしたいと思います。
∧田上∧
(@≧д≦)<荒々しく 毒々しく 描かれる人間模様
そんな世の中 渡っていけるかい?タノ〜
92 :
玉春 ◆PBaEQ1Nj0Y :04/05/26 00:31
なんでもいいから書いてくれって言われて1にむかってレスしたんだよボケ!
おまえらなんかにレスしてないわ!キモイ返信しないでくれる?
1に迷惑だと思わないの?この低能!
ろくな感想も書かないくせに批判だけはいっちょまえね。
俺にレスきてるなかな〜って楽しげにチェックしてるおまえを想像すると
吐き気通り越して悲しくなってくるわ
何より淋しいのは意見感想言えないくせにってやつね
あ!まあ、聞かれてないしね 笑
エロ部分だけ読んでオナニーしてろよ笑
さあさあ!なんてレスくれるのかな?笑
おまえからこの良スレ嵐に入ったの自覚しろよっつーか、なんか楽しい文章つくってみろって
暇なんだろ?
なに熱くなってるんだ?みなみと同じだなw
94 :
玉春 ◆PBaEQ1Nj0Y :04/05/26 00:36
いじめにやけに反応しちゃってね?
あのねー
私は1に感想と意見をのべてよりよい小説を書いてほしいわけよ
あれ?
ちょっとむずかしいかな?日本語。
簡単にいうと
何?何で?きも!なんでおまいが私にレスしてんの?
うわー・・・
ってやつです
必死w
思いっきりトリップ違うじゃないですか。
勘弁してくださーい。
宏美用の朝食をトレイに載せ、美雪はまた地下室に戻ると、宏美が上目遣いですがる
ような、恨むような目で、両手を交差させて乳房を隠していた。
気高い美貌の宏美のこのような惨めな姿に、美雪は一層心が弾むのだ。
「さ、おあがりなさい」
ちゃぶ台の上にトレイを置くと、宏美はベッドを降りてちゃぶ台の前に座る。
宏美が自由に動けるのはベッドとその周囲1メートルくらい、つまり首輪の長さの分だけだ。
大人しく正座して箸を取り、味噌汁の椀を取ろうとしてハッとすると、
「いただきます」
と小さい声で言い、それに美雪が答え
「どうぞおあがりなさい」
その言葉で宏美は再び箸を取り、食事を始める。焼き魚、納豆、漬物、味噌汁の
和風の朝食だが、あの忌まわしいとろろもどんぶり一杯に盛られていた。
「給仕をしてあげるわ、あなたの大好きなとろろよ」
美雪がご飯の上に、どんぶり一杯に用意されたとろろを少量掛けると、
宏美の顔が強張り箸を落しそうになる。
「とろろがお嫌い? 美味しいのに。好き嫌い言ってはいけませんよ」
美雪の柔和ながらも残酷さを秘めた笑みに、宏美は何も言えずにご飯茶碗を
見ていたが、思い切りとろろをすすると
「このとろろ美味しいわ。もっと戴けるかしら」
と美雪に頼む。
(ははぁ、とろろを食べつくす気ね)
美雪はとろろをよそってやりながら
「まだまだあるから遠慮しないで。山芋は繊維が豊富だからお通じが
良くなるって、有名な作家もエッセイで書いていたわ。なんならまた
摩り下ろして来ましょうか。山芋ならたくさんあるわよ」
と言うと、みるみるうちに宏美の顔が曇っていく。
∧田上∧
(@≧д≦)<とろろいものように僕の心 タノ〜
目の前のとろろを食べ尽くすのも無駄と悟ったのか、お通じがよくなるという
ことでまた排便を催すのを恐れたのか、その後はとろろのお代わりを頼むこと
も無く、宏美の朝食が終わった。
「ご馳走様…でした」
食後の挨拶をする宏美に、美雪は
「じゃあ朝の運動をしましょうか。昨日のように犬のお散歩にする?」
と言い出し、宏美は整えた眉をひそめて無言で、イヤイヤと言う風に首を振った。
「しょうがないわねえ。なら筋力トレーニングでもしましょうか。さ、ベッドの上に乗って」
意図がわからないままに宏美はベッドに上がると、美雪は
「仰向けで、大の字になりなさい」
と命じる。不安を感じる宏美は、裸の胸と股間を隠しながら
「え?」
と聞き返すが、
「宏美さん。私の言ったことが聞こえなかったならもう一度言うわ。仰向けで
大の字になるの。それとも私の声が聞こえていたのに、従うのが嫌っていう
のかしら。それなら…」
と、美雪はトレイの、とろろが残ったどんぶりに目をやり、宏美にまた視線を
戻すと、宏美はすぐに言う通りに、白いシーツの上で仰向けになる。
とろろ責めの恐怖が昨日で身に染みていたのだ。
よろしいとばかりに美雪は頷くと、両手足を伸ばすように指示し、ためらう
宏美も結局は言うなりになるのだった。
美雪もベッドに上がり、宏美の胸の上にのしかかると、宏美の美乳がつぶれる
格好になり、呼吸が苦しいこともあって宏美がむせぶ。
その隙に美雪は、隠し持っていた紐を宏美の右手首に巻きつけ、
端をベッドのパイプに結びつける。
「何をするんです、美雪さん」
恐怖に怯える宏美に、美雪が言う。
∧田上∧
(@≧д≦)<ヘルプミータノ〜
「大人しくしなさい。とろろはもう嫌でしょ? 買ってある山芋を全部摩って、
あなたの体に掛け回してもいいのよ」
その言葉に、宏美は不安げに眉をひそめながらも
「本当にとろろだけは止めて下さい。お願いです」
と訴え、その哀れさに美雪は一層官能が刺激されながら、左手首、ついで左右の
足首と紐でくくり、ベッドのパイプと結んでいく。
まるで標本にされた美しい蝶とでもいうべきか、宏美は大の字で全裸で
パイプベッドにくくりつけられた姿を晒していた。
それをじっくりと鑑賞する美雪は、宏美の乳房を掴んだり、恥毛を摘んだり、
太股を撫でたりと好き勝手に触っては感想を漏らし、宏美の屈辱と羞恥を楽しむと、
宏美の両乳房に狙いを定めて重点的に愛撫する。
揉んだり、乳首を摘んだりと責め、宏美が息を荒げる頃にそっと片手を股間に
這わせると、やはり淫らな液が染み出していた。
to be continued
>褒めてるのかな?
もちろん、本気で誉めていますよ。
これからも頑張ってね。
105 :
玉春 ◆TAMA2d6Vzo :04/05/26 11:53
( ̄□ ̄;)アタイじゃなぁぁぁいぃぃっ
(´・ω・`)んもー このスレあれるのいやだからロムだけにするみょ
>>105 大丈夫だよ。トリップちがうのがバレバレだから・・・
意見はいっぱいあってもいいと思うよ。
ただ、昔から1は頑固だから読者のニーズに合わせて
話しの流れを変更させるということはないけれど
>>104 ええ、これからもよろしく。
褒めてもらえて嬉しいです。
>>105 あれは偽だって一目瞭然ですよ?
黙って読まれるより、遠慮しないで感想を思うがままに入れてもらえる方が
有難いですね。
>>106 そりゃあ「女同士の性的イジメ」がコンセプトですから、それから外れることは
ないかと。
「イジメ小説」か「エロ小説」かと聞かれて正直戸惑ったんですが、
自分の中ではそれは別物じゃなくてかなり重複してるものなんですよ。
明日香編の時はエロ描写がないイジメとかも出てきたのですが
それは自分にとってはエロチックな話なわけです。
今夜はupはないです。
それと来週は久々に出張があるので、その間の保守をお願いします。
そういえば
読者のニーズを取り入れたのって
かたくなにアンハッピーエンドを主張する1に対して
大ブーイングが起きた「玲子編」だけかも
「ウフッ、イヤらしいわね、成瀬宏美。でもあなたはまだ自分のことが
わかっていないと思うの」
美雪は股間に伸ばした手で、クリトリスを探ると指の腹で軽くタッチを繰り返し、
同時に宏美の乳首を口で吸っては離し、舌の先で転がすと、宏美の乳首が段々と
勃って来るのが判る。
「行くわよ、ここの筋力トレーニングの始まり、始まり」
床から昨夜使ったバイブを拾い上げ、宏美にかざして見せるとそっと膣の中に
めり込ませていく。
「嫌です、美雪さん、やめて…」
宏美が訴えるものの、昨日までとは違い弱弱しい声音で、手足を縛られているせい
とはいえ、そう目だった抵抗も見せない。確実に宏美の心が折れていた。
「いいわね、バイブを締め付けながら、これから私が言うことをよく聞くのよ。
この機会にあなたがどう言う存在か、はっきりさせてあげる」
バイブを押したり引いたりしながら徐々に押し込み、クリトリスを軽く連打して
悲鳴を上げさせながら、美雪は宏美の耳に何事か吹き込んで行く。
パイプベッドが軋み、宏美が喘いでいる。その秘裂には深々とバイブが打ち込まれて、
まるで宏美の魂に止めをさすために杭が打ちこまれている、とでもいう風である。
バイブが埋め込まれた肉は淫らにうごめいて、主の意思に反してバイブを
積極的に咥え込んで放すまいとしているようであり、その周辺には半透明の
蜜が溢れ出て、宏美が快楽に溺れさせられているのを如実に示していた。
まだスイッチを入れずに、美雪は手管だけで宏美を追い詰めている。
「あなたの得意な料理は何なの?」
バイブを操作しながら美雪が聞く。小まめに動かして宏美を追い詰めながら、
イク一歩手前で動きを止めたり、その盛り上がる乳房をこね回しては乳首を
ピンと弾いたりと、宏美を支配していた。
息も絶え絶えな宏美は
「お料理は…あまり得意じゃありません…ハムエッグとかスープ…くらいかしら」
ようやく答える。中学・高校の調理実習以外ではほとんど包丁を持たず、
手が荒れるからと台所仕事を厭う宏美である。
「得意な料理がハムエッグだなんて恥ずかしくないの? 結婚したら、
旦那様にコンビニ弁当や出前でも食べさせるつもりだったの?」
そうしてまたバイブをグイッと突き刺すと、愉悦に宏美は歯を食いしばるの
だが、つい呻きが漏れてしまう。
「裁縫はどうかしら。あなた自分で繕い物とかできるの? コートのボタンが
取れたといっては私に直させてろくに感謝もしないで。出来るけどしなかったの?
それとも不器用で出来ないわけ?」
美雪はバイブを少しずつ引いて行き、中ほど埋めたままで静止させる。
「それは、あの…出来ないことはないけれど…」
一息ついた風の宏美が答え、また美雪が問いかける。
「自分の衣服のボタンつけくらいどうしてやらなかったの?」
「私のやることじゃないっていうか…アアッ」
徐々に浅く引き抜いていたバイブを、美雪がその言葉に合わせてまた深々と突き入れて、
スイッチを入れると、バイブの頭部が凶悪に宏美を苛んでいく。
美雪はバイブを操作し、片方の手で宏美の乳房を潰すように掴むと、憎々しげに
「ろくに家事もしないし、勝手放題に振舞って何様のつもりだったの? 明日香ちゃん
の方が色々気がついて家事も嫌がらずにこなしてくれて、よほど役に立ってるわよ。
成瀬家で一番の役立たずは誰かしら?」
そう言うと、宏美の乳房から手を放してクリトリスに指を伸ばし、そっと指で擦ると、
すっかり充血したそれは、すぐに皮を脱ぎ捨てて起立する。
剥き出しになったクリトリスをそっと押したり、撫でたりとするたびに宏美は
たまらずヒィヒィ呻いて
「もう許してください、美雪さん」
と哀願するのだ。
「許して欲しかったら言いなさい。この家で一番の役立たずは誰?」
一人娘の自分が役立たずと言われる筋はないはずなのに、しかし気が狂いそうなほど
責められて、宏美はもうたまらず
「私です、私が一番の役立たずです」
と絶叫する。
「やっと自分のことがわかってきたみたいね。いい機会だからもっと自分を見つめ
なおして反省しなさい」
to be continued
>>108 俺と読者さん達との闘い、という側面もあるこのスレッドです。
自分の組み立てた筋で、果たして読者さん達を唸らせることが出来るかの
せめぎあいも、また一興。
ところで皆さんは、今回はどんなラストがいいと思ってますか?
29日に2ちゃんにアクセス出来なくなるかもって話で、ちょっと心配です。
どうなるのだろう。
http://dempa.2ch.net/prj/page/browser/ikan.html
乙、
宏美の精神がどんどん崩壊していく・・・
ただ、これはマジなのか演技なのか、演技だったら大逆転があるかも。
>俺と読者さん達との闘い、という側面もあるこのスレッドです。
禿同。
いくら読者の提案といっても、自分が気に入らなきゃ見向きもしない1と、何とか自分の好みのストーリーに持って行こうと説得を続ける読者。
はじめから読んでいるけれど、このスレは1も頑固だけど、読者も相当頑固だと思ったよ(w
ただその集大成だった「玲子編」のラストは傑作だったと思う。
>ところで皆さんは、今回はどんなラストがいいと思ってますか?
今回は悪い奴らが多いから、バッドエンドでいいかも。
このあと美雪に屈服したかに見えた宏美が大逆転して、美雪を奴隷に。
それで大団円と思ったところでどんでん返し、長期海外出張から帰ってきた啓太郎が連れてきたのが悪魔の女で、3人とも奴隷に・・・
ぐらいだったら、すげぇと思うけれど。
115 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/05/29 12:48
(´・ω・`)ホシュアゲ…
そうして、素直に認めたご褒美と言わんばかりにバイブを操作してはクリトリスを
小刻みに揺すりあげると、宏美の愛液はグショグショに流れ出る。
「ああ、美雪さん…」
四肢を結わえ付けられた裸体を軽く痙攣させながら、美雪のイヤらしい責めに宏美は
気を失いかけていた。
宏美は一度イカされた後も、バイブを抜いてもらえずに続けざまに責められている。
美雪がバイブを放しても、宏美の膣はギュッと握り締めてバイブを放さずにきつく巻きついている。
断続的に刺激されて喘ぐ宏美に、美雪が迫る。
「成瀬宏美は役立たず、でいいわね?」
「ああ、はい。私は役立たず、です」
「無駄飯食らいなのは誰?」
「私です、私が無駄飯食らいです」
「役立たずの無駄飯食らいが、ご飯を作ってもらったり下の世話までして
もらえて、どう思うの?」
「有難いです、美雪さん」
すっかり落魄した令嬢は、もう逆らいもせずに美雪の意のままに答える。
「その通りよ。なかなか物分りがいいじゃない。でも役立たずでもそれなりの
使い道はあるわ」
と言うと、美雪はスカートの下に手をやり、サッとシルクのパンティを脱いだ。
そのままベッドに上がると宏美の顔の上に後ろ向きに腰を降ろしてスカートを捲くり上げる。
「舐めなさい。嫌ならバイブを突っ込みっぱなしにして置いてあげる。
とろろを塗るのもいいかしら」
すぼまった尻穴と、肉が幾重にも捩れた美雪の女そのものの部分が目の前に
突きつけられて宏美は顔を背けてしまうが、肉体を嬲られ、美雪に幾度も
叱咤されるうちに頭がボーっとしてしまい、舌を這わせて行く。ムッとした
美雪のフェロモンがもろに鼻を突く。
「ああ、いいわ、宏美。もっと舐めまわして。そっとクリちゃんを弾いて…」
美雪の声が次第に陶酔した色を帯び始め、あそこは段々と濡れそぼって
嫌でも宏美は舌で淫らな液を味わう。
「ああ…素敵」
宏美の上に逆さに乗っかった前傾姿勢の美雪は、快楽をむさぼりながら自分の
豊満な熟れた乳房を片手で揉み、もう片手では宏美に突きたてているバイブを
握っては、不意に動かしたりと宏美を責めたてている。
たまらず宏美も、早く美雪をイカせてどいてもらい、バイブを抜いてもらおうと
舌での奉仕に熱をいれる。女同士、ツボは自然と心得ていた。
ビンビンとした先でクリトリスを弾かれ舐められる美雪は、
宏美に奉仕させていると言う効果も手伝ってか、急速に昇りつめていく。
「ああ、宏美さん、いいわ」
と言うと、ガクッと宏美のなだらかな上半身の上に雪崩かかるがそれでも
バイブを放さず、同時に宏美もまたしても絶頂に昇りつめた。
気を取り戻すと、美雪はベッドから降りてパンティは履かないままに身繕いを
して、四肢を繋がれたままの宏美に目をやる。宏美と言えばバイブを抜いて
もらえるかと思いきや、まだぶち込まれたままでまたしても呻き声を上げさせられていた。
「美雪さん、いい加減に抜いてください。このままだとおかしくなっちゃいそう」
最弱に調節されたバイブに小刻みに襲われて、必死に言う宏美に
「いいじゃない、おかしくなるのなら、それはそれで幸せかもよ」
いつものシレッとした令夫人の趣に戻った美雪が言う。その色白の頬が
ボウッと紅く染まっているのが、先ほどの快楽の名残を示していた。
「じゃあお昼にまた来るわね。おそばでいいかしら?」
「待ってください。抜いて、お願いです」
「まあそう慌てないでよ」
美雪は宏美の足首の紐を解き出した。やっと手足を解放されるのかと安堵する宏美だが、
美雪は床から先ほど脱いだパンティを拾い上げ、それを宏美の足首から通して、
また足首を紐で縛りベッドのパイプに括りつける。もう片方の足首からも
同じくパンティを通してはずり上げていき、宏美の腰を浮かせてパンティを
ぴったりと履かせ、足首を元通り括りつけた。
両手足を大の字にベッドに括りつけられて、バイブを深々と打ち込まれて
美雪のパンティを履かされた格好の宏美に美雪が笑う。
「これでバイブも抜き難くなったわね。じゃあお昼まで楽しんでね。
このまま入れっぱなしにしておいてあげる」
「待って」
呼び止める宏美に構わずにさっさと美雪は出ていった。
to be continued
>>114 ラストですが、大筋では決めているんですが、まだ流動的です。
玲子編のラスト、個人的にも気に入ってます。
バッドエンドにしようとした前に、実はハッピーエンドを考えて
いたんですが、今思うと実に陳腐な結末でした。
>>115 先日のは荒れたうちに入りませんから、いつでも感想なぞどうぞ。
乙!
>ラストですが、大筋では決めているんですが、まだ流動的です。
理由動的といっても、ラストの話が出るってことは、もうそろそろ終わりなのかな。
この程度の責めで終わっちゃうと宏美が広いんだったかどうかもわからなくなるから、
もう少し宏美を責めていて欲しいなぁ。
×広いん
○ヒロイン
_| ̄|○
地下室にウィーンと電動音が響いている。宏美は歯を食いしばり、拘束された両手を
握り締めながら迫るバイブの振動に身を蕩けさせていた。宏美の肉体はすっかり
敏感になり、もう何度もイカされていた。
もう耐えるそれどころか、逆に自分から腰を動かしてはバイブをより気持ちよく
くわえ込もうと身体が勝手にうねり、腰が淫らに動く。
(まだお昼にならないの…このままずっと入れられっぱなしにされたら…)
時間経過も掴めず、官能の波に呑まれていた宏美の耳に、微かに扉が開く音が聞こえた。
「お昼よ、宏美さん」
トレイを持った美雪である。とっくに昼は過ぎて午後3時になっていたのだが、
そんなことは言わないどころか、腕時計の時間をわざと正午に変える念の入れ様だ。
朝からずっとバイブを加えこまされていた宏美は、やっと救われるかとの思いに
瞳が潤んでしまう。それを見つけた美雪は、トレイを置くとベッドに乗り、宏美の
パンティをずらし、バイブを抜き出してやると、ねっとりと光るバイブと、
愛液があふれ出ている股間を見比べて
「凄いわね、こんなにびしょびしょになってる。何回もイッちゃったんでしょ?」
やっとバイブを抜かれて人心地ついた宏美は、またからかわれるのかと覚悟したが
「…でも良く頑張ったわね、偉いわ」
と、意外にも優しく労う美雪の言葉に、思わず
「ありがとうございます、美雪さん」
と言うと、ボロボロと涙を流してしまう。
手足を括りつけられていた紐も解かれ、自由になった手で昼食を摂ると、
美雪が今度は別の首輪を持ち出してきた。
なんだろと眉をひそめる宏美に
「もう少し鎖が長い首輪を用意したわ。3メートル位はあるから、少しは
自由に動けるでしょ…まぁこの地下室の中だけですけどね」
と美雪が言い、首輪を付け替えようと、宏美に近づく
まずは新しい首輪を嵌めて、そこから伸びる鎖の先を南京錠でベッドの脚に
繋ぎ、これまで嵌められていた首輪を外してやる。
「あらあら、かぶれちゃってるわね。明日香ちゃんが帰ってきたら
濡れタオルで拭いてあげるから、それまで待っててね」
首輪を付け替える美雪は、傍から見ると無防備そのものだ。腰にはちゃらちゃらと
地下室の鍵と、首輪の鍵をぶら下げている。もし宏美が美雪に襲い掛かり、
首でも締めて失神させてその隙に鍵を奪い取れば、この牢獄から脱出できるだろう。
美雪のワザと見せる隙だった。果たして宏美が襲い掛かってくるだろうか、
まだその気力があるかと試すため、ワザと宏美の身近で鍵をちらつかせ、
首輪の付け替え作業をしていた。
一見無防備でも、その神経は宏美の挙動に集中させており、宏美が襲い掛かって
きたらサッと避けて、首輪の鎖が届かない所まで退く算段であった。
監禁当初ならこんな隙を見せたら、必ずや宏美は膝蹴りでもしてうずくまる
美雪の首をそのしなやかな腕で締め付け、鍵を奪い取ったに違いない。
(さあ、宏美さんは来るかしら)
しかし宏美はベッドの上で、まるで飼い主にしかられたネコのようにしょぼくれて、
ただ黙って座っているだけだった。力なく片手で股間を隠し、俯いている
その目には精気が宿っていないようだ。
(宏美さんもここまで、ね。やっと心が折れたみたい)
そんな内心の計算を隠す美雪は、宏美に更なる強要をする。
「ちょっと、役立たずの無駄飯食らいさん」
え、と言う風に見上げる宏美だが
「はい、何でしょうか、美雪さん」
力なく答える宏美の返答が、なんとも痛快に感じられる美雪だ。
「これまでのことを反省してるの?」
美雪に鋭く問われると、宏美は目を逸らして
「反省しています。だからもう苛めないで下さい」
とか細い声で訴える。まるで震える子ウサギのようなその風情に、美雪の嗜虐心は高ぶる。
「反省してるって、口だけならなんとでも言えるわね。それなら、
頭でも丸めてもらおうかしら」
と宏美の艶のある黒髪を掴んで引っ張り上げると
「痛い、止めて下さい」
と泣きそうな声で訴える宏美。
「髪は女の命ですものね。でもこちらとしては反省してる証が欲しいの。
そうねえ、丸坊主が嫌なら…」
と美雪は、宏美が片手で隠している股間に目をむけると、その片手を掴んで、
恥毛を露出させた。
「いい毛並みね。ふんわりとやわらかく盛り上がって、それなりに縮れていて、
淫らでそれでいて上品なアンバランスな感じの毛ね。ここを剃るのなら、
あなたの反省を認めてもいいわ」
to be continued
>>121 ラストは伏線を張る関係上で今のうちから考えているだけで、まだまだ続きます。
月曜から金曜の夜まで留守にするので、みなさま保守お願いします。
剃毛キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
自分で剃るのか、美雪に剃られるのか、それともじらされて明日香にやられるのか。
わくわく。
129 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/05/31 16:24
では出かけます。
留守の間はよろしくお願いします。
130 :
グオボッチングアリオスカヤ:04/05/31 16:26
あっそ
hoshu
(*´д`*)
133 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/06/03 23:19
保守
134 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/06/04 04:28
早く読みたい
∧_∧
( ;・∀・)ワクワク
oノ∧つ⊂)
( ( ;・∀・)ドキドキ
∪( ∪ ∪
と__)__)
>134 みたいな事言われてみたい。
帰還しました。
みなさま保守どうもでした。
早いうちに続きを書きたいと思います。
早く!
139 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/07 00:47
そんな、と宏美は顔を上げる。少女の頃から育んできた陰毛を剃れと言われても、と困惑する。
「いいじゃない、また生えるわよ」
「でも…シャワー浴びてる時なんかに誰かに見られたら…」
逡巡する宏美だが
「誰に見られるっていうの? ここ2日で散々恥ずかしい姿を見られて、
今さら戸惑うのも変だわ」
「でも…」
「そうだ、明日香ちゃんに剃ってもらいましょうか。あの娘はあなたの
お手伝いなんだし。自分で命じるのよ、剃れって」
「言えないわ、そんなこと」
「言うのも反省してる証の一つなの。言わなければまだまだ反省が足りないって
ことで、まだお仕置きしなくちゃ行けなくなるわ。自分で頼むのよ。
頭を丸める代わりに、マン毛を剃ることで誠意を見せたいからって」
140 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/07 00:48
そうして恥毛を掴む手をグイと引っ張ると、恥毛がブチブチと
数本引っこ抜かれ、宏美は痛さにたまらず
「わかりました、明日香ちゃんに剃ってもらいます。だから…」
と言い美貌を歪める。
「いい心がけね。素直になれば私だって酷いことはしないのよ。
じゃあ夕食の時間までしばらくあるけど大人しく待つのね」
と言い、引っこ抜いた恥毛を宏美の顔めがけてフッと吹くと、宏美はなんとも
言えない惨めな顔つきになり、一層愉快な美雪は、明日香に対して
どう頼むのか口上を教え込むのだ。
141 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/07 00:50
夕方になり、美雪がメイド服姿の明日香を伴い、石鹸、洗面器、カミソリ、
タオル、ペットボトルなどを手分けして持って、地下室にやってきた。
「宏美さん、何か言うことがあるんじゃないの?」
美雪に促されて、片手で股間を、もう片手で乳房を隠す宏美はおずおずと口を開く。
「明日香ちゃん、私はろくに家事も手伝わないしお料理も出来ないし、
本当に役立たずで無駄飯食らいだわ。今まで偉そうに振舞って反省してるの」
ここまで言い、さすがに次の言葉が出なくて唇を噛むのだが、美雪の柔和だが
そこ知れぬ冷たさを感じさせる眼光に射すくめられると、仕方なく口を開く。
「だから、本当は頭を丸めて反省を示したいんだけど、でも丸坊主にする
勇気はないの。だから…だから代わりにここを…」
と言うと、股間を覆っていた手をどけて
「ここを剃ることで、頭を丸める代わりにしたいの。身勝手だけれど…お願いできるかしら」
言い終えると恥ずかしいそうに、上目遣いな宏美に対して、明日香は顔には
出さないものの驚いていた。
142 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/07 01:02
どうしようかと戸惑うが、美雪に
「お手伝いさんでしょ。言う通りにしなければいけないわ」
と背中を押され、明日香は
「本当にいいんですか?」
と聞くと、宏美は切なそうに言う。
「ええ…早くしてくれないと、恥ずかしいじゃないの」
その言葉に明日香はようやく、洗面器にペットボトルの水を空け、剃毛の準備をする。
宏美の艶々して縮れた毛に、明日香が濡らした石鹸を擦り、
泡をまぶしていく。その作業を指図する美雪は、ふと閃いて
「そう言えば明日香ちゃんも、合宿で腋毛やお腹の無駄毛を剃られたんだったわね。
ずいぶんと恥ずかしい思いをしたんでしょう?」
と明日香に聞くと、明日香は辛そうな顔になり
「おば様、そのことは仰らないで」
と訴えるが、美雪は面白がって嵩に掛かる。
143 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/07 01:04
「食堂で男子に、ブラジャー姿で腋毛を剃られただなんて酷いわね。しかも
それを唆したのが宏美さんだなんて、明日香ちゃんの親御さんにどう
申し開きしたものかしら。明日香ちゃん、実家にはなんて説明しようか?」
家族に自分の恥辱を知られたくないとの思いで、純な明日香は耳たぶまで
真っ赤に染めている
「そんなこと知らせないでください…おば様。言う必要なんてないわ…」
「お預かりしている明日香ちゃんに何があったのか教える義務があるわ。今夜にでも
電話して、ブラジャー姿で腋毛を剃られたとか、よれよれのパンティを
晒されたとか、親御さんに伝えなきゃ。もちろん明日香ちゃん自身でね」
「おば様…」
涙目の明日香に、美雪は意地悪く笑い
「冗談よ、冗談。さ。宏美さんが大股開きで待ちくたびれてるわ。剃ってあげなさい」
と背中を叩く。
逆三角形に、やや濃い目に生え揃っている縮れた宏美の恥毛は、自身の
髪の毛のように艶々して黒く光っている。
144 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/07 01:25
それに水で溶いた石鹸をまぶし、泡立ててから、明日香がT字カミソリを当てて
は少しずつ、ゆっくりと剃り取っていく。密集して生えている部分をあらかた
剃ると、美雪が泡まみれの剃られた恥毛を手に取り、
「これは宏美さんの反省の証として、保存して置きましょうね」
と言い、自分のハンカチを広げて包む。そして濡らしたタオルで、宏美の剃られた部分を拭っては観察し
「まだ剃り残しがあるわね、貸しなさい」
と明日香からカミソリを取り上げて、ホンの少しでも、そこに大人の女の証と
しての毛があった痕跡をなくそうとでも言うように、丹念に刃を当てる。
「ほら、生白いお肌が露出して、ジッと近くで見ないと、毛が生えていたこと
がわからないくらいになったわ。まるで子供の三角地帯みたいね」
と言い窺うように宏美を見上げると、宏美はもう気力も失せたかのように黙ってうなだれている。
145 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/07 01:26
美雪が嵩に掛かり
「生え始めはいつだったの?」
と聞くと、宏美は微かに沈黙した後に
「中一から中二の頃、だったかしら」
と正直に答える。
「どう? いざ剃って見るとさっぱりして気持ちが良いでしょう。あったって
邪魔なだけなんだし、そう思わない?」
不承不承、小さく頷く宏美に
「そうでしょう? じゃあ今度は割れ目の回りも剃るから、ちょっと我慢してね」
とマングリ返しの体勢を取らせ
「ここは明日香ちゃんには難しいから、私が剃るわ」
と、傷をつけないように襞を摘んだり避けたりしながら、まばらに生えている
周辺部の恥毛を丹念に一本ずつ剃っていく。
146 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/07 01:30
「さ、出来たわ。見なさい」
宏美を元のように座らせると、手鏡を出して股間を覗かせると、宏美はなんとも
言えない惨めな顔になり、それがまた愉快な美雪は
「何か言葉はないの?」
と迫ると、宏美は
「お手数を掛けました」
と悲しそうに頭を下げた。
to be continued
>>138 もちろん考えてはいるのですが、作品を充実させないとショボイhpになりそうなんで、
今の所のラインナップは「桂子」「亜由美」「玲子」これに「明日香・宏美」
を加えるとそれなりにイケルかな、と。
既出の作品は勿論手直し(「桂子」あたりは特に)が必要ですね。
乙、明日香に剃らしたのか。
菊花のまわりも剃ってやるかと思ったら、それは無しなんだな。
>もちろん考えてはいるのですが
なるほど、それもいいかも。
>既出の作品は勿論手直し(「桂子」あたりは特に)が必要ですね。
もし手直しするなら、亜由美は高校生に戻してくれ。
中学生にしちゃったのは大失敗だと思う。
で、パート3(純子逆襲編)はあるのかな?
148 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/09 01:36
屈辱の剃毛が終わると、美雪に命じられた明日香がバケツに水を汲んで来た。
美雪に促され、宏美はバケツの前で頭を垂れて髪の毛をゆすぐ。もう2日も
シャンプーをしていない頭髪はいい加減しなだれてくたびれた風で、
軽い水洗いとはいえ髪をゆすぐことが出来たのは宏美にとって有難かった。
その後は濡れタオルで全身をくまなく、何度もタオルをゆすいでは拭く。
入浴が許されない分、しっかり拭っておきたい宏美であり、取り分け良彦に
貫かれたり、とろろをまぶされたり、バイブを突っ込まれた股間は入念に拭った。
濡れタオルで拭うだけとは言え、ようやくさっぱりとした宏美に、美雪が笑いかけ
「まっすぐお立ちなさい。両手を体の脇に添えて、ね」
と命じると、宏美は驚くほど素直に言われるままに立つ
149 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/09 01:37
濡れた黒髪を無造作に垂らし、見事なまでに突き出た形のいい乳房を惜しげも
無く晒し、すらりとした脚線美で立つ宏美の、見事に完璧なボディは同性の
美雪や明日香から見ても息を飲むくらい美しかった。
その高貴な美貌がこれまでと違い、力なく屈辱感と無力感を漂わせているのも
そそられるのだが、宏美の曝け出した裸体に一種アンバランスなおかしみを
感じさせるのは、恥毛を剃られた下腹部である。
これまで黒々と誇らしく生え、宏美が成熟した女である事を示す指標であった
ものがなくなり、青々とした地肌が曝け出されている。
しばらく魅入っていた美雪と明日香だったが、さすがに二人の視線に晒されて
恥ずかしいのだろう、宏美は頬を染めて辛そうに俯く。
すると美雪が何か閃いたようで
「ちょっと待っていてね」
と言うと、地下室を出て行った。
150 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/09 01:38
明日香と宏美二人きりになった部屋で、明日香はいよいよ今日のことを聞こうと思う。
ベッドに腰を降ろした宏美に対し
「宏美さん、何かされたんですか? 宏美さんらしくないです」
と聞くが、宏美は力ない目でつぶやく。
「何もないわ…どうせ良い気味だってあなたも面白がっているんでしょう?」
その無気力さに、明日香はいよいよ気になっていたことを聞く。
「今朝の便器ですけど…」
「それは言わないで、聞きたくない」
耳を覆ってしまう宏美のうろたえた姿に、やはりと明日香は合点する。
(おば様、大をした便器をネタにして宏美さんを責めたんだ。でもこれほど
宏美さんが追い詰められるなんて…)
ウンチを乾かして色を塗りオブジェにするとか、オークションで売るとか
脅されたのだとはまさか明日香も考えない。とにかく宏美の堕ちた変貌振りに
戸惑っていると、美雪が足音も荒く地下室へと舞い戻る。
151 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/09 01:46
「お待たせ。あら宏美さん、ベッドに腰掛けて良いなんて言ってないでしょ? さぁ、立つのよ」
美雪は持ってきた三脚を固定し、カメラをセットしている。
「今さらまた写真を撮るの?」
裸体を億劫そうにベッドから腰を上げながら、宏美が尋ねる。もうこれまでに
デジカメで散々恥ずかしい姿を撮られたというのに、今さらどうして写真なんてと言いたげだ。
「写真にはね、デジカメとは違う趣があるの。一期一会の、その瞬間を捉える
ことが出来るから。さっきみたいに両手を体の脇につけて」
言われるままに宏美は、裸体を曝け出して直立するが、美雪はファインダー
から覗いたままで、いつまでもシャッターを押さない。
(どうせ撮るなら早くして…)
恥毛を失った恥ずかしい姿で、どうすることも出来ず立ち尽くす宏美は、
さっさと撮り終えて欲しいと思う心情が顔に出てしまう。羞恥、屈辱、諦めの
色が混ざり合い、交互に浮かんでは消える。
152 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/09 01:49
(いいわ、苦しむその顔。辛い気持ちがいたいほど出て来てる…)
美雪はワザとじらすことで、宏美の最高の表情を引き出そうとしていた。
無論最高の表情とは、囚われの令嬢としての表情と言う意味である。
ようやく満足できる顔の宏美を捉えるとシャッターを押し、さらにポーズを要求する。
「目を瞑って、口を半開きにして、頭の後ろで両手を組むの。
そう、おっぱいを突き出して、そうそう」
そうしてまたじらした末にシャッターを押す。またポーズを要求しようとして、
ぼんやりと宏美を眺めている明日香に気がつくと、なにやら閃いた美雪は
明日香も混ぜようと声を掛ける。
「宏美さんと明日香ちゃん、二人で並んでみて」
言われた通り、宏美と明日香が二人で並ぶが、それは非日常的で実にこっけいな絵だった。
宏美はメイド服とは言え服を着ている明日香と一緒に並ばされて、その悔しさと
惨めさも一層強まっていた。全裸で、股間を両手で隠しているのが、これがまたエロチックである。
明日香の方はメイド服を着させられた姿で、なんとも言えず困惑した様である。
153 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/09 01:53
美雪は一枚シャッターを押すと
「いい絵柄よ。ほら、宏美さん。股間を隠すんじゃないの。明日香ちゃんは
ロングエプロンとワンピースの裾を持ち上げなさい。そうそう、そのまま
パンティを降ろしなさい。今さら恥ずかしがってどうするのよ」
と指示を出していく。
宏美は言われた通りにまた毛の無い股間を曝け出し、明日香は赤面しながらも
ロングエプロンとワンピースの裾を持ち上げて白いパンティを露出させ、
ためらいながらもパンティを膝まで降ろすと、慎ましく生えている恥毛があらわになった。
全裸の宏美とメイド服の明日香。毛を剃られた宏美と恥毛を蓄えた明日香。
この絶妙なコントラストに、思わず美雪の股間から熱い液が染み出てくる。
to be continued
>>147 「桂子」編と違い、亜由美を中学生にしたのはそんなにまずいですか?
手直しついでに「桂子」でも亜由美を中学生に置き変えているのですが、
この辺り147さん以外にも意見を聞きたいです。
ちなみに「妹は中学生が良い」という意見が桂子編のラストでも出てきましたし。
154 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/06/10 00:28
どっちでもいいや。
つまらなければ読まなきゃいいと思いますし。
そもそも、「亜由美」は中学生だった時点で
読むのをやめた漏れには意見をいう資格なし(^_^)
亜由美が面白いのかどうかさえ知りませんから。
なんにせよいろんな嗜好があるってことで。
特に、ロリヲタはコアなヤツいるし。
一作ぐらいロリヲタ用があってもいい気がする。
小学生殺人事件のカキコを見てもわかるように、2ちゃんは特にロリヲタが多い。
>>155 どーせ俺はロリだ。
思い切って、中学生と小学生の姉妹に変更汁!
ロリヲタキモイから専用スレ逝けよ
158 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/06/12 02:18
ここでもじらすとようやくシャッターを押し、さらに倒錯したポーズを要求して行く。
「宏美さんは四つん這いになるの。そうよ。それで明日香ちゃんはその横に立って、
宏美さんの背中に片足を載せるの。遠慮しなくていいから、早く」
四つん這いの全裸で重たげに乳房を垂らす宏美を、片足で踏んづける
格好となったメイド服姿の明日香の、それぞれの困惑と羞恥と屈辱の色を楽しみながら、
またシャッターを押す。
「いいわ、次は宏美さんは膝立ちでこっちを向いて、明日香ちゃんは背後に回って
宏美さんのおっぱいを揉むの」
またしても言われるままに宏美は膝立ちになり、明日香はその後ろからゆっくりと
宏美の乳房を揉むのだが、
「駄目、やんわり揉むんじゃなくて、ギュッと握りつぶすの。遠慮も気遣いも要らないからやりなさい」
女にとって敏感なその場所を握りつぶすなど、と明日香がためらうと、屈辱の合宿の
様子を実家に知らせるとかなんとか脅したりしながら、明日香に言うことを聞かせる。
明日香の小さく可愛らしい手が、宏美の突き出た乳房に掛かり、思い切り力がこめられると、宏美の美貌は苦痛に歪む。
159 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/12 02:21
「いいわ、もっと握りつぶして破裂させちゃうような感じで、力を込めなさい」
明日香は指示通りに、ためらいながらもさらに力を込めて行く。宏美のツンと
上向きの誇らしげに突き出ている乳房が、明日香の手に掛かり、無残に
変形して、明日香の指の間からその柔らかい肉をはみ出させて、青い静脈が
うっすらと浮かんでいる。無論敏感な場所を握りつぶされる苦痛に宏美の
顔は歪んでおり、観察する美雪は片手を密かに股間に這わせながら、
シャッターチャンスを狙う。
「明日香ちゃん、もっと表情に自信を持たなくちゃ。こっちを睨みつける
ように、唇を引き締めて、そうそう…」
と、ようやくシャッターを押すと、美雪はもう我慢が出来なかった。
「宏美さんの夕食にしましょうね。明日香ちゃん、今夜はカレーだから
温めて持ってきなさい。野菜サラダも一緒に。カレーにはらっきょう添えて…
15分位経ってから持ってきてね」
160 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/12 02:24
そうして地下室を出ようとする明日香に
「それからカレーには生卵を割り入れて持ってきなさい。まさか宏美さんも、
カレーに生卵はキモイなんて失礼なことはもう言わないでしょうし」
と意地悪くウィンクし、宏美に向き直ると、スカートの下に手を入れてパンティを脱ぐ。
「あなたのいやらしいポーズを見ていたら濡れちゃった。さ、お舐めなさい。
早くしないと明日香ちゃんが夕食を持ってきちゃうわよ」
濡れそぼって美雪のそのものの匂いが鼻を突く、その部分に宏美は顔を
当てると、匂いに耐えながら舌を這わせる。
すっかり素直になった宏美の奉仕に、美雪は満足そうに目を閉じて身を委ねていた。
161 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/12 02:25
「まだ宏美先輩の具合が良くならないの?」
三田大のキャンパスで、明日香は和葉たちサークルのかつての
新入生仲間たちに囲まれていた。
「ええ、まだ良くならないの」
物憂げに答える明日香。他に返事の仕様がない。
「お見舞いに行きたいんだけど、どうかしら?」
和葉が聞く。宏美信者として冷やかされるほど宏美に傾倒する和葉は、宏美に
会いたくてたまらないのだが、頭痛が酷くて見舞いもお断りと言うのでは電話を
掛けるのも憚られるので、本当なら忌々しいはずの明日香に話を聞こうとしていた。
「お見舞いはお断りしてくれって、言われてるから」
明日香としてはこう言うしかない。もっとも地下室に全裸で監禁されて、
どうやら日中も美雪に性的なおもちゃにされている宏美が、お見舞いなんぞ
歓迎するはずも無いのだが。
162 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/12 02:28
「ふーん、そう。ところであなた、ちゃんと看病してくれてるんでしょうね?」
腕組みして忌々しそうに睨みつける和葉に
「ちゃんとお世話しています。私は居候ですから」
と相手の目を見返して言う明日香。嘘ではない。便器を綺麗にしたり、
体を拭いて上げたり、食事や洗面用具を運んでいたりと世話はしている。
「…早く元気になってくださいって、伝えておいてね」
「伝えておくわ」
自分に反感を持っている和葉達が去り、心が洗われない会話が終わると、
明日香はキャンパスの木陰の芝生に腰を降ろし、カバンから美雪が作って
くれたサンドイッチの包みを取り出すと、頬張りながら明日香はつぶやく。
「これから先、おば様はどうするつもりだろう。宏美さんはどうなるんだろう」
美雪に対する同情と、宏美に受けた仕打ちとで美雪に組している明日香だが、
これからのことを考えても、どうなるのだろうかと考えがまとまらない。
163 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/12 03:21
啓太郎が帰国したら、どうするつもりなのだろうか。
宏美は日ごとにやつれ、気力を無くして来ているようだ。監禁が続く日々と、
美雪に精神的に虐げられて(恐らく性的な嬲り者)いるためだろうが、
明日香がいない日中なにが行われているのか、宏美に聞いても悲しそうに
首を振るだけで、美雪にいたっては謎めいた妖艶な笑みを漏らすだけで、かわされていた。
(宏美さんがこんな短期間に、あんなに無気力で弱々しくなるなんていくらなんでも不自然。
なにかおかしなことが行われているのでは…まさか薬物を打たれているとか?)
考えすぎかと頭を振り、ペットボトルのお茶を飲んで明日香は考えを巡らせる。
(明日、午前中なら休んでもなんとか平気かな)
自分の留守の間、成瀬家で何が起こっているのか突きとめようと心に決めた明日香だ。
翌日、宏美にトーストの朝食を運ぶと、明日香は大学に行く振りをして玄関を出て、
しばらくコンビニで時間を潰してから、そっと音を立てないように鍵を開けて
玄関から入り、靴を持って2階の自室に行くと荷物を置く。
164 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/12 03:24
2階には夫婦の寝室、宏美、明日香の部屋があるが、掃除なら朝のうちに明日香が
済ませていたので、美雪が2階に上がってくることはそれほど無いはずだ。
階段の上から、階下の物音に気を配る明日香だ。下では美雪が台所仕事や
洗濯をしているらしい物音が聞こえている。
ごくありふれた昼間の日常という雰囲気に、明日香は退屈してついでに何か
本でも読もうかと思いはじめた矢先、コーヒーの香ばしい香りが立ち昇ってきた。
ふと階下を見ると、美雪がトレイを持って地下室への階段を降りて行くのが見える。
腕時計を見ると、まだ10時を少し回ったばかりだ。
(お昼にしては早いわ。これからおば様が出かけるから、今のうちお昼ご飯を運ぶのかしら)
そう思っていた明日香だが、なにか胸騒ぎがしてならない。
忍び足でそっと階段を降り、美雪の後を追う。
to be continued
>155
一つくらい中学生ヒロインが居てもいいでしょうね。
それとまた月曜から金曜まで出張で留守にします。
あらかじめ、保全をお願いしておきます。
「…宏美さん、朝ご飯を済ませただなんて本気で言ってるの? おかしくなっちゃったんじゃないでしょうね」
美雪が言う。明日香が2時間ほど前に全く同じメニューの朝食を運んだことを承知の上である。
「でも、明日香ちゃんにトーストを運んでもらった気がするんだけど」
宏美の声だ。遠慮がちで自信なさげな様子だ。
「思い違いじゃないかしら。拘束状態が続くと、幻覚を見たり感覚がおかしくなるそうよ。
まさかあなた、気が変になったんじゃないでしょうね?」
自信満々の美雪を見ると、宏美は自分の記憶があやふやになり、戸惑ってしまう。
美雪の嵌めている腕時計に目をやると、確かに時間は8時を指していた。
「そうかも知れないわ。思い違いをしていたかも」
「そうよ、食べたはずとか言い出すから驚いたわよ。ボケるにはまだ早すぎでしょ?」
何の他意もない風の笑顔で美雪に言われると、先ほど自分が朝食を摂ったことが
幻覚に思えてしまう宏美だ。美雪がことさらに腕時計の時間を示したりしないのも、
信憑性を増していたのだが、それは無論美雪の心理作戦だった。
166 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/14 04:24
ここでワザとらしく腕時計を見せて時刻を示すような真似はしない。
あくまでもさりげなく振舞い、宏美が勝手に腕時計を覗き見することこそ
望ましいのだ。
「さあ、キリマンジャロを淹れたから、どうぞ」
「ありがとうございます、美雪さん」
コーヒーの香気が地下室に広がる。明日香に持ってきてもらったはずの
朝食と全く同じ、トースト、バター、ウィンナー、ゆで卵、マカロニサラダに
コーヒーを前にすると、宏美はなにが正しい記憶なのかよく分からなくなってしまう。
「さあ、いつもの言葉を暗誦しましょうね」
美雪が言うと、宏美は大人しく跪いた姿勢で
「はい。わたくし成瀬宏美は役立たずの無駄飯食らいです。いつもお世話を
お掛けして申し訳ありません」
とスラスラと素直に言うと、美雪は鷹揚に頷く。
167 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/14 04:24
「さ、お上がりなさい」
「いただきます」
こうして宏美は、この日2度目の朝食を始める。
明日香といえば、扉の外でこの一部始終を聞いていた。朝食を2回摂らせるという不可解さを覚え、
役立たずで無駄飯食らいだと認める宏美の素直さに、軽く衝撃を受けていた。
(おば様、一体何を企んでいるんだろう…宏美さんも変よ…)
明日香の胸騒ぎが高まり、たまらずそっと扉を少し開けて中の様子を窺う。
明日香が覗いて聞き耳を立てていることを知らないままに、宏美に2度目の
朝食を摂らせると、美雪が柔和な笑みを浮かべて
「私を喜ばせるような、何か面白いお話はないかしら? キャンパスの
女王様で付き合いの広い宏美さんなら、さぞ愉快な話があるんじゃない?」
こう言われて、いきなり面白い話と言われても、と戸惑う宏美だったが、
幾度もせがまれて催促におずおずと話しだした。
168 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/14 04:25
「去年友達の誕生日に、レストランに食事に行ったの。
私が幹事役で、フレンチレストランで食事をしたんだけど…」
ふんふんと興味深そうに促す美雪に、宏美は話を続ける。
「ある娘が、途中でフィンガーボウルの水を飲んじゃって、それ見たとき
プッと吹き出しちゃった」
言い終えると美雪の顔を窺うが、美雪はニコニコと笑い
「それは可笑しいわね。マナーを知らない娘だったのかしら」
さもおかしそうな美雪に、ホッとした宏美。
「ええ、フォーマルな席で食事をしたことがあまりない娘で、フォークなどを
外側から使っていくくらいのマナーはなんとか覚えたみたいだけど、
フィンガーボウルまでは知らなかったらしいの」
「それは傑作というか、みっともないわね。笑っちゃったでしょ?」
支配者の美雪が喜んで聞いているので、宏美もつい調子に乗って迎合するように話す。
「ええ、可笑しくて、笑いながら『違うよ、それは手を洗う器だよ』って
教えたら、その娘真っ赤になっちゃって」
169 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/14 04:27
「じゃあみんなで笑ったの? 確かに傑作だものね」
「ええ、悪気はないんだけどみんなで笑ったら、ついには涙目になっちゃったから、
誕生日の娘が慌ててフォローしてハンカチ出して…」
「それは可笑しいわね、ウフフ」
「ええ…フフッ」
美雪と宏美は顔を見合わせて笑う。とりあえず美雪を喜ばせたと安堵する
宏美だったが、段々と美雪の顔から笑みが薄れていき、次第に能面のような
冷たい表情に変わっていく。
宏美をじっと見つめながら美雪は口を開き、宏美は嫌な予感を覚える。
「それが面白い話なの?」
「え、だって美雪さんもおかしいって…」
どうしたことかと狼狽する宏美を冷ややかに見つめながら
「お友達がマナーを知らなくて、笑い者にされて涙目になったのが、
そんなに面白いお話なの?」
「…ちゃんと後で『笑ってゴメン』ってフォローしました、けど」
170 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/14 04:28
「宏美さん、あなたアフリカに行ったことがある?」
唐突な美雪の問いに、宏美は戸惑いながらも答える。
「いえ、ありません。ハワイと西海岸なら行ったことがあるけれど」
「聞かれないことには答えなくてもいいわよ…じゃああなたがアフリカに
行って、スワヒリ語でもアラビア語でもいいわ、それが話せなくて現地の人に
笑い者にされたらどうなの?」
「どうって、それは…」
「砂漠でベドウィンに饗応されたとして、ちゃんとあちらのマナー通りに礼儀正しく食事する自信がある?」
美雪の言いがかりではあるが、監禁と精神的打撃が続き思考能力が衰えている
宏美は大人しく答える。
「いえ、ありません」
「でしょう? あなたは井の中の蛙なの。自分の知っていることだけがすべて
と思い込んでいる夜郎自大なのよ」
さも呆れ果てたと言う風に腕組をする美雪に好き勝手に言われ、宏美は自分の
惨めさを感じさせられる。自分は本当はつまらない、下らない人間なのだろう
かと自問自答してしまう。
171 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/14 04:29
「さ、今度はちゃんと面白い話を聞かせてよ」
美雪がせがむが、何を言えばいいのかわからない宏美は途方に暮れる。
宏美に何か話させたりやらせたりしては必ずそれを否定するという意地の
悪いやり取りが、主に日中を中心に連日繰り返されていたのだ。
沈黙を守る宏美に、美雪はニヤリと笑い
「じゃあ私が面白いお話の例をあげるわ…あなたの尻から出たものだけど、
ベランダで乾燥させている最中なの。最近は天気も良いからよく乾いてるわ。
虫がたからない様にプラスチックの箱に入れて、時々水分を飛ばすために
蓋を明けているの。その時にはそれは凄い臭いがするわ」
両手で耳を塞ぎ、イヤイヤと頭を振る宏美に構わず続ける。
to be continued
金曜の夜まで留守にします。
皆様、保全をお願いします。
じゃあ金曜まで出かけます。
スレの保全をよろしゅう。
了解しました
♥
新たな展開で先が読めない
hosyu
(*´д`*)ほしゅ
保守
♥
♪
180 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/06/19 01:36
「絵の具を買おうと思うの。塗るのは金色がいいかしら。まるでどこかの
ビール会社の屋上にあるオブジェみたいに仕上げようと思うの」
残酷な揶揄に裸体を震わせて怯える宏美を見ながら、美雪は
宏美の片手を捻り上げてむき出しの耳にそっと吹き込む。
「いいかしら、面白いっていうのはこういうお話のことを言うの。
今度はちゃんと私を喜ばせるお話を用意しておきなさいね。それにしても
そのお友達が可哀想。全く不愉快なお話を聞かされたものだわ」
そうしてポンと宏美の頭を叩くと
「さ、朝食後の運動をしましょうか。腕立て伏せと行きましょう。おっぱいが床についたら一回と数えるわ」
と命じると、言われるままに宏美は腕立ての姿勢を取り、美雪の号令に合わせて腕を上下していく。
「いち、に、さん…おっぱいが大きいと徳ね。楽に腕立ての回数が稼げるから。これが明日香ちゃんなら、
もっと体を下げないといけないとおっぱいが床に着かないんだけど。でもあの娘も少し
サイズが大きくなったわね。やはり成長期の娘はいいわぁ」
181 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/19 01:38
当の明日香が地下室の扉の前で聞き耳を立てていることなど知らずに美雪は続ける。
「ほら、続けて続けて、はち、きゅう、じゅう…ペースが落ちてきてるんじゃ
ないの? サボらないサボらない」
宏美の裸の尻を蹴飛ばし、へたりこむ宏美に激を飛ばしては腕立てを強要し、
さらに宏美の周囲を回ってはその惨めな姿を満足そうに眺めるのだ。
つい先日まで自分が顔色を窺っていたこの家の一人娘の名門女子大生が、
今は首輪をつけられて全裸で地下室に監禁されて、垂れ下がった乳房の先端を
冷たい床に着けるたびに一回とカウントされる腕立て伏せをさせられている。
監禁当初の悔しさに満ちた気の強そうな表情が消え、最近では無気力で
恥らいを浮かべながら、自分の思うがままにコントロールできる存在に
堕ちた哀れな宏美を見ると、美雪の感情が高ぶり、股間に疼きを覚えるのだ。
美雪に叱咤されて宏美はなんとか腕立てをこなしていたが、次第に疲労が
たまり腕立ての間隔が長くなり、仕舞いには崩れて床にうつ伏せになる。
182 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/19 01:41
「どうしたの? 運動は美容の友でしょうに」
美雪に言われて仕方なくまた腕立てをするものの、やっと2、3度こなすと
「もう限界です。美雪さん」
と切なげに訴える。
「じゃあしょうがないわね。今度は舌の運動と行きましょうか」
と言い美雪はスカートをまくり上げて宏美の前に仁王立ちになる。
すると宏美は指示を待つまでもなく素直に美雪のパンティを膝まで下げ、
恥毛が密生する股間へと舌を這わせる。
「自分でもやるのよ、イク時は一緒にね、親子ですもの」
美雪の言葉で、宏美は舌で奉仕しながらも片手を自分の股間に持って行き、オナニーを始める。
美雪に奉仕しながらオナニーする宏美という怪しい風景が繰り広げられる様を、
そっと明日香は覗いていた。
183 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/19 01:42
(やはり美雪さんは宏美さんを性の奴隷にしていたんだ…でもあんなに宏美さんが
素直になるなんて…監禁されているためかしら)
学校に行く振りをして地下室の様子を窺ったおかげで、さまざまなことを知る明日香だ。
美雪が宏美の大便を保存してそれをネタに宏美を苛んでいること、性奴隷として
扱っていることなど。しかしどうも不可解なのは、2度も朝食を摂らせた意味だ。
一体美雪が何を意図しているのか、探ろうと決めた明日香だ。
「このお魚の煮つけ、美味しいですね」
「そう言ってくれると嬉しいわ。ちょっと自信作なの」
美雪と二人で和気藹々と夕食を摂りながら、じっと明日香は美雪を窺う。
今日、明日香は自室でそっとサンドイッチの昼食を摂ると、また階段の上から
階下の様子を探っていた。あの後は30分ほど経つと美雪が地下室から出てきた
が、その色白の頬に赤みが差して、ほつれ毛が悩ましく揺れ、いかにも満足した風であった。
途中一度だけ、干している布団を取り込みに2階に上がってきたときはサッと
明日香は自室に隠れたが見つかることもなく、美雪が階下に降りてからは、
本を片手に読みながらまた様子を窺っていた。
184 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/19 01:44
今度は午後2時くらいだろうか、湯気の立つトレイを手に地下室に向かう美雪を
見ると、また明日香はそっと足音を忍ばせて階段を降り、地下室の前で聞き耳を
立てると、中から美雪の揶揄するような声が聞こえる。
「せっかくお昼に肉うどんを用意したのに、まだお腹が空いていないって
言うの? あれから5時間も経ったのにねぇ。ろくに運動しないからお腹が
空かないのよ。さ、片付ける都合があるから早く食べて」
などと明らかに嘘を並べて食事を強要する美雪に、明日香はハッと気がついた。
(宏美さんを精神的に揺さぶっているんだ…)
わざと朝食を2回摂らせたり、食事の時間を乱して宏美の感覚を狂わせて、
精神的にじわじわと打撃を与えようとしているのだろう。地下室には時計も
ないし、テレビもなにもなく時間を計るすべがない、美雪が残して行った
ポルノ小説が置かれているくらいで、なにも気が紛れるものもない。
ポーカーフェイスで夕食を摂
185 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/19 01:49
ポーカーフェイスで夕食を摂る美雪を見つめながら、そういえばと明日香は合点する。
さっき宏美に夕食を運んだ時に
「今は何時なの?」
と上目遣いで聞かれ、正直に夜の7時だと答えたところ、そう、とぽつりと
つぶやいた宏美の、なんだか自信なさげな態度が思い出される。
性的な責めだけでなく、時間感覚を狂わせたり話を強要してはそれを否定する
などと、恐らく普段から宏美に揺さぶりを掛けてボディーブローのように打撃を与えているのだろう。
箸を持つ手を止めて、じっと美雪を見つめる明日香だが、美雪が気がついて
「何か私の顔についているの?」
と聞くと、明日香はううんと首を振る。一瞬おかしな表情になる美雪だが、すぐに笑みを浮かべて
「明日はお楽しみよ。宏美さんの彼氏が来るから、楽しいショーを見せてあげる」
と言う。
「あいつ、が来るんですか?」
明日香が言うのは良彦のことだ。宏美との生々しい交わりを見せられて、
明日香はあまり良彦が好きではなかったのだが。
「あいつなんて言うものじゃないわよ。明日香ちゃんも明日を楽しみになさい」
「いえ、私は…」
「場を外すなんて許さないわよ。あなたもきっと気に入るわ。見ものよ」
と言うと美雪は困惑する明日香の返事も待たず、美味しそうに食後のお茶を口にする。
to be continued
みんな保守ありがとう。
スレが残っていて、俺は本当に嬉しい。
乙、1が頑張ってくれるから漏れも嬉しい。
保全
翌日、監禁した日以来久しぶりに良彦が成瀬家を訪れた。
玄関に出迎えた美雪にスーツの上着を脱がせてもらうと、メイド服姿の明日香には
ケーキの小箱を渡し、顔を強張らせている明日香に、ニヤリと邪気のない童顔で微笑んでいる。
明日香がとりあえずお礼を言うと
「女の子はケーキは別腹だよね」
とささやくその様は、どこから見ても好青年そのものだ。
「さ、早く行きましょう。宏美さんがお待ちかねよ」
美雪が催促して、良彦と明日香を連れて地下室へと向かう。
地下室の扉を開けると、下着姿の宏美が床に正座していた。今夜の宴を前にして宏美は
手錠などで厳重に拘束された上で浴室に連れて行かれ、明日香によって体を洗われ、
美雪がナイロン製のラ・ペルラの白の下着を選び、宏美に身に着けさせていた。
良彦にとってしばらく振りで見る宏美は、陽を浴びていなかったせいか肌が青白くなったようで、
その勝ち気だった美貌は、なんだか自信なさげな風情に変わっている。
189 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/23 01:16
(ほう、これはだいぶ痛めつけられた、か?)
良彦が内心思っていると、宏美は三つ指ついて
「ようこそおいで下さいました。お待ちしておりました」
と丁寧に頭を下げ、またしても軽い驚きを感じる。
(あの驕慢な宏美さんが…一体どうしたことだ?)
思わず美雪を見ると、美雪はどうでしょうと言わんばかりに胸を張り、
ニヤニヤと笑っている。
昨夜は明日香を自室に引き取らせた後、バイブで散々色責めにしたり
クンニ奉仕をさせて、良彦が来たらどう振舞うべきか、徹底的に教え込んでいた。
無論段取りを間違えたり指示に従わなかったら、またとろろで苛むという
脅し付きであり、気力が失せている宏美は驚くほど素直に、
美雪の言うことを聞いていた。
190 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/23 01:19
(さあ、調教の成果をとくとご覧あれ)
美雪が促すと、宏美は立ち上がり、
「ねえ、あなたの手で下着を脱がせて欲しいの。改めて私の裸をご覧になってくださるかしら」
と言いブラのホックを外して欲しいとばかりに後ろ向きになる。
良彦が近づこうとしたところ、いきなり美雪が
「殿方に手間を掛けさせるんじゃないの。自分で脱ぎなさい」
と宏美を一喝し、ビクンと裸体を振るわせた宏美は、美雪の顔色を窺いながらみずから脱ぎ出す。
良彦に脱がせてもらうようにとの当初の打ち合わせよりも、美雪のアドリブの指示が優先するのだ。
打ち合わせ通りに行動する宏美を一喝してわざと違う指示を出すのも、
宏美を心理的に圧迫して操りやすくする美雪の思惑だった。
後ろ向きのままブラのホックを外して肩紐に手を掛ける宏美に
「お尻を向けるなんて失礼ね。この礼儀知らず」
191 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/23 01:21
と美雪が揶揄し、慌てて宏美は正面を向き直り、肩紐を外してブラのカップを抑えている。
無言で顎をしゃくる美雪に、宏美は大人しく手を外すと高価そうなナイロン製の
白いブラが床に落下し、その見事なFカップの美乳があらわになる。
相変わらずの見事な美乳に良彦が思わず見とれていると、続いて宏美は
恥ずかしそうに身をくねらせて
「今までの私は我がままで、本当に役立たずのお荷物でした。でも、
もう反省したの。その証をお見せするわ」
と頬を赤らめて、精緻な草花の刺繍模様の高級パンティのサイドに手を
掛けて、ためらいながらもゆっくりと脱ぎ、つま先から抜き取ると、
「ほう、これは」
と良彦が声をあげる。本来あるべき股間を覆っているはずの縮れ毛がすっかり
姿を消していたのだ。今夜の再開を前にして、またしても美雪に丁寧に
剃り取られていたのである。
192 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/23 01:24
「これまでの振る舞いを反省したのよ。頭の毛を剃るわけにもいかないから、
下の毛を剃ることで反省の代わりにしたいと自分から申し出てくれたのよ」
と美雪が説明する。
ワイシャツにネクタイ姿の良彦、ブラウスにスカート姿の美雪、メイド服姿の
明日香の前で、一人恥毛を剃られた全裸を晒して切なそうな宏美だったが、
次の段取りが待っていた。
「ねえ、良彦さん」
宏美は美雪に教え込まれた通りに、身をくねらせて流し目で呼びかける。
「久しぶりに…あなたのペニスが…欲しいの。お願い、挿れてくださらない?」
そう言うと、ためらいながらもゆっくりと後ろ向きになり、量感のある白く
張り出した尻を向け、四つん這いの体勢になった。
193 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/23 01:28
(これは凄い調教の成果だ。あの宏美が…こんなに素直に媚態を示すとは。美雪さんやるな)
良彦は美雪と顔を見合わせ、ニヤリと笑う。美雪は「どう、私の手腕は」とでも
言いたげに、ツンと澄ました笑みを浮かべながら、宏美に近づくとその白く
量感のある尻を蹴飛ばす。
「なに図々しく挿れてもらおうとしてるのよ。あなたが自分からペニスに
ご挨拶するのが筋でしょ?」
とまたも段取りを覆すアドリブをかまされてうろたえる宏美は、言われるままに
良彦に向き直り、ベルトに手を掛けて外しズボン、トランクスをずり下げて
黒く太いそのペニスを露出させ
「ああ、頼もしいペニスね。宏美は早くこれが欲しいの。いいかしら」
と見上げながらおねだりされると、その風情に良彦はもうたまらない。すでに
海綿体はビンビンに膨張し、一刻も早く宏美に突き刺してやりたい。
to be continued
>>186 どうもです。
実は来月前半も忙しいんで、時間があるうち今のうちに書いときたいです。
お疲れ〜
宏美がいじめられるシーンは好きだけど、
セックスするシーンに興味はないから、
ビデオなら早送りしたいところだな。
童顔から鋭い視線で宏美の裸体を嘗め回すように見て
「ああ、いいぜ。お嬢様のたっての希望とありゃ、断れないしな。さ、向こうを向くんだ」
と再び後ろ向きの四つん這いの姿勢を取らせ、唾でまぶした己の指を宏美の股間に這わせ、
その敏感な突起を弄り出す。同時に美雪が宏美の前にしゃがみ、垂れ下がった豊満な乳房を
ゆっくりと、まるでホルスタインの乳搾りを想起させる仕草で揉んでいく。
乳房を揉まれ、クリトリスを弄られて宏美は体が火照り、まるで風邪の初期症状のように体に熱を帯びているようだ。
美雪に心身ともに責められる日々が続きすっかり自信をなくし、無気力で言いなりに
なっていたとは言え、恋人と信じていたのに裏切られた良彦、憎い義母の美雪、見下していたはずの
明日香の前ではしたない狂態を自ら演じるなどとは、やはり心の奥底では受け入れられない。
だが、宏美の肉体は二人の巧妙な愛撫により、嫌でも蕩けさせられてしまうのだ。
美雪に乳房を揉まれるたびに切なげに眉をひそめ、良彦にクリトリスを弄られるたびに
アッとなんとも悩ましい吐息を漏らしているうちに、愛液が自然に分泌されていく。
196 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/25 02:29
「宏美お嬢様も、本能には逆らえないか」
良彦がころあい良しと見てか、愛撫をやめて久々にそのペニスを宏美に突きさしていく。
ズンズンと少しずつ挿入されて、すっかり濡れそぼっている宏美の膣は
きつく締めながらも受け入れて行くのだ。
うう、と呻きながら背後から貫かれる刺激に身を委ねる宏美に、
美雪がもう我慢できないという風にスカートを捲くりパンティを降ろすと、
宏美の顔の前に足を広げて座り
「さ、舐めるの」
と命じる。
否応なく美雪の股間を舐めさせられる宏美は、背後からの良彦の勢いを
つけた激しく深い差し込みにたまらず前のめりになり、四つん這いの姿勢を
支える両手が崩れそうになるが
美雪に髪の毛を掴まれ
「駄目よ、これくらいでへばっちゃ」
と叱咤され、また美雪への奉仕を続けさせられる。そのうち宏美の膣の肉の
襞がうごめいてペニスを咥え込み、すっかり良彦のペニスと馴染んできた。
197 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/25 02:31
こうなると宏美はもう心の引っかかりもなくし、快楽をむさぼる一人の女になる。
どんどん追い上げられて
「ああ、アハァ…宏美、いっちゃう」
と悩ましげに漏らすとガクッと床にひれ伏すが、良彦は一向に衰えることを
見せずにまた突き刺していく。
「まだまだ行くぜ」
と手を伸ばして剥き出しになっているクリトリスを弄り、浅く引いて抜き差し
を繰り返してから子宮口まで届けといわんばかりにまた深々と突き刺すと、
宏美はたまらず狂乱の態を晒す。無論美雪への奉仕も怠ることを許されず、
悶えながらも懸命に舌を這わせると、自分でも豊満な胸を揉んでいた美雪は
ついにたまらず、ビクッと体を硬直させたかと思うと、その令夫人然とした
顔に恍惚の表情を浮かべる。
ああ、美雪さんがイッたんだ、と思うまもなく、背後からまた良彦に
リズミカルに突かれ、宏美はまた愉悦にさまようのだ。
198 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/25 02:31
きめ細かな肌に大粒の汗を浮かべて悶える宏美は、淫らに腰を動かして良彦のモノを完全に心身ともに受け入れている。
アンアンと官能的な声を上げては抗えない欲望に没頭する宏美は、一人で何度もイカされてもう我慢できずに
「お願いです、一緒にいってください」
と呻きながらも哀願するが、良彦はその言葉に答えずに相変わらずリズミカルに
宏美を責め、たまらず宏美は床に突っ伏してしまう。その横には正気に
戻った美雪がいて、細い手を結合部に伸ばして宏美のクリトリスを
まさぐりだし、一層宏美は追い詰められて
「やめてぇ、美雪さん。もう許して」
と叫び声をあげてしまう。
「辞めて欲しいのなら、誓いなさい。これから一生、私たちの性奴隷として
奉仕することを誓うと。さあ」
199 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/25 02:33
宏美にはもう選択肢は無かった。強要されて
「はい、これからお二方の性奴隷として生きます。だから…」
と懸命に声を振り絞ると、良彦がニヤリと笑い一旦浅く引いてからグイと
突き刺し、絡みつく宏美の襞の刺激に任せてその精をぶちまけると、
美雪も小刻みに宏美のクリトリスを弄る。宏美は熱いほとばしりを受けて、
目をむきながら
「イク…」
と漏らし、登りつめてしまった。
to be continued
>194
イジメのシーンが好きなら、どのイジメシーンが良かったですか?
それと、気に入ったイジメ描写の時に合いの手入れてくれると嬉しいかも
(´??ω??`)
地下室にカチンと言う音が響いて、ワイングラスがぶつけられる。
乾杯する二人の間には、なんとも奇妙なテーブルが置かれてある。
呼吸する毎に肩を上下させる奇妙なテーブル。
四つん這いになり、その白くてなだらかな背中にチーズやクラッカーなどの
ツマミの皿を載せられて、宏美は風変わりなテーブルとしての役目を負わされていた。
その宏美をはさんで向き合い、美雪と良彦はワインに舌鼓を打つ。そのワインと言えば、
宏美の二十歳の誕生日に父の啓太郎がプレゼントしてくれた、宏美の生まれ年の
ワインであり、大切なワインを勝手に飲まれても文句一つ言えない宏美を挟んで、淫靡な酒盛りが始まった。
「なんとも言えない良い姿だね、宏美さん。どうだい? 気分は」
ワインで舌を湿らす良彦に言われても、宏美は悲しそうに顔を伏せるだけだ。
憎んでもあまりある二人の間に四つん這いで置かれて、テーブルの代わりを
させられるなどとこの上もない屈辱であるが、気力も失せたのか大人しくされるがままになっている。
美雪と良彦は談笑しながら、重々しく垂れさがる宏美の乳房をつついたり、
尻穴を覗きこんでは囃したりと好き放題に宏美を嬲りものにしていた。
「このすぼまったところがなんとも可愛いね。どれどれ」
と良彦は指を宏美の尻穴にそっと当てると、宏美は異物を挿入される予感に
思わず身震いし、異物の挿入を防ごうと括約筋を引き締め
「やめて」
と力なくつぶやく。
「いずれはここも開発してやるからね」
きつくすぼまった尻穴から指を引っ込める良彦は、その手でパンと軽く
宏美の優美な尻を叩き、またワイングラスを手に取ると、見世物となっている
宏美を見ながらワインに喉を湿らせる。
今度は美雪が
「宏美さんもワインを飲む? あなたが二十歳になったのを記念して買ってくれた、
大切なワインだもの。飲みたいでしょ?」
と親切めかしてささやきかける。
返事をしない宏美に、美雪が宏美の垂れ下がる乳房にパンチを入れると、
思わぬ苦痛に宏美は思わず崩れそうになる。女の軽いパンチとは言え敏感な
場所だ。必死に持ちこたえた宏美は、何をするのと言いたげに美雪を見るが
「人の好意を無視するからよ。飲みたくないの?」
と美雪に問われ、仕方がなく
「はい、飲みたいです」
とつぶやく。
「そりゃ大切なワインだもの。私たちだけに飲まれたんじゃパパにも
申し訳がないものね」
言葉でも宏美をいたぶりながら、美雪は続ける。
「で、誰に飲ませてもらいたいの?」
え、と顔を上げる宏美に、
「何度も言わせるんじゃないの、この愚鈍。義理母の私に飲ませて欲しいの?
それとも恋しい良彦さん? またはあなたのお手伝いの…」
と言うと振り返り、メイド服姿で立ち尽くす明日香をみやり
「明日香ちゃんに飲ませて欲しいの? さあ、誰を選ぶの?」
と宏美に尋ねる。
to be continued
204 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/28 00:41
誰を選ぶと言われてもと宏美は逡巡するが、美雪や良彦を選ぶとどんな趣向が
待ちうけているか不安でならない。とりあえず無難な選択をしようと
「明日香ちゃんにお願いするわ」
と、明日香を指名する。
「そうね、明日香ちゃんに飲ませてもらうワインって、なかなか美味しいわよ。
明日香ちゃんの表情がまたたまらないの。さ、用意なさい」
美雪が明日香を振り返って言うと、明日香は羞恥と困惑の色を浮かべて
「でも…男の人がいるから恥ずかしくて…」
と訴える。
一体何が始まるのかと不安になる宏美を他所に、美雪は明日香を手招きして
「いいじゃないの、あなただって良彦さんと宏美さんのセックスを堪能したんだから、
お返しにこれくらい見せてあげなさいよ。寝室で何度も私相手にやってくれた、
あれをするのよ」
205 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/28 00:42
と言うと、明日香は頬を真っ赤に染め、もじもじしていたがやがて決意した
ように目を瞑ると、ロングエプロンの下に手を伸ばして、パンティを脱ぎ降ろす。
「それを寄越しなさい」
美雪に言われ、ためらいながらも明日香は脱ぎたての白いパンティを美雪に
手渡すと、美雪はそれを広げてうっすらと縦長に染み付いた、分泌液の跡を見ながら
「明日香ちゃんも濡れちゃってるじゃないの。生のセックスを見て、興奮していたの?」
とからかうと、明日香はたまらず涙目になってうつむいてしまう。
その羞恥に震える様をみていると美雪はもっとからかいたくなるのだが、
今夜の主役は明日香ではないのでこの辺で止めておく。
206 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/28 00:43
「ごめんなさいね。さ、宏美さんにワインを飲ませてあげなくちゃね。
明日香ちゃん風味のワインをね」
そう言われ、明日香はしばらくためらっていたが、諦めた風で床に仰向けに
寝る格好になると、ロングエプロンの裾をまくって股間を曝け出す。
ぴたりと両脚を閉じているものの、つつましく生えている恥毛があらわになり、
半泣き状態の明日香だ。美雪にならまだしも、ろくに知らない異性の前で
股間を曝け出すなどというはじめての恥辱に消えたいくらいの思いなのだが、
美雪に逆らうことなどできない。
生活の面倒を見てもらっている負い目と、性のおもちゃにされてきたことで
明日香は美雪の意のままに操られてしまう。
そんな明日香を楽しそうに眺める美雪と、どんな趣向があるのかとの期待と
共に処女の明日香の羞恥に震える姿を愉快そうに、ワインを舐めながら賞味する良彦。
207 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/28 00:44
宏美だけは、四つん這いの自分の目の前で股間を曝け出す明日香に、
一体これからなにが起こるのかと不安を覚えている。
「さあ、ぴったりと脚をつけたままでいるのよ。もしあそこを見せたかったら
開いてもいいけれど」
残酷で優雅な笑みを浮かべながら美雪が言うと、明日香は目を閉じて必死に、
より一掃股間を閉じ合わせる。明日香の羞恥の部分に美雪が手を伸ばし、
サッと縮れの少ない恥毛を撫でると、明日香はビクンと反応する。
「じゃあ行くわよ」
美雪が宏美の大切なワインのボトルを持ち、ゆっくりと傾けると明日香の
股間が赤い液体で満たされていき、ワインの湖の中で恥毛がそよぐ。
to be continued
>>207 ああ、そういうことか、
てっきり「飲ませてあげるわ、お尻の穴からね」と浣腸されるのかと思ってた。
でも人間椅子ならぬ人間テーブルにされた宏美(・∀・)イイ!!
セックルなんかよりもこういうのがいいね。
209 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/06/28 01:37
>208
>人間椅子ならぬ人間テーブルにされた宏美(・∀・)イイ!!
責めのアイディアを気に入ってもらえて嬉しいですね。
ちなみに浣腸は苦手です。
210 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/06/28 12:06
安易に立場が入れ替わるって設定は嫌いなんだけど
今回のはなかなかいいね。
でもそうなると明日香の虐めシーンはいらなかったかもね。
明日香の虐めシーンも興奮したけど、二人苛められるって
パターンはつまらくなると思うよ。
後官能小説でハッピーエンドも嫌い。
夢落ちと同じくらい最悪のパターン。
何故なら苛める側の主点で読んでるんだから、最期まで
苛め抜いたって方がベスト。
苛める側にとってはそれがハッピーエンドだよ。
精神的な羞恥心をあおる虐めを続けて下さい。
宏美の言うことをことごとくねちっこく否定するって
パターンは良かった。後、ウンコオブジェで羞恥心をつくのも
良かった。
このまま終わらせないでもうちょっと続きが見たい。
精神的に参っていく様子を見たいですね。
ウンコオブジェを完成したものを見せるシーンも書いて欲しいかな。
211 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/07/01 02:58
「なるほど、ワカメ酒かぁ」
良彦が感嘆した風にグラスを掲げると、美雪がニヤリと笑い
「ええ、こうして味わうワインはなかなか乙なものよ。さ、宏美さん。遠慮しないで飲みなさい」
と言う。
宏美は屈辱に目を閉じる。明日香の股間に注いだワインを飲ませようという美雪の
趣向がわかったが、どうにも出来ない。
「でも、どうやって…」
飲めばいいのかと窺う宏美に、美雪は高笑いして
「そのまま口をつけて飲めば良いじゃない。犬が水のみするみたいに、舌でピチャピチャ
飲めばいいでしょうに。さ、這って明日香ちゃんのところに行くのよ」
「でも、背中に乗せている皿を」
「載せたままで這うのよ。あなたはテーブルなんだから」
つまみの皿を背に載せ、ゆっくりと這い、明日香の下半身に覆いかぶさる格好になる。
212 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/07/01 02:59
「さ、二十歳を記念した思い出のワインをご賞味あれ」
美雪に言われ、舌を出してワインを舐める宏美。その芳しい香気を鼻で味わい、
舌では若干の渋みとまろやかさを感じ取っていた。
だがせっかくの父・啓太郎からの二十歳のお祝いの記念すべきワインも、
今の宏美にとっては己を責め苛む屈辱の道具にしかすぎなかった。
地下室で監禁された末に連日自慰やクンニ奉仕を強制され、気力も気高さも
失ったような宏美は唯々諾々と、明日香の股間に湛えられた記念のワインを
飲んでいく。時折ワインの中でそよぐ明日香の恥毛が唇に触れ、一層惨めに
なりながらも宏美はワインを舌で吸い取るのだ。
その様を横から眺め、ニヤニヤ笑うのは美雪と良彦だ。
首輪をつけられた全裸のお嬢様が、四つん這いで乳房を揺らして、まだ処女で
19歳の女子大生の股間顔を埋めて心ならずもワカメ酒を飲まされている痛快さ。
大切なワインをこのようなシチュエーションで飲まされている宏美の無念さと、
股間にワインを注がれてそれを飲まれる明日香の恥辱と、二人の魅力的な
乙女のそれぞれの痴態を楽しんでいた。
213 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/07/01 03:01
そんな蔑みの視線を浴びながらも、一心不乱にワカメ酒にされた記念のワインを
飲んで行く宏美。明日香の股間に注がれたワインをほとんど飲みしそうに
なるあたりになると、必然的に明日香の恥毛が唇どころか舌先にまで触れる
ようになり、一層宏美の汚辱感が増す。
そこで美雪が何か思いついたように、宏美の背中に載せられている皿から
チーズを摘み宏美のすぐそばの床に放り投げて
「ワインにはチーズがつきものでしょ。お食べなさい」
と命じると、さすがに宏美は一瞬顔をしかめるのだが、すぐにうなだれて
言われた通りに床に転がるチーズを食べようと、片手を伸ばすが
「口で拾いなさい。人間テーブルが手を使うなんておかしいでしょ」
すぐに美雪の渇が入り、慌てて宏美は手を引っ込めて口でチーズを拾おうと
するが、バランスが崩れて背中に載せられていた皿が傾く。咄嗟に体を動かして
皿が落下するのを防ごうとするものの、背中に乗せられていたプラスチックの皿と、
乗っかっていたつまみが床にこぼれてしまった。
214 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/07/01 03:02
床に散乱するチーズ、ハム、野菜スティックなどを美雪は冷ややかに見つめ
「これを全部口で拾い上げてお食べなさい。いいわね…じゃあ良彦さん、
そろそろ食事を楽しみましょうか。いつまでもこんな湿っぽい地下室になんかいられないものね」
と言い、地下室を出ようとした瞬間、振り返り
「宏美さんが口で食べ物を全部拾うまで、明日香ちゃんは見張っていてね。
もし拒むなら、多少痛い目に合わせてもいいわ。じゃあ頼むわよ」
と言うと、地下室を出る。良彦は後に続きながら、全裸で床の上のチーズに
口を運ぶ宏美と、ワカメ酒の器から解放されてようやく身繕いし出す明日香を
交互に、童顔からは想像できない好色で狡猾な視線でねめ回す。
特にパンティを掃き直している明日香には、ねっとりとした視線を這わせ、
明日香は身震いしてしまう。
「早くおいでなさい。特製の煮しめをたくさん作ってるんだから」
美雪の催促に、ようやく良彦は未練を断ち切るかのように地下室を出て階段を
上がり、明日香はホッと一安心する。
215 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/07/01 03:03
(あの人、何考えてるのかしら…気持ち悪いわ)
良彦に一層嫌悪感を覚える明日香は、床の上に散らばったチーズなどを口で
直接拾い食べる宏美に向き直る。
「宏美お嬢様、せめて手で拾って食べたらいいじゃないですか。私は黙ってますから」
良彦の前で股間を曝け出されたことで、美雪に対する忠誠心が薄らいでいる
明日香はこう提案する。一つには、二十歳の記念の思い出のワインまで責めに
使われた宏美を思いやる感情と、ともに嬲り者として扱われた共有意識もあった。
だが宏美は首を左右に振る。その見事な黒髪を力なくたなびかせ
「お嬢様だなんて相変わらず嫌味たらしいわね。どうせあとで私が言いつけに
従わなかったと美雪さんに報告するんでしょ。わかってるんだから。
あなたはこの家を追い出されるのが怖いし、学費の心配もあるものね」
と言い、ヤケクソのように床からキュウリをくわえては浅ましくむさぼる。
216 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/07/01 03:11
「そんな密告なんてしませんから。それにお嬢様と呼べって美雪さんの言い付けなんです」
明日香は懸命に言うものの、宏美は耳を貸さずに
「放っておいて頂戴。あなたは美雪さんのサイドの人間なんだから」
と言い、美しい黒髪を振り乱しては床からハムなどを口で拾い上げて咀嚼を
繰りかえす、その異様ながらも妖艶な怪しさの宏美に、もう何も言う
気なれずに明日香は地下室を後にした。
to be continued
>>210 >明日香の虐めシーンも興奮したけど、二人苛められるってパターンはつまらくなると思うよ。
明日香さんが虐げられ、それで美雪さんが眠らせていた嗜虐の本性を目覚めさせた
のと、後半の宏美の立場逆転の対比効果を狙いました。
>後官能小説でハッピーエンドも嫌い。
>何故なら苛める側の主点で読んでるんだから
苛められる側の視点で読むと、また違うかな。
俺もバッドエンドの切ない終わりが好きなんですが。
>精神的な羞恥心をあおる虐めを続けて下さい。
>宏美の言うことをことごとくねちっこく否定するって
>パターンは良かった。後、ウンコオブジェで羞恥心をつくのも良かった。
おお、これは嬉しいほめ言葉ですね。
あとオブジェはどうしようかと思ってたんですが(単なる脅しだったとか、
庭の土に返すとか)ここは完成させることにします。
(*´д`*)続き期待保守
218 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/07/04 16:17
美雪と良彦は日本酒をさしつさされつしながら、睦まじく飲み、美雪特製の煮しめを摘んでいる。
「美味いフレンチなら金を出せば食えるけど、こういうおいしい家庭料理って案外
食べられないんだよ。本当に美味い」
良彦が無邪気に褒めては煮しめのどんぶりを抱え、美味しそうに箸を伸ばしている。
褒めてもらった美雪も嬉しそうに自分の箸で味の染みこんだ牛蒡を良彦の口に運んで食べさせる。
そんな二人の前で、明日香は一人黙々と食事をするのだが、良彦に度々射すくめられる
ような視線を投げかけられ、どうにも胸騒ぎがする。
「この後はどう言う趣向があるのかな?」
良彦が口を開くと、美雪は
「宏美さんのことは放っておいて、今夜は私を熱くさせて欲しいの。もう、
待ちくたびれちゃってたんだから」
219 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/07/04 16:18
と妖艶な流し目を送る。
「ああ、勿論さ。ところで、美雪さんの旦那さんはいつ海外から帰るの?」
「あと一月ほどかしら」
「そう。それで宏美さんをどうするの? まさかこのままにはしておけないだろ?」
その言葉に、明日香もハッとして美雪を見る。明日香が気になっていたこと、
啓太郎が帰宅したら、宏美がどうなるのだろうかいつも気に掛かっていたし、
美雪に聞いてもかわすだけで、教えてくれなかったことだ。
どう答えるのかと明日香が息を呑んでいると、美雪は優雅に笑いながら
「今の宏美さんは素直で扱い易いわ。可愛げもでてきたし、地下室から出して
あげて一緒に生活するのもいいわね」
と言う。
220 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/07/04 16:21
それに対し、煮しめのどんぶりを抱えて焼き豆腐を美味しそうに頬張る良彦は
「いいのかな? 今は従順でも、外に出したら牙を向けるかもしれないよ」
と他人事のように気楽に話す。
明日香もそこが疑問だった。確かに今の宏美は大人しく従順だ。だが、
これは監禁と心理的抑圧の異常な生活の賜物であり、日常生活に戻したら
立ち直り、きっと復讐するのではと思っていた。
だが美雪は、二人の顔を交互に見ながら、何も心配要らないと言うように小さく首を振り
「そうねえ、確かに宏美さんが大人しいままでいるとは思えないわ。
自由にして立ち直られたら目も当てられない。だから…」
美雪は唐突に脈絡がおかしいことを言い出した。
「明日香ちゃんのお部屋にあるタンス、そろそろ新しいのに換えようかと
思うの。ベッドももっとお洒落なのに買い換えて…キッチンの食器棚も、
私が嫁いでくる前からあるものだから、そろそろ私の使い勝手の良いものを選びたいわ」
>>217 保守どうも。
今月前半は忙しくて、また月曜から金曜まで留守にするんで保守お願いします。
美雪さんが何で脈絡ないことを言い出したのか、当てられたら凄い!
今夜また続きを入れます。
221 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/07/05 05:28
いきなり家具の買い換えの話をしだす美雪に、何を言い出すのかと不審そうな良彦と
明日香を楽しそうに見やりながら続ける。
「そして古い家具は地下室に置くの。そうしてあの地下室を古い家具で一杯にするの。
ごちゃごちゃに、物をつめて、もう足の踏み場も無いくらいに」
ここで日本酒で喉を湿らせ、さらに続ける。
「古い家具で満杯の地下室は、もうすぐには片付かないくらいの乱雑さ。とても
部屋の奥まで行けやしないでしょうね。啓太郎さんは最近お腹が出てきたからなおの
こと。でも、シェイプアップしてる私や、元々スリムな明日香ちゃんなら、乱雑に
放り込まれた家具の間を縫って、地下室の奥まで行けるの。私が何を言いたいかわかる?」
美雪のなぞ掛けは困難だ。明日香は本心から首をかしげ、良彦は煮しめのどんぶりを
持ったまま興味深そうに美雪の言葉を待っている
222 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/07/05 05:29
「西太后のラストシーン、覚えてる? あの淫靡で残酷なシーン。あれよ」
なんだっけ、と明日香は考えてハッとした。あの有名なラストシーンは鮮明に
脳裏に焼きついていた。権力者の憎悪を買い、手足を切り取られて酒カメに
漬けられてしまった若き美女。でもそれがどうしたというのだろうか。
「乱雑な物置と化した地下室の奥に、宏美さんがいるの。まさに樽から首だけ
だして。もう自分で食べ物を口に運ぶこともできないし、目にゴミが入っても
目を擦ることもできないの。全部私がやって上げなくちゃ、何も出来ない宏美さん。
喉も潰されて、ろくに声も出せないの。ようやっと1メートルくらい届くくらい
のかすれ声で、私に感謝するの。『こんな役立たずの宏美の世話をして
くださって、美雪さん、ありがとうございます』って」
うっとりとして目を閉じて、陶酔したかのような美雪。
223 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/07/05 05:36
「表向きは失踪したことにされる宏美さん。ダルマさんのような体にされて、自分では
何も出来ずに、お世話してあげる私に本心から感謝する宏美さん。これでこそ理想の関係ね」
と言い、美雪は一人悦に入ったように日本酒を舐める。あっけに取られていた良彦も
口を開き、ニヤリと笑い
「こりゃ凄いアイディアだね。そこで切り落とした両手首に木の枝を突き刺せば…」
「タイタス・アンドロニカスね?」
「美雪さんとの初デートで連れて行かれて、はじめて見たミュージカルがあれだもんな。強烈だよ」
「でも、残酷でそして美しい劇よ。復讐こそ美学。私は好きなの」
良彦と美雪が笑い合う、その前で一人明日香は顔から血の気が引いていた。
宏美をダルマのようにして地下室に監禁し続けるなどと正気だろうか。美雪の
謎めいた陶酔した表情からすると、あながち嘘八百を言ってると思えない。しかし、まさか…
食欲を無くして箸をおく明日香に、美雪が
「あら、もうお食事は終わりなの? ゆっくりとお風呂にでも入って、自由にしていいわよ」
とにこやかに微笑みかける。明日香はご馳走様でしたと言うと食器を流し台に運び、
急いで自室に向かう。
(嘘だよね、おば様の言うことは。まさか本当に…宏美さんをダルマ人間に…)
そんな恐ろしいことなど想像したくもないのだが、啓太郎の帰国の日は近づいている。
一体どうけりをつけるのか、明日香はわからない。
自室のカーペットの上で、途方に暮れる明日香だ。
to be continued
最近反響が少ないんで、220で煽ったんですが不発に終わりました…ははは…
金曜夜まで保守頼んます…
224 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/07/05 15:47
では金曜まで、蒸し暑い都市に行ってきます。
保守お願いです。
>後半の宏美の立場逆転の対比効果を狙いました。
最初の小説の逆転劇は好きじゃなかった(復讐編が始まれば別だけど)んだけど、今回はかなり
今回はかなり効果的だったと思う。
>苛められる側の視点で読むと、また違うかな。
どうでしょうねぇ。でも俺はMっけもあるんだけど、虐められる側の
視点に立ったとしてもバッドエンドが好きだなぁ。
もちろん死んじゃうのとかは好きじゃないけど、惨めに落とされるって生きていくって部分に興奮するんだよね。
いやぁーでも何か今回の展開すごくゾクゾクしてきましたぁ。
昔、初めて西太后のエピソード知った時は妙に変な気持ちになったものです。
1さんとはかなり性癖近いかもしれないなぁ。
(*´д`*)金曜日が楽しみ保守
保守
228 :
|*‘ー‘)電柱:04/07/09 11:47
捕手
229 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/07/10 01:22
(*´д`*)オレも金曜日が楽しみ
230 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/07/10 16:16
明日香が去った後、キッチンで美雪は良彦ともう誰の目も憚ることなく、いちゃついている。
お互いの箸で煮しめを食べさせたり、お猪口に日本酒を注いだりしては軽くキスを
して口移しに飲ませあったり。
美雪が良彦の股間に手を伸ばしてギュッと掴むと、逆に良彦の逞しい手が美雪の
胸元に滑り込み、そのまろやかな乳房を揉みしだく。
「罪な人だよ、美雪さんは、不倫相手の俺と自宅で堂々といちゃつくんだから。
それに義理とは言え、自分の娘にあんなことをしてさ」
甘くささやく様に言う良彦に
「いいのよ。この家に嫁いで来てからというもの、いつも宏美さんには惨めな
思いをさせられてきたんだから」
「偉そうな態度を取られたくらいだろ?」
「それだけならまだしも…あの娘のせいで私の幸せが…」
231 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/07/10 16:18
ここまで言うと、美雪はフッと眉をしかめて口を閉ざす。興味を覚えた良彦が
「美雪さんの幸せが?」
と水を向けるが、美雪は言いたくなさそうで話題を変える。
「それはいいの…でも、意外なのは明日香ちゃんよ。恨んでも恨みきれない
はずの宏美さんをもっと苛むかと思っていたのに…監禁当初に四つん這いで
歩かせたことを覚えてる?あのとき私がけしかけて、明日香ちゃんがベルトで
宏美さんのお尻をぶったことがあるでしょ。宏美さんにした仕打ちといえば、
あれだけだもの」
そうしてお猪口をグイと飲み干すと
「いつも慇懃無礼に対応するだけで…まぁ今の宏美さんに敬語を使うだけでも
宏美さんには返って屈辱だろうから、いいんだけど。でも、もっとやって
欲しかったわ。私が見ていないところで、運んだ食事を取り上げたり、
便器の内容物をからかったり、あの澄ました頬をぶったり。密かにそんなことを
する明日香ちゃんを期待していたんだけど、やはり明日香ちゃんは心根が
優しいのね…宏美さんと大違い」
232 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/07/10 16:22
とため息をつく美雪に、良彦が自分の股間を指差して
「これにものを言わせようか? 明日香ちゃんはまだバージンなんだろ。俺が最初に
ぶち込んでやれば、あとは言いなりに…」
言いかけている途中で良彦の顔が苦痛にゆがんだ。美雪が手を伸ばして良彦の
睾丸をそっと掴んだのだ。
「駄目よ、明日香ちゃんに手を出さないで。明日香ちゃんは純なんだから」
きつく睨む美雪に、良彦は両手を上げて降参のポーズをする。
「わかったよ、明日香ちゃんには手を出さない」
「お願いね…じゃあ一緒にお風呂に入りましょうか」
そう言いいそいそと後片付けを始める美雪の背後で、良彦は童顔の分けた前髪から、
怪しい目をのぞかせて何か考えている。
to be continued
みんな保守ありがとう。
またしても来週、月から金まで留守にするのですが…
>>225 「桂子」は今後の純子の逆襲あってこその桂子の反撃なわけで、あれで終わったらぬるい話ですね。
実話系では、不謹慎ではありますが某銀行立てこもり事件が結構萌えました。
明日香の性格が変わらなかったのも今回良いと思った要因かも。
これで性格が悪くなって完全な虐め役に転じてしまうと最初の虐めが台無しになってしまうからね。
でも明日香が宏美を救出するパターンだけはやめてねw
今回はバッドエンドでいいんじゃないかな。
性格の悪い子なら自業自得ということでw
きっとみんなも良心咎めないはずですー。
かなりこのお話し気に入っているのでいっぱい続いて欲しいです〜
パタンとテキストを閉じると、明日香は両手を頭の後ろで組んで天井を見上げる。
集中しようとしても、どうしても気が散ってしまう。
美雪と良彦が夫婦の寝室でじゃれあう声が耳に入らないようにCDを掛けたりする
ものの、良彦に品定めするような目で見られた不気味さ、床に転がった食物を口で
むさぼり食う浅ましい宏美を思い出してはとても平静でいられない。
美雪の、宏美をだるま人間にするという言葉も気にかかる。
(もう嫌、なんでこんなことになっちゃったんだろ…)
自分が来たとき、宏美はお姉さん代わりとして面倒を見てくれ、美雪は一緒に家事を
こなして仲良くし、啓太郎は旧友の娘ということで良くしてくれた。
それが、今や美雪は堂々と不倫相手を連れ込んで、ずっと虐げられてきた宏美を
地下室に監禁する異常な事態となっている。
明日香自身にも変化があった。いいように嬲り者にされ、サークルでは晒し者に
され、また自慰をさせられたり、美雪の性器を舐めさせられたり、成瀬家に
下宿するまではこんなことになろうとは想像もしていなかった。
それもすべて、自分が宏美の憧れの人と付き合ったことがきっかけに
なっているのだろうか…。私が悪いのだろうか?
苦悩する明日香はのどの渇きを覚えると、水を飲もうと部屋を出て階段を
降り、キッチンに向かう。冷蔵庫から麦茶の入ったボトルを取り出した
ところで、いきなり口をふさがれた。
(なに…なんなの)
逃れようとするが、背後から口をふさがれたまま抱きすくめられて、強い力で
床にねじ伏せられてしまう。
「おとなしくしな。すぐにいい気持ちにさせてやるから」
良彦の声だ。明日香はもがくものの、口をふさがれたまま体の上にのしかかられて、
身動きができないどころか呼吸すら苦しい。
自分を見つめる良彦の目が、怪しく光っていたことを思い出して明日香は
いま自分の身に何が降りかかっているのか、はっきりと悟っていた。
(こんな形で奪われたくない…)
麦茶のボトルが空しく床に転がり、中身があふれ出している惨状の中、
明日香の着ているスウェットが捲り上げられて、ブラのカップの上から乳房を思い切り掴まれる。
「い、いや…」
必死にもがいて声を出そうとするが、思い切り頬を叩かれて呆然となってしまい、
その隙にスウェットのウエストに手を掛けられて深く手を差し込まれ、
パンティもろともひざまで脱がされてしまう。
「大人しくしてればすぐ終わるさ。宏美さんを見ただろ? ああいう風に
気持ちよくさせてやるからさ、なぁ?」
暗闇の中でもつれ合いながらも、良彦は的確に明日香の上に体重を掛けて
動きを封じていく。今や明日香はスウェットとパンティをひざに絡ませたまま
下半身をむき出しにされ、ブラカップをずらされてその白く可憐な乳房を、
思い切り揉みしだかれていた。
to be continued
>233
明日香さんが性格変わったら、明日香いじめのシーンが死んじゃいますからね。
そしてこの話はまだ続きますよー。
金曜まで保守お願いします。
じゃあ出かけてきます。
保守お願いします。
そうかな、俺は現在の明日香の態度にイライラしているけれど。
なんか偽善者みたいな気がして嫌だな。
良彦に犯されているのを誤解した美雪に、ダブル奴隷にされてしまえ。
あ、それじゃなんでも帰ってきた啓太郎が不審がるか・・・
じゃ、一家そろって美雪の奴隷になるとか。
明日香は無垢のままでいいと思うけどな。
美雪にダブルで虐められるのもどうかと思うけど
明日香がキーパーソンになっていくかもね。
でも宏美が行方不明じゃ警察沙汰になるから
地下室とかも詮索されちゃうよね。単に家出にするか
自立するために旅に出たとかにして置いた方が無難かも。
この辺りをどう料理するかも楽しみなんだけどねw
>明日香がキーパーソンになっていくかもね。
ああ、もっとも恐れていることを(ry
1です。
暑いです。
いろいろご意見が出ていますねぇ。
ま、とりあえず保守どうもってことで、仕事の合間に公共のpc借りてのレスでした。
ねぇー誰か絵心のある人いない?
名シーンをイラスト化して欲しいなぁ。
想像が壊れるから嫌だって人もいるだろうけど、官能小説では挿絵付がやっぱり好きだねぇ。
地下画廊って昭和初期の官能小説に拘っている素晴らしいサイトがあるけど
イラストがリアルでいいんだよねw
最後のwはなんのために付けてんの?
>>243 きっと239=242だよっていうサインじゃない。
気にすんな。
おまいら!239=242は携帯厨なんだよ!
wを笑う記号と思うから、意味不明なんであって、
携帯厨が使うVV(ブイブイ)だと思えば、おかしくねぇよ。 v( ̄Д ̄)v
♥
(´・ω・`)ホシュ
(おば様…助けて)
助けを呼ぼうと声を上げようとした刹那、生暖かいものが明日香の口を襲う。
良彦に口付けをされ、舌を差し込まれて、温い不快な感触を嫌でも味あわされていた。
それでも必死に良彦の口付けを振り切ると、身をよじって逃れようとするが、
グフッと悲鳴ともつかない声を上げて悶絶し、キッチンの床に倒れこんだ。
明日香の下腹に良彦の拳がめり込んだのだ。
「大人しくしてりゃ終わるよ。いつかはやらなくちゃいけないんだ。その点俺なら
慣れたもんだぜ? 下手なやつにやられるよりもよほどいい」
勝手なことを言いながら、悶え苦しむ明日香にのしかかり、太股に手を掛けてグイと
思い切り押し開くと、己のズボンに手を掛ける。
(嫌、こんなの…)
明日香の目に、黒光りする良彦の分身が映っていた。こんな形で処女を奪われる
とは思ってもいなかった明日香は、もう抵抗もままならず悔しさに目を閉じる。
「さあ、行くぜ」
いよいよ突き入れられるのかと覚悟していた明日香だが、いきなり目の前が
まぶしくなり、なんだろうとギョッとした。良彦も凌辱の手を止めたようだ。
身を硬くする明日香に、聞き覚えのある声が聞こえる。
「やめなさい。明日香ちゃんから離れて」
美雪の声だ。明日香が静かに目を開けると、美雪が怖い顔をして仁王立ちになっている。
そうしてつかつかと歩み寄ると、動きを止めた良彦の頬に思い切り平手を
振り下ろし、ぱちんと言う響きとともに、大きく赤い手形がついた。
頬を叩かれた良彦はにやりと笑うと
「ジョークだよ、ジョーク。ちょっと刺激がきつかったかな?」
と不敵な笑みを浮かべて立ち上がり、ズボンを上げる。
美雪はあられもない姿で震えている明日香に近寄ると、そっと抱きかかえて
自分の羽織っていたカーディガンを掛けてやり
「もう大丈夫よ、ごめんね、明日香ちゃん」
と優しく話しかけるが、明日香の胸はまだ動悸で高鳴っていた。今まさに
無理やり男に襲われ処女を奪われそうになった、間一髪のところだったのだ。
青ざめて頬を強張らせたままの明日香の肩を、美雪が抱きかかえて立ち上がら
せて、そのまま部屋まで連れて行く。良彦には夫婦の寝室に行くようにと
言い捨てて、ふて腐れたように立ち去る良彦の背中を睨みつけながら、
美雪が口を開いた。
「大丈夫? 明日香ちゃん。物音がしたからキッチンに降りてみたら、
こんなことに…今夜はお部屋の鍵をしっかりと掛けてね。私も気をつけるから」
寄り添い歩きながら、美雪が慰めるのだが、明日香の体の震えは止まらない。
それほど衝撃が大きかった。美雪に送られて自室に入った明日香は、しっかりと部屋のドアに鍵を掛けて、床にへたり込んだ。
(もう嫌…この家を出たい…)
明日香を送ると、美雪はいそいそと夫婦の寝室に向かった。今夜、美雪は良彦と
思う存分抱き合うのだろう。また、地下室では宏美が全裸のまま惨めな時を過ごすのだろう。
そして自分といえば、美雪の愛人にあと一歩のところで犯されそうになった。
(この家を出たい。そうだ、いっそ実家に戻ろうかな…)
そう明日香は漠然と考えていた。
to be continued
みんな保守やご意見ありがとう。
美雪、格好いい。
д`*)またミユキサンのタクラミダッタリシタラコワイッ
翌朝、ほつれ毛も悩ましい妖艶さを漂わせる美雪は、明日香の部屋をノックしたが
明日香は部屋から出ようとしない。
仕方がないので、手早くおにぎりと味噌汁を部屋の前に置くと階段を降り、
キッチンに行くと朝食を摂る良彦と向かい合う。
「昨夜変なことをするから、明日香ちゃんがお部屋から出てこないじゃないの。もう…」
膨れっ面の美雪に、良彦は軽く笑い
「あのままヤッた方が上手くいったと思うけど。一度突っ込んでしまえば、
明日香のような純な娘はもう言いなりになるのに」
「駄目よ、そんなの許さないわよ」
キッと睨む美雪に良彦は手を挙げ
「大丈夫、今朝はもうそんな元気はないや、さすがに。ハハ」
あのあと、美雪が叱責しながらも激しく良彦を求めて何度もよがり狂い、おかげで
すっかり精を吸い取られたような虚脱感で目覚めた良彦である。太陽が黄色く
見えるってのはこのことかと実感するくらい美雪の手管に参らされていた。
「精の元を補給しておかないとな」
山芋に納豆、生卵、摩り下ろしにんにくを混ぜ合わせてすする良彦を、
美雪が頼もしそうに眺めて
「吸い取りすぎちゃったかしら。でも若いんだからすぐ元気になるわよ」
と謎めいた笑みを浮かべると、とんでもないという風に良彦が手を振り
「さすがに今朝はできないよ。男と女は違うんだからさ」
と慌てて手を振ると、美雪が笑みを浮かべて
「じゃああのバカでもからかいに行きましょうか。あなたはただ見てるだけでいいからね」
と言い、席を立つ。バカとは無論、この家の一人娘で名門大学生の宏美のことである。
宏美用の朝食を載せたトレイを手に、美雪は良彦を伴い地下室の扉を開け、
中に入ると宏美が不安そうな面持ちで立ち尽くしていた。
ラ・ペルラの高級下着を身につけた宏美は、上目遣いに美雪の感情を窺う
ような視線で、自信なさげに立っている。いつもなら全裸で監禁されている
宏美であるが、昨夜は良彦を出迎えるためにラ・ペルラの高級下着を久しぶりに
身に着けることができたのだが、その下着がそのまま地下室に置かれたままに
なっていた。全裸でいないと美雪に怒られるかなとも思ったのだが、
久々に下着を与えられた宏美は美雪の不興を買うことを覚悟で身に着けていた。
なんというか人間らしさを少しだけでも、取り戻した気がするのである。
ちゃぶ台にトレイを置いた美雪がゆっくりと下着姿の宏美に近づき、
いやらしい視線でじろじろと眺める
緊張しているためか整ったスタイルなのに背筋をちぢこませたような宏美を
楽しげに見ると、その優美な盛り上がりを見せる尻を、パンティ越しにパンと叩き
「シャンと背筋を伸ばしなさい」
と叱咤し、言われたとおりに宏美は背筋を伸ばすがなんとも顔が不安そうに翳っている。
そんな宏美を散々ねめまわすように見ながらようやく美雪は口を開いた。
「ラ・ペルラの下着を着けてのお出迎えなの?」
どう美雪に答えたものか、美雪の顔を窺いながら宏美はおずおずと口を開く。
「は…はい。いけなかったでしょうか?」
また、しばらく沈黙して嫌な空気を充満させた後、美雪が口を開く。
to be continued
とりあえずこれくらいで、仕事に出かけてきます。
お、昼間から更新か
乙!
ああ、、早く続きが読みたい。こんなに続きが気になる小説ってマジで久しぶりだよ。
ドラゴンボールの続き並みに気になるよ〜
(*´д`*)うん!すごいドキドキ!保守
「上出来よ、いくらあなたが淫乱だからといって、殿方に物欲しそうに淫らな部分を
曝け出してお出迎えするんじゃないかって心配していたの。まぁあなたはそれほど
礼儀知らずでもなかったってことね?」
とりあえず下着姿で出迎えたことを認めてもらい、ホッとした様子の宏美を、
美雪は嘲るような視線で眺める。
(ずいぶんと御しやすくなったわね…)
今朝は、宏美が全裸でいても、じっと無言で舐めるように眺めた挙句に
「脱がせる手間を省くなんて、さすがに宏美さんは機転が利くわね。偉いわ」
と褒めるつもりでいた。
しょせん宏美がどういう態度を取ろうと関係がない。同じことをしても昨日は褒めて
も翌日には貶して蔑むなどという、宏美に対する精神的な揺さぶりの一環で、
認めたり褒めるのを7割程度、貶したり罵倒するのを3割程度でそのときの気分で
対応している美雪である。
こうなると宏美はどうすれば美雪の怒りを買わなくてすむのか判らなくなり、
いつも美雪の顔色を窺うようになり、美雪に認めてもらうと露骨にホッとした
表情をする。飴と鞭を使い分け、すっかり宏美を手玉に取っている美雪は、
さらにいつもの儀式を要求する。
「さあ、宏美さん、恒例の挨拶がまだよ」
宏美はおずおずと床に座り込み、三つ指を突くと美雪の前にひれ伏し
「私、成瀬宏美は役立たずの無駄飯ぐらいです。いつもお世話をお掛けして
申し訳ありません」
と隷従の言葉を吐く。これを食事前に言わせることで、宏美の心理に服従心を
植えつけさせるためであった。繰り返して自分を卑下し、美雪への隷従の
言葉を吐かされる宏美の中に、知らず知らずのうちに、美雪よりも劣った人間
なのだと思い込む深層心理が形成されていた。
すっかり大人しく言いなりになる宏美に対し、満足そうな美雪は
「そうね、あなたもようやく自分が見えてきたみたいね。さ、日課の運動と行きましょうか」
と水を向ける。
美雪に即される宏美は、どう振舞えばいいのかと問いたげに上目遣いに見上げ
るのだが、美雪はそ知らぬふりで爪を研ぎ出し
「さっさとやりなさい。運動は美容の友なんでしょ? でもどんな運動をして
いいか判らないのなら、私が指図するけどどうかしら?」
そういわれると、宏美は美雪に従うのが無難だとばかりに、媚を売るように美雪に
「はい、どう運動をすればいいか指図してください」
と聞く。
美雪は壁に背をもたれさせて、さあどうしたものかしらねえ、などと思わせ
ぶりにつぶやいていたが、ふと閃いたように宏美に下着を脱ぐように言う。
やはり全裸にされるのかと、宏美は目を瞑り吐息を漏らす。仕方がないと
諦めの顔で両手を背中に回してブラのホックを外し、肩紐を脱いで乳房を
押さえる力を失った優美な刺繍模様のブラジャーを取り去ると、
今度はパンティのサイドに手を掛け大人しく脱ぎ去る。
相変わらずの見事な重量感のある乳房と、剃られた恥毛が中途半端にまた
萌え出している股間を晒し、所在なさげに立ち尽くす宏美に、美雪は
「最後までちゃんとやりなさいよ。本当にだらしないわね」
とさも呆れたようにつぶやき、一糸まとわぬ宏美はこれ以上何をすればいいのか
という様に美雪を窺うと、美雪は床に投げ出された宏美の下着をあごでしゃくり、
何事か促すように宏美を見る。
少しの間戸惑う宏美だったが、やがてハッとすると、床にしゃがみこみ
ブラジャーとパンティを丁寧に畳む。
「そう、後片付けをちゃんとしないと礼儀知らずになっちゃうわ。まったく
今までどんな躾を受けてきたのか知らないけれど、義理母の私のおかげで
少しは世間並み程度のエチケットが備わってきたかしら。どう?」
嫌味たらしく美雪に言われ、宏美は
「はい、美雪さんのおかげです」
と素直に応じる。
満足そうに頷く美雪は、
「さ、運動の続きを」
と促すが、宏美は戸惑う。運動の続きってなに…とキョトンとする宏美に、美雪は命令する。
「その折りたたんだブラとパンツを身に着けるの。さ、早く」
その命令が何の意図かわからぬままに、宏美はまた脱いだばかりのブラジャー
とパンティを拾い上げ、身に着けるのだ。
うんざりした表情の宏美はハァハァと次第に息が上がってきていた。単調な動作、
ブラジャーとパンティを身に着けては、またそれを脱いで折り畳む。
そしてまたブラジャーとパンティを身に着ける。
それはまさに古代の神話でシジフォスが担わされた苦役そのものだった。
下着を身に着けてはそれを脱ぎ、折り畳んではまた広げて身に着ける、
単調な動作の繰り返しで終わりというものがなく、当然達成感もなにもない
空虚な動作の連続。
少しでも手を止めたり、動きが緩慢になるととたんに美雪の叱咤が浴びせられ、
宏美は身をすくめながら単調な動作を繰り返し、させられていた。
「宏美さんの体重だと、一時間ゆっくり歩いて70kカロリーで日本舞踏で
100kカロリー消費する計算になるわ。でもこれもいい運動でしょ?
どれくらいのカロリー消費になるのかしらねぇ」
嫌らしく笑うのは美雪だ。
肉体的というよりも、精神的に宏美を追い詰めるための単調な連続した下着の
着脱を命じていた。
to be continued
>>259-261 そんなに気に入ってもらえて嬉しいです。
あと、今度は月から木曜まで出張で留守になります(多分これが最後でしょう)
唯々諾々と、無理やり従わされる宏美を背後から眺めるのは良彦だ。女特有とも言うべきか、
じわじわと真綿で首を締めるように相手を苛む美雪のアイディアには舌を巻いていた。
(大人しくて真面目な人が一旦ぶち切れると怖いね、まったく。それにしても、
なんでここまでするかね…)
美雪が口に出した「宏美さんのおかげで私の幸せが」という言葉が引っかかるのだが、
視線は目の前の宏美に向けられている。
下着の着脱という同じ動作を連続してさせられる宏美を見ているうちに、なんとも
サディスティックな快感が沸き起こり、股間がむくむくと隆起を示す。
美雪が目ざとくそれに気がつき、宏美が脱いだ下着を畳んだところで声を掛ける。
「もういいわ、だいぶ疲れたでしょうし。それよりもあなたの彼氏が元気を取り戻した
みたいよ。さ、あなたのお口で抜いてあげなきゃね」
と顎をしゃくる。その言葉に宏美は良彦を振り返ると、どうしようかと
思案していたが、美雪に背中を軽く足蹴にされて、おずおずと良彦の前に
這うと、ベルトをはずしてズボンとトランクスを下げて、良彦の黒光りする
ペニスを露出させる。
それをいよいよ口に含もうとして躊躇していると、今度は後頭部を小突かれる。
「頼もしいペニスにご挨拶は? 何か言葉を掛けるべきでしょう」
美雪に言われて、宏美は心ならずも
「素晴らしいペニスだわ、これをおしゃぶりしたいの。良いでしょう?」
と言わされ、それに答えて良彦が
「ああいいぜ、好きにやってくれ」
という。自分の意思に反してフェラのお願いをさせられ、それをもったいぶって
許可される屈辱に宏美は思わず顔を背けそうになるが、背後からまたしても
美雪にせっつかれて、その引き締まった唇を隆起しているペニスへと触れさせる。
to be continued
ではここまでで、木曜夜まで出かけます。
保守頼みます。
保守
(´・ω・`)ホシュ
>270-271
どうもです。
帰宅してのとりあえずの保守でした。
保守
274 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/08/01 02:23
拙い技巧で初めてのフェラをさせられる宏美に、背後から美雪がやり方を指示して
いき、宏美は美雪に言われるがままに片手でそっとペニスを掴んで摩擦しながら、
その先端を口に含む。
素早く手でしごきながら、舌ではチロチロと先端の剥けた肉塊を舐める。苦い風味が
広がるが、我慢してペニスを刺激し続ける。
「ただ舐めるだけじゃ興がないでしょ。時には『このオチンチン美味しいわ』
とかなんとか言いなさいよ」
美雪に言われ、仕方なく宏美は「ああ、なんてたくましいの」「素敵なオチンチンね」
といか心にもないせりふを吐きながら、ペニスに頬刷りしたりと雰囲気を盛り上げさせられる。
抜群のスタイルの宏美が美貌を歪め、その大きく優美な乳房を揺らしながらの
口淫奉仕に、拙いフェラとはいえ良彦の官能が高ぶり、先走りの液が滲み出る
275 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/08/01 02:24
「その調子よ、なかなか飲み込みが良いわね。ひょっとして母親譲りなのかしら」
亡き愛する母を持ち出され、思わず宏美は眉をひそめる。冗談でもそんなネタで
母を持ち出されたくないからなのだが、美雪が背後から宏美の胸に手を回す。
「今、生意気そうな顔したでしょ? 自宅で地下室に監禁される間抜けの
分際で、何を言われても仕方ないでしょうに」
言われた宏美の顔が苦痛にゆがむ。美雪が宏美の垂れ下がる乳房をダイナミックに
揉みしだいているのだ。
「今はイカせることを考えなさい。舌を使って裏筋をそっと舐めるの。
そこが一番の感じるところなんだから」
言われたとおりにペニスの裏筋にそっと舌を這わせ始めると、良彦のペニスは
先走りの液と宏美の唾液とでベトベトに濡れている。
耐える良彦だが、宏美が片手でしごきながらペニスの亀頭や裏筋を舐めまわす
追い上げに、ついに堰が切れ、精を噴出してしまう。
276 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/08/01 02:25
驚いた宏美は顔を背けようとしたが、美雪に顔を押さえつけられ、
その口の中に噴出を受けることになった。
「飲みなさい、こぼしたらお仕置するから」
美雪に強要され、宏美は無理やりに苦い液を嚥下させられる。
(また、汚されてしまった…)
もはや悔しさも忘れた令嬢は、惨めさの中で吐き気をこらえながら、
精液を飲み下す。
我慢してようやく初めてのフェラを終えた宏美だが、美雪は容赦せずに
「ちゃんと後始末をしなさいよ」
と命じ、言われるがままに宏美はペロペロと良彦の萎えた砲身に舌を這わせて
綺麗に後始末をさせられるのだ。
to be continued
ついに書き溜めていた貯金がなくなりました。
保守
278 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/08/04 01:29
宙を欠片が飛ぶ。ゆるい円を描いて飛ぶ小麦色の欠片、それに口を開けて飛びつく裸体の美女。
「ねえ、美味しい?」
美雪がコーンフレークを放り投げながら聞くと、そのコーンフレークを飛びついて
口に入れる宏美は
「美味しいです、美雪さん」
と答える。屈辱の口淫奉仕の後、口をゆすいでから宏美は、まるで餌付けされている
アシカのように、宙を舞い飛んでくるコーンフレークを口でキャッチさせられていた。
前後左右にコーンフレークを投げられ、そのたびに豊満な乳房を揺らし、無毛の股間を
隠すこともできずに口でキャッチする宏美の無様なさまに、
美雪と良彦は凌辱者としての満足そうな笑みを浮かべる。
手を使うことを許されずに必死にコーンフレークを追いかける宏美は、
まさにいい見世物だった。
279 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/08/04 01:29
「おい、おっぱいが揺れてるぜ。三田大の女王様なんだろ? 恥ずかしくねーのかよ」
良彦がゲラゲラ笑えば、美雪も呼応し
「わざと揺らしてるのよ。こいつの取り得は大きくて形のいいおっぱいくらい
なんだから。性格はわがままだし、人間性はろくなものじゃないからねぇ」
と嘲り、コーンフレークを放り投げ、受け止め損ねたといってはバカ呼ばわり
だの宏美の亡き母を揶揄したりとの言いたい放題に宏美を辱める。
やがてコーンフレークも尽き、
「ご馳走様でした」
と全裸のまま食後の挨拶をする宏美は、下着を身に着けようと床から
ラ・ペルラのパンティを拾い上げようとするが、美雪が一瞬早くそれを奪い取り
「駄目よ、昨日から履いていたからいい加減洗濯しなくちゃ汚いでしょ。
ほら、こんなに汚れてるんだから」
とわざと裏返しにして、縦長にうっすらと染みが滲んでいる部分を突きつける。
280 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/08/04 01:31
「あなたのマン筋の汚れよ。マン筋ってわかるかしら?」
下品な揶揄と、目の前に突きつけられた汚れた自分の下着に、思わず目を
そむける宏美だが、美雪は容赦せずにさらに質問攻めにする。
「さあ、マン筋ってなに?」
「そ、それは…私のま○この…」
震える声で屈辱の回答をする宏美に、美雪は満足げに手を叩いて笑っていたが、
ふと気がついたように邪悪な笑みを浮かべ
「ああ、そうそう。あなたもこの殺風景な地下室じゃ、間が持たないでしょう?
観賞用に良い物を持ってきましょうね」
というと、急いで地下室を出て行った。
281 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/08/04 01:32
全裸のまま打ちひしがれてベッドに腰掛ける宏美だが、良彦がそっと隣に
腰を下ろすと宏美の優美な乳房の先端をツンツンと指でつつき
「どうだい、今の気分は」
とからかうよな口調で話しかけると、宏美は弱々しくそのいたずらする指を
払うしぐさをして、片手で乳房を覆い隠し
「これから私をどうするつもりなの?」
と聞く。以前の気高さなど微塵も感じさせないその切なげな視線に、
思わずクラクラと吸い込まれるような魅力すら感じる良彦だが
「さあ、美雪さんの考えてることは判らないな。宏美もそうだろ?
まさかこんな風に監禁されて、素っ裸のままで生活させられて、フェラさせられて、
バイブでオナニーさせられて…」
嫌々という風に両手で耳を覆う宏美だが、良彦の言うことはもっともだった。
確かにこんな風に美雪が自分を虐げるなどと、全く予想もしなかったことだ。
282 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/08/04 01:33
「俺も思わなかったさ、軽いお仕置きのつもりで片棒を担いだんだけどね」
耳を塞いでいても良彦の声が入ってくる。
(パパ、早く帰ってきて…)
啓太郎が帰ってくれば少なくともこんな異常な監禁生活からは抜け出せるだろうと
淡い期待を持つ宏美だ。くしくもそれは監禁されていた時の明日香の思いと
同じだったのだが。
時々啓太郎が国際電話をかけてきても、宏美はいつも留守ということにされていて
(忙しい宏美が夜いないのは不自然なことではなかったので、啓太郎も特に不審には思わなかった)
その代わりに宏美の部屋のpcから、啓太郎へメールが宏美名義で送られていた。
無論それは美雪の偽装で、いかにも宏美がメールを送ったように
「パパもそろそろ日本食が恋しいでしょ? それからあっちの人はなんか
汚そうだから、食器をちゃんと洗っているかチェックした方がいいよ」
などと、内容も工夫されていたのだが、宏美はそんなことは知らない。
to be continued
コーンフレークの餌付けシーン。
見せ物にされる宏美に萌えた。
クラスメートの前で見せ物になる宏美キボン。
このストーリ展開からじゃもう学校にも通えないだろ。
明日香で散々そのパターンみたから今回はこのまま一生監禁されて欲しいな。
監禁ってSにとってもMにとってもある種理想であり願望でもあるんだよ。
美雪はこのまま威厳を保ったままもっと残酷になって欲しい。
何か女性も虐めたら感じるとか言っていた人いたけど、復讐のためだけに
虐めるパターンも好きだね。男はスケベで女は残酷だって誰か言ってたけどまさにその通りだと思う。
だから女同士の苛めが好きなんだよね。
やがて足音も高らかに美雪が階段を降りて、何か抱えて地下室に戻ってきた。
「御覧なさい、退屈しのぎのオブジェを持ってきてあげたわ。一日中これを眺めているのね」
そう美雪が差し出したものを見て、宏美の顔が強張る。
(まさか、本当に…)
ガラスケースに入れられた、金色に鈍く光るねじれた物体。干からびたような
細長いそれがなんなのか、美雪の嫌らしい笑みで察しがついた。
逆に美雪は勝ち誇ったように宏美に迫り
「ほら、どうしたの? あなたの体から出たものよ。まるで赤ちゃんみたいに
いとおしくないの?」
と嵩にかかって責め、宏美は俯いて激しく頭を左右に振りイヤイヤと訴える。
良彦は事情を知らされていたが、よくやるなぁという半ば呆れた表情である。
「白く塗ろうかと思ったけど、それじゃあまるでバリウム検査みたいだから
面白みがないわ。やはり黄金色に塗って良かった。小学校の課題の工作なら、
5が貰えるくらいのいい出来栄えよ。でも乾かしても臭くてたまらなかったわ」
と美雪の揶揄が続くが、宏美はそれを視界に入れるまいと顔を伏せたまま、
肩を震わせてしゃくりあげる。
(美雪さん狂ってる、普通じゃないわ…)
嗚咽を漏らす宏美を見下す美雪は
「何を泣いてるのよ。泣いても無駄よ。退屈しのぎにこれでも眺めながら過ごすのね」
そうして床に置こうとしたが、思い直して地下室の扉の付近に置きなおす。
「せっかくの力作を破壊されちゃたまらないから、宏美さんの手の届かない
ところに置くわね。私ももう2度とこんな臭い創作をしたくないし」
そうして良彦に向かい
「さあ、こんなのは放っておいて行きましょうか」
と持ちかけると、良彦は悪趣味だと感じているのかうんざりした顔で
「よくやるよね、俺は他人のそんなものを見るのもごめんだよ」
とこぼす。
すると美雪は妖艶な笑みで
「私も嫌よ。でも、義理の娘のものだからこそ、できたのかしらねぇ」
といやらしく笑い、良彦を促して地下室を後にした。
一人取り残された宏美は、顔を上げられずシーツにうずくまったまま伏せて
泣きじゃくる。地下室の扉付近におかれたそれが、泣けば消滅でもすると
思い込んでいるかのように、泣きじゃくっていた。
to be continued
>>283-284 感想ありがとう。
今後どうしたものか、一応は考えているんですがまだ得心の出来じゃないですね。
道がいくつも枝分かれしていて、どれを進めばいいのか迷ってる感じです。
おお〜素晴らしい。屈辱的なシーンが最高です。
思案中ですか。ん〜確かに今後どうするのかが作者の腕の見せ所かも。
でも良彦や明日香が救出するパターンだけは勘弁願うね。
俺は美雪の妄想シーンでかなり興奮しちゃいました。踏みどころのない地下室でだるまさんにされてしまうってのが。
だからここでテンションダウンはして欲しくないかなぁ。
父親をどう処理するかがポイントですよねぇ。
父親に知られずにどうやって監禁し続けるか・・いっそのこと父親を事故死に見せかけちゃうとか
でもやっぱり父親は生きていた方が面白いかなぁ。この辺は難しい。
離婚を仕向けて全財産を奪いつつ、宏美を美雪が引き取るって形に発展するのもありかも。
宏美は本当は父親と暮らしたいのに美雪に引き取られちゃうとか。
明日香と良彦をどう今後からませるかも難しいな。
でもこのまま突っ走っていいと思いますよ。あくまでもこれは創作ですから。
今までのお話を読んで推測するところ、1さんは結構ダークパターンも好きそうな感じがする。
その気がない人に無理やりダークな話しを書かせても面白くないけど、その気がある人が書くとやっぱり違う。
だるまさんになってそれで終わりでなくその後の惨めな生活も綴ってくれると最高。
でもその展開は最後までとっおいてまだジワジワ虐める方がいいけどね。
他のスレにあったんだけど刺青を無理やりさせるのも面白いかと。
これまで付き合った人の名前を彫るってのは結構萌えたな。
抜粋するとこう。みんな結構鬼畜なこと考えてんだって思ったw
SMのスレとか性的な虐めのスレはネタの宝庫なんで見てみるといいですよ。
左ケツに
「肉体使用歴」
山**男
中**哉
藤**一
秋**行
どーでしょう。
左ケツに書ききれなければ右ケツへ追加(笑
で、土手には所有者であるあなたの名前。
土手に彫るのはもったいないので
手のひら、足首、ケツ、腰、辺りはどうでしょう?
手のひらだと毎日自分でも見てしまうし人にも気づかれるのでいいと思います。
やはり手のひらに彫るのが一番残酷で萌える。
つり銭もらう度に人に見られたり雌自体も一日に何度も見てしまうからな。
(´-`).。oO(俺は刺青では萌えんなぁ・・・)
ん?刺青萌えません?俺的には一生残るものを無理やりされるのは屈辱的だけどなぁ。
ここ見ている人結構ソフト路線が好きな人多いね。だってこんな所でこんな過激な小説書いているんだもんなぁ
もったいないというか・・・SM系のスレだったらもっと食いつきが良い気がする。
でも荒れると嫌なので他スレで宣伝はしないよw
俺は女性同士の苛めスレから誘導されました。
これからバイトに行くという良彦を送り出すと、美雪は2階に上がり明日香の部屋に
行くが、美雪がドアの前においていた朝食のトレイはそのままで、味噌汁は湯気が
消えてすっかり冷めていた。
「明日香ちゃん、聞いてる? 窓の外からお庭を御覧なさい、いま良彦さんが
帰るのが見えるはずよ。もう安心だから、出ていらっしゃい」
ややすると、カチャカチャと鍵を外す音がして小さくドアが開き、明日香が顔を覗かせた。
「おば様…」
「帰ったのは本当よ、窓から見えたでしょ」
コクリと頷く明日香に、美雪はグイとドアを開けて明日香に部屋から出るように
促すと、足元のトレイに目をやり
「本当に昨夜はごめんなさいね、怖かったわね…お部屋にずっといて、
お腹がすいたんじゃないの?」
と言うと、明日香はなにやらモジモジしている。
「ええ、お腹もすいているんですけど、それよりも…」
体を震わせて何か訴えている明日香の目に、美雪はピンと来た。昨夜レイプ未遂を
受けた明日香のフォローをしに来たことなどどこへやら、可愛い明日香相手と
いえど、人を苛む癖に目覚めた美雪は嗜虐心を高ぶらせる。
「まずはお話しましょう。朝食でも取りながら、ね」
「それよりも、ちょっと…」
「それよりも、って何よ。人がせっかく用意した朝食なのに『それ』呼ばわりだなんて」
明日香の前にわざと仁王立ちする美雪。明日香は美雪の脇をすり抜けようと
したが、美雪が明日香の細い腕を掴んで先に行かせず、明日香を廊下際に押し付ける。
「何を急いでるの? 人のお話は聞きなさいよ」
「おば様…すみません、トイレに行きたいんです」
急を訴える明日香だが、
「トイレ掃除なら私がやっておくから心配しないで。さ、お話しましょうね」
わざとすっとぼけたことを言う美雪に、明日香は我慢ができずに
「用を足したいんです。おしっこが…」
と恥ずかしそうにか細い声で訴える。一晩中部屋の中にこもってトイレにも
いけなかったため、膀胱が破裂寸前に膨らんでいた。
「まぁ、おしっこだなんて、若い娘が人前で言う言葉じゃないでしょうに。
そんなに溜まってるの」
ウンウンと頷く明日香の下腹部に、美雪が手を伸ばして力を込めて押す。
明日香の顔が切なくゆがむ。美雪が手のひらで、明日香の膀胱の上をまさぐっている。
「まあ、パンパンに溜まってるわね、もう決壊寸前かしら」
もうそろそろトイレに行かせてやろうかと美雪が思っていると、不意に明日香の
体から力が抜けたようで、明日香が床にへたり込んだ。
足元になにやら生暖かいものを感じて、美雪が下を見ると、へたり込む明日香の
元を中心にして黄色い液が広がっている。
明日香が美雪を見上げ、恨みがましそうな目で言う。
「おば様…大っ嫌い」
その言葉に、自分の仕打ちも忘れてカッとする美雪は、思わず明日香の頬を
平手で打っていた。
打たれた頬を押さえ、それでも明日香は恨みがましそうに、己の小便で濡れた
廊下の上に座り込んでいる。
しばらくそのまま睨みあっていた二人だが、我に帰りさすがに悪かったと思う美雪は
「ゴメンね、明日香ちゃん。シャワーを浴びて早く着替えなきゃ。後始末は
私がしておくから、ね」
と機嫌を取るように言うのだが、明日香は黙ったままいつまでも座り込んでいる。
沈黙が続く気まずい雰囲気の中、ついに明日香が口を開いた。
「この家を出してください」
「そんな、急に何を言い出すの?」
慌てる美雪。
「お手伝いとして働いた分のお金をください。契約書に書かれているはずですよね」
「昨日のことも、今のことも本当に悪かったわ。ね、もう一度話し合いましょう」
美雪は懸命に説得するが、しかし明日香の唇は硬く閉じられたままだった。
to be continued
3日ぶりで遅くなりました、皆さんどうも。
刺青だと、蘭生光さんの作品で股間に刺青を入れられるのが萌えました。
あと子供のときに女性週刊誌で読んだ漫画で、拉致されて暴行された女性が
胸元に十字の焼印をされてしまったために、
「この焼印のために、夏でも胸元が見える服を着ることが出来ない」
と恨みがましく話す、その切ない心情にグッと来ました。
相手の心を責めるのが好きなんですが、肉体への責めも嫌いじゃないですよ。
これからも、自分が萌えるシチュエーションを書いていきます。
((((;゜Д゜)))おとなしかったアスカがきれた!
宏美好きなアタイ的にゎ宏美助けてミユキに反旗ひるがえしてくれーって感じなんですけど
宏美を別として、計算高い女の人があわてる感じに萌ぇ〜
1が「我が道を行く」宣言すると、とたんに見捨てられて寂れちゃうんだよなぁ、このスレ。
朝食を載せたトレイを持って美雪がそっと地下室の扉を開けると、宏美が裸体のまま
ベッドに横たわっていた。せめて夢の中では普段の屈辱の生活から逃れたいのだろうか、
楽しい夢でも見ているかのように寝顔が安らいでいる。
そんな宏美に対し、トレイを置いた美雪は手を組み合わせると、人差し指と中指だけ
を伸ばして尻穴に突っ込むと言う、小学生がやるような悪戯のポーズをとる。
そっと宏美に近づいて、突き出した人差し指と中指を、狙いを定めて宏美のすぼまった
菊の形の穴に一気に差し込んだ。
「ウッ、ギャアーッ」
不意の痛みにギョッとして目を覚まし、尻穴を押さえる宏美に
「いつまで寝てるのよ、もうとっくにお日様が昇ってるのに」
と美雪が怒鳴り、宏美は目をこすって
「ああ、はい、お早うございます」
と挨拶をする。
(バーカ、まだ夜中の3時過ぎよ、良彦さんと一戦交えた後にシャワー浴びて、
気が向いたから気晴らしに来たっていうのにね)
美雪は内心笑いをこらえながら、朝食を載せたトレイを差し出すと、宏美はいつものように
「私、成瀬宏美は役立たずの無駄飯ぐらいです。いつもお世話をお掛けして
申し訳ありません」
とスラスラと暗証するして、箸を取り食べ始める。
食べている途中で、宏美は不意に
「美雪さん、最近明日香ちゃんの姿が見えないけど、どうかしたの?」
と気になっていたことを聞く。ここしばらく、明日香が地下室を訪れること
がなく、食事や便器の始末はいつも美雪が行っていた。それなりに思いやりを
示してくれていた明日香と違い、美雪はことさらに便器の内容物を囃し立て、
宏美にも見るように強要し、食事の際はいつもの屈従の台詞を言わせる。
明日香が来てくれない事で、余計に辛さが増していた宏美だ。
「明日香ちゃんがここに来るのは嫌だって。なんで意地悪で恥を掻かされて
きた宏美さんのお世話をしなくちゃいけないのっていうから、仕方なく私が
ここに来て上げてるのよ。それとも私じゃ不満かしら」
「いいえ、不満だなんて…」
慌てて否定する宏美の顔が曇る。同情を示してくれていた明日香にさえ嫌われて
しまっているのかと、落ち込んだ表情だ。
気落ちしてまた箸を取る宏美を、美雪はいやらしく眺める。
(明日香ちゃんが出て行ったのは仕方がないわ。でも、それも案外ラッキーだったかも)
レイプ未遂とおしっこを漏らされたことで、明日香はこの家を出て一人暮らし
したいと強硬に主張し、懸命に翻意を迫る美雪も手を焼いた。
脅したり、なだめすかしたりのあの手この手の説得にも耳を貸さず、ついには
退学して田舎に帰るとまで言い出した明日香に、これまでの積み立てていた
メイドとしての給料を渡して、この家で受けた仕打ちと宏美の監禁の事は誰にも
しゃべらないこと、良彦が来ない日はこの家に顔を出すこと、を条件にしぶしぶ
一人暮らしの許可を出した。
やはり自分の愛人が仕出かしたレイプ未遂の負い目があったのと、素直なはずの
明日香が頑として引かないのに根負けした形である。
また、明日香がいなくなればより一層愛人の良彦を成瀬家に連れ込め、
愛欲の生活を送れ、明日香の目を気にせずいっそう宏美を苛むことができるという計算もあった。
今夜も泊まりに来た良彦相手に存分に腰を振り、思い切り精を吸い取って
堪能した後にふと思いついて宏美をイジメに来た美雪である。
「いつまでも食べてるんじゃないわよ」
ゆっくりと箸を進める宏美の頭をポンと叩き、さてどう宏美を弄ってやろうか
と考えていると、背後から声がした。
「こんなところにいたのかい。美雪さんの姿が見えなくなってどうしたのかと思っていたんだ」
バスタオルを腰に巻いた姿の良彦だ。邪悪さを秘めた童顔に、鍛えた筋肉質の
裸体が妙なコントラストを醸し出している。
蘭生光って聞いた事ないな。ぐぐってもあまりヒットしないし。
単純に肉体を傷つけたいわけではなく、精神的な責めへの布石になるんだよね。うんうん、分かるなぁ。
>>299 書き込みは少ないけど、読んでるだけの人も結構多いと思うよ。
もっと意見を聞きたいと思うなら、荒れるのを覚悟でSM系のスレに進出しないとだめさ。
こんな平和な離れ島に民は中々たどり着けない。下手に荒れるよりも静かでいいと思うが。
全員の意見を取り入れていたら、それこそまとまりのない小説になってしまう。
性癖は人様々だから、これで興奮するって人もいれば逆がいいって人もいる。
だから作者が一番興奮する話しを書くのが一番なのさ。時々ネタを提供するのとかはいいと思うけどね。
「お早う、もう目が覚めたの」
美雪の言葉に素早く頭脳を回転させる良彦は、まだ真夜中というのを承知の上で
「ああ、今朝はいい天気だね」
と応じ、部屋の中に入ってくる。
箸を持つ手を止め、怯える宏美。明日香が姿を見せなくなってからというもの、
良彦が来る回数が増えてあごの筋肉が疲れるほどにフェラをさせられたり、
目の前での排泄を強要されたりとの恥辱も増え、無論犯されるのは毎度のことだった。
「さあ、あなたの彼氏よ。何かおねだりすることはないの?」
美雪に促され、宏美は心ならずも
「おはようございます、素敵なオチンチンで宏美を喜ばせてくださいね」
と言い、良彦もそれを受けて
「ああいいぜ、今回は特別な場所に入れてやるからな」
と不気味に笑う。
to be continued
>>298 ほほう、そういう希望ですか。
>>299 読者さんとの「闘い」ですから。
「我が道を行く」でつまらないと読者が去るなら、俺の負けっていうことです。
>>304 すいません、作家は蘭光生の間違いです。
>もっと意見を聞きたいと思うなら、荒れるのを覚悟でSM系のスレに進出しないとだめさ。
>こんな平和な離れ島に民は中々たどり着けない。下手に荒れるよりも静かでいいと思うが。
一応、エロ漫画小説板や女性板のいじめスレッドなんかで宣伝はしてるんですけど。
自分としてはSMというよりもフェチに近いつもりで、事実フェチ板にもスレを
立てたことがあるんですが、反応が薄いままにすぐ落ちてしまいました。
ではSM系の小説スレッドに相互リンクでも申し込んでみようかな。
>全員の意見を取り入れていたら、それこそまとまりのない小説になってしまう。
>性癖は人様々だから、これで興奮するって人もいれば逆がいいって人もいる。
>だから作者が一番興奮する話しを書くのが一番なのさ。時々ネタを提供
>するのとかはいいと思うけどね。
全くそうですね。
だからこそ自分が萌えるシチュを描いてます。
ヒャッフォーイщ(゜Д゜щ)アナル来る?アナル来る?
すごい楽しみだーっ
宏美はなんだか嫌な予感を覚えながらも、いつものように良彦の前に跪き、ベルトを
緩めてトランクスを下げ、その巨大なペニスを擦りながらおずおずと加えこんでいく。
すっかり従順になった宏美は、良彦相手のフェラの回数を重ねた結果、心ならずも
技量が備わっており、親指と人差し指、中指を添えて根元を激しくしごきながら、
引き締まった唇に赤黒く覗く亀頭をくわえ、舌で愛撫する。空いている左手を
良彦の睾丸に添えてそっと揉んだりとの、性奴隷としての面目躍如の様子の宏美を、
美雪は教えた甲斐があったと言わんばかりに満足げに見ている。
宏美は早くイカせようと、激しくペニスに刺激をくわえている。当初は口に触れるのが
たまらなく嫌だったのが、今では慣れたのか平気になっていた。
今夜は美雪に何度も抜かれていたとはいえ、豊満な乳房を揺らしながら懸命に追い上げる
宏美に、良彦は射精の予感を覚え始めたが、ここで出すわけには行かない。
「おっと、もういいぜ。お楽しみはこれからだ」
と宏美の頭を抱えて愛撫を中断させると、相棒の美雪がバイブを取り出して
宏美の顔の前にかざす。
「入れて欲しいんでしょ、ねぇ? 素直に仰い」
その言葉に、宏美はまたも心ならずも
「はい、入れてください」
と言うが、美雪は容赦しない。
「なんか無理やり言わされてる感じね。本当に入れて欲しいのなら、
もっと熱意を示さないと」
本心から入れて欲しい分けないでしょう、と思いつつも、宏美は逆らえず
「そのバイブを入れてください。宏美はもう待ちくたびれていたんです。
バイブが欲しくてたまらないわ」
と言い、満足そうに頷く美雪は宏美を四つん這いにさせその股間に手をやると、
フェラチオのときに興奮が増したのか、宏美の秘所は潤みを帯びていた。
「まあ、本当に入れて欲しいのね。受け入れたくてたまらないとばかりに
淫らな唇が開きかかってる。ドスケベなんだから」
そういい、その細い指で宏美のクリトリスを擦りだすと、むっくりとそれが
勃ち鞘から剥かれた果肉が顔を覗かせる。容赦なくそれを押したり擦ったりと
責めると、程なくして愛液がどんどん分泌されてくる。
「ああ…美雪さん。苛めないで」
切なそうな宏美の喘ぎ声を心地いいBGMとして聞き流しながら、美雪はいよいよ
バイブを手にしてそれを生々しい果肉の裂け目にゆっくりと挿入していく。
「ああ、駄目よ…」
心では抗うものの肉体はすんなりと受け入れてしまう。身も心も奴隷と化した
宏美の内部に、バイブが義母の手で徐々にスブリと埋め込まれていく。
手元のスイッチを入れると、バイブがグインと頭をうねらせて凶悪な動きで、
宏美の瑞々しい果肉を苛んでいき、宏美はたまらずに淫らに腰を動かす。
そのくねくねとしたサマを見て、美雪と良彦は顔を見合わせてニヤリと笑い、
アイコンタクトを取る。
「ああ…イク、イッちゃうわ」
宏美が絶頂に達すると、良彦がそっと背後に回り宏美の腰を抱え込んで引き寄せる。
美雪は宏美の下にもぐって、バイブを突き刺したまま自由自在に操作し続け、
愛液をまぶした指でクリトリスを弄ったりと、宏美を責める。
「ああ…嫌ァ」
切なげな宏美の悲鳴を聞き流しながら、良彦は菊の形にすぼまった穴を指で押すと、
出す一方で何かを受け入れたことのないその穴は、弾力に満ちていて良彦の指を押し返す。
「裂けちゃ可哀想だからな」
指にクリームを掬い取ると、そのすぼまった穴の粘膜に丹念にまぶすので、喘ぐ宏美も
さすがに何か不安を感じて
「なに、何をする気なの?」
と振り向こうとするが、美雪に指で激しく刺激されたりバイブを突き立てられたりして、
たまらず突っ伏してしまう。
「お嬢様の貫通式だ」
良彦がククッと笑うと、ズイとペニスを突き立てて、一気に宏美の肛門にはめ込む。
「ギャアーッ」
宏美の悲鳴が上がるが、意に介さずに良彦はズン、ズンと狭いすぼまった穴に突き刺していき、
デリケートな粘膜を破られる苦痛に宏美は歯を食いしばって耐える。
>>307 ええ、アナル来ましたよ。
>>39 遅くなりましたけど、どうぞ。
304氏の言葉に触発されて、ピンク鯖の小説連載スレを色々見てきました。
to be continued
です。。。
久しぶりに超萌ぇた!(*´д`*)ハァハァ
「フフッ、すぐに気持ちよくなるわ」
美雪がバイブを深々と突き入れると肛門に挿入された良彦のペニスと連動し、
薄い皮越しに相互に刺激を加えられる。
「い、痛いッ」
美雪がバイブを動かし、良彦も少しずつペニスをめり込ませる。強引に排泄器官に
こじ入れられ、宏美は括約筋に力を込めて不快な侵入者を排除しようとするものの、
返ってそれが良彦を喜ばせることになり
「おお、いいぜ、こっちは処女のせいか締まりも抜群だぜ」
と歓喜の声を上げる始末だ。
そして美雪が巧みにバイブを操作し、刺激を与えては肛虐を拒否する宏美の心を
蕩けさせ、反抗する意思を砕く。
「ホラホラ、行くぜ」
良彦がペニスを少し引き、思い切り突き入れられる予兆を感じて宏美は思わず身構えると、
覚悟していた通りに、膨張したベニスがズンと差し込まれ、宏美の括約筋は悲鳴を
上げそうなくらいに千切れそうな状態だ。
そんな宏美に、バイブを巧みに操作する美雪は、空いている手でクリトリスを
弄ったり乳房に手を伸ばしたりと、手管を使い宏美を苦痛から官能の世界へと
引き入れようとする。やがて宏美は肛門を破られる苦痛から、2箇所責めが
もたらす快楽を感じ始めていた。
「ホラホラ、どうだ、いいだろ」
良彦が繰り返し背後から突き刺し、美雪は膣を責める。初めて異物を受け入れた
宏美の肛門は赤く腫れ上がり、血が滲んで無残な状況になっているのだが、
宏美は心身ともにこの責めにとろけるような快楽を感じていた。
「ほら、気持ちいいならいいって言えよ」
良彦に言われ、また深々と突き刺されると宏美はたまらずに
「ああ、いいです。気持ちいいです」
と叫ぶ。
その様を美雪が小気味よさそうに笑い、クリトリスをさっと撫でると
「ヒイッ」
と宏美が喘ぎ、額に玉のような汗を浮かべて悶える。
さらに良彦がグイと深く突き入れ、美雪がバイブをくねらせると宏美の裸体は
硬直し、なんとも悩ましい声を上げて虚脱状態になる。同時に肛門には良彦の
精が噴射されていた。
屈辱の儀式が終わり、大人しく四つん這いになる宏美の背後から、
美雪がトイレットペーパーで後始末をしている。
「貫通式はどうだった? 気持ちよかったでしょ」
美雪の揶揄にも、宏美は黙ったままで顔を伏せる。快楽から覚めた後の屈辱を、
ひしひしと感じていた。
美雪や明日香の目の前で犯されているのを見られたときも、屈従の言葉を
言わされるのも、便器の中身を揶揄されたときも、そして今も扉の付近に
鎮座している金色のオブジェも屈辱だったが、肛虐はそれとはまた違う
屈辱を宏美に与えていた。
後始末を命じられて大人しく良彦の前に跪き、自分の肛門を突き破った黒々とした
肉塊をしゃぶって後始末をする宏美に、美雪が意地悪く問いかける。
「自分の肛門のお味がするでしょ?」
宏美は悲しげな顔になり一瞬動きが止まるものの、美雪に後頭部を小突かれて、
またしゃぶっての後始末を再開させられる。むせ返るような精液の匂いと
苦味を味あわされ、自分の直腸にまで届いたその先端を舐めさせられるなど、
やはり酷い屈辱であった。
美貌に悲しみと屈辱の色を湛えながら奉仕する宏美を見ているうちに、またしても
良彦が元気を取り戻す。宏美の口の中で徐々に大きくなっていくそれに、
宏美が驚いてつい口を放してしまうと、良彦は凶悪さを秘めた童顔で
「ペニスが綺麗になったところで、もう一回戦いくかい。さ、四つん這いになるんだ」
「いや、もうお尻の穴には入れないで」
「そうか、じゃあマ○コにはめてやろう」
震える宏美を四つん這いにすると、尻を抱えるように良彦はそっと挿入していく。
そして美雪はというと、犯される宏美の前に尻を着いて座り、
足を差し出し宏美に足の指を舐めるように命じるのだ。
地下室に妙な熱気がこもり、宏美のアンアンと言う切ない声が響いている。
美雪と交わり、さらに宏美のアナルを犯した良彦はすぐには果てずに延々と
責め続け、宏美はなんども一人でイカされていた。
余裕綽々の良彦は、宏美の「一緒に、お願い」と言う哀願など聞き流して、
涼しい顔で挿入を続けているが、ふと思いついたような顔になり
「地下室に監禁されて、それでも食事などで気を使ってもらうなんて子供の頃に読んだな。
なんだっけ、鉄の仮面を被らされて丁重に監禁される男の話」
それを受けて、足の指を宏美に舐めさせている美雪が、宏美のしなやかな髪を
掴んでぐいと顔を上げさせると、顔を近づけて聞く。
「さあ、三田大学の女王様、なんだかわかるでしょ? 教えてよ」
しかし長期間の監禁と色責め、心理的な責めの連続で参って、思考力も
低下してる宏美は咄嗟に答えられない。しかも今はバックから犯されながら、
美雪の足の指を舐めさせられている最中なのだ。何かを考える余力などない。
美雪は言葉に詰まる宏美の頭をポンと叩くと
「アレクサンドル・デュマの『鉄仮面』でしょうが。普段は三田大生をひけらかして
いてもこんな簡単なことに答えられないだなんて、あなた本当は頭が悪いんじゃないの?」
と喘いでいる宏美を揶揄し、それから何かを思いついたように目に光を帯びた。
「そうだ、『鉄仮面』ならぬ『布仮面』っていうのはどうかしら。いい趣向ね」
そして自分のスカートの下に手を入れ、高級そうなシルクのパンティを脱いで、
それを宏美の頭から被せて、己の恥毛を覆っていた部分がちょうど宏美の鼻に
来るようにと調節する。宏美はされるがままに、美雪の女の香りを吸い込む破目になった。
ハーフと見間違えんばかりの美貌を、つい今まで美雪が履いていた薄汚れた
パンティで覆われた宏美。だがもう抵抗や不満の色も見せずに、沈黙して
素直にされるがままだ。
「『鉄仮面』ならぬ『布仮面』の出来上がり。これからは布仮面となってもらうわ。
被らされてる私のパンツを勝手に取ったら、罰を与えるから。そうねえ」
to be continued
>313
いつもありがとう。
お互い酒の飲みすぎには気をつけよう。
単なるセックスは興味ない。でも布仮面は良い!
>>320 俺も、菊花責めは好きだがセックルは (((´・ω・`)カックン…
布仮面がこのまま終わらなければ面白い展開が期待できるかも。
と、扉付近に鎮座する宏美にとっては忌まわしいオブジェを見やり
「ウンチオブジェを少し削ってお湯に溶かした、ウンチ茶をあなたの飲み水にするわよ」
と言うと、美雪は手を叩いて大笑いする。眉をひそめる宏美をよそに、美雪はウンチ茶と
言う自分の造語が気に入ったようで、涙目になりながら笑い転げて言葉を続ける。
「スープも生野菜もつかない、パンがメインの食事を連続させた後に、ウンチ茶を
出すわよ。そのとき宏美さんがどう出るか見ものね。渇地獄を耐えるか、自分の
おしっこで渇きを癒すか、それとも特製ウンチ茶で喉を潤すか」
地下室に美雪の笑い声が響く。一方、美雪のイヤらしい体臭が充満する汚れた布を
被せられた宏美は、パンティのサイドから目を覗かせて良彦のリズミカルな挿入に
腰を揺らしながら、切なげに俯くのみだった。
排泄器官で交わるなどという、獣以下の仕打ちに宏美の精神はすっかり地に
落ちてしまっていた。
すっかり美雪や良彦の言うがままになり、布仮面と命名されて美雪の
履いていたパンティを被らされる日々。踊れといわれれば全裸のまま、
ブランデーを舐める二人の前で無毛の股間を晒して豊満な乳房を揺すりながら
珍妙な踊りを披露し、犬の真似をして用を足せと言われれば、片足を上げて
おしっこをする。そのさまにすっかり美雪も安心し、2日ごとに浴室に
連れて行き単独での入浴を許可していた。もっとも浴室に連れて行くまでは
首輪をつけられ、四つん這いでぶるんぶるんと乳房を揺らし尻をくねらせての
珍道中で、入浴中は浴室の前の脱衣所で、美雪がスタンガン片手に
見張っていたのだが。
殺風景で、扉付近の奇妙なオブジェくらいしか見るものもない部屋の中に、
なにやら雑多なものが増えてきた。
これまで成瀬家で使用されていたが、新品に買い換えられて用済みになった
家具がいくつか地下室に送られていた。
宏美は布仮面と命名されてからと言うもの、毎日美雪の履いていた体臭と
メスのいやらしい匂いと染みがついたパンティを被らされている。逆に首から
下は一糸まとわぬ全裸と言う珍妙な姿の宏美は、なにやら胸騒ぎを感じていた。
「美雪さん、なにをしてるの?」
「単なる模様替えよ。気にしないで」
そっけない美雪の様子も気になるが、もう一つ、宏美は本当に聞きたかったこと
を思い切って切り出してみる。
「私はいつから大学に行けるの?」
その言葉に、美雪はキョトンとして宏美を見つめる。まるで宏美がなにか
おかしなことを口走ったかのように、興味深そうに宏美を見つめる。
美雪の返事を待つ宏美の口の中がカラカラに渇き、思わずつばをゴクンと飲む。
「行ってどうするの?」
美雪は一言だけ言うと、その言葉の意味を考えている宏美に
「あなたの裸の写真がばら撒かれたキャンパスに、のこのこ顔を出してどうするの?
いい晒し者になるだけよ」
残酷な言葉に、まさかと思いつつも顔から血の気が引く宏美。万一この囚われの
身から脱出しても、行き場がなくなるようにとの美雪が手を打ったのだろうか。
自分の友人や自分を慕っていたサークルの後輩が自分の裸の写真を手にして
驚いたり、ネットにアップされたり、写真のコピーが回されたりする光景が
脳裏に浮かぶ。もちろんそれをネタにして自慰に使う者もいるだろう。
to be continued
>>320-321 どうもです。
他の皆さんも遠慮なく思うところを書き込んでくださいね。
布仮面の生活萌え。宏美のプライドは最早ズタボロか。
でも、あっという間に数日が過ぎるなんて展開速過ぎ。
何か新しい狙いがあるのかな?
>「あなたの裸の写真がばら撒かれたキャンパスに、のこのこ顔を出してどうするの?
> いい晒し者になるだけよ」
本当だとしたら、とんでもない展開。(・∀・)イイ!!ね。
でも、同級生が明日香を質問攻めにしたら、あの明日香が耐えられるはずもないし、
帰国した父親にもばれちゃう。
宏美を脅す美雪のウソだとしても面白いんだけど、実際に写真をばらまいたということで、
1がどういう収拾の仕方をするのか、見てみたい。
(意地悪でいってるんじゃないよ。期待してるんだからね)
追加
本当にキャンパスに写真がばらまかれたとしたら、大学当局だって動き出すだろうし、
妙に正義感を持ったお調子者が出るかもしれない。
そういうリアルな展開を1がどう料理するか、それも楽しみだ。ワクワク(*゚∀゚*)
うあぁぁ、これはすごい。何かヌルイなって思った後に衝撃的な展開を持ってくるね。
この辺が上手だなって思う。毎回ドキドキさせられっぱなしだよお前さんw
ウンチ茶ってのもエグイな。でもこの手のパターン大好きだよ。
好き嫌いが分かれると思うけど、「これからお前の飲み水は小便だけよ」とか
「ウンコを主食にするのね」みたいなのもゾクゾクする。ハードな妄想小説でよくあるパターンだけど。
明日香はこのまま舞台退場でもいい気がするなぁ。絡ませるのが難しい気がする。
時々家に帰った時に、宏美の変わりように驚くってくらいなら使いみたいがあるかな。
キャンパスにばらまく方法はいろいろあると思うけど、問題は父親との関係だね。
どうやってこのまま一生監禁させ続けるか。ここにリアルティある設定を期待するかな。
救出劇、ハッピーエンドだけ絶対やだかんね。
ここまで来たら次は母親の失脚が見たいよ
ハッピーエンドはどうでもいいが救出を俺は望む
ここで救出されちゃったら、今までの充実感・一体感が台無しだよ。
何でもかんでも虐めたらいいってもんじゃないよ。
もう既に逆転劇が起っているんだから、2重に3重にってのはいだだけない。
それこそ安っぽいジェットコースタードラマになっちゃう。
母親を虐めるなら最初からそういう設定で書かないとだめなんだ。
美雪にもう支配者として感情移入しちゃってるし、ここで失脚しちゃうと
宏美虐めのシーンが死んじゃうよ。美雪の威厳さと怖さはなくなって欲しくない。
そういうドラマが見たいなら次回作に期待しましょ。こういうのは最初の設定が重要なんよ
補足だけど、母親を落す設定だったら宏美虐めをここまで書き込んではいけなかったってこと。
宏美虐めをそこそこに切り上げて、母親虐めに展開が進まなければならなかったんだ。
ここまで宏美を虐めちゃうとかなり感情移入しちゃうから。ここで切り替えたら、あれ?何で?って失望感を与えちゃうんだよ。
それこそおあずけを食ったって感になっちゃう。
別に美雪虐めをする必要はないのでは。
多分、別れて終わりでしょうね。
個人的にはやっぱ大学に戻って欲しいかな。
変わってしまったものは戻らないでしょうが…。
うん。可哀想だけど宏美はもう学校には戻れないの。
美雪に弄ばれるだけの哀れな小鳥ちゃん・・・。このまま翼も?がれて空に飛び立つ事も出来なくなって・・・
玲子編のラストの時のような熱気が・・・
皆んながストーリーについて書き込みはじめるって事は、
そろそろ大団円に向かっているのかな?
>美雪の威厳さと怖さはなくなって欲しくない。
これには同感。
でも、333の言うように一ひねりあってもいい気もする。
個人的には美雪は亜矢子のような嫌な女じゃないんで
(今回の嫌な女役は明日香をいじめていた宏美)
別に解放されなくってもいいや。
ああ、大学に戻るというのは、ハッピーエンドを指してるわけではありません。
立場も性格も変えられてしまった宏美がどうなるかな、と。
まだ大団円は先でしょ。ここで終わってしまったらもったいない。これからだよ。
そのためにこれだけの舞台を整え宏美を追い込んだんだから。
まさか、ただの脅しであって欲しいと宏美は美雪を伺いながらも、悪い想像に
落ち込んでしまい次第に肩を落とす。
美雪はそんな宏美の肩に手を掛けて、その誇らしく突き出した乳房をつんつんと指で
突いて、イヤイヤと身をよじる宏美に語りかける。
「まぁそれはもういいじゃない。あなたにはふさわしい居場所を用意してあげる。
そこにいれば安全で、恥も掻かずに、全ての用も足してもらえる居心地のいい世界よ」
一体美雪は何を言ってるのかと、不安そうな宏美に対し
「それよりも、あなたは明日香ちゃんに好きな人を獲られたんだったわね。
その気持ちはどうだったの?」
美雪の問いに、宏美はもはや康介に振られたことが遠い昔のことだったかのように、
被らされているパンティのサイドからうつろな目をのぞかせ
「もう、どうでもいいわ。こんな惨めになっているんだし」
と返すが、
「どうでもよくはないわよ。振られたときの惨めな気持ちが知りたいの。
プライドの高い宏美さんだからこそ、惨めな気持ちになったんじゃないの?
しかも相手が妹分の明日香ちゃんを選んだなんて」
意地悪く言う美雪は、便箋とボールペンを前に出す。
「これに、振られたときの素直な気持ちを書いておいてよ。あなたの惨めな
気持ちを知りたいの。上手く書けていたら、あの…」
と扉付近に置かれている、ガラスケース入りの金色のオブジェを顎でしゃくる。
「ウンチオブジェをこの部屋から出してあげるわ。どう?」
どう、と聞かれても宏美には選択の自由はなかった。ウンチオブジェが無くなる
だけでもマシかと、宏美はボールペンを手にして、思い出したくもない失恋の
思い出を記しだした。
アランフェスの情熱的な旋律が流れる応接間で、バスローブをまといソファに
腰掛けた美雪は、宏美に強要して書かせた失恋の気持ちを記した文章を読んでいる。
ソファの横には、ガラスケース入りの黄金色のオブジェが鎮座している。
宏美が告白文を書き上げたので、約束通りにウンチオブジェを地下室から出して
応接間に置いていたのだ。
ワインを舐めながら、美雪は便箋をめくる。
『私がずっと憧れていた康介先輩、私のわがままを叱ってくれる人。
でもあの人の前では不思議と素直になれた』
『明日香ちゃんが先輩の車から降りてきたのを見たときは、まさかと
信じられなかった。探りを入れても、明日香ちゃんは打ち明けてくれなかった』
『明日香ちゃんが振られた後、勇気を振り絞って告白した。でもやんわり
断られた。私は外見やセンスを磨いて大人の女としての自信があったけれど、
彼には魅力がない女と映ったのだろう』
『本当に辛かった。涙が枯れるかと思うくらい泣いた。そして、康介先輩が
付き合っていた明日香ちゃんの顔を、同じ屋根の下で毎日見るのも辛かった』
気に入らない部分を何度か書き直させて完成した文章は、まさに宏美の赤裸々な
失恋の様を伝えてくれる。これなら事情を知らない者でも、宏美の失意を
充分に窺えるだろう。
上出来、とグラスを飲み干す美雪の横にトランクス一枚の良彦が寄り添い、
美雪の胸元に手を差し入れて豊満な乳房をまさぐる。
「計画通りにするのかい?」
乳房をまさぐられながら、美雪は陶酔したような表情で答える。
「ええ、これならいい置き手紙になるわ。この手紙を残して宏美さんが
姿を消せば、誰もが失恋のせいだと思うでしょうね」
と宏美に書かせた便箋をテーブルの上におき、良彦のほうを向くと唇を合わせて舌を吸いあう。
自殺の名所として知られる場所に、北陸地方のとある海岸がある。宏美の部屋の
PCを使って、宏美名義でその海岸に向かう新幹線や乗り継ぎ特急のチケットを
予約しており、そのうち予約を入れた代理店まで明日香に買いに行かせるつもりだ。
発つ時間は早朝で、まだ薄暗い中を旅立つ宏美がこの町内で誰にも目撃されなくても不思議ではない。
失踪者として捜索されるだろうが、駅や電車内での宏美の目撃証言がなくとも、この
失恋を激白した文章さえあれば気が変わってどこか別の場所に行ったと警察も思うだろう。
第一事件性があるかどうかわからない、ここしばらく引きこもっていたという
情緒不安定になりがちな若い女性の失踪に、警察が本腰入れて捜査すると思えない。
「やるしかないわ」
乳房を揉まれ、恍惚の表情の美雪は半開きの目のまま答える。
監禁を決めたときから秘めていた計画。麻酔薬ものこぎりも、包帯も止血剤も揃えた。
宏美をだるま人間にして自分に身も心も屈服させる計画に邁進する美雪だった。
to be continued
みんな感想や意見どうもです。
人それぞれ、相反する希望やいろんな提案が出ていますが、はてさてどうなりますか。
こんなに読み込んでもらってうれしいです。
>>343 乙です。
なるほど失踪させるのか。
えっ、明日香にチケット買いに行かせる!
これだけ秘密を知ってしまった明日香をまた巻き込んで、ばれないのか?
明日香を殺しちゃったりはしないよね。ちょっとそれじゃダークすぎ。
口封じは別の手でね。
確かに「玲子」の時と同じような熱気を感じるけれど、あの時は、「読者対1さん」って感じだったYO。
今回はまだまだ読者の中でも意見がバラバラだから、そこまでの一体感はないと思う。
もう少し話が進んでいって、1さんが「そろそろラストを」なんて言い出す時までは、
みんなで好き勝手な要望を出してもいいんじゃないかな。
もともと1さんは頑固だから、みんなが意見を出したからってそれに左右されるようなこともないと思うし。
そうか。家出に近い失踪にするんだね。これなら警察も騙せるかな。
後は失踪先から時々手紙をかかせるといいかもよ。私は元気よ。心配しないで。みたいなね。
普通の推理小説でも殺人なんていくらでもあるんだから、明日香を殺しちゃうとかも或いはありだよね。
前回はみんな偽善者すぎって思った。良心を痛めたくないからとかさ。虐めるのに興奮してたら同じ穴のムジナだよ。
それにこれは創作。あくまでも想像のお話しなんだからね。誰にも害はないんだよ。安心おし。
まぁ、俺も明日香は殺さない方がいいと思うけどね。宏美の変り果てた姿を見せてあげたいし。
後、全員の意見が一つなんてありえないよ。全体主義じゃないんだからw
後、まだだるまさんにするの少し早い気がする。もうちょっと引っ張って欲しいかな。
怖い事しちゃうんだぞ的な雰囲気を感じさせて欲しい。
失恋のことを手紙で書かせるエグサはかなり良かった。
だるまさんにするのがメイン場面になるから、もうそのシーンにいっちゃうのは
勿体無い気もする。だるまさんになっても話は続く?んだろうけど。ってか続けて下さいねw
後、大学の人達にヌード写真を見られてしまうシーンも書いて欲しい。
例えば、失踪後裏ビデオの女優さんになっちゃいました。
何てパターンでネットに公開されちゃうのも面白いよね。驚く旧友。それを聞かされる宏美。
まぁ、前回の学校に写真をばら撒いたっていうのがネタでないなら、
その場面を書いてもらってもいいけどね。
ごめん。ちょっと読み落してた。これは自殺と見せかけるのかな・・・
この世にはもう存在していないってことにしちゃうのか?
家出か自殺か分からないまま失踪って感じで。これはこれでゾクゾクする。
でも死んだってことにするなら、クラスメイトに写真を見られるシーンは難しいかな。
だるまさんにしてTHE ENDって小説はいっぱいあるからこれで終わったら凡庸だなぁ。
ここからですよね?だるまさんの惨めな生活を綴った小説ってあまりないから期待してるよ。
348 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/08/26 04:44
美雪の手伝いをしてクルクルと立ち働いて明日香は食卓に着くと、キッチンの中を見回す。
「色々と家具を買い換えたんですね」
「ええ、やはり自分の使い勝手のいい家具の方がいいわ」
明日香の向かいには美雪が座る。
明日香は成瀬家から3駅ほど離れた町にアパートを借りたとはいえ、2日に1度ほど
良彦がいないときに成瀬家を訪れて掃除などの成瀬家の家事を手伝いそのついでに
自分の洗濯もすませ、美雪と食卓を囲んでいたのだが、キッチンの食器棚や、夫婦の
寝室にあるタンスなど、明日香が最近成瀬家を訪れるたびに家具が買い換えられていた。
今日は美雪に頼まれて、宏美名義で予約してあると言う新幹線のチケットを代理店で
購入し、あとなぜかイチジク浣腸も買うように頼まれて、おばちゃんの店員がいる
薬局を選んで買ってきていた。それでもだいぶ恥ずかしい思いをして買ったのだが。
「イチジク浣腸を可愛い明日香ちゃんが使うと、薬局の人が噂してるんじゃない?」
などと美雪にからかわれ、明日香は頬を染めるが、それでも疑問を抱いていたことを聞く。
349 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/08/26 04:45
「宏美さんがどこかに行けるはずないですよね。どうしてこんなチケットを
予約していたんですか」
学校の帰りに、渋谷の旅行代理店に寄って切符を購入してきた明日香は、
不可解そうにテーブルの上の乗車券や指定席特急券などを見つめるが、美雪は
「まぁいいじゃないの」
とろくに取り合わない。まだなにか言いたそうな明日香に
「ところで明日から一週間ばかり、この家に立ち寄らないでね。なぜかって
聞くのは野暮よ。良彦さんがしばらくバイト休むから…ねぇ?」
明日香の唇が引き締まり、美雪の顔をじっと見つめる。イチジク浣腸を
買わされただけならまだしも、宏美名義で予約した切符の購入をさせられた
などとなると、どうにも胸騒ぎがしてならない。そして必ず自分を2日に1日は
呼んでいたというのに、良彦といちゃつくだろうから1週間も立ち寄るなというのは、
なにを今更という気もする。美雪は何かをやろうとしてそれを自分に
隠している、と明日香は疑いだす。
350 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/08/26 04:47
「宏美さん、どうなるんですか。まさか前に話した、だるま人間にするっていう…」
「バカを言わないでよ。そろそろ宏美さんを自由にしようと思うの。だいぶ
素直になってきたから、もう反抗することもないでしょうし。あなたに買って
きてもらった切符も、宏美さん自身が予約したのよ。一人旅をして自分を
見つめなおしたいって」
(嘘だ、おば様は嘘をついている)
いくらポーカーフェイスを装いながらも、嘘をつく者特有の目の泳ぎ方で
明日香は美雪の嘘を確信した。
「では宏美さんに会わせてください。素直になった宏美さんなら、私も会いたいです」
「旅行から帰ってからになさい、明日の朝が早いからって、もう寝ちゃったわ」
食い下がる明日香に構わずに、テーブルの上の早朝の予約のチケットを示す美雪だ。
「そうですか、一週間もこの家に立ち寄るなというのなら仰るとおりにします。
じゃあその前に、洗濯とか色々しておきたいんですが、明日のいつまでなら
この家に来ても平気ですか?」
351 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/08/26 04:48
額に手をやりしばし考える美雪だが
「午前中なら、大丈夫よ。午後になったら良彦さん来ちゃうから。それは嫌でしょ?」
と言うとご飯茶碗を手にしご飯を口に入れて黙々と咀嚼する美雪は、無言のうちに
見えない幕を張って明日香のコンタクトを拒絶しているようだ。こんなときは
何を言っても無駄と、明日香も味噌汁の椀を手にして静かに中身をすする。
沈黙が支配する空間で、肉野菜炒めと煮物のおかずで食事を取る二人だ。
なんだかぎこちない妙な雰囲気のまま食事が終わると、美雪はタッパーに
余った煮物や、自分で漬けた漬物などを詰めて、明日香に渡してくれる。
一人暮らしで倹約しなければならない明日香への気遣いで、明日香はいつも
それをありがたく頂いていた。
「おば様、いつもありがとうございます」
「いいのよ、明日香ちゃんも大変だけど、頑張ってね。私も学生時代はやりくりして、
安く上げるために外食やコンビニは控えて、安いスーパーを探して自炊を心がけていたの」
「だからおば様って料理上手なんだ」
352 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/08/26 04:49
食事中のぎこちない雰囲気から、ようやくいつもの和気藹々とした会話になり、
美雪から身構えた雰囲気が消える。
「料理は…好きだからかしら。喜んで食べてもらえると、それだけで嬉しいし…
ところでそのうち、明日香ちゃんのお部屋を見に行ってもいいかしら」
「お風呂は付いているけど、古くて汚いところですよ」
「いいじゃない、いつかそれもいい思い出になるわよ」
などと二人はしばらくの間、食後のお茶を飲みながら歓談した後、明日香は
美雪に渡されたタッパーを仕舞い、干していた洗濯物を取り込んで成瀬家を出た。
「明日は午前中までならお洗濯も出来るけど、どうするの?」
見送りに出た美雪に
「よく考えたら、明日は学校がありますから来られません」
にこっと笑う明日香に、
「じゃあ一週間後に、ね」
353 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/08/26 04:53
「はい、一週間後ですね。それまでおば様のお料理が食べられないなんて残念」
「あら、嬉しいわね…」
美雪はそっと明日香の手に千円札を数枚握らせ
「その間のお洗濯代よ。コインランドリーも最近は高いから」
「ありがとうございます、おば様」
「それじゃあね、明日香ちゃん。一週間後なら宏美さんも旅から帰ってきて、
素直になっているでしょうし」
美雪に見送られて門を出る。青白く光る月がアスファルトを冷たく照らす中、
明日香は美雪の企みについて考えながら一人歩く。
to be continued
うーん、1が読者にコメントしないとは・・・
裏でとんでもないことが起こっているのかも(w
この展開ではまだ明日香が宏美を救助する可能性が残されているな。
そのためのふりじゃないよね・・・。信じていいよね?
忙しいでしょうが、続きをいっぱい書いて下さい。
続きが気になって眠れないっす。
俺は救出してほしい。
「信じていいよね」ってまるで誘導尋問だな
小説がつまんなくなるからヤメロ
非現実的な話になる方が俺は嫌だな
ここまでかなりリアルにきてるから
作者が救出ストーリーが好きなら、確かに仕方ないよね。
でも作者はダークパターンの才能があり好きそうな気がする。だから書いて欲しいんだよね。
創作小説なんて元々非現実的だよ。そこにどうやってリアルティを出来るだけ持たせるかなんだよね。
だるまさんストーリーは、都市伝説であるし歴史上のお話しでもよくある話。
現実的に行方不明者はたくさんいるんだから。絶対的にありえない話でもないな。
俺は救出されてもされなくてもかまわないけど、
「だるま人間」は嫌だな。
リアリティの問題じゃなくそうなったらもうエロ小説じゃないと思う。
もちろんそういう性癖のやつがいるって事は否定しないけどさ。
翌日の午後、地下室で四つん這いの宏美が苦痛に美貌を歪めていた。尻の穴に
浣腸液を注入されているのだ。
薬液特有の冷たく不快な感触を直腸で味わいながら、宏美はされるがままに受け入れている。
一方、浣腸液を流し込む美雪は一見いつもの柔和な顔ながら、何かを決意している
思いつめた目をしている。
「お腹の中を綺麗にしなくちゃね。これはあなた自身のためでもあるのよ。
キャンパスの女王様の晩節を汚さないようにね」
晩節、という明らかにこれからの運命を示唆する言葉に、相変わらず美雪の匂いが
染み付いたシルクの艶のあるパンティを被らされている宏美は、ハッとすると悲しげに
振り返るが、美雪に前を向いているように促され、不安を滲ませながらも正面向き直った。
美雪はさらに薬液を注入していく。いよいよこれから、宏美をだるま人間にする計画を
実行に移すつもりだった。これから数日は明日香もこの家には立ち寄らせないように
している。明日香に内緒にしたのは、もし明日香がこのことを知ったら警察に訴えるか、
または発狂しかねない心配もあるからだ。
「苦しいです、美雪さん」
宏美のお腹から、ゴロゴロという響きが鳴る。
「今だけ我慢なさい、今は苦しくても、後々見苦しい姿を晒すよりマシでしょ」
またも何かを示唆する美雪の言葉に、宏美は苦痛を耐えるべく歯を食いしばると
目を閉じてうつむき、美雪はようやく薬液を注入し終えて宏美の肛門に栓をする。
「じゃあ行くか。ここでヒリ出されちゃ臭いが抜けなくて困るからな」
良彦が楽しげに綱を引っ張ると、宏美が白い裸体を惜しげもなく晒したまま
四つん這いで歩みを進める。その後ろには美雪がつき従い、宏美の股間から
除く生の果肉が捩れるさまをニヤニヤしながら見ている。
恒例の、入浴の珍道中の姿だったが、いつもと違うのは浣腸されていることだった。
もう我慢できないのか、階段を昇る途中で止まり腹を押さえる宏美を、
美雪は背後から容赦なく尻を叩いて歩みを進めるように促す。
「さ、一つ叩くごとに歩くのよ」
ペチペチと尻肉を叩かれ、宏美は便意に苛まれながらも懸命に四つん這いで
這い、ようやくトイレの前まで来る。
「トイレでやらせるか。それとも風呂場にする?」
「トイレだと飛び散った後始末が面倒そうね。どうせ洗うんだし、風呂場で
出させちゃいましょうか」
良彦と美雪が相談し、宏美は四つん這いのまま風呂場に入れられた。
タイルの冷たい感触を手の平と膝に感じながら、
「もう限界です、トイレに行かせてください」
と、便意の限界を訴える。
美雪は浴室の隅にある排水溝の蓋を取ると、
「自分の口でお願いしなさい。今何がしたいわけ?」
と意地悪く宏美をじらし、宏美はもうたまらずに羞恥心もプライドもかなぐり捨てて
「ウンチです、ウンチをさせてください、もう我慢できません」
と悲痛な叫びを上げる。
363 :
クル美ラ ◆1w8chkwDmY :04/08/29 01:57
読んでない間に宏美が攻められてる展開になってるじゃないか・・
しかもスカか(笑
「まぁ、年頃の娘がウンチだなんてはしたない事。呆れるわ」
と美雪は揶揄すると、宏美の便意を抑えていた尻穴の栓を外してやる。途端に
なんとも凄まじい音と共に、黄金色の濁流が噴出し、耐え難い臭気が浴室に立ち込めた。
良彦はその趣味がないのか、ウワァッと悲鳴ともつかない情けない声を上げて
脱衣所に退避したが、美雪はその令夫人然とした美貌のまま、あくまでも
冷徹に宏美の排泄の恥辱と恍惚の表情を観察する。やがて排泄を終え、肉体の
苦痛から解放された宏美は、今度は精神的に辛さを味あわされる破目になる。
「よく人前でそんな臭いものをひねり出せるわね。私が脱衣所に出るまで
我慢する意地もなかったの?」
美雪の意地悪い揶揄にも抗せず、宏美はただタイルの床に両手を着いてうなだれるのみだ。
「人前でウンチをするのががあなたの生みの母親の躾なわけ? たいした躾が
あったものね。ねぇ、何とか言いなさいよ。臭くてどうもすみませんとか」
嵩にかかる美雪だが、もはや宏美は敗残の身を晒して何の反応もしない。
美雪は勝ち誇ったような笑みを浮かべ、宏美の頭をポンと叩くと被せていた
パンティを抜き取る。そしてシャワーのノズルを持ち惨めな排泄姿を晒した
宏美の裸体めがけ、温度を調節して勢いよく噴流を宏美に向ける。
その強い噴流に両手で顔をガードする宏美に、
「臭いったらありゃしない。ほら、お尻を向けなさい。洗い流してあげるから」
と美雪が言うものの、宏美は両手でガードした前傾姿勢のままだ。美雪はチッと
舌打ちすると、自分で宏美の背後に回りこみ、宏美の汚れた尻めがけてシャワーを浴びせる。
徐々に、尻に付着したり、床に飛び散っていた黄色の汚物が洗い流され、
排水溝の中に吸い込まれていく。
あらかた洗い流すとようやく美雪はシャワーを止める。浴室から出ようとした
ところで振り返り言う。
「しっかり洗いなさいよ、これが最後のお風呂だと思って」
またも何かを示唆する美雪の言葉に、宏美は思わず美雪を見上げ
「最後のお風呂って、どういうこと?」
と悲しそうに聞く。自分の身に何が起ころうとしているのかわからないものの、
それがろくでもないことであろうと感づいている宏美だ。
「気にしないで、今日は思う存分お風呂に浸かりなさいね」
美雪に言われ、宏美は一人で浴槽に入る。
脱衣所から良彦の
「臭せーよ、ガラス戸締めなよ」
と言う声が聞こえ、美雪がガラス戸を締める。美雪は宏美の浣腸からの排便姿を見て
興奮でもしたのか、スカートを捲り上げて良彦と交わろうとしているのが
ガラス越しに映っている。
(私の命も、ここまでかな…)
ぼんやりと自分の運命を感じる宏美は、それでも死後に誰かに
身体を見られることを思って、念入りに髪を洗いだす。
to be continued
>>323で端折った場面(裸踊りなど)は、やはり短くともちゃんと書こうと思いました。
>>363 その感想では、ずいぶんご無沙汰でしたね。
>>356 待たせてすんません。
読んだらゆっくり寝てください。
>>357-359 人生色々、性癖も色々(小泉純一郎風に
救出するか否かですが、これは当初から考えていたストーリーに落ち着きました。
あぁ、どうなるんだ〜宏美ってパターンで終わりだねw
だるま人間いいじゃないですか。多少鬼畜が含まれるかもしれないけど。
このパターンは拷問小説とはまた違うし。要は結果に重点を置いてることかな。
惨めの究極だよ、だるまさんは。
このまま突っ走ってOKです。他の方が非難しても俺は許します〜
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拷問小説?
拷問小説とは違うよ。コンセプトが違うんだ。拷問は痛みに重点を置く。
ここでは羞恥と惨めさに焦点が置かれている。
372 :
クル美ラ ◆1w8chkwDmY :04/08/29 19:49
>1
そう、久しぶり。
明日香が合宿でいびられてた頃以来に読んでら。
楽しみにしてるんでがんばってくださいな^^
373 :
クル美ラ ◆1w8chkwDmY :04/08/30 18:28
台風効果に便乗し一気に読ませてもらったが・・
宏美がかわいそすぎだ(^^;
羞恥プレイなんかは好きなんだがダルマ人間・・って、、もはや鬼畜では・・
オレとしたコトが
誰か宏美を救出してやれ と初めて小説に感情移入してしまったよ
1さん、あんたはすごいな。
あぁ どうなることやら・・
保守
でもダルマ好きって意外に多いみたいだよ。調べてみたら一杯関連スレがあった。。
375 :
クル美ラ ◆1w8chkwDmY :04/08/31 00:05
ダルマ!? いや 宏美がかわいそうだしきもいよ
376 :
クル美ラ ◆1w8chkwDmY :04/08/31 00:06
やはりオレは救出を望む
今日は更新ないかな(´・ω・`)
ダルマさん俺はいいと思うけどな。キモクないよ。最高に屈辱的で惨め。ゾクゾクしちゃう。
378 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/01 01:56
まさか美雪が自分をだるま人間にして、監禁し続けるつもりとは思ってもいない宏美である。
脱衣所の二人を振り切って逃げ出す気力もなく、長期の監禁で足腰も萎えて体力も
落ちている。天窓が着いているものの、宏美の成熟した女のボディでは到底通り抜けられそうもない。
髪をすすぎながら、小さい頃にこの浴室で実の母と一緒にお風呂に入ったことなどを
ぼんやりと思う宏美。
(せめて死に恥は掻かないように…)
次に、汚された股間や尻を念入りに洗う宏美は、ふとなにやら物音に気がついて
天井を見上げると、天井の片隅が動いている。
(なんだろう…)
見ていると、片隅の天井の板が外されて明日香の顔が覗いた。
久しぶりに見る明日香の思わぬ場所からの突然の出現に、アッと声を上げそうになる
宏美に、明日香は唇に人差し指を立ててシッと制すと、浴室の中を窺う。ガラス戸が
締められているのを確認すると、ウンと小さく頷いてロープを垂らしてよこした。
379 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/01 01:59
(なんだろう、まるで蜘蛛の糸みたい)
シャワーを出しっぱなしのまま、ただ呆然としている宏美に、明日香は手を
クイッと上にあげ、上がって来いというポーズをする。
(そうか、明日香ちゃんは私を助けに来てくれたんだ…)
衰えた思考能力の宏美は、やっと明日香の意図を察するとシャワーを出しっぱなし
のまま壁に掛けてカムフラージュし、明日香が伸ばしてくれたロープに手を掛ける。
試しに引っ張ってみると手応えがあり、明日香がロープの先を配管に繋いでいるようだ。
早く、早くという明日香の仕草に宏美も急いで昇ろうとするが、浴室の壁には
足場もなく、湯気で湿ったタイルの壁に足を掛けようとしてはツルッと滑ってしまう。
「しっかり、宏美さん」
明日香に小声で励まされ、宏美は足の裏を壁のタイルにピタッとつけて踏ん張り、
少しずつロープを手繰って昇っていく。明日香も顔を真っ赤にしてロープを
引っ張り上げている。
380 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/01 02:00
衰えた筋力ながら、もう駄目かと思っていた宏美は生き延びる最後のチャンス
として明日香の垂らしてくれたロープに望みを掛ける。一歩一歩這い上がり、
なんとか天井裏から手を伸ばす明日香の手を握ることが出来た。
「宏美さん、天窓を開けてください」
天井裏に這い上がろうとする直前、明日香が顎をしゃくって宏美に指示する。
なんだろうと振り返ると、小さな天窓をさしているようだ。
「ここから逃げたとばれると、私が疑われます。天窓が開いていれば、
宏美さんが一人で脱出したと思うでしょうし」
明日香の説明に、宏美は頷くと長い手を伸ばして天窓の鍵を外し、
ついでそっと天窓を開ける。
「器用ですね、宏美さん」
明日香が褒めるが、今は一刻の猶予もならない。急いで天井裏に這い上がると
そこから浴室内を窺うが、脱衣所ではまだ美雪と良彦が交わっているようで、
二人の影が怪しくうごめいている。浴室内は出しっぱなしのシャワーのため、
湯気がもうもうと立ち込めては開けられた天窓から抜けている。
381 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/01 02:02
(見つからなかった…)
安堵する宏美は天井裏で自分の両手の平を眺めると、無我夢中でロープを
昇ってきたせいか手の皮が剥けていた。
明日香がスルスルとロープを回収し、外していた天井の板を元通りに嵌める。
「明日香ちゃん…」
いきなりの脱出劇に宏美が明日香に話しかけようとするが、明日香がシッと
唇に指を当てて宏美を制し、用意していたタオルを渡す。
シャワーを浴びて濡れたままの宏美が濡れた裸体を拭うと、その間に明日香は
宏美の垂らした滴を拭ってから、やはり天井裏に持ち込んでいた自分の
スポーツバッグから衣類を出して宏美に与える。
「早く、時間がないんです」
明日香に叱咤され、宏美は急いで渡された衣類を身に着ける。どうやら
明日香が体育で使ったジャージとTシャツだったようで、宏美にはサイズが
小さくて、しかも明日香自身の匂いがするが、贅沢は言っていられない。
382 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/01 02:03
下着も着けないまま、しかも小さいサイズの服ではあるが久しぶりに衣類を
身に着けた宏美は人心地つくが、明日香は気が急くのか
「さ、行きましょう」
ジーンズにTシャツ姿の明日香が先導して宏美が続き、配管が通る埃っぽくて
狭苦しい天井裏をそっと這っていく。
明日香の手引きで暗がりを進んでいくと、明日香が立ち止まりまた天板を
外して、そっとキッチンのテーブルの上に降りたった。その後から宏美がまず
スポーツバッグを下で待ち受ける明日香に手渡し、次いで自分も降り立つが、
テーブルから床に降りるときに足腰が弱っていたためかよろけてしまい、
明日香に抱きかかえられる。
通路を隔てた浴室の脱衣所からは、美雪と良彦の悩ましい喘ぎ声が微かに聞こえてくる。
明日香はテーブルの上に落ちた埃を布巾でさっと拭くと、脱衣所の二人に
気が付かれないよう、宏美をいざないそっとキッチンの勝手口から外に出る。
いつの間に用意していたのか、明日香が勝手口の合鍵で外から鍵を掛けて、
スポーツバッグから体育にでも使ったのだろう、運動靴を宏美に差し出す。
383 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/01 02:09
宏美にはやはり少し小さいサイズの運動靴だが無理やり履くと、明日香が
「早く行きましょう、見つかったらヤバイですから」
と促し、後を着いていきながらも宏美は
「どこに行くの?」
と聞くが
「大丈夫、私のお部屋に行きましょう」
と明日香が答える。
明日香が一人暮らししていることなど知らなかった宏美はキョトンとするが、明日香に
手を引っ張られて、キツい靴を履いたままおぼつかない足取りで明日香の後を追う。
小走りになりながらも庭の木々や草花が目に入ると、以前早朝のジョギングを終えた
後に庭で草花を愛でていた自分が思い出される。
あのころは自信満々で、今思うと誰しもが自分に従うものだと信じて疑わなかった。
まさに世界は自分を中心に回っているという意識だった。
そうぼんやりと思う宏美だったが、明日香に急かされて逃げるように成瀬家の門を出る。
暮れかかった夕陽すらまぶしく、道行く人がなにやら新鮮に見える。
久しぶりに味わう外の世界だった。
to be continued
こんな筋になりました。がっかりしてる人もいるでしょうが…
>>373 これからも暇つぶしにでも読んでくれい。
>>370 371氏の言う通りです。
う〜ん、ここまで盛り上げてこの展開はちょっとガッカリだなぁ。
官能小説ではこういう期待を外すのはだめだよ。水戸黄門でお代官様に虐められている
女性が救出されたのと同じ種類のガッカリだよw
別にダルマさんにしなくてもいいけど、こういう本当にするのかなって匂わせる書き方はだめだ。
官能小説家としては失格だよ〜。これから先もう盛り上がらないよ?
まさかこのまま安易な話しに流れが進んじゃうの?
はぁ、いっそうのこと俺がサイドストーリーを書いちゃおうかなぁ・・・
ここまで期待した作品は久しぶりなのに。惜しい。真に残念
385 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/09/01 05:15
ほほう。これはこれでなかなか。
だが、この後どうなるものか…
前作もそうだった。前半盛り上げて、最後に何をするのかと思ったら肩すかしなんだからなぁ。
創作小説みたいな感動は官能小説ではいらないよ。変にまとめる必要はないんだ。
>>385 もうエンディングに向かうしかないだろ?この展開じゃ。大団円で終わりだ。
これで宏美虐めに発展したら本当の蛇足になるな。
しかし、まだ一つだけ手がある。一度は逃げ出す事に成功するが、明日香諸とも
美雪に捕らえられ、餌食にされる。この前フリのためにこの救出シーンを入れたのなら見事なのだが。
どう?作者の方?
間違えた、宏美虐めではなく美雪虐めに発展したら、蛇足ってことね。
脱出→通報→美雪良彦逮捕→宏美明日香へ感謝→再び学園生活へ→めでたしめでたし
390 :
クル美ラ ◆1w8chkwDmY :04/09/01 23:30
いいの いいの ハッピーエンドでいいんだよ。
宏美、明日香へ感謝
いいじゃないか
素晴らしいじゃないか
オレはなんの問題もないでし(^^)
そうか?本当に389の展開でエンディングならくだらんと俺は思うぞ
>>387 いや、捕まること前提でそう言ったんだけどね。
宏美はともかく、明日香は…
ただ、私はダルマは…(--;)
394 :
クル美ラ ◆1w8chkwDmY :04/09/02 22:35
宏美はこれ以上なにかされたら死ぬ勢いだろ(笑?
死だけはちょっと・・・
あとダルマも・・・
死とかは後味が悪くなるから嫌だけど、宏美はこのまま責められ続けて欲しいな。
被虐の余韻を残すエンドを期待したいな。
396 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/09/03 17:15
死とかだるまは俺もやだね。
現実味がある方がいいし官能小説がハッピーエンドじゃ駄目なんて誰が決めたんだっつーことで。
官能小説でも女教師誘惑ものとか姉近親相姦ものとかはそういうジャンルはハッピーエンドでもいいと思う。
しかし、レイプ凌辱ものでハッピーエンドはナンセンス。読者のフラストレーションが溜まる一方。
江戸川乱歩のような小説なら、いい所で救出してしまうのも仕方ない。まぁ、江戸川乱歩は獲物がズタボロになってから事件解決が多かった気もするが。
過激な設定を妄想させといて実行しないというのもやってはならない事の一つ。
もし実行する気がないなら、最初からそういう過激な事は書いてはだめなんだ。
何故なら、その過激な設定以上に過激なことをやらないと今後のシーンが盛り上がらないからだ。
タクシーが古びたアパートの前に止まり、中からはセミロングの髪をリボンで結んで
背中に垂らしている可憐な美少女と、サイズの合わない窮屈そうなジャージのズボンと
Tシャツ姿で、ノーブラの胸元を気にしてか片手で胸の辺りを押さえている
ハーフのような美貌の女性が降りる。
駅まで小走りに行こうとしたが、足腰が弱っている宏美がどうしても足取りが
覚束ないので、タクシーを拾って明日香のアパートの前まで乗りつけたのだ。
「さ、上がってください」
タクシーの中で宏美は、明日香がどうしても一人暮らしをしたいとごねて、
美雪もついに折れてアパートを借りることになったと説明された。
「あんまり綺麗なアパートじゃないんですよ」
と明日香は笑っていたが、建物を見上げる宏美は、微かに首を捻った。綺麗じゃないと
言うよりも、明らかに古い建物だ。茶色の壁のいかにも古臭いアパートの2階の部屋、
階段を上がりドアを開けると小さなキッチンがあり、1ドアの冷蔵庫が見える。
レイプものはいいぞ
「お風呂も付いてますから」
中に入ると明日香が嬉々として説明するが、宏美はぼんやり眺めながら聞いていた。
今どきの若い娘が住む部屋としてはあまり似つかわしくない。築年数20年以上は
経っているだろうか、キッチンのシンクも傷が目立ち、使い込まれて年期が
経っている感じだし、キッチンの奥の居室もフローリングなどではなく畳である。
それでも明日香が住み心地いいように心がけているせいだろうか、古びては
いるもののけして不潔な感じはしない。
いや、余計なものがなく掃除も行き届いているので、返って清潔な感じすらする。
「じゃあご飯を用意しますから、適当に座っていてください」
明日香はキッチンに向かい、宏美は畳の上に腰を降ろして部屋を見回す。
家具といえばテーブル代わりのコタツに小さなラジカセに本棚があるくらい
だろうか。14型のテレビもある。かつて宏美が使っていたもので、大学合格の
ときに新型に買い換えてから長らく物置にしまっていたのだが、
恐らく美雪が持たせてくれたのだろう。
PC、コンポの類もない質素な部屋だ。それでも女の子らしい明るい色調の
カーテンなどで、自分の城を精一杯飾ろうと言う明日香の気持ちが窺える。
ぼんやり待っていると、意外と早く明日香が食器を運んできた。
どんぶりに小皿を運び、宏美の前に並べて
「さ、食べてください」
と勧める。
メニューはうどんと漬物だ。うどんには鶏肉とワカメとネギが入り、生卵も
添えられている。湯気と出汁の香りが食欲をそそる。
宏美は生卵を割り入り、とりあえず一口食べる。
「美味しいですか? 百円ショップのうどんだから、宏美さんには不満かも知れませんが」
明日香に覗き込むように聞かれ、宏美は慌てて頭を振り
「いえ、美味しいわ」
と言う。
安いだけあって腰のない麺である。味にはうるさい宏美だが、久々に地下室から
抜け出て、自由になってからの食事だ、不味かろうはずがない。美雪から渡されたで
あろう漬物にも箸を伸ばし、宏美は自由な食事を満喫する。
その食べっぷりに明日香もニコニコする。
「良かった。安物のうどんだから不味いなんて言われたら、どうしようかと思った」
まさか、この状態で出された食事にケチなどつけるはずがないでしょう、と宏美が思うまもなく
「じゃあ私も食べようかな。多めに茹でたから、お代わりもありますよ」
と明日香が言い、自分でもうどんの丼を持ってきて、生卵を割り入れて食べ始める。
「一人で食べるよりも、二人のほうが美味しいですね」
ニコッと笑う明日香に、宏美も頷きながら食べ続けるが、なんとも腑に落ちないことがある。
どうして明日香は自分を助け出して、親切にしてくれるのだろうか。
宏美はその疑問を口にしたいのだが、なんとなく言い出せないままに
うどんを食べていると、いきなり電子音が鳴った。
何事、と箸を止めると明日香が笑いながら携帯を取り出し
「電話ですよ、一人暮らしするなら携帯を持つようにとおば様が持たせてくれたんです」
と言い、電話に出る。
「あ、おば様…」
明日香の声に宏美はギョッとして丼を置き、明日香を見る。
明日香も丼を置くと
「え…宏美さん、ですか?」
と一言電話に答え、それからマジマジと正面の宏美を見る。
明日香の顔を正面から見る宏美は息を飲んだ。
ことさらに無表情を装うかのようなポーカーフェイスだが、その目にはなにやら
胸騒ぎを覚えるのだ。まるで自分をどう扱うか考えあぐねるような、優位に立った
者の目つき。宏美の窮状を面白がるというか、窮鳥を懐に入れて介護しながらも、
生殺与奪権を握ったことを楽しむような瞳の輝き。
(早く、知らない言ってよ、ここにはいないって)
そんな焦る宏美の心中などお構いなしのような風で、明日香は相変わらず
黙って宏美を見つめている。
携帯からは美雪がなにやら大声で叫んでいるのが聞こえる。沈黙する明日香の
返事を催促しているのが窺える。
(まさか、一旦助けておいて、売るつもり…)
宏美は悪い想像に顔色を失うが、明日香は黙ったまま宏美を品定めするような
目で見ながら、長い沈黙の末に携帯に答える。
「宏美さんですか…」
そうして大きく息をつくと、焦る宏美をじらすかのように少し沈黙した末に、
宏美の顔を眺めながらゆっくりと言う。
「知りませんが」
宏美はホッと息をつく。電話の向こうでは美雪が宏美が逃げ出した説明をしているようで、明日香は
「ええ? まさか」
「はい、もし大学で宏美さんの話を聞いたら、すぐにお知らせします」
などと相槌をうっている。それから明日香は美雪と手短に会話し、そのうち成瀬家を
訪れるとか約束し、やっと電話を切った。
「おば様、宏美さんが姿を消して慌てているみたい。私が手引きしたとは
気がついてないですよ。あー、ホッとした。うどんが伸びるまえに食べましょう」
ニコッと笑う明日香の目からは、先ほどの嫌な感じは消えて、いつもの明日香の
純粋な笑みが浮かんでいた。
to be continued
>>385 どうなるんでしょうねぇ。
>>384 残念でしたね。
>>392 そことは性癖違うから…
先のことについてのレスにコメントすると、ネタばれになりかねないのでコメントしません。
>>生殺与奪権を握ったことを楽しむような瞳の輝き。
おっと明日香がそんな目を・・・
まだまだ一波乱ありそうだな。
明日香の心理の変化の過程がわからないけど、
ただのおどおどした田舎者の純粋娘よりも、
そういう目をした明日香の方が魅力あるかも。
なるほど、こういう流れできたか。
明日香が虐めの喜びに目覚めていくのかな。そういうのもいい気がするが微妙な気も・・・
どうでもいいキャラだったが、お楽しみを奪った明日香には地獄を見せたくなってきたからなw
安易な終わりになって欲しくなかったので渇を入れるつもりで、つよく書いたが
最後まで読まないとまだ分からないかな。普通小説の途中で感想なんて普通入れんからな
ネタばれしたら確かにつまらん。分かってくれ、前作のラストがあれだっただけに不安なのだ。
あんまりひどかったら俺がアナザーストーリーを書いてしまうかもよ。
俺のテンションはかなり上がってしまった。おかげ様でw
何かちょっと偉そうに書いちゃったけど、これだけネット小説に感情移入させられたのは
久しぶりなんだよ。そういう意味では構成力と発想力は中々のものだと思うよ。
それ故に消化不良で万が一にも終わってしまったら、かなりのフラストレーションを感じてしまう。
>俺がアナザーストーリーを書いてしまうかもよ。
勝手にやれば。
しゃしゃり出て来んなよ、ウザイから。
書くときは勝手にここに投稿する。
俺は人の意見なんか全く考慮しない。
このお方もそうとう頑固だと思うが俺は更に頑固だぞw
しかし俺が書くと相当鬼畜になってしまう恐れが・・・
基本的に官能小説は書かない主義なのだがな。
だから頼むぞ〜。失望だけはさせんといて
書きたきゃ勝手にやればいいじゃん。どっちが面白いか判定してやるよヽ(´ー`)┌
>>411 >>書くときは勝手にここに投稿する。
コテ使って投稿してくれ。
アボーンしやすいように。
書くときは勝手にここに投稿する。
書くときは勝手にここに投稿する。
書くときは勝手にここに投稿する。
書くときは勝手にここに投稿する。
書くときは勝手にここに投稿する。
俺は人の意見なんか全く考慮しない。
俺は人の意見なんか全く考慮しない。
俺は人の意見なんか全く考慮しない。
荒らし宣言キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
頑固な性格、このスレでなら認めてもらえると思っちゃダミダヨ〜!
メモ帳にでも書いて一人で読んでくれ
オオ!こうきたか!って感じです。
想像してなかった展開にワクワク!
一部の名無しさんへ
おもしろい・おもしろくないの批判は自由だけど
いくじなし!などの罵声は違うと思います。
「ええ、本当にこのうどん美味しい」
再び箸を取り応じる宏美は、なんとなく明日香の機嫌を取るようなことを
口に出してしまい、それがまた情けなく感じられてしまう。
惨めな気持ちでうどんをすすりながら、宏美は明日香に探りを入れてみる。
気になっていたこと、美雪の嘘であって欲しいと思っていたことだ。
もし嘘ならどんなにか良いことだろう事柄。
「明日香ちゃん…美雪さんが言っていたんだけど、私の裸の写真が…」
ここまで言うと、キョトンとして箸を止める明日香に勇を鼓して聞く。
「私の裸の写真をキャンパスにばら撒いたなんて、本当なの?」
箸を止めた明日香は宏美の顔を見ていたが、ふと視線を落として目を瞑り、ややあって口を開く。
「人の噂なんて75日と言いますから…気にしなくていいと思います。みんなすぐ飽きますよ」
明日香の慰め交じりの述懐に、宏美はああ、と天を仰ぐ。
やはり美雪が言ったことは本当だったのかと。
「みんなは…どういう反応だったの?」
震える口調で宏美が聞くと
「どうって、驚いてましたよ。アイコラっていうんですか、今はそういう
合成写真もあるから、それじゃないかなんて疑っている人もいましたけど」
アイコラで切り抜けられるなら儲けもの、とやや安堵する宏美だが
次の明日香の言葉で打ちのめされる。
「でもテニスサークルの人たちは、わかったみたいですよ。一緒にお風呂に
入ったり、シャワー室で見たこともあるでしょうから」
はぁと吐息を漏らすと宏美は肩を落とし、箸と丼を置く。もう食欲はなかった。
自分のリアルの裸の写真が出回り、それをみんなが興味津々話のネタにする光景が浮かぶ。
この誇らしい突き出た乳房も、量感のあり引き締まった尻も、くびれたウエストも、
テニスサークルの面々からすれば自分を特定するポイントになっているのだろう。
絶望的な宏美を気遣うように、明日香は
「お風呂を沸かしますから、待っていてください」
というと、自分と宏美の食器を重ねてキッチンに運び、風呂の用意をする。
打ちのめされていた宏美だが、ややあって立ち上がり、風呂の水を入れている
明日香のところに行く。これも気になっていたことだ。
「あの…下着を着けたいんだけど…」
遠慮がちに言う宏美に、明日香はポンと手を叩いて
「ああそうですよね、忘れていました。押入れの収納ボックスの一番下に、
下着が入っていますから、好きなのを選んでください」
と勧める。
明日香の他には誰もいないとはいえ、さすがにノーパンにノーブラでは
決まりが悪い宏美だ。
とりあえず明日香のパンティを借りようと、収納ボックスを開けて見繕い、
かつて自分が買ってあげたはずのナイロン製のパンティを選んだところで、
明日香が浴室から戻り、
「すいません、それは体育の授業があるときなんかに履いていく、
おしゃれ用の下着なんですけど」
と遠慮がちながらも言う。
選んだパンティを手に立ち尽くす宏美だが、自分が選んだパンティがやんわりと
駄目出しされたのを悟り、気まずい思いを抱きながらせっかく履こうとした
パンティを元の場所に戻す。
「こっちの列から選んでください。普段着用ですから」
明日香が示した方を物色してみると、実家から持ってきたらしい高校時代から
身に着けていた、くたびれて質素なパンティのみしかない。
少しでもマシなものをと思うが、どれも似たり寄ったりだ。選びあぐねている
宏美に業を煮やしたのか、明日香が近寄り適当に白いパンティを2枚取り出して
「これでいいですか? もしおしゃれする必要があるときは、
もっとマシなのをお貸しします。」
と宏美に渡してきた。
下着でおしゃれする必要などいつ巡ってくるのだろうと明日香の言葉に宏美は
自嘲しながらも、渡されたパンティを受け取るが、たった2枚と言うのが引っかかる。
「明日香ちゃん、2枚しか貸してくれないの?」
すまなさそうに訴える宏美に、明日香が説明する。
「履いたのをその晩洗って、交互に履き替えてください。それで足りますよね」
つまりパンティは一日1枚だけ履き替えろと言うことらしい。確かに全裸で
過ごしていた地下室での監禁の時よりはマシだ。しかし、もう1枚くらいは
貸して欲しい、との宏美の胸中を悟ったかのように、明日香は言う。
「2枚だけだと足りないですか?」
「できれば…」
と頷く宏美に、明日香は突然プッと笑いだし、ついで段々と笑い声が大きくなり、
ついにはさも可笑しそうに腹を抱えて笑い出し、涙目になる。
422 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/09/06 14:44
宏美の鼻からうどんキボンヌ。
なんだろうと動揺する宏美に、明日香は目をこすりながら
「もしかして、頭から被るパンツも必要ですか? おば様から聞きました。
宏美さんが鉄仮面ならぬ布仮面にされていたって」
といい、笑い転げる。
自分の受けた屈辱の仕打ちを明日香に知られていて、しかも目の前で笑われてしまい、
宏美はカァーッと頬が熱くなり、赤面しているのが自分でもわかる。
「いえ、2枚で結構よ」
と、結局妥協せざるを得なかった。まだ頼みたいことがあったためでもある。
「ああ、笑ってしまってすいません。宏美さんも好きで被らされていたわけじゃなかったんですよね」
to be continued
>>406 そうですか、魅力ありますか。
>>408-409 「玲子」のラストは、あれで喜んでくれた読者さんも大勢いましたし、自分でも
いいかなと思います。
純然なエロとしては弱いラストかもしれませんが、まぁ万人が納得することはないわけで。
それと他人の作品の改竄はマズイでしょう。
他に感情移入したネット小説とは例の犬人間ですか?
>>416 おおどうも、久しぶり。
仕事中スレに、2ちゃんねるが閲覧できるかもしれないアドを貼っておきました。
まぁまぁ、落ち込んだ宏美さんでも想像しながら、みんなマターリしようよ。
(・∀・)イイ!!、(・∀・)イイ!!
明日香の悪魔化萌え。
宏美にとっては、美雪に嘲笑されるよりも屈辱かも。
ハードな美雪とソフトな明日香の責めに宏美はどんどん堕ちていく。
このあとどんな責めが宏美を襲うのか。
ワクワク(*゚∀゚*)
おいおい誤解するな。俺は嵐じゃないぞw
何か最初の謙虚さが無くなってきたな。少し天狗になってきた?
言っとくけど、文脈とか文節のつながりなど、技巧的に稚拙な部分は多々あるぞ。
〜と美雪、〜と宏美でつなぎ過ぎ。最初の頃でも文の流暢さにかけるって指摘があったろ?
褒めたのは発想力と構成力。しかし終わりが一般小説の夢落ちでは高揚感の全てを失ってしまう。
>あれで喜んでくれた読者さんも大勢いましたし
大勢いたか?アンハッピーだと読まないなんて読者が一般的だと思うのか?
あまりに偽善的な発言が飛び交っていたので驚いたよ。こんな反応初めて見た。
貴方は客観的な批判が欲しいのだろ?だったら自己完結しない方がいい。
官能小説では失望感とテンションダウンは絶対に行ってはならない。
これだけは間違いない。もしそういうのが嫌なら官能小説は書かないことだ。
最もこの作品はまだ判断がつかない。完結した時にまた評価しよう。
>他人の作品の改竄はマズイ
ここでそれを言うか?掲示板の中でも最悪の無法地帯だぞw
それに改編なんて、同人でもアニパロでもいくらでもあるだろ。もし著作権を主張したいなら、自分のHPを開きな。
しかしちょっとガッカリだなぁ。
「私に対する挑戦ですな。書けるものならどうぞ」って来ると思ったのに・・・
他人の切り口を見るのは参考になるぞ。しかしそんなに嫌なら書かないであげるか。自分の小説では興奮しないしなぁ。
自信ある奴は挑戦してみたら?ストーリーに文句あるなら自分で書いてみな。と煽っておくかw
少なくとも俺は他の人が書いても読んであげるぞ。
ただし混ざらないようにな。完結してからの方がベターかな。
なんなら別のスレッド立てるのもいいだろう。
後ナ、今の展開は予想外だった。
でも明日香の性格を極端に変貌させるなら、その理由付けは大切だ。
ここをしっかり書かないとつまらない三文小説になってしまう。
それに宏美なら美雪を訴えると思うよ。気の強い彼女なら。
だからこそ美雪は、宏美を一生監禁しようと思ったんだろ?
・・とまだ途中だったな。つい余計なことを言いたくなってしまう。
慌てちゃ駄目だよね。じっくりと続きを待ちますか。
この作品は傑作で終わって欲しいと思ってんだから、頼むぜ旦那。
長文うぜ
>>425 誤解?
お前は立派な荒らしだよ。
自覚がないのか、痛すぎだな。
いろんな意見があっていいんじゃない?前の馴れ合いの方がキモッ( ゜Д゜)!!
ってかみんな同じ時間帯カキコかよ!自作自演(・∀・ )
432 :
クル美ラ ◆1w8chkwDmY :04/09/07 00:35
ちょい前まで
宏美を心配していた明日香は何処でいったんだ!?
いや、けど明日香がワルってのもなんかいいねけど。
とりあえず期待だな。
まあ確かに、宏美と明日香の立場はひっくり返ってるしな。
しかし、仕返しをしようとはしてないだろ。
明日香の素の生活が屈辱に感じるのかな…(^^;。
435 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/09/07 04:41
いいな。明日香小悪魔化。
漏れはハッピーエンド好き。
まぁ、マターリ行こうよ〜。ここまだ俺らを虜にする1って・・・すげぇな
>>408 ここじゃ誰も君の長文なんて読まないし・・
漏れも美雪の宏美いじめがもっとみたカタ(´・ω・`)ショボーン
個人的に、あそこまで卑屈になったら、面白み(^^;が半減かなぁ、と。
今後が楽しみですね。
440 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/09 01:30
明日香は一応宏美に謝りようやく笑い終える。
それでもまだ目を可笑しそうにこする明日香に対し
「ブラジャー、なんとかならないかしら。いずれ代金は払うから、今だけ立て替えて、
買ってきてくれないかな?」
宏美は控えめに頼む。監禁されてからずっとノーブラで、このままでは年をとる前に
形が崩れるのではと危惧していた。また、今もTシャツの上から形のいい巨乳が
くっきり突き出し、乳首がぽつんと浮かんでいるのも惨めだった。
だが明日香は返事を渋る。
「あんまりお金がないんで…今日もタクシー代使っちゃったし、
ラ・ペルラみたいな高いのは買えないですよ」
宏美を救出するために明日香が使ったタクシー代だが、今の宏美にはそれを弁済する
能力もない。ましてやブラジャーを立て替えるとして買ってもらっても、
いつその代金が払えるか定かではないのだ。あくまでもお願いするしかない。
441 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/09 01:31
「出来たらでいいのよ。出来れば胸に下着を当てていたいの。贅沢は言わないから、ね?」
弱い立場のせいか、ついつい哀願する口調の宏美に
「はい、じゃあ明日用意しておきますね…お風呂が沸くまで、
適当に過ごしていてくださいね」
明日香はキッチンに消え、じきに洗いものをする水音が聞こえる。
宏美はジャージを脱ぐと、明日香に借りたパンティを履いた。ややゴムが
伸びた綿の白いパンティで、本来なら誰かの履き古しなど怖気を振るうくらい
ごめんなのだが、しばらくノーパンだった身からすると有難かった。
古びた畳の上にごろんと仰向けになり、染みのある板張りの天井を眺めながら、
さまざまなことを考える。
明日香に助けてもらわなかったらどうなっていたのか、キャンパスの女王様の
晩節を汚すとか最後のお風呂とか言う美雪の言葉の意味はなんだろう。
やはり亡き者にされていたのだろうか。
442 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/09 01:32
自分の裸の写真が出回って騒ぐキャンパスの情景。
愛する父・啓太郎にいつ会えるんだろうか。
これから美雪はどんな手を打つんだろう。
そして、明日香はなぜ自分を助けてくれたのだろう…自分が酷い仕打ちをした
というのに、やはり明日香は心根が優しい娘だからか。本当にそうなのだろうか…。
監禁されていたときに気遣いを見せてくれた明日香、ニコニコしながら
差し向かいでうどんを食べた明日香と、美雪から携帯に電話があったときの
嫌な感じの明日香はどうも一致しない。
考えているうちに、疲労と脱出した安堵、そして満腹感から次第に睡魔に
襲われ、宏美はまぶたを閉じて健やかな寝息を立てる。
「宏美さん、お風呂が沸き…」
明日香が風呂の知らせに来て、寝ている宏美を見るとやれやれという風に
肩をすくめ、押入れから毛布を取り出して体の上にそっと掛けてあげた。
443 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/09 01:34
ぐっすり眠っていた宏美は、カーテンの隙間から差し込む日差しで目を覚ました。
(まぶしい…ここは)
殺風景な地下室とは違う、畳の和室が目に映る。
ふと考えて、そうだ、明日香のアパートに匿われたんだと我に帰った。
昨夜はいつのまに眠ってしまったのだろうか、薄い毛布が掛けられ、
自身の体も敷布団の上に横たえられていた。
明日香の姿を探そうとして首をもたげる宏美だが、和室の隣の狭いキッチンに、
エプロン姿の明日香の後姿が見えた。
(ああ、明日香ちゃんは朝ごはんの支度か)
体がだるいし、頭もすっきりしない。もう少し寝ていようかとまた目を閉じようと
する宏美だが、不意に明日香が振り返り宏美の寝ている和室を窺ったので、
宏美は自分だけが寝床にいるのが照れくさいと言うか気まずいと言うか、
まだ寝ている振りを決め込もうとしたが、薄目を開けていた宏美は、
心臓が止まりそうになるくらい驚いた。
444 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/09 01:35
エプロン姿の明日香が片手に包丁を持って、寝ている宏美を凝視していた。明日香の
つぶらな瞳が、まっすぐ宏美を突き刺すように見ている。
けして好意的な視線ではなく、それどころかこれまで明日香が見せたことがない、
見る者を凍りつかせるような、ゾッとさせる冷たい目。
(殺される…)
薄目を開けている宏美は身動きも出来ずただ固まる。明日香に散々意地悪をして
人前で恥をかかせ、友人や彼氏を失わせて家でも奴隷代わりに扱ってきた自分を
憎み、自分の手で止めを刺そうと言うのかと。昨日助け出したのも、美雪の手ではなく
自分で始末をつけるつもりだったのかと。
このままでは殺られる、と思いながらも宏美の四肢は硬直したかのように動かない。
口の中がカラカラに渇いている。
to be continued
>>424>>434 これも一つの屈辱の形ですね。
>>426 最後まで待ってから判断下してくれ。
>>432>>435 明日香さん小悪魔化、いいですか。
エンドはどうしたものだろう。
大筋でこんな風にと決めてるのはあります。
>>438 脱出の筋は変わらなかったんですが、最初の構想では街中を連れまわして晒し者に
している最中で、明日香が救出とか考えてました。
>>439 ああまでされて、なおも気の強いまま毅然とするヒロインってのもどうかと。
まあ今後ですよ。
ところでヒロインのイメージだけど、実はこの人ですって書いちゃうと興ざめするかな?
(俺は、ヒロインのモデルが嫌いな芸能人だったりすると、萎える)
知りたい人だけどうぞ。
あくまでもルックスやボディなどの見た目限定の話です。
>>445 >>最初の構想では街中を連れまわして晒し者にしている最中で、
あ、それも良かったかも。けっこう晒し者って好き。
>>実はこの人ですって書いちゃうと興ざめするかな?
知らないからググっちゃった。
ちょっと猫目のところが意地悪そうで、高慢な宏美のイメージかも。
今からでも「晒し者」できるんじゃね。
「ブラは自分でサイズあわせないと・・・」とか言って
Tシャツノーブラの広美に買いに行ってもらいましょう。
女子高生かなんかに「乳首勃ってるよ、バカみたい」なんて笑われたら屈辱かも。
美雪に見つかる可能性がある外出を
たとえブラのためとはいいするかな?
パンティだったら買いに行くかも。
鴨 3連チャンにしてみました(^^)v
オマイらナカヨスギ
といいつつ漏れも
>>エンドはどうしたものだろう。
>>大筋でこんな風にと決めてるのはあります。
もしかしたら、そろそろラストに近づいているの鴨
450 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/11 01:53:04
明日香は冷ややかな目で包丁を手に宏美を見つめていたが、やがて宏美から視線を
外しシンクに向き直った。
トントンと包丁でまな板を叩く音がする。
布団の上で宏美は大きく息を吐き、固くなっていた全身から力が抜けた。
(助かった…刺されるかと思った)
寝返りを打って頭から毛布を被り、額に冷や汗すら滲ませる宏美の元に、程なくして
明日香がやってきた。
先ほどの殺気の気配もどこへやら、フンフンと鼻歌を歌いながら
「宏美さん、おはようございます。ご飯の支度が出来ました」
と毛布の上から声をかける。
「ああ…おはよう、明日香…さん」
さも今起きたような振りをする宏美は、つい明日香をさん付けで呼んでしまう。
怖くてさっきの明日香の振る舞いについては、気がつかない振りをした。宏美から
初めてさん付けで呼ばれて一瞬明日香は鳩が豆鉄砲を食らったような顔になるが、すぐにニコッと笑い
「顔を洗ってきてくださいね。大したものはありませんけど、朝御飯を一緒に食べましょう」
と言うと清潔そうなタオルを渡し、それを受け取る宏美は不安を抱きながらも、
のそのそ起き上がると洗面に向かう。
451 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/11 01:53:40
テーブル代わりのコタツに二人は差し向かいになった。
ネギだけの味噌汁に納豆、卵焼き、漬物、なにかのお浸しが並ぶ質素な食卓だ。
味噌汁の椀を取り食べようとする宏美を、明日香が制し
「宏美さん、何か忘れていませんか?」
と言う。
なんだろうとぼんやり考える宏美だが、そうか、あれを言わなくてはいけない
のかと思い当たると悲しそうな目になり、味噌汁の椀を置いて明日香に向かう。
「はい、私、成瀬宏美は役立たずの無駄飯ぐらいで…」
「そうじゃなくて!」
美雪に言わされていた隷従の台詞を口にしだした宏美を、明日香は慌てて
止めると、箸を持ったまま両手を合わせて
「いただきます」
と言い、ニコッと笑う。
452 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/11 01:55:28
ああ、そうかと宏美も両手を合わせると
「いただきます」
と言い、食べ始めた。
二人の真ん中には皿に盛られた大き目の卵焼きが載っている。それを明日香が
二つに分けると、皿を回して大きいほうを宏美に向けて
「宏美さんはこっちを食べてください。本当は別々の皿にすると
いいんでしょうけど、一人暮らしだからお皿が足りないんです」
と言い、自分は小さいほうの卵焼きに箸をつける。
宏美も卵焼きに箸をつけてみると、ふんわりとした卵焼きで美味しいのだが、
なにやらこれまで味わったことがない風味にふと首を傾げる。
「判りました?」
明日香が小気味よさそうに尋ね、宏美はううんと首を振る。
「小麦粉を入れて量を多くしたんです。実家でよくやっていたんですよ」
と言うと美味しそうに卵焼きをつつき、つられて宏美も
「そう、結構美味しいね」
と話をあわせる。
453 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/11 01:59:53
ついで見慣れないお浸しに箸を伸ばすと、鰹節を落としたそれは確かに
歯ごたえがあり美味しかったが、今まで食べた覚えがない。
「これは何」
と聞くと、明日香が答える。
「大根の葉です。実家にいた頃は父が家庭菜園で大根を植えていて、
よく大根の葉をおかずにしていたんですよ」
「大根の葉って食べるものなの?」
「ええ、スーパーだと葉を切り落としたのがほとんどで、勿体無いです。
ビタミンA、Cなんて根の部分よりも豊富なのに」
「へえ、大根の葉ってビタミンCが豊富なんだ」
興味深そうにお浸しに箸を伸ばす宏美に
「さすが宏美さん、お肌に大切なビタミンCに敏感ですね」
明日香が言い、二人は顔を見合わせて笑う。
454 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/11 02:00:32
明日香の邪気のない笑顔に、宏美は
(さっきの包丁を手にした明日香ちゃんの顔つきはなんだったんだろう。
あれはきっと見間違いね。私は寝ぼけていたんだわ)
と自分を納得させるのだった。
明日香が学校に出かけた後、宏美は何をするでもなくぼんやりと物思いにふけっていた。
自分が生まれ育った家から逃げ出して、帰れない滑稽と悲惨さ。
颯爽と闊歩していたキャンパスにも顔を出すことが出来ず、この明日香の
部屋にしか身を寄せる場所がない孤独感。
監禁当初は必ずや警察に訴えて、美雪と良彦、ついでに明日香まで断罪しよう
と誓っていたのだが、今やそんな気力もすっかり失せるほど、監禁とそれに
ともなう屈辱の生活が、宏美に打撃を与えていた。
官能小説がいいんだが
456 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/11 02:12:14
明日香の邪気のない笑顔に、宏美は
(さっきの包丁を手にした明日香ちゃんの顔つきはなんだったんだろう。
あれはきっと見間違いね。私は寝ぼけていたんだわ)
と自分を納得させるのだった。
明日香が学校に出かけた後、宏美は何をするでもなくぼんやりと物思いにふけっていた。
自分が生まれ育った家から逃げ出して、帰れない滑稽と悲惨さ。
颯爽と闊歩していたキャンパスにも顔を出すことが出来ず、この明日香の
部屋にしか身を寄せる場所がない孤独感。
監禁当初は必ずや警察に訴えて、美雪と良彦、ついでに明日香まで断罪しようと
誓っていたのだが、今やそんな気力もすっかり失せるほど、監禁とそれに
ともなう屈辱の生活が、宏美に打撃を与えていた。
結局、午前中は明日香に頼まれていた布団干しをした位で、ボーっと過ごし、
昼には明日香が用意してくれていたおにぎりと味噌汁、漬物を食べた。
457 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/11 02:13:28
午後も無気力に過ごしたが、一度トイレに入ったとき、宏美の美貌は歪んで
その形のいい引き締まった唇から、嗚咽が漏れた。良彦に肛門に突き入れられ
てからも、何度かそこで交わりを持たされたのだが、そのおかげで排便のときは
苦痛を感じていた。排便するときに味わう肉体的な焼けるような痛みと、
精神的な惨めさ。監禁から脱出しても、それだけは変わらなかったのだ
膝を抱えて壁にもたれ、ぼんやりと明日香の帰宅を待ちながら過ごす。
夕暮れになり、カーテンの外が段々と暗くなり、カラスの鳴き声や、夕食の
買い物に行くのだろうか自転車のブレーキ音や、下校途中の中学生らしい
集団がにぎやかに通り過ぎるのが耳に入ると、宏美は自分が世界中で
一番孤独なのではないかと悲観的にすらなる。
慎ましく暮らしているらしい明日香の部屋に転がり込んで、厄介になるだけで
何も貢献できない自分が恨めしい。
458 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/11 02:16:09
キャンパスの女王様として振舞っていたころの才色兼備を自他共に認めていた自信、
啓太郎からふんだんにもらう小遣いで身を飾り、友達や後輩に鷹揚に振舞って
いた余裕も過去の話で、今となっては素の自分は何の価値もないつまらない
人間だという気にすらなる。
(私、成瀬宏美は本当に役立たずの無駄飯喰らいかも知れない…)
美雪に言わされていた文句が、落ち込む宏美の胸にこたえる。
電気も点けずに膝を抱いてしょんぼりと過ごす宏美は、ガチャガチャと鍵を
差し込む音に、ハッとする。
「ただいまー、宏美さん、遅くなりました。友達と話し込んでいたら、つい」
明日香だった。百円ショップのビニール袋を持っている。おずおずと立って出迎える宏美に
「身の回りの物を買ってきました。はい、コップと歯ブラシ、Tシャツ…」
と差し出してくれる。
459 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/11 02:16:50
(私のために、また散財させてしまった…)
すまない気持ち一杯の宏美の顔を見て、明日香は
「どうかしました?」
と聞いてくる。宏美はそんな弱気を気取られるのが嫌で、慌てて言った。
「いえ、あの…そうだ、頼んでいたブラは…」
「ああ、それなら買っておきました」
と、カバンから紙袋を取り出し、差し出してくれる。
取り出してみると、無名のブランドでいかにも労働力が安そうな近隣の国から
輸入されたブラだ。デザインも地味だし、縫製も雑な気がするがそれでも嬉しかった。
Tシャツを脱いでブラを身に着けると、しっくりとはこないがそれでも精神的に安堵できる。
「それを寝る前に洗ってくださいね。朝には乾くでしょうから」
明日香が言う。
(つまりブラは1枚、パンツは履き古しを2枚で、毎晩洗って自転車操業か…)
460 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/11 02:18:42
それでも宏美は精一杯の感謝を示そうと、無理に笑みを浮かべ
「ありがとうね、明日香…さん」
と、朝に続いてさん付けで感謝の意を示した。
明日香は百円ショップの袋から、乾麺の袋や調味料などの食材を取り出していたが、ふと宏美を見、
「今日は何をして過ごしたんですか?」
と聞いてくる。
「なにも…」
何気なく答える宏美に
「何もしなかったんですか?」
重ねて明日香が聞く。
「ええ、なにもしてないわ。明日香ちゃんのものを触ったりしてないし」
宏美の答えに、明日香は見当違いとでも言うように首を振り、玄関先においてあるほうきを手に取ると
「宏美さん、ちょっとキッチンに行っていてください」
と言い、窓を開けてから畳の上を掃きだした。
to be continued
461 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/11 02:31:37
>446
イメージに合ってましたか。
>447
明日香タイプの娘ならいい責めかも。
>448
買いに行こうにもお金がないんで。
>449
「花と蛇」みたく、大長編にしちゃいますかw
自分でも主要な女性3人に感情移入してきてるんで。
明日香がどうでもいいと思っていた人もいたようだけど、明日香を重要な一人と
捉える俺と、その辺の意識のズレがあったんじゃないかな?
>455
全部が全部、エロシーンとはならないですよ。
気長に待ってくれ。
余談。
明日香編で弟を実際に登場させる構想もありました。
夏休みに旅費を出して招き、明日香の部屋に泊まることになるが、事前に明日香には
エアコンが壊れたということでエアコンの使用禁止の上、暑いからと部屋では
下着姿で居るようにと強制する。
心ならずも平気なふりで下着姿を晒す明日香と、下着姿の実の姉と同室で戸惑う
弟をこっそり監視して楽しむ美雪と宏美。
それから色々責めを派生させようかと思っていたりしましたが、あんまり明日香で
引っ張ると、メインの宏美の影が薄くなるかもと思いやめました。
このシチュはどうだったろうか?
掃除ぐらいしときなさいよ。気が利かないんだから。
明日香も陰険になってきたな。
天然かと思ったら、マジで復讐してるのか。
>>イメージに合ってましたか。
意味がわかんなかったけれど、そういうことか。
446はすぐ気が付いたのか…
>>「花と蛇」みたく、大長編にしちゃいますかw
花と蛇って、大長編にするためにヒロインをいっぱいつくったような気がする。
だらだら続くよりも、一人のヒロインで単行本2冊くらいにまとめるというのが適量だな。俺の場合。
>>自分でも主要な女性3人に感情移入してきてるんで。
忘れてた。そろそろ、美雪の登場か。どうなるんだろう。先が読めなくてけっこうドキドキするな。
>>このシチュはどうだったろうか?
明日香だけのストーリーだったらありかもしれないけれど、
こういう展開になるんだったら、書かなくて正解だったと思う。
げ、長文スマソ。
逆転劇が1の芸風みたいだな。悪くはないんだが、3作ともだとワンパターンな気もする。
安心して読めない。明日香で萌えた人は最初の逆転でガカーリだったろうし、
美雪で萌えた人は今度の逆転でガカーリしたろうしな・・・
464 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/09/11 19:16:46
宏美も十分反省したんだからハッピエンドにして〜
なんか、明日香いいなぁ
こういうキャラは、感情と行動のムラがあるとかなり萌える
なんかこう、美雪と対照的に、優しく宏美を落すっていうのもいいなぁ。アメとムチでいうアメのほうで落す、みたいな
今の状況なら、明日香と(普通に)セクースしただけでも、感情面においても宏美は明日香に完全に依存してしまいそうだしね
宏美はまるで邪魔者みたいに狭いキッチンに立ち尽くし、明日香が手早くほうきで
畳を掃くのを見ている。明日香は物をどけながら手早く掃くと、今度はキッチンに来て
「どうぞ、宏美さんはお部屋に入ってくつろいでいて下さい」
といい、今度はキッチンの中を掃く。
くつろいで下さいといわれても、明日香が掃除をしているのにまさか自分だけ座って
テレビでも見ているわけにも行かずに和室の中から、くるくる働く明日香をぼんやりと
眺めている。明日香のほうは宏美を気にもせずに、掃き掃除を終えると今度はトイレ掃除、
風呂掃除と順に手を付けていき、宏美は和室からキッチンに出て、
明日香の働くさまをやはりぼんやりと眺めていた。
居候の気まずさを嫌でも味合わされる。
「これでよし、っと」
風呂掃除を終えると、明日香は風呂に水を入れて宏美を振り返り
「お腹がすきましたよね? 支度しますから」
と今度はシンクに向かい、米を研ぎだす。
気まずい思いの宏美は、
「なにかお手伝いしようか?」
と声を掛けたが、途端に間が悪いことにお腹がグゥと鳴ってしまう。
(バカ、何でこんなときにお腹が鳴るのよ)
何もしないで部屋にいただけでも空腹になるのは仕方ないが、部屋の主の明日香が
学校から帰ってすぐに一通りの掃除をし、夕食の用意までしている中で、
何もしない居候の自分のお腹が鳴るのは、ものすごく格好悪く感じられる。
明日香はプッと笑うと
「ああ、はい、すぐ作りますから。それに水仕事なんかしたら手が荒れますよ」
と言い、米を研ぎ終えて炊飯器にいれ、鍋に火を掛けて味噌汁の用意をする。
何もすることがなく、手持ち無沙汰のまま立ち尽くす宏美に
「じゃあお風呂の水でも見てもらえますか」
と明日香が頼む。
ウン、と宏美は風呂場に向かった。何でも良い、つまらないことでも何か
やることがある方が、気が楽だった。
水が貯まっていくのを眺め、程よいところで蛇口を締めると、注意書きを読んで風呂を沸かす。
「お風呂点けてきたね」
宏美がキッチンに戻ると、明日香がニコッと笑い
「すいません、宏美さん」
と笑い、椀と箸を差し出してくれる。
「まずはそれで腹ごなししてください」
千切り大根と大根葉の味噌汁だった。宏美はそれを持ち、和室に入る。
和室のコタツの上でゆっくりと煮干の出汁の味噌汁をすすり、具の千切り大根を
箸でつまんで口に入れると空腹のせいか、まさに染み込むような美味さだった。
一杯の味噌汁で空腹がまぎれ、ふぅ、と一息つく。
キッチンでは明日香がなにやら炒め物をしている音がする。
(今日の夕ご飯はなんだろうな)
宏美の今の楽しみは食事だけだった。今夜のメニューはなんだろうと思いながら、
明日香の手伝いをしようかとキッチンに入る。
鶏の胸肉と野菜の炒め物、鰹節を散らした冷奴、大根葉のお浸しをおかずに、
二人は差し向かいで食事をする。
宏美は、さっきよりも一層気まずい顔で箸をつけていた。
手伝いをしようとキッチンに入ったのはいいのだが、手を滑らせて皿を割ったり
(しかも後片付けは明日香がした)、炊き上がったご飯をそのまま茶碗に
盛ろうとして、明日香にしゃもじを取られ
「ひっくり返して混ぜてからのほうが美味しいですよ」
とやんわり注意され、結局明日香がご飯を盛ったりと、宏美など居ないほうがいいくらいだった。
「宏美さんが手伝ってくれたから、助かりました」
と、恐らく嘘ではあろうが明日香がそう言ってくれたのが返って婉曲な
皮肉みたいで、宏美は柄にもなく気に病んでしまう。
ぼそぼそと宏美は箸をつける。炒め物の具にはたまねぎ、キャベツ、人参、
椎茸、そして大量のもやしが使われていて、栄養は申し分なさそうだ。
「宏美さん、美味しいですか?」
窺うように聞く明日香に
「うん、美味しいね」
と答える宏美。
正直、料理の技量でいえば憎い相手ではあるが美雪のほうが腕前は上だった。
だが明日香に世話になっている事情と、経験不足ながらも出来るだけ丁寧に
調理しようと心がけている明日香の姿勢に、宏美は素直に感謝して頂いていた。。
そして居候で食事の面倒を見てもらい、気が回らずに掃除も炊事の手伝いも
ろくに出来ない自分が情けなくなる。
宏美は内心誓う。自分で出来ることは自分でやろうと。少しでも気まずさを
味合わなくてもすむようにと。
食べ終えると食器を運ぼうとする明日香を制し
「私が片付けるね」
と宏美はシンクに食器を運び、スポンジを取る。
おやおやどういうこと、と言う風に明日香が目を丸くしてみていたが、
宏美は構わずに素手で洗い物を始めた。
明日香はその様子を黙ってみていたが、宏美がなれない手つきながら洗い物を終えると
「先にお風呂にどうぞ」
と勧めてくれる。
「まさか、最初は明日香…さんからどうぞ」
「遠慮するなんて宏美さんらしくないじゃないですか。さあ、どうぞ」
などと譲り合っていたが、
「自分は後から入った方が都合がいい」
という明日香の意味不明な言葉に押され、結局は宏美から入ることにした。
タイル張りの古い浴室ではあるが自由な入浴で、たっぷりのボディソープを
誇らしく優美に突き出た乳房にまぶしてマッサージし、濡れるようなしなやかな
黒髪を丁寧にシャンプーする。狭くはあるが一人でゆったりと浴槽に浸かり、
宏美は久々にさっぱりした気分になっていた。
(そうだ、部屋着を貸してもらわないと)
宏美が身に着けていたのは、明日香が体育で使用したTシャツとジャージだった。
明日香の若々しい女の子の体臭が香る服で、不快ではないもののやはり落ち着かなかった。
風呂から上がり、替えのパンティを履き、ブラジャーを身に着けると
「明日香さん、着替えの服は…」
遠慮がちに聞くが、
「はい、用意していますからそのまま来てください」
明日香が返事をする。
下着姿のまま宏美は立ち尽くしていたが、明日香がそういうのならば仕方がない。
世話になっている明日香に、着替えを持ってここまで来いなどと言えなかった。
全裸をはじめ散々恥ずかしい姿を見られた明日香だ。今更と言う気持ちで、
宏美はパンティにブラジャーと言う下着姿で明日香のいる和室に入る。
すると明日香がなにやらニヤニヤと笑っており、手にはチューブの薬剤を持っている。
「宏美さん、トイレで用を足すとき辛くないですか?」
何のこと、と考えて宏美は思い当たる。アナルを掘られてからの用便をするときの痛みを指しているのかと。
「ええ…」
とその痛みを思い出して嫌な顔をして頷く宏美。
明日香は手にしたチューブをかざし
「軟膏を買ってきました。おば様のお話だと、宏美さんがお尻の穴が痛くて辛そうだって
言うんで。四つん這いになってください。私が塗ってあげます」
明日香の言葉に宏美は驚く。
「いいわ、自分で塗れるから。ありがとうね」
と軟膏を受け取ろうとするが、明日香が軟膏を持った手を背中に回して宏美の手を拒否する。
「駄目です、自分で上手く塗れっこないですよ。私が塗りますから」
「でも、悪いわ」
悪いと言うよりも恥ずかしい気持ちの宏美だが
「遠慮はいりませんから。私が塗りますから、宏美さんは言うことを聞いてください」
という明日香の凛とした態度に押され、宏美は仕方がなく下着姿のまま四つん這いになる。
to be continued
>462
長文だろうと感想、ご意見ご要望(反映されるかは別ですが)歓迎ですよ。
>463
>逆転劇が1の芸風みたいだな
それは意外ですね。
自分では必要上、たまたま逆転を用いたっていう意識です。
「玲子」の場合はヒロインの再生を目指しましたが、亜矢子と逆転はしてないですし。
自分の持ち味としては「ヒロインへの精神的な追い詰め」って、自分で捉えていたりします。
>明日香で萌えた人は最初の逆転でガカーリだったろうし、
それはあったかも判りませんね。
>464
どうでしょうねぇ。
>465
おお、今の明日香さんいいですか。
>466
ピンク鯖でやればエロ目的の人は見てくれるだろうけど、ここだとピンク鯖に
立ち入らないような人も、目を通してくれますから。
そっちに立てても、ここの住人が果たして来てくれるかってのもありますね。
しかも流れの速いスレが多いこの板で、どうやって告知するのかって問題もあります。
476 :
クル美ラ ◆1w8chkwDmY :04/09/15 00:51:27
(^^
「私が塗ってあげます」
なんて優しいこといいながら
「あ、間違えちゃった」
と、とぼけて「からし」とか「わさび」とか塗りつけちゃう。
それじゃカチカチ山か(^^ゞ
ほのぼのだな・・・
明日香の手が背後から伸びて、宏美の尻を覆っている白い綿パンの縁に手を掛けて
ゆっくりと脱がしていく。
お尻の穴をまじまじと見られるのはやはり辛くて、宏美は思わず目を瞑る。
明日香が指で軟膏を掬い、宏美の尻の穴の周辺にまぶしていく。
「あっ、嫌…」
他人に敏感な粘膜を触られて、宏美は思わず切ない吐息を漏らしてしまうが、
明日香は気にも留めず
「はいはい、動かないでください。お薬が塗りにくくなりますから」
と、なんどもなんども粘膜にすり込んで行く。
「こんなに爛れて宏美さん可哀想。おトイレに行くたびに痛かったんじゃないですか?」
明日香が聞く。宏美が答えずに黙っていると
「それともお薬を買うほどでもなかったんですか?」
とまた聞いてきて、人差し指を宏美のすぼまった穴に入れようとする。
「ああ、はい。痛かったわ」
明日香の指の侵入に驚く宏美は、その豊満な尻をくねらせて逃げ腰になりながら答えた。
その答えに満足したのか、ようやく明日香は肛門から手を離し
「でもお薬を塗っていれば、段々と良くなりますよ。これからも私が塗ってあげますからね」
とニコッと笑って言う。
宏美は薬くらい自分で塗れるのに、これからも明日香に肛門を見られ、
弄られるのかと惨憺たる気持ちになるが、
「ね、宏美さんが先にお風呂に入ったほうが良かったでしょ。お風呂上りの宏美さんに
お薬を塗れば合理的だし、私がその後でお風呂に入れば指を洗う手間も省けるし」
と明日香は、宏美の肛門に侵入した人差し指をかざして笑う。
「ええ、そうね…」
宏美はパンティを引き上げながら答えるが、明日香の過剰な親切に何か釈然と
しないまま、明日香が自分のために買ってきてくれた白いTシャツを着、
明日香の普段着用のジャージを借りて履いた。
翌朝、明日香が出かけてから、宏美は
「よしっ」
と小さく気合を入れた。
窓を開けるとすぐ隣の建物の壁があるが、午前中の2時間ばかりはなんとか日が当たる。
その時間を狙い布団を干すと、タオルを手にしてカーテンレールの上や、
テーブル代わりのコタツの上を拭く。
畳の上を片付けるとほうきを持って和室、キッチンと順に履いていき、たまった塵を玄関から掃きだす。
ついで風呂掃除をし、トイレはどうしようかとためらったが、ここだけ抜かすのも
変だと思いトイレもブラシで掃除した。
狭い室内を掃除しただけだが、足腰が弱っていたのと慣れない作業をしたせいで、
体のあちこちが痛くなっていた。
(これくらいで…なんだか情けないなぁ)
だが、自分で部屋を綺麗にすると言う作業は、やってみると案外気持ちがよくスカッとした。
これで帰宅した明日香が喜んでくれるかと思うと、気分も明るくなる。
(私が掃除をするなんて、夢にも思わないだろうな…早く帰ってこないかな)
思わずニヤニヤしながら布団を取り込むと、ちょうど良い時間になったので
明日香が用意してくれた昼食に手をつける。
明日香が学校に出かける前の忙しい時間を割いて、手早く作ってくれた
梅干と昆布のおにぎりを食べ、漬物を摘みながら宏美は思う。
(そうだ、お昼ご飯くらい自分で作らなくちゃね)
学校に行く前のあわただしい時間を縫って、おにぎりを握ってくれていた
明日香の姿が脳裏に浮かんでいた。
昼食を終え皿を洗うと、何もすることがない。
美雪もこのアパートを知っているそうだし、万が一見つからないとも
限らないので外出も出来ない。
ごろんと横になっていた宏美だが、ふと思いついて両足を広げ、ストレッチを始める。
雨が降ってジョギングできないときは家の中で欠かさずやっていたストレッチだ。
弱っていた筋力を少しでも回復させようとの思いつきだが、暇つぶしにももってこいだった。
体中の筋を伸ばし、少し休んでは本棚から明日香の面白そうな本を借りて
読み、またストレッチを再開する。
(あー、気持ちいいなぁ)
狭い明日香の部屋だが、地下室での監禁とは比べ物にならない解放感を感じる。
ストレッチの効果で心身ともにリラックスした宏美は、
夕暮れ時の気だるさの中、つい畳の上で転寝をしていた。
外が暗くなり始めたあたり、そっと部屋のドアが開けられた。
「ただいまー」
部屋の主、帰宅した明日香が鍵を開けて室内を窺うと、明かりもつけられて
いない部屋は物音一つしていない。
宏美の返事がないのを怪しむ明日香は、そっと靴を脱いで上がり和室を
覗き込むと、宏美が畳の上で転寝をしているのが目に入る。
宏美の返事がないのを怪しむ明日香は、そっと靴を脱いで上がり和室を覗き込むと、
宏美が畳の上で転寝をしているのが目に入る。
明日香は口元を歪めてフッと笑うと、履いていた白いソックスのつま先を宏美の
端正な顔の前、ちょうど鼻の辺りに差し出した。
朝から履いていた、一日中運動靴の中で蒸れていたつま先が鼻先に突きつけられて
いるとも知らず、宏美は健やかに寝息を立てている。
しばらく鼻先にソックスのつま先を伸ばしていたが、反応がない。
すると明日香は、足を持ち上げてソックスの裏で宏美の頬を撫でる。ちゃんと洗濯して
いるとはいえ、さすがに一日履いた白いソックスの裏は、うっすらと汚れている。
その汚れた部分で宏美の頬を撫でたのだ。
to be continued
>476
おお、読んでくれてますね。
>477
それはないですw
>478
どうでしょうね。
もー凄くイイです!
小悪魔化した逆襲する明日香にハァハァしながら読んでます。
最近とても楽しみにしています。
美雪にいじめられてたときより、現実的って感じで(・∀・)イイ!!
明日香(・∀・)イイ!!
でも、美雪の時は、精神的に痛めつけてぼろぼろにして服従させる、
という目的が見えていたけれど、明日香の目的は?
宏美をからかって遊んでいるだけなのか。
それともこれから奴隷化に進むのか?
488 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/18 16:50:02
ソックスの裏で頬を撫でると言うさすがに直接的な刺激に、宏美が
「ウウン…」
とうめき声を上げ、目を開けようとした瞬間、明日香が脚を下ろして跪き、
そっと宏美の頬を叩いて
「転寝したら風邪引いちゃいますよ、起きてくださいね」
と優しい声音で言い、宏美は目をこすりながら
「ああ、ごめんね」
と欠伸しながら起き上がる。
「さ、お掃除しますからキッチンに行ってくださいね」
と、ほうきをとりに行く明日香に
「その必要はないわ。お掃除なら、私がしておいたから」
と宏美が背中から声を掛ける。
明日香が立ち止まり、振り返ると
「今、なんて言いました?」
と、信じられない顔で聞き返す。
489 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/18 16:50:46
無論宏美は得意満面だ。
「掃除ならしておいたわ。ちゃんとカーテンレールも桟も拭いておいたし、
もちろん掃き掃除もね」
「宏美さんが掃除を?」
驚く明日香に
「でも慣れないことしたから体が痛くなっちゃった。午後は暇つぶしに
ストレッチしていたら、つい眠くなっちゃった」
照れながら宏美は説明する。
「そうですか、そんなに気を使わなくてもいいのに」
明日香が言うが、なんだか嬉しそうにニコニコしている。
(良かった、喜んでもらえたんだ)
宏美もついニコニコする。すると明日香は
「じゃあお風呂とトイレ掃除してから、ご飯作りますね」
明日香が言うと、宏美が人差し指を左右に振り
「それもしておいたわ」
と明日香を制する。
490 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/18 16:51:34
明日香はまさかという風にぽかんとしていたが、宏美の顔つきから本当に宏美が
トイレ掃除までしたのだと判ったのだろう、宏美の前に立つと右手の平を掲げる。
一体なんだと宏美は戸惑ったが、やがて明日香の意図を察して自分も右手の平を出した。
空中でパチンと音がし、二人が笑いあう。
「じゃあご飯の用意をしますね」
ハイタッチを交わすと、明日香がシンクに立つ。
「素麺茹でますね。今夜はこれからおば様のところに行くから、お食事は向こうで
することになってるんです。だから宏美さんはとりあえず素麺食べてください。
帰ってきたら、おば様のお土産のご馳走をお夜食にしましょう」
といいながら素麺を茹でる明日香に、
「茹でるくらい私も出来るわ。私が見てるから」
宏美が声を掛けると、明日香に代わってガスコンロの前に立とうと近寄る。
491 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/18 16:52:21
「じゃあお願いします。私はおば様のところに行く準備をしますから」
宏美に後をゆだねると、明日香は自分の汚れ物やタオルの類をボストンバッグに詰める。
成瀬家で洗濯をするためだ。
その様を見ていた宏美は、そうだと思いつくと着ていたTシャツに明日香から
借りているジャージを脱ぎ、明日香に渡す。
「これもお洗濯お願いしていいかな?」
「いいですよ、ついでにお洗濯してきます」
明日香があっさり引き受けたのに安心して、宏美はついでに下着も頼もうと
したが、ブラジャーのホックに手を掛けると、明日香が手を振り
「それはマズイです。Fカップのブラなんて洗濯したら、不自然ですよ」
と拒絶した。
(そうね、明日香ちゃんの洗濯物なのに、Fカップのブラがあったら
美雪さんに怪しまれるか)
納得する宏美だが、パンティならいいだろうと思いパンティのサイドに手を掛けた
ところで、また明日香にストップを掛けられる。
492 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/18 16:53:18
「パンツも駄目です。おば様はいやらしいから、私のはいたパンツは洗濯前に
チェックするんです。おば様は勘が鋭いから、宏美さんの匂いのパンツだと
ばれるかもしれません」
パンツも駄目だしされ、下着姿のまま呆然とする宏美に
「もし自分で洗うのが嫌なら、お風呂場にでも置いといてください。私が手洗いしますから」
気遣うように明日香が言うが、宏美は慌てて手を振る。
「いえ、自分で洗濯するから…それと昨日は洗濯させてごめんなさい」
昨日履いていたパンツは、何の気なしに脱衣かごに入れておいたら、
明日香が風呂に入ったついでに洗濯してくれていた。
「洗濯しておきましたよ」
嫌味を言うでもなく、ごく自然な振る舞いという感じで明日香は宏美の
パンティを洗い、それを風呂場に干していたのだった。
493 :
1 ◆E.WSPCVZAE :04/09/18 16:57:14
それも返って宏美には気まずかった。まだ
「洗濯し忘れてますよ」
と言って放置してくれたほうが気が楽だったのにとぼんやり思う宏美に
「鍋のお湯が沸騰してます」
明日香が言い、コンロに近づくとコップに水を汲んで素麺を茹でている鍋に入れる。
「これ、びっくり水って言うんです。こうすると麺が締まって美味しくなるんです」
そうしてニコッと笑う明日香がまぶしく見える。
(自分で茹でるくらい出来るといいながら、私ってだめだなぁ)
掃除をして少し得意になっていたものの、家事はまだまだだと宏美は気落ちする。
宏美は下着姿のまま立ち尽くしていたが、そうだ、着替えを貸してもらわなくてはと思い、
明日香に対し
「何か着るものを貸してもらえないかしら」
と頼む。いくら外出しないとはいえ、秋の夜に下着姿でいるのは寒い。寒さを凌ぐ
だけなら布団にもぐりこむという手もあるが、やはり着るものが欲しかった。
下着だけでは地下室に監禁されていた惨めな生活がフラッシュバックしてしまいそうだ。
to be continued
>485-486
小悪魔化する明日香さんいいですか、どうもありがとう。
>487
その辺りはおいおいに。
494 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/09/18 17:03:06
宏美の鼻から素麺キボンヌ
>>宏美の鼻からうどんキボンヌ。
>>宏美の鼻から素麺キボンヌ
変な趣味のヤツがいるなぁ(w
明日香はしばし考えていたが、ふと思いついた表情になると押入れの衣装ケースを
ごそごそ漁り、白い衣類を取り出した。
「これでどうでしょうか? もう処分しようかと思っていたんですが、捨てるには勿体無いし、迷っていたんです」
明日香が取り出したのは、テニスウェアだった。明日香がテニスサークルに居たころに着用していたウェアである。
「え…それってテニス…ウェアだよね」
宏美は訝しげに言う。何もそんなものを出さなくてもと言いたげだ。
しかし明日香は意に介さずに
「どうせお部屋の中だけなんだから、誰にも見られないしいいじゃないですか。
ミニスカートとポロシャツと思えば、何てことないですよ」
と平然と言うと、洗濯物を詰めたボストンバッグを肩から提げて、玄関に向かう。
「でも、これじゃ…」
宏美はなおも未練がましく明日香に呼びかけると、支度を終えて靴を履きかけた明日香が
「思い出した、押入れの隅に紙袋がありますから。その中に処分しようとして
いた服があります。良かったらそれを着てください」
といい、
「お風呂は向こうで入りますから、もし宏美さんがお風呂に入りたかったら
遠慮なく沸かしてください。なるべく早く帰りますから、テレビでも見ていてください」
と言い残して出て行った。
下着姿の宏美は、明日香に言われたとおりにとりあえず押入れを探り、
明日香が言っていたらしい紙袋を見つける。
(これか…明日香ちゃんが処分しようとしていた服ってなんだろ)
紙袋を覗き込んだ宏美は、その衣類を取り上げるとハッとした。宏美が以前、
明日香が父の不興を買うようにと仕組んで無理やり明日香に着せていた服だった。
豹柄やラメのキャミソール、レザーのミニスカート、Tバックの赤いパンティ
などと共に、無理やり金に近い茶髪に染めさせていた時に使用した、染髪料のスプレーもあった。
「こんなものが…」
自分の過去の悪行を曝け出すような品々を前に、宏美は考え込んでしまう。
なぜ明日香が未だにこんなものを、引越し先の押入れにしまっておいたのか。
単に捨てるのが勿体無いからか…いつか着るときもあると思って仕舞っていたのだろうか。
それとも、何か意図があってのことだろうか。
下着姿のまま、宏美はなんとも言えず呆然と座り込んでいた。
夜遅く、明日香が帰宅した。
「ただいまー、遅くなりました」
明日香は成瀬家で済ませた洗濯物をボストンバックから出して、ハンガーに
掛けて乾かそうと仕度をする。留守番をしていた宏美もそれを手伝おうと
近寄るが、室内では不似合いな白いテニスウェアを着ていた。
明日香にあわせて購入されたテニスウェアなので、宏美の豊満な乳房が
はちきれそうに突き出し、テニスウェアの上着は胸元が特に苦しそうにシワを寄せている。
しかもブラジャーを洗濯したせいで、ノーブラでくっきりと乳首が浮き出ていた。
スコートの尻の部分も、ウェアの胸の部分と同じくきつそうに突き出ている。
宏美がシェイプアップには気を使っていたこともあり、明日香のスコートでも
ホックはなんとかはめることができたがやはりウエストもキツイ。
きついサイズのテニスウェアをまとう宏美は、黙々と明日香と共に洗濯物を
ハンガーに掛け、洗濯バサミに吊るす。
to be continued
>>499 ぴちぴちテニスウェア姿の宏美に萌え。
俺パンチラ好きだから、こういう恰好(・∀・)イイ!!
501 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/09/21 22:41:14
こういうのもいいよね(^^
がんばてくれ
さすがに明日香に嫌がらせで着せていたキャミソールなどを自分が着るわけにも行かず、
また紙袋の中身はあまりに気まずいので、紙袋など見なかったように元の場所に戻していた。
窮屈そうにテニスウェアをまとう宏美は、スコートの下から健康そうで引き締まった太股を
露出させ、しゃがみこんだ時などに、ふわりと舞い上がったスコートの下からパンティをのぞかせる。
そんな宏美をチラチラと観察していた明日香は
「おば様ですが…」
と不意に口を開く。
宏美の手が止まり、ハッとして明日香を見る。そうだ、美雪の動きも気になっていた。
「どうだった?」
「目を放した隙に宏美さんが逃げ出したけど、お風呂場の窓が開いていたからそこから
逃げたんだろうって。よくあんな小さい窓から抜け出せたって驚いてました。
私が手引きして、天井裏を伝って逃げたとは思ってもいないみたいです」
「そうなの…それで美雪さんは何か手を打ってるの?」
「宏美さんのお友達に電話して探っていたみたいですが、行方がわからないって
言ってました。興信所を使おうかとも思ったけど、下手に痕跡を残して余計な
人間に真相を知られるのも嫌だからやめておいたそうです。今は宏美さんの
行方が知れないので、手が打てないみたいですよ」
「そうなんだ」
とりあえず宏美はホッとする。まさかとは思っていた悪い想像、明日香が
美雪をこの部屋に連れてきて、再び囚われの身になるのではと悪い想像までしていた。
助けてくれた明日香がそんなことをするわけがないと思いつつも、
なぜだかそんな嫌な想像が浮かんで仕方なかったのだ。
二人で手分けして洗濯物を干し終えると、明日香がボストンバックから
タッパーなどを出してコタツの上に並べる。
「あまり物をおば様から頂いてきたんです。素麺だけだとお腹がすいたでしょう」
と言い、鶏肉の竜田揚げ、ポテトサラダ、漬物、炊き込みご飯などのタッパーを出して、
取り分け用の小皿と箸を差し出す。
やや小腹が空いていた宏美は箸を取るものの、どうにも箸が進まない。
自分一人だけ食べるのと、明日香に嫌がらせをしていた品々が詰まった
紙袋の存在が、決まり悪くさせていたのだ。
中々箸が進まない宏美を見ていた明日香は、自分の箸を持つと宏美の向かいに座り
「じゃあ私も食べようかな」
と言い、竜田揚げを頬張ってはニコッと笑う。
一人では食べにくいでしょうという風な明日香の気遣いに、宏美も緊張が
ほぐれてようやく箸が進みだす。
宏美の指に絆創膏が巻かれているのに明日香が気づくと
「ああ…これはちょっと…慣れていないから」
宏美が恥ずかしそうに言う。素麺の薬味にネギを切ろうとして、
自分の指を切ってしまっていた。
「最初はそうですよ、私も指を切りましたもん。包丁を持つときには人差し指を
包丁の背に載せるといいですよ」
明日香が言い、漬物を頬張ると宏美をマジマジと眺めながら言う。
「テニスウェア着ることにしたんですか?」
「ええ、この部屋の中だけだし、明日香さんの言う通り、ミニスカートと
ポロシャツと思えば平気だしね」
わざと平気そうに宏美は答える。明日香に無理やり着せていた衣類が詰まった
紙袋については知らない振りをした。
「お風呂は入ったんですか?」
明日香は重ねて聞く。
「シャワーだけは使わせてもらったわ」
部屋の主の明日香が入浴しないのに、自分のために風呂を沸かすのは憚られた。
だが不潔なのも我慢できず、シャワーだけサッと浴びて、そのときに履いていた
パンティと、ついでブラも洗濯していた。
506 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/09/23 02:16:39
「遠慮しないでお風呂を沸かしてもいいのに」
明日香はそう言ってくれたが、宏美は、ええ、と曖昧に微笑むのみだ。
自分だけのために風呂を沸かすなどと、図々しいことは出来ない気持ちだ。
二人で仲良く、テレビを見ながら夜食を摂り終えると
「じゃあ私も寝る前にシャワーだけ浴びようかな。駅から歩いてくるうちに、
汗が滲んじゃったし」
と明日香が言い、
「その前に、お薬を塗りましょうね」
と宏美に言う。
「どうしても明日香さんが塗らなきゃ駄目?」
上目遣いで悲しそうに聞く宏美だが、
「駄目です。私が塗りますから、さあ」
明日香に促され、宏美はテニスウェアのまま前夜と同じく四つん這いになる。
明日香は宏美のスコートに手を掛け無造作に捲り上げて、履いているパンティを
ゆっくりと下ろし、宏美の豊かな双臀を曝け出す。
人差し指に軟膏を載せ、宏美のすぼまった穴の周囲にまぶしていく。宏美が尻を
くねらせて逃げようとすると、明日香がパンと宏美の豊満な尻肉を叩く。
「動いてはいけません。お薬が塗れないじゃないですか」
宏美はフゥーと小さく吐息を漏らすと、諦めた顔になり大人しくされるがままになる。
背後からは明日香が、何度も何度も軟膏を掬っては肛門にまぶしていく。
念入りに軟膏を塗り終えると
「じゃあ私も軽くシャワー浴びますね。駅から歩いてくるうちに汗かいちゃったし」
屈辱の軟膏塗りがやっと終わって浮かない顔でスコートを戻して立ち上がる
宏美を尻目に、明日香は風呂場に行く。
服を脱ぎ全裸になると、シャワーの栓を捻ってノズルを自分の股間に当てると
水流が明日香の敏感な部分を襲い、控えめに茂った恥毛がそよぐ。
片手でノズルを持ちながら、もう片方の手で可憐な乳房を揉み、乳首をつまむ。
「ああ…」
明日香の小さな唇から甘い吐息が漏れ、恍惚の表情になり、程なくして明日香は
密かに一人で絶頂に達していた。
to be continued
>>500-501 頑張ります。
これからも感想よろしく。
509 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/09/23 02:24:49
うーん、引っ張るなぁ。
なかなか明日香の狙いが見えてこない。
やっぱ美雪の方が良かった(-。-)
ダラダラだけど、これからの展開に期待
宏美と明日香の共同生活は、意外と順調に行っていた。
朝晩の食事の支度は明日香がし、宏美はできる範囲で手伝っていた。食後の後片付けや
日中の掃除は宏美の受け持ちだ。宏美は麺類やパンなどで、手軽な昼食も自分で
用意するようになっていた。包丁の使い方なども明日香に教わり、
元々不器用ではないので、段々と上達していた。
また、宏美自身が買い物に行くこともある。あるとき帰宅した明日香が
「今日は卵のセールだったんですよ、でも一人1パック限定なんです」
と何か言いたそうに宏美を見る。
「私が外に出るわけにも…」
宏美は戸惑う。美雪に見られるのはマズイし、また自分の裸の写真が出回ったことで、
不意に知った顔に出会うのではないかと外出を恐れていた。
だが明日香は笑い
「今夜はあいつが来るから、おば様は外には出ませんよ。大丈夫、見つかりませんから」
「でも、誰に会うかも知れないし…」
外出を嫌がり控えめに言う宏美は、目に弱気の色を浮かべてなんとも言えない
風情を醸し出している。表情や態度が萎縮し、窺うような目で明日香を見る。
「暗くなっているし、そう知り合いに会うこともないかと思います。スーパーは
歩いて3分くらいだし、行ってもらえると凄く食費が助かるんですが」
お願いする口調ながらも、嫌とは言わせない様子の明日香に、つい宏美も気おされて
「じゃあ行くわ、この格好でいいかしら」
Tシャツにジャージ(これと明日香から借りたテニスウェアを交互に身に着けていた)
姿の宏美が明日香を窺うが
「ええ、今日は暖かいしその格好でも不自然じゃないですよ」
明日香がニコッと笑い、財布を差し出す。
仕方が無く宏美は財布を受け取ると
「そうだ、あとモヤシも買ってきてください。あと、あれも…」
などと思いついたように口に出すと、それをメモにして宏美に渡し、
玄関を開けると道順を教える。
「その角を右に曲がって道なりに行けば、2つ目の四つ角にSマートという看板が右手にありますから」
「…じゃあ行ってくるね」
久しぶりに外出した宏美は、仕方なく買い物に行く。すっかり暗くなった路地をとぼとぼと歩く。
(誰にも会いませんように)
自分はキャンパス、いや他大学でもそれなりに知られた存在だった。
その裸の写真が出回ったからには、ネットで流されたりしたかもしれない。
道行く人が自分を知っているんじゃないかとか、些細な笑い声も自分を嘲笑してるの
ではとの疑心暗鬼にも苛まれながらも、何とか目的のスーパーを見つけた。
これまで歩いてきた暗い夜道と違い、煌々と明かりが漏れる店内に入るのは
正直気が引けたが、ここで買い物をしないと明日香の部屋に帰れない。
覚悟を決めて宏美は店内に入る。百円ショップで買った白いTシャツに、
窮屈そうなジャージという質素な格好と、裏通りのスーパーには場違いのような
ロングのたなびく黒髪にハーフのような美貌と、Tシャツを誇らしく突き上げる
バストに磨きぬかれた整ったスタイル。
狭いスーパーに入るや否や、店員や客の視線を一気に集めてしまう宏美だが、
こうなると覚悟を決めていた。
(おどおどすると怪しまれる。私を知っている人にそう都合よく会うわけもなし…
ここは私が通った中学とも学区も違うしね。大丈夫よ)
堂々として買い物籠を持ち、明日香に渡されたメモを持って急いで買い物を
済ませようと、物色する。明日香に頼まれていたセール品の卵をはじめ、
食材を買い込み会計を済ませて外に出ると、宏美はホッとして一息ついた。
(そうそう知った人に出会ってたまるもんですか…さ、帰ろう)
スーパーの裏口を通り過ぎる瞬間、宏美はふと気がついてそっちを見ると、
前掛けをした店員が大根を手にして、青々と見事に茂る大根葉を切り落とし、袋に詰めている。
その店員は、ボーっと眺めていた宏美に気が付いて
「どうかした?」
と声を掛けた後、相手が気品と美貌を持ち合わせた若い女性であることに
気が付いたか、マジマジと宏美に視線を投げかける。
「大根の葉を落とすんですか?」
脱出した当初、明日香がよくおかずに大根の葉の料理を出してくれた。葉が着いた
大根がなかなか売っていないということで、最近は大根葉のおかずとも遠ざかって
いたが、その素朴な味わいがなんとなく恋しいとすら思うようになっていた。
「ああ、これ」
壮年の店員は切り落とした大根葉を無造作に袋に詰めながら
「捨てるんだよ。今日は産地直送の鮮度のいい葉着き大根を店頭に並べたけど、
売れ残りそうな分の大根の葉を今のうちに切り落とすんだ。本当は葉も栄養も豊富で
美味しいんだけど、葉があると養分が吸われて、肝心の大根が痩せちゃうから」
と説明してくれる。
「美味しいのにね…」
宏美が残念そうに言うと、店員は目を輝かせ
「お嬢さんもそう思う? 俺は葉っぱだけを食べる大根があってもいいって
思ってるくらいなんだ。うちの店でも持って帰る人も居るけど、
やっぱ余るから処分することになるんだよね」
と言い、ふと思いついたように、スーパーの袋を下げる宏美を見ながら
「なんなら持って帰るかい? うちのお客さんみたいだし、好きなら持っていきなよ」
と勧めてくれる。
宏美の脳裏に、豊富なビタミンを含む大根葉の味わいと、そして食材が
増えたと喜ぶ明日香の顔が浮かぶ。
「いいんですか? では、おいくらですか」
財布を出そうとする宏美を店員は押しとどめ
「どうせ廃棄物にして処理代が掛かるから、もって行ってもらえると有り難いんだ。
それも大根葉の美味しさを知ってくれてるんだから、いくらでも持っていきなよ」
と言ってくれる。
「良いんですか? ありがとうございます、凄く嬉しいです」
宏美は心から、嬉しそうに顔をほころばせ頭を下げる。本心から他人にこんな
お礼を言うなんて初めてのことだが、宏美自身はそうとは気が付いていなかった。
ただ、喜ぶ明日香の顔が見たくて夢中だった。
宏美は片手にスーパーで買い物した小さな袋を提げ、もう片手で大きなゴミ袋を
背中に提げ、夜道を歩く。ほんの数分の間にすれ違った人、若いリーマンなどは
「なんだ一体」と奇異な目で見ていたし、女子中学生らしいグループが
「サンタクロースみたい」と笑っていたが、宏美は平気な顔だ。
(笑わば笑えよ。栄養豊富で美味しいんだから…)
アパートに着き、ノックをして声を掛けると、明日香がドアを開けてくれた。
「宏美さんお疲れ様…それは?」
宏美の背中の大きなゴミ袋に釘付けになる明日香に
「大根の葉よ、捨てるらしいからもらってきたんだ」
宏美が説明する。
(さぁ、喜んでくれるかな)
案に相違して、明日香はププッと噴出し、ついで腹を抱え、笑い出す。
喜んでくれるかとの期待が外れ不安になる宏美に
「そんなたくさんの大根の葉っぱ、どうするんですか。二人で食べきれないですよ。
それに私も葉つきの大根買ったばっかりっていうのに」
と言い、床に腹ばいになりヒィヒィと笑う。
(あら、欲張って持ち帰りすぎたか…)
宏美は明日香に喜んでもらえるかと思っていたのに、当てが外れるどころか笑われて
居心地の悪さを覚え始めていたが、ようやく笑い終えた明日香が目をこすりながら
「ああ、はい。ありがとうございます。今夜はサラダとお味噌汁の具にしましょう。
保存が利くように新聞紙に包んでおいてもまだ多いから…」
そういうと、真顔になり
「あとは漬物にでもしましょうか。宏美さんがこんなに貰ってくるから当分は
大根葉のおかずが続きますよ」
と言い、ニコッと笑ってくれる。
その笑顔に、ようやく宏美も
(良かった、役に立った)
と、ホッと一息つく。
「じゃあ私は大根葉の漬物を作るから、宏美さんは…」
「お米を研ぐね」
宏美の申し出に明日香はうんと頷く。大根葉を洗い、細かく刻んで塩揉みする
明日香と、カップで計った米を研ぐ宏美。二人の呼吸はピッタリ合っていた。
to be continued
最近、エロが無くてすいません。
>510
そろそろ。
>511
そのうち出てきます。
>512
怖いです。
>513
すいません、ピンク鯖からの読者さんにはタルイかも知れませんが、今後の展開のための
緩急の「緩」の部分でしょうか。
今後「急」があるのか〜
こういうほのぼのした感じのほうが、エロより面白いけどな
>一人1パック限定
っていったって、別々に会計すればいいだけで一人で買い物に行く必要はないのにね。
お嬢様の宏美は知らなくたって、明日香が知らないわけないから、
何か狙いがあると思ったんだけど、肩すかしか・・・
朝晩の食事の支度は明日香、その他の家事は宏美と言う役割分担がいつしか出来ていた。
これまで家事手伝いなどしたことが無かった宏美だが、もう慣れて、
結構楽しく家事をこなしていた。
どうやれば効率がいいのか、など工夫の余地を考えるのもそれなりに張りになっていた。
ある日、帰宅した明日香が
「あ、お味噌買い忘れちゃった。切らしていたのに…」
と言い、甘えるような上目遣いで宏美を見る。
ジャージにTシャツ姿の宏美は
「私が行ってくるわ」
と申し出ると、明日香がニコッと微笑み、二人は笑いあう。
行ってくるねと言い残し、ドアを開けて外に出、路地を歩く宏美だがふと気がついた。
(お金持ってないよ、私ってバカだなぁ)
明日香から財布を預かるのを忘れていたのに気がつき、きびすを返してアパートに帰る。
(こんなんじゃ、また明日香ちゃんに笑われちゃうかな…)
いけないいけないと、自分の頭をポンと叩いてアパートの階段を上がり、
そっと明日香の部屋のドアを開けたが、明日香の姿が無い。
(明日香ちゃんは炊事をしてるはずなのに、どうしたこと?)
不審に思う宏美が耳を澄ますと、奥の和室から明日香らしい、荒げた息遣いが聞こえる。
(まさか病気? でも…)
宏美は靴を脱ぎ、そっとキッチンに入り和室の中を窺うが、信じられない光景が目に入った。
明日香が目を閉じて和室のモルタルの壁にもたれている。ブラウスのボタンを
いくつか外してブラジャーをずらし、むき出しにした自分の可憐な乳房を揉み、
もう片手はチェックのスカートの中にもぐりこみ、秘部を弄くっているようだ。
ナイロン製の白いパンティが、悩ましく明日香の足首にまとわりついている。
宏美は明日香のとんでもない痴態を目にしてどうしようかと思うが、まさか声を
掛けるわけにも行かない。しかし財布が無いのに買い物に出るわけにも行かない。
どうしたものだろうと気配を消したまま立ち尽くすのだが、明日香はそんなことを知らずに、一人で
「ああ……フウッ…」
などと喘ぎ声を漏らし、陶酔しているようだ。
宏美はただ、狭いキッチンの壁に立ち尽くすのみだ。美雪のおもちゃにされていた
ときの強制的なオナニーとは違い、明日香は明らかに自分で望んでオナニーをしていた。
どうしたらいいのか考えが浮かばないままに、明日香の悩ましい喘ぎ声が
耳に入ると、宏美は自分でもおかしな気持ちになる。
そっと目を閉じて、高らかに突き出たTシャツの隆起を思わず揉んでしまう。
ふすまの向こうで明日香が繰り広げる自慰の姿が目に浮かび、それが普段の
清純な明日香では想像も出来ない姿なので、かえっていやらしく感じられてしまう。
宏美は乳房を揉むうちに、つい陶酔しかかっていたが、和室から明日香の
「ああーッ…」
とひときわ大きな声が聞こえて、すぐに大きく息を吐く音と畳の上に体を投げ出すような音が聞こえた。
(イッちゃったんだ…)
明日香の絶頂を悟る宏美は、我に帰る。このままここに居るわけには行かない、
外に出て、そっとノックして「財布忘れちゃった」と頭をかいて、明日香の
オナニーは目撃しなかったことにしようと決めた。
そっと玄関に向かう宏美だが、古い建物のせいか板張りのキッチンの床がギィーと音を鳴らしてしまい
「誰? 誰か居るの」
和室から慌てて明日香が飛び出してきて、宏美と鉢合わせした。宏美の顔から、
自分がいましていたことを見られたと悟ったのだろう、明日香は頬を紅潮させると
物も言わずに乱暴にキッチンとの境のふすまを閉めてしまい、
宏美は一人キッチンで立ち尽くしていた。
少しして、宏美は声を掛けてみた。いつまでもこのままで居るわけにも
行かないし、どうせ明日香の痴態を見てしまったことを誤魔化せない。
「明日香さん、ふすまを開けていいかしら」
返事が無い。
「わざと見ようとしたんじゃないの。お財布を預かるのを忘れて、
お部屋に戻ったらたまたま…」
しかし和室の中はシンとしたままだ。辛抱強く宏美は続ける。
「悪気は無かったの、ごめんなさい…でも私だって、明日香ちゃんには
散々恥ずかしい姿を見られたんだし、気にすることも無いと思うの」
その宏美の言葉が効いたのか、ようやく明日香がふすまを開いた。
恥ずかしさの中に、恨みがましそうな感情がこもった目をしている。
to be continued
>523
ほのぼの、いいですか。
一応エロがメインです。
>524
まぁまぁ。
>525
一人で買い物に行くようになるためのフリってことで。
>恥ずかしさの中に、恨みがましそうな感情がこもった目をしている。
この目はなんなんだ〜
>私だって、明日香ちゃんには
>散々恥ずかしい姿を見られたんだし、気にすることも無いと思うの
もしかして宏美は墓穴を掘ったか?
今後明日香に辱められる口実にされたりして・・・
まとめてテキストにしてどこかに上げてもらったほうが読みやすいなぁ
「別に、何てこと無いわよ。ほら、私だって恥ずかしい姿を見られたじゃない。
バイブを突っ込んで欲しいって明日香さんにおねだりしたり、セックスしてるところを見られたり…」
明日香が無言のままで強張った表情を変えないので、宏美はなんとか明日香の心を解そうと
「そうだ、私なんてあそこの毛を剃られて…ほら、まだ生えかかってる途中だからチクチクして痛いの」
と宏美はジャージをずり下げて自らパンティも降ろし、剃られた毛が再び萌え出している、
まだまだ生え揃うには時間が掛かりそうな、大人の女としては滑稽な股間を晒す。
清純を絵に描いたような明日香が強制とは違う自ら欲したオナニーを見られて、
心を凍りつかせているのではと心配で、明日香が早く気を取り直してくれないかと、
宏美は必死に道化役を演じていた。
ね、気にすること無いじゃないの、と言う風に明日香を覗き込む宏美に、
明日香は思わぬ述懐を始めた。
「ごめんなさい…わざと宏美さんに意地悪をしてました。宏美さんが困ったり、
決まり悪そうな顔をするのが面白くて…」
肩を震わせての明日香の述懐に、いったい何を言い出すのかと宏美は唖然とする。
とりあえず落ち着かせようと
「何を言ってるの? 明日香さんは恩人じゃない。恨んでいるはずの私を
助けてくれて、世話をしてくれて、感謝してるの」
と言うと、明日香は泣きながら首を振り
「このお部屋で最初に二人でうどんを食べていたとき、おば様から携帯に電話が
ありましたよね。あのとき宏美さんの顔に一瞬怯えが見えて、そのとき宏美さんに
優位に立った自分に気がついたんです」
そうして、泣きながら言葉を続ける。宏美はただ黙って耳を傾けている。
「わざと宏美さんを丁寧に扱って恐縮する宏美さんを面白がったり、逆に意地悪をして
着替えもよれよれのパンツやテニスウェアを着るように仕向けて、情けなさそうに
なる宏美さんを内心笑ったり、お掃除やお使いをしてくれるように仕向けたり…
お嬢様の宏美さんが私に気を使って、顔色を窺って…色々働くのが面白くて…」
明日香は嗚咽でろくに言葉にもならない。宏美は無表情で聞きながら、
崩れ落ちる明日香の体を抱きとめて、背中を擦る。
明日香の述懐は続く。
「宏美さんが困ったり、気を使うのが面白くて…それが自分の中で快感になってました。
でも…それで気分を晴らしても、自己嫌悪に陥る自分がいて…私ってなんて嫌な
人間なんだろうって本当に自分が嫌になって。でもまた宏美さんの顔を見ると、
苛めたくなって…」
宏美は泣きじゃくる明日香を抱きかかえ、そのセミロングの黒髪を撫でてやる。
「でも、私を助け出してれたじゃない」
「宏美さんを助けたと言うよりも、おば様に残酷なことをして欲しくなかったんです。
おば様、あのままだと宏美さんの手足を切り取って達磨にして、一生監禁するって…
いくらなんでも宏美さんがそんな体になるなんて耐えられなかったし、それ以上に、
おば様がそんなことをしたら、もうかつての優しいおば様に戻れなくなりそうで…」
その衝撃的な内容に、宏美も愕然とする。殺されると思ってはいたが、
まさかだるま人間にされて監禁し続けるつもりだったとは気がつかなかった。
背筋が寒くなるものの、それでも泣きじゃくる明日香を優しく抱きかかえている。
明日香はさらに続ける。
「地下室に監禁してからのおば様の宏美さんに対する仕打ちは酷いと思って
いました。でも、いざ自分が宏美さんと二人きりの生活になると、意地悪な仕打ちをしてしまって。
そんな自分が嫌で、でも宏美さんを苛めるのが快感な自分がいて、さっきも
それを思っていて…つい…」
そうしてワンワンと泣く明日香を見下ろしながら、宏美は切なくなる。この純粋な
少女の心を傷つけ、歪んだ楽しみを抱かせてしまったのは自分の責任だと思っていた。
自分が嫉妬から明日香を苛んだのが、事の発端だった。
「キャンパスに宏美さんの裸の写真をばら撒いたというのも嘘です。多分おば様が
そう言って宏美さんをけん制したんでしょうね…その言葉に合わせただけです。
宏美さんの立場を弱くしたくて…咄嗟に言ったんです」
宏美は明日香の髪を優しく撫でながらも、その言葉に安堵する。自分の恥辱が
知られていないというのはやはり有り難かった。
明日香は思いのたけを吐き出している。
「ワザとです、全部。意地悪をしたのも、丁寧に応対することで逆に
居心地悪くさせていたのも、全部私がワザとしたことなんです」
そうして泣きじゃくる明日香を、ただ宏美は受け止めていた。泣きじゃくり、
悔恨の言葉を吐き、ようやく泣き止む明日香に
「そろそろ炊飯器でお米が炊き上がる頃よ。お味噌を買いにいけなかったから
お味噌汁は無いけど、素麺茹でてネギとワカメでも散らして汁物代わりにしようか」
宏美の言葉に、明日香は泣き顔で面を上げる。潤んだ明日香の愛しい目を、
宏美はしっかりと見つめる。
「さっきお米を研いで炊飯器に掛けていたの。もう炊き上がるわ。あとはおかずね。
冷蔵庫を見たけど、今夜は肉野菜炒めにするつもりだったでしょう?」
ウンと頷く明日香に
「じゃあ明日香さん、お願いね。それとも私が作ろうか? 味は請け負えないけど」
宏美が笑顔でいうと、ようやく明日香も泣き止んで、ニコッと笑いながら目をこすり
「私が作ります。宏美さんには敵わないことだらけだけど、家事じゃまだまだ私が上ですから」
と言うとエプロンをしてシンクに立ち、野菜を切り始める。その後ろで宏美は、
大根の葉の漬物や、酢の物などの用意をしていた。
to be continued
>531
明日香さんの性格が変わった理由付けを問われていたんですが、実は根は変わっては
いなかったんです。性格が変わったのは宏美で、それを書きたいための展開だったわけです。
如何でしょう。
>532
途中から見始め人だと、長いとやっぱり見るのも根気が要りますよね。
もう少ししたらこのスレの粗筋を書こうと思います。
あと、このスレは読者さんたちが活発に意見を言ってるんで、読者さんたちの
レスを拾っていけば、おおよその展開がつかめるかも。
>>538 なるほどそういうことか、納得。
でもいい子になっちゃった明日香にちょっとショボーン。
あとは、美雪に再び捕まるだけの展開しかなくなっちゃったのかな?
540 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/09/29 23:58:04
感動的でええねぇ
こーゆう展開好きよ
なるほどな。だがちょっと無駄な展開が長すぎた気もするな。
今後どうなるのか、分からなくなってきたな。
このままエンディングへ加速するのが無難か。でも2の話みたいに
まとめるなら、もうそんな話いらない。エロなしで長いエンディング
なんて読者は興味ないから。
1さん
いつも読ませてもらってますが初カキコです。
エロなしでも面白ければいいと思う。
次を待っています。
543 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/10/01 02:02:52
不幸な結末でなくハッピーな結末希望^^;
>>543 お前みたいなのを偽善者って言うんだよな。
それならエロ漫画を有害図書って叫んでいるおばさんの方がナンボかましだぞ。
いじめで興奮するくせに、最後だけハッピーエンドを望むのかい?姑息な良心を満足させるために。
さぞ現実世界では小物な小心者なんだろうよ(w
また、バカがカキコしているな(w
547 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:04/10/01 23:41:08
きもいな
全ての思いが繋がり
まるで心から分かり合えているかのような幻想を抱きながら
生きつづけている それは鎖でつながれている
見えざるは心 消えたるは思い
風前の灯の
>>1の命
でも 見失う事無かれ 愛すべき物を
ひたすらやり続けよ きっと
それが貴方の生きる道 そして足跡
君はここにいた それじゃ駄目かな
心の底をぶつけてわだかまりもなくなり打ち解けた宏美と明日香は、食事をして
それぞれ入浴も済ませた。
もう明日香も、宏美の肛門に軟膏を塗るなどとは言わないので、宏美が自分で軟膏を
塗ることが出来た。
「少し早いけど、寝ましょうか」
明日香が言い、宏美もウンと頷いて布団を敷く。これまでは寝具を分けて二人別々に
離れて寝ていたのだが、今夜は互いの寝具を寄せ合わせて一つの布団にセットした。
二人ともそうしたい気分だった。
電気を消して布団に入ると、明日香がじゃれ付いてくる。
宏美の豊満な乳房をそっとまさぐり
「宏美お姉さん、どうしてこんなにおっぱいが大きいんですか。形も凄く良いし羨ましいです」
とささやく。
宏美はされるがままに乳房を触らせて
「でも、いいことばかりじゃないのよ。肩は凝るし、男のスケベな視線は
むかつくし。明日香ちゃんのおっぱいのほうがちょうどいいくらいじゃない」
と言い、逆に明日香の胸に手を伸ばす。
「ヤダ、宏美お姉さん」
明日香は布団の中で逃げながら笑う。
二人はいつの間にかさん付けをやめて、以前のように
「宏美お姉さん」「明日香ちゃん」と呼び合っていた。
「東京に来てから大きくなったわね。2センチはアップしたでしょ」
「よく判りますね」
「それは判るわよ。明日香ちゃん魅力的になったもの。学校で言い寄る男とか
いるんじゃない?」
そういうと、宏美はハッとした。明日香への贖罪に、せめて康介との仲を取り持たなくてはと。
自分のせいで明日香はだらしない汚ギャルの汚名を着せられて、康介とも別れた。
(そのうち康介さんに、全部打ち明けよう)
ぼんやりと思う宏美の胸を明日香が掴んだ。
「エヘヘ、やっぱり宏美お姉さんには負けますよ。でも、家事全般なら私の勝ちですから」
そうして明日香は宏美の胸を揉みながらいたずらっぽく笑うと
「明日にでもおば様のところに行って、宏美お姉さんの下着をこっそり持ち出してきますね」
「ありがとう、でも無理はしないでね」
「大丈夫ですよ、おば様には信用ありますから」
そこで明日香は宏美の目を見つめて言う。
「おば様に、どうして宏美お姉さんをそこまで憎むのか聞きたことがあります。
そうしたら…」
と、そっと打ち明け話を始める。
「私が義理とはいえ、一応は母親をないがしろにした、から?」
宏美は乳房を揉ませるがままに任せ、反問する。美雪が自分を憎む理由は
それくらいしか考えられなかった。
亡き母を思うあまりに啓太郎に再婚を反対して、家庭でも美雪を軽んじて
居丈高な態度をとった。
また、一度だけ啓太郎に連れられ、高校の夏休みに美雪の実家に行ったことがある。
田舎町のさらに山奥の、兼業農家の美雪の実家で、宏美はわがままに振舞った。
美雪の実家の人々は気を使って、宏美親子のために一部屋用意してくれたのだが、
宏美は「こんな古い家に泊まりたくない」と駄々をこねて、一人で町の中心部に
あるビジネスホテルに泊まった。食事だけはみんなと席を一緒にしたが、
美雪の親が宏美に喜んでもらおうと用意してくれた新鮮な野菜や山菜を使った
郷土料理、美雪の祖母が漬けている漬物、産みたての生卵などを美味しいと
思いながらも、何か面白くなくてふて腐れた顔で箸をつけていた。
啓太郎はそんな自分の態度をたしなめたが、それでも美雪の実家の人たちはニコニコしていた。
今になって、自分はわがままで失礼な振る舞いをしたと思う。
今になって、自分はわがままで失礼な振る舞いをしたと思う。
だが、そんなことだけで、地下室に監禁して挙句にはだるま人間にしようとまで思うだろうか。
宏美は考え付くことを明日香に言ってみるが、明日香はウウンと首を振り答える。
「そのお話を聞いて、私もおば様が可哀想に思えて…おば様が宏美お姉さんを
憎んでいた理由は…」
続く明日香の言葉に、宏美は驚いた。
(まさか、そんなこと…)
美雪の憎悪の原因を知らされた宏美は呆然として、仰向けのまま天井を見上げていた。
to be continued
>>539 明日香さんが性格悪くなったら、明日香イジメのシーンが死んじゃいますから。
大逆転で明日香が二人を支配、なんて考えたこともありますが、上の理由でやめました。
>>540 どうもどうも。桂子編の、亜由美と桂子のシーンとダブっているかなと自分で思ったりして。
>>541 確かに長いとは自分でも思いましたが、自然な流れで宏美さんの性格を変えたかったんです。
>>542 これからも感想どうぞ。
>>543 さてさて、どうでしょう。
>>544 意見交換ならともかく、他の読者さんに物言いをつけるのは止そう。
俺は多くの人の意見や感想を聞きたいのです。
>>548 ?
信用が有る分、それを裏切ったときの反発は大きいし
これからが大変そうだなぁ、明日香は
明日香が内心を打ち明けて宏美と打ち解けた翌日、明日香は早速成瀬家を訪れて
美雪と差し向かいで夕食を摂っていた。
「本当にどこに行ったのかしら」
小鉢の里芋をつまみながら美雪が口に出すのは忽然と姿を消したこの家の一人娘、宏美のことだ。
「どうしてるんでしょう。一人で生活していけるんでしょうか。あの人、バイトも
したことないみたいだし、もちろん住み込みの仕事とか出来なさそうだし。
要するに使えない人ですよね」
明日香が意地悪く笑うと、美雪に習い里芋を口に入れて
「美味しい、この煮物」
と微笑む。
「良彦さんにも、大学の宏美さんのお友達を中心にして探ってもらってるんだけど、
全く痕跡が掴めないんだって。良彦さんは人当たりが良いし、スッと相手の懐に入るのが
上手いから話を聞きだすのも得意なんだけど、全然引っかからないのよね。
啓太郎さんにも連絡を入れてないみたいだし、どこで何をしてるのかしら」
美雪が言い、豚肉の生姜焼きを口に運ぶ。
美雪の滑らかな唇が油でテカテカ光るのを、明日香はそっと窺いながら
「ひょっとして命を絶ってるかも。生きていられないほどの赤っ恥かいた
わけですもの。死んでいるんじゃないですか? そうなら清々しますね」
と言うと、ご飯を思い切り掻き込む。
美雪は箸を進めながらも目を丸くしている。優しくて穏やかな明日香が、
宏美に対し冷たい発言を繰り返すのに、目を見張っていた。
「ずいぶんと口が悪くなったわね」
美雪が苦笑すると
「あの人のせいで彼氏に振られて、笑い者や晒し者にされたんですから当然ですよ。
本当に嫌な人でしたよ」
明日香は言い、また口を大きく開けて豚のしょうが焼きを載せた飯を掻き込む。
美雪に本心を気取られないために、明日香はあえて宏美の悪口を言っては大飯を喰らっていた。
「今日はお昼に、キュウリやハムを挟んだ食パンだけだったから、お腹空いちゃって」
照れくさそうに笑う明日香に、美雪も微笑み
「いいわね、若いうちはどんどん食べたほうがいいわ」
と言い、ご飯をよそおってくれる。
宏美の悪口に花を咲かせて食事を終えると、後片付けをしながら明日香はお伺いを立てる。
「最近、実家から持ってきた下着が痛んでよれよれになってるんです。
新しく買おうかとも思ったんですが、あの人のを貰ってもいいかなって思うんです。
ラ・ペルラとかお洒落なのたくさん持っていたし」
「あの人? ああ、宏美さんの下着を欲しいっていうのね。いいんじゃないかしら、
好きなのを持っていくといいわ」
美雪が許可を出した。宏美の下着なんて、どうでもいいのだろう。
「ありがとうございます、おば様」
明日香は頭を下げ、洗い物を終えてシンクを拭いてから、宏美の部屋に向かう。
タンスを開けて、宏美の高価なランジェリーを物色して、パンティを何枚か
自分のボストンバッグに詰めこんで背後の気配を窺う。美雪が居ないことを
確認すると、今度はブラジャーをしまってある引き出しを開けて、
何枚か取り出してバッグの奥底に隠す。
パジャマやスウェットの類も持ち出したかったが、それではあまりにもかさばり
不自然になる。それらは後日持ち出すことにしようと、とりあえずバッグを
手にして部屋を出て応接間に行く。
明日香は一刻も早く宏美に下着を渡したかったが、すぐ帰るわけにも行かない
ので、しばらく応接間で美雪と歓談していた。その間も、怪しまれないように
ことさらに宏美のことを悪く言っては、美雪を喜ばせていた。
「そんなに嫌いなら、もっと意地悪すればよかったのに」
「今にして思うと残念ですね。でも、素っ裸でおもちゃにされている宏美さんを見ていたら哀れで」
「やっぱり明日香ちゃんは優しいのね」
「でも、布仮面は見たかったなぁ。残念」
「あれは傑作だったわよ。私の履き古しのパンツ被らされて、
パンツのサイドから悲しそうな目が覗いてるの」
「バカ丸出しですね、宏美さんって」
「そうね…でも今夜は本当にどうしたの? 明日香ちゃんは辛口ね」
などと会話するうちに時は過ぎていき、いよいよ明日香はボストンバッグを片手に立ち上がった。
(宏美さんも自分の下着を身に着けることができて、喜んでくれるわ。早く帰らないと。
宏美さんの悪口を言ったことは、おば様に怪しまれないための方便ということで、許してね)
美雪の妙に鋭い勘を危惧して、明日香は今夜はことさらに宏美のことを悪く
言っていたのだ。明日香なりに考えた工夫だったが、それが返って美雪に
疑いを持たせたことを明日香は知らない。
都会に出たばかりの純朴な娘・明日香の小細工は、しばらく義理の娘との
確執に苦しんできた30代半ばの令夫人の勘に引っかかっていた。
玄関先まで来て靴を履こうとすると、美雪が思いついたと言うように
「そうだ、頂き物のハムの詰め合わせがあるの。冷蔵庫の中にあるから、
1本持って帰るといいわ」
と言い、明日香は嬉しそうに
「ありがとうございます、では頂きます」
と言うと、キッチンに向かった。
美雪は足元に置かれてある明日香のボストンバッグに目をやり、少し考えてから
しゃがみこんでそっと中を開ける。
ビニール袋に包まれた洗濯物の冷たい固まり、宏美の部屋から持ち出したと
思しきブランド物の高級パンティ、美雪が持たせた恒例のおかずのお土産の
タッパーなどを取り出すと、バッグの底になにやら衣類が仕舞い込まれている。
美雪が手に取ると、それは明らかに明日香にはサイズが合わない、宏美のものと
思しき数点の高級なブラジャーだった。
美雪はたるみのない形のいい顎に手をやりしばし考えていたが、元通りに
中身をバッグに仕舞い込む。そこに明日香がやってきた。
手にはロースハムの塊を持ち
「ありがとうございます、美味しそうなハムですね」
「ええ、どうぞ召し上がってね」
「ではおば様、お休みなさい」
「お休みなさい、明日香ちゃん」
別れの挨拶を終え、明日香は門を出る。
リボンで結わえて背中に垂らした黒髪を揺らして夜道を行く明日香の後姿を
見送りながら、美雪は携帯を取り出してダイヤルし、相手が出ると、
「もしもし、良彦さん…やっと宏美さんの居場所がわかったわ」
と一言、口にした。
to be continued
>>554 ええ、大変でしょうね。
>>239 今だから言いますが、当時このレスを見て「鋭いな」と思わずニヤッとしました。
保全
やっと美雪が気が付いたか。さてさてどうなることやら。
できればもっと被虐的な話がいいなぁ。
最近はヌキどころなくて少々寂しい思いをしましたw
急展開。
いよいよラストスパートか。