151 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:
【解説】
先輩(男)は保科(女)にそそのかされて、かつて惚れていた佐々木(女)という後輩を襲いかけたことがある。
その事件で先輩は停学になってしまったが、そのとき保科を庇ったのがきっかけで二人はくっついた。
現在ではコスプレ等をしながらイチャついているらしいが・・・
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先輩の家で保科はむくれていた。その横で先輩が必死になって彼女をなだめている。
先輩「なあ、あのコとはそんなんじゃないんだって。解かってくれよ・・・」
保科「・・・・・・フン!」
先輩「そ、そういえばさ、そのコスプレ、ホント似合ってるよな。可愛いぜ・・・なあ・・・」
保科は戦国無双のお市の恰好をしている。なんとかなだめて着て見せてもらったところだ。
保科「見え透いたお世辞言われて、アタシが喜ぶとでも思ってるの?」
先輩「お世辞なんかじゃないぞ。・・・ま、まあ、お前の機嫌取りたがってるのは確かだけど・・・」
保科「・・・・・・」
彼女が怒っているのには勿論理由がある。
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一時間ほど前、保科は先輩の通う高校まで行き、正門前で彼を待っていた。
新しく作ったコス衣装を見てもらうためだ。
門の脇に背を預けて待っていると、その横を通り過ぎるように先輩が出て来た。
まだ自分に気付かない様子なので声をかけようとした。が・・・先に先輩に話し掛ける者がいた。
女生徒「あら、確か同じクラスの・・・。
まだお名前は覚えていませんが、これからも私を応援してくださいね。^^」
会話の内容を聞きながら、保科は先日先輩がクラスに転校生が来た話をしていたのを朧気に思い出した。
が、その女生徒に対する先輩の態度を見て、そんな記憶はどうでもよくなった。
保科「(デレデレしている・・・)」
少なくとも彼女には先輩が女生徒にまんざらでもない感情を持っている様に見えた。
モデルの様な身長、上品で柔かい視線、気高い口調・・・
自分には無いそれらのものに、彼の心が奪われていると思った。
先輩「おう、山崎さんか。また明日な」
挨拶をした先輩がふと横を見ると、冷たく黒い炎を目に宿した保科が立っていた・・・
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性格に言うと、保科は先輩に対してそんなに怒っているワケではない。
気持ちが若干落ち着いてきたのを自覚して、正直な気持ちを語り始めた。
保科「ねえ、勘違いしないでよ。アタシは怒ってるんじゃなくて、・・・何ていうか、不安なの。
先輩が先に高校行ったじゃない?それってアタシ達が互いを見れない時間が増えたってことよね。
だからさ、先輩がアタシじゃなくて知らない女の人と接する時間が増えてさ、
・・・最近そんなコト考えてばかりだったの。そんなときに・・・あんな・・・、ぅぅ・・・(泣」
先輩「保科・・・」
先輩がその小さい体を引き寄せて優しく抱きすくめる。
保科「ゴメンね。アタシ、ヤな女だよね。
でもね、先輩を獲られたくないの。ゴメンね、ゴメンね・・・。ぅぅぅ・・・」
胸に顔をうずめて泣く保科を眺めながら、先輩は腹の奥から突き上げる炎を感じていた。
それは佐々木を襲ってしまったことを反省して以来、久しく去来しなかった熱だ。
先輩「・・・」
彼は無言で小さな保科の豊かな胸元に手を伸ばした。
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保科「な、何!?先輩・・・ヤダ!」
じゃれつく様な愛撫はいつも受けていたが、この時はそれとは違う感じをはっきりと憶えていた。
生暖かく、粘着質な気配が胸を弄る手から伝わってくる。獲物を見定める肉食獣の視線みたいだ。
保科「イヤ・・・、お願いだから・・・」
抵抗しようとしたが、さっきまで優しく体を包んでいた腕に、ガッチリと体を固定されている。
手が服の下にまで伸びてきた。コス衣装なのでブラは付けていない。
無感情な爬虫類の様な手の動きに恐怖を感じながら、保科は先輩の声を耳にした。
先輩「へへ・・・、乳首立ってるよな」
見上げると先輩の下卑た笑い顔が目に入った。その目が「感じてるんだろ?」と言っている。
いつもの優しい目をした人とは別の人間みたいだった。
先輩の手が上半身の衣装を剥ぎ取りにかかる。
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先輩「(俺は元々こうだったんだよな)」
保科を襲いながら先輩は考えている。
彼は本来モテる男だった。佐々木に惚れて、保科に関わってからダメキャラが身に付いたのだ。
保科「ん・・・ヤダ・・・。イヤ!」
腕の中で上半身裸の保科が身悶えながら自分を拒んでいる。拒みながらも段々弱々しくなっていく。
スカートをたくし上げ、下着と素肌の隙間に手を滑り込ませた。
そこは湿った熱気に支配されていた。体の蠢きがそこでやけに扇情的なものになる。
強引に脚の間へと指を潜らせると、予想以上の湿り気が伝わってきた。
先輩「そろそろ・・・だな」
片手でクリトリスから皮膚の下へ伸びる女性のサオを刺激しつつ、もう片方の手で下着を脱がせた。
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保科「やだ!・・・ン、・・・んん!」
秘部に舌を這わせ、左手を女性のサオに、右手で保科の乳首に伸ばし、先輩は激しく責める。
「殴られれば痛いのは当たり前」というのと同じレヴェルで、サオを刺激されると女は感じてしまう。
保科から溢れてくる蜜を口に含み、唾液と十分に混ぜ合わせてから体を離す。
女の体を押さえつけたまま片手で自分も裸になり、己の男性自身に口の中の液を垂らす。
やがて先輩のペニスが混合液でテラテラと光り始めた。
先輩「行くぞ」
有無を言わせぬ口調で言われたとき、保科はそれが何を意味するのか理解していなかった。
が、自分の内部に侵入してくる物を感じて、本能的に抵抗を始める。
保科「ヤだよ!や、やめて・・・。先輩、お願いだから・・・」
先輩「駄目だな」
先輩がかすかに粘膜を割く感触を味わった数瞬後、保科は生まれて初めて膣内を圧迫される感触に驚いた。