オリキャラでなんちゃってTRPGスレ

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728臨時GM ◆/oj0AhRKAw :04/05/25 22:00
>721 葉子

 葉子の放った火の玉が、イスファーランの肩口にぶつかる。
多少は焦げたが・・・・、それだけだ。
 皮膚に生じた火傷も、見る間に治っていく。
729臨時GM ◆/oj0AhRKAw :04/05/25 22:45
 葉子の放った魔法によって生じた煙が晴れないうちに、颶風が動いた。
煙と、イスファーランが咄嗟に出した腕を目くらましに、一気に距離を詰める。
そして、一撃。

 だが。
激しい衝突音の後に吹っ飛んだのは颶風の方で。
数メートルも離れた場所に叩きつけられた颶風が、背中から落ちた。
 その衝撃には耐え切れなかったのか、口元から血が滲む。
その血を無造作に拭いながら、立ち上がった。
「ふん、軽いな」
「生憎と、私は貴殿ほど体格に恵まれておりませんのでね」
 まだダメージが抜け切れないのか、颶風の足が少々ふらついている。
「名を、聞いておこうか」
「38代セレスト公爵の半身、セリ・・・・けふっ」
 名乗る颶風の声が、唐突に途切れた。
再び咳き込み、大量の血を吐き出す。
ためいきを吐いて、胸に走った痛みに顔をしかめた。

「お互い、大地に体の一部でも触れてさえ居れば、
この程度は大した傷ではありませんが」
 再び構えを取る颶風。
対するイスファーランはと言えば、颶風をたいした事の無い相手と見たのか、
他の面々に注意を向けている。
(・・・なんなんだ、グフウといい、あの男といい・・・
正面からやりあったんじゃグフウが圧倒的に不利だ・・・かといって割り込めるような空気じゃないな。
・・・なんとかあの男の気をそらせれば)

行動:狙撃体勢のまま思案中
731葉子 ◆AoT8KYCnWo :04/05/25 23:43
くっ!?
(わかってたけど、やっぱりダメだ…私の力じゃ…)



白の聖典よ、彼の者達に、沸きいづる力を!
補助系上級白魔法…パワーストリームッ!!!

行動:味方全員の物理攻撃・防御、魔法攻撃・防御力アップの白魔法発動!

お願いします、皆さんッ!!
一人ぶつくさと怪しい独り言を妙な体勢で続けるファルシオン
葉子のパワーストリームはファルシオンにも届き、能力上昇
「ん?魔法?俺にも届いたのか?この魔法は白…つまりは光の属性か
 まてよ、魔法か。俺のお手製の闇の魔法と葉子が使った光の魔法と俺の格闘術を組み合わせれば…
 よし、これでいくか。」
ファルシオンは妙な体勢を戻し、イスファーランの方を向いた
「冥魔大剣!
 我が身を犠牲に闇の魔法を与えよ!」
ファルシオンは冥魔大剣で自らの腕を切り、血を出し、自らの片手に塗った(10ダメージ)
ファルシオンの自らの血で赤に染められた手が灰色の光を出している
「颶風!離れろ!一気に吹き飛ばす!」
ファルシオンはイスファーランの方へと突撃をした

行動:灰色に光る手でイスファーランに殴ろうとする
HP:24
MP:0
733紫条 焔 ◆/SiEntR806 :04/05/26 06:29
ゆっくりと手を開くとそこには青白い針の形をしたエレメントが存在する、
「よし…これで…」
その針を右手に持ち、呪針を投げる要領でイスファーランの方へと投げる、
「次…!」
外れた時のことを考え、左手を地面につき、エレメントを放つ、
雷のエレメントは地面をつたい、まっすぐとイスファーランへと向かう。

行動:解呪針(エレメント)と雷のエレメントを使い、攻撃
>731
お前、さっきの炎みたいな奴を俺に向かって撃ってくれないか?
あの程度じゃ駄目でもその効果を強化すれば通用するかもしれない、
それにあれじゃ煙もたって颶風の視界を遮るだけだ、
手加減はいらない、全力で俺の方に撃て。
735葉子 ◆AoT8KYCnWo :04/05/26 10:14
>734
私のファイアーを強化して、アイツを…!?
わかりました!なんだかよくわかりませんけど、おもいっきりやって大丈夫なんですね!

燃え盛る業火よ…彼の者を撃てッ!!ファイアー!!

行動:全に向けてファイアー発射!
>>731葉子
(ん?これは強化系魔法・・・葉子か・・・)
壁に寄りかかった状態から普通に立つギガ
(いつでも追撃できるようにしとくか・・・・)
そのまま、ギガはイスファーランを見据えだした
飛んできた火の玉をエレメントで包み込み、
自分の目の前に誘導し、
両手でその火の玉を押しつぶす、
「エレメントで攻撃するよりも、
エレメントで強化した何かで攻撃したほうが、威力が上がるからな」
エレメントが一瞬全の体を離れ、
閉じられた両手に全てが集結し、
全の両手が赤い光に包まれる、
「爆発じゃなく、熱自体で攻撃する!」
両手を前に突き出すと同時に両手から赤い光条が放たれる。

行動:強化ファイヤーをイスファーランに向け、放つ
>>737
「ふっ、この瞬間を待っていた!」
そう言うと全(達)の放った火の玉を追って走り出す
(破邪竜王陣は炎竜の紋章を相手に刻み焼く、しかし
破魔竜王陣は氷竜の紋章を刻み凍らせる!)
腰の村雨丸を抜く
(一気に・・・・たたみかける!)
行動:追撃の破魔竜王陣
「…熱っ!っつーかいてぇ!」
本来炎のエレメントを持つものに熱を使った攻撃は効かない、
が、魔法の時は例外である、元々魔に対する抵抗力を持たない全は、
その熱に耐えかね、思わず強化ファイヤーと自分とを繋いでいた線を断つ、
「あ、しまった!」
気づいたときには既に遅く、先ほどの赤い光条は、
葉子の放った初期のファイヤーに戻っていた、
「失敗…か?結果的には…だな」
ファイヤーの炎は初期と比べ、やや力強いものになっており、
数も一つから二つになっているが、
全的には失敗である、
「魔法の威力では無く、俺自身に問題あり…か」
>>739
ズサァッ!
ギガは全の前で派手にこけた
「な、な、なぁ!?」
一気にたたみかける作戦は(今回は)失敗である
「ちっ、何やってる、馬鹿みたいじゃないか、俺が」
立ち上がり村雨丸をしまいながら全に言う
「まったく・・・・・」
それだけ言うとまた壁際にもたれかかった
「ふむ……?」
 地面を伝い、大地を裂くようにして雷がイスファーランへ向かう。
 しかし、イスファーランはそれを見ても全く動じていない。
 そして、雷がイスファーランに命中する。青白い光がイスファーランから湧き出る。
「ふむ、中々面白い術を使うようだが、な」
 煙が立ち昇り、イスファーランの体を隠すようにして拡散する。
 イスファーランの体は多少は焦げはしたものの、ほとんどダメージにはなっていなかった。
 しかし、その煙をものともせず突進して来る者がいた。良くは見えないが、おそらく肉弾戦に持ち込む気だろう。
「おらあぁぁぁぁぁ!!!!」
 雄叫びを上げてそいつは突進して来る。予想以上に速いスピードだった。
「散れえぇぇぇぇぇ!!!!!!」
 イスファーランはそれを避け切れず、頬を一発、凄まじい力で殴られた。
「ぐっ……!?」
 それを受けたイスファーランは遥か後方に吹っ飛ぶ。
 攻撃はそれだけでは終わらなかった。吹っ飛んだイスファーランを追うようにして、漆黒の騎士が剣を振りかざし、
自分に向かってきた。
 その剣は妖しく光り、何か空中で書くような動きをしていた。そして、イスファーランはその動きの正体を知っていた。
「……紋章かァっ!!!!!」
 イスファーランは渾身の力で立ち上がり、横に跳んだ。しかし、その剣―――紋章はイスファーランは逃さなかった。
「終わりだ!!!!破魔、竜王陣!!!!!!」
 空中に水色で描かれた”竜”の紋章が浮かび上がる。そして、騎士の剣はその紋章をなぞるようにして動き、最後に
その紋章を切り裂いた。
「ぐゥあッ、貴様ぁ!!!!」
 次の瞬間、その紋章と全く同じ形の”氷”がイスファーランを覆っていた。
「まだだ、まだ終わらんぞォっ!!!!」
 イスファーランは力任せにその氷を砕き、じっと前を見据えた。
 遥か遠くで、魔法を気を感じたからだ。そして、それは見事に的中していた。
 魔道士が、詠唱をしている。氷の精霊の守護までついていた。これを放置すれば手痛い一撃が来るのは間違いない。
「まずは貴様だ!!!!」
 イスファーランは目にもとまらぬスピードで魔道士に向かった。
>>741
え〜と、スマンが少し整理させてくれ・・・
まず、紫条が攻撃して、その後ファルシオン、
それと同時に葉子&全が魔法に失敗
俺はファルシオンのすぐ後だから
俺の>>740はなかったことになるな、
もしくはやった後か?
まぁいい、>>740はなかったことで、
スマンね
>742(ギガ)
ん、悪い……。

レバン   「うわ、こっち来た!!!!」
セルシウス『速い、な』
レバン   「呑気な事言うな!おいセルシウス、なんとかしてくれ!!!!!!」
セルシウス『と、言われてもな……。何秒持たせれば良い?」
レバン   「あと7秒!!!!」
セルシウス『―――承知』

行動(レバン):   『スリップ』の詠唱続行
行動(セルシウス):レバンと分離、イスファーランに向かう
744紫条 焔 ◆/SiEntR806 :04/05/26 21:07
当たりましたね…
解呪は出来ませんでしたが中々いい成果ですね、
それが置いといて、エレメントが言うこと聞くようになってきましたね、
一時はどうなることかと思いましたが…
陣はほぼ完成…90%というとこですか…(再び手を合わせる)
……(頭上に球状の青白い雷を帯びたものを創造)
先ほどの雷は的の決定、
的は其れ全体ではなくその箇所、
エレメントが枯れるか、そっちが倒れるか…
僕も一か八がですけどね…

行動:イスファーランへ雷のエレメントを使用した攻撃
745颶風 ◆/oj0AhRKAw :04/05/26 21:16
他の皆に、あの御仁の注意が向いている今の内なら!

目を閉じて、額に意識を集中させる。
出来る限りの早口で、呪文を唱えた。
本来なら、術者の命を危険に晒す術である事は承知の上。
しかし、私達『セレストの護り手』なら・・・・、
一定の条件を整えなければ死を許されない者なら!

 体の中で、血が燃える。
外へ出ようと・・・・、辺りを燃やし尽くそうと血が暴れる。
 抑えるのに足りない分の体力は、獣化で補う!

 自分の体が変わる感覚を、身につけた衣服が千切れる音を、
共に感じながら奔る。
746臨時GM ◆/oj0AhRKAw :04/05/26 21:27
 詠唱を続けるレバンに向かい、イスファーランは無造作に拳を振り上げた。
振り下ろそうとして、しかしセルシウスの生み出した氷の壁に、それを阻まれる。
 煩わしげに氷を引き剥がそうとするイスファーランに、
白い、巨大なグリフォンが襲い掛かった。
 獅子の姿のイスファーランに勝るとも劣らない体格の、
さらに若々しい白いグリフォンが。

 右腕にへばりついた氷はそのままに、獣の姿の時と変わらない鈎爪を振るうイスファーラン。
その爪は、襲い掛かったグリフォンの喉元を微かにだが、確かに切り裂く。
 そして・・・・、爆炎。
滴り落ちたグリフォンの血が、激しい炎を上げて燃え始めた。

「ぐおおっ!」
 転がりまわって体に着いた炎を消そうとするイスファーラン。
しかし、粘つく油のような血は、落ちる事もその火を消す事も無い。
 そこへ、焔の放った雷球が向かう!
>740
魔法に対する抵抗力は天津の民は持ってないと言ったが?
まぁ同じ炎だから試してみる価値はあったんだがな、
魔法じゃない熱を持った何かなら普通に強化できるかもしれないけどな。
イスファーランに殴りかかろうとしたはずのファルシオンだったが…
倒れている
「うぅ。貧血
 せめて止血してから攻撃したほうが良かった…
 自らの血で魔法を使おうとして貧血。これじゃぁ俺、アホの塊じゃねぇか
 血が足りなくて思うように体が動かない
 ガクッ。」
ギガはイスファーランに迫っていた
だが、一つ気にかかっていることがある
(奴は俺の太刀筋をみてすぐ紋章式だと見破った、何故?)
目前の戦闘を追いかける
(あれは団長が俺にだけ教えてくれた技・・・いや、狭いものの見方をしていた
団長の故郷で普通に教えてられていたという可能性もある・・・)
「今度は・・・・焼く!」
(紋章式では無く、この妖刀の力である、技ならどうか!?)
行動:味方の後手に回り『大文字斬り』
『説明しよう、大文字斬りとは剣から炎をだし文字通り大の字に斬る技である
なお補足として、この剣は雷、火、氷、風の四つの力が扱えるのである』
750慶妹 ◆CQaYaKxXVs :04/05/27 00:11
(あわわ・・・やっぱ戦闘には特技は必要みたい。
これじゃ故郷に戻っても隊には入れてもらえないよ〜。
今後は私も何か身に着けないとやっていけないぞ・・・)

ん?そこで倒れてるのは・・・ファルシオンさん?
顔色悪いけど・・・って、血出まくりだよ!!おんぶするから頑張れ!!




(・・・やっぱ、俺の出る幕じゃないな・・・銃が使えるような場面じゃない)

ん・・・?
>750
怪我、か?
何処に運ぶんだ、手伝ってやるよ。
えーと、これがコイツの剣か、デカいな、よっと・・・
>>750
すまない…
強力な魔法を出そうとして自分の血を使いすぎちまって体が動かせなくなったよ…

>>751
俺の大剣は俺の手から離れると消えるからそのまま無視しといて


二人ともありがとう…
753名無し戦隊ナノレンジャー!:04/05/27 19:35
「よし完了ォ!セルシウス、戻れ!!!!」
『言われずとも』
 そう叫ぶレバンの周りにはうっすらと緑色のつむじ風が巻き起こっていた。セルシウスがレバンの背後につくと
そのつむじ風はさらに強さを増し、そして2人の姿を消した。
 次の瞬間、2人は全く別の所にいた。……そこは、正にイスファーランの真上。
 レバンの右手は緑色に妖しく光り、セルシウスは両手に氷の槍を持っている。
 2人は全く同じタイミングで、交差するようにイスファーランへ襲い掛かった。

行動:攻撃→イスファーラン
    レバン、魔拳ソニックブレスト
 セルシウス、氷槍フリーズランサー
>752
怪我したのか・・・・・早速回復を・・・
今度からは体の事を考えてから行動するんだな・・・・

HP20
MP14

行動:ファルシオンに回復術
>>754レバン達
このチャンス、逃さん!!
セリャァァァ!!
行動:レバンに遅れて大文字斬り
757紫条 焔 ◆/SiEntR806 :04/05/27 23:00
これ以上続けるのは得策ではありませんね…(陣を解除する)
こういう戦いはやっぱり慣れてないな…
もう僕が出来るようなことはありませんし、
あとは他の方々にお任せしますか…
758臨時GM ◆/oj0AhRKAw :04/05/28 16:33
イスファーラン周辺だけ片付けますね。

>754 レバン
>756 ギガ
>757 焔

 体に纏わり付く炎を消そうと必死になるイスファーランの鼻先で、焔の放った雷球が弾けた。
直撃はしなかった物の、放電の余波を食らったイスファーランの動きが一瞬止まる。
 そこへ、レバンとセルシウスの同時攻撃、さらにギガの大文字切りが炸裂する。
セルシウスの氷槍によって凍りついた部分が、大きくひび割れ、欠け落ちた。
 
 イスファーランは、大地に仰向けに、氷で貼り付けされたような状態で転がっている。
そのような有様でも、なお、その肉体は元の姿を取り戻そうと、不気味に傷口を蠢かせていた。
759颶風 ◆/oj0AhRKAw :04/05/28 16:43
凄い、物ですねぇ。
でも、それだけではセレスタシア・・・・、
『セレストのためにだけ生きる不死者』は殺せないのですが。
私のように、不完全な『呪い』しか受けていない身でも、
既に負傷の数々は完全に治っているのですから。
『不死の呪い』が、今だ完全な形で残っているあの御仁は、
『セレストの紋章』を破壊しなければ倒せない。
それを、伝えなければ。

この姿では、普通に言葉を話す事は出来ませんが、まぁ、それは仕方ないでしょう。
翼を広げて、風を集める。風を動かし、音を紡いで言葉を織る。

<額を狙ってください。そこに、力の源があるはずです>

信用していただけるかどうか、自信は有りませんがね。
儀式によって、皮膚を通して骨にまで刻み込まれる紋章。
それを受けた者に、『大地に体が触れている限りは不死』と言う、
恵みとも、呪いとも取れる効果を与える・・・・。

・・・・受けた者は、大抵呪いだと取りますがね。
羨むのは、守られる立場の者ばかり、と。
760葉子 ◆AoT8KYCnWo :04/05/28 17:58
やれるかどうか、わからないけど…。

ダンシング・ソード…!

葉子はゆっくりと片手をかざし、ダンシング・ソードを大地に貼り付けになっている
イスファーランの頭の真上、10メートル程の所へ導いた。

どうして、貴方は…。
どうして、そんな道を選んだのですか…。
不死の体が、欲しかったのですか?それとも人の生を捨ててまで、セレストの為に尽くしたかったのですか…?

そして手首を返し、ダンシング・ソードの切っ先を、イスファーランの額に、まっすぐに向けた。
『セレストの紋章』とダンシング・ソードの刀身が一直線に結ばれた。

でも、これだけはわかります…。貴方が、「終わり」を望んでいる事…。
だから、私達と戦うコトを選んだのでしょう…?
私達が「開放」してあげます…!私達の為に…私達が、前へ進む為に…!

貫けッ!!

葉子は、かざした手をまっすぐに振り下ろした!

ダンシング・ソードがイスファーランの額の真中めがけ、光速で一直線に降下する――――
焔はダウンか…
流石に特性に無い技を使うとな…
紋章狙うのは他の奴に任せとくとして、
動きでも止めとくか。

行動:炎を帯びた針をイスファーランに向かって放つ
「決まったぜ!!!!!」
『露と消えろ……』
 イスファーランと距離を置きながら2人は言った。
 その時、唐突に頭の中に聞き覚えのある声が響いた。
<額を……そこ、みなも、……はず>
 良く聞き取れなかった。自分の使う魔法”交信”とは違うようだ。
 しかし、伝えたい事は分かった。……狙うは、奴の額。
「セルシウス、こっからは手ぇ出すなよ」
『……承知した』

 レバンの手には、いつの間にかまぶしいほどに光り輝く弓が握られていた。
 レバンはその弓にゆっくりと光る矢をつがえ、静止した。
 無論、的はイスファーランの額の中心―――紋章。
 そして彼は矢を―――放つ。

行動:(レバン) 攻撃→イスファーラン、聖炎弓ベルセルク
    セルシウス、NPC化
「ふん、まだ再生するか・・・・ん?」
風を伝って声が聞こえる
<額を狙ってください。そこに、力の源があるはずです>
耳(のある位置)に手をやる
「これは・・・・・」
まぎれもなく颶風の声だった
「なるほど、とどめは・・・ん?」
見れば葉子とレバンがイスファーランの額を狙っていた
「奴らに任せるか・・・」
村雨丸を鞘にしまった
764臨時GM ◆/oj0AhRKAw :04/05/30 21:10
>760 葉子
>761 全
>762 レバン

「動きでも止めとくか」
 全が放った針は、狙いを違える事無く、脆い氷を剥がしかけていたイスファーランの動きを止める。
相当の苦痛があるだろうが、イスファーランは小さな呻き一つを上げただけ。
以前、颶風は『苦痛は人並みに感じる』と言っていたのだが。
その表情に変化は無い。
颶風もそうだが、西方諸国の出の者は概して表情に乏しいらしい。

「セルシウス、こっからは手ぇ出すなよ」
「貫けッ!!」
 レバンと葉子の声が重なる。
イスファーランの額を狙って放たれたレバンの炎の矢は、
途中で引き寄せられるように軌道を変え、葉子のダンシングソードに吸い込まれる。
 そして。
ダンシングソードが鮮やかな朱金に染まった。
柄にも、炎を思わせるような装飾が生まれる。
 真っ直ぐに重力を利用して勢いを付けた剣は、変化の間もその速度を変える事無く、
そのままイスファーランの額に浮かぶ微かに光る紋章を破壊した!
 イスファーランの断末魔の絶叫が上がる。
その肉体は、置き去りにしてきた年月を取り戻すかのように、急速に萎び、干からびていく。 
765臨時GM ◆/oj0AhRKAw :04/05/30 21:11
>763 ギガ

<精霊の力は、精霊の器に宿れかし。父祖の願いはその血族に継がれかし>
 その様子を見守るギガの耳に、風を操って響かせているらしい颶風の声が届いた。
イスファーランの屍から淡い光の球体が抜け出し、
自らの血で胸元を真紅に染めた白いグリフォンにぶつかって、その体を覆う。
光はグリフォンの額に集まり、一際強く輝くと、すぐさま消えた。僅か数瞬の間の事である。
766颶風 ◆/oj0AhRKAw :04/05/30 21:20
さて、後片付けしてしまいましょうか。

集中を解くと、体の中にわだかまっていた熱が急速に引いていく。
・・・・この術はあまり好きでは無いですが、解いた時のこの感覚は捨てがたい物がありますね。
真夏に運動した後、急に涼しい日陰に入ったような感じで。

この姿では、手が使えないのが少々不便ですが、まぁ仕方ありませんね。
(苦労して、イスファーランの亡骸を、ボートに乗せ、念じる。
するすると、ボートはひとりでに、上空のフロート・シップへ向かった)
・・・・これで、よし、と。

さて、私は部屋へ一回引き取らせていただきましょうか。
さすがに姿をいつもの半獣形に戻さないと、どうにも落ち着きませんよ。
やっと任務終了、ですかね。
「消えた、か……?」
『死んだのか?』
「さあなぁ。消えちまったからには、墓も作れそうにないし……ん?」
 レバンは足元に転がっている小さな宝石のようなものに目をつけた。
 どっこらせ、とそれを拾い上げる。
 どうやら宝石の類ではないらしい。触るとヒヤリとした感覚が指に伝わる。
「……これ、氷、か?」
『違うな。私の意志で、既に氷には溶けるよう指示してある。私の物ではないぞ』
 そうは言われたものの、この氷からはうっすらと魔の力を感じた。
「そう、だな……。セルシウス、もう戻れ。俺はやる事があるから」
『承知』

 彼は1人村の郊外へ向かった。
 最後まで"開放"を望んだ、セレストの勇者へのせめてものはなむけの為に……。


行動:村の郊外へ歩く
    貴重品『グリフォンの涙』を入手
768慶妹 ◆CQaYaKxXVs :04/05/30 23:28
勝負は付いた・・・みたい・・・
なんだか、勝っても素直に喜べない戦いだったなぁ。
自ら死を望んでいたとはいえイスファーランも悲しいひとね。

 行動:ボートが向かった上空に手を合わす

 

769葉子 ◆AoT8KYCnWo :04/05/30 23:51
イスファーランの安らかな眠りを祈りながら、葉子は考えていた。

(悲しみが全て消えたワケじゃない…。私にはわかる。
ソレは、受け継がれただけだ。颶風さんに…。彼もいつか、イスファーランのように…?)

ぶんぶんと首を振った。

解放軍、全員集合〜♪
いつまでも暗いカオをしているワケにはゆきませんよ!
私達には、すでに次なる目標が控えているのですから!
さあ、作戦会議を始めましょう♪
・・・不死、か・・・死ねるんなら、死ねた方がいいのかもな。
・・・こいつは、何のために生きていたんだろう。ただ、不死っつーだけじゃ、馬鹿みたいに長い時間を生きていく事はできない。

アンタの中には、強い何かがあったんだろうな。

・・・塵は塵に。灰は灰に。

せめて、来世まで、いい夢が見られるように。

(静かに鎮魂曲を歌う)

・・・ん、葉子?
・・・作戦会議?
771紫条 焔 ◆/SiEntR806 :04/05/31 16:58
何を思えばいいのだろうか…こういう時、
死を望み、それが叶ったのだから…

…作戦会議…か。
>>765臨時GM
(ふむ、儀式・・・か、永遠に継がれていく魂か)
全てを見守ったギガの目は悲しみの青が浮かべられている
「・・・・・・・」
無言のままマントから小刀を取り出しイスファーランのいた位置にある石を取る
[祖国のために生き、死を望んだ男、ここに開放せり]
石に文字を彫りながらギガは言う
「お前の望んだことだ、後悔していまい」
誰にも聞こえない声で一人喋るギガ
そっと、石を地面に置き、その場から立ち去った
>>769葉子
「作戦会議?何かあるのか?」
ギガは葉子に聞いた
死んでしまったか…
最初は呪いから解放された時は何かを食わせてやろうと思ったが

すでに遠くへと言ってしまって聞こえないかもしれないが一言いわせてもらう

さようなら



>>769
たしかにいつまでも暗い顔をしていられないな
何?作戦会議?
帝國に関する新たな情報があるのか?
774葉子 ◆AoT8KYCnWo :04/05/31 21:24
いや〜、作戦会議と言う程大げさなモノではないのですが…。
とりあえず、現状の確認と、得た情報の整理…次の目的地と移動手段、移動ルートなどについて
話合っておいた方がいいかなぁと思いまして♪

まずは、私とヤーファの第三王女、ミハル様との会談の結果の報告から…。
私達の次なる目的地は、カートレー。ソコでミハル様が出して下さった兵と合流し、
私達はそのままヤーファの西、サムスーフ山脈に巣くう、「サムスーフの悪魔」と呼ばれる山賊団の退治に向かいます!
この件だけではなく、これからしばらくはヤーファ王国の新体制の確立が、当面の目標になると思いますが…。
コレは、ヤーファの安定が中原全体の安定と結束、ひいては帝國への対抗につながるだろうという、私の判断です。

なにか意見とかありますでしょうか?あと、なにか別行動を取りたいという方はいらっしゃいますか?
775颶風 ◆/oj0AhRKAw :04/05/31 21:28
着替えがあって良かった、ですが・・・・。
困りましたね。半獣形に戻れなくなってしまいました。

おそらく、継承のせいで気の流れに変化が起こったのでしょうが・・・・。
慣れるまでしばらくの間、人形か獣形か、どちらかで居るしかないでしょうね。
・・・・人の姿で居るしかないですけど。

それにしても、同族にまで男扱いされるとは・・・・(ぶつぶつ)

>769 葉子どの
作戦会議、ですか。
国からの任務を果たした以上、あまり私がここに留まる理由は無いのですが・・・・。
フロート・シップを、西方に持ち帰らなければならないですし。
まぁ、一つ二つ、恩返しを兼ねて作戦に参加させていただきましょうか。
>>774葉子
「サムスーフの悪魔」?なるほど、聞いたことはある
俺は・・・・・特に無い(今やることでは無いしな)
カートレーか、うまい茶でも売ってるかな?
山賊、か・・・まぁいいぞ?
別に急ぎの用はないからな・・・
(あるにはあるが、まぁいいか)