なんだかスレッド

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1名無し戦隊ナノレンジャー!
なんか色々と書くスレッド。
詩、小説、とか。よろしく。
2名無し戦隊ナノレンジャー!:04/03/16 20:28
感染者の数は日本人口の半分を超えていた。
すでに全国各地にその勢力は広まり、
政府の施した対策も全く無駄に終わった。

カナダに住んでいた山田幸夫はその事実をネットで知り、
急いで帰国の準備をしているところだった。
そこへ一通のメールが届いた。
まるで天国から舞い降りた天使の羽根のような、
奇跡的に届いた手紙だと、郵便局員は言った。どういう意味なのか、
そのときの彼には解せなかった。
3で? ◆VJE5kAxvx2 :04/03/16 20:30
      ,一-、
     / ̄ l |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ■■-っ < んなこたーない
    ´∀`/    \__________
   __/|Y/\.
 Ё|__ | /  |
     | У..  |
4名無し戦隊ナノレンジャー!:04/03/16 20:33
手紙は恋人の真由美からだった。

幸夫さん、いま日本は大変な状況にあります。
どう大変かというと、口で説明するのも難しいくらい、
とにかく大変なのです。
なんか変な菌が蔓延しちゃったみたいで、
いや、あたしにはよくわからないんだけど、
とにかく人がいっぱい死んじゃってるんです。
あたしの両親と弟も先日亡くなりました。
二人で飼っていた猫のダンもついさっき死んじゃったの。(泣)
どうすればいいかあたしにはぜんぜんわからないけど、
とにかく幸夫さんが帰ってきてくれないとあたしはとてもとても困ります。
一人はイヤ。とにかく、早く日本に帰ってきて。

と、いうことだ。
5名無し戦隊ナノレンジャー!:04/03/16 20:38
幸夫は急いで航空に向かい、行く途中で何度も手紙を読み返した。
なんて馬鹿らしい文章だろう、と彼は思った。
しかし今はそんなことを考えている場合ではない、
一刻も早く母国の土を踏まなければならない、
と彼は思い直した。

しかし日本への便は一つもなかった。
国が規制したのだ。
どうやら相当ヤバイみたいじゃないか、
これじゃなんの手だても施せない、
と彼は思い、すぐにまた自宅へと戻った。

パソコンを立ち上げ、
日本の掲示板へアクセスした。
6で? ◆VJE5kAxvx2 :04/03/16 20:39
ポン!
7名無し戦隊ナノレンジャー!:04/03/16 20:46
「わ〜〜〜っもうだめだ。これで日本もおしまいだ。あひゃひゃひゃ・・・

「政府の対応が遅すぎたな。改憲問題なんて後回しにして、
さっさとこの危険な病原体の対抗策を打つべきだった・・・

「阿保下泥様がお怒りになったのです。生け贄を捧げねばなりません。
それも一人や二人じゃ足りない、何百人という人を・・・

「おい、聞いてくれ。ヤバイんだ。喉の痛みが止まらないし、
なんかウンチに内蔵みたいなのが出てきて・・・


と、いうことだった。
8名無し戦隊ナノレンジャー!