1 :
意血 ◆HQwdnouQ :
このスレはあなた達が作る物語のスレ
ルール@主人公に名前はつけない
ルールA話の枝分かれは@がどちらにするか決め、@不在のときは、
キリ番を取ったトリップ君が決めることが出きる
ルールB超常現象はご法度
ルールC区切り区切り(101、201、、、901)であらすじを作る
ルールD突然宇宙に行くなどの無理な話の転換も御法度
ルールE多少の混沌化は大歓迎
それでは2が物語を始めます・・・・
DRAFT
目覚ましなしで起きたのは久しぶりだ。
部屋が乾燥していたのだろうか。
冷蔵庫から冷えたラムローサを出して一気に飲むと
強い発泡で目が覚めてくる。
3 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 09:11
日曜日の早朝
カーテンを開けてみる
まぶしい朝日の中ですがすがしい気分なる。
さて、今日はどうしようか。
窓の外を見ようとする。
ん??
なんだか窓の外が騒がしい・・・
なにごとだろうか??
何かと思えば・・・。
一昨日からのマンション工事の騒音に腹を煮やしきった
近隣の住民が業者の居ないのをいい事に集まり騒いでいる。
6 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 09:31
そこへ、1台のダンプカーが突進してきた。
ガシャーーーーーーーーーンッ!!
8 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 09:35
「いって〜、何事だよ?」
ずどどおおぉおぉおおあああんごおぉおおおんんん!!!!
ガクンガクン・・・
・・・・あっけにとられた。
声もでない。煙に覆われて状況がわからないが、集団の随分近くにつっこんだようだ。
大丈夫だろうか。悲鳴や怒号がこだまし、人が集まってきている。
再び窓から眺めてみると、事態はかなり深刻だ。
数人が倒れている。意識がないようだ。
一人の中年女性がダンプと壁に挟まれている。
ん・・・?なんという事だ!おかあさん!?
11 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/11 09:44
無我夢中に走った
母さん
母さん
何度も心の中で繰り返していた・・・
12 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 09:46
なぜだろう。
こういう時は名前しかでてこない。
いや、名前ではないか。
”母さん”だもの。
13 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 10:08
ピーポーピーポー
誰かが呼んでくれたのだろう
サイレンの音と共に救急車が現れた。
「おかあさん、おかあさん!」
必死の呼びかけも功をなさず、母はそのまま救急車へ。
私も同乗することにした。
「神様・・・」祈る事しか今はできないのだ。
何時間たっただろうか
救急車はまだ病院に着いていない
母は苦しそうな顔をしているが意識はない
一体どうなってしまうのか・・・。
ふと、母の言葉を思い出した。
「今日の夕飯はカレーライスだよ!」
19 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 11:20
そんな、他愛のない言葉。
涙が出ない。体が冷たい。
カレーライス・・・(頭の中で「カレーライス」が思考をまわっている・・・)
21 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 11:58
おせちも良いけどカレー気味
そろそろ病院が見えてきてもいい頃だ
はやく!
はやく!!
心の中でそう叫んだ。
が、救急車は渋滞に巻き込まれていた
なかなか進めない・・・
「ちくしょう!」
母、以前意識は戻らず・・・
「くそう!」
こんな時、なにもしてあげられないなんて・・・!
救急隊員の顔にもあせりがみえる
僕は最悪の事態を覚悟していた
救急車が、少し進んだ。
病院がみえてきた!!
[ホッ]
よかった。まだ希望を捨てちゃいけない!!
母の顔を見る・・・
!
34 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 12:20
マンチェスタ・・・・・
なんということだ!
母の顔は青ざめていた。
37 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 13:02
「母さん しっかりするんだ!」
母を励ましつつ、ふと傷口に目をやる。
すると、そこには・・・・
38 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 13:03
う、うにが、、、
39 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 13:49
やばい、腸からカレーが出そうだ。
そう、これがのちに世界中を恐怖のどん底に陥れる
カレー気味
その人の誕生の瞬間である
もちろん人々はそんなことを知るよしもなかったが・・・
母さん!
あともう少しで病院だ!
母さん、あともう少しだよ!!
「何だい?何寝ぼけてるんだよ。さ、ご飯だよ、ご飯。」
母の病状は悪くなる一方だった。
母はめざめた
しかし、頭の方がいっていた
母は、おかしなことを喋り始めた。
「ポチはね、あれでも幸せだったんだよ。」
「短い時間だったけど、最高に幸せだったって。」
ポチとは、僕が12歳まで飼っていた犬のことである。
今まで黙っていたけど、ポチは、あなたのお父さんだったのよ。
ポチはあるとき、ぽっつりといなくなってしまったのである。
「えっ?!」
ポチが僕の?!
生まれた時から、父はいなかったが まさか!!
でも、ポチは確かに犬だった。
母は頭がおかしくなっているのか?
「かあさん、しっかりしてくれよ!」
前のやさしくて明るかった母はどこへ行ってしまったのか?
母さんの意識は戻ったが、
依然 ヤバイ状態に変わりはない
「病院はまだなんですか?」
一体何度目の言葉だろう
母は、何かをぶつぶつと言っている
「母さん・・・・」
58 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 15:02
あの帽子 何処行っちゃったんでしょうね。。。
遠いお空の彼方へいきました。
あの日の夜は、とても寒かった。
ポチを抱いて温まっているうちに、なんだか切なくなって。
そんな時、ポチが声を掛けてくれたの。
奥さん良い体してるじゃねぇか。
まっ!まさか!?
ポチ!
日本語喋れたの!?
実は人間だったとか
65 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/11 15:14
「な、なにいってんの?母さん」
母さんは続ける
「ポチと私は愛し合っていた・・・」
「あなたが生まれた」
「ポチは約束があるって言って出ていったのよ」
「ふふふふふふふ」
「帰ってこない」
「ねええええええええええ」
「病院に着きましたよ!!」
緊急隊員の声で僕ははっと我に帰った・・・・
66 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 15:15
お金がない!!!!
やっべえ!
救急隊員が言った。
「どうしました?!」
「いっいいえ!なんでもありません・・・。」
僕はいった
母はきっと頭がいっていたんだ。
そうだ!絶対に・・・
72 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/11 15:26
母さんの手術が進む中
僕の頭の中では
ポチ 母さん
ポチが父さん?
父さんは母さんを捨てて逃げた?
脳が破裂しそうな勢いで僕の思考は回っていた・・・・・
緊急手術室に赤いランプがついた。
74 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 15:27
と、思いきや激しい勢いで点滅し始めた!
長い間僕は考えた。
母さん、こんな親不幸者を置いて絶対に死ぬんじゃないぞ!!!
「うっううっ・・・。」
やっと僕の目に涙が込み上げてきた。
「母さ〜ん・・・!」
78 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/11 15:32
そしてふと湧き上がる
一つの疑問・・・・・・・
僕は父さんの顔を覚えてない・・・・
でも・・・・・・・・・・・・・・・
ポチってたしか
犬じゃなかった・・・・
人?
人だった・・・・・・・
頭の中で小さい記憶が
浮かんでは消え浮かんでは消えを繰り返す・・・・
そして、点滅していたランプは消えた。
ドアが開いた・・・
僕は目を見張った。
81 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/11 15:36
手術は・・・・・・・・・
そこには・・・
...僕は愕然とした。
もう僕の母ではない、中年女性がベッドに横たわっていた・・・・
85 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/11 15:41
人が死んでいる・・・・
はじめて見たんだ
死体を
青白くて
冷たくて
なんだか
泣けてきて・・・・・
その女性はどこか遠くをみていた・・・。
でも、見ているはずはない
88 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/11 15:45
母さん
俺だよ!!俺を見ろよ!!
何度も叫びたかった
でも声が出なかったんだ
ただただ
涙だけが溢れてきた・・・・
!? その時母さんの声が聞こえたような気がした。
僕は、愕然とした。
「母さん・・・」
92 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/11 15:51
ポチに・・・・お父さんに会いたい・・・・・
母さん!!
母さ〜ん!!!
94 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/11 15:54
何かの糸が切れたように今まで出なかった声が出た
何度も何度も
病院の中に僕の声が
響き渡った
ポチ<父さん>はどこにいるの?
教えてくれ!
母さん!
涙はとまらない・・・
とめどなく流れてくる...
父さん!父さん!!
僕は病院を出た
99 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/11 15:59
まとまりのついてない言葉をわめき散らす僕に
看護婦さんがそっと手を添えてくれた・・・・
足は重く、ふらついていた。
「元気出してください・・・。」
なんとわざとらしい励ましの言葉!
僕は見ず知らずの看護婦さんの前で
今まで生きてきた中で一番泣いた・・・・・
僕は病院から家へ帰ってくるなり近所の人たちに
からまれた。
「お母さん、どうだった?!」
「ねえ、あなたのお母さんだいじょうぶ?」
「大変だったわねえ」
108 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/11 16:08
ちょいとタイム
ココでこれまでのあらすじが入ります
次ぎの人これまでのあらすじをどうぞ
109 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 16:18
これまでのあらすじ
ふと早起きをしたある朝
僕は外を見る
そこにはおばさん連中が・・・
次ぎの瞬間信じられない事件が起こる
おばさん連中に向かって突っ込む暴走トラック
目を覆う光景だった・・・・
そこには・・・・
なんと僕の母さんの姿も・・・・・
救急車に乗って病院に急ぐ中で
僕の父さんの話を聞く
父さんはポチ?
すべてを知る母さんは手術の甲斐なく死んでしまうのだった・・・・
110 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/11 16:22
おばさん連中は
僕の気持ちを考えてそんな言葉をかけているんだろうか・・・
なんだかすごく
むかつく
111 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 17:27
だか、そんな事を考える暇も無く
葬式の準備に追われる。
葬式とは、身内以外の人間には故人を偲ぶためにあり
身内にとっては故人を一時的に忘れるためにある。
(忙しさに忙殺され)
そして、1週間が過ぎた・・・・
いつものようにポストを覗いてみると
そこに一通の手紙があった。
名前は書いてなかったので、誰が送ってきたのかは分からなかった。
ワタシハオマエノチチオヤダ。
タッタイマオマエノハハノシヲシッタ・・・。
コレカラオマエノトコロヘイク。
うっそー
「なんだって?!」
117 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 18:40
父さん??
ポチからの手紙??
わけがわからない??
僕は動揺を隠せないでいた・・・
118 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 19:01
すると後ろから子供の叫び声がきこえた。
119 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 19:03
「エイドリア〜ン!」
僕はとっさに後を向いた。
そこに立っていたのは・・・
ごんぶと娘が3人
「父さんの事・・・知ってるのか!!??」
ごんぶと娘に藁にすがる想いで聞いた。
ごんぶと娘達は何故か悲しそうな表情をして僕にこう言った。
124 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 19:33
「北海道に行きなさい」
125 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 20:44
「北海道だって!?君たちは一体・・・」
ごんぶと娘達が答える。
「私たちは、阿寒湖の精!タネ クホシピ ルスィ!」
「種?」
僕の問いかけには答えず、ごんぶと娘達は消えてしまった。
126 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 20:46
なんだったんだ・・・まさか・・超常現象!?
そんなはずはない!!断じて!
北海道に行く事にした。あれは超常現象などではない。
きっと、眠っていた記憶が母の死によって呼び起こされたのだ。
そうだ。そうに決まっている。
127 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 20:58
だが、待て父の手紙では
「コレカラオマエノトコロヘイク」
とあったはずだ
ここで北海道に出てしまっては父と行き違いになる
可能性もある。
さて、どうする・・・・・・・・・・
1)このまま父の到着をまつ
2)北海道に手がかりを探しに行く
3)その他
さあ、どうする?
128 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 20:59
僕は悩んだ。
キッチリ三日三晩悩んだ末に出した結論は・・・
129 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 21:09
これまでのあらすじ
ふと早起きをしたある朝
僕は外を見る
そこにはおばさん連中が・・・
次ぎの瞬間信じられない事件が起こる
おばさん連中に向かって突っ込む暴走トラック
目を覆う光景だった・・・・
そこには・・・・
なんと僕の母さんの姿も・・・・・
救急車に乗って病院に急ぐ中で
僕の父さんの話を聞く
父さんはポチ?
すべてを知る母さんは手術の甲斐なく死んでしまうのだった・・・・
母の葬式の1週間後
父から「コレカラオマエノトコロヘイク」と言う手紙を受け取る
と同時にごんぶと娘から
「北海道に逝きなさい。私たちは、阿寒湖の精!タネ クホシピ ルスィ!」
と謎の言葉をいわれる。
これからの行動を迫られた俺は3日3晩悩んだ・・・・・・・・・・
そして結論は・・・・・・
130 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/11 21:18
悩んだすえ
北海道に行く事を決めた僕
とりあえず
無け無しのお金を下ろして
電車に飛び乗った
131 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 21:23
電車に飛び乗るのには慣れていた。駅では電車は止まっているのだから。
むしろ職員に見つからないようにするテクが重要だ。
視線を読み、視覚を動く。居場所は自然と、屋根の上になった。
132 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 21:30
電車は動き出す。スピードが出てくるとカーブでは大の字になってへばり付かないと振り落とされそうになる。
風圧もあるからこの格好しかない。
「雨でも降らなければいいけど。」
133 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/11 21:37
お約束のように振り出した雨・・・
んだよ。ちくしょう
僕はつぶやいた・・・・・・・
「春雨じゃ濡れていこう」
「え??」
隣には70歳を超えたようなおじいさんが一人座っている・・・
「あ、あのー」
134 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 21:37
幸いな事に飛び乗った列車は
上野 16:20発 寝台列車カシオペアだった
盛岡23:17着
函館04:17発
札幌08:55着
予定だ、盛岡まで耐えれば函館までは開き部屋に
なんとかもぐりこめるだろう。
135 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 21:40
と思っていたが予想に反して
人のいいおじいさんが席をすすめてくれた。
へへへラッキー。
ひとまず客車内で一息つく・・・・・
車内を見渡すと前のほうから車掌が切符を拝見している
俺は屋根に飛び乗ったのでもっていない
こうなったら。。。
137 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 21:51
もう一度、春雨の屋根に登った。
やはりと言うか、お爺さんが座布団で茶をすする。
俺の頭は完全にイカれてるようだ。
138 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 21:55
食堂車に逃げるしかない
寝台列車カシオペアは
21時半からのパブタイム。
食事・おつまみのメニューとワインのメニューが
食堂車に用意される。
鉄道お宅の俺はとっさに思い出した。
139 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 21:56
138は取り消し
140 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 22:01
ひとまず屋根の上で車掌をやり過ごし
ひとまず一服する。
ふぅぅ〜たすかったぜー
「まぁ雨であたまを冷しんさい」
おじいさんが屋根での乗車を強く勧めてるように聞こえた
しかし俺はおもった
「いくら車掌をやり過ごしてもまた来る。
じいさんの切符を奪えば車内にいられるぜ!!」
ふと俺はズボンのポケットに屋根に登る際使った熊手があるのに気付いた
「よし。。。」
142 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 22:16
じいさん、肩凝ってないか?
「いんや、わしゃ元気じゃよ。」
くっ! ただの元気じいさんか!
「ほっほっほ。まだまだ若いもんには負けんよ!」
じいさんは自信まんまんだ。
145 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 22:41
じいさんは流れる景色を眺めた。
僕は熊手を右手に握り締め、
左手をじいさんの肩にかける。
146 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 22:42
今だ!
僕はじいさんの頭をめがけて熊手を振り下ろした。
147 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 22:43
カラン!
熊手が線路に落ちるかすかな音がした。
148 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 22:43
爺さん、軽く孫の手でそれを受け止める。
じいさんはこっちを向いた。
150 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 22:43
じいさんが払ったのだ。
できる・・・。このジジイ・・・。
151 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 22:44
爺さん「ふむぅ・・・まあ、茶でも飲め・・」
そう言って茶を進められた。
152 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 22:45
今の僕ではじいさんに勝てない。
大人しく茶をいただく事にした。
「何をたくらんじょるんじゃ?」
このじいさん、結構いける口だな!!
茶を飲みながら、じいさんはこちらを向いて言った。
155 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 22:48
「北の奴等はワシより強じんじゃ!」
くそっ!読まれてる!?
北の奴らって誰だよ!?
158 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 22:49
僕はとんでもない所に向かおうとしているのかもしれない。
159 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/11 22:50
僕は爺さんに仕方なく旅の経緯を話すことにした
160 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 22:50
「ヒノニニロ・・・・!!」
爺さんの顔が強張る。
・・・・・・・・
長い間沈黙が続く・・・。
??
163 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 22:51
「ヒノニニロ?一体なんです?それは!?」
盛岡に着いた!!
165 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/11 22:52
爺さんは落ち着きを取り戻したらしく
ゆっくりと話し始める
166 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 22:52
「・・・古代アイヌ語じゃよ・・もう使う者のいない言葉じゃ・・」
よし!
逃げるぞ!
「待ちなされ!人の話を最後まできかんか!」
169 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 22:54
「ポチが・・・ポチがぁ・・・・・」
「ポチとな?」
171 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 22:55
「まさか・・ポチってのもその古代アイヌ語だってのか!?」
172 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/11 22:55
爺さんは何か、こう不思議な魅力がある・・・
僕は爺さんの話を静かに聞き始めた
じいさんが聞き返してきた。
いそいでるってのに!
いかにも、ポチは古代アイヌ語の一つじゃ
ポチポチ・・・・・
176 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 22:58
そのとき、じいさんのケツの穴がしまるほどの爆音が響いた!!
?!
178 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 22:58
・・・・・ごおおぉおおおおおおおおおおお
ざざざざざざざざざざざざざざざざざざざざざざざざ・・・
爺さんの顔がまた強張る
「あんた、狙われちょるよ」
つぶやくような声で爺さんは言った
次ぎの瞬間
「ポチ」
何だっけ?
そういえば、なんで僕はここにいるんだ?
181 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 23:00
びきびきびきびきびびきききき・・
地面が・・・!
「うわあっ!!」
184 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 23:02
映画のタイタニックを思い出した。
丁度あんな風に電車がワレメに・・・
「うっ・・・うわぁああああ・・・
地面がわれてる?!
186 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 23:03
「爺さんが!?」
じいさんの正体はあいつだったのだ。
電車がっ!
落ちる?!
意識が・・・
遠のく・・・・・
爺さん・・・??
なに???
深い闇に落ちていく・・・
じいさんの正体は・・・・・・・・・・・
??
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
192 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 23:06
くの字の電車
地割れのシルエット
爺さん・・・
わからない事だらけだ・・・
思い出せない??
なぜだ??
なぜ??????
思い出せよ
意識の底から声がする
「・・・・チは・・・・だ・・・。
199 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 23:11
でもたった一つだけ。
”思い出せた”
会った事がある・・あの爺さん・・
200 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/11 23:11
「まさか・・・」
僕は走った!!
どこであった?
走りながら考えた
203 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 23:13
公園だ。
俺はブランコで誰か待ってる。
爺さんが来た。ちょっと若い。
でも、待ってたのは別の人
どこで・・・
ドンッ!
何かにぶつかった。
ポチだ!
そこにはポチがいた。
これまでのあらすじ
ふと早起きをしたある朝
おばさん連中に向かって突っ込む暴走トラック
そこには・・・・
なんと僕の母さんの姿も・・・・・
救急車に乗って病院に急ぐ中で
僕の父さんの話を聞く
父さんはポチ?
すべてを知る母さんは手術の甲斐なく死んでしまうのだった・・・・
母の葬式の1週間後
父から「コレカラオマエノトコロヘイク」と言う手紙を受け取る
と同時にごんぶと娘から
「北海道に逝きなさい。私たちは、阿寒湖の精!タネ クホシピ ルスィ!」
と謎の言葉をいわれる。
北海道行きを決意した僕は電車に飛びのる
そこには一人の老人が
老人はポチは古代アイヌ語だと言い言葉を始める
その瞬間 地面が裂け僕は気を失ってしまう・・・
深い僕の意識の中で誰かが
話し掛けてくる 思い出せ と
爺さんに会ったことがあると思い出した僕は
記憶を求め自分の意識の中を走り始める
深い僕の意識の中で誰かが
話し掛けてくる 思い出せ と
爺さんに会ったことがあると思い出した僕は
記憶を求め自分の意識の中を走り始める
こいつがポチ??
僕の知ってるポチとは違う
なんていうか形というか
でもこいつがポチだって事はわかる
210 :
天狗 ◆CwuyM09g :01/11/11 23:32
しかし、それはあきらかに人間だったのだ。。。
ぼくはつぶやいた。
「ポ、いや、お父さん」
ワン!
213 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 23:41
これは俺が小学生の時飼ってた犬?
古代アイヌ語にあるポチの名を冠した父親?
214 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 23:42
わからない。わからない。
わからない・・・・
でも、目の前にいる人?と
小学生のときに飼っていた犬
は何処か似ているのだ・・・・
ありえないことなのだが・・・・
216 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/11 23:44
ただ、どちらも暖かい。
目の前のポチ?父?
は、僕の頭をゆっくり撫で
爺さんのほうへ歩いていく
二人はゆっくりと何処かに行く
遠くに行く・・・・・・・・・
そうだ・・・・
その時からポチはいなくなったんだ
219 :
天狗 ◆CwuyM09g :01/11/11 23:49
そして、爺さんにとびかかった!!!
220 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/12 00:10
ゆっくりと崩れ落ちる爺さん。
221 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 00:16
ゆっくりと再構築される爺さん。
爺さんとポチ?は二人で消えていく・・・
そして僕は目覚めた
「・・・・・・??ここはどこだろ??」
223 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/12 00:26
暗い
ふと隣を見るとそこには・・・・
224 :
天狗 ◆CwuyM09g :01/11/12 00:55
死んだはず母さんがいた。
「夕飯はカレ〜でいいよね??」
225 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 00:56
カレー食べたいな
226 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/12 02:06
カレーをほおばる僕
あれ??
この味
母さんじゃない
「だれだよ」
227 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/12 02:07
いきなり襲い掛かってくる女
228 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/12 02:09
僕は左手で女の手を払い
右手で女を羽交い絞めにしようとした・・・
229 :
ド根性焼き:01/11/12 02:11
あまりの空腹に幻覚を見てしまったようだ・・・
「母さん・・・・」
あ辺りを見回すと奥の方に微かな光が見える
「とりあえずあそこまで行ってみよう」
僕は光に向かって歩き出した。
230 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/12 02:12
まぶしいな・・・・
ここはどうやら
地下のようだ
まあ地面が割れて中に引きずり込まれてたんだから当たり前か・・・
231 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/12 02:14
光の正体は・・・・
232 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/12 02:16
爺の頭だ!!
ジ、爺さん
233 :
ド根性焼き:01/11/12 02:22
い、いや よく見ると何か違う・・・
僕は反対の方を見てる爺さんに声をかけた
「爺さん?」
234 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/12 02:24
「なんじゃね??」
そういいながら振り返る爺さん
ギョッ!!
そこには・・・・・・・・・・
235 :
ド根性焼き:01/11/12 02:38
そこには鬼の形相をしたあの爺さんが
なにやら聞き慣れない言葉で呪文の様なものを唱えていた・・・
これはもしかしてアイヌ語?
僕は知らないはずのその言葉が妙に懐かしく思えた・・・
236 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/12 02:50
解かる!!
解かる!!
爺さんの言葉がすらすら理解できていく・・・・・
237 :
天狗 ◆CwuyM09g :01/11/12 02:55
「ははをころしたのはわたしだがなにか。。。」
そのじいさんはたしかにそういっていたのだった。
238 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/12 02:57
僕は逆上した・・・
爺さんの頭を思いっきり蹴っ飛ばしてやろうと思った
しかし
爺さんは言葉を続ける・・・
お前の母は少し知りすぎた・・・・。かっかっか。全く馬鹿な女じゃった。
俺は、爺さんに飛び掛った。
240 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/12 10:01
ばすこーーーーーーーーーん!!
ビンタが爺さんに炸裂!!
67のダメージ
241 :
ド根性焼き:01/11/12 12:19
あ、あれ!?
さっきは全く歯が立たなかったのに・・・
「どうしたんだ 爺さん?」
なおも爺さんは話を続ける・・・・
ahffdysxxg!#$66667ccghgdjklijok./j'!!!
じいさんはまた妙な呪文を唱える・・・
「ポチ・・・いや、おまえの父親はな・・・。」
じいさんは途切れ途切れに・・・はっきりと話し始めた。
「人間でもなく、犬でもないんじゃ・・・」
なんだって?!
bikkuri!
248 :
ド根性焼き:01/11/12 17:28
僕はただ爺さんの言葉を静かに聞くしかできなくなった・・・
そして爺さんはまた話し出す・・・
「ワシはお前さんの父親と一緒に北海道にある研究機関で
DNAの研究をしておった・・・」
249 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/12 17:29
完。
第二章
湯煙殺人事件簿
煙の中に消えた幻の天狗の骨
おばさんデカがその謎に迫る・・・・・
はじまりはじまり
夜更け・・・
中年女性が近づいてくる。
彼女は凄腕
敏腕デカ
その名も・・・・
名は・・・・・。どうしたことだ???名前が思い出せない・・・
分かることは、ただ、デカであることだけだ。
255 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/12 18:31
おや・・・?
自分が一冊の小説を握り締めていることに気がついた。
しかも汗をびっしりとかいているので表紙がふやけている・・・
256 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/12 18:33
249〜255抹消!!!!!!!!!!!
257 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/12 19:03
爺さんが言う
「おばさんデカは後回しじゃ。とりあえず
ワシ達の物語を完結させてくれ!!」
人のDNA配列を変えて他の生き物に変えてしまうと言う
恐ろしい研究じゃ・・・・・・・・
そういうと
爺さんは、お茶を一口すすった
「茶なんかすすってる場合か!!!」
俺は落ちてたハリセンでしばいた。
爺さんは、また語り始めたv
「このDNA研究をエマール研究という。この研究で、お前の父と母は知り合った。」爺さんはゆっくりと湯のみを置いた。
261 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/12 19:29
置いたはずだった。
なんと、爺さんの手と湯のみが融合していた。驚いている俺の顔を見て爺さんは
「くっかっか。おどろいたじゃろ??わしもその研究の実験台として手と湯のみを融合させたのじゃよ!!
この意味がわかるか??」爺さんは微笑した
263 :
ド根性焼き:01/11/12 20:20
僕はこう見えても大学では優秀なほうだ。
しかしこの現象はどう考えても僕の理解を超えている・・・
「な、なぜ・・?」
そして爺さんは右手を僕の肩に触れた
その瞬間とてつもない違和感に襲われた
264 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 20:21
高度に発達した生物は人間の想像を超えた事象を起こす事が出来る。
265 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/12 20:24
肩が熱い
僕の肩が爺さんの手と
一体化し始める
痛くはなかった
その瞬間爺さんの思念が
ものすごい勢いで僕に伝わる
266 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 20:25
ジェル状の原始生命体に芸術が理解できないのと同様に。
そのシステムは人間の及ぶ処ではない。
爺さんはすでにその域に達していた。
268 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 20:27
DNAに限界を感じ、珪素生命の可能性を探った時、進化が加速した。
もはや、ワシは生命体ですらないのかもしれぬ。
269 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/12 20:30
爺さん・・・
爺さんの苦しさ?
いや人間に対する同情心か?
が僕に凄い勢いで伝わる
そして
僕の父さんと母さんの悲しい
過去も・・・・・・・・・
270 :
天狗 ◆CwuyM09g :01/11/12 20:46
いやな予感がする。。。
僕は人間なのか??
僕は本当に人間なのだろうか??
271 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 20:47
爺さんがハッキリと言う。
「安心しろ。お前は完全な人間だ。」
272 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/12 20:49
遺伝子配列の違う父さんの子供の僕
人間ではない
いや
人間をも超越した生き物?か
「人間か」
ほっとする僕
本とにほっとした
274 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 20:51
僕は取り乱す。
275 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/12 20:51
(⌒ ⌒)
(⌒ ( ) ⌒)
( ) )
(_ヽ_ハ从人_ノ_ノ
| || | |__∧
| || | |∀・) じー
| || | |⊂ノ
,l ,|| |、l_ノ
うわーーーーーーーー
277 :
天狗 ◆CwuyM09g :01/11/12 20:54
背後にポチらしき者の視線を感じる。。。
そんな目で見るなぁあああああああ!!!!!!!!!!
だれだ!!
280 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 20:55
あれはモナーだ。落ち着け。落ち着くんだ。ただのモナーだ。
ナノレンジャーだ。いつも目にしているじゃないか。
281 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 20:56
木陰からぁああああああああああああああああ
(⌒ ⌒)
(⌒ ( ) ⌒)
( ) )
(_ヽ_ハ从人_ノ_ノ
| || | |__∧
| || | |∀・) ナカヨクシテヨ
| || | |⊂ノ
,l ,|| |、l_ノ
283 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 20:57
喋ったぁあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!
こえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
284 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 20:57
爺さんは笑いながらいう・・・
モナーも遺伝子操作で生まれたのじゃよ
モナーを撫でながら
爺さんは言う
286 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 20:59
モナーを連れて行くがよい。
何の役にも立たぬじゃろうが。
287 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/12 21:09
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)< ヨロシク
( ) \_____
| | |
(__)_)
288 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 21:10
目が霞んでいるのだろうか・・
289 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/12 21:17
体の力が抜けていく・・・・
モナーは悲しい生き物じゃ。
ワシも進化とは名ばかりの肥大をした。
もはや生命とは呼べぬ。
爺さんは続けた。
エマール研究の目的は人類の能力の拡大・・
じゃが、それはあまたある進化の道の一つにすぎん。
いいや違う・・・
僕の目の前にいる生物・・・
猫!?
僕に向って「ヨロシク」 と言っている。
291 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/12 21:20
進化の先に、一体何があるのか。
人がどうあるべきか・・
もはや全能の力を持つワシは宇宙と一つ。
境界はない。
292 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/12 21:25
ワシはまもなく消え去る・・
自らの進化を止められず宇宙に統合されるのだ。
北の最果てにお前の父親はいる。
お前が終らせるのだ・・
僕は、今自分が置かれている状況を理解できていなかった。
何一つ・・・
父<ポチ?>が、北にいる!
僕は、確信的な”もの”を手に入れた。
じいさんは消える直前こう言った・・・。
296 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 21:30
そして、父を止める事はきっと僕にしかできない事なんだと理解した。
「お前さんの母さんのカレーライスはうまかったぞえ・・・。殺してし
まった事は、今でも後悔している。すまんかったの・・・・。」
「じいさん!!」
あんた本当は・・・
300 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 21:35
そう言いかけて・・
言葉を飲み込んだ。
気がつくと,僕は電車の中にいた。
302 :
ド根性焼き:01/11/12 21:40
そして僕は爺さんの記憶から得たとある駅のホームに
立っていた・・・
「ここか・・・」
切符も手に握り締めていた
304 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 21:42
脇にはモナーが猫らしく眠っていた。
そこは・・・
なんと北海道!!
爺さんの姿は静かに消えていった。そして爺さんが立っていた場所に光る物が落ちていた。
俺は近づいてみる。そこには・・・・
「ここに・・・この土地に僕の父<ポチ>がいる・・・」
309 :
ド根性焼き:01/11/12 21:47
爺さんの記憶の影響かなんだか故郷に
帰ってきた気分だ
新じゃが(北海道産)があった・・・
??
311 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 21:49
蟹も美味そうだ
俺は弁当を買い、記憶のなかにあるとある場所に向かった。
313 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 21:52
314 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 21:53
315 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 21:55
いや〜、ほんとにうんめい〜
歩いていると、背後に視線を感じた。振り返るが姿はみえない・・・
気のせいかと歩くが、やはり感じた。すると・・・・・
317 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 22:00
モナーが騒ぎ出す。
318 :
ド根性焼き:01/11/12 22:01
∧ ∧
ミ,,゚Д゚ミ ヨゥ!
彡 ミ
〜(,,,´UU
319 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 22:01
どうした?
320 :
ド根性焼き:01/11/12 22:04
スマン318は忘れてくれ
321 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 22:04
あ、モナーじゃなくてギコか。
322 :
ド根性焼き:01/11/12 22:06
誤爆なり・・氏んで詫びます
323 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 22:06
駅弁見てたら腹減ったので落ち
324 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 22:09
土産物屋の店先のラジオが歪む。
””・あbrは・mnです・・なmvgb注意くdfh””
325 :
天狗 ◆CwuyM09g :01/11/12 22:14
土産物屋の娘が声を殺しながら僕にささやいた。
326 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 22:14
漁師らしき男が言う。
「荒れてますね。」
店の主人
「あー神さん怒っとんなー」
327 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 22:18
娘
「お客さん、内地の人?」
328 :
ド根性焼き:01/11/12 22:34
「あ・・・う、うん」
なぜ僕が内地の人間だと解ったんだろう?
怪訝に思ってると娘が続けてこう言った
「研究所はあの山のふもとよ」
!!!なぜ僕の考えていることが解ったんだ?
329 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 22:40
330 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/12 22:52
これまでのあらすじ
トラック事故で母を失った僕
母は救急車の中でポチは僕のお父さんだと言う事を告げる
母の死から一週間のときが過ぎたある日
僕の前にごんぶと娘が現れ、道は北海道にあると解かる
北海道に向かう電車の中で一人の老人と会い、老人と父
そして母が北海道にあった研究所の中で
エマール研究にたずさわっていたと知る
331 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/12 22:57
あらすじのつづき
エマール研究;それは人類の能力の拡大・・
をテーマにした研究であった。
父がその研究の為に身を犠牲にした事
そして父は最北端の地にいる事を老人から聞いた僕は
モナーと共に、北に向かったのだった
332 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/12 23:23
「釧路駅か」
「ココからは遠いんですかね」
僕は店のおじさんに聞いた
しかしおじさんは、
「今日は神様の機嫌が悪いからやめたほうがいい」
と僕に言う
333 :
天狗 ◆CwuyM09g :01/11/12 23:26
「でもはやくいかないと。。。」
娘は言う。
334 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 23:28
おばさん
「お父さん、迷惑ですよー。」
おじさん
「迷惑なこどあるげぇえー。」
↑酒が入っている。
おじさん
「ええが、お若いの・・・ニイサンよ・・」
僕にはおじさんの言葉の意味がよくわからなかった。
おじさんは言葉を続けた。
336 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/12 23:32
おじさんは続ける
「いろんな地域に神様の伝説がぁ、あるらしいがな・・。」
「ここぉにいる・・ヒック・・神様は・・・・」
「ほぉんものだ」
337 :
ド根性焼き:01/11/12 23:35
「どういうことですか?」
僕はすでに泥酔してるおじさんに詰め寄った
しかし、おじさんは深い眠りについた。
339 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/12 23:36
岩下志麻のごんぶと娘は如何なものか…
寝言だ。
341 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/12 23:40
「今日は・・ムにゃ・・あぶねえよ・・・」
おじさんは寝言でまで僕を止める
するとおばさんが
おじさんに代わって説明してくれる
342 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/12 23:44
おばさんは言う
「この人が言ってる神ってのはね
あそこに見える山の事なんだよ」
えっ?
「ここの地域では山の事を昔のアイヌの言葉でね
神って呼んでたのよ」
343 :
ド根性焼き:01/11/12 23:45
おばさん「最近このあたりで夜な夜な獣みたいな
ものに人が襲われているのよ」
344 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 23:46
娘
「熊でしょう?それは。人里に降りてくるのよ。」
345 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 23:47
おじさん
「熊じゃねぇ。あれは。あれは・・・」
寝言だ。
346 :
天狗 ◆CwuyM09g :01/11/12 23:48
そのときモナ〜が泣いた。
347 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/12 23:48
おばさん「あら?あれは熊ってもんじゃないわ・・・・
あなたはまだ見た事がないから・・・・
今日みたいに深い霧がでてラジオの電波が届かなくなるときは・・・
そう言うとおばさんは
少し身震いした」
348 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/12 23:51
ううぅーーーーーーーーーーーーーーーー!!
そのとき山から
大きなうめき声が聞こえてきた
モナーも酷く怯えている・・・・・
349 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 23:55
おばさん
「ふふふ・・。きっとあれはホヤウカムイね。こーんな蛇の神様よ。」
そう言って木彫りのホヤウカムイをとりだす。
350 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/12 23:58
あっけにとられた。
娘
「650円。やすいでしょ。」
351 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/12 23:58
娘は言う「どうするの?研究所は山のふもとよ」
僕は少し考える
352 :
ド根性焼き:01/11/13 00:01
今日はもう遅いから明日にしようか・・・
353 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/13 00:05
九時を回っていた。
「あのーすいません。一晩置いて頂けないでしょうか?」
354 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/13 00:11
「いいけど、ねえ」
おばさんは、ちらっと娘を見る
娘はすかさず言う
「一泊6200円です」
たけーよ 僕は突っ込みそうになった・・・
355 :
天狗 ◆CwuyM09g :01/11/13 00:14
酔いつぶれていたはずのおじさんがにやりと笑った気がした。。。
モナ〜はまだふるえていた。。。
356 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/13 00:46
はっイカン、イカン。ついウトウトと眠ってしまったようだ。
357 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/13 00:57
おじさん「ふぅーーーわーーーーーーー」
おじさんは背伸びをし
奥の部屋に入っていく
僕はココに泊まることにした
358 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/13 02:08
用意してもらった床の間で、今日はもはや何もすることがない身をゴロリと横たえる。
一人になってしまったとき考えるのは、将来の自分のことだ。
犬と人間の交接によって生まれたという僕。
その僕の前に突如現れ、押しつけがましく道を指し示したごんぶと娘と名乗る怪しげな女性。
冷静に考えれば、その全てに信憑性がない。
いっそ母親は死んでなく、今僕がしている旅は全て長い夢かなにかなのではないか。
今の僕の周囲に流されるままの行動は、なにもかもが不自然だ。
そう、まるで夢の中のように、自我がなさ過ぎる。
だが、頬をつねってみたところで、この奇怪な悪夢は覚めてはくれないのだった。
359 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/13 02:15
それならば。それならば。
もう、こんな旅などやめて、家に帰ってしまおうかとも思う。
道とはなんだ?運命とは?
母が僕の父を犬などと言い出した時点で、彼女が錯乱していたのだと、
判断すべきだったのは間違いない。
断定して、後は自立の道を歩まねばならなったのだ。
ナンセンス極まりないこの状況を何故招くに到ったのか。
そして、決まってこの結論に辿りつくのだ。
夢ではない。夢ではなく、母の死の瞬間、母の告白の瞬間に、それを引金として
僕は発狂していたのではないか。
母から僕は、狂人の遺伝子を伝えられていたのではないか。
360 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/13 02:18
僕は今までの出来事をゆっくりと回想する
母の死
僕の父は、DNA配列をいじられ、人を超越している・・・?
信じられない事だらけだった
普通の生活を今まで送ってきていた僕に訪れた
小説よりもずっと、奇な出来事
母の死が遠く昔の事のように感じる
「母さん」
僕はポツリとつぶやいた
頬を涙が伝う
知りたい
すべて知りたい 母のこと父のこと
そして僕の事を・・・・・・・・・
時計はもう12時を指していた
361 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/13 02:47
「亡くなられたお母さんが、こんなものを持っておられました」
看護婦が差し出したものは・・・
362 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/13 02:52
もう12時か……
とっくに暗くなっていることは分かっているが、
なんとはなしに縁側に目を向け、僕は息を呑んだ。
巨大な、人間では有り得ない体格の影が、すだれに映り込んでいた。
脳裏をよぎったのは昼の会話だった。
人里に熊が降りてくる……
363 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/13 03:05
「罪人の子よ……」
僕の脳内に直接響いてくるような声。
どこからとも知れないその声が、目前の巨影のものであると知れたのは、声が
「俺は山の神だ。お前を迎えにきた」
と言ったからだった。
「迎えに……?どういうことだ!!」
「気圧されぬか、造られし犬神」
「犬……神……?」
「話は、ついてきてからだ。来い」
僕は本能的な恐怖を感じた。
この声に従おうとも従わずとも殺される……
理不尽な、説明出来ない直感に、身の毛がよだつ。
「……イヤだ……」
ゆっくりと・・・・
縁側を横切って行く。静かに。
足元がもっとも太く、頭に向かって先細りの”影”
首をもたげている。
365 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/13 13:12
犬神?はゆっくりと、すだれをはぐり
僕の震える体を掴む
あまりの恐怖に
体が動かなかった・・・
366 :
ギガレンじゃい:01/11/13 13:24
ここは何処だろうか。
367 :
天狗 ◆CwuyM09g :01/11/13 13:36
そこは土産屋ではなかった。
あたりはまっくらで僕にもよくわからない。
モナ〜の姿もない。
368 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/13 17:49
頭の中に
犬神の声が響き渡る
369 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/13 18:38
罪人の子よ
我は神
おまえの父はこの私を超えんとする
人を超え我をも超えんとするおまえの父を
我は許さず・・・
人は神にあらず
「じゃあ、人はなんだっていうんだ!?」
371 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/13 19:20
人は争いつづける馬鹿な
生き物
我を超えようなどとは笑止。
人とは
・・・・・・・・・
欲望におぼれるむなしき生き物!!貴様らのせいで、いくつもの生き物が滅んだ・・・
貴様らを・・・・・
ほろぼしちゃる!!!!!!!くらえ!!
374 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/13 20:21
牙を剥き出しにしながら
僕に襲いかかってくる
!?
あそこが立ってしまった
376 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/13 22:29
犬神はまじまじと僕のあそこを見つめてきた
僕は興奮してきた
い・・・いかん・・これは・・犬神の術だ・・くっ・・
僕は懸命に興奮している自分を抑えた。
「くっくく。わしの術に屈せぬとはなかなか人間にしてはやるな。誉めてやろう」
378 :
天狗 ◆CwuyM09g :01/11/14 00:35
「きゃぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
突然、店の娘の悲鳴がどこからかきこえてきた!!
僕はそちらに顔を向ける。そこには、すごい光景が・・
俺の目に映ったもの・・・それは娘が地面からはえてきた大きな木の根っこに
絡まり中ずりにされていたのだ!!
俺はとっさに不気味な木の根っこに突っ込んだ!木の根っこに体当たりしたがびくともしない!
逆により娘を強く絡まってしまった。
「うぅ・・・・」
娘が苦しそうにうめく。
顔は蒼白になり、気を失いそうである。このままでは娘の命が危ない!!
「く!!早く助けなければ!!」俺はあせる。
何度も根っこに体当たりするが、びくともしない。
「はぁはぁ・・・だ・・めか・・」
おれは体力を消耗し、うなだれる。犬神は面白そうに見ている。
「こまっているようだな」
僕の背後から声が聞こえてきた。
383 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/14 01:35
それは、ポチ、いや父さんの声だ!
「父さーーーーーん!」
384 :
(ト書きモード):01/11/14 01:35
所謂、スターウォーズでいう所の、
死んだオビ・ワン・ケノービが "Luke,Use the force!" と呟くシーンのように。
385 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/14 05:30
熱にうなされている感覚。
ものを考える事ができず不安感だけが体を包む。
何かにとり憑かれた。
そこからは覚えていない。
386 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/14 05:37
柿崎望の回想
わけがわからなかった。
多分、夢なのだろう。翌朝はいつも通りに布団の上で目が覚めたし、何の変化もなかった。
一夜の宿を借りに来たあの青年は何も言わずに消えていたけど。
リアルな夢だった。夢とはそういうものなのだ。
387 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/14 05:43
柿崎源三の回想
あの夜は酒なんて呑んじゃいなかった。全部客寄せの芝居だ。
確かに痕跡は一切ねぇ。だが、見た物は見たんだ。
化け根っこが望を飲み込んだら、嘘みてぇにボロボロに崩れた。
何か光ってたがよく見てねぇ。娘を瓦礫から引っ張り出すので精一杯だった。
388 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/14 05:46
柿崎佳子の回想
あたしゃもう、死ぬかと思ったね。家が崩れてきて、寝たまま下敷きになったよ。
足がおかしな方向に曲がってるのが恐かったねぇ。
気持ち悪い夢だったよ。
389 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/14 07:06
飼い犬ドンの回想
ワンワン
390 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/14 07:09
俺の回想
なんかダルくなってきたねぇ。
391 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/14 07:12
ナノレンジャーの回想
読んでて恥ずかしい。
僕は山に行く事にする
なんだかピクニック気分だ!
;ルンルン;
久しぶりに生きてるって実感がわいてきた
心が落ち着いていく・・・
深く呼吸する
空気が美味い
395 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/14 18:20
摺醴霾醴髏蠶蠶鸛躔か ベ∃壮鎧醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
勺儲靄靄醴醴醴蠶體酌偵Auru山∴ ベヨ迢鋸醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
∃儲霾ヲ露繍蠶髏騾臥猶鬱h ご笵此∴ ∃f謳廱躔騾蔑薺薺體髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶
ヨ儲諸隴躇醴蠶歎勺尓俎赴 f蠶蠶蠢レ ∴f醴蠶鬪扠川ジ⊇氾衒鑵醴蠶蠶蠶蠶蠶
ヨ鐘諸薩讒蠢欟厂 ベ状抃 傭蠶蠶髏厂 .ヨ繍蠶蠶臥べ泣澁価価櫑蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
f罐諸醴蠶蠶歎 マシ‥…ヲ冖 .∴瀦醴蠶襲jJ鶴門門攤蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
加罐讒蠶蠶欟厂 ヘ ∴f醴醴蠶甑欄鬮°f蠢蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
溷霾醴蠶蠶勸 ∴ヨ繍醴蠶蠶鬮狡圷し醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
醴蠶蠶蠶蠶髟 ベ湖醴醴蠶蠶蠶庇⊇⊇體髏髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶欟 f繍蠶蠶蠶蠶蠶曲三三巛憫髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶歉 澁畄_迢艪蠶蠶蠶蠶蠶蠶甜川⊇川川衍捫軆髏髏蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶髟 コ醴蠶奴繍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶齡辷シジ⊇川介堀醴醴蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶鬮か .ベ苛ザベ繍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶醯己に⊇三介f繙醴蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶髏鬮シ 尽慵蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶自辷三沿滋鐘醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶醴勸 氾隅髏蠶蠶蠶蠶蠶靦鉱琺雄躍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶醴訃 ∴∴∴沿滋溷醴髏蠶髏髏韲譴躇醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶髟 _山辷ムf蠡舐鑓躍醯罎體體體驩讎櫑蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶a f躍蠶蠶J蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶醯註珀雄醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶廴 f醴蠶欟閇憊體醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶靦錐讒醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶欟シ 禰蠶蠶蠢螽螽f醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶躍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶監シ ∵ヴ門夢曠髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶a ∴シ∃愬嚶髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶診 ベ沿u旦以迢u讒醴髏曠醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶髏蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶甑シ .げ隅艪蠶蠶蠶蠶蠶蠢J蠶髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶鬮ヒ ベ状隅髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠢テ∴ ベ川捍軆髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶ルシ ∴∃氾据醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠢此 ∴⊇以f繙醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶ル∠∴ .∴∴∠ヨ旦滋躍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶醢山ム沿当u錙躍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
完。
397 :
ド根性焼き:01/11/14 23:26
まだまだ続くゼ!
今日は海に行くことにした
海はいいぞ。逝ってよし!!永遠に寝。
400 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/15 02:36
金太郎死刑
401 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/15 02:49
山のふもとには
土産屋の娘が言ったとおりに研究所らしき建物があった
永い間誰も使っていないらしく
もんは厳重に封印され
いたるところに関係者以外立ち入り禁止と書いた
錆びた看板が立っていた
僕はもちろんそれを無視して中に進んでいく
402 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/15 02:52
中は外部からの光が届かずとても暗い
最初はいろんな所に頭をぶつけたが
時間が経つと目が慣れてきて中が少しだけ見えるようになった
目の前に
エレベーターがあったが
もちろん動くわけはなかった
僕は何処かに非常階段があると思い
探し始めた
403 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/15 02:55
いたるところに散乱している
機械の上に植物が覆い被さるように育っていた
なんだか奇妙な光景だ・・・
しばらく歩くと階段を見つけた
404 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/15 02:57
二階に行くか・・・
地下に降りるか・・・
僕は少し悩んだ
だけど、大体重要なものが隠されているのは
地下だ。という固定概念が働いたため
地下に行く事にする
405 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/15 03:04
地下は思ったより広く
少し明るかった
天井には木の根っこが張り巡らされていた
なんだか
ジャングルみたいだ
あれ??
ココは?
そこには、人の形をしたなにかがあった
モナーは小走りで、その人影に近づいていった
406 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/15 03:31
しかし、その人影はなんと!!かかしだったのだ!!
モナーはびっくりして腰を抜かしてしまった。
407 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/15 03:39
かかし??
何でこんなところに???
かかしは
いくつものケーブルに繋がれていて
見るからに痛々しかった。。。
一体・・・・??
408 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/15 15:27
だれがこんなことを・・・むごい・・・。僕が触ろうとすると、
「だめですよ。さわっちゃ!」背後から声がきこえてきた。
後ろを見ると、一人のおばさんが。
「私は、デカ!人は私をおばさんデカとよぶわ。見てみなさい。それは、かかしに見えるけど、
人なの。殺人事件なの!!」
409 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/15 15:29
たしかに、かかしの藁の中から紅く染まった人の皮膚が・・・僕はぞっとして、腰をぬかしてしまった。
410 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/15 18:02
カカシの中に
人が入っていた
411 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/15 18:13
これは一体・・???
そう思うと同時に
おばさんが
カカシに近づき
何かを調べている・・・
「これはやはりココで働いていた研究者の一人ね」
おばさんがつぶやく
僕「一体誰がこんな事を・・・」
おばさんはゆっくり首を振り
死体を調べつづけている
どこをしらべる?
1死体
2研究所の中
3モナー
412 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/15 23:36
おばさんはぶつぶつ・・・となにか考え始めた。
「君は昨日の8時頃何をしていましたか?」僕に聞いてきた。
どうやら僕を疑っているようだ。
413 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/16 04:04
急な詰問に僕は戸惑ったが、「家にいました。」とだけ話した。
ファンファンファン・・・・パトカーが5〜8台やってきた。
「やっときたわ。全く・・・連絡してから15分か・・・・あの能無しどもめ!
私をおばさんだと思ってなめやがって!!」おばさんはそういうとパトカーの方へ
歩いていった。
415 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/16 18:57
おばさんはパトカーから降りて敬礼する警官におもいっきり拳骨を食らわせた。
ゴカン!鈍い音がここまで響いた。
416 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/16 20:28
おばさんは奇声をあげながら
現場を仕切り始める
そこへ
「現場の周りでうろうろしていた男を連れてきました」
と部下の警官がやってきた
417 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/16 22:30
それは、なんと僕のおじさんだった。「おじさん!」
僕はびっくりして叫んだ!
「おお!お前じゃないか!!」
418 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/17 00:20
「おじさん!!なんでこんなところに?」僕はおじさんに尋ねた。
「わしは、・・・・・知らん。わしは・・・やってないんじゃ!!」
419 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/17 00:23
おじさんはかなり動揺しているようである。おばんデカの目がきらっと光った。
「あなた・・・・犯人?」おばさんは尋ねた。
420 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/17 00:24
「うん。あ!!」おじさんはつい答えてしまった。
「あなたを逮捕します。」ガチャ!←手錠をはめる音
「・・・・すまんかった・・・・すべてはわしがわるいんじゃ・・・」
421 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/17 00:27
おじさんはパトカーに乗せられ、パトカーは出発した。
ファンファンファン・・・・
僕は走った。
「おじさん!僕・・・・はぁはぁ・・・まってるからね!」
おじさんは聞こえたのか、チラッと振り返りお辞儀をした。
422 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/17 00:30
おじさんを乗せたパトカーはどんどん小さくなっていき、最後には見えなくなっていた。
君にはかわいそうだったけど、私は悪は見逃さない!なぜなら私はおばさんデカなのだから」
おばさんはチャリにまたがり、ラジカセのスイッチをおし、津軽海峡を響かせながら夕日に消えていった。
423 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/17 00:31
あくがあるところ、おばさんデカは現れる。次は君の町に現れるかもね!
424 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/17 00:31
完
425 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/17 00:42
408〜424
アボーン
426 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/17 00:54
>>425
だったらお前かけよ!
427 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/17 01:06
カカシのケーブルは
何か植物の根のようでもあった・・・・
君が悪い・・・・・・・・・・・・・・
モナーはカカシの周りをぐるぐると回っている
どうしたんだろ??モナー??
そうか・・・・・
モナー
お前もこの研究所で生まれたんだもんな
このカカシの事知ってるんだな・・・・
僕はモナーに話し掛けた
428 :
意血 ◆HQwdnouQ :01/11/17 01:09
モナーは僕の言葉がわかったんだろうか
僕のところへ
寄ってきた・・・・・
「モナーーーーー」
何かを伝えたそうなモナー
「何が伝えたいの??」
モナーは
ただ
鳴くばかりだった・・・・・・
429 :
ド根性焼き:01/11/17 11:30
突然部屋の中が明るくなった
ヴヴヴ・・・と
低い音が響き渡る
「な、なんだ?」
僕は明るくなった部屋を見渡した。
「これは・・・」
部屋の中には見たこともないような機械が不気味な音を発しながら
まるで主人の帰りを待っていたかの様に作動し始めた。
そこに、一体の猫型ロボットがあった。
「ドっドラえもん!?」
違った・・。
「ちっ!世紀の大発見かと思ったのに!!」
するとモナ−がその猫型ロボットに話しかけるかのように、鳴き始めた。
「むー・・むー・・・・。」
「むーーーーーーーー。」
何を話しているのか、僕にはさっぱり分からなかった。
「・・・ど・・・ら・・や・・・き・・・。」
猫型ロボットが喋った!!
って、どら焼きかよ!
435 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/17 23:09
とりあえず、ドラ焼きをたべさせてみよう。
「・・き・・や・・・ら・・・ど・・。」
逆に読んでも意味無いしね!
ロボットも、どら焼きたべるんだ・・・。
ちょっと感心。
438 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/17 23:38
味はわかるのかな?
439 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/17 23:39
味なんていらない
自分が美味しいと思えば美味しく
まずいと思えばまずい
それがロボット
440 :
アントニオ猪本:01/11/18 00:04
だあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!
ロボットが突然叫ぶ!!
441 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/18 04:23
おもわず、勃起!!
一体どうしたと言うのか!?
僕は訳がわからなく、動揺していた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・マンボー!!!」
もういいよこのスレーーー!!!
ロボットは意味不明なことをまくしたて続ける。
このロボット、いっちゃってるよ!!
「・・・・・・・・・・・ふはははは!!!!」
もうこのロボットは誰にも止められない・・・・
447 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/18 22:03
ロボットは突然黙り
静かに語り始めた・・・・・・
「もう、いいじゃん」
449 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/18 22:05
「この研究所は進化の研究を続けた哀れな研究所・・・」
「下のカカシもモナーもすべてこの忌まわしき研究所から生まれた」
「二人の男も進化の魅力に取りつかれ進化の犠牲となった」
「・・・そうだね。」
僕はついそう答えてしまった。
451 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/18 22:07
そういうと
ロボットは黙り二度と口は開かなかった
僕は、研究所を後にする
父さんに会わなくちゃ
452 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/18 22:08
狂四郎2030みたいな展開だ
二人の男って、父<ポチ>とじいさんのこと?
454 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/18 22:09
僕は
なぜか父さんのいる場所がわかった・・・・
父さんのいる場所を目指し
僕は
歩きつづけた
スタンドバイミーのテーマ
そうにきまってるじゃん。
一人突っ込みってむなしい・・・。
456 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/18 22:10
457 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/18 22:11
もう少し待て
もう少しで終わるから・・・・・
僕に父さんが語りかけてきたような気が何度もした
歩き始めて二日目・・・・・
458 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/18 22:13
上の456のhttp無しにして
水が欲しい・・・.
のどはカラカラだ・・・
461 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/18 22:17
僕は歩き始めて二日の間今までのことを頭でまとめていた
僕の父さんつまりポチと母さんは
進化の研究をしていた研究所で働いていた
そこで僕が生まれ
父さんと
爺さんは
自分を実験台とした
爺さんは僕の目の前で消えた
父さんを止めろと言い残して
まだまだ混乱してるけど何とかまとまったのがこの結論だ
そして・・・
僕がやるべき使命・・・それは・・・
464 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/18 22:19
父のいる
僕が感じた場所にたどり着いた
465 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/18 22:20
ごめん464
無しで
父さんを救い出してあげることだ!
467 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/18 22:22
僕の物語
それは父さんを救い出す事
父さん!!
ネバーエンディングストーリーのテーマ
468 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/18 22:26
歩き始めて二日目の夜
僕は
ついにたどり着いたんだ
意識の中で父さんが語りかけくれていた
この場所に・・・・・・・・・・・
469 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/18 22:27
ここはおよそ同じ地球とは思えない場所だった
470 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/18 22:28
それは夜の闇が僕にそう思わせていたのかもしれない
だけど
僕には同じ地球には思えなかった・・・
471 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/18 22:30
「とうさん!!!」
僕は叫んだ
ふと何かの気配を感じた僕は
その方向に目をやる
472 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/19 11:38
ホカホカの”うんこ”だった。
”うんち”ではない。あれほど弾力があるとは思えない。
”うんこ”
ああ、父さん・・・・・!!
こんなすがたに・・・?
473 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/19 12:25
・・・と、呆然として佇む僕の背後からつぶやきが聞こえた。
「B・G・・・。」
「あんたか?」僕はもう涙声。
474 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/19 12:30
B・G・・?
ブラックジャック?
各方面からの嘆きの声
ロスのトニー
「正直耳を疑ったね。まさかこんなに無知だとは。」
ニューヨークのアンジェラ
「スペルの間違いは仕方ないわ。でも疑いもしないのは、人格的に問題があるんじゃないかしら。」
テキサスのボブ
「ありゃぁダメだ。娘が連れてきた男がこんな奴だったら6秒で蜂の巣だね。」
475 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/19 12:43
「坊主、親父さんはいずれこうなる運命だったんだ。」
僕は肩をすくめた。その拍子に熱い涙が一粒、こぼれる。
「なあ、再会した矢先で悪いんだけど」僕は嗚咽を殺しながら声の主に「埋葬を手伝って。」
>>474 OiOi、アンタ結構ヤングメンだろ?(ワラ
いや、この場合、B・Gは「びちぐそ」を表すと思われ。
ちゃんと「ビチグソロック」というのもある。
「まことちゃん」で検索か漫画板の住人さんに聞いてみそ?
ちなみにK・G=かちぐそである。
477 :
ヤングメンって言うとこに哀愁を感じる:01/11/19 12:54
モナーが鳴き始める
478 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/19 12:59
>上等ですな。
479 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/19 13:05
あんたら昼休みが終わるぞ。
480 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/19 13:15
B・Gはモナーの声に反応するかのように
形作られていく
モナーの声
は次第に
歌となっていく
モナーの歌は
まるで天使の歌のように美しく
悪魔の声のように冷たかった
>479
うるせぃ、このストーコドコーイが。
482 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/19 13:24
そして歌声が最高潮に達した時、
「ウジムシみ〜つっけた!」
「急行」(旅グル-プの名)のM嶋に女性は近寄るな。旅宿やパ-ティで親切ぶっているが、H目的でしかない。連絡先を教えると災難だ。来たる12月16日の新宿に要注意!
484 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/19 14:04
ウンコの形をした物体は
モナーの歌と共に
人の形を作り始めた
モナーの歌が終わると
まるでそれは
T1000のようだった
「と、とうさん???」
485 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/19 14:08
「息子よ・・・・・ヒュー・・・よく来た・・・ヒュー。」
「わ・わ・私をヒュー止めてく・くれ」
父さんは人の声とはとうてい
思えない声で言う
「私の・・進化は・・体は・・ヒュー・・危険・・・・だ」
「もうすぐ・・・私の意識も・・・ヒュー進化と共に・・・ヒュー」
「きえ・・・・・・る」
ヒュー
ヒュー
486 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/19 14:10
「と、父さん??」
「なにいってんだよ」
「せっかく会えたのに・・・・・」
「とうさあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
ドラえもんのテーマ
487 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/19 14:17
それからの事は僕は
思い出したくない・・・・
ただ最後に父さんは
人間の声で言ったんだ
「・・が・う」
「・・ゆ・」
って
僕の物語はここで終わりだ
いや
ここからが始まりなのかもしれない
僕は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一人じゃない
完
488 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/19 14:19
スタッフロール
僕=2ちゃんねらー
父さん=2ちゃんねらー
老人=2ちゃんねらー
母さん=2ちゃんねらー
モナー=モナー(友情出演)
あと他の人=長瀬
489 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/19 14:22
製作総指揮
クリス・カーター
SF板にあった謎のスレからきました。
・・・と、思ったら「完」だった。新作もがんばって( ゚д゚)ホスィ…
491 :
アントニオ猪本:01/11/19 18:01
第二部
【アントニオ猪木 殺人事件】
492 :
アントニオ猪本:01/11/19 18:05
アントニオ歴
20XX年
日本人は固いものを食べなくなったので顎が伸びた
493 :
アントニオ猪本:01/11/19 18:14
猪木は悩んでいた
・ああそれにしても顎が欲しい・
猪木の象徴である顎が何者かによって盗まれたのだった
494 :
アントニオ猪本:01/11/19 18:19
第壱話
顎の謎を追え
491〜494なし!
でいい?
496 :
アントニオ猪本:01/11/19 21:04
無しにしちゃうの・・・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
大成功!
________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/ ̄ ̄ ̄ ̄ /⌒ヽ
∧_∧ ,/ ヽ
Σ ( ´∀`),/ ヽ
( つつ@ ヽ
__ | | | ヽ
|――| (__)_) ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ヽ
/⌒\/⌒\/⌒\/⌒\|彡~゜ ゜~ ~。゜ ~ ~ ~ ~~ ~ ~~ ~ ~~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~~
⌒\/⌒\/⌒\/⌒\/⌒\彡 〜 〜〜 〜〜 〜〜 〜 〜
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(6-------◯⌒つ| < バッカモーン、イタズラばかりしおって
| _||||||||| / \__________
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((((( ( / \
⊂ ) ノ\つ
(_⌒ヽ
ヽ ヘ }
ノノ `J
ごめんごめん
やっぱいいよ
499 :
アントニオ猪本:01/11/19 21:07
いや
いいよ無しで
続けてO.K!
iiyo!
てゆうか500いったね
(*´ー`*)ノそりゃねーよ
寺原ってダイエー逝くのかなあ・・・・
やっぱ続けていいよ
506 :
アントニオ猪本:01/11/19 21:11
猪木は
顎を
盗まれた部屋に今いる
「密室かあ・・・。」
猪木は溜息混じりに漏らす
性懲りもなく?
寺原って誰よ?
え?
508なし
511 :
アントニオ猪本:01/11/19 21:12
猪って欲しいね
寺原
ダイエーに
509も
本文
ベットの下になにかある・・・
通用すんのかなァ・・・・
ダイエー、投手の育て方とか下手だから・・・・
使い方も下手だが。
山田もだめだったし。
515 :
アントニオ猪本:01/11/19 21:17
本文
顎は預かった
松平健
そんな手紙が落ちていた
猪木は震えた
けんさああああああああああああああああああああああああああああん!!!
アントニオ猪木 殺人事件とダイエーの話がごっちゃ混ぜ
517 :
アントニオ猪本:01/11/19 21:19
ダイエーの話は俺のスレでしようよ
本文
「どうしたらいいんだ!」
猪木悩む
519 :
アントニオ猪本:01/11/19 21:25
ほんとにどうしたら良いんだ
ダイエーの話は終わりかい?
猪木は呟く
そう言って,看護婦さんが僕に紙片をそっと握らせる。
僕はそれを開いてみた。
「養命酒」
そこには,美しい字体でそう書かれていた。
521 :
(θシュナイダー:01/11/19 23:30
養命酒・・・・・・
猪木は卍固めを看護婦にかけながら
考えた
そうだ
鍋にしよう
522 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/20 00:24
おりしも今夜は流星雨の夜。
彗星の尾から放たれた塵が、
鍋となって地上に降り注ぐ。
523 :
アントニオ猪本:01/11/20 00:27
これぞ
流星鍋
闇夜に光る
闇鍋じゃーい!!
猪木は暗闇を鍋を持って飛び回った
その光景は
まるで
オーロラのようであったと
長州は語る
524 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/20 00:30
長州は北極海を平泳ぎで横断している最中だったのだ。
踊る猪木をオーロラと見間違えるのも
無理もない話であった。
525 :
アントニオ猪本:01/11/20 00:36
長州は、そこで息絶えた
死に際の長州に
猪木は
渾身の力でビンタをした
致命傷だった
526 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/20 20:09
猪木は長州を悼み墓を作った。
大きな,大きな墓を。
そして,その墓が完成すると,
自らの偉業を称え,己の像をその頂点へ据えた。
「長州,おれはやったよ」
527 :
(θシュナイダー:01/11/20 20:13
猪木は
像の周りに
種をまいた
そこへ
少年が来て言った
「猪木さん、そんなとこに蒔いて実るわきゃねーよ!」
猪木は答える
「実るさ下に長州が眠っている」
と
528 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/20 20:21
種は芽吹き,たくさんの小さな長州をたわわに実らせた。
小さな長州たちは,海亀の子が潮に誘われるように
次々と北極海へ身を躍らせる。
529 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/21 02:32
ミニ長州を猪木が
おいしそうに食べ始める
たっ、食べんなよ!!
| > < |
| |~|
| まず!
|------|
「まずい・・・。」
となりにいた白熊がいった。
ウマイ!!
(^〜 ^)
猪木は言う
533 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/22 17:28
猪木の手から逃れた小さな長州たちは,
復讐を誓うのだった。
534 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/22 17:33
その時、特派員の見た物は!
535 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/22 17:34
僕たち長州の唄↓
536 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/22 17:35
僕たち長州あなただけに〜って。なぁ。ねぇ。おい。
やれよ。
537 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/22 17:37
リレー小説
やはり無理があったか・・
538 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/22 17:38
が、しかし、
539 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/22 17:39
物語は終らない。
540 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/22 17:41
スレは紡いでいくものだから・・
541 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/22 17:41
あきらめたら終りなんだ。
542 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/22 17:44
徒然なるままに紡がれた物語は
543 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/22 17:44
驚愕のラストへと収束する。
544 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/22 17:46
最終章で全ての疑問が解決される!
B.Gってなんですか?
546 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/22 17:47
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜最終章〜〜〜〜〜〜〜〜〜
547 :
長瀬 ◆iBkNkVNE :01/11/22 17:48
548 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/22 18:38
B・G・・?
BlackGyack?
各方面からの嘆きの声
ロスのチョニー
「正直耳を疑ったね。まさかこんなに無知だとは。」
ニューヨークのアンジー
「スペルの間違いは仕方ないわ。でも疑いもしないのは、人格的に問題があるんじゃないかしら。」
テキサスのバブ
「ありゃぁダメだ。娘が連れてきた男がこんな奴だったら0.6秒で蜂の巣だね。」
549 :
(θシュナイダー :01/11/22 19:34
最終章
〜折れとお前のラヴストーリー =恋という字は下心=〜
俺は三角定規(二等辺三角形の方ね。)をモニタにあわせてフォトショで正方形出して
あてがって合わせてみました。なんかアイコンが長細いなあと思い。
みなさんどうしてます?
551 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/22 19:59
そんなあなたに夢中です・・・・
ダイスキ
とっても意味不明です・・・。
(・〜・)てやんでい!!
553 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/22 21:02
長州がスレンダーで綺麗なおねいさんに見えたのが
そもそもの始まりだったのだ。
554 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/23 00:35
実際、「リキ」は綺麗だ。
その美しい
555 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/23 03:09
(・〜・)
(・〜・)てやんでい!! 再び
557 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/23 23:17
>556
あんたはケイスですか?
信者なのでサインくださいです。
(・〜・)てやんでい!! また再び
(・〜・){答えることはできねいな
559 :
(θシュナイダー:01/11/24 14:03
かみさま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
御降臨ください
560 :
ナナリック:01/11/24 14:42
(・〜・)てやんでい!! またまた再び
(・〜・)見ることはできねいな>560
(・〜・) 猪木の話進めた方がいいんじゃね-か!?
(・〜・) どう思うよ、あんちゃんよう!!
564 :
アントニオ猪本 ◆U4wXir1s :01/11/24 22:33
いいと思うぞ!!ゴルァ
(・〜・) おう!! あんちゃん意気がいいねえ!!
(・〜・) 若いもんはいいねえ!!
自分12だけど
567 :
アントニオ猪本 ◆U4wXir1s :01/11/24 22:42
おお意気が良いぞ
天下の猪本様だからな
さあっ!
本文 猪木驚愕のラストへレッツラGO-!! > <
^
いけっいくんだ!!
〜 〜
( ’〜’)
570 :
アントニオ猪本 ◆U4wXir1s :01/11/24 22:49
第2章
猪木ニューヨークへ行く
〜FUCKING JAP ぐらい解かるよばかやろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!〜
(・〜・) だれにいってんだい!!
572 :
アントニオ猪本 ◆U4wXir1s :01/11/24 23:00
お前じゃない事は確かだな
(・〜・) いえてるな
本文
「Who are you?」
アメリカ人が話し掛けて来た
「げっやば!!」
猪木は英語が話せない
猪木は蹴りをくれてみた
577 :
名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/26 11:35
あげ
「Oh my がー!!」
なんで最後日本語になるんだ-!!!!!
猪木は思った
ともかく猪木は逃げることにした
ダッシュ!!!
「Oh-!!!」
アメリカ人が追いかけてきた
こっ殺される〜!
582 :
(θシュナイダー:01/11/28 15:34
そこで猪木は考えた
脳をフル活用して
そして行きついた答え!!
アメリカ人頃ス!!!!
殺さなきゃ・・・・・やられる!!!
猪木はチャンスを待った
今だ!!
584 :
(θシュナイダー:01/11/28 15:53
猪木は18番
延髄ギリをはなつ
がすん!!
アメリカ人の
延髄をえぐると同時に鈍い音が響き渡る
ぎゃー!!
民衆の叫び声だけが響いていた